JPS63191674A - ジアゾ感熱記録体 - Google Patents

ジアゾ感熱記録体

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JPS63191674A
JPS63191674A JP62025524A JP2552487A JPS63191674A JP S63191674 A JPS63191674 A JP S63191674A JP 62025524 A JP62025524 A JP 62025524A JP 2552487 A JP2552487 A JP 2552487A JP S63191674 A JPS63191674 A JP S63191674A
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compound
overcoat layer
heat
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acid
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Kenji Yabuta
健次 藪田
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は高い熱感度を有すると共に光定着感度も優れた
ジアゾ感熱記録体に関するものであり、とくに乗車券、
定期券など画像保存性を要求される用途に感熱記録方式
を適用しようとするものである。
(B)従来の技術 近年、鉄道の旅容輸送において乗車券、定期券などの利
用者は著しく増加しており、こうしたことから乗車券な
どのカード類の自動販売化が検討され、既に一部では実
用化の段階に至っている。
又、映画館、展示場等の入場券や食堂の食券などについ
ても自動販売化が検討され、一部では実用化の段階に至
っている。
これらの用途に対する印字記録方式には、電子写真方式
や静電記録方式及び一般の印刷法が従来から採用されて
いるが、一般に装置が複雑でかつ大型なものとなり機械
コストが高くなるといった欠点がある。又、粉体もしく
は液体現像剤などの消耗剤が必要であり、それに伴う保
守管理が繁雑であるという欠点もある。又、一般の印刷
法によるものは、半乾きのインキが手に付盾し、衣服を
汚すという欠点もある。
それに対して感熱記録方式は装置的にもそれ程複雑とな
らず、むしろコンバク(〜に設計出来、しかもメインテ
ナンスフリーであるという利点を有し、又、熱反応が感
熱層内でおこるため、他の基材上に直接印字を行なう方
式と比較して記録画像の耐摩耗性にずぐれるという利点
もある。
しかしながら従来感熱記録体に用いられてきた熱発色物
質にはロイコ染料等の発色剤とフェノール化合物等の顕
色剤から構成されている染料系のものや金属キレート系
のもの等があるが、これらの感熱記録体においては印字
後誤って加熱された場合背景が発色して印字が読めなく
なったり、又、印字後改ざんされる可能性がある。さら
に、定期券は通常例えばポリ塩化ビニルフィルムの透明
窓を有した革すイフ、定期入れ等に保存するが、これら
の有効期間が3力月、6力月と長く、この間に前記ポリ
塩化ビニルの透明窓に含有されている可塑剤、例えばジ
オクヂルフタレート(D、O。
P、)、ジオクチルアジペート(D、O,A、)が感熱
発色層に浸透し特にロイコ染料系の感熱記録体を用いた
場合印字部の発色像を消色するという欠点があった。
かかる欠点を克服すべく、従来のロイコ染料を用いた感
熱記録体においても、感熱記録層上に高分子化合物より
成るオーバーコート層を設けて耐薬品性を向上さUる試
みが種々行なわれているが、いずれにしても、加熱印字
後の定着が出来ない為に印字後誤って加熱された場合、
背碩が発色して印字が読めなくなるという欠点は存在し
ていた。
それに対してジアゾニウム化合物とカプラー化合物のカ
ップリング反応を利用するジアゾ感熱記録体の場合は、
印字後露光することでジアゾニウム塩を光分解さUるこ
とが出来るので非印字部の定石が可能で印字後の改ざん
防止性にも優れているという利点も有している。又、生
成するアゾ色素も、一般にロイコ色素に比べて画像の耐
薬品性に優れているという利点も有する。
(C)発明が解決しようとする問題点 一般に、アゾ色素はロイコ染料に比して可塑剤等の薬品
