JPS6319154Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319154Y2 JPS6319154Y2 JP1981081235U JP8123581U JPS6319154Y2 JP S6319154 Y2 JPS6319154 Y2 JP S6319154Y2 JP 1981081235 U JP1981081235 U JP 1981081235U JP 8123581 U JP8123581 U JP 8123581U JP S6319154 Y2 JPS6319154 Y2 JP S6319154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- electrode bodies
- main scanning
- scanning direction
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 5
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 5
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 5
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 claims 1
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は多色熱転写記録の用に供される発熱
ヘツドの改良に関するものである。
ヘツドの改良に関するものである。
一般に、多色熱転写記録においては、複数の転
写色、たとえば赤、青、黄色の３色の転写インク
を主走査方向に平面的に区分して設けるととも
に、各色インクの融点を異ならせた熱転写紙を用
いる場合、主走査方向へ沿つて配された多数の発
熱抵抗素子の抵抗値を単位素子数ごとに変化させ
る必要がある。
写色、たとえば赤、青、黄色の３色の転写インク
を主走査方向に平面的に区分して設けるととも
に、各色インクの融点を異ならせた熱転写紙を用
いる場合、主走査方向へ沿つて配された多数の発
熱抵抗素子の抵抗値を単位素子数ごとに変化させ
る必要がある。
このため、従来では第１図に示すように、厚膜
成形による抵抗体RXと主走査方向（矢印ａ方
向）へ並設された電極体SP０〜SP３からなる単
位発熱抵抗素子SR１〜SR３の各シート抵抗値を
一定とし、かつ、対応する電極体SP０〜SP３の
各設定間隔ｌ１〜ｌ３を、たとえばｌ１＞ｌ２＞
ｌ３と異ならせて設定することにより、上記単位
発熱抵抗素子SR１〜SR３の抵抗値Ｒ１〜Ｒ３
を、Ｒ１＜Ｒ２＜Ｒ３と変化させている。
成形による抵抗体RXと主走査方向（矢印ａ方
向）へ並設された電極体SP０〜SP３からなる単
位発熱抵抗素子SR１〜SR３の各シート抵抗値を
一定とし、かつ、対応する電極体SP０〜SP３の
各設定間隔ｌ１〜ｌ３を、たとえばｌ１＞ｌ２＞
ｌ３と異ならせて設定することにより、上記単位
発熱抵抗素子SR１〜SR３の抵抗値Ｒ１〜Ｒ３
を、Ｒ１＜Ｒ２＜Ｒ３と変化させている。
しかるに、上記構成では、電極体SP０〜SP３
の各設定間隔ｌ１〜ｌ３を異ならせるため、必然
的に主走査方向でドツト形状に差が生じることに
なり、印字画像の解像度の低下を強いられてい
た。
の各設定間隔ｌ１〜ｌ３を異ならせるため、必然
的に主走査方向でドツト形状に差が生じることに
なり、印字画像の解像度の低下を強いられてい
た。
この考案は、厚膜成形による抵抗体に、多数の
電極体を主走査方向へ間欠的に植設して、上記主
走査方向へ一列に配される多数の発熱抵抗素子を
形成した発熱ヘツドにおいて、単位発熱抵抗素子
の電極体の設定間隔を一定とし、かつ、特殊な手
段で単位発熱抵抗素子の固有電気抵抗を異ならせ
ることにより、同一のドツト形状で特定の画素の
発熱温度を制御してカラー印字することができ、
しかも印字画像の解像度の向上に寄与できる発熱
ヘツドを提供することを目的としている。
電極体を主走査方向へ間欠的に植設して、上記主
走査方向へ一列に配される多数の発熱抵抗素子を
形成した発熱ヘツドにおいて、単位発熱抵抗素子
の電極体の設定間隔を一定とし、かつ、特殊な手
段で単位発熱抵抗素子の固有電気抵抗を異ならせ
ることにより、同一のドツト形状で特定の画素の
発熱温度を制御してカラー印字することができ、
しかも印字画像の解像度の向上に寄与できる発熱
ヘツドを提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第２図はこの考案に係る発熱ヘツドの一例を示
すもので、第１図と同一部所には、同一符号を付
して説明を省略する。同図において、単位発熱抵
