JPS63192792A - 新規抗生物質sf2487物質及びその製造法 - Google Patents

新規抗生物質sf2487物質及びその製造法

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JPS63192792A
JPS63192792A JP62024467A JP2446787A JPS63192792A JP S63192792 A JPS63192792 A JP S63192792A JP 62024467 A JP62024467 A JP 62024467A JP 2446787 A JP2446787 A JP 2446787A JP S63192792 A JPS63192792 A JP S63192792A
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発正 浩
Hiromi Watabe
渡部 宏臣
Yoshinori Origasa
折笠 義則
Takashi Yoshida
隆 吉田
Takashi Shomura
庄村 喬
Masaji Sezaki
瀬崎 正次
Shinichi Kondo
信一 近藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規抗生物質SF2487物質、及びその製造
法に関するものである。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点従来、数
多くの抗生物質が発明され、医薬品、動物薬品等の分野
で実用化されている。しかしながらまだ有効な物質が見
出されないため解決されていない医療あるいは産業分野
が多く残されている。たとえば、細菌あるいはウィルス
感染症の化学療法分野においても、新しい作用をもつ新
規抗生物質を提供することは常に要望されている。
本発明者らは以上のような点に着目し、新規な抗生物質
を提供するとともにその製造法を確立することによって
これを解決しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本発明者らはアクチノマデユラ属に属する特定の菌株を
培養することにより、ファージに対して増殖阻止作用を
有する物質が培養物中に生産、蓄積されることを見い出
し、その有効物質を採取することに成功した。さらに本
発明者らは、有効物質SF−2487物質を単離し、そ
の理化学的性状及び生物学的性状を確立することにより
本発明を完成した。
したがって本発明は、ナトリウム塩が下記の特性を有す
る新規抗生物質SF2487物質を提供するものである
(1)色及び性状:無色柱状結晶 (2)元素分析値: 実測値: C64,16%、H8.16%理論値: C
64,43%、H8.11%(3)分子量  : FD
−MS m/z 783 [M十旧151−MS m/
z 805 [M+Na]+(4)分子式  ” C4
2H63012”(5)融 点  : 250−252
℃(分解)(c=0.1、メタノール) (7)紫外線吸収スペクトル: メタノール中二λl$LX(ε) 252(1H00)、299(9800)nm酸性メタ
ノール中:λwax(ε)248(11800)nmア
ルカリ性メタノール中二λmax(ε)240(109
00)、305(6800)nm(8)赤外線吸収スペ
クトル: KBr錠で測定したスペクトルを第1図に示
す。
(9)核磁気共鳴スペクトル二重クロロホルム中での水
素核核磁気共鳴スペクトルを第2図に、炭素核核磁気共
鳴スペクトルを第3図に示す。
(10)  1解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセ
トン、メタノールに易溶、水に難溶。
(11)呈色反応:硫酸、ヨード、モリブデン酸及びレ
ミュー試薬に陽性、ニンヒドリン及びグレイグ・リーバ
ック試薬に陰性。
(12)  シリカゲル薄層クロマトグラフィーのRf
値ニ ジエチルエーテル       0.73クロロホルム
:メタノール(50:1)0.48n−ヘキサン:アセ
トン(8:2)   0.27さらに本発明は、アクチ
