JP4003636B2 - リヤホイールハウスの接合構造 - Google Patents

リヤホイールハウスの接合構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リヤホイールハウスの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両において、フィレットモールやオーバフェンダ等の付属品が取り付けられるリヤホイールハウスの接合構造としては、例えば図7に示すような構造が知られている。
【0003】
この構造は、車体のリヤホイールハウス101の車外O側を形成するリヤフェンダ110と、リヤフェンダ110の車内側に外側周縁部111、121同士で接合してリヤホイールハウス101の車内I側を形成するホイールハウスアウタ120とを備えている。
【0004】
リヤフェンダ110の外側周縁部111は、車内側へ折曲した折曲部112と、折曲部112の車内側に連続して形成されたフランジ113とから構成されている。
【0005】
このフランジ113には車外側から付属品が取り付けられる付属品取付部114が形成されており、付属品取付部114には付属品を取り付けるクリップ(図示せず)が挿通させて係止させる係止穴115が設けられている。
【0006】
一方、ホイールハウスアウタ120の外側周縁部121は、車内側へ折曲してリヤフェンダ110の折曲部112に重合する折曲部122と、折曲部122の車内側に連続して形成されてリヤフェンダ110のフランジ113に重合してスポット溶接で接合されるフランジ123とから構成されている。
【0007】
このフランジ123は、周縁がリヤフェンダ110のフランジ113の周縁よりも室内方に長く形成されている。また、このフランジ123においてリヤフェンダ110の付属品取付部114を露出させる切欠き124が設けられており、この切欠き124により前記クリップをリヤフェンダ110の係止穴115に挿通して係止でき、前記付属品を付属品取付部114に取り付けることが可能となっている。
【0008】
そして、リヤフェンダ110の外側周縁部111の車内側面111aには、折曲部112の一端側から他端側へ全長にかけてメタルシール130が塗布されてホイールハウスアウタ120の折曲部122が重合されている。したがって、リヤフェンダ110とホイールハウスアウタ120は、このメタルシール130によって接合されている。
【0009】
また、図8に示すようなリヤホイールハウス201の接合構造も知られている。この構造では、図7で示した構造に加えて、ホイールハウスアウタ120のフランジ123の車外側面121aに、両フランジ113、123の合せ目150を塞ぐペイントシール140が外側から塗布されており、このペイントシール140によって両フランジ113、123が接合されている。したがって、リヤフェンダ110とホイールハウスアウタ120は、ペイントシール140と前記メタルシール130とで接合されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7で示したリヤホイールハウス101の接合構造では、リヤフェンダ110のフランジ113とホイールハウスアウタ120のフランジ123との合せ目150がシールされていない。このため、リヤフェンダ110の付属品取付部114とホイールハウスアウタ120の切欠き124との間と、両フランジ113、123の合わせ目150とから水300が侵入して両フランジ113、123の間に行き渡ってしまうので、防錆性能が低かった。
【0011】
また、図8で示したリヤホイールハウス201の接合構造では、両フランジ113、123の合わせ目150がペイントシール140でシールされているものの、ホイールハウスアウタ120の切欠き124の間はシールされていない。このため、リヤフェンダ110の付属品取付部114とホイールハウスアウタ120の切欠き124との間から水が侵入して両フランジ113、123の間に行き渡ってしまうので、防錆性能が低かった。
【0012】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、防錆性能を向上させることができるリヤホイールハウスの接合構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載のリヤホイールハウスの接合構造においては、車体のリヤホイールハウスの車外側を形成するリヤフェンダと、このリヤフェンダの車内側に外側周縁部同士で接合して前記リヤホイールハウスの車内側を形成するホイールハウスアウタとを備え、前記リヤフェンダの前記外側周縁部は、車内側へ折曲された折曲部と、この折曲部の車内側に連続して形成されたリヤフェンダフランジとから構成され、このリヤフェンダフランジには付属品が取り付けられる付属品取付部が形成され、この付属品取付部の左右側には前記折曲部から前記リヤフェンダフランジの先端側にかけて第一のエンボスが車内側に浮き出されて形成され、前記ホイールハウスアウタの前記外側周縁部は、車内側へ折曲されて前記リヤフェンダの前記折曲部に重合する折曲部と、この折曲部の車内側に連続して形成されて前記リヤフェンダの前記リヤフェンダフランジに重合するハウスアウタフランジとから構成され、このハウスアウタフランジは、周縁部が前記リヤフェンダフランジの周縁部より室内方に長く形成されているとともに、前