JPS63194736A - 精麦装置 - Google Patents

精麦装置

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JPS63194736A
JPS63194736A JP2670587A JP2670587A JPS63194736A JP S63194736 A JPS63194736 A JP S63194736A JP 2670587 A JP2670587 A JP 2670587A JP 2670587 A JP2670587 A JP 2670587A JP S63194736 A JPS63194736 A JP S63194736A
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JP
Japan
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barley
flour
wheat
polishing
water
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Pending
Application number
JP2670587A
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English (en)
Inventor
佐竹 利彦
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、小麦等の麦粉の表皮部を剥くはく)離して
、その内質部の胚乳部を露出させる精麦装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の精麦装置として、例えば特公昭33−64、同3
3−65にはく第4図参照)、研磨除糠機102を附設
した無水研削式搗精機101と研磨除U機104を附設
した混水摩擦搗精機103とを組合わせ、これに麦粉を
循環させる昇降機を附設し、麦粉に対し研削搗精と混水
摩擦搗精とを交互に繰返して循環させるようにしたもの
が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記精麦装置においては、無水研削式搗精機101及び
混水摩擦搗精機103内で除糠されることなく、除糠は
研磨除糠機102.104によって行われるのであり、
したがって無水研削式搗精機101及び混水摩擦搗精機
103内の麦粉は糠の増加に伴って搗精が進まなくなる
とともに高負荷となり(搗精が進まないのでさらに高負
荷にする必要がある)、この状態で何回も循環を繰返さ
なければならなかった。また、研磨除糠機を別に設ける
分、構造が複雑・大型化するものであった。
この発明は、低負荷で、かつ搗精効率の高い精麦装置を
提供することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するため本発明は、多孔壁を有する除
糠精白筒に撹拌転子を回転自在に内装し、除糠精白筒と
撹拌転子との間隙(げき)を要部とする精白室を形成し
た摩擦式精麦機を単座あるいは連座した精麦装置であっ
て、前記精麦装置には麦粉の表皮部を湿潤軟化する水分
添加手段を設けた、という技術的手段を講じた。
〔作 用〕
摩擦式精麦機の精白室に供給された麦粉は撹拌転子によ
って攪拌され、粒々摩擦による表皮部の剥離並びに麦粉
が除糠精白筒に接触することによる表皮部の切削剥離作
用によって搗精されるのであるが、麦粉は水分添加手段
による加水によってその表皮部が湿潤軟化するとともに
麦粉表面の摩擦抵抗力が増大し、切削剥離作用が容易に
進行する。このようにして剥離した表皮部(−糠粉)は
、添加された水分とともに順次除糠精白筒から漏出する
ものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について説
明する。
第1図において、精麦装置1は摩擦式精麦機2A〜2D
からなり、摩擦式精麦機2Aの前行程には水分添加手段
3Aが設けられるとともに、摩擦式精麦機2B〜2Dに
はそれぞれ水分添加手段3Bが付設しである。また、各
摩擦式精麦機2A〜2Dに麦粉を供給するための揚穀機
4A〜4Dが立設される。
次に、摩擦式精麦機2A〜2D及び水分添加手段3A、
3Bについて詳述する。第2図、第3図において、摩擦
式精麦機2A〜2Dの機枠5内部に、多孔壁を有する除
糠精白筒6を横設し、回転自在軸支した中空状主軸7に
攪拌転子8を軸着して除糠精白筒6に内装し、除糠精白
筒6と攪拌転子8との間隙をその要部とする精白室9を
形成する。機枠5の一側には麦粉の供給路10を設け、
供給路10の直下には中空状主軸7に螺(ら)旋転子1
1を軸着するとともに上部には供給ホッパー12を設け
、供給ホッパー12と揚穀機4A〜4Bとを連結するシ
ュートパイプ13が配管される。
供給路10にはシャッター板14及び麦粉有無検出セン
サー15が設けられ、麦粉有無検出センサー15の信号
によってシャッター板14が開閉作動するよう、シャッ
