JPH0771160B2 - 電話交換装置 - Google Patents

電話交換装置

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JPH0771160B2
JPH0771160B2 JP16439489A JP16439489A JPH0771160B2 JP H0771160 B2 JPH0771160 B2 JP H0771160B2 JP 16439489 A JP16439489 A JP 16439489A JP 16439489 A JP16439489 A JP 16439489A JP H0771160 B2 JPH0771160 B2 JP H0771160B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外線と内線あるいは内線同士の通話路を切換
形成して外線通話及び内線通話を市販の電話機で可能と
する電話交換装置に関するものである。
[従来の技術] この種の電話交換装置は、第7図に示すように、外線l1
を介して電話局に接続された電話交換機Aと、この電話
交換機Aに内線l2及び制御線l3で夫々接続され市販の電
話機Cが着脱自在に接続される複数の電話コンセントB
と、通話線l4を介して電話交換機Aに接続されたドアホ
ンDとで構成され、上記電話交換機Aで外線l1と内線l2
あるいは内線l2同士または通話線l4と内線l2の通話路を
切換形成して外線通話、内線通話及びドアホン通話を上
記電話機Cで可能とすると共に、電話交換機Aから制御
線l3を介して電話コンセントBに報知用及び表示用の信
号を送り、電話コンセントBで報知動作及び表示動作を
行わせるようにしてある。なお、電話コンセントBには
制御線l3を介して送られてくる内線あるいはドアホン呼
出音等の報知信号を再生するためのスピーカと、この制
御線l3を介して送られてくる電圧信号である表示信号を
弁別して内線あるいは外線通話中等の表示を行う発光表
示部とを備えており、これらスピーカ及び発光表示器で
報知及び表示動作を行うようにしてある。
この電話交換システムの電話交換機Aは、第8図に示す
ように、電話機C毎にリレー接点r1〜r3、フック・DP
(ダイヤルパルス)検出回路21〜23、及び通話電流供給
回路41〜43を備えると共に、外線l1からの着信を検出す
る着信検出回路5、直流閉結回路3、外線発信を行うた
めのDPを発生するDP発生回路6、PB(プッシュボタン)
ダイヤルを行うためのPBダイヤラー7、外線発信音を検
出する外線発信音検出回路8、保留音を送出する保留音
送出回路9、通話経路を設定するクロスポイントスイッ
チ10、交流結合経路のPB信号を受信するPBレシーバ12,1
3、ダイオードブリッジDB、ゲートG1〜G3、及び上記各
回路及び後述する回路の制御情報信号の送出制御及び信
号判定処理を行うCPUで構成された制御回路11とを備え
ている。
また、この電話交換機Aでは電話機Cで2台のドアホン
Dとの間で通話を行うことができるようになっており、
このためドアホンDからの呼出を検出するドアホン呼出
検出回路141,142及びドアホン通話回路15を備えてい
る。なお、この電話交換機Aにはさらにセキュリティ装
置や非常押釦なども接続できるようになっており、この
ためセキュリティ信号が入力された場合や、非常押釦が
押されたときに電話コンセントBのスピーカSPから報知
音を発するようにしてある。また、セキュリティ信号が
入力された場合や非常押釦が押された場合に、夫々の電
話機Cが接続された電話コンセントBから報知音を発す
るため、セキュリティ信号検出回路16、各種の報知音を
発生する音発生回路17、アンプAMP1〜AMP4を備えてい
る。また、外線通話及び内線通話状態を電話コンセント
Bで表示させるために、表示制御回路18を備えている。
この電話交換システムの動作を説明する。なお、第9図
は動作をまとめた状態遷移図である。この電話交換機A
では電源投入が行われてシステムがスタートすると、ま
ず1チップのマイクロコンピュータからなる制御回路11
が初期設定を行った後、待機状態となり、第14図に示す
ように、オフフックの判定、さらには外線着信の有無の
判定と外線通話処理、ドアホン呼出しの有無の判定とド
アホン通話処理、内線呼出しの有無の判定と内線通話処