で潤色又は退色することがなく、耐薬品性に優れている
と言えるが、薬品の種類によっては生成したアゾ色素を
溶解する為、画像のニジミ又はアゾ色素が一部、薬品に
溶解する為に画像部の濃度低下を起こすことがあり、こ
の点の解決が求められていた。
か・る問題点を解決すべく、ジアゾ感熱記録体において
も、例えば特開昭60−’162687、特開昭59−
104994等にカルボキシ変性PVAなどをオーバー
コート剤として使用する等、種々の試みがなされている
しかし、このにうにジアゾ感熱層上にわざわざオーバー
コート層を設けることは本来耐薬品性に優れたアゾ色素
の利点を」−分に活用するものではなく、又、工程上も
オーバーコート層を設ける為の一工程が増えるので好ま
しいことではない。
又、−力感熱記録の高速化に伴い増々高い熱感度が要求
されており、発色82度を高める為にはジアゾニウム塩
の塗布量を増さざるを得ず、これは同時に光定着に多量
のエネルギーもしくは時間を要することになり、結局一
枚当りの発券時間の短縮化につながらない為、高い熱感
度と同時に光定着感度も高めることが要求されている。
(D)問題点を解決するための手段 本発明は、かかる従来の問題点を一挙に解決せんとする
ものである。
つまり、カプラー化合物、発色助剤及び顕色剤の微粒子
状分散物や、又、必要によりカス、スティッキングを防
止する為に、これらの分散物と一緒に添加される無機も
しくは、有機の顔料はいずれもジアゾニウム塩を分解す
る為の光の一部を散乱もしくは吸収する為、ジアゾニウ
ム塩の光分解効率低下を招く傾向があるので、定着感度
の点からは、ジアゾニウム塩は前記微粒子状分散物の塗
イロ層の上層に位置することが好ましい。
しかしジアゾニウム塩を含むオーバーコート層のバイン
ダー材として水溶性高分子化合物のみを用いたのでは、
十分な耐薬品性や耐水性が得られず、又、バインダー材
として疎水性高分子化合物を用いると耐薬品性や特に耐
水性は、より向上するが、逆に耐熱性が劣る為にスティ
ッキングなどのヘッドマツチング性を悪化ざじる。
従ってジアゾニウム塩を含有する感光層並オーバーコー
ト層のバインダー材として水溶性高分子化合物と疎水性
高分子化合物を併用して使用することが好ましく、特に
オーバーコート層中の疎水性高分子化合物が水溶性高分
子化合物に対し、5〜50ffl母%含右させることが
好ましい。
つまり5重量%以下では水溶性高分子化合物に対し、通
常使用される耐水化剤を添加しても耐薬品性、耐水性は
不満足なものであり、又、50重量%以上ではカス、ス
ティッキング等ヘッドマツチング性の悪化を招く。
(E)作用 本発明のオーバーコート層を形成する為の水溶性高分子
化合物としては、コーンスターチ、アラビアゴム、にか
わ、ピラチン、カゼイン、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ポリアクリルアミド、カルボキシメチ
ルデンプン、ジアルデヒドデンプン等のデンプン等のデ
ンプン又はその変性物及び誘導体、ポリビニルアルコー
ルもしくはその変性物及び誘導体、ポリビニルピロリド
ン、イソブチレン−無ホマイレン震共重合物、ポリアク
リル酸塩、スチレン−無水マイレン酸共単合物等が挙げ
られる。
又、これらの水溶性高分子化合物と共に用いられる疎水
性高分子化合物としては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、スチレンブタジェンゴム(=
SBR)、メタクリレートブタジェンゴム(=MBR)
 、ニトリルブタジェンゴム(=NBR)、ポリメチル
メタクリレート、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリ
ル、アクリル酸ニスデル等の合成樹脂エマルジョン等が
挙げられ、これらのバインダー材料は単独で、もしくは
混合して使用できる。
又、ポルマリン、グリオキザール、クロム明ばん、ゲル
タールアルデヒド、メラミン/ホルマリン樹脂、尿素/
ホルマリン樹脂など通常水溶性高分子バインダー材に使
用される耐水化剤を用いることも出来る。
ざらに本発明のオーバーコート層中には必要により、通
常感熱紙の分野で使用される顔料が使用しうるが、具体
例としてはカオリン、焼成カオリン、タルク、ろう石、
ケイソウ土、スチレン樹脂粒子、炭酸カルシウム、水酸
