JPS63190841A - 光学活性な液晶性化合物およびそれを含む液晶組成物 - Google Patents

光学活性な液晶性化合物およびそれを含む液晶組成物

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JPS63190841A
JPS63190841A JP18749987A JP18749987A JPS63190841A JP S63190841 A JPS63190841 A JP S63190841A JP 18749987 A JP18749987 A JP 18749987A JP 18749987 A JP18749987 A JP 18749987A JP S63190841 A JPS63190841 A JP S63190841A
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Masataka Yamashita
眞孝 山下
Yoko Yamada
容子 山田
Kazuharu Katagiri
片桐 一春
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良血公1 本発明は新規な液晶性化合物、それを含有する液晶組成
物および該液晶組成物を使用する液晶素子に関するもの
である。
1止且遣 従来の液晶素子としては、例えばエム・シャット(M、
5chadt )とダブリュー・ヘルフリヒ(W、He
 l r r 1ch)著、パアプライド、フィズイク
ス、レターズ’18巻41号(” Applied P
hysicSLetters  ”  、 Vol、1
8.   No、4  )  (+971.2.+5)
  、  P。
127〜128の「捩れネマチック液晶の電圧依存光学
挙動J  (”  Voltage −Depende
nt  0pLicalActivit7 of a 
Twisted Ne*atic Liquid Cr
ystal゛°)に記載されたTN(ツィステッド・ネ
マチック)液晶を用いたものが知られている。しかしな
がら、このTN液晶は1画素密度を高くしたマトリクス
電極構造を用いた時分割駆動の時、クロストークを発生
する問題点があるため、画素数が制限されていた。また
、電界応答がRく視!?角特性が悪いためにディスプレ
イとしての用途は限定されていた。
更に、各画素に薄膜トランジスタによるスイッチング素
子を接続し、各画素4iをスイッチングする方式の表示
素子が知られているが、ノ、(板」二に薄膜トラ、ンジ
スタを形成する工程が極めて煩雑な上、大面積の表示素
子を作成することが難しい問題点がある。
このような従来型の液晶素子の欠点を改善するものとし
て、双安定性を有する液晶素子の使用が、クラーク(C
1ark)およびラガウエル(Lagerwall)に
より提案されている(特開昭56−107216号公報
、米国特許第43B7824号明細書等)、y、安定性
を有する液晶としては、一般に。
カイラルスメクティックC相(SmC”)又はH相(S
mH”)を有する強誘電性液晶が用いられる。
この強誘電性液晶は自発分極を有するために非常に速い
応答速度を有する上にメモリー性のある双安定状態を発
現させることができさらに視野角特性もすぐれているこ
とから大容量大画面のディスプレイとして適している。
先l五ユ血 本発明は上記の点に鑑みなされたものである。
本発明は液晶状態の制御に有用な液晶性化合物およびこ
れを含む液晶組成物ならびに該液晶組成物を使用する液
晶素子を提供することを目的とする。
値」Ln」L鷹 すなわち、本発明は一般式(I) (ただし、Rは炭素数1〜1日のアルキル基を示し (
、xは不斉炭素原子を示す R1は炭′J:数いは号を
示す0文は0またはlである。交=1のとき、mはO,
lまたは2であり、nは0またはlである。p、q、r
はそれぞれOまたはlであり、p+q+r≧1の関係を
満たす)で表わされる光学活性な液晶性化合物を提供す
るものである。
また本発明は上記光学活性な液晶性化合物を少なくとも
1種類配合成分として含有する液晶組成物ならびに該液
晶組成物を使用する液晶素子をも提供する。
1の ゛11 本発明にしたがい、前記式(I)の液晶性、化合物を製
造する方法を説明する。
出発原料として下記一般式(II) (ここで、Rは1201−18のアルキル基を示し、C
″は不斉炭素原子を示す) で表わされる光学活性アルコールを用いる。この光学活
性アルコールは、乳酸エステルより下記反応工程式にし
たがって合成することができる。
σ程l) 〇二程2) (b) 上記反応式におけるRIは炭素数の広い範、囲にわたっ
て選択することが可能であり、具体的にはヨードブタン
、ヨードペンタン、ヨードヘキサン、ヨードへブタン、
ヨードオクタン、ヨードノナン、ヨードデカン、ヨード
ウンデカン、ヨードドデカン、ヨードトリデカン、ヨー
ドテトラデカン、ヨードペンタデカン、ヨードヘキサデ
カン、ヨードヘプタデカン、ヨードオクタデカン、ヨー
ドノナデカン、ヨードエイコサン等の直鎖状飽和炭化水
素ヨウ化物;2〜ヨードブタン、■−ヨードー2−メチ
ルプロパン、l−ヨード−3−メチルブタン等の分岐状
飽和炭化水素ヨウ化物;ヨードベンジル、ヨードフェナ
シル、3−ヨーF−1−シクaヘキセン等の環状不飽和
炭化水素ヨウ化物;ヨードシクロペンタン、ヨードシク
ロヘキサン、1−ヨード−3−メチルシクロヘキサン、
ヨードシクロへブタン、ヨードシクロオクタン等の環状
飽和炭化水素ヨウ化物がある。
式(II )で示される光学活性アルコールの合成例を
以下に示す。
6−ペンチルオキシヘプタノールの合成。
(]二程 l ) L−乳酸エチル98gと1−ヨードペンタン313gお
よび新しく合成したA g 20 245gを加え、6
0〜65℃で16時間攪)tし、エーテルにて希釈し、
不溶物をp別した6反応液から、エーテルを留去し、減
圧蒸留して68gの2−ペンチルオキシプロピオン酸エ
チルを得た。
L i A I Hm 7 、5 gを2501のエー
テルに加え、m+を下10℃以下で、上記エステル体4
6gを2時間で滴下した。tF4下終了後、2時間Ne
tし、−晩装置した。5%塩酸にて耐性にしくpH1)
、エーテル抽出し、エーテル層を分離し、無水Mg5O
,にて乾燥した。エーテルを!’/l去し。
2−ペンチルオキシプロパノール31 g ’k t!