理、及び外線発信処理等を行う。
今、いずれかの電話コンセントBに接続された電話機C
のハンドセットを上げると、フック・DP検出回路2がオ
フフックを検出して検出信号を制御回路11に出力する。
なお、上記状態ではリレー接点r1〜r3はクロスポイント
スイッチ10側に切り換えられている。このとき、制御回
路11はクロスポイントスイッチ10の所定スイッチをオン
させてゲートG3を通じて400Hzからなる擬似発信信号を
この電話コンセントBへクロスポイントスイッチ10と内
線l2とを通じて送出する。また、同時に制御回路11は表
示制御回路18を制御して各電話コンセントBにおいて外
線話中表示用の発光表示部を点灯させる電圧信号を出力
させ、外線通話中用の発光表示部を点灯する。なお、こ
のとき内線通話中用の発光表示部は消灯状態に制御され
ている。
この送出はダイヤル信号の入力まで継続し、1番目のダ
イヤル信号がフック・DP検出回路2で検出されると、制
御回路11は擬似発信信号の出力を停止し、ダイヤルデー
タを内蔵バッファメモリに格納する。そして内蔵の3秒
タイマを動作させる。このタイマの動作中に第10図に示
すように2番目のダイヤル信号が検出されると、外線発
信と判定する。この3秒以内に2番目のダイヤル信号の
入力が無ければ内線発信と判定し、内線発信処理を行
う。ここまでの信号処理動作をまとめると、第15図に示
すようになる。
今、外線発信の場合にはバッファメモリに引き続いて入
力されるダイヤル信号のデータを順次格納するととも
に、第10図に示すように直流閉結回路3を動作させる信
号を出力する。この直流閉結回路3による回線閉結によ
り外線発信音検出回路8が外線発信音を検出して、その
検出信号が制御回路11に入力されると、制御回路11はバ
ッファメモリに格納したダイヤルデータを1番目から順
次読み出して、ダイヤルパルス発生回路6を動作させて
順次第10図に示すようにダイヤル信号を外線l1に送出す
る。同時に電話機Cから入力される後続のダイヤル信号
のデータをバッファメモリに格納して行く。このように
して外線l1へのダイヤル信号の送出と同時に電話機Bか
らのダイヤルデータをバッファメモリに格納する。バッ
ファメモリに格納されているダイヤルデータが無くなっ
て、一定時間経過すれば第10図に示すように次に外線通
話へ移行する。第18図にこのダイヤル送出時の信号処理
フローを示す。なお、ダイヤル信号を外線l1へ送出する
ときには第10図に示すように回線閉結を中断させる。な
お、リレーRyは外線通話状態では第20図に示すように、
外線l1に内線l2を直接に接続するように動作する。ここ
での外線発信時の信号処理は第17図のようになる。
次に、内線呼出時の動作を説明する。まず、1番目のダ
イヤル信号が電話コンセントBに接続された電話機Cか
ら入力され、擬似発信信号が出力された後に、次のダイ
ヤル信号が3秒以内に入力されなければ、入力されたダ
イヤルデータを内線番号と判定し、制御回路11はオフフ
ックからオンさせているクロスポイントスイッチ10の所
定スイッチをオフさせて、外線l1を切り離すとともに、
内線l2に通話パスを設定するように別の所定スイッチを
オンさせる。そして、オフフックから点灯させていた各
電話コンセントBの外線通話中を示す発光表示部を消灯
し、同時に内線話中を示す発光表示部を点灯する電圧信
号を表示制御回路18より出力させ、この発光表示部を点
灯する。さらに、制御回路11は音発生回路17を制御して
内線呼出用の報知信号を出力させる。この報知信号は、
クロスポイントスイッチ10の更に別のスイッチを通じて
呼出側の電話コンセントBの制御線l3に重畳送出され
る。制御線l3を介して送られてきた電話コンセントBで
はスピーカより内線呼出音を発鳴する。この発鳴により
この電話コンセントBに接続された電話機Cのハンドセ
ットが取り上げられると、フック・DP検出回路2がこの
オフフックを検出して制御回路11へ検出信号を送る。制
御回路11はこのオフフックに基づいて上記内線呼出信号
の発生を停止させるとともに、クロスポイントスイッチ
10の更に他のスイッチをオンさせ、呼出を行った電話コ
ンセントBの内線l2と呼び出された側の電話コンセント
Bの内線l2とを接続して通話状態とする。それ以後は内
線通話が行われる。第16図は内線発信時の信号処理を示
す図であり、後述するドアホン通話の場合の信号処理も
