JPS6139567Y2 - - Google Patents

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JPS6139567Y2
JPS6139567Y2 JP1985049741U JP4974185U JPS6139567Y2 JP S6139567 Y2 JPS6139567 Y2 JP S6139567Y2 JP 1985049741 U JP1985049741 U JP 1985049741U JP 4974185 U JP4974185 U JP 4974185U JP S6139567 Y2 JPS6139567 Y2 JP S6139567Y2
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JP
Japan
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recording
pulse
signal
heating element
pulse train
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JP1985049741U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、記録ヘツドに配列された複数の発
熱素子を選択的に加熱して記録する感熱記録装置
に関するものである。
この感熱記録方式は、フアクシミリ、プリン
タ、CRTハードコピー等の装置に、小型、安
価、保守性などの利点から幅広く使用されてい
る。これらの記録装置において、従来の黒白の二
値記録から、複数の階調記録、更には多色記録の
要求が生じてきた。この要求に対して、加熱温度
に応じて記録濃度が変化する感熱紙、あるいは発
色色相が異なる多色感熱紙が発表されている。
ところで感熱記録方式では、記録ヘツド上に多
数の発熱素子を直線状に配列し、これらの発熱素
子の配列方向と直角をなす方向に感熱紙を送りな
がら、発熱素子を選択的に通電加熱して2次元の
パターン例えば文字、記号、図形等を記録するの
であるが、上述の感熱紙を使つた従来の階調、又
は多色記録方式としては、各発熱素子への注入電
力を変化すなわち記録パルス(印加パルス)のパ
ルス巾、又はそのパルス電圧値を変化させ、発熱
素子の発熱温度を変える方式が知られている。
第1図および第2図はこの従来の方式を説明す
るもので、第1図は発熱素子に印加する記録パル
スのパルス巾を変化させる方式、第2図は、記録
パルスのパルス電圧を変化させる方式を示すもの
である。なお、第1図、第2図共に、そのaは記
録パルスのパルス波形を、bはそのaに示す4階
調の記録パルスを印加したときの感熱紙表面温度
の時間的推移を示すものである。いま、加熱温度
に応じて記録濃度の変化する感熱紙を使用すれ
ば、第1図、第2図共に5階調(この場合無記録
すなわち白地を含む)の画像がその紙面上に得ら
れ、また、感熱紙に第1、2図に示す加熱温度T
Bで青色発色をし、加熱温度TRで赤色発色をする
多色感熱紙を使用すれば、第2、第3階の記録パ
ルスP2、P3で青色発色し、第4階の記録パルスP4
で赤色発色し、色相の異なる画像が得られる。
ところが、これら従来の方式は発熱素子への記
録パルスを連続する単一のパルスにて行つている
為に発熱素子中央部の熱拡散が効果的になされ
ず、第3図に示すように、絶縁基板1上に配列構
成した各発熱素子2の中央部への熱集中が起こり
第4図のイ特性のように発熱素子記録画の中央部
と、周囲部での温度介布が不均一となる。この為
各画素内の記録濃度差が大となり、特に多色記録
の場合は、同一画素の中央部の色相と周囲部の色
相が異なるという不都合が生じ、画質の低下を余
義なくされるという欠点があつた。
この考案は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、発熱素子に印加
する記録パルスを順次パルス毎にその電圧値が減
小する所定周期のパルス列信号(パルストレイ
ン)で形成することにより、発熱素子記録画の温
度分布を均一化して画質の向上を図ると共に、入
力される画素信号の信号幅、信号レベルに応じて
上記パルス列信号の印加期間を変化させることに
より、階調記録、多色記録にも対応できる感熱記
録装置を提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を第5図を用いて説
明する。第5図は画像信号を、そのフレーム単位
で一括記録する感熱記録装置の構成を示すもの
で、3は感熱紙(図示せず)に感熱記録する記録