抗素子SR１〜SR３の電極体SP０〜SP３の各設
定間隔ｌ１〜ｌ３をｌ１＝ｌ２＝ｌ３としてあ
り、かつ各抵抗素子SR１〜SR３の固有電気抵抗
ρを異ならせてある。これは厚膜抵抗体RXと電
極体SP０〜SP３の化学的反応を利用して行なわ
れる。すなわち、厚膜抵抗体RXの材料をRu０２
（酸化ルテリウム）とし、各電極体SP０〜SP３
の材料を、たとえば電極体SP０とSP１をAu（金）
で、電極体SP２とSP３をCu（銅）で構成する。
勿論、電極体SP０〜SP３は合金で構成してもよ
い。
すもので、第１図と同一部所には、同一符号を付
して説明を省略する。同図において、単位発熱抵
抗素子SR１〜SR３の電極体SP０〜SP３の各設
定間隔ｌ１〜ｌ３をｌ１＝ｌ２＝ｌ３としてあ
り、かつ各抵抗素子SR１〜SR３の固有電気抵抗
ρを異ならせてある。これは厚膜抵抗体RXと電
極体SP０〜SP３の化学的反応を利用して行なわ
れる。すなわち、厚膜抵抗体RXの材料をRu０２
（酸化ルテリウム）とし、各電極体SP０〜SP３
の材料を、たとえば電極体SP０とSP１をAu（金）
で、電極体SP２とSP３をCu（銅）で構成する。
勿論、電極体SP０〜SP３は合金で構成してもよ
い。
第３図は上記発熱ヘツドを用いた熱転写記録機
構の概略構成図である。同図において１はロー
ラ、２はローラ１の周面に沿つて配設された被転
写紙（記録紙）、３は矢印ｂ方向へ搬送される熱
転写紙である。４は発熱ヘツドであり、ベース５
上に形成された絶縁基板６等を有し、この基板６
上に上記厚膜成形による抵抗体RXが形成されて
おり、発熱抵抗素子SR１〜SR３が主走査方向
（紙面表裏方向）に沿つて並設されている。
構の概略構成図である。同図において１はロー
ラ、２はローラ１の周面に沿つて配設された被転
写紙（記録紙）、３は矢印ｂ方向へ搬送される熱
転写紙である。４は発熱ヘツドであり、ベース５
上に形成された絶縁基板６等を有し、この基板６
上に上記厚膜成形による抵抗体RXが形成されて
おり、発熱抵抗素子SR１〜SR３が主走査方向
（紙面表裏方向）に沿つて並設されている。
上記熱転写紙３としては、たとえば、第４図の
ようにインク層３ａが主走査方向ａにおいて平面
的に区分されて互に融点の異なる赤、青、黄の３
色のインク層で構成したものが使用される。各色
のインク層は上記発熱抵抗素子SR１〜SR３の主
走査方向ａのピツチ１（ｌ１〜ｌ３）（第５図）
と同一に設定してある。
ようにインク層３ａが主走査方向ａにおいて平面
的に区分されて互に融点の異なる赤、青、黄の３
色のインク層で構成したものが使用される。各色
のインク層は上記発熱抵抗素子SR１〜SR３の主
走査方向ａのピツチ１（ｌ１〜ｌ３）（第５図）
と同一に設定してある。
このように構成することにより、厚膜抵抗体
RX（Ru０２）とAuおよびCuとが化学反応を起
こして、抵抗体RXの固有電気抵抗（抵抗率）を
変化させる。すなわち、単位発熱抵抗素子SR１，
SR２，SR３の各抵抗値をそれぞれＲ１，Ｒ２，
Ｒ３とすると、これら抵抗値をＲ１＜Ｒ２＜Ｒ３
の関係に設定でき、このため同一電源電圧を供給
させれば、単位発熱素子ごとに発熱温度を可変で
きる発熱ヘツドが実現される。この場合、電極体
SP０〜SP３の各設定間隔ｌ１〜ｌ３が同一のた
め、同一ドツト形状のカラー印字Ｒ，Ｂ，Ｙ（第
５図）ができるうえ、印字画像も鮮明になる。
RX（Ru０２）とAuおよびCuとが化学反応を起
こして、抵抗体RXの固有電気抵抗（抵抗率）を
変化させる。すなわち、単位発熱抵抗素子SR１，
SR２，SR３の各抵抗値をそれぞれＲ１，Ｒ２，
Ｒ３とすると、これら抵抗値をＲ１＜Ｒ２＜Ｒ３
の関係に設定でき、このため同一電源電圧を供給
させれば、単位発熱素子ごとに発熱温度を可変で
きる発熱ヘツドが実現される。この場合、電極体
SP０〜SP３の各設定間隔ｌ１〜ｌ３が同一のた
め、同一ドツト形状のカラー印字Ｒ，Ｂ，Ｙ（第
５図）ができるうえ、印字画像も鮮明になる。
なお、上記の例では、発熱ヘツドに対応して用
いられる熱転写紙３として、主走査方向ａへ３色
を平面的に区分して設けたものを使用したが、融
点が異なるものであれば、各色インクを積層状に
設けたものや互に混在したもの等、上記の例以外
のインク配列状態を有する熱転写紙３を用いるこ
とができる。
いられる熱転写紙３として、主走査方向ａへ３色
を平面的に区分して設けたものを使用したが、融
点が異なるものであれば、各色インクを積層状に
設けたものや互に混在したもの等、上記の例以外
のインク配列状態を有する熱転写紙３を用いるこ
とができる。
以上のように、この考案は電極体の各設定間隔
を一定として、各固有電気抵抗を異ならせること
により、複数の転写色の各転写インクの融点を互
に異ならせた熱転写紙を用いて記録する場合、印
字画像の鮮明化を確約できる発熱ヘツドを提供す