含んでいる。なお、図示していないが、一斉呼出も行う
ことができる。この一斉呼出の場合は各電話コンセント
Bのスピーカから呼出音を発鳴させる。この一斉呼出は
特定するダイヤル信号を電話機Cから入力して行う。
次に、外線着信について説明する。まず、外線l1より着
信信号が入力されると、この着信信号を着信検出回路5
が検出して、着信検出信号を制御回路11に出力する。制
御回路11はこの着信検出信号が入力されると、リレー接
点rを外線l1側に切り換える。従って、各電話コンセン
トBに接続された電話機Cは内線l2を通じて外線l1に接
続され、各電話機Cにおいて内蔵ベルが鳴動することに
なる。この鳴動によりある電話コンセントBに接続され
た電話機Cのハンドセットが上げられると、このオフフ
ック状態がフック・DP検出回路2で検出され、この検出
出力により制御回路11が直流閉結回路3をオンさせ、同
時にクロスポイントスイッチ10を切り換え、外線l1とオ
フフックされた電話機Cに接続された電話コンセントB
の内線l2とを接続して外線通話を可能とする。
さて、上述の外線通話中に内線呼出を行いたい場合や、
ドアホン通話を行いたい場合には保留を行うことができ
る。
まず、外線通話中の直流閉結状態で上記電話機Cのハン
ドセットがオンフックされずに第12図に示すように保留
に対応するダイヤル信号を電話機Cより送る。すると、
制御回路11ではこのダイヤルデータを読み取って保留操
作と判断し、内線l2と外線l1との通話路を解除する保留
処理を行う。そして、クロスポイントスイッチ10の切換
により保留音発生回路9を動作させて、結合トランスT
を介して保留音メロディ信号を外線l1及びアンプAMP4
クロスポイントスイッチ10、アンプAMP1〜AMP3を通じて
各制御線l3に送出する。また、制御回路11の制御の下で
表示制御回路18から通話中用の両発光表示部を同時に点
灯させる電圧信号を制御線l3を介して各電話コンセント
Bに送り、通話中用の両発光表示部を点灯する。つまり
保留音メロディ信号により外線l1を通じて相手の電話機
Cに保留中であることを知らせ、同時に各電話機Cを接
続してある電話コンセントBのスピーカから保留メロデ
ィ音を発鳴して使用者に保留中であることを知らせ、同
時に通話中用の発光表示部を同時点灯することで保留中
であることを表示する。
その保留後、電話機Cがオンフックされて通話終了状態
になっても直流閉結回路3をオン状態に維持し、呼出動
作に移行する。
次に、再び外線通話を行いたい場合には保留解除を行
う。この保留解除はオフフックしたいずれかの電話機C
より保留解除用のダイヤル信号を発信すれば良く、この
ダイヤルデータを検出した制御回路11は保留音発生部9
の動作を停止させて、元の外線通話状態に各部を制御す
るのである。この保留解除後の通話を終了して再びオフ
フック状態の電話機Cがオンフックされると、制御回路
11の制御の下で直流閉結部3による直流閉結が解除され
る。
さて、上記保留状態になった後、入力するダイヤルデー
タがドアホン通話を指定する“7"以外であれば内線呼出
としてこの内線番号の電話コンセントへの接続を上述し
た内線処理により行う。この保留の処理フローを第21図
に示す。
以下、ドアホン呼出があった場合について説明する。ド
アホンDから呼出を行う場合、ドアホンDの備える押釦
を押す。この押釦が押されると、ドアホン呼出検出回路
14でインピーダンス変化があったことを示す信号を制御
回路11に出力する。制御回路11では、その出力によりド
アホンDからの呼出と判定し、音発生回路17を動作させ
ると共に、クロスポイントスイッチ10の所定切換を行っ
て、各電話コンセントBに呼出音を送り、各電話コンセ
ントBのスピーカSPから呼出音を発鳴させる。そして、
その呼出音を聞いた家人が、いずれかの電話機Cのハン
ドセットを取り上げると、そのハンドセットがオフフッ
クされた電話コンセントBのフック・DP検出回路2から
オフフックされたことを示す信号が制御回路11に送ら
れ、制御回路11がクロスポイントスイッチ10を切り換え
て、ハンドセットがオフフックされた電話機Cとドアホ
ン通話回路15とを接続すると共に、ドアホンDとドアホ
ン通話回路15との間に設けたスイッチ素子Sをオンさせ
て、ドアホン通話を可能とする。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のこの種の電話機では市販の電話機でキ