iた。
(工程2) 2−ペンチルオキシプロパノール103gをピリジン4
441に溶かし、10℃以下でP−トルエンスルホニル
クロリド160gを50分か、けて添加した。添加後、
20〜25℃に昇温し、3時間攪拌した6反応後、冷水
にあけ、ベンゼン抽出し、ベンゼン層を5%塩酸、水で
順次洗浄した。
無水MgSO4で乾燥後、ベンゼンを留去し、淡色色原
体状の(2−ペンチルオキシプロピル)p−トルエンス
ルホネート200gを得た。
95%ナトリウムエトキシド47.8gにエタノール3
81m1を加え、更にマロン酸ジエチル131gを、3
3〜37℃で50分間かけて滴下した。この温度でさら
に30分攪拌し、(2−ペンチルオキシプロピル)p−
)ルエンスルホネ−1・200gを45分かけて滴下し
た0滴下後、昇温し、ta時間還流した0反応後、冷水
中に注入し、ベンゼン抽出し、水洗後、無水MgSO4
で乾燥し、ベンゼンを留去し、?1′4重液体をス1ト
た。これをII表圧ノへiVI シて、130−142
℃15−脂Hgの69分として、4−ペンチルオキシ−
2−エトキシカルボニルペンタン酸エチル(ジエステル
体)112gを得た。
つぎに85%KOH88,3gに水88.3mlを加え
、前記ジエステル体112gを1.5時間かけて滴下し
た6滴下後、’t7mし、90〜95℃で2時間攪拌し
、その後冷却した。20″C以下テ、 ef硫酸139
g(7)水196■1への溶液を、1時間かけて滴下し
た。摘下後昇温し、90〜93℃で3時間攪拌した0反
応液をベンゼン抽出し、飽和食塩水で洗った。ベンゼン
を(iり去し、淡t−?色液体87gを(すた、これを
減圧へiVIシ、130〜145℃15禦mugの留分
57gを得た。これを5%NaOH水溶液でアルカリ性
(pH11)とし、ベンゼン抽出した。ベンゼン層を5
%NaOH水溶液で洗い、これを水層に加えた。水層を
6 N j1!%で酸性(pH1)とし、ベンゼン抽出
した。ベンゼン層を飽和NaC1水溶液で洗い、ベンゼ
ンを留去して、4−ペンチルオキシペンタン酸49gを
得た。
ついで、LiAIHlllgにエーテル237層1を加
え、攪拌下、10℃以下で前記カルボン酸49gのエー
テル48履!溶液を2時間かけて滴下した0滴下後、2
0〜25℃に昇温し、3時間攪+1後、−夜放丹した。
10℃以下にて5%塩酸を加え、酸性としくpH1)、
エーテル抽出した。
水、5%NaOH水溶液、水の順で洗い、乾燥した。エ
ーテルを留去して淡黄色液体を得た。これを減圧ノ入留
して、148〜b 5り分として4−ペンチルオキシペンタノール39gを
得た。
(工程3) 」;記アルコール体32gにピリジン113m1を加え
、p−トルエンスルホニルクロリド42gを10°C以
下で30分かけて添加した。添加後、昇温し、20〜2
5℃で3時間攪拌した1反応液を、冷水に注入し、ベン
ゼン抽出し、更に5%塩酸、水の順に洗い、乾燥後、ベ
ンゼンを留去し、(4−ペンチルオキシペンチル)p−
)ルエンスルホネート(トシレート体)49.5gを得
た。
ついで95%ナトリウムエトキシトto、9gにエタノ
ール1901を加え、マロン酸ジエチル29.8gを3
2〜35°C−1’1時間かけ−cm下した。この温度
でさらに15分攪拌し、上記トシレート体49.5gを
35分かけて滴下した0滴下後、)l温し、18時間還
流した0反応後、冷水中にあけ、ベンゼン抽出し、水洗
後、乾燥した。ベンゼンを留去し、減圧蒸留して、15
3〜163”C15腸履Hgの留分として、6−ペンチ
ルオキシプロピル)+ジカルボニルへブタン酸エチル(
ジエステル体)25.8gを得た。
つぎに85%KOH18、6gに、水18.611を加
え、攪拌下、20〜23℃で上記ジエステル体25.8
gを30分かけて滴下した0滴下後、この温度で、4時
間攪拌し、ベンゼン抽出した。ベンゼン層を5%N a
OH水溶液で洗い、水層に加えた。水層を、6 N 石
Mで酸性としくpH1)、エーテル抽出した。エーテル
層を飽和NaC1水溶液で洗い、乾燥後、エーテルを留
去し、微1/1色液体21.1gを得り、コレを16o
〜170℃で3時間攪拌し、冷却後、水を加え、ベンゼ
ン抽出した。ベンゼン層を5%N aOH水溶液で洗い
、水層に加えた。水層を6N塩酸で酸性にしくpH1)
、エーテル抽出した。飽和NaC1水溶液で洗い、乾燥
後、溶媒を留去し、黄色液体として6−ペンチルオキシ
ヘプタン酸14゜9gを得た。
LiAlH43,0gをエーテル621中に加え、攪拌
下10℃以下で上記カルボン1%j14.9gのエーテ
ル12m1溶液を1時間かけて滴下した。摘下後、20
〜25°Cに昇温し、6時間攪拌し、−夜装置した。5
%塩酸を加えて酸性としくpH1)、エーテル抽出した
。エーテル居ヲ、水、5%NaOH水溶液、水で順次洗
浄し、乾仔後、溶奴を留去し、14gの液体を得た。こ
れを減圧!入留し、129〜b して、6−ペンチルオキシへブタノ−Jl/ 11 、
5gを(Ljだ。