ター板14に連結したエヤーシリンダー16と麦粉有無
検出センサー15とは制御部17を介して電気的に連結
しである。
中空状主軸7における攪拌転子8軸着部の周壁には多数
の通孔18が穿設され、一方、攪拌転子8の長手方向に
形成した突起19に添って噴風溝20が穿設され、これ
により中空状精白筒7の開口端部7aと精白室9とは連
通される。
なお、中空状主軸7の他端は閉塞しである。
機枠5の反供給路1o側端部には排出口42が設けられ
るとともに、排出口42には精白室9側へ伺勢する抵抗
板21及び分銅22(抵抗調節装置)などが装着される
。また、除糠精白筒6の下方には集糠ホッパー23が設
けられ、集糠ホッパー23の下端は糠ダクト24に接続
しである。
摩擦式精麦機2Aの前行程には揚穀機4Aを介して水分
添加手段3Aが配設される。すなわち、供給部25と排
出部26及び攪拌螺旋27aとを備えた横送樋27を横
設し、横送樋27には超音波ノズル28を臨ませた水分
添加部29を形成し、超音波ノズル28は配水管30を
介して水タンク31に連結される。配水管30には電磁
弁32及び温水生成用のヒーター33が介設しである。
そして、供給部25には供給樋34が、排出部26には
揚穀機4Aの供給部がそれぞれ接続される。
一方、摩擦式精麦機2B〜2Dには水分添加手段3Bが
付設される。すなわち、中空状主軸7の開口端部7aに
は超音波ノズル35を臨まゼ、超音波ノズル35は配水
管36を介して水タンク37に接続するとともにエヤー
管38を介して空気加圧機39に接続される。また、配
水管36には電磁弁40及び温水生成用のヒーター41
が介設しである。
次に、本実施例における作用について説明する。
異物、夾雑物が除去された原料麦(大きさ別に分級する
場合もある)、例えば小麦は供給樋34、供給部25を
介して水分添加手段3Aの横送樋27内に供給され、水
分添加部29において超音波ノズル28からの湿風又は
温湿風による水分添加を受け、その表皮部が湿潤軟化さ
れるとともに(温湿風の場合は、湿潤軟化がより確実に
、かつ短時間に行われる)攪拌螺旋27aによって攪拌
されながら排出部26から揚穀機4A内に流出して揚送
され、シュートパイプ13を経て供給ホッパー12内に
流下する。
このとき、麦粉有無検出サンザー15が「麦粉あり」を
検出すると、この信号は制御部17に入力され、制御部
17からの指令によってエヤーシリンダー16が収縮し
てシャッター板14を開成し、供給ホッパー12内の麦
粉は供給路10を流下する。
供給路10を流下する麦粉は、螺旋転子11によって精
白室9内に輸送され、攪拌転子8によって攪拌される。
そして、粒々間の剥離作用及び麦粉と除糠精白筒6との
間の切削剥離作用によって搗精が進行するのであるが、
本摩擦式精麦!12Aに供給される麦粉は、水分添加手
段3Aによってその表皮部を湿潤軟化しであるので、表
皮部の剥離が容易に行われる。剥離された表皮部は、水
分添加手段3Aにおいて添加された水分と共に除糠精白
筒6から順次漏出し、集糠ホッパー23内に落下して糠
ダクト24によって図外の糠室等へ搬送される。なお、
精白室9内の圧力(麦粉密度)は抵抗板21の付勢力を
手動あるいは自動で調節し、精白度の調整を行う。
1番機である摩擦式精麦機2Aを通過した麦粉は、揚穀
1N4B、シュートパイプ13によって摩擦式精麦機2
Bの供給ホッパー12に投入される。供給ホッパー12
内の麦粉は、摩擦式精麦機2Aと同様に、螺旋転子11
によって精白室9内に輸送されるのであるが、このとぎ
精白室9内には水分添加装置3Bから湿風又は温湿風が
噴出している。すなわち、制御部17に電気的に連結さ
れた電磁弁39によって適量の水が供給され、超音波ノ
ズル35から中空状主軸7の中空部内に湿風又は温湿風
が吹き込まれる。中空状主軸7内の湿風等は、通孔18
.噴風溝20を介して精白室9内に噴出するのである。
これにより、精白室9を攪拌転子8によって攪拌されな
がら粒々摩擦及び粒子と除糠精白筒6との切削作用を受
ける麦粉は、その表皮部を湿潤軟化されながら効率的に
搗精されることになる。つまり、湿風又は温湿風によっ
てその表皮部が湿潤軟化された麦粉は、その直後に粒々
摩擦あるいは粒子と除糠精白筒6との摩擦によって前記
表皮部が剥離され、さらに流動しながら湿潤軟化作用を
繰り返し受けるのである。
そして、剥離された表皮部は、添加水分と共に順次除糠
精白筒6から漏出し、精白室9内にいつまでも滞留する
ことがない。
なお、本実施例においては、摩擦式精麦機2Aの前行程
に、水分添加部36を備えた横送樋34からなる水分添
加手段31Aを配設し、一方、摩擦式精麦機2B〜2D
には中空状主軸7の開口端部に超音波ノズル35を臨設
するとともに、超音波ノズル35で発生する湿風を中空
状主軸7の通孔18及び攪拌転子8の噴風溝20を介し
て精白室9内に噴出させるようにしてなる水分添加手段
3’lBを付設していわゆる加湿摩擦式精麦機に形成し
たが、水分添加手段としては上記のものに限られること
なく、麦粉の表皮部を湿潤軟化させるものであれば足り
るものである。また、水分添加手段を精米装置1のどこ
