JPS6319251Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319251Y2 JPS6319251Y2 JP1983104276U JP10427683U JPS6319251Y2 JP S6319251 Y2 JPS6319251 Y2 JP S6319251Y2 JP 1983104276 U JP1983104276 U JP 1983104276U JP 10427683 U JP10427683 U JP 10427683U JP S6319251 Y2 JPS6319251 Y2 JP S6319251Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer panel
- fender
- panel
- wheel house
- rust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 13
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の利用分野]
本考案は車両車論覆い部を形成するフエンダの
防錆構造に関する。
防錆構造に関する。
[背景技術]
第1図に示すように、車両フエンダ10,12
は、車輪を覆うと共に外形意匠を形造つている。
は、車輪を覆うと共に外形意匠を形造つている。
これらフエンダの車輪覆い部外側部分は一般
に、第2図に示すように、車両外面を形成するフ
エンダアウタパネル14と車輪16に対面するア
ーチ状のホイールハウスアウタパネル18がその
下端部分でスポツト溶接により溶着されている。
に、第2図に示すように、車両外面を形成するフ
エンダアウタパネル14と車輪16に対面するア
ーチ状のホイールハウスアウタパネル18がその
下端部分でスポツト溶接により溶着されている。
ところが、スポツト溶接時の電極挿入用のスペ
ース20及び溶着部を形成するフランジ22,2
4が必要となる。一方、車両横幅に制限があり、
フエンダアウタパネル14のみを車両外側へ大き
く屈曲させることができない。このため、フエン
ダアウタパネル14とホイールハウスアウタパネ
ル18の下側部分のパネル間隔が狭くなり、この
部分のパネル内面19の電着塗装が不充分とな
る。更に、車両使用時にこの部分へ水滴が溜りや
すく、ボデーの他の部分と比較して錆びやすい。
ース20及び溶着部を形成するフランジ22,2
4が必要となる。一方、車両横幅に制限があり、
フエンダアウタパネル14のみを車両外側へ大き
く屈曲させることができない。このため、フエン
ダアウタパネル14とホイールハウスアウタパネ
ル18の下側部分のパネル間隔が狭くなり、この
部分のパネル内面19の電着塗装が不充分とな
る。更に、車両使用時にこの部分へ水滴が溜りや
すく、ボデーの他の部分と比較して錆びやすい。
また、車両幅内方向へ屈曲したフランジ22の
上面には泥水等が溜りやすいため、フランジ22
近傍が錆やすい。
上面には泥水等が溜りやすいため、フランジ22
近傍が錆やすい。
そこで、これを改善すべく、当該パネルに防錆
パネルを使用したり、該パネル接合面へスポツト
溶接前にシーラを塗布する等しているため工数増
加及びコスト高の原因となつている。
パネルを使用したり、該パネル接合面へスポツト
溶接前にシーラを塗布する等しているため工数増
加及びコスト高の原因となつている。
更に、洗車時にホイールハウス内を洗う際、フ
ランジ22,24が邪魔となり、ホイールハウス
内が洗いずらい原因となつている。
ランジ22,24が邪魔となり、ホイールハウス
内が洗いずらい原因となつている。
[考案の目的]
本考案は上記事実を考慮し、フエンダアウタパ
ネルとホイールハウスアウタパネルが対面する接
合部付近の防錆効果の向上を図つたフエンダ防錆
構造を得ることが目的である。
ネルとホイールハウスアウタパネルが対面する接
合部付近の防錆効果の向上を図つたフエンダ防錆
構造を得ることが目的である。
[考案の構成]
本考案に係るフエンダ防錆構造では、フエンダ
アウタパネルの下端部をホイールハウスアウタパ
ネル方向へ屈曲させると共に、ホイールハウスア
ウタパネルの下端部をフエンダアウタパネル方向
へ屈曲させ、両パネルの下端部を重合させて接合
しているので、これらパネルの間隔を充分確保で
き、この部分のパネル内面へ充分に電着塗装を行
える。また、該パネル内面へ付着した水滴は早期
に蒸発する。従つて、この部分の防錆効果を向上
させることが可能となつている。
アウタパネルの下端部をホイールハウスアウタパ
ネル方向へ屈曲させると共に、ホイールハウスア
ウタパネルの下端部をフエンダアウタパネル方向
へ屈曲させ、両パネルの下端部を重合させて接合
しているので、これらパネルの間隔を充分確保で
き、この部分のパネル内面へ充分に電着塗装を行
える。また、該パネル内面へ付着した水滴は早期