化アルミニウム、水酸化マグネジ1クム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、炭酸バリウム、尿素−ホルマリンフ
ィラー、セルロースフィラー、酸化アルミニウム等が挙
げられるが、カス、スティッキング等の熱ヘツドマツチ
ング性の観点からは特開昭53−118059.54−
25845.54−118846.54−118847
公報記載の如き吸油度がJISK5101に定める測定
法において80d〜500rrIl/100gの吸油性
顔料を使用するのが望ましく、特に熱ヘッドと直接接触
する層においては、焼成カオリン、尿素−ホルマリンフ
ィラー等で上記の吸油量を示す吸油性顔料を使用するの
が望ましい。
その他の補助成分としては、発色抑制や発色補助の為の
塩化亜鉛、@酸亜鉛、クエン酸ソーダ、チオウレア硫酸
グアニジン、グルコン酸カルシウムや、ソルビトール、
サッカローズなどの糖類などが用いられ、必要により紫
外線防止剤や酸化防【V剤を添加したり、又、さらなる
スティッキングの改良や発色感度向上の目的でワックス
類ヤ金属石ケン類を使用することも出来る。
ワックス類としては、具体的には、パラフィンワックス
、カルナウバワックス、マイクロクリスタリンワックス
、ポリエチレンワックスの伯、高級脂肪酸アミド、例え
ばステアリン酸アミド、ラウリルアミド、ミリスチルア
ミド、硬化牛脂酸アミド、パルミチン酸アミド、オレイ
ン酸アミド、アセ1〜アミド、′Vシ脂肪酸アミド、又
はこれらの脂肪酸アミドのメヂ[二1−ル化物、メヂレ
ンビススデアロアミド、エチレンビスステアロアミド、
又、高級脂肪酸エステル等が挙げられる。
全屈石鹸としては高級脂肪酸多価金属塩、即らステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カ
ルシウム、オレイン酸亜鉛等が挙げられる。
本発明に使用するジアゾニウム塩としては、従来公知の
ジアゾ型複写材料に用いられる化合物を任意に使用する
ことが出来るが、例えば次の化合物等特に好適に使用す
ることが出来る。
具体例として、4−N、N−ジメチルアミノベンゼンジ
アゾニウムクロリド、3−クロル−4−N、N−ジメチ
ルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−N、N−
ジエチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、2,5
−ジェトキシ−4−N、N−ジエチルアミノベンゼンジ
アゾニウムクロリド、4−N−エチル−N−ヒドロキシ
エチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−N。
N−ジェトキシアミノベンゼンジアゾニウムクロアミノ
ベンゼンジアゾニウムクロリド、4−モルフォリノベン
ゼンジアゾニウムクロリド、2,5−ジェトキシ−4−
モルフォリノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−オキ
サシリジノベンゼンジアゾニウムクロリド、3−メチル
−4−ピペリジノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−
エチルカプト−2,5−ジェトキシベンゼンジアゾニウ
ムクロリド、4−トリルメルカプト−2,5−ジェトキ
シベンゼンジアゾニウムクロリド、4−ベンジルメルカ
プト−2,5−ラメ1〜キシベンゼ゛ンジアゾニウムク
ロリドなどがある。
前記のジアゾニウム塩はオーバーコート層中の水溶性高
分子化合物及び疎水性高分子化合物を合わせた全結着剤
成分に対して5〜50重間%含有されることが好ましい
つまりオーバーコート層中の全結着剤成分に対してジア
ゾニウム塩が50ffl母%以上含有される場合は発色
画像の耐薬品性に劣り、オーバーコート層としての役割
を果たし1qず、又、5重量%以下の場合には発色感度
の低下を招くので好ましくない。
又、ジアゾニウム塩の安定化とプレカップリング防止の
為にオーバーコート層中に酸化合物を用いることも出来
るが、これは従来公知のジアゾ型複写材料に用いられる
有機、無機の酸化合物を任意に使用することが出来、具
体例を挙げると酒石酸、クエン酸、ホウ酸、乳酸、グリ
コン酸、リン酸、トリクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、シア