に設けてもよいのは言うを待たない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、水分添加手段によっ
て表皮部を湿潤軟質化された麦粉は、精白室内における
攪拌転子の攪拌によって粒々摩擦及び粒子と除糠精白筒
との摩擦作用を受け、前記表皮部が容易に剥離あるいは
切削剥離されるとともに、剥離された表皮部(糠)は除
糠精白筒の多孔壁から順次漏出するので、精白室内が異
常に高圧になることがなく、また、糠によって搗精が進
まなくなることもなく、効率よく、かつ枠受のない高歩
留まりの精麦が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の正面図、第2図は第1図の一部
拡大図、第3図は第2図の側面図、第4図は従来例を示
す縦断面図である。 1・・・精麦装置、2A〜2D・・・摩擦式精麦機、3
A、3B・・・水分添加手段、4A〜4D・・・揚穀機
、5・・・機枠、6・・・除糠精白筒、7・・・中空状
主軸、8・・・攪拌転子、9・・・精白室、10・・・
供給路、11・・・螺旋転子、12・・・供給ホッパー
、13・・・シュートパイプ、14・・・シャッター板
、15・・・麦粉有無検出センサー、16・・・エヤー
シリンダー、17・・・制御部、18・・・通孔、19
・・・突起、20・・・噴風溝、21・・・抵抗板、2
2・・・分用、23・・・集糠ホッパー、24・・・糠
ダクト、25・・・供給部、26・・・排出部、27・
・・横送樋、28・・・超音波ノズル、2つ・・・水分
添加部、3o・・・配水管、31・・・水タンク、32
・・・電磁弁、33・・・ヒーター、34・・・供給樋
、35・・・超音波ノズル、36・・・配水管、37・
・・水タンク、38・・・エヤー管、39・・・空気加
圧機、40・・・電磁弁、41・・・ヒーター、42・
・・排出口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、多孔壁を有する除糠精白筒に撹拌転子を回転自
    在に内装し、除糠精白筒と撹拌転子との間隙を要部とす
    る精白室を形成した摩擦式精麦機を単座あるいは連座し
    た精麦装置であつて、前記精麦装置には麦粉の表皮部を
    湿潤軟化する水分添加手段を設けたことを特徴とする精
    麦装置。
  2. (2)、水分添加手段は前記精白室内を流動する麦粉に
    対して施すようになしたものである特許請求の範囲第(
    1)項記載の精麦装置。
  3. (3)、水分添加手段は前記精麦機へ供給される直前の
    麦粉に対して施すようになしたものである特許請求の範
    囲第(1)項記載の精麦装置。
JP2670587A 1987-02-06 1987-02-06 精麦装置 Pending JPS63194736A (ja)

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JP2670587A JPS63194736A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 精麦装置

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JP2670587A JPS63194736A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 精麦装置

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JPS63194736A true JPS63194736A (ja) 1988-08-11

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ID=12200799

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JP2670587A Pending JPS63194736A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 精麦装置

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JP (1) JPS63194736A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006838A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 大陽製粉株式会社 大麦の製粉方法及び大麦粉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017006838A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 大陽製粉株式会社 大麦の製粉方法及び大麦粉

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