JPS602395A - 定着型感熱記録体 - Google Patents

定着型感熱記録体

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Publication number
JPS602395A
JPS602395A JP58111183A JP11118383A JPS602395A JP S602395 A JPS602395 A JP S602395A JP 58111183 A JP58111183 A JP 58111183A JP 11118383 A JP11118383 A JP 11118383A JP S602395 A JPS602395 A JP S602395A
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JP
Japan
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heat
recording material
fixable
diazonium salt
inorganic pigment
Prior art date
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Pending
Application number
JP58111183A
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English (en)
Inventor
Kenji Yabuta
薮田 健次
Sadao Morishita
森下 貞男
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS602395A publication Critical patent/JPS602395A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感熱記録により高濃度に発色し、しかも貯蔵保
存性の優れた定着型感熱記録体に関するものである。
近年、多量の情報をできる限り高速でハードコピーとし
てアウトプットすると云う社会の要請に応じて高速プリ
ンター、ファクシミリ等の発達は著しいものがある。
高速プリンター、ファクシミリの如く電気的情報に従っ
て記録媒体に画像を形成する方法として、電子写真、静
電記録、放電記録、インクジェット及び感熱記録等が知
られている。
これらのなかで、感熱記録法は装置が比較的簡単であり
、又、記録紙も比較的安価であることから特に近年急速
に普及している。
該感熱記録法の一つの方法として、クリスタルバイオレ
ットラクトンのような発色性物質とビスフェノールAの
ようなフェノール性化合物を組み介せてなる感熱記録用
シートについては、例えば特公昭45−14039号公
報に記載されておりすでに公知である。これらの感熱記
録シートは現在事務用複写紙、各種レコーダー、心電計
、電卓、コンピューターの端末機、ファクシミリ等の記
録紙として広く使用されている。
しかし、上記従来の方法では印字後、誤って加熱された
場合、背景が発色して印字が読めなくなったり、又印字
後、改ざんされる可能性があり、その改良が強(望まれ
ている。
本発明者等はこの問題を解決した定着可能な感熱記録体
の提供を意図して研究し、先に、ジアゾニウム塩とカプ
ラー化合物の反応を促す塩基性物質として特定の一般式
を有するグアニジン誘導体を用いることにより、高感度
でしかも貯蔵保イj性にすぐれた定着可能な感熱記録体
を提供しうろことを見出してすでに提案した(特開昭5
7−45094、同57−125091公報)。
本発明の目的は感熱記録により高濃度に発色し、しかも
貯蔵保存性に優れた定着型感熱記録体を提供する事であ
る。
即ち、本発明の定着型感熱記録体は、支持体上にジアゾ
ニウム塩、カプラー化合物、顕色剤として熱に溶融して
塩基性零四気を示す有機塩基性化合物の微粒子状分散物
及び天然又は合成の無機顔料を同一の層又は2層以上の
別の層より成る感光感熱層を設けた定着を感熱記録体に
おいて、該無機顔料としてアツベの屈折率が1.30〜
1.50のものを用いることを特徴とする。
本発明の目的の如(、熱ヘッドや熱ペンにて直接感熱記
鋒体と接触させて発色反応を行なわせる場合、感光感熱
層中の熱溶融物が熱ヘッドやご15ペンに付着してカス
やスティッキングの原因となる為、熱溶融物を吸着させ
る為の無機顔料を感光感熱層中に含有せしめることは不
可欠の要求である。
しかしながら多量の無機顔料の層中への添加は感熱記録
体の発色感度の低下をまねき、特に近年の高速度の感熱
記録におけるが如(、少ない熱エネルギーで発色反応を
行なわせる要求とは相反する傾向である。
感光感熱層中の無機顔料の発色濃度への影響に関しては
、熱ペンや熱ヘッドにより与えられた熱エネルギーのカ
ップリング反応への寄与を防げる面と、発色したアゾ染
料を隠ぺいして見かけの濃度を低下させる面が考えられ
るが、本発明者らは特に後者の面に着目して、感熱記録
により高濃度のえられる定着型感熱記録体を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
本発明に用いられる無機顔料は、アツベの屈折率が1.
