JPH042115B2 - - Google Patents

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JPH042115B2
JPH042115B2 JP59128759A JP12875984A JPH042115B2 JP H042115 B2 JPH042115 B2 JP H042115B2 JP 59128759 A JP59128759 A JP 59128759A JP 12875984 A JP12875984 A JP 12875984A JP H042115 B2 JPH042115 B2 JP H042115B2
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acid
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diazo
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances
    • G03C1/61Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances with non-macromolecular additives

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(A) 発明の技術分野 本発明はジアゾ定着型感熱記録体に係るもの
で、更に詳しくは貯蔵保存性を改良した高感度な
ジアゾ定着型感熱記録体に関するものである。 (B) 従来技術およびその問題点 近年、多量の情報をできる限り高速でハードコ
ピーとしてアウトプツトすると言う社会の要請に
応じて高速プリンター、フアクシミリ等の発達は
著しいものがある。高速プリンター、フアクシミ
リの如く電気的情報に従つて記録媒体に画像を形
成する方法として、電子写真、静電記録、放電記
録、インクジエツトおよび感熱記録等が知られて
いる。これらのなかで感熱記録法は装置が比較的
簡単であり、又、記録紙も比較的安価であること
から特に近年急速に普及している。 該感熱記録法の一つの方法として、クリスタル
バイオレツトラクトンのような発色性物質とビス
フエノールAのようなフエノール性化合物を組み
合せてなる感熱記録シートについては、例えば特
公昭45−14039号公報に記載されており、すでに
公知である。これらの感熱記録シートは現在事務
用複写紙、各種レコーダー、心電計、電卓、コン
ピユーターの端末機、フアクシミリ等の記録紙と
して広く使用されている。 しかし、上記従来の方法では印字後、誤つて加
熱された場合、背景が発色して印字が読めなくな
つたり、又印字後、改ざんされる可能性があり、
その改良が強く望まれている。 本発明者等はこの問題を解決した定着可能な感
熱記録体の提供を意図して研究し、先に、ジアゾ
ニウム塩とカプラー化合物の反応を促す塩基性物
として特定の一般式を有するグアニジン誘導体を
用いることにより、高感度でしかも貯蔵保存性に
すぐれた定着可能な感熱記録体を提供しうること
を見出してすでに提案した。(特開昭57−45094、
同57−125091公報)。 しかし、発色感度の向上、画像の保存性改良に
対する要望は近年増々強く、かかる要求を満たす
べくカプラーを選択した場合にはジアゾ定着型感
熱記録体の貯蔵保存性の悪化、特に湿熱保存下で
の地肌カブリの増大を引きおこす場合があつた。 (C) 発明の目的 本発明の目的は、かかる欠点を克服して高感度
でしかも貯蔵保存性を改良したジアゾ定着型感熱
記録体を提供することにある。 (D) 発明の構成及び作用 本発明は、ジアゾニウム塩、カプラー化合物及
び顕色剤として熱により溶融して塩基性雰囲気を
示す疎水性有機塩基性化合物の微粒子状分散物を
主成分とする感光感熱層を支持体上に設けてなる
ジアゾ定着型感熱記録体において、前記感光感熱
層中に10%〜0.05%(重量%)のフツ素界面活性
剤を含有させることより成る。 本発明に用いられるフツ素系界面活性剤とは、
炭素数5〜30の低分子化合物であり、一般の炭化
水素系界面活性剤のもつ疎水性長鎖アルキル基中
の水素原子をフツ素原子に置き換えた界面活性剤
であり、例えばパーフルオロアルキルカルボン酸
塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフ
ルオロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフ
ルオロアルキルトリメチルアンモニウム塩、パー
フルオロアルキル基、親水性基含有オリゴマー、
パーフルオロアルキル基親油性基含有オリゴマ
ー、パーフルオロアルキル基、親油性基含有ウレ
タン、パーフルオロアルキルリン酸エステルなど
であるが、これらの例は本発明を限定するもので
はない。 尚、フツ素系界面活性剤の添加量が感光感熱層
の0.05%以下の場合には、貯蔵保存性改良という
上記の優れた効果が発揮されなくなり、一方10%
以上添加しても効果は飽和してしまい、コスト的
な不利益のみが大きくなる。 一般にジアゾニウム塩のカプリング反応は水等
の極性溶媒下で促進され易く、ジアゾ定着型感熱
記録体は一般のロイコ染料系感熱紙に比して特に
湿熱保存下での地肌カブリをおこし易い。この点