I R(n e a t)、 (cm−’)  :33
80.2970〜2B60,1460゜1370.13
40,1080゜ 前記一般式(II )に示される光学活性アルコールを
用い、次に示す反応工程式により、一般式(I)で示さ
れる光学活性な液晶性化合物を得ることができる。
(」二足においてR,R1およびQ、m、n、p、q、
rは前記で定義した通りである。) 前述の反応工程により一般式(1)で示される下記の化
合物が得られる。
IJ           IJ 本発明の液晶組成物は、上記一般式CI)で表わされる
光学活性な液晶性化合物を少なくとも1種類配合成分と
して含有するものである。
上記組成物のうち下式(’1)〜(13)に代表して示
されるような強誘電性液晶を配合成分とするものは、自
発分極を増大させることが可能でありさらに粘度を低下
させる効果とあいまって応答速度を改善することができ
好ましい、このような場合には一般式(I)で示される
本発明の光学活性な液晶性化合物を、11#られる液晶
組成物の011〜99重量%、特に1〜90重量%とな
る。13合で使用することが好ましい。
フェニルエステル フェニルエステル Cr1st、 −一→ SmA−−→Isa。
1[iへ5IIG” 、4’43.5 (3)                  CH3冨 C8゜H2□O+ COO80CH2CI(C2Hs4
−デシルオキシ安−’2香m  4’   (2−メチ
ルブチルオキシ)フェニルエステル 44      50        G5CrysL
−)Si ” −一→ 5avA−−ラIso。
フェニルエステル 49.5      63 Cryst、−一一→SmA−シIso。
Si f/48 フェニルエステル 1t\ b■1.−  St”  /2B(7)   
CH3 CH3 COOCH2CHC2Hs 4.4′−7ゾキシシンナミツクアシツドービス(2−
メチルブチル)エステルオクチルオキシビフェニル−4
−力ルポキシレー]・(10)   CHs また下式l)〜5)で示されるようなそれ自体はカイラ
ルでないスメクチック液晶に配合することにより強誘電
性液晶として使用可能な組成物が得られる。
この場合、一般式(I)で示される本発明の光−゛i′
活性な液晶性化合物を得られる液晶組成物のO81〜9
9重I11:%、特に1〜90重都1%で使用すること
が好ましい。
4.4′−デシルオキシアゾキシベンゼンCryst、
  77”CSdC120”ON  +23.’o  
Isa。
C,H,□0ぺ合0CsH+z 2−(4′−へキシルオキシフェニル)−5−(4−へ
キシルオキシフェニル)ピリミジン Cr25t、  120℃ SnC189”CSmA 
 218’CISo。
−一一一一一一 CI+11?+きC,H,。
2−(4’−オクチルオキシフェニル)−5−ノニルピ
リミジンCr1st、  33℃  5tnC60℃ 
 5aIA  75℃ Isa。
−一一一一?クーーーー:ン    クー−−−り4′
−ペンチルオキシフェニル−4−オクチルオキシベンゾ
エートCryst、  58℃  Sac  64℃ 
 SmA  8G℃  N  85℃  Iso。
−一一一−り     −争    −一−−−り  
 −−−−−かここで、記号は、それぞれ以下の相を示
す。
Cryst、  ; j、’1晶相、SmA :スメク
チックA相。
Sml :スメクチックB相、5LIIC=スメクチッ
クC相、N :ネマチック相、      Iso、 
:等吉相。
また、上記一般式(1)の光学活性な液晶性化合物は、
ネマチック液晶に添加することにより。
TN型セルにおけるリバースドメインの発生を防I卜す
ることに有効である。
この場合1式(I)の光学活性な液晶性化合物をネマチ
ック液晶に添加することによりり′Iられる液晶Ml成
物の0.01〜50重量%の;11合で式(1)の光学
活性な液晶性化合物を使用することが好ましい。
またネマチック液晶もしくはカイラルネマチック液晶に
添加することにより、カイラルネマチック液晶として、
相転移型液晶素子やホワイトΦティラー形ゲスト・ホス
ト型液晶素子に液晶組成物として使用することが可能で
ある。
第1図は、強誘電性液晶の動作説明のために。
セルの例を模式的に描いたものである。11aと、ti
bは、それぞれIn201.5n02あるし)はI T
 O(indium −Tin 0w1de)等のu 
RQからなる透明電極で被覆された基板(ガラス板)で
あり、その間に液晶分子層12がガラス面に垂直になる
よう配向したSmC”相又はSmH”相の液晶が封入さ
れている。太線で示した線13が液晶分子を表わしてお
り、この液晶分子13はその分子に直交した方向に双極
子モーメント(P工)14を有している。基板21とt
ib上の電極間に一定の闇値以」二の電圧を印加すると
、液晶分子13のらせん構造がほどけ、双極子モーメン
ト(Pl)14がすべて電界方向に向くよう、液晶分子
13は配向方向を変えることができる。液晶分子13は
