JPS63185979A - フルオロアルキルβ−ラクタム類の製造方法 - Google Patents

フルオロアルキルβ−ラクタム類の製造方法

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JPS63185979A
JPS63185979A JP62015231A JP1523187A JPS63185979A JP S63185979 A JPS63185979 A JP S63185979A JP 62015231 A JP62015231 A JP 62015231A JP 1523187 A JP1523187 A JP 1523187A JP S63185979 A JPS63185979 A JP S63185979A
Authority
JP
Japan
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formula
raw material
antibiotics
organic base
fluorinating agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP62015231A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Yoshioka
武男 吉岡
Noritaka Senda
千田 憲孝
Yasuo Fukagawa
泰男 深川
Tomoyuki Ishikura
石倉 知之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanraku Inc
Original Assignee
Sanraku Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、β−ラクタム系抗生物質、殊に6−フルオロ
ニチルカルパ(ネム系抗生物質の合成中間体の立体選択
的製造方法に関するものである。
(従来の技術) カルバペネム系抗生物質は浸れた抗菌活性を示すことよ
シ、抗菌剤としての開発が待たれている。就中、既に知
られている下記式 で示される6−フルオロニチルカルパペネム誘導体は浸
れた抗菌活性を有し、且つ比較的安定性を有することよ
シ注目されている(特開昭59−84886号公報参照
)。
上記特許公報によれば、6−フルオロエfA/カルバ4
ネム紡導体は、下記反応式、によって得られる合成中間
体を経て製造されている。
反応図 1 H なお、式(V)および(Va )の化合物は、下記互変
異性体として存在することが知られている。
ところで、上記合成中間体を製造するに際し、一般にフ
ッ素化工程の収率が低く、目的物の効率のよい製造を妨
げている。
例えば、反応図1のf)→g)の工程又は反応図2の−
)ii)工程は対応するヒドロキシル体金ジエチルアミ
ノサルファトリフルオライド(以下「DAST」という
)で処理し、ヒドロ卑シル基の結合する炭素原子上の立
体配置の反転したフッ素化物を立体選択的に得ているが
:その収率は約301前後と低い値を示すのみである。
一方、本発明者らはそれ自体既知の発酵生産物質である
抗生物質OA −6129BをDAST処理する下記反
応式によジヒドロ中シル基をフッ素置換し半合成的に6
−フルオロエチルカルバペネム誘導体の勇造方法を開示
した(特開昭61−151190号公報参照)。
反応図3 (発明が解決しようとする問題点) 全合成的製造方法により、光学活性ヒドロキシル基を立
体選択的に好収率で、且つ、経済的なフッ素置換体を提
供することが本発明の目的である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記問題を解決すべく用いるフッ素化試
薬、フッ素化工程について研究したところ、前記反応図
に示すフッ素化工程において、いわゆるYaroven
ko試薬又は石川試薬を用いると、対応するヒドロキシ
化合物を立体選択的に反転したフッ素化物を好収率で得
ることができ、また更に、フッ素化工程は反応図2の−
)ii)によれば、反応図1のf)→g)のニーによる
よりも経済的、且つ高収率で6−フルオロエチルカルパ
(ネム合成中間体を製造できることを見い出し、本発明
を完成した。
なお反応図2の工程を選ぶことの優位性は式(V&)で
示される化合物の方が、アゼチジノン類よυ該フッ素化
反応に対して安定であることに起因するものと考えられ
る。
しかして、本発明は下記式(夏) ?H 式中、Rは容易に離脱し得るカルボキシル保護基を表わ
す、 で示さiる6−((Is)−1−ヒドロキシエチル〕−
3,7−シオキソー1−アザビシクロ(3,2,0〕へ
〕ブタンー2−カル?ン酸エステルを、フッ素化オレフ
ィンと有機塩基とから形成されるフッ素化試剤と反応さ
せることを特徴とする、式(It)式中、Rは上記と同
じ意味を表わす、 で示される、6− ((IR)−1−フルオロエチル〕
−3,7−&オキソー1−7デピシクロ(3,2,0)
へブタン−2−カルゲン酸エステル類の製造方法を提供
するものである。
本発明において、式(1)で示される化合物は、例えば
、前述し九特開昭59−84886号公報に記載の方法
によって製造される式(Va)で示される化合物の互変
異性体として調製できる。
なお、Rで示した容易に離脱し得るカル−キシル保獲基
は、β−ラクタム系抗生物質の化学において通常用いら
れているそれ自体公知のものが挙げられる。よシ具体的
には、環元的又は生理的条件下で容易に離脱してカルが
キシル基を生じるp−ニトロベンジル、ベンジルモジく
ハヘンノヒドリル基等の置換又は未置換のアラルキル基
や、1−アセト牛ジエチル、1−エトキシカルゲニルオ
キシエチル、ピパロイルオキシメチル、ヘキサノイルオ
キシメチル、フタリジルもしくはエトキシカル?ニルメ
ト中ジメチル基等保護基を好適なものとして挙げること
ができる。