ノ酢酸、シュウ酸、マロン酸、マイレン酸等がいずれも
好適に使用される。
有機塩基性化合物に対してこれらの酸化合物はff1f
n比で1.0%〜30%の範囲内で用いるのが好ましく
、ざらに好ましくは5〜15%範囲内で使用するのがよ
い。
又、本発明の感熱層に含有するカプラー化合物としては
、前記したジアゾニウム塩とカップリング可能な化合物
であれば何れをも使用できる。これらの化合物としては
、フェノール誘導体、オキシナフタレン誘導体、活性メ
チレン基を含む化合物、等が挙げられ、これらの具体的
な化合物としては次の如き化合物が挙げられる。
(1)フェノール誘導体 ピロカテコール レゾルシン フロログリシン ピロガロール メタアミノフェノール パラアミノフェノール ジエヂルアミノフェノール N−ラウリル−パラアミノフェノール N−アシル−メタアミノフェノール 3.3−.5−トリヒドロキシジフェニール3.3′5
.5′−デトラヒドロキシジフエニール α−レゾルシン酸 β−レゾルシン酸 γ−レゾルシン酸 フロログルシンカルボン 没食子酸 ジレゾルシンスルフイド ジレゾルシンスルホキシド 3、5−レゾルシン酸エタノールアミド2、4−レゾル
シン酸エタノールアミド4−ブロムレゾルシン 4−クロロレゾシン 2−メチルレゾルシン 3、3′−ブチレンジオ゛キシジフェノール3、3′エ
ヂレンジオキシジフエノールビスフエノールA (2)オキシナフタレン誘導体 2、3−ジヒドロキシナフタレン βーナフ1〜−ル α−ナフトール 1、6−ジヒドロキシナフタレン 2、3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸 2−ナフトール−3,6−ジスルホン酸1、8−ジヒド
ロキシナフタレン−8−スルホン酸 2−ヒドロキシ−3−ナフトエm−N−β−ヒドロキシ
エチル−アマイド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエffiーN,Nービス β−ヒドロキシエチルアマイド 5−(パラニトロ)−ベンズアミド−1−ナフトール 1−ナフトール−3− (N−βーヒドロキシエヂル)
−スルホン−アマイド 2−ヒドロ1:1ニジ−3−プロピルモルホリノナフト
エ 2−ヒドロキシ−3−カフ1〜−oートルイシド2ーヒ
ドロキシ−3−ナフトエ酸モルホリノプロピルアミド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−クロロアニリ
ド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−5−−クロロ−2′
,4”−ジ−メトキシアニリド2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ酸−2′,5′−ジメトキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−エトキシアニ
リド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メトキシアニ
リド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−フェニルエステル 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−フエノキシア
ニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4−−ペンデルオキ
シアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−7エネヂルオ
キシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−ペンデルオキ
シアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエM−2−、5−ジメチル
アニリド 2−ヒト日キシー3−ナフトエ酸−4−−メトキシアニ
リド (3)活性メチレン基を含む化合物 1−フェニル−3−メヂルーピラゾロン(5)アセトア
セチックアシッドアニリド 1−フェニル−3−カルポキシピラゾaンアセトアセチ
