JPS60190385A - ジアゾ定着型感熱記録体 - Google Patents

ジアゾ定着型感熱記録体

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JPS60190385A
JPS60190385A JP59048590A JP4859084A JPS60190385A JP S60190385 A JPS60190385 A JP S60190385A JP 59048590 A JP59048590 A JP 59048590A JP 4859084 A JP4859084 A JP 4859084A JP S60190385 A JPS60190385 A JP S60190385A
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diazo
heat
acid
photosensitive
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Kenji Yabuta
薮田 健次
Sadao Morishita
森下 貞男
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/52Compositions containing diazo compounds as photosensitive substances

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジアゾ定着型感熱記録体に係るもので、更に詳
しくは感熱記録ヘッドに対するマツチング性を改良した
高感度なジアゾ定着型感熱記録体に関するものである。
近年、多量の情報音できる限り冒速でハードコピーとし
てアウトプットすると言う社会の要請に応じて高速プリ
ンター、ファクシミリ等の発達は著しいものがある。高
速プリンター、ファクシミリの如く電気的情報に従って
記録媒体に画iI!を形成する方法として、電子写真、
靜シ記録、放酸記録、インクジェットおよび感熱記録等
が知られている。これらのなかで感熱記録法は装置が比
較的簡単であり、又、記録紙も比較的安価であることか
ら特に近年急速に普及している。
該感熱記録法の一つの方法として、クリスタルバイオレ
ットラクトンのような発色性物質とビスフェノールへの
ようなフェノール性化合物を組み合せてなる感熱記録シ
ートについては、例えば特公昭45−14039号公報
に記載されており、すでに公知である。これらの感熱記
録シートは現在事務用複写紙、各種レコーダー、心電計
、電卓、コンピューターの端末機、ファクシミリ等の記
録紙として広く使用されている。
しかし、上記従来の方法では印字後、誤って加熱された
場合、背景が発色して印字が読めなくなったり、又印字
後、改ざんされる可能性があり、その改良が強く望まれ
ている。
本発明者等はこの問題を解決した定着可能な感熱記録体
の提供を意図して研究し、先に、ジアゾニウム塩とカプ
ラー化合物の反応を促す塩基性物質として特定の一般式
を有するグアニジン誘導体を用いることにより、高感度
でしかも貯蔵保存性にすぐれた定着可能な感熱記録体を
提供しうること全見出してすでに提案した。(特開昭5
7−45094、向57−125091公報)。
3一 本発明者らは、さらに高感度なジアゾ定着型感熱記録体
を得べく、感熱記録ヘッドに対するマツチング性にすぐ
れた感熱記録体の開発をすすめた結果、親水性親油性バ
ランスHLBが10以上特に好1しくは13以上を示す
ノニオン系界面活性剤を感光感熱層に対して3俤〜0.
01%(重量%)含有させることで達成しうろこと金兄
い出した。
アニオン性、カチオン性などのイオン性界面活性剤の使
用は、塗液中に有機塩基性化合物やプレカップリング防
止の為の酸化合物を含む都合上塗液が不安定になり好ま
しくない。一方、上記ノニオン系界面活性剤を用いるこ
とにより、塗りムラのない均一な塗膜が得られ、ベタ黒
画像を出した場合にも、画像に濃淡ムラが無く、解像性
も優れ、非常に良好な画像が得られる。かかる効果はカ
プラー化合物や顕色剤もしくは他の添加剤の分散時に分
散剤として使用しても、又、塗液fA製後後添加ても同
様に認められる。但しジアゾニウム塩のカプラー化合物
とのカップリング反応は水等の極性溶媒下で促進される
のでHLBが10以下の比4− 較的疎水性の強い界面活性剤ヲ象加した場合はカップリ
ング反応がおこりにくく発色濃度の低下を起こす。その
点本発明の如(HLBが10以上特に好ましくは13以
上の親水性の強い界面活性剤を使用した場合には発色濃
度の低下がないのみならず、塗りムラのない均一な塗膜
が得られるので感熱記録ヘッドとのマツチング性が良く
、非常に良好な画質かえられる。尚、ノニオン系界面活
性剤の添加量が0.01 %以下の場合には上記の優れ
た効果が発揮されなくなり、一方3チ以上添加しても効
果は飽和してしまい、コスト的な不利益のみが大きくな
る。
本発明中に使用されて顕著な効果を示すノニオン系界面
活性剤は材料的には工業上広くオU用されているもので
あり、その具体例を示すと次の通りである。
■ ポリオキシエチレンアルキルエーテル類RO(C2
H40)nH ■ ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル類