に蒸発する。従つて、この部分の防錆効果を向上
させることが可能となつている。
これらパネル先端部分は連続溶接により溶着接
合されており、スポツト溶接用のスペースや長い
フランジを必要としない。従つて、これらパネル
間隔を一定値以上確保することが可能になると共
に、フランジ部に泥水等が溜ることがないのでフ
ランジ部近傍が錆ることがない。
合されており、スポツト溶接用のスペースや長い
フランジを必要としない。従つて、これらパネル
間隔を一定値以上確保することが可能になると共
に、フランジ部に泥水等が溜ることがないのでフ
ランジ部近傍が錆ることがない。
[考案の実施例]
第3図には本考案に係るフエンダ防錆構造の実
施例が示されている。
施例が示されている。
リヤフエンダ12は車両後輪を覆うと共に車両
意匠の一部を形成している。リヤフエンダ12の
車輪覆い部外側部分は、フエンダアウタパネル1
4とホイールハウスアウタパネル18とがこれら
パネル下端部で接合されている。
意匠の一部を形成している。リヤフエンダ12の
車輪覆い部外側部分は、フエンダアウタパネル1
4とホイールハウスアウタパネル18とがこれら
パネル下端部で接合されている。
フエンダアウタパネル14は化粧板になつてお
り、車両外面の一部を構成している。フエンダア
ウタパネル14下端部分は、後輪軸方向車内側へ
略90度屈曲されてフランジ26を形成している。
り、車両外面の一部を構成している。フエンダア
ウタパネル14下端部分は、後輪軸方向車内側へ
略90度屈曲されてフランジ26を形成している。
ホイールハウスアウタパネル8の下側部分はフ
エンダアウタパネル14と略等間隔で対面してい
る。該パネル18下端部分は、後輪軸方向車外側
へ略90度屈曲されてフランジ28を形成してい
る。
エンダアウタパネル14と略等間隔で対面してい
る。該パネル18下端部分は、後輪軸方向車外側
へ略90度屈曲されてフランジ28を形成してい
る。
フランジ26先端部分の上面にはもう一方のフ
ランジ28が重合されており、この重合部30が
溶着されている。この溶着はスポツト溶接による
ものではなく、重合部30に沿つて連続的にアー
ク溶接又はガス溶接したものである。
ランジ28が重合されており、この重合部30が
溶着されている。この溶着はスポツト溶接による
ものではなく、重合部30に沿つて連続的にアー
ク溶接又はガス溶接したものである。
次に、本実施例の作用を説明する。
フエンダアウタパネル14とホイールハウスア
ウタパネル18の下側部分の間隔は、従来例のよ
うに特に狭くなつておらず、この部分のパネル内
面19へ充分に電着塗装が行える。従つて、この
部分の防錆効果が従来構造のものよりも向上す
る。
ウタパネル18の下側部分の間隔は、従来例のよ
うに特に狭くなつておらず、この部分のパネル内
面19へ充分に電着塗装が行える。従つて、この
部分の防錆効果が従来構造のものよりも向上す
る。
また、該パネル間の空気中の水分が凝結して該
パネル内面へ水滴が付着しても、該パネル間隔が
従来の場合より広いので、水分の蒸発が比較的早
く行われる。従つて、この点からパネルの防錆効
果が従来よりも向上することになる。
パネル内面へ水滴が付着しても、該パネル間隔が
従来の場合より広いので、水分の蒸発が比較的早
く行われる。従つて、この点からパネルの防錆効
果が従来よりも向上することになる。
従来のようにスポツト溶接用のスペース20を
確保する必要がなく、このように該パネル間隔を
特に狭くしなくても車両横幅を制限以内に収める
ことが可能となつている。
確保する必要がなく、このように該パネル間隔を
特に狭くしなくても車両横幅を制限以内に収める
ことが可能となつている。
これらパネル下端部は、両パネルのフランジ2
6と28が重合されて連続溶着されており、この
重合部分から水滴が侵入することがない。従つ
て、スポツト溶接の場合のように、溶接前にこの
重合部分へシラーを塗布する必要がない。
6と28が重合されて連続溶着されており、この
重合部分から水滴が侵入することがない。従つ
て、スポツト溶接の場合のように、溶接前にこの
重合部分へシラーを塗布する必要がない。
また、フエンダアウタパネル14の下端部及び
ホイールハウスアウタパネル18の下端部はそれ
ぞれ緩やかに折曲して重合しているので泥水等が
溜ることはない。
ホイールハウスアウタパネル18の下端部はそれ
ぞれ緩やかに折曲して重合しているので泥水等が
溜ることはない。
なお、上記実施例ではフエンダアウタパネル1
4及びホイールハウスアウタパネル18の双方に
フランジ26,28を形成する構造を示したが、
少なくとも一方へフランジを設けて他方のパネル
端部へ重合させる形状としてもよい。
4及びホイールハウスアウタパネル18の双方に
フランジ26,28を形成する構造を示したが、
少なくとも一方へフランジを設けて他方のパネル
端部へ重合させる形状としてもよい。