ャッチホン機能を備えたものを考慮して、終話検知をオ
ンフックしてから一定時間(例えば、2秒)が経過しな
いと終話と判定しないようにしてある。従って、第13図
に示すように上記一定時間内のフッキングが為されても
終話であるとは判定しない。従って、キャッチホン契約
を行っていない使用者にとって終話となるまでに時間が
かかるという問題があった。この場合には、終話したつ
もりで、第11図に示すように上記時間が経過する前に外
線発信を行うと、外線発信ができなかったり、あるいは
保留操作等の異なる操作状態になる等の問題が起こる恐
れがある。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、フッキング後のダイヤル入力がある
と確実に発信動作に移行することができる電話交換装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、外線通話中の上記
電話機によるフッキングを検出するフッキング検出手段
と、入力されたダイヤル信号を記憶する記憶手段と、フ
ッキングの入力後の一定時間内にダイヤル入力がある場
合に一旦外線通話を終話した後の発信動作であると判定
して上記記憶手段に記憶したダイヤル信号に基づき発信
動作を行うと共に、上記一定時間内にダイヤル入力がな
い場合は外線通話状態を継続させる制御手段とを備えて
いる。
[作用] 本発明は上述のように、外線通話中の上記電話機による
フンキッグを検出するフッキング検出手段と、入力され
たダイヤル信号を記憶する記憶手段と、フッキングの入
力後の一定時間内にダイヤル入力がある場合に一旦外線
通話を終話した後の発信動作であると判定して上記記憶
手段に記憶したダイヤル信号に基づき発信動作を行うと
共に、上記一定時間内にダイヤル入力がない場合は外線
通話状態を継続させる制御手段とを備えることにより、
制御手段でフッキングの入力後に一定時間内にダイヤル
入力がある場合には一旦外線通話を終了した後の発信動
作であると判定することができ、しかもこのときのダイ
ヤル信号は記憶手段に記憶してあることにより、上記制
御手段の判定後は速やかに外線発信を行うことができ、
よって終話のためにフッキングを行い、直ぐに外線発信
を行う場合にも、外線発信ができなかったり、あるいは
保留操作等の異なる操作状態になる等の問題が起こらな
い利点がある。さらに、キャッチホンのためにフッキン
グを行った場合には、上記時間内にダイヤル信号は入力
されないので、キャッチホン機能には何等の影響もない
ようにしたものである。
[実施例] 第1図乃至第6図に本発明の一実施例を示す。本実施例
は、制御部1がフック・DP検出回路2を検出した後の一
定時間(例えば、2秒)内にダイヤル入力がある場合に
一旦外線通話を終話した後の発信動作であると判定し、
このときの内蔵するバッファメモリに記憶してあるダイ
ヤル信号に基づき発信動作を行うと共に、上記一定時間
内にダイヤル入力がない場合は外線通話状態を継続する
ようにしたもので、この信号処理動作を第1図の状態遷
移図に示すように追加してある。
まず、電話機Cで送受話器をオンフックした後に再度外
線発信を行う場合について説明する。この場合には、第
5図に示すように、電話機Cがオフフックされ、保留中
でないこと、及びオンフックが行われなかったかを連続
的に検知し、電話機Cがオンフックされた場合にはリレ
ー接点rを一時的に内線l2側に切り換え、直流閉結回路
5をオン,オフして外線l1に第2図に示すようにフッキ
ングを出力する。なお、このとき同時に制御部1の内蔵
するタイマ(2秒)が限時動作を開始する。
今、フッキング動作の後に第2図に示すようにダイヤル
“1,2,3"が入力されたとして説明する。そして、上記タ
イマの限時動作期間内にダイヤル(1)が入力されたと
すると、内線発信状態への待機状態となる。この場合に
は上述した3秒タイマの限時動作期間内にダイヤル
(2)が入力されるので、制御部1は外線発信であると
判定する。このときに以降のダイヤルをバッファメモリ
に入力すると共に、順次外線l1に出力する。ここで、フ
ッキング入力後はリレー接点rが外線l1ら内線側l2を切
り離して、電流供給回路から電話機Cに給電が行われ
る。しかし、このときには交流的には、電話機Cはトラ