、細長い形状を有しており、その長袖方向と短軸方向で
屈折率異方性を示し、従って例えばガラス面の上下に互
いにクロスニコルの偏光子を置けば、電圧印加極性によ
って光学特性が変わる液晶光学変調素子となることは、
容易に理解される。
本発明の光学変調素子で好ましく用いられる液晶セルは
、その厚さを充分に薄く(例えば10川以下)すること
ができる、このように液晶層が薄くなるにしたがい、f
JS2図に示すように電界を印加していない状態でも液
晶分子のらせん構造がほどけ、そのX+子モーメントP
aまたはPbは上向き(24a)又は下向き(24b)
のどちらかの状態をとる。このようなセルに、第2図に
示す如く一定の闇値以」二の極性の異る電界Ea又はE
bを′電圧印加手段21aと21bにより付与すると、
双極子モーメントは、電界E、a又はEbの電界ベクト
ルに対応して上向き24a又は下向き24bと向きを変
え、それに応じて液晶分子は、第1の安定状態23aか
あるいは第2の安定状態23bの何れか1方に配向する
このような強誘電性を光学変調素子として用いることの
利点は、先にも述べたが2つある。
その第1は、応答速度が極めて速いことであり、第2は
液晶分子の配向が双安定性を有することである。第2の
点を、例えば第2図によって更に説明すると、電界Ea
を印加すると液晶分子は第1の安定状態23 aに配向
するが、この状態は電界を切っても安定である。ヌ、逆
向きの電界Ebを印加すると、液晶分子は第2の安定状
態23bに配向してその分子の向きを変えるが、やはり
電界を切ってもこの状態にR’7つている。又、与える
電界EaあるいはEbが一定の閾値を越えない限り、そ
れぞれ前の配向状fEにやはり維持されている。このよ
うな応答速度の速さと、双安定性が有効に実現されるに
はセルとしては出来るだけf、bい方が好ましく、一般
的には0.5w〜20p、特に1茫〜5ILが適してい
る。
次に強誘電性液晶の駆動法の具体例を、第3図〜i5図
を用いて説明する。
第3図は、中間に強誘電性一液晶化合物(図示せず)が
挾まれたマトリクス電極構造を有するセル31の模式図
である。32は、走査電極群であり、33は信号電極群
である。最初に走査電極S、が選択された場合について
述べる。第4図(a)と第4図(b)は走査信号であっ
て、それぞれ選択された走査電極SLに印加される電気
信号とそれ以外の走査電極(選択されない走査電極)s
、、Ss、S< ・拳・に印加される電気信号を示して
いる。第4図(C)と第4図(d)は、情報信号であっ
てそれぞれ選択された信号電極1.;I、、I、と選択
されない信号電極I2.I4に与えられる電気信号を示
している。
第4図および第5図においては、それぞれ横軸が時間を
、縦軸が電圧を表す0例えば、動画を表示するような場
合には、走査電極群32は逐次、周期的に選択される。
今、所定の電圧印加時間t1または第2に対して双安定
性を有する液晶セルの、第1の安定状態を4えるための
闇値電圧を−v th、とし、2の安定状態を午えるた
めの閾値電圧を+v th、とすると、選択された走査
電極32(S+)に与えられる電極信号は、第4図(a
)に示される如く位相(時間)1+では、2Vを、位相
(時間)tzでは、−2Vとなるような交番する電圧で
ある。このように選択された走査電極に互いに電圧の異
なる複数の位相間隔を有する電気信号を印加すると、光
学的「暗」あるいは「明」状態に相当する液晶のPfS
lあるいは第2の安定状態間での状態変化を、速やかに
起こさせることができるという重要な効果が得られる。
一方、それ以外の走査電極82〜Sl+・・・は、第4
図(b)に示す如くアース状態となっており、電気信号
Oである。また、選択された信号電極1.、I3.I、
にケーえられる電気信号は、第4図(C)に示される如
くvであり、また選択されない信号電極I2.I、にl
−えられる電気信号は、第4図(d)に示される如<−
Vである。
以」−に於て各々の電圧値は、以下の関係を満足する所
望の値に設定される。
V<Vth2<3V −3V<−Vth、 <−V この様な電気信号が芋えられたときの各画素のうち2例
えば第3図中の画素AとBにそれぞれ印加される電圧波
形を第5図(a)と(b)に示す、すなわち、第5図(
a)と(b)より明らかな如く、選択された走査線上に
ある画素Aでは。
位相t2に於て、閾値V th、を越える電圧3vが印
加される。また、同一走査線上に存在する画素Bでは位
相tIに於て閾値−v th、を越える電圧−3Vが印
加される。従って、選択された走査電極線」二に於て、
信号電極が選択されたか否かに応じて、選択された場合
には、液晶分子は第1の安定状!Eに配向を揃え、選択
されない場合には第2の安定状態に配向を揃える。
一方、第5図(C)と(d)に示される如く。
選択されない走査線上では、すべての画素に印加される
電圧はVまたは一■であって、いずれも閾値電圧を越え
ない、従って1選択された走査線上以外の各画素におけ