ノマデユラ属に属する抗生物質SF2487物質生産菌
を培養し、その培養物から抗生物質SF2487物質を
採取することを特徴とする抗生物質SF2487物質の
製造法を提供するものである。
前記のSF2487物質の理化学的性状及び生物学的性
状から、本物質はポリエーテル系抗生物質に分類される
と考えられる。さらに、銀塩結晶によるX線解析から本
物質の構造は次式と決定された。
現在まで数多くのポリエーテル系抗生物質が知られてお
り、その部分構造にテトロン酸を有する物質としてはT
etronomycin(J、Antibiot、 v
ol。
35 p、142−150 1982年)及びH−13
9603物質(J。
C,S、Chew、Cow、 p、1073−1074
 1981年)が知られているが本発明nSF2487
物質とは異なる物質である。さらに、本物質と同じ物理
化学的性質並びに化学構造を有する物質は、従来知られ
ていない。従ってSF2487物質は新規抗生物質であ
ると判断された。
本発明に使用される新規抗生物質SF2487物質の生
産菌の一例としては、千葉県茂原市の土壌から新たに分
離されたSF2487株がある。
SF2487株の菌学的性状は下記の通りである。
1、形態 基土菌糸は、よく伸長分岐し、通常の条件下では分断し
ない。スターチ寒天、オートミール寒天、イースト麦芽
寒天、グリセロール・アスパラギン寒天上などで気菌糸
を着生し、胞子を形成する。気菌糸の分岐は単純分岐で
車軸分岐は見られない。気菌糸先端の胞子連鎖は波状な
いしループ状となる。電子顕微鏡による観察では、胞子
は円筒形ないし楕円形で0.5〜o、sxo。
8〜1.5ミクロンの大きさを有し、しわ状ないし、い
ぼ状である。胞子は2〜10個程度連鎖する。
胞子のう、運動性胞子、菌核等は観察されない。
■、各種培地上の生育状態 SF2487株の各種培地上の生育状態は第1表に示す
通りである。色の記載について()内に示す基準はフン
テイナー・コーポレーション・オブOアメリカ(Con
tainer Corporat’+on of A1
1erica)社製「h ラー・ハーモニイー・マニア
ル(C。
for HarlIIony Manual)jに記載
のものを用いた。
観察は28℃で14〜21日培養後に行なった。
■、生理的性質 (1)生育温度範囲:15〜42°Cの温度範囲で生育
し、25〜30℃で良好に生育する。
(2)ゼラチンの液化:陰性 (3)スターチの加水分解:陽性 (4)硝酸塩の還元:陽性 (5)脱脂乳のペプトン化:陰性 脱脂乳の凝固:陰性 (6)耐塩性:4%の食塩含有培地では生育するが、5
%以上では生育しない。
(7) メラニン様色素の生成:陰性 ■、炭素源の利用性 (1)利用する二〇−グルフース、D−7ラクトース、
D−キシロース、L−アラビノース、D−マンニトール
、 (2)利用しない;グリセロール、myo−イノシトー
ル、し−ラムノース、シュークロース、ラフイ/−ス ■、細胞壁組成 全画体加水分解物中のアミノ酸としては、メソ型ジアミ
ノピメリン酸を有し、糖としては、マジェロースが検出
された。
以上の性状か呟SF2487株は放線菌の中で7クチノ
マジユラ属に属すると考えるのが妥当である。従って、
本発明者らはSF2487株を7クチノマジユラ・エス
ピーSF2487(八ctinomadura sp、
SF2487)と称することにした。
SF2487株は、工業技術院微生物工業技術研究所に
微工研菌寄第9063号(FERN P−9063>と
して受託されている。
SF2487株は他の放線菌の場合に見られるように、
その性状が変化しやすい。例えば、SF2487株の、
またはこの株に由来する突然変異株(自然発生または誘
発性)、形質接合体または遺伝子組換え体であっても、
抗生物質SF2487物質を生産するものは全て本発明
に使用出来る。本発明の方法では、前記の菌を通常の微
生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養する。栄
gl源としては、グルコース、水あめ、デキストリン、
シュクロース、澱粉、糖みつ、動・植物油等を使用でき