[考案の効果]
以上説明した如く、本考案に係るフエンダ防錆
構造では、フエンダアウタパネルとホイールハウ
スアウタパネルの下側部分のこれらパネル間隔を
充分確保しているので、この部分のパネル内面へ
充分に電着塗装を行え、また、該パネル内面へ付
着した水滴が早期に蒸発し、この部分の防錆効果
の向上を図ることが可能であるという優れた効果
を有する。
構造では、フエンダアウタパネルとホイールハウ
スアウタパネルの下側部分のこれらパネル間隔を
充分確保しているので、この部分のパネル内面へ
充分に電着塗装を行え、また、該パネル内面へ付
着した水滴が早期に蒸発し、この部分の防錆効果
の向上を図ることが可能であるという優れた効果
を有する。
また、フエンダアウタパネルの下端部及ホイー
ルハウスアウタパネルの下端部は互いに接近し重
合しているので泥水等が溜る虞れがないので防錆
に効果がある。
ルハウスアウタパネルの下端部は互いに接近し重
合しているので泥水等が溜る虞れがないので防錆
に効果がある。
更に、両パネルのフランジ部は車両幅方向へ突
出するものでないので、ホイールハウス内を洗う
場合においてフランジ部に邪魔されることなくホ
イールハウス内を洗うことができる。
出するものでないので、ホイールハウス内を洗う
場合においてフランジ部に邪魔されることなくホ
イールハウス内を洗うことができる。
第1図は車両フエンダの位置を示す車両の概略
側面図、第2図は従来例を示すフエンダの第1図
−線断面図、第3図は本考案に係るフエンダ
防錆構造の実施例を示す第2図に対応した断面図
である。 10,12…フエンダ、14…フエンダアウタ
パネル、18…ホイールハウスアウタパネル。
側面図、第2図は従来例を示すフエンダの第1図
−線断面図、第3図は本考案に係るフエンダ
防錆構造の実施例を示す第2図に対応した断面図
である。 10,12…フエンダ、14…フエンダアウタ
パネル、18…ホイールハウスアウタパネル。
Claims (1)
- フエンダアウタパネルの下端部をホイールハウ
スアウタパネル方向へ屈曲させると共に、ホイー
ルハウスアウタパネルの下端部をフエンダアウタ
パネル方向へ屈曲させ、両パネルの下端部を重合
させて連続溶着させたことを特徴とするフエンダ
防錆構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10427683U JPS6011280U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | フエンダ防錆構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10427683U JPS6011280U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | フエンダ防錆構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6011280U JPS6011280U (ja) | 1985-01-25 |
JPS6319251Y2 true JPS6319251Y2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=30244917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10427683U Granted JPS6011280U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | フエンダ防錆構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6011280U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5621574B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2014-11-12 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用ホイールハウス部構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5021808U (ja) * | 1973-06-26 | 1975-03-12 |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP10427683U patent/JPS6011280U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6011280U (ja) | 1985-01-25 |
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