’fL%0 (C2H40)。H ■ ポリオキシエチレンアルキルエステル類RCOO(
C2H40)nH ■ ソルビタンアルキルエステル類 ■ ポリオキシェチレンソルビタンアルキルエステル類
なお上記のRは脂肪鎖、n、n’n’は1以上の整数で
ある。
8体的にはポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリ
オキシエチレン還元ラノリン、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ソルビタンモノステアレート、グリセリンモ
ノステアレート、ポリオキシジエチレンノニルフェニル
エーテルなどであるが界面活性剤は多種多様であり、各
製造会社によって少しづつ変性されているがHLBが1
0以上のノニオン性界面活性剤である限り本発明の目的
に使用しうる。又、界面活性剤は単独でI−I L B
が10以上のもの全使用してもよいが全体のHLBが1
0以上である限りにおいて併用して使用してもよい。
本発明による効果は疎水性グアニジン誘導体のみならず
広く一般に公知の有機塩基化合物を顕色剤として使用し
た場合にも認められるが、特に好ましい有機塩基性化合
物として下記一般式(I)、一般式(II)のグアニジ
ン誘導体の使用によって、高感度でしかも貯蔵保存性に
すぐれたジアゾ定着型感熱記録体が得られる。
一般式(1) 一般式(U) 〔式中R1R2几5 R4およびBJ5は水素、炭素数
18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、アラル
キル、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、カルバ
モイルアミノ、複素環残基を表し、R6B低級フルキレ
ン、フェニレン、ナフチレンまたは−Q−Q−(式中X
は低級アルキレン、S02、S2、S、0、−NH−ま
たは−重結合を表す)を表し、式中のアリール基は低級
アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミノ、アルキ
ルアミ7基およびハロゲンより選ばれる置換基を有する
ものも含まれる。〕 本発明に使用するジアゾニウム塩としては、従8− 来公知のジアゾ型複写材料に用いられる化合物を任意に
使用することが出来るが、例えば次の化合物等を特に好
適に使用することが出来る。
具体例として、4−N、N−ジメチルアミノベンゼンジ
アゾニウムクロリド、3−クロル−4−N、N−ジメチ
ルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−N、N−
ジエチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、2.5
−ジェトキシ−4−N、N−ジエチルアミノベンゼンジ
アゾニウムクロIJ)’、4−N−エチルーN−ヒドロ
キシエチルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、 4
−N。
N−ジェトキシアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、
4−フェニルアミノベンゼンジアゾニウムクロリド、4
−N−(P−メトキシフェニル)−アミノベンゼンジア
ゾニウムクロリド、4−モルフォリノベンゼンジアゾニ
ウムクロリド、2,5−ジェトキシ−4−モルフォリノ
ベンゼンジアゾニウムクロリド、4−オキサシリジノベ
ンゼンジアゾニウムクロリド、3−メチル−4−ピペリ
ジノベンゼンジアゾニウムクロリド、4−エチルカブド
ー2.5−ジェトキシベンゼンジアゾニウムクロリド、
4−トリルメルカプト−2,5−ジェトキシベンゼンジ
アゾニウムクロリド、4−ベンジルメルカプト−2,5
−ジメトキシベンゼンジアゾニウムクロリドなどがある
又、ジアゾニウム塩の安定化とプレカップリング防止の
為に感光感熱j−中に酸化金*J全用いることも出来る
が、これは、従来公知のジアゾ型複写材料に用いられる
有機、無機の酸化金″!!lJを任意に使用することが
出来、具体例を挙げると酒石酸、クエン酸、ホウ酸、乳
酸、グルコン酸、リン酸、トリクロロ酢酸、ジクロロ酢
酸、シアノ酢酸、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸等が
いずれも好適に使用される。
有機塩基性化合物に対してこれらの酸化合物は重量比で
1.0%〜30%の範囲内で用いるのが好ましく、さら
に好ましくは5〜15%の範囲内で使用するのがよい。
又、ジアゾニウム塩と反応してアゾ色素を形成するカプ
ラー化合物としては前記したジアゾニウム塩とカップリ
ング可能な化合物であれば何れをも使用できる。これら
のカプラー化合物としては、フェノール誘導体、オキシ
ナフタレン誘導体、活性メチレン基を含む化合物、等が
挙けられ、これらの具体的な化合物としては次の如き化
合物が挙げられる。
(1)フェノール誘導体 ピロカテコール レゾルシン フロログリシン ピロガロール メタアミノフェノール バラアミノフェノール ジエチルアミノフェノール N−ラウリル−バラアミンフェノール N−アシル−メタアミノフェノール 3、3’、5− ) IJヒドロキシジフェニール3.