ンスT及びクロスポントスイッチ10を介して接続されて
おり、外線へのフッキング出力後の電話局からくる発信
音は送受話器で聞こえる。最終ダイヤルから一定時間が
経過すると、外線通話状態となり、電話機はリレーRyの
接点rを介して外線に直結される。
次に、フッキング後内線発信する場合の動作を説明す
る。このときには第3図に示すようにダイヤル(1)の
入力までは同じであるが、それ以降の3秒タイマの限時
動作期間内にダイヤル入力がないので、制御部1は内線
発信であると判定し、内線発信を行い、この後内線通話
が可能となる。
今、フッキングのみが第4図に示すように入力されたと
すると、上述の場合と同様にして外線l1にフッキングが
出力される。しかし、この場合にリレーRyの接点rは外
線l1側に接続されており、直流閉結回路5はオンしてい
る。この間も上述したように電話機Cは交流的には外線
l1に接続されており、通話は可能である。従って、キャ
ッチホンサービスを利用する場合でも何等支障はない。
そして、フッキング後の2秒タイマの限時動作期間が経
過すると、リレーRy及び直流閉結回路が元の状態とな
り、電話機Cは外線l1に直結状態となる。このときの信
号処理状態を第6図のフローに示す。
なお、上述の説明で明らかであるように、フッキング後
の外線発信、内線発信はフッキング後のタイマ限時動作
期間内に開始する必要がある。さもなければ、制御部1
は単なる通話中のダイヤル入力(コマンド)であると判
断するからである。
フッキングをせずにコマンドを入力する場合は従来の動
作と全く同じである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、外線通話中の上記電話機による
フッキングを検出するフッキング検出手段と、入力され
たダイヤル信号を記憶する記憶手段と、フッキングの入
力後の一定時間内にダイヤル入力がある場合に一旦外線
通話を終話した後の発信動作であると判定して上記記憶
手段に記憶したダイヤル信号に基づき発信動作を行うと
共に、上記一定時間内にダイヤル入力がない場合は外線
通話状態を継続させる制御手段とを備えているので、制
御手段でフッキングの入力後に一定時間内にダイヤル入
力がある場合には一旦外線通話を終了した後の発信動作
であると判定することができ、しかもこのときのダイヤ
ル信号は記憶手段に記憶してあるので、上記判定手段の
判定後は速やかに外線発信を行うことができ、よって終
話のためにフッキングを行い、直ぐに外線発信を行う場
合にも、外線発信ができなかったり、あるいは保留操作
等の異なる操作状態になる等の問題が起こらない利点が
ある。さらに、キャッチホンのためにフッキングを行っ
た場合には、上記時間内にダイヤル信号は入力されない
ので、キャッチホン機能には何等の影響もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動作の状態遷移図、第2図乃至第6図
は同上の動作説明図、第7図は従来例のシステム構成
図、第8図は電話交換機の回路図、第9図乃至第21図は
同上の動作説明図である。 Aは交換機、Bは電話コンセント、Cは電話機、Dはド
アホン、1は制御部、2はフック・DP検出回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線を介して電話局に接続された電話交換
    機と、この電話交換機に内線及び制御線で夫々接続され
    市販の電話機が着脱自在に接続される複数の電話コンセ
    ントとで構成され、上記電話交換機で外線と内線あるい
    は内線同士の通話路を切換形成して外線通話及び内線通
    話を上記電話機で可能とする電話交換装置において、外
    線通話中の上記電話機によるフッキングを検出するフッ
    キング検出手段と、入力されたダイヤル信号を記憶する
    記憶手段と、フッキングの入力後の一定時間内にダイヤ
    ル入力がある場合に一旦外線通話を終話した後の発信動
    作であると判定して上記記憶手段に記憶したダイヤル信
    号に基づき発信動作を行うと共に、上記一定時間内にダ
    イヤル入力がない場合は外線通話状態を継続させる制御
    手段とを備えた電話交換装置。
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