る。また窒素源として、大豆粉、小麦はい芽、コーンス
テイープリカー、綿実かす、肉エキス、ペプトン、酵母
エキス、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素等を使用
でとる。その他、必要に応じ、ナトリウム、カリウム、
カルシウム、マグネシウム、コバルト、塩素、燐酸、硫
酸、及びその池のイオンを生成することができる無機塩
類を添加することは有効である。また菌の発育を助け、
抗生物質SF2487物質の生産を促進するような有機
および無機物を適当に添加することができる。
培養法としては、好気的条件での培養法、特に深部培養
法が最も適している。培養に適当な温度は、15〜42
゛Cであるが、多くの場合、25〜30℃付近で培養す
る。抗生物質SF2487物質の生産は培地や培養条件
により異なるが、振どう培養、タンク培養とも通常3〜
10日の間でその蓄積が最高に達する。培養物中の抗生
物質SF2487物質の蓄積量が最高になった時に培養
を停止し、培養液から目的物質を単離精製する。
かく生産されるSF24S7物質は前記する理化学的性
状を有するので、その性状に従って培養液から精製する
ことが可能であるが、特に以下の方法により効率的に精
製できる。
すなわち、有効成分を含む培養物から固形物を濾別し濾
液と固形物とに分ける。固形物はアセトン等の水と自由
に混合する溶媒を加えて攪拌し、固形物から有効成分を
抽出し、有機溶媒を留去した後、先の濾液とともに、吸
着樹脂、ダイヤイオンHP−20(三菱化成社製)で処
理して活性物質を樹脂に吸着する。ついでアセトン等の
適当な溶媒にて溶出し、溶出液を減圧濃縮することによ
り溶媒を留去し、水溶液とする。この水溶液より酢酸エ
チル等の水と混和しない有機溶媒を用いて有効成分を抽
出する。抽出液の溶媒を留去して得な油状物質を少量の
溶媒に溶解し、シリカゲル、ゲル濾過剤等の担体を適宜
組み合わせて使用し、SF2487物質を単離する。
単離されたSF2487物質を酢酸エチル等の有機溶媒
に溶解し、酸性水と撹拌し、純水で洗浄後、水酸化す)
 +)ラム水と攪拌する。有機溶媒を純水で洗浄後、有
機溶媒を減圧濃縮し、得られた残留物をメタノール等の
溶媒系を用いて結晶化することによりSF2487物質
のナトリウム塩結晶を得る。
SF2487物質の検定に当たっては、バチルス・ズブ
チルス5R22(Bacillus 5ubtilis
 5R22)を宿主菌とする5PI077−ジを検定菌
とする生物学的検定法、及びシリカゾル薄層クロマトグ
ラフィーによる化学的検定法を用いることができる。
大嵐医 以下に本発明の実施例を示すが、これらは単なる一例で
あって本発明を限定するのもではない。ここに例示しな
かった多くの変法あるいは修飾手段を用いうろことは勿
論のことである。
実施例1 種培地として、スターチ2.0%、グルコース1.0%
、小麦胚芽0.6%、ポリペプトン0.5%、酵母エキ
ス0.3%、大豆粉0.2%、炭酸カルシウム0.1%
を含む培地を用いた。
また、生産培地として、水飴3.0%、大豆油0.2%
、綿実粕0.5%、サングレインF2.15%、炭酸カ
ルシウム0.1%、硫酸第1鉄(7水塩)0.0005
%、塩化コバルト(6水塩)0.0005%、を含む培
地を用いた。
なお、殺菌前puはすべてpH7,0に調製して使用し
た。
前記種培地20rn(lを分注した100d容三角フラ
スコを120℃で30分間殺菌し、これにアクチノマジ
ュラ・ニス・ピー・SF2487(FERN P−90
63)の斜面培養の2〜3白金耳を接種し、28°Cで
4日間振盪培養し、第1種培養とした。ついで種培地8
0m!を分注した500d容三角フラスコを120°C
で30分間殺菌し、前記第1種培養4Jを接種し、28
°C2日間振盪培養し、これを第2種培養とした。さら
に種培地責を分注した51容三角フラスコを120’C
で30分間殺菌し、第2種培養50社を接種し、28℃
2日間振盪培養し、これを第3種培養とした。
予め120°C30分間殺菌した35&の生産培地を含
む501容ジヤー7アーメンターに前記の第3種培養1
ρを接種し、28℃6日間通気(2ON/分)、攪拌(