3’、5.5’−テトラヒドロキシジフェニールα−レ
ゾルシン酸 β−レゾルシン酸 11− γ−レゾルシン酸 フロログルシンカルボン酸 没食子酸 プレゾルシンスルフイド プレゾルシンスルホキシド 3.5−レゾルシン酸エタノールアミド2.4−レゾル
シン酸エタノールアミド4−ブロムレゾルシン 4−クロロレゾルシン 2−メチルレゾルシン 3.3′−ブチレンジオキシジフェノール3.3′−エ
チレンジオキシジフェノールビスフェノールA (2)オキシナフタレン誘導体 2.3−ジヒドロキシナフタレン β−ナフトール α−ナフトール 1.6−ジヒドロキシナフタレン 2.3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸2−
ナフトール−3,6−ジスルホン酸=12− 1.8−ジヒドロキシナフタレン−8−スルホン酸2−
ヒドロキシ−3−ナフトエ酸iN−β−ヒドロキシエチ
ル−アマイド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−N、N−ビスβ−ヒ
ドロキシエチルアマイド 5−(バラニトロ)−ベンズアミド−1−ナフトール1
−ナフトール−3−(N−β−ヒドロキシエチル)−ス
ルホン−アマイド 2−ヒドロキシ−3−プロピルモルホリノナフトエ酸2
−ヒドロキシ−3−ナフト−0−トルイシド2−ヒドロ
キシ−3−ナフトエ酸モルホリノプロピルアミド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−47−クロロアニリ
ド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−5′−クロロ−2
′。
4′−ジ−メトキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、2/、 5/−ジメ
トキシアニリド 2−ヒドロキシ−3−ナフトエ峡−2′−エトキシアニ
リド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−27−メドキシ
アニリド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−フェニルエ
ステル2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸−4′−フェノ
キシアニリド2−ヒドロキシ−3−ナフト4−4’−ペ
ンデルオキシアニリド2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸
−4′−7エネチルオキシアニリド2−ヒドロキシ−3
−ナフトエ酸〒27−ベンヂルオキシアニリド2−ヒド
ロキシ−3−ナフトエ12’、5’−ジメチルアニリド
2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸74′−メトキシアニ
リド(3)活性メチレン基を含む化合物 1−フェニル−3−メチル−ピラゾロン(5)アセトア
セチックアシッドアニリド 1−フエニ)v −3−カルボキシピラゾロンアセトア
セチックアシッドシクロへキシルアマイドアセトアセチ
ックアシッドベンジルアマイドシアノアセトアニリド シア/アセトモルフォリン 4−カルボキシ−アセトアセトアニリドこれらのカプラ
ー化合物全ボールミル、サンドグラインダー、アトライ
タ等の分散手段を用いて粒th10μ以下の微粒子状分
散物として感光感熱層中に官有せしめることが出来る。
又、カプラー化合物はl1m又は2種以上を粗金せて望
みの分光吸収特性を示す染料を生成させてもよい。
又、分散に際してはカプラー化合物を単独で分散しても
よいが、有機塩基性化合物や、必要によりその他の徐加
剤と共分散することも出来る。
顕色剤として使用する有機塩基性化合物は支持体への塗
布時に塗液の浴媒として使用する水に可洛でおれば塗液
のpI−1が上昇し地肌のカブリ、貯蔵保存性の悪化の
原因になるので塗層中で不連続な微粒子状分散物として
存在するのが望ましく、又、水に対する20℃での溶解
度が1.oy7を以下のものであれば耐湿熱貯蔵安定性
もよく、脂肪族アミンやピロリジン誘導体、イミダゾー
ル誘導体、イミダシリン肪導体、ピペリジン訪導体等の
被素環化合物も好適に使用しうるが、特に下記一般式(
