JPS63193751A - 網接続制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕　　゛ この発明は、ＤＰ傷信号より接続制御を行う網接続制御
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は仮着信時および通信時に内線に接続された端末
から送出されるＤＰ傷信号対応した接続制御を行う制御
回路を有する従来の網接続制御装置の構成概略を示す図
である。この図において、１は回線、２〜４は内線、５
．６は電話機、７は自動ファクシミリ、８はループ作成
回路、９゜１０．１１はループ監視回路、１２は保護回
路、１３はリング発生器、１４．１５は電源で、それぞ
れの電圧は＋ＥＶ、−ＥＶとなっている。ＳＷｌはリン
グ発生器切替用のリレースイッチ、ＳＷ２〜ＳＷ４は内
線切替用のリレースイッチ、１００は制御回路である。

次にその動作の一例について説明する。

着信時にあらかじめ選択されている電話機５に一旦着信
し、電話機５が回線捕捉（ループオン）後、制御回路１
００が電話機５゛からのＤＰ傷信号ループ監視回路９よ
り検出することにより、転送する内線の番号を検出し、
リレースイッチＳＷ２、ＳＷＩを切替え、かつループ作
成回路８により電話網の回線を捕捉した状態で、指定さ
れた内線にリング発生器１３で発生されたベル鳴動のた
めのリング信号を送出して内線の転送ができる構成にな
っている。

そして、この時、転送先が不在であれば、例えば３０秒
〜５０秒間ベルを鳴動させたのち、不在メツセージを送
出して呼を切断していた。

また、発信時においては、制御回路１００が自動ファク
シミリ７がループオンした時に、リレースイッチＳＷ４
をオンし、リレースイッチＳＷ２をオフすることにより
電話網に接続された回線１にＤＰ傷信号たはＰＢ傷信号
送出できる構成となっている。

〔発明が解決しようとする問題点） しかし、上記のような従来の網接続制御装置等では、Ｄ
Ｐ傷信号よって内線転送等を行うので、不用意な電話機
のフックスイッチ（図示せず）のオン、オフによって発
生するノイズ、いわゆるチャツタがＤＰ傷信号「１」等
に識別されて誤動作を引き起こすという問題点があった
。

このため、従来は内線転送を行う時に、ダイヤルパルス
数の多いＤＰ傷信号「Ｏ」または「９」を一旦送出して
転送動作を行うことを指定したのち、転送用のＤＰ傷信
号送出することでチャツタによる誤動作を防止していた
。また、構内交換機において交換手を呼び出す時等も同
様に、ＤＰ傷信号「０」または「９」を送出してチャツ
タによる誤動作を防止していた。

また、釦電話システムにおいては、電話機に内線転送用
のスイッチを設け、転送時にはそのスイッチが押された
事を主制御装置に送り、以後に送出されてくる信号を転
送用のＤＰ傷信号することでオンフックとの区別を行っ
ていた。

しかし、このようにチャツタとダイヤルパルスとを区別
するために、一旦、識別用のＤＰ傷信号送出したりスイ
ッチを押下する方法は操作が煩わしいという問題点があ
った。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、煩しい操作を必要とせず、チャツタ等のノイズに
よって誤動作を引き起こすこと防止できるとともに、コ
ストを増すことなく機能性を向上できる網接続制御装置
を得ることを目的とする。

（問題点を解決するための手段） この発明の第１の発明に係る網接続制御装置は、電話網
の回線を複数の内線に分岐交換し、内線のループを監視
するループ監視回路および内線に接続された通話中の端
末から送出されるＤＰ傷信号対応した接続制御を行う制
御回路を有し、この制御回路を、通話開始後にループ監
視回路により、ループのオフ、オン、オフのサイクルが
検出されたときに、これを記憶し、サイクルのループの
オン状態から所定の時間内において一定時間長以上のル
ープのオフ状態を検出した場合にループのオフ、オン、
オフのサイクルを無視し、サイクルのループのオン状態
から所定の時間内において一定時間長以上のループのオ
フ状態を検出しなかった場合にサイクルをＤＰ傷信号認
識して動作する構成としたものである。

