JP2767680B2 - ボタン電話装置 - Google Patents
ボタン電話装置Info
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Description
電話機及び外線を収容し各ボタン電話機からの操作デー
タに応じ外線及び内線の相互接続を行うと共に、主装置
に単独電話機を収容し収容した単独電話機の接続制御を
行うボタン電話装置に関する。
電話機及び外線を主装置に収容し、主装置では各ボタン
電話機から操作データを受信すると、これに応じた外線
及び内線の各接続処理を行うものとなっている。また、
主装置にボタン電話機のインタフェースとは異なるイン
タフェースを設けて単独電話機を収容するようなボタン
電話装置もあり、このような場合、主装置のCPUは外
線の着信を検出すると単独電話機インタフェースを制御
して単独電話機に対し呼出を行うと共に、このとき単独
電話機のオフフックを検出すると着信外線を捕捉して着
信に応答しかつ対応の通話パスを接続することにより単
独電話機を介する外線着信応答通話が行われる。
フック及び所定のダイヤル操作を検出した場合は、空き
外線を捕捉すると共に、引き続いて単独電話機のダイヤ
ル操作に基づくダイヤル信号を検出すると、このダイヤ
ル信号を受信し捕捉外線へ送出する。この結果、相手の
呼出が行われ、相手の応答により単独電話機を介する外
線発信通話が行われる。
れる局線には電話局から48Vの直流電圧が印加されて
おり、したがってこの局線に接続され各家庭で使われる
上述の単独電話機に対しては、そのオンフック時には常
時48Vの電圧が印加されている。ここで単独電話機が
オフフックすると、局線の直流ループが閉結されること
から、電話機側両端の電圧は、局線の線路抵抗及び単独
電話機の直流抵抗により48Vより低い電圧に降下す
る。即ち、局線に接続された単独電話機がオフフックし
た時には単独電話機に印加される電圧は、局線の線路抵
抗により48Vから20V程度に降下する。
装置の端末として接続するような場合は、主装置と単独
電話機との配設距離が短くしたがってその線路の電圧降
下分が少ないことから、従来は、主装置から単独電話機
に対し通話のための電圧として24Vの電圧が供給され
ている。ところが、単独電話機によってはその内部に常
時は20V程度の電圧により作動しオフフックからオン
フックとなった終話時に線路電圧48Vにより復旧され
る回路が設けてあり、このような動作回路を内蔵する単
独電話機を主装置に接続した場合は、オンフック時にそ
の回路が復旧できないことから、この単独電話機の終話
後の新たな発信時に不具合が生じるという問題があっ
た。
高い線路電圧の検出により復旧される動作回路を内蔵す
る単独電話機を端末として収容する場合に、上記動作回
路を確実に復旧することを目的とする。
るために本発明は、主装置に複数の外線及びボタン電話
機とともに通話線を介して単独電話機を接続し、単独電
話機に対しては上記外線から供給される第1の電圧より
低い第2の電圧を通話線を介して供給すると共に、通話
時には第2の電圧により作動しかつ終話時には第1の電
圧により復旧する動作回路を上記単独電話機に内蔵する
ボタン電話装置において、単独電話機の終話を検出する
検出手段と、この検出手段の検出出力に応じ上記通話線
に第1の電圧を一定時間供給する電圧供給手段とを主装
置に設けたものである。
れる単独電話機の終話が検出された場合は、単独電話機
に対して電圧供給手段から通話線を介して第1の電圧が
供給される。したがって、単独電話機の終話時には単独
電話機に内蔵される動作回路を確実に復旧することがで
きる。
る。図1は本発明に係るボタン電話装置の一実施例を示
すブロック図である。同図において、1は主装置であ
り、主装置1には複数の外線21 ,22 が接続され、か
つ複数のボタン電話機41 〜4m が各線路31 〜3m を
介して接続されていると共に単独電話機6が1対の2線
の線路(通話線)5を介して接続されている。
る。即ち、11は通話路スイッチ、121 〜12m はボ
タン電話機41 〜4m のインターフェースである電話機
インターフェース、13は単独電話機6のインターフェ
ースである単独電話機インターフェース、14はCP
U、15は商用電源を直流電源に変換して主装置1の各
部に供給する電源部である。また、主装置1には各外線
21 ,22 の直流ループを閉結するための外線リレーR
Y1,RY2が設けてあり、各外線21 ,22 は各々外
線リレーRY1,RY2及びトランスT1,T2を介し