る液晶分子は、配向状態を変えることなく前回走査され
たときの信号状態に対Iεした゛配向を、そのまま保持
している。即ち、走査電極が選択されたときにその19
47分の信号の書き込みが行われ、lフレームが終了し
て次回選択されるまでの間は、その信号状態を保持し得
るわけである。従って、走査電極数が増えても。
実質的なデユーティ比はかわらず、コントラストの低下
は全く生じない。
次に、ディスプレイ装置として駆動を行った場合の実際
に生じ得る問題点について考えてみる。
第3図に於て、走査電極S1〜Sう・・・と信号電極1
1〜■5・・・の交点で形成する画素のうち、斜線部の
画素は「明」状ff、に、白地で示した画素は、「暗」
状態に対応するものとする。今。
第3図中の信号電極I、上の表示に注目すると。
走査電極S、に対応する画素(A)では「す1」状E−
であり、それ以外の画素(B)はすべて’ 1Mf J
状gH:である、この場合の駆動法の一例として、走査
信号と信号電極I凰に与えられる情報信号及び画素Aに
印加される電圧を時系列的に表したも゛のが第6図であ
る。
例えば第6図のようにして、駆動した場合、走査信号S
Lが走査されたとき1時間t、に於て画ljAには、&
¥J(FiVth、を越える電圧3vが印加されるため
、前歴に関係なく1画素Aは一方向の安定状態、即ち「
明」状態に転移(スイッチ)する、その後は、52〜S
5・・・が走査される間は第6図に示される如<−Vの
電圧が印加され続けるが、これは閾値−vthlを越え
ないため、画素Aは「明」状態を保ち得るはずであるが
、実際にはこのように1つの信号電極上で一方の信号(
今の場合「暗」に対応)が与えられ続けるような情報の
表示を行う場合には、走査線数が極めて多く、シかも高
速駆動が求められるときには反転現象を生じるが、前述
した特定の液晶化合物またはそれを含有した液晶組成物
を用いることによって、この様な反転現象は完全に防止
される。
さらに、本発明では、前述の反転現象を防止する上で液
晶セルを構成している対向電極のうち少なくとも一方の
電極に絶縁物質により形成した絶縁膜を設けることが好
ましい。
この際に使用する絶縁物質としては、特に制限されるも
のではないが、シリコン窒化物、水素を含有するシリコ
ン窒化物、シリコン炭化物、水素を含有するシリコン炭
化物、シリコン酸化物、硼素窒化物、水素を含有する硼
素窒化物、セリウム酸化物、アルミニウム酸化物、ジル
コニウム酸化物、チタン酸化物やフッ化マグネシウムな
どの無機絶縁物質、あるいはポリビニルアルコール、ポ
リイミド、ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポ
リパラキシレン、ポリエステル、ポリカーボネート、ポ
リビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル
、ポリアミド、ポリスチレン、セルロース樹脂、メラミ
ン樹脂、ユリャ樹脂、アクリル樹脂やフォトレジスト樹
脂などの有機絶縁物質が絶縁膜として使用される。これ
らの絶縁+12の膜厚は5000Å以下、好ましくは1
00人Ntooo人、特に500人〜3000人が適し
ている。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実」虹JLL 5−n−デシル−2−[4−(6−ペンチルオキシへブ
チルオキシ)フェニル]ピリミジンの合成。
6−ペンチルオキシヘプタノール2.04gをピリジン
81に溶かし、水冷した後、ピリジン5mlに溶かした
トシルクロライド2.26gを徐々に滴下した(5℃以
下、7分)、その後、室温にて5時間攪拌した。
上記反応混合物を氷水1501に注入し、6NIi1酸
水溶液でpH3程度にした後、酢酸エチルにより抽出し
た。これを水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後
、溶媒を留去して(6−ペンチルオキシヘプチル)p−
トルエンスルホネート2.98gを得た。
5−n−7’シル−2−(4−ヒドロキシフェニル)ピ
リミジン3.12g及び水酸化カリウム0.53gを、
ジメチルホルムアミド141に溶かし、100″Cで3
時間加熱攪拌した後、(6−ペンチルオキシヘプチル)
p−トルエンスルホネー)2.98gを添加し、100
°Cで5時間加熱攪拌した0反応混合物を氷水200m
1に注入し、6N塩酸水溶液でpH3程度にした後、ベ
ンゼンにより抽出した。これを水洗し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、溶媒を留去して、粗生成物4.7
1gを得た。これをシリカゲルカラムクロマト精%A(
n−ヘキサン/酢酸エチル= 1072)した後、ざら
にヘキサンから再結晶し、5−n−デシル−2−[4−
(6−ペンチルオキシへブチルオキシ)フェニル]ピリ
ミジン1.56gを得た。
IR(cm−’): 2924.2852.1610.1586.1472.