記リヤフェンダの前記付属品取付部を露出させる切欠きが設けられ、この切欠きの左右側には前記折曲部から前記ハウスアウタフランジの先端側にかけて前記第一のエンボスに重合する第二のエンボスが車内側に浮き出されて形成されている一方、前記リヤフェンダの前記外側周縁部には、前記折曲部の一端側から前記第一のエンボスの周縁部を通って前記折曲部の他端側にかけての車内側面に、第一のシール材が塗布されて前記ホイールハウスアウタの前記折曲部と前記第二のエンボスとの間がシールされ、前記リヤフェンダフランジと前記ハウスアウタフランジとが接合され、前記ホイールハウスアウタの前記外側周縁部には、前記ホイールハウスアウタの前記ハウスアウタフランジの先端側の車外側面に、前記ハウスアウタフランジと前記リヤフェンダフランジとの合せ目をシールする第二のシール材が外側から塗布され、この第二のシール材は、前記第一のエンボスと前記第二のエンボスとの間をシールしている前記第一のシール材に繋がれたものとしている。
【0014】
かかる構成においては、切欠きの左右側に塗布された第一のシール材が第一のエンボスにガイドされてリヤフェンダのフランジとホイールハウスアウタのフランジとの合せ目に近付くため、第二のシール材を第一のシール材に容易に繋げることができ、両シール材で切欠きの左右側部位の両フランジの間を塞ぐことが可能になる。
【0015】
また、請求項2記載のリヤホイールハウスの接合構造においては、前記ホイールハウスアウタの前記フランジには、前記第二のエンボスの先端側に連結された第三のエンボスが車内側に浮き出されて形成され、前記第二のシール材は前記第三のエンボスを介して、前記第一のエンボスと前記第二のエンボスとの間をシールしている前記第一のシール材に繋がれたものとしている。
【0016】
かかる構成においては、第三のエンボスがシール溜まりとなって第二のシール材を第一のシール材にさらに容易に繋げることができるため、リヤフェンダのフランジとホイールハウスアウタのフランジの間を確実に塞ぐことが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施の形態を示す車体のリヤホイールハウス1の接合構造の要部を車内側から見た分解斜視図である。このリヤホイールハウス1の接合構造は、リヤホイールハウス1の車外O側を形成するリヤフェンダ2と、リヤフェンダ2の車内側に外側周縁部2a、3a同士で接合してリヤホイールハウス1の車内I側を形成するホイールハウスアウタ3とを備えており、リヤフェンダ2の外側周縁部2aには車外側から付属品であるフィレットモール20がクリップ30、40で取り付けられている。
【0019】
このフィレットモール20は車内側へL字状に折曲形成されている。また、フィレットモール20には、側壁21の車内側面21aにクリップ30が固着されている一方、底璧22には前記クリップ30から離れた位置に別のクリップ40を挿通させて係止させる係止穴23が設けられている。
【0020】
また、リヤフェンダ2の外側周縁部2aは車内側へL字状に折曲形成されており、車内側へL字状に折曲された折曲部4と、折曲部4の車内側に連続して形成されたリヤフェンダフランジ5とから構成されている。
【0021】
折曲部4には、側壁41においてクリップ30と対応する位置にクリップ30を挿通させて係止させる係止穴42が設けられており、このクリップ30によって図2に示すように側壁41にフィレットモール20の側壁21が取り付けられている。
【0022】
一方、リヤフェンダフランジ5には、フィレットモール20の係止穴23の周囲部と対応する位置に、フィレットモール20が取り付けられる本発明の付属品取付部に相当するフィレットモール取付部51が長手方向に離間して複数形成されている。
【0023】
このフィレットモール取付部51には、フィレットモール20の係止穴23に対応する位置にクリップ40を挿通させて係止させる係止穴52が設けられており、このクリップ40によって図3に示すようにフィレットモール取付部51にフィレットモール20の底壁22が取り付けられている。
【0024】
また、図1に示すようにフィレットモール取付部51の左右側には、折曲部4の側壁41からリヤフェンダフランジ5の先端側にかけて第一のエンボス6が車内I側に浮き出されて形成され、この第一のエンボス6はリヤフェンダ2の外側周縁部2aの長手方向に離間して複数設けられている。
【0025】
また、リヤフェンダフランジ5の先端側の周縁部5aは、フィレットモール取付部51の左右側近傍に位置しているエンボス6の先端側と対向する位置で、基端側に向かって凹んで形成されている。
【0026】
一方、前記ホイールハウスアウタ3の外側周縁部3aは車内側へL字状に折曲形成されており、車内側へ折曲してリヤフェンダ2の折曲部4に重合する折曲部7と、折曲部7の車内側に連続して形成されてリヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5に重合するハウスアウタフランジ8とから構成されている。
【0027】
このハウスアウタフランジ8は、先端側の周縁部8aがリヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5の先端側の周縁部5aより室内方に長く形成されている一方、リヤフェンダ2のフィレットモール取付部51を露出させる切欠き81が、周縁部8aの先端から折曲部7に向かって矩形状に切り欠かれて設けられている。