1)及び(1)の疎水性グアニジン誘導体’][色剤と
して使用した場合には、高温、尚種下の貯蔵保存性にす
ぐれ、しかも高感度に発色する画像保存性にすぐれたジ
アゾ定着型感熱記録体を得ることが出来る。又、顕色剤
は融点100〜170℃の範15− 囲のものが特に好適に使用しうる。
顕色剤はボールミル、サンドグラインダー、アトライタ
ー等の分散手段で単独に分散してもよいが、カプラー化
合物、その他必要により添加剤等と共分散してもよい。
又、分散時に必要により本発明の添加量の範囲内でHL
Bが10以上(好ましくは13以上)のノニオン系界面
活性剤を添加して分散してもよい。
又、必要によってはポリビニルアルコール、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ア化キン酸ンータ等を保護コロイド剤と
して分散時の固形分の0.5〜10チ加えることが出来
る。
一般式(I) 5 又は、 一般式(n) 16− 〔式中几1 、”2 、R3、”4およびR5は水素、
炭素数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、
アラルキル、アミ/、アルキルアミノ、アシルアミノ、
カルバモイルアミノ、複素環残基を表し、R6id低級
フルキレン、フェニレン、ナフチレンまたは−G−Q−
(式中Xは低級アルキレン、S02、S2、S、0、−
NH−または−重結合を表す)を表し、式中のアリール
基は低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミノ
、アルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれる置換基
を有するものも含まれる〕 その代表的な具体例を表−1に示すが、これらに限定さ
れるものではない。表中(◇はシクロヘキシル基を表わ
す。
表−1 (1) H (2) H (3) H O2 (21) NH NH NH −23二 (29) (30) (31) 24− 1 NH2−C−NH2 1 NH2−C−NI−f2 (40) (41) (42) (43) 27− 上記で示したこれらのグアニジンの誘導体は公知の方法
ないしはそれに類似の方法で容易に合成することができ
る。
本発明の感光感熱層はジアゾニウム塩、カプラー化合物
、顕色剤等金主成分とするが、これらを支持体上に感光
感熱層として単J−状に設けてもよいが、上記主成分を
2層又は多層に分けて支持体上に設けてもよい。
又、本発明の感光感熱層を形成する為のバインダー材料
としては、コーンスターチ、アラビアゴム、にかわ、ゼ
ラチン、カゼイン、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリアク28− リルアミド、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒド
デンプン等のデンプン又はその変性物及び誘導体、ポリ
ビニルアルコールもしくはその変性物及び誘導体、ポリ
ビニルピロリドン、インブチレン−無水マレイン酸共重
合物、ポリアクリル酸塩、スチレン−無水マレイン酸共
重合物、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリス
チレン、スチレンブタジェンゴム (=8BR)、メタ
クリレートブタジェンゴム(MBJ、二) IJ A/
ブタジェンゴム(=NBR,)、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、アクリ
ル酸エステル等の合成樹脂エマルシロン等が挙げられ、
これらのバインダー材料は単独で、もしくは混合して使
用できる。
ジアゾニウム塩のカップリング反応は水等の極性な溶媒
の下で促進されるので、ジアゾニウム塩を用いる定着型
感熱記録体の特に高温萬種下での貯蔵保存性は低い平衡
水分率を有するバインダー材料を選択することによって
も太きく改善され、又、ホルマリン、グリオキザール、
クロム明ばん、ゲルタールアルデヒド、メラミン/ホル
マリン樹脂、尿素/ホルマリン樹脂など通常水浴性高分
子バインダー材に使用される耐水化剤を用いることによ
っても貯蔵保存性を向上させることが出来る。
又、本発明の感光感熱層中に用いられる顔料の具体例と
しては、カオリン、焼成カオリン、タルク、ろう石、ケ