通話路スイッチ11に接続される。
ース13は、単独電話機6に接続される通話線5のルー
プ監視を行うループ監視回路131、第1の電源E1か
ら24Vの電圧を通話線6に与え単独電話機6の通話電
流を供給するための通話電流供給回路132、単独電話
機6への呼出時にリレーRYを介し通話線6に第2の電
源E2から48Vの電圧を供給し単独電話機6のベルを
鳴動させるベル信号発生回路133から構成される。な
お、単独電話機6は、通話回路61、通話線5上の48
Vの電圧を検出する48V電圧検出回路62、通話時に
は通話線6の20Vの直流電圧(第2の電圧)により動
作すると共に終話時には48Vの直流電圧(外線から印
加される電圧と等しい第1の電圧)により復旧する動作
回路63、及びフックスイッチHS等から構成される。
線ボタンの各操作が行われることにより、オフフック及
び外線ボタンの各操作情報が主装置1へ送信されると、
主装置1のCPU14では、対応の電話機インターフェ
ースを介しこれらの各操作情報を受信する。するとCP
U14は、この外線ボタンに対応する例えば外線21の
外線リレーRY1を制御し外線の捕捉を行うと共に、通
話路スイッチ11を制御し対応の通話路を閉結する。
ヤルボタンが操作されこの操作情報が主装置1へ送信さ
れると、CPU14ではこれを受信して対応の例えば外
線リレーRY1のオン・オフによるダイヤル信号を該当
の捕捉外線21 から出力させる。このダイヤル信号の捕
捉外線への送出によって相手の呼出が行われ、相手の応
答によりボタン電話機を介する外線通話が行われる。ま
た、他のボタン電話機に対し呼出を行う内線呼出の場合
も電話機からの所定呼出操作に基づく操作情報に基づい
て、同様に主装置のCPU14により呼出制御が行われ
る。この場合、CPU14は呼出先のオンフック情報を
受信すると通話路スイッチ12を接続して各電話機間の
通話パス接続を行い内線通話状態へ移行させる。
ックすると、フックスイッチHSの閉結が通話線5及び
単独電話機インターフェース13内のリレーRYを介し
ループ監視回路131により検出され、CPU14に伝
達される。続いて単独電話機6のダイヤル操作に基づく
ダイヤル信号が単独電話機6内の図示省略したダイヤル
信号発生回路からDPダイヤル信号として通話線5に出
力されると、同様にループ監視回路131により検出さ
れてCPU14へ伝達される。CPU14はこのダイヤ
ル信号が例えばダイヤル番号の「0」を示す場合は、空
いている外線を捕捉しかつ通話路スイッチ11を制御し
て対応の外線通話路を閉結すると共に、単独電話機6で
引き続いて操作されるダイヤル番号を同様に受信し、受
信したダイヤル番号に応じたダイヤル信号を捕捉外線か
ら出力する。
により上述と同様に相手の呼出が行われ、相手が応答す
ると、単独電話機の通話回路61を介する外線通話が行
われる。なお、非通話時であるオンフック時には通話電
流供給回路132から24Vの電圧が単独電話機6に印
加されているが、通話時にはフックスイッチHSが閉結
されることにより通話電流が通話回路62へ流れ、この
結果、通話線の電圧降下が生じて、単独電話機6には上
述したように20Vの電圧が印加される。したがって、
通話回路61は20Vの電圧で動作すると共に、このと
き動作回路63も20Vの電圧により所定の動作を行
う。
と、フックスイッチHSの開放が通話線5及び単独電話
機インターフェース13内のリレーRYを介しループ監
視回路131により検出され、CPU14に伝達され
る。この場合、CPU14は外線リレーを駆動して捕捉
した外線の開放を行うと共に、通話路スイッチ11を制
御して該当の外線通話路を開放する。
24Vの直流電圧が印加されるが、この場合単独電話機
6内の動作回路63は、24Vの電圧では通話中に行っ
た動作を復旧することができない。したがってCPU1
4は、この場合、単独電話機インターフェース13内の
リレーRYを一定時間駆動してその接点をベル発生回路
133側へ接続し、ベル発生回路133から48Vの電
圧を通話線5へ印加する。この結果、通話線5に一定時
間印加された48Vの電圧が単独電話機6内の48V電
圧検出回路62により検出され、この48V電圧検出回
路62の検出出力により動作回路63の通話時の動作が
復旧される。
た動作回路63を復旧するCPU14の動作タイミング
を示すタイミングチャートである。即ち、単独電話機6
のオンフック時には、主装置1の通話電流供給回路13
2を介して第1の電源E1から24Vの直流電圧が、リ
レーRY及び通話線5を介して単独電話機6に印加され