【0028】
この切欠き81の部位では、周縁部8aがリヤフェンダフランジ5の周縁部5aより短くされている。
【0029】
この切欠き81の左右側には、折曲部7からハウスアウタフランジ8の先端側にかけて第一のエンボス6に重合する第二のエンボス9が車内側に浮き出されて形成されており、この第二のエンボス9は、ホイールハウスアウタ3の外側周縁部3aの長手方向に離間して複数設けられている。
【0030】
さらに、ハウスアウタフランジ8には、切欠き81の左右側近傍の第二のエンボス9の先端側に連結する第三のエンボス10が車内I側に浮き出されて形成されている。この第三のエンボス10の先端部10aは、図4に示すように、対向位置にあるリヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5の先端側の周縁部5aが基端側に向かって凹んでいることから、この周縁部5aよりも前方に位置して形成されている。
【0031】
一方、図1に示すようにリヤフェンダ2の外側周縁部2aには、折曲部4の一端側から第一のエンボス6の周縁部61を通って折曲部の他端側へ全長にかけての車内側面2bに本発明の第一のシール材であるメタルシール50が塗布されている。
【0032】
そして、図2から図6に示すように、このメタルシール50によって、リヤフェンダ2の折曲部4とホイールハウスアウタ3の折曲部7間、第一のエンボス6と第二のエンボス9および第三のエンボス10との間がシールされている。
【0033】
これに対して、ホイールハウスアウタ3の外側周縁部3aには、図4から図6に示すように、リヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5の周縁部5aをガイドにしてホイールハウスアウタ3のハウスアウタフランジ8の先端側の周縁部8aの車外側面3bに、両フランジ5、8の合せ目60をシールする本発明の第二のシール材であるペイントシール70が外側から塗布されており、このペイントシール70によって両フランジ5、8の合せ目60がシールされている。
【0034】
さらに、このペイントシール70は、図4に示すように、第三のエンボス10を介して、第一のエンボス6と第二のエンボス9との間をシールしているメタルシール50の先端部50aに接続部80で繋がれている。
【0035】
かかる構成においては、メタルシール50が第一のエンボス6にガイドされてリヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5とホイールハウスアウタ3のハウスアウタフランジ8との合せ目60に近付くため、ペイントシール70をメタルシール50に容易に繋げることができ、両シール材50、70で両フランジ5、8の間をシールすることが可能になる。
【0036】
したがって、図6に示すように、リヤフェンダ2のフィレットモール取付部51とホイールハウスアウタ3の切欠81きとの間はペイントシール70が塗布されていないため、この間から両フランジ5、8の間に水が侵入することになるけれど両シール材50、70で遮断されるので、両フランジ5、8の間に水300が行き渡るのを防止できる。よって、本実施の形態のリヤホイールハウスの接合構造においては防錆性能を向上させることができる。
【0037】
さらに、第二のエンボス9の先端側には第三のエンボス10が連結されているので、第三のエンボス10がガイドになってペイントシール70をメタルシール50にさらに容易に繋げることができ、両フランジ5、8の間を確実に塞ぐことが可能になる。よって、防錆性能をさらに向上させることができる。
【0038】
また、第三のエンボス10は、図4に示すように、その先端部10aが対向位置にあるリヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5の先端側の周縁部5aよりも前方に位置して形成されていることから、両フランジ5、8の合せ目60とエンボス10の内部が直接繋がった状態となっている。
【0039】
したがって、リヤフェンダ2とホイールハウスアウタ3とを接合したときに、メタルシール50のシール溜まりとなり合せ目60から両フランジ5、8の間にペイントシール70を注入する空間が広くなるので、ペイントシール70をメタルシール50にさらに容易に繋げることができ、両フランジ5、8の間を確実に塞ぐことが可能になる。よって、防錆性能をさらに向上させることができる。
【0040】
また、メタルシール50は第一のエンボス6にガイドされながら折曲部4全長に亘ってメタルシール50を塗布することが可能になるので、メタルシール50の塗布作業性を向上させることができる。
【0041】
また、リヤフェンダ2のリヤフェンダフランジ5および、ホイールハウスアウタ3のハウスアウタフランジ8にそれぞれ第一のエンボス6、第二のエンボス9を設けたことにより、リヤフェンダフランジ5、8周りの形状凍結性を高めることができる。よって、リヤホイールハウス1の成形性を向上させることができる。
【0042】
さらに、第二のエンボス9に第三のエンボス10が連結されていることからホイールハウスアウタ3のハウスアウタフランジ8周りの形状凍結性をさらに高めることができる。よって、リヤホイールハウス1の成形性をさらに向上させることができる。
【0043】