30〜1.50のものが望ましく、例えばサイロイド(
富士デヴイソン化学、合成シリカ、屈折率1.46 )
ニップシール(日本シリカ′工業、含水ケイ酸、屈折率
1.45)アエロジル(日本アエロジル:微粒子状シリ
カ:屈折率1.45)カープレックス(ジオツギ製薬:
ホワイトカーボン:屈折率1.43)ミズカシル(水沢
化学工業:微粉ケイ酸:屈折率1.46))プコパーラ
イト(焼成ケイソウ土:屈折率1.33)ラジオライト
(焼成り。
イソウ土:屈折率1.34)などが挙げられる。
これらの無核顔料は本発明に使用するアゾ色素と近い屈
折率を有している為に無機顔料による隠ぺいの効果が少
ない為に、高い見かけ上の発色濃度かえられるものと考
えられる。
層中への無械顔料の含有量はジアゾニウム塩1重量部当
り3〜30重景部が好ましく、特に望ましくは5〜15
重量部である。
無核顔料の含有量が3重量部以下の場合は、光分解した
ジアゾニウム塩による着色物に対する隠ぺい力が不足し
、光定着後の地肌の白色度の低下をまねく。又、含有量
が30重旦部以上の場合は発色濃度の低下の原因となる
又、平均粒径は2〜20μの範囲であり、好ましくは4
〜10μのものが望ましい。
平均粒径が2μ以下のものは塗液の増粘などの液性の悪
化がみられたり、又感光感熱層中の熱溶融物の付着力が
不十分でカスやスティッキングをおこし易い。又平均粒
径が20μ以上のものは熱ヘッドや熱ペンとのマツチン
グが悪くなり発色濃度の低下を起し易い。
本発明の効果は一般に公知の有機塩基性化合物を顕色剤
として使用した場合に2められるが、特に下記一般式(
I)、(Illのグアニジン誘導体を使用した場合には
高濃度に発色し、しかも貯蔵保存性に優れた定着型感熱
記録体かえられる。
一般式(I) 一般式(III 〔式中R1,R2、Ra 、 R4およびR5は水素、
炭素素数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール
、アラルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ
、カルバモイルアミノ、複素環残基ヲ表シ、R6は低級
アルキレン、フェニレン、ナフチレンまたは(=Xx(
:X(式中Xは低級アルキレン、502.S2.S、O
,−NH−または−重結合を表す)を表し、式中のアリ
ール基は低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルア
ミノ、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれる置
換基を有するものも含まれる。〕 本発明に使用するジアゾニウム塩としては、従来公知の
ジアゾ型複写材料に用いられる化合物を任意に使用する
ことが出来るが、例えば次の一般式(I11+、(v)
、(V)で示されるものを特に好適に使用することがで
きる。
n 式中、Rt及びR8は炭素数1〜5のアルキル、又はア
ルコキシル、又はオキシアルキル、ベンジル、置換ベン
ジル、ベンゾイル、置換ヘンソイル、フェニル基、水素
原子などを示し、Y及び2はハロゲン原子、炭素数1〜
5のアルキル、カルボキシル、炭i数1〜5のアルコキ
シル、ニトロ、アセトキシ基などを示し、m及びnは0
又は4以下の正整数を示す。又、XはCJ−、Br−、
5Oa−。
N0s−、PF5− 、 CJOa−、BF4−等のア
!オンやさらにZnCJz 、 CaCl2あるいは5
nC14等がこれらのアニオンに付加したイオンを表わ
している。
具体例として、4−N、N−ジメチルアミノベンセンジ
アゾニウムクロロt’、3−クロル−4−N1N−ジメ
チルアミノベンセンジアゾニウムクロリド、4−N、N
−ジエチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、2,
5−ジェトキシ−4−N、N−ジエチルアミノベンセン
ジアゾニウムクロリド、4−)J−、’r−チルーN−
ヒドロキシエチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド
、4−N。
N−ジェトキシアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、
4−フェニルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4