が特に、塗層に撥水性を付与するフツ素系界面活
性剤の添加がジアゾ定着型感熱記録体の貯蔵保存
性の改良に顕著な効果を及ぼす原因であると考え
られる。 本発明による効果は疎水性グアニジン誘導体の
みならず広く一般に公知の有機塩基化合物を顕色
剤として使用した場合にも認められるが、特に好
ましい有機塩基性化合物として下記一般式()、
一般式()のグアニジン誘導体と併用すること
で、高感度でしかも貯蔵保存性にすぐれたジアゾ
定着型感熱記録体が得られる。 一般式() 一般式() 〔式中R1,R2,R3,R4およびR5は水素、炭素
数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、
アラルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルア
ミノ、カルバモイルアミノ、複素環残基を表し、
R6は低級アルキレン、フエニレン、ナフチレン
または
【式】(式中Xは低 級アルキレン、SO2,S2,S,O,−NH−また
は一重結合を表す)を表し、式中のアリール基は
低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミ
ノ、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれ
る置換基を有するものも含まれる。〕 本発明に使用するジアゾニウム塩としては、従
来公知のジアゾ型複写材料に用いられる化合物を
任意に使用することが出来るが、例えば次の化合
物等を特に好適に使用することが出来る。 具体例として、4−N,N−ジメチルアミノベ
ンゼンジアゾニウムクロリド、3−クロル−4−
N,N−ジメチルアミノベンゼンジアゾニウムク
ロリド、4−N,N−ジエチルアミノベンゼンジ
アゾニウムクロリド、2,5−ジエトキシ−4−
N,N−ジエチルアミノベンゼンジアゾニウムク
ロリド、4−N−エチル−N−ヒドロキシエチル
アミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−N,
N−ジエトキシアミノベンゼンジアゾニウムクロ
リド、4−フエニルアミノベンゼンジアゾニウム
クロリド、4−N−(P−メトキシフエニル)−ア
ミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−モルフ
オリノベンゼンジアゾニウムクロリド、2,5−
ジエトキシ−4−モルフオリノベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、4−オキサゾリジノベンゼンジア
ゾニウムクロリド、3−メチル−4−ピペリジノ
ベンゼンジアゾニウムクロリド、4−エチルカプ
ト−2,5−ジエトキシベンゼンジアゾニウムク
ロリド、4−トリルメルカプト−2,5−ジエト
キシベンゼンジアゾニウムクロリド、4−ベンジ
ルメルカプト−2,5−ジメトキシベンゼンジア
ゾニウムクロリドなどがある。 又、ジアゾニウム塩の安定化とプレカツプリン
グ防止の為に感光感熱層中に酸化合物を用いるこ
とも出来るが、これは、従来公知のジアゾ型複写
材料に用いられる有機、無機の酸化合物を任意に
使用することが出来、具体例を挙げると酒石酸、
クエン酸、ホウ酸、乳酸、グルコン酸、リン酸、
トリクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、シアノ酢酸、シ
ユウ酸、マロン酸、マレイン酸等がいずれも好適
に使用される。 有機塩基性化合物に対してこれらの酸化合物は
重量比で1.0%〜30%の範囲内で用いるのが好ま
しく、さらに好ましくは5〜15%の範囲内で使用
するのがよい。 又、ジアゾニウム塩と反応してアゾ色素を形成
するカプラー化合物としては前記したジアゾニウ
ム塩とカツプリング可能な化合物であれば何れを
も使用できる。これらのカプラー化合物として
は、フエノール誘導体、オキシナフタレン誘導
体、活性メチレン基を含む化合物としては次の如
き化合物が挙げられる。 (1) フエノール誘導体 ピロカテコール レゾルシン フロログリシン ピロガロール メタアミノフエノール パラアミノフエノール ジエチルアミノフエノール N−ラウリル−パラアミノフエノール N−アシル−メタアミノフエノール 3,3′,5−トリヒドロキシジフエニル 3,3′,5,5′−テトラヒドロキシジフエニー
ル α−レゾルシン酸 β−レゾルシン酸 γ−レゾルシン酸 フロログルシンカルボン酸 没食子酸 ジレゾルシンスルフイド ジレゾルシンスルホキシド 3,5−レゾルシン酸エタノールアミド 2,4−レゾルシン酸エタノールアミド 4−ブロムレゾルシン 4−クロロレゾルシン 2−メチルレゾルシン 3,3′−ブチレンジオキシジフエノール 3,3′−エチレンジオキシジフエノール ビスフエノールA (2) オキシナフタレン誘導体 2,3−ジヒドロキシナフタレン β−ナフトール α−ナフトール 1,6−ジヒドロキシナフタレン 2,3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホ
ン酸 2−ナフトール−3,6−ジスルホン酸 1,8−ジヒドロキシナフタレン−8−スルホ
ン酸 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−N−β−ヒ