ヘツドで、この記録ヘツド3は絶縁基板1、およ
びその上に直線状に配列形成されたn個の発熱素
子2−1,2−2…2−nにより構成され、n個
の記録ドツトが形成されている。4はこれら記録
ドツトに対応するn個の画素信号VS1,VS2……
Soがフレーム周期で直列入力される画像信号入
力端子で、この画像信号VS(VS1,VS2……VS
)は8階調の階調(濃度)情報を有している。
5はこの画像信号入力端子4より入力される各画
素信号VS1,VS2……VSoを、その階調情報(画
素信号幅あるいは画素信号レベル)に応じて3ビ
ツトの2進8階調情報にそれぞれ変換し、その変
換された3ビツトの2進桁出力〔22,21,20〕を
順次並列出力するデコーダ、6−1,6−2およ
び6−3はこのデコーダ5から出力される3ビツ
トの2進桁出力にそれぞれ対応して設けられ、そ
の各桁ビツト出力をクロツクパルスRCで順次シ
スト入力し、1フレーム分(すなわちn回シフ
ト)がシフト入力された時点で、それを並列出力
するnビツト直列入力並列出力型のシフトレジス
タ、7−1,7−2……7−nは記録ヘツド3の
各記録ドツトすなわち各発熱素子2−1,2−2
……2−nにそれぞれ対応して設けられ、各シフ
トレジスタ6−1,6−2,6−3から並列出力
される各画素信号VS1,VS2…VSoの3ビツトの
2進8階調情報の情報値に応じた期間の間、すな
わち情報値に応じた個数のパルス列信号(パルス
トレイン)PTを、画像信号VSのフレーム周期で
ゲート出力するパルス列信号発生回路で、これら
パルス列信号発生回路7−1,7−2…7−nは
それぞれ8進カウンタ8、フリツプフロツプ9お
よびANDゲート10により構成されている。1
1−1,11−2…11−nはパルス列発生回路
7−1,7−2…7−nよりそれぞれ出力される
パルス列信号を所要レベルに電力増巾し、それを
各発熱素子2−1,2−2…2−nに印加するド
ライバ、12は所定周期のパルス列信号PTが入
力されるパルス列信号入力端子、13は画像信号
Sのフレーム周期に同期した記録指令パルスPW
が入力される記録指令パルス入力端子、14はク
ロツクパルスPCが入力されるクロツクパルス入
力端子である。
このような構成において、画像入力端子4より
入力された画像信号VSはその画素信号VS1,VS
…VSo毎にデコーダ5で順次並列3ビツトの2
進8階調情報にそれぞれ変換され、変換された並
列3ビツト情報はその各桁出力〔22,21,20〕に
対応して設けられたシフトレジスタ6−1,6−
2,6−3にクロツクパルスPCにより順次直列
シフト入力される。
次に、このようにして1フレーム分の画像信号
S(VS1,VS2…VSo)が変換され、シフト入
力されると、シフトレジスタ6−1,6−2,6
−3はそのレジスタ内容(nビツト)をそれぞれ
並列出力し、それをレジスタビツトに対応するパ
ルス列信号発生回路7−1,7−2…7−nの8
進カウンタ8にプリセツト入力する。この状態に
おいて、端子13より記録指令パルスPWが入力
されると、フリツプフロツプ9がセツトされて
ANDゲート10が“ON”状態となり、8進カウ
ンタ8にプリセツトされた値すなわち8階調情報
値に等しい数からなるパルス列信号PTがANDゲ
ート10よりゲート出力される。この場合、8進
カウンタ8は減算カウンタとして動作し、そのプ
リセツト値が零になると、フリツプフロツプ9を
リセツトしてANDゲート10を“OFF”状態に
する。例えば、8進カウンタ8に第5階調すなわ
ちプリセツト値“5”がプリセツト入力される
と、ANDゲート10から5個のパルス列信号が
ゲート出力される。これら各ANDゲート10か
らゲート出力されたパルス列信号PWは、それぞ
れのドライバ11−1,11−2…11−nで所
要レベルに電力増巾され、この出力が記録パルス
(印字パルス)として各発熱素子2−1,2−2
…2−nに印加される。この印加により各発熱素
子2−1,2−2…2−nは、各画素信号VS1
S2…VSoの8階調情報値に応じて加熱されるの
で、感熱紙には8階調からなる濃淡記録あるいは
多色記録ができる。以下同様なフレーム動作を繰
返すことにより所望の文字、図形等の記録ができ
る。
このように、各発熱素子2−1,2−2…2−
nへの記録パルスをパルス列信号PTで形成し、
記録期間にパルス休止期間をもたせるようにした
ので、各発熱素子2−1,2−2…2−n中の熱
拡散が効果的に行われ、このため中央部への熱集
中も起こらず、各発熱素子2−1,2−2…2−
n面の温度分布は第4図ロ特性のようにほぼ一様
なものとなる。
したがつて、単一画素内における中央部と周辺
部における濃度が均一となり、多色記録の場合で