また、この発明の第２の発明に係る網接続制御装置は、
電話網の回線を複数の内線に分岐交換し、内線のループ
を監視するループ監視回路および内線に接続された通話
中の端末からオンフック前に送出されるＤＰ傷信号よっ
て指定される内線に転送を行い、転送先での応答前に、
端末でのオフフッタがループ監視回路を介して検出され
た時に転送を中止して再度通話を復帰させる制御回路を
有し、この制御回路を、通話開始後にループ監視回路に
より、ループのオフ、オン、オフのサイクルが検出され
たときに、これを記憶し、サイクルのループのオン状態
から所定の時間内において一定時間長以上のループのオ
フ状態を検出した場合にループのオフ、オン、オフのサ
イクルを無視し、サイクルのループのオン状態から所定
の時間内において一定時間長以上のループのオフ状態を
検出しなかった場合にサイクルをＤＰ傷信号認識して動
作する構成としたものである。

〔作用〕

この発明の第１の発明においては、制御回路が、ループ
監視回路によって検出されたループのオフ、オン、オフ
のサイクルを記憶し、このサイクルのループのオン状態
から所定の時間内において一定時間長以上のループのオ
フ状態を検出した場合にそのサイクルを無視し、サイク
ルのループのオン状態から所定の時間内において一定時
間長以上のループのオフ状態を検出しなかった場合にそ
のサイクルをＤＰ傷信号認識して接続制御を行う。

また、この発明の第２の発明においては、制御回路が通
話中の端末からオンフック前に送出されるＤＰ傷信号よ
って指定される内線に転送を行うが、この内線のループ
監視回路によってループのオフ、オン、オフのサイクル
が検出された時に、このサイクルを保持し、このサイク
ルのループのオン状態から所定の時間内において一定時
間長以上のループのオフ状態を検出した場合にそのサイ
クルを無視し、サイクルのループのオン状態から所定の
時間内において一定時間長以上のループのオフ状態を検
出しなかった場合にそのサイクルをＤＰ傷信号認識して
このＤＰ傷信号よって指定される内線に転送を行う。

そして、転送を行った後、転送先での応答前に、転送元
の端末でのオフフッタがループ監視回路を介して検出さ
れると、制御回路は転送を中止して再度通話を復帰させ
る。

（実施例） 第１図はこの発明の第１の発明の網接続制御装置の一実
施例の構成概略を示す図である。

この図において、第４図と同一符号は同一部分を示し、
２００は第１の発明における制御回路、２００ａはルー
プ監視結果記憶手段で、ループ監視回路９．１０．１１
によって検出されたループのオフ、オン、オフ等のサイ
クルを記憶する。

次に動作について説明する。

基本的な動作は第４図に示した網接続制御装置と同様で
ある。

この発明の網接続制御装置では、通話時に通話中の電話
機に接続されたループ監視回路９゜１０．１１のいずれ
かによってループのオフ、オン、オフのサイクルが検出
されたとき、制御回路２００がそのサイクルをループ監
視結果記憶手段２００ａに取り込んで記憶する。

一般にＤＰ傷信号サイクルの最後のループのオン状態は
一定時間長、例えばミニアムボーズ４５０ｍ５　（２０
ｐｐｓ）または６００ｍ５　（１０ｐｐｓ）以上となっ
ている。

これは、通常のダイヤルにおいてオフフック状態を最低
限保持する時間が規定されていることによる。

一方、ＤＰ信号中のループオフ最大時間ＴＭＡＸパルス
数、Ｙはインパルス速度の最大値、Ｚはメーク率の最小
値）で表され、例えば１ｏｐｐｓの場合で約７６ｍ５と
なる。