なお、塗布されたペイントシール70が車外側に露出するが、フィレットモール取付部51にフィレットモール20を取り付ければ、フィレットモール20がペイントシール70を隠蔽することができる。
【0044】
なお、本実施の形態のリヤホイールハウス1の接合構造では、第一のシール材としてメタルシール50、第二のシール材としてペイントシール70を使用したがシール材の種類はこれらに限定しなくても良い。また、リヤホイールハウス1にフィレットモール20が取り付けらる場合について説明したが、この他にオーバフェンダ等の付属品が取り付けられる場合にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のリヤホイールハウスの接合構造においては、第一のシール材と第二のシール材でリヤフェンダのフランジとホイールハウスアウタのフランジとの間を塞ぐことが可能になるため、リヤフェンダの付属品取付部とホイールハウスアウタの切欠きとの間から両フランジの間に水が侵入しても両シール材で遮断され、両フランジの間に水が行き渡るのを防止できる。よって、防錆性能を向上させることができる。
【0046】
また、請求項2記載のリヤホイールハウスの接合構造においては、第三のエンボスがシール溜まりとなって第二のシール材を第一のシール材にさらに容易に繋げることができるため、リヤフェンダのフランジとホイールハウスアウタのフランジの間を確実に塞ぐことが可能になる。よって、防錆性能をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すリヤホイールハウスの接合構造の要部を車内側から見た分解斜視図である。
【図2】図1の各部材を組み付けた状態におけるA−A断面図である。
【図3】図1の各部材を組み付けた状態におけるB−B断面図である。
【図4】図1の各部材を組み付けた状態におけるC−C断面図である。
【図5】図1の各部材を組み付けた状態におけるD−D断面図である。
【図6】リヤフェンダとホイールハウスアウタとを接合した状態の要部斜視図である。
【図7】従来のリヤホイールハウスの接合構造の要部の車内側斜視図である。
【図8】別の従来のリヤホイールハウスの接合構造の要部の車内側斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤホイールハウス
2 リヤフェンダ
2a 外側周縁部
2b 車内側面
3 ホイールハウスアウタ
3a 外側周縁部
3b 車外側面
4 折曲部
5 リヤフェンダフランジ
6 第一のエンボス
7 折曲部
8 ハウスアウタフランジ
9 第二のエンボス
10 第三のエンボス
20 フィレットモール
50 メタルシール
51 フィレットモール取付部
60 合せ目
61 周縁部
70 ペイントシール
81 切欠き
I 車内
O 車外

Claims (2)

  1. 車体のリヤホイールハウスの車外側を形成するリヤフェンダと、このリヤフェンダの車内側に外側周縁部同士で接合して前記リヤホイールハウスの車内側を形成するホイールハウスアウタとを備え、
    前記リヤフェンダの前記外側周縁部は、車内側へ折曲された折曲部と、この折曲部の車内側に連続して形成されたリヤフェンダフランジとから構成され、このリヤフェンダフランジには付属品が取り付けられる付属品取付部が形成され、この付属品取付部の左右側には前記折曲部から前記リヤフェンダフランジの先端側にかけて第一のエンボスが車内側に浮き出されて形成され、
    前記ホイールハウスアウタの前記外側周縁部は、車内側へ折曲されて前記リヤフェンダの前記折曲部に重合する折曲部と、この折曲部の車内側に連続して形成されて前記リヤフェンダの前記リヤフェンダフランジに重合するハウスアウタフランジとから構成され、このハウスアウタフランジは、周縁部が前記リヤフェンダフランジの周縁部より室内方に長く形成されているとともに、前記リヤフェンダの前記付属品取付部を露出させる切欠きが設けられ、この切欠きの左右側には前記折曲部から前記ハウスアウタフランジの先端側にかけて前記第一のエンボスに重合する第二のエンボスが車内側に浮き出されて形成されている一方、
    前記リヤフェンダの前記外側周縁部には、前記折曲部の一端側から前記第一のエンボスの周縁部を通って前記折曲部の他端側にかけての車内側面に、第一のシール材が塗布されて前記ホイールハウスアウタの前記折曲部と前記第二のエンボスとの間がシールされ、前記リヤフェンダフランジと前記ハウスアウタフランジとが接合され、
    前記ホイールハウスアウタの前記外側周縁部には、前記ホイールハウスアウタの前記ハウスアウタフランジの先端側の車外側面に、前記ハウスアウタフランジと前記リヤフェンダフランジとの合せ目をシールする第二のシール材が外側から塗布され、この第二のシール材は、前記第一のエンボスと前記第二のエンボスとの間をシールしている前記第一のシール材に繋がれたことを特徴とするリヤホイールハウスの接合構造。
  2. 前記ホイールハウスアウタの前記フランジには、前記第二のエンボスの先端側に連結された第三のエンボスが車内側に浮き出されて形成され、前記第二のシール材は前記第三のエンボスを介して、前記第一のエンボスと前記第二のエンボスとの間をシールしている前記第一のシール材に繋がれたことを特徴とする請求項1記載のリヤホイールハウスの接合構造。
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