ドロキシエチル−アマイド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−N,N−ビ
ス β−ヒドロキシエチルアマイド 5−(パラニトロ)−ベンズアミド−1−ナフト
ール 1−ナフトール−3−(N−β−ヒドロキシエ
チル)−スルホン−アマイド 2−ヒドロキシ−3−プロピルモルホリノナフ
トエ酸 2−ヒドロキシ−3−ナフト−O−トルイジド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸モリホリノプ
ロピルアミド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−クロロ
アニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−5′−クロロ
−2′,4′−ジ−メトキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、2′,5′−ジ
メトキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−エトキ
シアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メトキ
シアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−フエニルエ
ステル 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−フエノ
キシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−ベンヂ
ルオキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−フエネ
ルオキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−ベンヂ
ルオキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−ジメチ
ルアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−メトキ
シアニリド (3) 活性メチレン基を含む化合物 1−フエニル−3−メチル−ピラゾロン(5) アセトアセチツクアシツドアニリド 1−フエニル−3−カルボキシピラゾロン アセトアセチツクアシツドシクロヘキシルアマ
イド アセトアセチツクアシツドベンジルアマイド シアノアセトアニリド シアノアセトモルフオリン 4−カルボキシ−アセトアセトアニリド これらのカプラー化合物をボールミル、サンド
グラインダー、アトライタ等の分散手段を用いて
粒径10μ以下の微粒子状分散物として感光感熱層
中に含有せしめることが出来る。 又、カプラー化合物は1種又は2種以上を組合
せて望みの分光吸収特性を示す染料を生成させて
もよい。 又、分散に際してはカプラー化合物を単独で分
散してもよいが、有機塩基性化合物や、必要によ
りその他の添加剤と共分散することも出来る。 顕色剤として使用する有機塩基性化合物は支持
体への塗布時に塗液の溶媒として使用する水に可
溶であれば塗液のPHが上昇し地肌のカブリ、貯蔵
保存性の悪化の原因になるので塗層中で不連続な
微粒子状分散物として存在するのが望ましく、
又、水に対する20℃での溶解度が1.0g/以下
のものであれば耐湿熱貯蔵安定性もよく、脂肪族
アミンやピロリジン誘導体、イミダゾール誘導
体、イミダゾリン誘導体、ピペリジン誘導体等の
複素環化合物も好適に使用しうるが、特に下記一
般式()及び()の疎水性グアニジン誘導体
を顕色剤として使用した場合には、高温、高湿下
の貯蔵保存性にすぐれ、しかも高感度に発色する
画像保存性にすぐれたジアゾ定着型感熱記録体を
得ることが出来る。又、顕色剤は融点100〜170℃
の範囲のものが特に好適に使用しうる。 顕色剤はボールミル、サンドグラインダー、ア
トライター等の分散手段で単独に分散してもよい
が、カプラー化合物、その他必要により添加剤等
と共分散してもよい。 又、分散時に必要により本発明の添加量の範囲
内でフツ素系界面活性剤を添加して分散してもよ
い。 又、必要によつてはポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソーダ
等を保護コロイド剤として分散時の固形分の0.5
〜10%加えることが出来る。 一般式() 又は、 一般式() 〔式中R1,R2,R3,R4およびR5は水素、炭素
数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、
アラルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルア
ミノ、カルバモイルアミノ、複素環残基を表し、
R6は低級アルキレン、フエニレン、ナフチレン
または
【式】(式中Xは低 級アルキレン、SO2,S2,S,O,−NH−また
は一重結合を表す)を表し、式中のアリール基は
低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミ
ノ、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれ
る置換基を有するものも含まれる〕 その代表的な具体例を表−1に示すが、これら
に限定されるものではない。表中
【式】 はシクロヘキシル基を表わす。 上記で示したこれらのグアニジンの誘導体は公
知の方法ないしはそれに類似の方法で容易に合成
することができる。 本発明の感光感熱層はジアゾニウム塩、カプラ
ー化合物、顕色剤等を主成分とするが、これらを
支持体上に感光感熱層として単層状に設けてもよ
いが、上記主成分を2層又は多層に分けて支持体
上に設けてもよい。 又、本発明の感光感熱層を形成する為のバイン
ダー材料としては、コーンスターチ、アラビアゴ
ム、にかわ、ゼラチン、カゼイン、メチル、セル
ロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリア
クリルアミド、カルボキシメチルデンプン、ジア
ルデヒドデンプン等のデンプン又はその変性物及
び誘導体、ポリビニルアルコールもしくはその変
性物及び誘導体、ポリビニルピロリドン、イソブ
チレン−無水マレイン酸共重合物、ポリアクリル
酸塩、スチレン−無水マレイン酸共重合物、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレ
ン、スチレンスチレンブタジエンゴム(=
SBR)、メタクリレートブタジエンゴム(=
MBR)、ニトリルブタジエンゴム(=NBR)、ポ
リメチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリ
アクリロニトリル、アクリル酸エステル等の合成
樹脂エマルジヨン等が挙げられ、これらのバイン
ダー材料は単独で、もしくは混合して使用でき
る。 ジアゾニウム塩のカツプリング反応は水等の極
性な溶媒の下で促進されるので、ジアゾニウム塩
を用いる定着型感熱記録体の特に高温高湿下での
貯蔵保存性は低い平衡水分率を有するバインダー
材料を選択することによつても大きく改善され、
又、ホルマリン、グリオキザール、クロム明ば
ん、グルタールアルデヒド、メラミン/ホルマリ
ン樹脂、尿素/ホルマリン樹脂など通常水溶性高
分子バインダー材に使用される耐水化剤を用いる
ことによつても貯蔵保存性を向上させることが出
来る。 又、本発明の感光感熱層中に用いられる顔料の
具体例としては、カオリン、焼成カオリン、タル
ク、ろう石、ケイソウ土、スチレン樹脂粒子、炭
酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アル
ミニウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、炭酸
バリウム、尿素−ホルマリンフイラー、セルロー
スフイラー、酸化アルミニウム等が挙げられる
が、カス、ステイツキング等の熱ヘツドマツチン
グ性の観点からは特開53−118059、54−25845、
54−118846、54−118847公報記載の如き吸油度が
JISK5101に定める測定法において80ml〜500ml/
100gの吸油性顔料を使用するのが望ましく、特
に熱ヘツドと直接接触する層においては、焼成カ
オリン、尿素−ホルマリンフイラー等で上記の吸
油量を示す吸油性顔料を使用するのが望ましい。 その他の補助成分としては、発色抑制や発色補
助の為に塩化亜鉛、硫酸亜鉛、クエン酸ソーダ、
チオウレア硫酸グアニジン、グルコン酸カルシウ
ムや、ソルビトール、サツカローズなどの糖類な
どが用いられ、必要により紫外線防止剤や酸化防
止剤を添加したり、又、ステイツキング改良や発
色感度向上の目的でワツクス類や金属石ケン類を
使用することが出来る。 ワツクス類としては、具体的には、パラフイン
ワツクス、カルナウバワツクス、マイクロクリス
タリンワツクス、ポリエチレンワツクスの他、高
級脂肪族アミド例えばステアリン酸アミド、ラウ
リルアミド、ミリスチルアミド、硬化牛脂酸アミ
ド、パルミチン酸アミド、オレイン酸アミド、ア
セトアミド、ヤシ脂肪酸アミド、又はこれらの脂
肪酸アミドのメチロール化物、メチレンビスステ
アロアミド、エチレンビスステアロアミド、又高
級脂肪酸エステル等が挙げられる。 金属石けんとしては高級脂肪酸多価金属塩、即
ちステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウ
ム、ステアリン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等
が挙げられる。 又、発色感度を向上させる増感剤として融点が
90℃〜150℃の物質で、有機塩基性化合物、カプ
ラー化合物等との加熱時の相溶性の良い物質を使
用することも出来る。 これらの物質としては、加熱時の相溶性の良い
ものであればいずれも使用出来るが特に一分子中
にベンゼン環、ナフタレン環を有し、しかもエー
テル結合、カルボニル基(ケトン基、エステル
基)等の極性基を併せて有する物質が好適に使用
しうる。具体的にはジメチルテレフタレート、ジ
ベンジルテレフタレート、1−メトキシナフタレ
ン、1,4−ジエトキシナフタレン、P−ヒドロ
キシ安息香酸ベンジルエステルのベンジルエーテ
ル等が挙げられる。 これは単独で分散して使用することも出来る
が、有機塩基性化合物、カプラー化合物等と共分
散して使用することも出来る。 又、画像の耐水性、耐薬品性、耐まさつ性向上
の目的で感光感熱層上に保護層を設けることも出