したがって、制御回路２００によってループのオン状態
から所定の時間内において、一定時間長（ループオフ最
大時間ＴＭＡＸ）以上のループのオフ状態が検出されな
ければ、ループ監視結果記憶手段２００ａに記憶された
ループのオフ、オン。

オフ等のサイクルがＤＰ傷信号して読み出されて接続制
御、例えば内線転送を行うため、チャツタ等によって勝
手に転送を行うことがなくなる。

例えば、第２図（ａ）に示すようなループのオフ、オン
１オフのサイクルがループ監視結果記憶手段２００ａに
記憶された場合、制御回路２００はそのサイクルの最後
のループのオン状態の開始からループの状態の検出を行
うが、この場合、上記のループのオン状態のミニマムポ
ーズが検出されず、逆に、上記のループオフ最大時間Ｔ
ＭＡＸ　　（１０ｐｐｓの場合で約７６ｍ５）よりも長
い１００ｍ５以上ループのオフ状態が持続していること
を認識する。

このため、制御回路２００は、そのサイクルがオンフッ
ク時のチャツタ等のノイズであるものとして無視し、呼
を切断する。

実際に、ダイヤル後すぐにオンフックして本来のミニマ
ムポーズの時間内に上記のようなループのオフ状態が表
れる場合も考えられるが、この場合は、内線転送を使用
者が意識していると見なさなくてもよい。何故なら、ダ
イヤル後、１００ｍ５以内受話器を置いてオンフックと
することは不自然だからである。

また、第２図（ｂ）に示すようなループのオフ、オン、
オフのサイクルがループ監視結果記憶手段２００ａに記
憶された場合、制御回路２００は、例えば６００ｍ５以
上のループのオン状態のミニマムポーズを検出し、逆に
１００ｍ５以上のループのオフ状態が検出されないので
、そのサイクルをＤＰ傷信号して認識する。

第３図はこの発明の第２の発明の網接続制御装置の一実
施例の構成図である。

この図において、第１図と同一符号は同一部分を示し、
３００は第２の発明における制御回路である。

次に動作について説明する。

ＤＰ傷信号認識に関わる基本的な動作は上記第１の発明
と同様であり、内線転送機能のみが上記第１の発明と異
なる。

すなわち、着信時にあらかじめ選択されている電話機５
に一旦着信し、電話機５がオフフックして回線捕捉（ル
ープオン）した後、制御回路１゜○が電話機５からのＤ
Ｐ傷信号オンフック前にループ監視回路９により、検出
することにより、転送する内線の番号を検出し、リレー
スイッチＳＷ２、ＳＷＩを切替え、かつループ作成回路
８により電話網の回線を捕捉した状態で、指定された内
線にリング発生器１３で発生されたベル鳴動のためのリ
ング信号を送出して内線を転送する点までが第１の発明
と同様である。

第１の発明では、この時、転送先が不在であれば、例え
ば３０秒〜５０秒間ベルを鳴動させたのち不在メツセー
ジを送出して切断していたが、この第２の発明では不在
時等、転送先での応答前に転送元の電話機５でオフフッ
クすれば制御回路３００がループ監視回路９を介してこ
れを検出し、リレースイッチＳＷ２．ＳＷＩを復旧させ
るとともに、ループ作成回路８を制止して再度の通話を
可能にしている。

したがって、転送先を過ってしまった場合や、転送後、
転送先が不在であることに気付いた場合等にそれを救済
することができる。

（発明の効果） この発明の第１の発明は、電話網の回線を複数の内線に
分岐交換し、内線のループを監視するループ監視回路お
よび内線に接続された通話中の端末から送出されるＤＰ
傷信号対応した接続制御を行う制御回路を有し、この制
御回路を、通話開始後にループ監視回路により、ループ
のオフ、オン、オフのサイクルが検出されたときに、こ
れを記憶し、サイクルのループのオン状態から所定の時
間内において一定時間長以上のループのオフ状態を検出
した場合にループのオフ、オン、オフのサイクルを無視
し、サイクルのループのオン状態から所定の時間内にお
いて一定時間長以上のループのオフ状態を検出しなかっ
た場合にサイクルをＤＰ傷信号認識して動作する構成と
したので、チャツタ等のノイズによって勝手に転送を行
ってしまう等誤動作を引き起こすことを防止でき、安定
した動作を得られるという効果がある。