−N−(P−メトキシフェニンb) −アミノベンゼン
ジアゾニウムクロリドなどがある。
鱈〕 式中R9は−CH2GHz 0CH2CH29−CH2
0CH2CH2−1−CH2CH2CH2CH2−など
である。X、Y、Z、 rn及びnは一般式(ホ)の場
合と同4である。
具体的化合物例としては、4−モルフォリノベンゼンジ
アゾニウムクロリド、2,5−ジェトキシ−4−モルフ
ォリノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−オキサシリ
ジノベンゼンジアゾニウムクロリド、3−メチル−4−
ピペリジノベンゼンジアゾニウムクロリドなどがある。
(v) 式中、RIOはアルキル基やアリール基を示す。
又、X、Y、Z、m’及びnは一般式(2)の場合と同
位である。
具体的化合物例としては、4−エチルカブ)−2,5−
ジェトキシベンゼンジアゾニウムクロリド、4−トリル
メルカプト−2,5−ジff1)キシベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、4−ベンジルメルカプト−2,5−ジメ
トキシベンゼンジアゾニウムクロリドなどがある。
これらのジアゾニウム塩はガ\又(町有(〕::溶媒中
に溶解又は適当な溶媒中に微粒子状に分散させて好まし
くは0.1〜1.ON / +1eの範囲内で支持体士
、に塗布することが出来る。
又、ジアゾニウム塩の安定化とプレカップリング防止の
為に感光感熱層中に白化合物を用いることも出来るが、
これは、従来公知のジアゾj(’l 複写拐料に用いら
れる有]ム、AHg、;;;の醇化合物を1「I・−に
使用することが出来、具体例を挙げると酒石1゛・;、
・、クエン5(、ホウi−良、7Li”7.グルコンl
′Iン、リン自ら、トリクロロ酢酸、ジクロロ酸i”r
2 、シアノj’lji″1パ、シュウ品、マロン酸、
マレイン酸等かいずれも好1ン1に使用される。
有5機塩基性化合r;グに対してこれらの1″i′2化
合物は重」、に比で5.0 ′X)〜100%の範囲内
で用いるのが好ましく、さらに好ましくは10〜51J
%の範囲内で1111用するのかよい。
又、ジアゾニウム塩と反応してアゾ色Z゛を形成するカ
プラー化合物としては前記したジアゾニラl、塩とカッ
プリング可能な化合物であれば何れをも使用できる。こ
れらのカプラー化合物としては、フェノール誘導体、オ
キシナフタレン誘導体、活・t’Lメチレン基を含む化
付物、ヘテロサイクリック化合物等が挙げられ、これら
の具体的な化合物としCは次の如き化合物が挙げられる
フェノール誘導体 ピロカテコール レゾルシン フロログリシン ピロガロール メタアミノフェノール パラアミノフェノール ジエチルアミノフェノール −N−ラウリルーパラアミノフェノールN−アシル−メ
タアミノフェノール 3、 3’、5−)リヒドロキシジフェニール3、 3
; 5. 5−−テトラヒドロキシジフエニrルα−レ
ゾルシン酸 β−レゾルシン酸 r−レゾルシン酸 フロログルシンカルボン酸 没食子酸 オキシナフタレンl 休 2.3−ジヒドロキシナフタレン β−ナフトール α−ナフトール 1.6−ジヒドロキシナフタレン 2.3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸2−
ナフトール−3,6−ジスルホン醒1.8−ジヒドロキ
シナフタレン−8−スルホン酸2−ヒドロキシ−3−ナ
フトエ?−N−β−ヒドロギシ1デル−アマイド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ52−N、N−ビスβ−
ヒドロキシエチルアマイド 5−05ニトロ)−ベンズアミド−1−ナフトール1−
ナフトール−3−(N−β−ヒドロキシエヂル)−スル
ホン−アマイド 2−ヒドロキシ−3−プロピルモルホリノナフトエIJ
2−ヒドロキシ−3−ナフト−0−トルイシド2−ヒド
ロキシ−3−ナフトエ、Pモルホリノプロピルアミド2
−ヒドロキシ−3−ナフトエと4′−クロロアニリド2
−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−5’−クロロ−2;4
′−ジ−メトキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフト工賃&、2S 5’−ジメ
トキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−エトキシアニ
リド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メトキシ
アニリド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−フェニルエ
ステル2−ヒドロキシ−3−ナフトエ峻−4’−フェノ
キシアニリド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−
ベンジルオキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−フェネチルオ
キシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−ペンデルオキ
シアニリド 活性メチレン基を含む化合物 1−フェニル−3−メチルービフゾロM5)アセトアセ
チックアシッドアニリド 1−フェニル−3−カルボキシピラゾロンアセトアセチ
ックアシッドシクロへキシルアマイドアセトアセチック
アシッドベンジルアマイドシアノアセトアニリド シアノアセトモルフォリン 4−カルボキシ−アセトアセトアニリドヘテロサイクリ
ック化合物 1− (3’−スルフオアミド)−フェニル−3−メチ
ル−ピラゾロン−5 1−(4’−カルボキシエチルフエニーノL)−3−ド
テシル−ピラゾロン−5 これらのカプラー化合物を水又は有機溶媒に溶解して、
もしくはボールミル、サンドグラインダーアトライター
等の分散手段を用いて粒径10μ以下の微粒子状分散物
として感光感熱層中に含有せしめることが出来る。
又、カプラー化合物は必要により2種又はそれ以上の化
合物を組み合せて望みの分光吸収特性を示す染料の組み
合せを生成させてもよい。又、分散に際してはカプラー
化合物を単独で分散してもj:いか、有機塩基性化合物
や、必要によりその他の添加剤と共分散することも出来
る。
顕色剤として使用する有機塩基性化合物は支持体への塗
布時に塗液の溶媒として使用する水又は有機溶剤に可溶
であれば塗液のpHが上昇し地肌のカブリ、貯蔵保存性
の悪化の原因になるので塗層中で不連続な微粒子状分散
物として存在するのが望ましく、又、水に対する20℃
での溶解度が1.0!/−1以下のものであれば1lj
4温熱貯蔵安定性もよく、脂肪族アミンやピロリジン誘
導体、イミダゾール誘導体、イミダシリン誘導体、ピペ
リジン誘導体等の複素環化合物も好適に使用しつるが、
特に下記一般式(Il及び(II)(至)の疎水性グア
ニジン誘導体を顕色剤として使用した場合には、高温高
湿下の貯蔵保存性にすぐれ、しかも高感度に発色する定
着型感熱記録体を得ることが出来る。又、顕色剤は融点
100〜170℃の範囲のものが特に好適に使用しうる
顕色剤はボールミル、サンドグライシダー、アトライタ
ー等の分散手段で単独に分散してもよいがカプラー化合
物、その他必要により添加剤等と共分散してもよい。
一般式 一般式 〔式中R1,R2,Rs、 R4およびR5は水素、炭
素数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、ア
ラルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、カ
ルバモイルアミノ、復素環残基を表し、R6は低級アル
キレン、フェニレン、ナフチレンまたは−Q−G−(式
中Xは低級アルキレン、SO2,52,S、 0.−N
H−または−重結合を表す゛)を表し、式中のアリール
基は低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミノ
、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれる直換基
を有するものも含まれる〕 その代表的な具体例を表−1に示すが、これらに限定さ
れるものではない。表中−〇はシクロヘキシル基を表わ
す。
表−1 (1) NH (2) NH NH H2 (6) ■ Not NH CH3CHa 1ノ;I NH NH NH M H N / \ C321(3,I NHx−C−NH2N 1 NH2CNH2 (34) 05 NH2−C−NH2 C311C3g + 4+)) け刀 (1a (43 上記で示したこれらのグアニジンの誘導体は公知の方法