ックアシッドシクロへキシルアマイド アセトアセチックアシッドベンジルアマイドシアノアセ
トアニリド シアノアセトモルフォリン 4−カルボキシ−アセトアセトアニリドこれらのカプラ
ー化合物をボールミル、ナンドグライダ−、アトライタ
等の分散手段を用いて粒径10μ以下の微粒子分散物と
して感熱層中に含有Vしめることが出来る。
又、カプラー化合物は1種又は2種以上を相合せて望み
の分光吸収特性を示す染料を生成させてもよい。
又、分散に際してはカプラー化合物を単独で分散しても
よいが、有機塩基性化合物ヤス、必要によりその他の添
加剤と共分散することも出来る。
顕色剤として使用する有機塩基性化合物は支持体への塗
布時に塗液の溶媒として使用する水に可溶であれば塗液
のl)Hが上昇し地肌のカブリ、貯蔵保存性の悪化の原
因になるので塗層中で不連続な微粒子状分散物として存
在するのが望ましく、又、水に対する20℃での溶解度
が1.0g/β以下のものであれば耐湿熱貯蔵安定性も
よく、脂肪族アミンやピロリジン誘導体、イミダゾール
誘導体、イミダシリン誘導体、ピペリジン誘導体等の複
素環化合物も好適に使用しつるが、特に下記一般式(I
)及び(II)の疎水性グアニジン誘導体を顕色剤とし
て使用した場合には、高温高湿下の貯蔵保存性にすぐれ
、しかも高感度に発色する画像保存性にすぐれたジアゾ
定着型感熱記録体を得ることが出来る。又、顕色剤は融
点100〜170℃の範囲のものが特に好適に使用しつ
る。
顕色剤はボールミル、サンドグラインダー、アトライタ
ー等の分散手段で単独に分散してもよいが、カプラー化
合物、その他必要により添加剤等と共分散してもよい。
一般式(I) Rz    R5l(4 又は、 一般式(n) 〔式中R1、R2、R3R4およびR5は水素、炭素数
18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、アラル
キル、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、カルバ
モイルアミノ、複素環残基を表し、RGは低級アルキレ
ン、フェニレン、ナフチレンまたは SOz 、S2 、S、Ol−N H−または−不結合
を表す)を表し、式中のアリール基は低級アルキル、ア
ルコキシ、ニトロ、アシルアミノ、アルキルアミノ基お
よびハロゲンより選ばれる置換基を有するものも含まれ
る〕 ロヘキシル基を表す。
(以下余白) 表−1 H3 N(J2 〜(1 Nト1 t−1 NHz    CN Hz 上記で示したこれらのクアニジンのi%F体は公知の方
法ないしはそれに類似の方法で容易に合成することがで
きる。
又、発色感度を向上させる増感剤として融点が90〜1
50’Cの物質で、有機塩基性化合物、カプラー化合物
等との加熱時の相溶性の良い物質を使用することも出来
る。
これらの物質としては、加熱時の相溶性の良いものであ
ればいずれも使用出来るが特に−分子中にベンゼン環、
ナフタレン環を有し、しかもニーデル結合、カルボニル
基(ケトン基、エステル基)等の極性基を併Uて有する
物質が好適に使用しうる。具体的にはジメチルデレフタ
レート、ジベンジルテレフタレート、1−メトキシナフ
タレン、1.4−ジェトキシナフタレン、P−ヒドロキ
シ安息香酸ベンジルエステルのヘンシルエーテル等が挙
げられる。
これらは単独で分散して使用することも出来るが、有機
塩基性化合物、カプラー化合物等と共分散して使用する
ことも出来る。
(F)実施例 次に実施例と比較例により、本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 下記の配合で感熱層の塗液を調製し、支持体上に乾燥後
の塗布量が5.0y/′rIiになるように塗布し乾燥
する。単位は重量品である。
尚、A液、B液は次の如き配合をボールミルにて48時
間粉砕分散して調製した。
A液 B液 この感熱層上に以下の配合から成るオーバーコート層の
塗液を、乾燥後の塗布量が1.5g/mになるように調
節して塗布・乾燥して本発明のジアゾ感熱記録体を作成
した。
オーバーコート層塗液(単位は重量品である)実施例2 実施例1において40%SBRラテックス15重圏部用
いる代りに40%スチレン−アクリル酸エステルエマル
ジョン20重量部を用いる以外は実施例1と同様にして
ジアゾ感熱記録体を作成した。