ている。ここでタイミングの時点で単独電話機6がオ
フフックしフックスイッチHSが閉結すると、通話電流
供給回路132を介して第1の電源E1から通話回路6
1へ通話電流が供給され、この結果、通話線6にこの通
話電流が流れることから、通話線6の抵抗により4V程
度電圧降下が生じて単独電話機6の通話回路61及び動
作回路63には20Vの電圧が印加される。
より通話回路61は作動し、かつ動作回路63も所定の
動作を行う。その後、通話の終了によりタイミングの
時点でオンフックすると、フックスイッチHSが開放さ
れることから、単独電話機6には再び24Vの直流電圧
が印加される。しかしこのとき動作回路63は24Vの
電圧ではその動作を復旧できない。このため、主装置1
のCPU14は、タイミングの時点でリレーRYを時
間tだけ駆動してベル信号発生回路133と通話線5と
を接続し、ベル信号発生回路133を介して第2の電源
E2から48Vの電圧を単独電話機6へ印加する。この
結果、単独電話機6の48V電圧検出回路62において
この48V電圧が検出され、この検出出力により動作回
路63が復旧される。
装置に複数の外線及びボタン電話機とともに通話線を介
して単独電話機を接続し、単独電話機に対しては上記外
線から供給される第1の電圧より低い第2の電圧を通話
線を介して供給すると共に、通話時には第2の電圧によ
り作動しかつ終話時には第1の電圧により復旧する動作
回路を上記単独電話機に内蔵するボタン電話装置におい
て、単独電話機の終話を検出する検出手段と、この検出
手段の検出出力に応じ上記通話線に第1の電圧を一定時
間供給する電圧供給手段とを主装置に設け、単独電話機
の終話が検出された場合は、単独電話機に対し通話線を
介して第1の電圧を一定時間供給するようにしたので、
単独電話機の終話時には単独電話機に内蔵される動作回
路を確実に復旧することができる。
ブロック図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 主装置に複数の外線及びボタン電話機と
ともに通話線を介して単独電話機を接続し、単独電話機
に対しては前記外線から供給される第1の電圧より低い
第2の電圧を前記通話線を介して供給すると共に、通話
時には第2の電圧により作動しかつ終話時には第1の電
圧により復旧する動作回路を前記単独電話機に備えてな
るボタン電話装置において、 前記単独電話機の終話を検出する検出手段と、この検出
手段の検出出力に応じ前記通話線に第1の電圧を一定時
間供給する電圧供給手段とを前記主装置に設けたことを
特徴とするボタン電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35162093A JP2767680B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ボタン電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35162093A JP2767680B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ボタン電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203505A JPH07203505A (ja) | 1995-08-04 |
JP2767680B2 true JP2767680B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=18418499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35162093A Expired - Fee Related JP2767680B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ボタン電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767680B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35162093A patent/JP2767680B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07203505A (ja) | 1995-08-04 |
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