また、この発明の第２の発明は以上説明したとおり、電
話網の回線を複数の内線に分岐交換し、内線のループを
監視するループ監視回路および内線に接続された通話中
の端末からオンフック前に送出されるＤＰ傷信号よって
指定される内線に転送を行い、転送先での応答前に、端
末でのオフフッタがループ監視回路を介して検出された
時に転送を中止して再度通話を復帰させる制御回路を有
し、この制御回路を、通話開始後にループ監視回路によ
り、ループのオフ、オン、オフのサイクルが検出された
ときに、これを記憶し、サイクルのループのオン状態か
ら所定の時間内において一定時間長以上のループのオフ
状態を検出した場合にループのオフ、オン、オフのサイ
クルを無視し、サイクルのループのオン状態から所定の
時間内において一定時間長以上のループのオフ状態を検
出しなかった場合にサイクルをＤＰ傷信号認識して動作
する構成としたので、上記発明の効果に加えて、装置を
複雑にすることなく機能性を向上できるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の発明の網接続制御装置の一実
施例の構成を示す図、第２図（ａ）、（ｂ）はこの発明
の第１の発明の詳細な説明するための図、第３図はこの
発明の第２の発明の網接続制御装置の一実施例の構成を
示す図、第４図は従来の網接続制御装置の構成の概略を
示す図である。 図中、１は回線、２〜４は内線、５．６は電話機、７は
自動ファクシミリ、８はループ作成回路、９．１０．１
１はループ監視回路、１２は保護回路、１３はリング発
生器、１４．１５は電源、２００．３００は制御回路、
２００ａはループ監視結果記憶手段、ＳＷＩ〜ＳＷ４は
りレース第１図 ５ＷＩ−５Ｗ４　：リレースイッチ 第２図 （ａ） ＤＴツタイヤ中ルー１オフ 第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話網の回線を複数の内線に分岐交換し、前記内
   線のループを監視するループ監視回路および前記内線に
   接続された通話中の端末から送出されるＤＰ信号に対応
   した接続制御を行う制御回路を有し、この制御回路を、
   通話開始後に前記ループ監視回路により、ループのオフ
   、オン、オフのサイクルが検出されたときに、これを記
   憶し、前記サイクルのループのオン状態から所定の時間
   内において一定時間長以上のループのオフ状態を検出し
   た場合に前記ループのオフ、オン、オフのサイクルを無
   視し、前記サイクルのループのオン状態から所定の時間
   内において一定時間長以上のループのオフ状態を検出し
   なかった場合に前記サイクルを前記ＤＰ信号と認識して
   動作する構成としたことを特徴とする網接続制御装置。
2. （２）電話網の回線を複数の内線に分岐交換し、前記内
   線のループを監視するループ監視回路および前記内線に
   接続された通話中の端末からオンフック前に送出される
   ＤＰ信号によって指定される内線に転送を行い、転送先
   での応答前に、前記端末でのオフフックが前記ループ監
   視回路を介して検出された時に、転送を中止して再度通
   話を復帰させる制御回路を有し、この制御回路を、通話
   開始後に前記ループ監視回路により、ループのオフ、オ
   ン、オフのサイクルが検出されたときに、これを記憶し
   、前記サイクルのループのオン状態から所定の時間内に
   おいて一定時間長以上のループのオフ状態を検出した場
   合に前記ループのオフ、オン、オフのサイクルを無視し
   、前記サイクルのループのオン状態から所定の時間内に
   おいて一定時間長以上のループのオフ状態を検出しなか
   った場合に前記サイクルを前記ＤＰ信号と認識して動作
   する構成としたことを特徴とする網接続制御装置。