比較例1 実施例1においてSBRラテックスを添加しない以外は
実施例1と同様にしてジアゾ感熱記録体を作成した。
比較例2 下記の配合で塗液を調製し、支持体上に乾燥後のジアゾ
ニウム塩の塗布量が実施例1と同じになるように塗布し
乾燥してジアゾ感熱記録体を作成する。単位は重量品で
ある。
尚、A液、B液は次の如き配合をボールミルにて480
.’i聞粉砕分散して調製した。
A)皮 B液 このようにしてjqられたジアゾ感熱記録体をファクシ
ミリ(東芝KD−4800>を使用して感熱印字させた
後全面紫外線露光にてジアゾニウム塩を分解し定着させ
た。
前記の如くして得られた印字濃度をマクベス濃度計(R
D−514>にて測定し、その値を表−2に示す。
又、定着感度に関しては、実施例1.2、比較例1.2
の方法にて作成したジアゾ感熱記録体を市販のジアゾ複
写機(文祥堂pd−521:80W螢光灯4本)にて完
全にジアゾニウム塩を分解することの出来る最高の紙送
り速度の値(m/h)で示した。
ジアゾ感熱記録体の画像の耐薬品性については、ファク
シミリで印字後その印字:IA度と、エヂルアルコール
、ジオクチルフタレート(D、O,P、)を夫々1滴ず
つ印字部に落とし、ガーUで10回こすった俊の印字部
の画像濃度の残存率を測定した。
以上の結果を下の表−2に示す。
(以下余白) 表−2 (G)発明の効果 表−2から明らかな如く、ジアゾニウム塩を分解する為
の光を散乱又は吸収するカプラー化合物、発色助剤、顕
色剤などの微粒子状分散やカス、スティッキング防止の
為に添加され無機もしくは有機の顔お1等を含有する感
熱層上にジアゾニウム塩を含む感光層兼オーバーコート
層を設けることにより、著しく定着感度と発色感度を向
上さμることが出来るのみならず、Δ−バーコード層の
結石剤として水溶性高分子化合物と疎水性高分子化合物
を併用することにより、耐薬品性に優れたジアゾ感熱記
録体を得ることがでさた。アゾ色素はジオクチルフタレ
ート(D、O,P、)の如く比較的極性の低い溶媒に対
しては溶解性は低く、又、ロイコ系の様に消色しないの
で安定であるが、エチルアルコールの如く極性溶媒に対
するアゾ色素の溶解度は大ぎいので、本発明の如き構成
にすることにより、極性溶媒に関しても耐薬品性にすぐ
れたジアゾ感熱記録体を得ることが出来た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上にカプラー化合物、発色助剤及び顕色剤
    として熱により溶融して塩基性雰囲気を示す有機塩基性
    化合物を各々微粒子状分散物として含有させる感熱層と
    水溶性高分子化合物及びジアゾニウム塩を主成分とする
    オーバーコート層とを順次設けたジアゾ感熱記録体にお
    いて前記オーバーコート層中に更に疎水性高分子化合物
    を含有することを特徴とするジアゾ感熱記録体。
  2. (2)該オーバーコート層中の疎水性高分子化合物が水
    溶性高分子化合物に対し5〜50重量%含有されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のジアゾ感熱記
    録体。
  3. (3)疎水性有機塩基性化合物が下記一般式〔 I 〕又
    は〔II〕で表わされる疎水性グアニジン誘導体である特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のジアゾ感熱記録体
    。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1、R_2、R_3、R_4およびR_5は
    水素、炭素数18以下のアルキル、環状アルキル、アリ
    ール、アラルキル、アミノ、アルキルアミノアシルアミ
    ノ、カルバモイルアミノ、複素環残基を表し、R_6は
    低級アルキレン、フェニレン、ナフチレンまたは▲数式
    、化学式、表等があります▼(式中Xは低級アルキレン
    、SO_2、S_2、S、O、−NH−または一重結合
    を表す)を表し、式中のアリール基は低級アルキル、ア
    ルコキシ、ニトロ、アシルアミノ、アルキルアミノ基お
    よびハロゲンより選ばれる置換基を有するものも含まれ
    る。〕
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