初期250rpa+、65時間以降350rpm)培養
した。
培養終了後、濾過助剤として珪藻土を加えて濾過した。
得られた菌体を50%アセトン水で抽出し、菌体抽出液
201を得た。さらに、菌体抽出液を減圧濃縮してアセ
トンを留去した水層8βを濾液201と合わせてダイヤ
イオンHP−20(三菱化成社製)41の塔にかけ有効
成分を吸着させた後、水2OR及び50%メタノール水
201で洗浄後、50%アセトン水により有効成分を溶
出した。さらに、溶出液から減圧濃縮によりアセトンを
留去した水層81に酢酸エチル1囲を加え、攪拌し有効
成分を酢酸エチル層に抽出した。この酢酸エチル抽出液
を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧濃縮し、油状
物質3.5gを得た。この油状物質をメタノールに溶解
しシリカゲル(C−200、ワフーデル、和光純薬社製
H59を加えて撹拌した後、メタノールを留去し減圧下
で1夜乾燥した1次いで、この粉末をクロロホルム20
0−で予め充填したシリカゲル(C−200、ワフーデ
ルH00yの塔の上部に充填し、クロロホルム800v
a(lで洗浄後、クロロホルム−メタノール(100:
 1 )混液800−で展開した。溶出液画分中のSF
2487物質はクロロホルム−メタノール(50: 1
 )混液を展開溶媒とするシリカゲル薄層(F254 
 ^rt 5715メルク社製)クロマトグラフィ(R
f O,48)で検出した。
得られた活性画分を合わせて減圧下濃縮乾固し、256
Hの黄色粉末を得た。この粉末を少量のメタノールに溶
解し、メタ/−ルで充填したセファデックXLH−20
(77ルマシア社製)350+Jの塔にかけ、メタノー
ルで展開し活性画分を濃縮乾固し、208ragの白色
粉末を得た。この粉末を20m1の酢酸エチルに溶解し
、20IIINの00IN塩酸で攪拌し、さらに酢酸エ
チル層を純水で洗浄後、20社の0.IN水酸化ナトリ
ウムで攪拌し、酢酸エチル層を純水で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し減圧上濃縮乾固し、白色粉末を得た
。この粉末を少量のメタノールに溶解後、冷所に静置し
てSF2487物質のナトリウム塩結晶102昭を得た
実施例2 SF2487物質のナトリウム塩結晶10aIgを酢酸
エチル20社に溶解し、IN塩酸水20社と攪拌し、酢
酸エチル層を脱塩水で洗浄後、酢酸銀飽和溶液20社と
攪拌する。次いで酢酸エチル層を純水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、減圧上濃縮乾固し、白色粉
末8mgを得る。この粉末を少量のメタノールに溶解し
、冷所に静置しSF2487物質銀塩を無色結晶として
得た。
発明の効果 本発明によるSF2487物質のナトリウム塩は抗ウィ
ルス活性及び抗菌活性を有する。
したがって、SF2487物質は抗ウィルス剤あるいは
抗菌剤としての利用が考えられる。
■)抗ウィルス活性 (1)  SF2487物質のナトリウム塩のRN八へ
ィルス及びDNAウィルスに対する抗ウィルス活性。
(i)  供試ウィルス株および細胞株・・・・・・M
DCK細胞 ・・・・・・HeLa Y細胞 ・・・・・化−929細胞 ・・・・・・He1a Y細胞 ・・・・・・Vero細胞 (ii)  試験方法 接種後2日目におけるCPE(細胞変性効果)の観察結
果よ’) TCID5゜(50%培養細胞感染量)を算
出し、無処置対照との一10HTclDsoの差をもっ
てSF2487物質の’t−トリウム塩の効果判定を行
なった。なお、SF2487物質のナトリウム塩の濃度
は2日目の最小変性濃度(第2表に示す)の1.1/2
.1/4.178倍量とした。
以上の方法でSF2487物質ナトリウム塩の抗ウィル
ス活性を測定した結果、第3表に示す如くイン7ルエン
ザウイルス N.)株、ワクシニアウィルスLister株に対して
著効を示し、ニューカッスル病つィルスMiyader
a株に対しても有効であった。
(2)  SF2487物質ナトリウム塩のインフルエ
ンザウィルスに対するプラーク形成阻止活性。