イソウ土、スチレン樹脂粒子、炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム
、酸化チタン、炭酸バリウム、尿素−ホルマリンフィラ
ー、セルロースフィラー、酸化アルミニウム等が挙げら
れるが、カス、スティッキング等の熱ヘツドマツチング
性の観点からは特開53−118059.54−258
45.54−118846.54−118847公報記
載の如き吸油度がJIS K5101に定める測定法に
おいてSome〜500艷/100 tの吸油性顔料全
使用するのが望ましく、特に熱ヘッドと直接接触する層
においては、焼成カオリン、尿素−ホルマリンフイラー
尋で上記の吸油量を示す吸油性顔料全使用するのが望ま
しい。
その他の補助成分としては、発色抑制や発色補助の為に
塩化亜鉛、硫酸亜鉛、クエン酸ソーダ、チオウレア硫酸
グアニジン、グルコン酸カルシウムや、フルビトール、
サッカローズなどの糖類などが用いられ、必要により紫
外線防止剤や酸化防止剤全添加したり、又、スティッキ
ング改良や発色感度向上の目的でワックス類や金属石ケ
ン類を使用することが出来る。
ワックス類としては、具体的には、パラフィンワックス
、カルナウバワックス、マイクロクリスタリンワックス
、ポリエチレンワックスの他、高級脂肪酸アミド、例え
ばステアリン酸アミド、ラウリルアミド、ミリスチルア
ミド、硬化牛脂酸アミド、パルミチン酸アミド、オレイ
ン酸アミド、アセトアミド、ヤシ脂肪酸アミド、又はこ
れらの脂肪酸アミドのメチロール化物、メチレンビスス
テアロアミド、エチVンビスステアロアミド、又高級脂
肪酸エステル等が挙げられる。
金属石鹸としては高級脂肪酸多価金属塩、即ちステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、31− ステアリン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等が挙げられ
る。
又、発色感度全向上させる増感剤として融点が90℃〜
150℃の物質で、有機塩基性化合物、カプラー化合物
等との加熱時の相溶性の良い物質を使用することも出来
る。
これらの物質としては、加熱時の相溶性の良いものであ
ればいずれも使用出来るが特に−分子中にベンゼン環、
ナフタレン環を有し、しかもエーテル結合、カルボニル
基(ケトン基、エステル基)等の極性基を併せて有する
物質が好適に使用しうる。具体的にはジメチルテレフタ
レート、ジベンジルテレフタレート、1−メトキシナフ
タレン、1.4−ジェトキシナフタレン、P−ヒドロキ
シ安息香酸ベンジルエステルのベンジルエーテル等カ挙
げられる。
これらは単独で分散して使用することも出来るが、有機
塩基性化合物、カプラー化合物等と共分散して使用する
ことも出来る。
又、画像の耐水性、耐薬品性、耐まさつ性向上32− の目的で感光感熱層上に保護層を設けることも出来るが
、その際にも本発明のI(LBIO以上のノニオン系界
面活性剤を保護層中に添加することで均一な層を得るこ
とが出来る。
支持体としては、紙の他に合成樹脂フィルム、ラミネー
ト紙等も使用出来、又、紙を支持体として使用する場合
、感光感熱層を支持体上に直接塗布するとジアゾニウム
塩が紙基体の空隙に浸透して内部まで含浸される為に多
量のジアゾニウム塩を必要とする為、感熱印字後露光に
よる光定着の感度が低下する場合があり、この欠点を防
止する為、必要によっては紙基体に予めシリカゾル、ア
ルミナ、酸化チタン、カオリン等の空隙光てん剤、或い
はこれらとでんぷん、カゼイン、ポリビニルアルコール
、ポリ酢酸ビニルエマルジョン等の高分子材料との組み
合せでプレコートし次いで感光感熱層を塗布してもよい
次に実施例と比較例により、本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 下記の配合で感光感熱層の塗液を調製し、支持体上に乾
燥後の塗布量が9.5f/rr?になるように塗布し2
乾燥して定着型感熱記録体を作成する。
単位は重量部である。
尚、A液、B液は次の如き配合全ボールミルにて48時
間粉砕して調製した。
A液 実施例2 実m例1においてポリオキシエチレンベヘニルエーテル
(HLB=16.5 )’に用いる代シにグリセリンモ
ノステアレート(HLB=13.5 )’11いる以外