ることができる。
を一定として、各固有電気抵抗を異ならせること
により、複数の転写色の各転写インクの融点を互
に異ならせた熱転写紙を用いて記録する場合、印
字画像の鮮明化を確約できる発熱ヘツドを提供す
ることができる。
第１図は従来の発熱ヘツドの構成図、第２図は
この考案に係る発熱ヘツドの一例を示す構成図、
第３図はこの考案の発熱ヘツドを適用した一般的
な熱転写記録機構の概略構成図、第４図は上記発
熱ヘツドに対応して用いられる熱転写紙のインク
配列状態の一例を示す図、第５図は熱転写のイン
クの配列と印字ドツトの関係を示す図である。 RX……抵抗体、SR１〜SR３……単位発熱抵
抗素子、SP０〜SP３……電極体、ｌ１〜ｌ３…
…設定間隔、Ｒ１〜Ｒ３……抵抗値。なお、図中
同一符号は同一もしくは相当部分を示す。
この考案に係る発熱ヘツドの一例を示す構成図、
第３図はこの考案の発熱ヘツドを適用した一般的
な熱転写記録機構の概略構成図、第４図は上記発
熱ヘツドに対応して用いられる熱転写紙のインク
配列状態の一例を示す図、第５図は熱転写のイン
クの配列と印字ドツトの関係を示す図である。 RX……抵抗体、SR１〜SR３……単位発熱抵
抗素子、SP０〜SP３……電極体、ｌ１〜ｌ３…
…設定間隔、Ｒ１〜Ｒ３……抵抗値。なお、図中
同一符号は同一もしくは相当部分を示す。
Claims (1)
- 厚膜成形による抵抗体に、多数の電極体を主走
査方向へ間欠的に植設して、隣接する電極体間で
上記抵抗体により、上記主走査方向へ一列に配さ
れる多数の単位発熱抵抗素子を形成し、この単位
発熱抵抗素子の発熱により、熱転写紙上の互いに
融点の異なる複数色のインクを被転写紙に転写さ
せる発熱ヘツドにおいて、上記単位発熱抵抗素子
を形成する抵抗体と化学反応を起こして抵抗体の
固有電気抵抗を変化させる電極体の各設定間隔を
一定とし、かつ、上記電極体を互いに異種の材料
で形成することによつて上記各単位発熱抵抗素子
の固有電気抵抗を異ならせて、これら各単位発熱
素子の抵抗値を異ならせたことを特徴とする発熱
ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981081235U JPS6319154Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981081235U JPS6319154Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191544U JPS57191544U (ja) | 1982-12-04 |
| JPS6319154Y2 true JPS6319154Y2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=29876760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981081235U Expired JPS6319154Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6319154Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220102A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-15 | Xerox Corp | Elastic master for direct lithographic printing |
| JPS54156647A (en) * | 1978-05-30 | 1979-12-10 | Tektronix Inc | Color printer |
-
1981
- 1981-06-01 JP JP1981081235U patent/JPS6319154Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5220102A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-15 | Xerox Corp | Elastic master for direct lithographic printing |
| JPS54156647A (en) * | 1978-05-30 | 1979-12-10 | Tektronix Inc | Color printer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191544U (ja) | 1982-12-04 |
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