フッ素化反応に用いるフッ素化オレフィンとしては、い
わゆるYarovenko試薬や石川試薬を形成するフ
ッ素化オレフィンが挙げられ、例えば、2−クロロ−t
+L2− トリフルオロエテン、ヘキサフルオログロベ
ンが好ましい。有機塩基としては、一般にジエチルアミ
ンが好適に用いられるが、ピペリジン等の第二級アミン
類をも用いることができる。
なお、フッ素化オレフィンと有機塩基は該反応に際し、
予めそれらの付加体を1lllijlして用いるのがよ
い。かかる付加体を式(1)の化合物に作用されること
によシ本発明は実施できる。
即ち、有機塩基のジエチルエーテルまたは塩化メチレン
溶液に2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエテンま
たはへキサフルオログロペンを液状tたは気体のまま加
え、付加体t−調製し、該付加体を実質的にフッ素化反
応に悪影響を及ぼさない有機溶媒下、式(1)の化合物
に作用せし゛めればよい。
該反応は、一般に一20°〜40℃、好ましくは00〜
25℃下、式(1)の化合物の含有液に攪拌しながら予
め調製し九付加体を滴下、反応せしめればよい。反応は
約0.5〜20時間で終了する。
この生成物は、精製することなく3位置111!誘導体
の合成原料として用いることができる。
なお、作用させる付加体(フッ素化試剤)の使用量は式
(1)の化合物に対して1〜5倍モル当量、好ましくは
1〜2倍モル当量とするのがよい。
(実施例) 以下、本発明を実施例によシ、更に詳細に説明する。
実施例1 化合物(1)2.72f(7,81mmol)t−塩化
メチレン70m1にけんだくさせ、0℃でかくはんしな
がら石川試薬1.76 M (5,08mmol ) 
1に@下した。
反応液は0〜lO℃で3時間、ついで室温で40分かく
はんした。反応終期には反応液は均一になった。反応液
を再び氷冷し、0.1M燐酸緩衝液(pii7.4)7
0yを加え、0℃で10分間かくはんした。水層と有機
層を分離し、水層を2回塩化メチレンにて抽出した。有
機層をあわせて水、飽和食塩水(2回)にて順次洗浄し
、N&2so4にて乾燥した。溶媒を留去して得られた
シロップ(4,7))を塩化メチレン101111に溶
解し、これt−n −ヘキサン240mに滴下した。生
じたけんだく液を遠心分離(3000rpm、10 m
in、) L、上清は廃棄し、オイル状の沈殿物として
表題化合物を2、74 >得た(収率98チ)。この化
合物のシリカダルTLC(展開溶媒系:トルエン/酢酸
エチル(1/1 ) )におけるRf値は0.59を示
した。
理化学的性質 IR(KBr錠) y CH”5 : 1770 、1750 、1520
 、1350 cm−’ax NMR(CDC1,) δ: 1.52(3H,dd、Jm6.’0and24
.4Hz 。
C1CHF ) 、2.52(IH,dd−J−7−4
and18.0Hz 、 H−4) 、 2.96 (
IH,dd 、 J −7,2and18.OHz、H
−4’ ) 、 3.37 (LH、ddd。
Jstl、6 、7.2 and 18.5 Hz 、
 H−6)  #4.16 (1)1. td 、J=
7.3and 1.6 Hz  tH−5)、4.77
(IH,s 、H−2)。
4.6−5.5 (I H1m −CH3CV)、5.
28(2H+ s 、 b@nzyl)  + 7.5
0(2H+d+J−9,5Hz  、 Ar−H) 、
8.20 (2H,d 。
J w 9.5 Hz 、 Ar−H)特許出、a人 
 三楽株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Rは容易に離脱し得るカルボキシル保護基を表わ
    す、 で示される6−〔(1S)−1−ヒドロキシエチル〕−
    3,7−ジオキソ−1−アザビシクロ〔3,2,0〕ヘ
    プタン−2−カルボン酸エステル類を、フッ素化オレフ
    ィンと有機塩基とから形成されるフッ素化試剤と反応さ
    せることを特徴とする、式(III)▲数式、化学式、表
    等があります▼(III) 式中、Rは上記と同じ意味を表わす、 で示される、6−〔(1R)−1−フルオロエチル〕−
    3,7−ジオキソ−1−アザビシクロ〔3.2.0〕ヘ
    プタン−2−カルボン酸エーテル類の製造方法。 2、Rが置換又は未置換のアラルキル基である特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 3、フッ素化オレフィンがヘキサフルオロプロペンまた
    は2−クロロ−1,1,2−トリフルオロエテンである
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方法。 4、有機塩基がジエチルアミンまたはピペリジンである
    特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の製
    造方法。
JP62015231A 1987-01-27 1987-01-27 フルオロアルキルβ−ラクタム類の製造方法 Pending JPS63185979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006103986A1 (ja) * 2005-03-28 2006-10-05 Tosoh F-Tech, Inc. 光学活性なフルオロプロリン誘導体の製造方法

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WO2006103986A1 (ja) * 2005-03-28 2006-10-05 Tosoh F-Tech, Inc. 光学活性なフルオロプロリン誘導体の製造方法

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