1436,1254.1168゜1096、 798゜ 相転移温度(”C) Sm3 : SmC,SmA以外のスメクチック相(未
同定)′。
同様にして下記の化合物が合成される。
5−n−才クチル−2−[4−(6−ペンチルオキシへ
ブチルオキシ)フェニル】ピリミジン。
5−n−才クチル−2−(4−(6−エトキシへブチル
オキシ)フェニル]ピリミジン、5−n−デシル−2−
[4−(6−オクチルオキシヘプチルオキシ)フェニル
】ヒリミジン、5−n−ドデシル−2−[4−(6−ペ
ンチルオキシヘプチルオキシ)フェニル]ピリミジン、
5−n−デシル−2−[4−(6−エトキシへブチルオ
キシ)フェニル1ピリミジン、5−n−デシル−2−[
4−(6−ブトキシへブチルオキシ)フェニル]ピリミ
ジン、5−n−オクチル−2−[4−(6−ブトキシへ
ブチルオキシ)フェニル]ピリミジン、5−n−デシル
−2−[4−(6−ドゾシルオキシへブチルオキシ)フ
ェニル]ピリミジン。
更」自Iヱ 4−n−ドデシルオキシ安息香酸4’−(6−ペンチル
オキシへブチルオキシ)フェニルの合成。
(工程1)4− (6−ペンチルオキシへブチルオキシ
)フェノールの製法。
6−ペンチルオキシヘプタノール3gのピリジン10 
ml溶液中に、0〜5℃で、p−トルエンスルホニルク
ロリド3.4gを30分で添加した。
添加後、昇温して20〜25℃で5時間撹拌した0反応
終了後、冷水中に注入し、6N塩酸にて酸性とし、酢酸
エチルで抽出した。水洗後、無水Mg5O,で乾燥し、
酢酸エチルを留去したところ、(6−ペンチルオキシヘ
プチル)p−)ルエンスルホネート4.36gを得た。
ハイドロキノン2.3g、85%KO30,94g、 
 メタノール41111およびエタノール20m1を加
え、攪拌下、50〜53°Cで、上記トシレート体4.
36gを1時間かけて滴下した。′t4下後。
60〜65℃で2時間、76〜78℃で5時間撹拌した
0反応後、冷水Φlこ注入し、6N塩酸で酸性としくp
H1)、ヘキサンで抽出した。水洗後、無水MgSO4
で乾燥した。溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフ
ィ(ヘキサン/酢酸エチル= 1073)にて精製し、
4−(6−ペンチルオキシへブチルオキシ)フェノール
2.05gを得た。
IR(am−’): 3350.2980〜2870.1520.1460.
1240.1100、 830゜(工程2)4−n−ド
デシルオキシ安息香酸4′−(6−ペンチルオキシへブ
チルオキシ)フェニルの製法。
4−n−ドデシルオキシ安、U香酸2.14gに塩化チ
オニル71を加え、2時間辺流した。減圧下で過剰の塩
化チオニルを留去し、酸塩化物を得た。
(工程1)で得たフェノール誘導体2gをピリジン81
11に溶かし、役袢下、5℃以下で、上記酸塩化物のト
ルエン6ml溶液を30分かけて滴下した。tF4下後
、室温で20時間攪拌し、冷水中に注入し、8N塩酸に
て酸性としくpH1)、ヘキサンで抽出し、水洗後、乾
燥した。溶媒を留去してシリカゲルカラムクロマトグラ
フィ(ヘキサン/酢酸エチル=20/l)にて精製し、
4−n−ドデシルオキシ安息香酸4’−(6−ペンチル
オキシへブチルオキシ)フェニルtgを得た。
IR(cm−’): 3000〜2g&0.1730.1615.1520.
1475.1280,1200゜1170.1080.