ないしはそれに類以の方法で容易に合成することができ
る。
又、本発明の感光感f3HNを形成する為のバインダー
材料としでは、水系派媒では例えば、コーンスターチ2
.アラビアゴム、にかわ、セラチン、カゼイン )+チ
ルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル
アミド、カルボキシメチルデンプン、ジアルテヒドデン
ブン等のデンプン又はその寞性物及び銹ン等体、ポリビ
ニルアルコン−無水マレイン酸共重合物、ポリアクリル
醸塩、スチレン−無水マレイン酸共重合物、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ボリスナレン、スチレンブ
タジェンゴム(=SBR)、メタクリレートブタジェン
ゴム(=MBR)、二トリルブタシコニンゴム(= N
 B R)ポリメチルメタクリレート、ポリプ11ピレ
ン、ポリアクリロニトリル、アクリル酸エステル等の合
成樹脂エマルジョン等が挙げられ、これらのバインダー
材料は単独で、もしく(J混合して使用できる。又、有
機溶媒系では上記の合成樹脂をエマルジョン化せずに有
機溶解して1史用することが出来る。
ジアゾニウム塩のカップリング反応は水等の極性な溶媒
の下で促進されるので、ジアゾニウム塩を用いる定着型
感熱記録体の特に高温高湿下での貯蔵保存性は低い平衡
水分率を有するバインダー4」料を選択することによっ
ても大きく改善され、又、水系溶媒を用いた場合はホル
マリン、≧グリオキザール、クロム明ばん、ゲルタール
アルデヒド、メラミン/ホルマリン樹脂、尿素/ホルマ
リン樹脂など通常水溶性高分子バインダー材に使用され
る耐水化剤を用いることによっても貯蔵保イを性を向上
させることが出来る。
又、顔料に関しては本発明の如く屈折率1.30〜1.
50の無機顔料が用いられるが、前記無機顔料を主体と
して層中の顔料全体の55%以上使用する限りにおいて
他の下記顔料を必要に応じて併用してもさしつかえない
。例えばカオリン(屈折率1.56)タルク(同 1.
57)、石ロウ(同 1.52 )、硫酸バリウム(同
 1.64)、炭酸カルシウム(同 1.56)、酸化
チタン(同 2.55 )等があげられる。
又、これらの顔料にはカス、スティッキング等ノ熱ヘッ
ドマツチング性の観点からは特開53−118059.
54−25845.54−118846.54−118
847公報記載の如き吸油度カリl5K5101に定め
る測定法において80d〜500 rnl/ 100 
F の吸油性顔料を使用するのが望ましい。
その他の補助成分としては、発色抑制や発色補助の為に
塩化亜鉛、硫酸亜鉛、クエン酸ソーダ、チオウレア硫酸
グアニジン、グルコン酸カルシウムや、ソルビトール、
サッカローズなどの糖類などが用いられ、必要により紫
外線防止剤を添加したり、又、スティッキング改良や発
色感度向上の目的でワックス類や金属石ケン類を使用す
ることが出来る。
ワックス類としては、具体的には、パラフィンワックス
、カルナウバワックス、マイクロクリスタリンワックス
、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪酸アミド例えば
ステアリン酸アミド、ラウリルアミド、ミリスチルアミ
ド、硬化牛脂酸アミド、パルミチン酸アミド、オレイン
酸アミド、アーbドアミド、ヤシ脂肪酸アミド、又はこ
れらの脂肪酸アミドのメチロール化物、メチレンビスス
テア’Dアミド、エチレンビスステアロアミド又高級脂
肪酸エステル等が挙げられる。
金属石鹸としては高級脂肪酸多価金属塩、即ちステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カ
ルシウム、オレイン酸亜鉛等が挙げられる。
これは単独で分散して使用することも出来るが、有機塩
基性化合物、カプラー化合物等と共分散して使用するこ
とも出来る。
支持体としては、紙の他に合成樹脂フィルム、ラミネー
ト紙等も使用出来、又、紙を支持体として使用する場合
、感光感熱層を支持体上に直接塗布するとジアゾニウム
塩が紙基体の空隙に浸透して内部まで含浸される為に多
量のジアゾニウム塩を必要とする為、感熱印字後露光に
よる光定着の感度が低下する場合があり、この欠点を防
止する為、必要によっては紙基体に予めシリカゾル、ア
ルミナ、酸化チタン、カオリン等の空隙光てん剤、或い