来るが、その際にもフツ素系界面活性剤を保護層
中に添加することが出来る。 支持体としては、紙の他に合成樹脂フイルム、
ラミネート紙等も使用出来、又、紙を支持体とし
使用する場合、感光感熱層を支持体上に直接塗布
するとジアゾニウム塩が紙基体の空隙に浸透して
内部まで含浸される為に多量のジアゾニウム塩を
必要とする為、感熱印字後露光による光定着の感
度が低下する場合があり、この欠点を防止する
為、必要によつて紙基体に予めシリカゾル、アル
ミナ、酸化チタン、カオリン等の空隙充てん剤、
或いはこれらとでんぷん、カゼイン、ポリビニル
アルコール、ポリ酢酸ビニルエマルジヨン等の高
分子材料との組み合せでプレコートし次いで感光
感熱層を塗布してもよい。 (E) 実施例 次に実施例と比較例により、本発明を更に詳細
に説明する。 実施例 1 下記の配合で感光感熱層の塗液を調製し、支持
体上に乾燥後の塗布量が9.0g/m2になるように
塗布し乾燥して定着型感熱記録体を作成する。 単位は重量部である。 水 50g クエン酸 2.5g 2,5−ジエトキシ−4−モルホリノベンゼン
ジアゾニウム・テトラフルオロボレート 2.0g 焼成カオリン 10g A 液 5g B 液 100g 10%ポリビニルアルコール 100g パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物
0.3g 尚、A液、B液は次の如き配合をボールミルに
て48時間粉砕して調製した。 A 液 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−2′−メチル
アニリド 10g 10%ポリビニルアルコール 5g 水 15g B 液 (表1の化合物(12)) 35g ステアリン酸アマイド 45g 10%メチルセルロース 50g 水 150g 実施例 2 実施例1においてパーフルオロアルキルエチレ
ンオキシド付加物を用いる代りに、パーフルオロ
アルキルスルホン酸塩を用いる以外は実施例1と
同様にしてジアゾ定着型感熱記録体を作成した。 実施例 3 実施例1においてパーフルオロアルキルエチレ
ンオキシド付加物を用いる代りにパーフルオロア
ルキルトリメチルアンモニウム塩を用いる以外は
実施例1と同様にしてジアゾ定着型感熱記録体を
作成した。 比較例 1 実施例1においてパーフルオロアルキルエチレ
ンオキシド付加物を添加しない以外は実施例1と
同様にしてジアゾ定着型感熱記録体を作成した。 このようにして得られたジアゾ定着型感熱記録
体を富士通製フアコムフアツクス621Cにて印字
記録し、全面紫外露光でジアゾニウム塩を分解し
て定着し、発色濃度をマクベス濃度計(RD−
514)にて測定した。 又、貯蔵保存性を評価する為の耐湿熱テストと
しては、上記の如くして作成したジアゾ定着型感
熱記録体を40℃、90%の条件で24時間放置後ジア
ゾニウム塩を光分解して上記と同様にして地肌カ
ブリの濃度を測定した。
【表】 (F) 発明の効果 ジアゾ定着型感熱記録体にフツ素系界面活性剤
を添加することにより貯蔵保存性、特に耐湿熱保
存性を改良することが出来た。 又、フツ素系界面活性剤は化学的にも、又、熱
的にも極めて安定である為、添加による副次的効
果として発色画像の耐薬品性の向上、サーマルヘ
ツドへのカス付着防止、ステイツキング防止の効
果も認められた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ジアゾニウム塩、カプラー化合物及び顕色剤
    として熱により溶融して塩基性雰囲気を示す疎水
    性有機塩基性化合物の微粒子状分散物を主成分と
    する感光感熱層を支持体上に設けてなるジアゾ定
    着型感熱記録体において、前記感光感熱層中に10
    %〜0.05%(重量%)のフツ素系界面活性剤を含
    有させることを特徴とするジアゾ定着型感熱記録
    体。 2 疎水性有機塩基性化合物が下記一般式()
    又は()で表わされる疎水性グアニジン誘導体
    である特許請求の範囲第1項記載のジアゾ定着型
    感熱記録体。 一般式() 一般式() 〔式中R1,R2,R3,R4およびR5は水素、炭素
    数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、
    アラルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルア
    ミノ、カルバモイルアミノ、複素環残基を表し、
    R6は低級アルキレン、フエニレン、ナフチレン
    または【式】(式中Xは低 級アルキレン、SO2,S2,S,O,−NH−また
    は一重結合を表す)を表し、式中のアリール基は
    低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミ
    ノ、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれ
    る置換基を有するものも含まれる。〕
JP59128759A 1984-06-21 1984-06-21 ジアゾ定着型感熱記録体 Granted JPS618382A (ja)

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