も画素中央部とその周辺部の色相が異なると示う
不都合は解消される。
更に、上記実施例におけるパレス例信号PT
電圧値を第6図に示すようにそのパルス電圧を順
次的に下げるようにすれば、各発熱素子2−1,
2−2…2−n面の温度分布をより均一化するこ
とができ、またその記録階調数も増加させること
ができる。
なお、パルス電圧を画像信号VSの階調情報値
に応じてE1,E2と変化させても良い。
以上のように、この考案によれば各発熱素子に
印加する記録パルスを順次パルス毎にその電圧値
が減小する所定周期のパルス列信号で形成し、各
発熱素子記録画の温度分布を均一化したので、同
一画素内の記録濃度が一様化されると共に、ま
た、入力される画像信号の階調記録情報に応じて
上記パルス列信号の印加期間を変化させるように
したので、白黒の階調記録、多色記録にも対応で
きると示う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来の階調記録
方式を示す記録パルス波形図と記録温度特性図、
第3図は記録ヘツドの拡大平面図、第4図は第3
図−断面における温度分布図、第5図はこの
考案の一実施例による感熱記録装置の回路構成
図、第6図は第5図の動作波形を示す波形図であ
る。 図中、3は記録ヘツド、5はデコーダ、6−1
〜6−3はシフトレジスタ、7−1〜7−nはパ
ルス列信号発生回路、11−1〜11−nはドラ
イバである。なお、図中、同一符号は同一、また
は相当部分を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力される画像信号列の各画素信号に対応する
    複数個の発熱素子が配列された記録ヘツドと、こ
    の記録ヘツドの各発熱素子を上記各画素信号の状
    態に応じて選択すると共に、この選択された発熱
    素子に、その画素信号の記録情報に応じた期間の
    間、所定周期のパルス列信号からなり各パルスの
    電圧値が順次パルス毎に減小する記録パルスを印
    加する駆動回路と、を備えたことを特徴とする感
    熱記録装置。
JP4974185U 1985-04-03 1985-04-03 感熱記録装置 Granted JPS60182150U (ja)

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JP4974185U JPS60182150U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 感熱記録装置

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JP4974185U JPS60182150U (ja) 1985-04-03 1985-04-03 感熱記録装置

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JPS60182150U JPS60182150U (ja) 1985-12-03
JPS6139567Y2 true JPS6139567Y2 (ja) 1986-11-13

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ID=30567216

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686127B2 (ja) * 1986-06-23 1994-11-02 興 和 株 式 會 社 発熱型画像記録装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995539A (ja) * 1973-01-12 1974-09-10
JPS5267340A (en) * 1975-12-02 1977-06-03 Oki Electric Ind Co Ltd Driving method for thermal recording head
JPS5290952A (en) * 1976-01-23 1977-07-30 Seiko Epson Corp Process for applying energizing pulse of thermal printer
JPS5421743A (en) * 1977-07-20 1979-02-19 Hitachi Ltd Image recording device

Patent Citations (4)

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