はこれらとでんぷん、カゼイン、ポリビニルアルコール
、ポリ酢酸ビニルエマルジョン等の高分子材料との維み
合ぜでプレコートし次いで感光感熱層を塗布してもよい
次に実施例と比較例により、本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 下記の配合で感光感熱層の塗液を調製し、支持体上に乾
燥後の塗布量が9.5y/nc’になるように塗布し乾
燥して定着型感熱記録体を作成する。
尚、A液、B液は次の如き配合をボールミルにて48時
間粉砕して調製した。
実施例2〜4及び比較例1〜3は実施例1における顔料
の代りに表−2に示す顔料を用いる以外は実施例1と同
様にして定着型感熱記録体を作成した。
このようにして得られた定着型感熱記録体をファクシミ
リ(東芝KB−4800)を使用して感熱印字させた後
全面紫外線露光にてジアゾニウム塩を分解し定着させた
前記の如くして得られた印字濃度をマクベス濃z計(R
D−514)にて測定した。その値を表−2に示す。又
、表−2には貯蔵保存性テストの結果も同時に示す。貯
蔵保存性テストは塗布液を1’J4製後塗布乾燥して形
成したサンプルを40℃、相対湿度90%の暗所にて2
4時間放置した場合の1組湿熱テストの結果を表し、テ
スト後全面露光して定着し、マクベス濃度計にて測定し
た地肌濃度を表−2に示す。
表−2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ジアゾニウム塩、カプラー化合物、顕色剤として熱
    に溶融して塩基性零囲気を示す有機塩基性化合物の微粒
    子状分散物及び天然又は合成の無機顔料を同一の層又は
    2層以上の別の層より成る感光感熱層として支持体上に
    設けた定着型感熱記録体において、該無機顔料としてア
    ツベの屈折率が1.30〜1.50のものを用いること
    を特徴とする定着型感熱記録体。 2、ジアゾニウム塩又はカプラー化合物の少くともいず
    れか一方が不連続状の微粒子状分散物として感光感熱層
    中に含有される特許請求の範囲第1項記載の定着型感熱
    記録体。 3、無機顔料の含有量がジアゾニウム塩1重量部当り3
    〜30重量部である 特許請求の範囲第1項又は第2項記載の定着型感熱記録
    体。 4、有機塩基性化合物が下記一般式(I)又は(II)
    で表わされる疎水性グアニジン誘導体である特許請求の
    範囲第1項第2項又は第3項記載の定着型感熱記録体。 一般式(I) 5 一般式(川 〔式中R1、R2、Rs 、 RaおよびR5は水素、
    炭素数18以下のアルキル、環状アルキル、アリ−ル、
    アラルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、
    カルバモイルアミノ、複素環残基ヲ表し、R6は低級ア
    ルキレン、フェニレン、ナフチレンまたはOx分(式中
    Xは低級アルキレン、302 r S2 g S r 
    O+ −NH−または−重結合を表す)を表し、式中の
    アリール基は低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシ
    ルアミノ、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれ
    る置換基を有するものも含まれる。〕
JP58111183A 1983-06-20 1983-06-20 定着型感熱記録体 Pending JPS602395A (ja)

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JP58111183A JPS602395A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 定着型感熱記録体

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JP58111183A Pending JPS602395A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 定着型感熱記録体

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