は実施例1と同様にしてジアゾ定着型感熱記録体を作成
した。
実施例3 実施例1においてポリオキシエチレンベヘニルエーテル
(HLB=16.5 >k用いる代りにポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル(HLB=18.9)k用
いる以外は実施例1と同様にしてジアゾ定着型感熱記録
体を作成した。
比較例1 実施例1においてポリオキシエチレンベヘニルエーテル
(HLB=16.5 )を用いる代りにグリセリンモノ
オレエート(HLB=9.5 )’i用いる以外は実施
例1と同様にしてジアゾ定着型感熱記録体全作成した。
実施例4 ジアゾニウム塩を含有する感光層を次の配合で調製し、
支持体上に乾燥後の塗布量が2.0 f/lr?になる
ように塗布する。
上記感光層上に次の配合で調製した顕色剤全含有する感
熱層の塗液を、乾燥後の塗布量が8.0f/nlになる
ように塗布してジアゾ定着型感熱記録体を作成する。
尚、A液、B液は次の如き配合をボールミルにて48時
間粉砕分散して調製した。
A液 B液 実施例5 実施例4においてポリオキシエチレン還元ラノリン(H
LB=13.0 )i用いる代りにソルビタンモノステ
アレー) (HLB=14.9 ’)′に用いる以外は
実施例4と同様にしてジアゾ定着型感熱記録体全書た。
実施例6 実施例4においてポリオキシエチレン還元ラノリン(H
LB=13.0 )’に用いる代りに、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油(HLB=13.5 )lc−用いる
以外は実施例4と同様にしてジアゾ定着型感熱記録体全
書た。
比較例2 実施例4においてポリオキシエチレン還元ラノリン(H
LB=13.0 )ffi用いる代ρに、ポリオキシエ
チレンセチルエーテル(HLB=9.5)e用いる以外
は実施例4と同様にしてジアゾ定着型感熱記録体を得た
比較例3 実施例4においてポリオキシエチレン還元ラノリン金柑
いず界面活性剤を全く使用しないでジアゾ定着型感熱記
録体全書た。
このようにして得られたジアゾ定着型感熱記録体を冨士
通製ファコムファックス621Cにて印字記録し、全面
紫外露光でジアゾニウム塩を分解して定着し、発色濃度
をマクベス濃度計(R,D−514)にて測定した。一
方面質については画像電子学会ファクシミリテストチャ
ートA 241”用いファコムファックス621Cにて
画像テストヲ行なった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ジアゾニウム塩、カプラー化合物及び顕色剤とし
    て熱により溶融して塩基性雰囲気を示す疎水性有機塩基
    性化合物の微粒子状分散物を主成分とする感光感熱層を
    支持体上に設けてなるジアゾ定着型感熱記録体において
    、前記感光感熱層中に親水性親油性バランスHLBが1
    0以上を示すノニオン系界面活性剤を3%〜0.01 
    % (重tチ)含有させることを特徴とするジアゾ定着
    型感熱記録体。 2、疎水性有機塩基性化合物が下記一般式(1)又は(
    It)で表わされる疎水性グアニジン誘導体である特許
    請求の範囲第1項記載のジアゾ定着型感熱記録体。 一般式(1) 一般式(If) 〔式中R1,R2,R,jL4およびR5は水素、炭素
    数18以下のアルキル、環状アルキル、アリール、アラ
    ルキル、アミノ、アルキルアミノ、アシルアミノ、カル
    バモイルアミノ、複素環残基を表し、R6は低級アルキ
    レン、フェニレン、ナフチレンまたは一=DXQ−(式
    中Xは低級アルキレン、SO2、S2、S、0、−NH
    −または−重結合を表す)全表し、式中のアリール基は
    低級アルキル、アルコキシ、ニトロ、アシルアミノ、ア
    ルキルアミノ基およびハロゲンより選ばれる置換基を有
    するものも含まれる。〕
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62207673A (ja) * 1986-03-07 1987-09-12 Mitsubishi Paper Mills Ltd ジアゾ定着型感熱記録体
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