  870.  855゜830、 770゜ 相転移温度(”C) 同様にして下記の化合物が合成される。
4−n−オクチルオキシ安、9.香酸4’−(6−ペン
チルオキシへブチルオキシ)フェニル、4−n−オクチ
ルオキシ安息香酸4−(6−エトキシへブチルオキシ)
フェニル、4−n−オクチルオキシ安息香酸4′−(6
−ブトキシへブチルオキシ)フェニル、4−n−オクチ
ルオキシ安息、香酸4′−(6−オチルオキシへブチル
オキシ)フェニル。
4−n−デシルオキシ安息香酸4’−(6−ペンチルオ
キシへブチルオキシ)フェニル、4−n−デシルオキシ
安息香酸4−(6−エトキシへブチルオキシ)フェニル
、4−n−デシルオキシ安息香M4’−(6−オクチル
オキシへブチルオキシ)フェニル、4−n−ドデシルオ
キシ安息香酸4′−(6−オクチルオキシへブチルオキ
シ)フェニル。
4−n−ドデシルオキシ安息香酸4’−(6−エトキシ
へブチルオキシ)フェニル。
凡五ヱ」 4−n−ドデシルオキシ安息香酸4’−(6−ペンチル
オキシへブチルオキシカルボニル)フェニルの合成6 下記(1)、(2)、(3)に示す反応工程により4−
n−ドデシルオキシ安、C1香酸4’−(6−ペンチル
オキシへブチルオキシカルボニル)フェニルをSJ造し
た。
(工程1)p−7セトキシ安息香酸6−ペンチルオキシ
ヘプチルの製造。
p−7セトキシ安息8酸2.70gと塩化チオニル71
を、共に4.5時+111加熱還筺した後、過剰の塩化
チオニルを減圧で留去して、酸塩化物を得た。6−ペン
チルオキシヘプタノール3.0gをピリジン61、トル
エン161に溶解し、攪拌下、2〜5℃で上記酸塩化物
のトルエン6ml溶液を45分間かけて滴下した。さら
に室温で17時間攪拌した。
反応混合物を氷水中へ注入し、酢酸エチルより抽出し、
有機層を6N塩酸、水、6%炭酸水素ナトリウム水溶液
、水で順次洗節した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後
、溶媒を留去し、得られた淡黄色液体をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフ法(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エ
チル=lO/2)により精製し、p−アセトキシ安息香
酸6−ペンチルオキシヘプチル(ジエステル体)4.5
gを得た。
IR(am−’): 2930.2850.“1772.1725.1608
.1372.1274.1198゜1160、 111
6  、1102゜(工程2)p−ヒドロキシ安息香酸
6−ペンチルオキシへブチルの製造。
上記(1)で得られたジエステル体4,3gをイソプロ
ピルエーテルlO履1に溶かした。その中にブチルアミ
ン0.86gを加え、室温で一夜放置した。
その後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
溶媒を留去した。
得られた赤色液体をシリカゲルカラムクロマトグラフ法
(展開溶媒:に11化メチレン/酢酸エチル=971)
により精製し、P−ヒドロキシ安息香酸6−ペンチルオ
キシヘプチル3.56gを得た。
IR(cm−’): 3350.2930.2850..1712.1680
、 1.6,08.1594.1312゜1274.1
160.1102、 852.771゜ (工程3)4−n−ドデシルオキシ安息香酸4′−(6
−ペンチルオキシへブチルオキシカルボニル)フェニル
の合成。
4−n−ドデシルオキシ安息香酸3.4gに塩化チオニ
ル91を加え、4.5時間加熱還流した。過剰の塩化チ
オニルを減圧で留去して、酸塩化物を得た。p−ヒドロ
キシ安息香酸6−ペンチルオキシヘプチル3.3gをピ
リジン81、トルエン17m1に溶かし、攪拌下、2〜
5°Cで上記酸塩化物のトルエン8ml溶液を、45分
間かけて滴下した。さらに室温で一夜攪袢した0反応混
合物を氷水中へ注入し、酢酸エチルより抽出し、有機層
を6NIlj酸、水、6&炭酸水素ナトリウム水溶液、
水で順次洗浄を行った。無水硫酸マグネシウムより乾燥
した後、溶媒を留去し得られた黄色固体をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフ法(ヘキサン/酢酸エチル= l 
O/1)により精製し、4−n−ドデシルオキシ安息香
酸4′−(6−ペンチルオキシへブチルオキシカルボニ
ル)フェニル2゜3gを得た。
IR(cm−’): 3480、 2940. 2860. 1730゜17
22、 1608. 1280. 1216゜1170
.1072.   762゜ 相転移温度(’0) 同様にして下記の化合物が合成される。
4−n−オクチルオキシ安息香酸4’−(6−ペンチル
オキシへブチルオキシカルボニル)フェニル、4−n−
オクチルオキシ安息香酸4’−(6−エトキシへブチル
オキシカルボニル)フェニル。
4−n−オクチルオキシ安、Q、香酸4’−(6−オク
チルオキシへブチルオキシカルボニル)フェニル、4−
n−デシルオキシ安方、香酸4’−(6−ペンチルオキ
シヘプチルオキシカルボニルル、4−n−7’シルオキ
シ安fi8M4’−(6−”トキシヘプチルオキシカル
ボニル)フェニル、4−n−デシルオキシ安息香酸4’
−(6−オクチルオキシへブチルオキシカルボニル)フ
ェニル、4ーn−ドデシルオキシ安息香酸4’−(6−
エトキシへブチルオキシカルボニル)フェニル、4−n
−ドデシルオキシ安忌香酸4’−(6−オクチルオキシ
へブチルオキシカルボニル)フェニル。
L1口 リクソンGR−63 (チッソ製ビフェニル液晶混合物
)99重量部に4−n−ドデシルオキシ安Q香m4’−