(i)  供試ウィルス株および細胞株イン7ルエンザ
ウイルス (Influenza   virus)MDCK細°
胞 (ii)  試験方法 SF2487物質のナトリウム塩のインフルエンザウィ
ルスに対する増殖阻止活性をプラーク形成抑制法により
定量的に測定した。
以上の方法でSF2487物質ナトリウム塩のインフル
エンザウィルス^/PR/8/34(H,N, )株に
対する抗ウィルス活性を検討したところ、第4表に示す
如く、50%プラーク形成抑制濃度は0.2μg7ad
lであった。
第4表 プラーク形成阻止率 試料 試料濃度(μg/rnl)プラーク数阻止率(%
H、0        0    100(n)  抗
菌活性 SF2487物質ナトリウム塩の寒天希釈法で測定した
各種微生物に対する最小益育阻止濃度を第5表に示す。
([[)亀恒辱箪 SF2487物質のナトリウム塩のマウス(ICR系、
S退会)の腹腔内投与による急性毒性試験の14日口の
結果を第6表に示す。
第6表 SF2487物質のナトリウム塩の急性毒性投
与量(mg/kg)   生存数/試験数12.5  
     3/3
【図面の簡単な説明】
第1図はSF2487物質ナトリウム塩のKBr錠での
赤外線吸収スペクトルを示し、第2図はSF2487物
質ナトリウム塩の重クロロホルム中で測定した水素核磁
気共鳴スペクトルを示し、第3図はSF2487物質ナ
トリウム塩の重クロロホルム中で測定した炭素核磁気共
鳴スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ナトリウム塩が下記の理化学的性質を有する新規抗
    生物質SF2487物質。 (1)色及び性状:無色柱状結晶 (2)元素分析値: 実測値:C64.16%、H8.16% 理論値:C64.43%、H8.11% (3)分子量:FD−MSm/z783[M+H]^+
    SI−MSm/z805[M+Na]^+ (4)分子式:C_4_2H_6_3O_1_2Na(
    5)融点:250−252℃(分解) (6)比旋光度:[α]^2^0_D=−57.3°(
    c=0.1、メタノール) (7)紫外線吸収スペクトル: メタノール中:λmax(ε) 252(17100)、299(11800)nm酸性
    メタノール中:λmax(ε)248(11800)n
    mアルカリ性メタノール中:λmax(ε) 240(10900)、305(6800)nm(8)
    赤外線吸収スペクトル:KBr錠で測定したスペクトル
    を第1図に示す。 (9)核磁気共鳴スペクトル:重クロロホルム中での水
    素核核磁気共鳴スペクトルを第2図に、炭素核核磁気共
    鳴スペクトルを第3図に示す。 (10)溶解性:クロロホルム、酢酸エチル、アセトン
    、メタノールに易溶、水に難溶。 (11)呈色反応:硫酸、ヨード、モリブデン酸及びレ
    ミュー試薬に陽性、ニンヒドリン及びグレイグ・リーバ
    ック試薬に陰性。 (12)シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf値: ジエチルエーテル0.73 クロロホルム:メタノール(50:1)0.4Sn−ヘ
    キサン:アセトン(8:2)0.272、アクチノマデ
    ュラ属に属する抗生物質SF2487物質生産菌を培養
    し、その培養物からSF2487物質を採取することを
    特徴とする新規抗生物質SF2487物質の製造法。
JP62024467A 1987-02-06 1987-02-06 新規抗生物質sf2487物質及びその製造法 Granted JPS63192792A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0305086A2 (en) * 1987-08-13 1989-03-01 Eli Lilly And Company Antibiotic A80577 and process for its production
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