<6−ペンチルオキシへブチルオキシ)フェニル1重量
部を加えた液晶混合物を使用したTNセルは、この光学
活性な液晶性化合物を添加しないで製造したTNセルに
比較してリバースドメインが大幅に減少していることが
観察された。
尖m 交差した帯状のITOで形成した対向マトリクス電極の
それぞれに1000人の■り厚を有するポリイミド膜(
ピロメリット酸無水物と4.4′−ジアミノジフェニル
エーテルとの結合物からなるポリアミック酸樹脂の5重
量%N−メチルピロリドン溶液を塗布し、250°Cの
温度で加熱閉環反応により形成した)を設け、このポリ
イミド膜の表面を!Lいに平行になる様にラビングし、
セル厚を1−にしたセルを作成した。
次いで、下記組成物Aを等吉相下で前述のセル中に真空
注入法によって注入し、封口した。しかる後に、徐冷(
1°C/時間)によってSmc”の液晶セルを作成した
この液晶セルの両側にクロスニコルの偏光子と検光子を
配置し、対向マトリクス電極間に第4図及び第5図に示
す波形の信号を印加した。この際、走査信号は第4図(
a)に示す+8ボルトと一8ボルトの交番波形とし、書
込み情報は、それぞれ+4ボルトと一4ボルトとした。
また、lフレーム期間を30m拳secとした。
この結果、この液晶紫子は前述のメモリー駆動型時分割
駆動を行なっても、書込み状態は、何ら反転することな
く正常な動画表示が得られた。
肛狡虜」 実施例5の液晶素子を作成する際に1目いた液晶組成物
中の、前述の一般式(r)で示される光学活性な液晶性
化合物を省略した下記比較用液晶Bを調製し、比較用液
晶を用いて液晶素子を作成した。これらの液晶素子を前
述と同様の方法で駆動させたが5反転現象を生じている
ために、正常な動画が表示されなかった。
cIIH1? O−@−0CO−@−@−CH2CHC
2H,20胆峡
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は1本発明で用いる時分割駆動用液
晶素子を模式的に表わす斜視図、第3図は、本発明で用
いるマトリクス電極構造の平面図、第4図(a)〜(d
)は、マトリクス電極に印加する電気信号を表わす説明
図、第5図(a)〜(d)は、マトリクス電極間に付与
された電圧の波形を表わす説明図、第6図は、本発明の
液晶素子に印加する電気信号を表わしたタイムチャート
の説明図である。 11a、t t b ・2tH板、 12・・・液晶分子層。 13・・・液晶分子。 14・・・双極子モーメント(P工)、23a・・・第
1の安定状態。 23b・・・第2の安定状態。 24a・・・」二向き双極子モーメント。 24b・・・下向き双極子モーメント、31・・・セル
、 32・・・(S+ 、32.s、、  ・・・)・・・
走査電極群、 33・・・(1+、I2.I3.  ・・・)・・・信
号電極群。 茶 l 図 第 2 図 33襠号電極群 It  I2 13  I415 −−−−$ 3 図 94 図 (4)     蔓 5 圓 456 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
    ^*は不斉炭素原子を示す、R^1は炭素数4〜18の
    アルキル基もしくはアルコキシ基を示し、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼はそれぞれ▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼を示す。lは0または1である
    。l=1のとき、mは0、1または2であり、nは0ま
    たは1である。p、q、rはそれぞれ0または1であり
    、p+q+r≧1の関係を満たす) で表わされる光学活性な液晶性化合物。 2、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
    ^*は不斉炭素原子を示す。R^1は炭素数4〜18の
    アルキル基もしくはアルコキシ基を示し、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼はそれぞれ▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼を示す。lは0または1である
    。l=1のとき、mは0、1または2であり、nは0ま
    たは1である。p、q、rはそれぞれ0または1であり
    、p+q+r≧1の関係を満たす) で表わされる光学活性な液晶性化合物を少なくとも1種
    類含有することを特徴とする液晶組成物。 3、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、Rは炭素数1〜18のアルキル基を示し、C
    ^*は不斉炭素原子を示す。R^1は炭素数4〜18の
    アルキル基もしくはアルコキシ基を示し、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼はそれぞれ▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼を示す。lは0または1である
    。l=1のとき、mは0、1または2であり、nは0ま
    たは1である。p、q、rはそれぞれ0または1であり
    、p+q+r≧1の関係を満たす) で表わされる光学活性な液晶性化合物を少なくとも1種
    類含有する液晶組成物を使用することを特徴とする液晶
    素子。
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