JPS63184056A - 無機化合物/染料複合体粒子 - Google Patents

無機化合物/染料複合体粒子

Info

Publication number
JPS63184056A
JPS63184056A JP61276843A JP27684386A JPS63184056A JP S63184056 A JPS63184056 A JP S63184056A JP 61276843 A JP61276843 A JP 61276843A JP 27684386 A JP27684386 A JP 27684386A JP S63184056 A JPS63184056 A JP S63184056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
particles
inorganic compound
composite particles
particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61276843A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0611870B2 (ja
Inventor
Hiroshi Une
浩 宇根
Katsuo Mitani
三谷 勝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP61276843A priority Critical patent/JPH0611870B2/ja
Priority to DE8787101058T priority patent/DE3783272T2/de
Priority to EP87101058A priority patent/EP0250700B1/en
Priority to US07/008,369 priority patent/US4780422A/en
Publication of JPS63184056A publication Critical patent/JPS63184056A/ja
Publication of JPH0611870B2 publication Critical patent/JPH0611870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/58Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances
    • G01N33/585Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances with a particulate label, e.g. coloured latex
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/531Production of immunochemical test materials
    • G01N33/532Production of labelled immunochemicals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2982Particulate matter [e.g., sphere, flake, etc.]
    • Y10T428/2989Microcapsule with solid core [includes liposome]

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特定の粒子形状と特定の構造よりなる新規な無
機化合物/染料複合体粒子を提供する。
即ち本発明は平均粒子径が0.1〜10.0μm且つ粒
子分散性が80%以上で、核部と該核部を被覆した着色
被覆部との2層構造よりなる粒子であり、該核部は無機
化合物で形成され且つ該着色被覆部は染料又は染料と無
機化合物との混合物で形成されてなる無機化合物/染料
複合体粒子を提供する。
また本発明は上記2層構造の着色被覆部を更に該着色被
覆部より染料の含有量が少ない染料と無機化合物と混合
物か染料を含まない無機化合物で被覆した固定被覆部の
少(とも3層構造よりなる無機化合物/染料複合体粒子
も提供する。
尚本発明に於いで、平均粒子径(x)とは無機化合物/
染料複合体粒子を透過型電子顕微鏡で観察し、粒子の長
手方向の直径を測定し、その平均の直径を算出したもの
を言う。また本発明に於いで、粒子分散性とは粒子容積
が二(x :!= 0.5 x )”の範囲に含まれる
粒子の全粒子に対する含有割合(%)で表示したものを
云う。
本発明で提供する無機化合物/染料複合体粒子(以下単
に特定複合体粒子とも呼ぶ)は免疫活性物質を固定化し
て免疫診断用試薬の担体特にマイクロタイター法の免疫
診断用試薬の担体として優れているし、親水性の顔料と
しても有用である。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕従来
無機化合物の微粒子は種々のものが知られているがその
大部分は凝集性のゲル状物である。
該無機化合物の微粒子は各種充填剤、充填補強剤、顔料
等として広く使用されている。しかしながら親水性顔料
として有用な無機化合物の粒子の提案は実現していない
し、免疫診断用試薬に用いる担体に使用出来るものも提
案されるに至っていない。
例えば前者は無機化合物そのものでは親水性を付与する
ことが難しく、適当な複合物及びその製法も未だ提案さ
れていない。また免疫診断用試薬に用いる担体としては
ゲル状物が使用出来ず、非凝集性のしかも分散性が良好
な粒子の開発が未だ実現していない。特に免疫診断用試
薬のうち、マイクロタイター法に使用するものは免疫反
応における凝集反応の終点を精度よく診断する必要があ
る、 ため種々の制約が加わる0例えば非凝集性である
こと、比重が大きいこと、着色が均一であること等の制
約を要求される。しかし、従来はこのような性状を有す
る無機化合物の微粒子は提供されるに至っていない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は均一な着色を有し且つ粒子の分散性の良好
な微粒子の製法について鋭意研究を行って来た。その結
果、染料及び加水分解に供する無機化合物原料の少くと
も一部は溶解するが反応生成物は溶解しない、中性又は
アルカリ性の含水溶媒中に、該溶媒に溶解しない核部と
なる微粒子の無機化合物を存在させ、該溶媒に加水分解
可能な無機化合物と染料を滴下し加水分解を行うことに
より、平均粒子径が0.1〜10.0μm且つ粒子分散
性が80%以上で、核部と該核部を被覆した被覆部との
2層構造よりなる粒子で、該核部は無機化合物で形成さ
れ且つ該被覆部は染料と無機化合物との混合物で形成さ
れてなる無機化合物/染料複合体粒子が製造出来ること
を見出した。
この知見に基づき更に研究を続けた結果、親水性の顔料
として有用で、また免疫学的凝集反応の鋭敏性及び迅速
性に優れ且つ鮮明な凝集反応像を示す免疫診断用試薬の
担体として著しくすぐれている複合体粒子を開発し、こ
こに提案するに至ったのである。従っで、本発明で提供
する特定複合体粒子は種々の用途に著しい効果を伴って
利用される新規なものであることが理解出来る。以下本
発明の詳細な説明する。
本発明は平均粒子径が0.1=IO,0,crm且つ粒
子分散性が80%以上で、核部と該核部を被覆した着色
被覆部との2層構造よりなる粒子であり、該核部は無機
化合物で形成され且つ該着色被覆部は染料又は染料と無
機化合物との混合物で形成されてなる無機化合物/染料
複合体粒子である。ま含まない無機化合物よりなる核部
、染料又は染料と無機化合物との混合物で形成される該
核部を被覆した着色被覆部及び該着色被覆部より染料の
含有量が少ない染料と無機化合物との混合物か染料を含
まない無機化合物で形成される該着色被覆部を被覆した
固定被覆部の少くとも3層構造よりなることを特徴とす
る無機化合物/染料複合体粒子をも提供するものである
本発明の特定複合体粒子はその平均粒子径(x)が0.
1〜10.Oflm好ましくは0.8〜5.0μmの範
囲にあることが必要である。上記平均粒子径(マ)は既
に定義した如く、特定複合体粒子を透過型電子顕微鏡で
観察し、粒子の長手方向の直径アトランダムに取り出し
該透過型電子顕微鏡で観察し、粒子の長手方向の直径を
測定し、平均を算出して平均粒子径(マ)として表示し
た。
本発明の特定複合体粒子の平均粒子径(マ)が前記範囲
より小さいとき即ち0.1μmより小さいときは免疫診
断用試薬の担体として該粒子を使用する場合、沈降速度
が小さいため判定時間に長時間を必要とするので好まし
くない。また逆に該平均粒子径(x)が10.0μ慣よ
り太き(なると免疫診断用試薬の担体として該粒子を使
用する場合、凝集像が不鮮明となり易く、鋭敏性が大き
く低下する傾向があるので好ましくない。
また本発明の特定複合体粒子はその粒子分散性が80%
以上好ましくは90%以上であることが必要である。該
粒子分散性は既に定義した如く、粒子容積が−(x±0
.5x)’の範囲に含まれる粒子の全粒子に対する含有
割合(%)である。−該粒子分散性の要因は特定複合体
粒子を免疫診断用試薬の担体として使用するとき最も重
要な要件となる。該粒子分散性が80%より小さくなる
と免疫診断用試薬の担体として該特定複合体粒子を使用
したとき凝集像と非凝集像の判定が困難になるので好ま
しくない。該粒子分散性は免疫診断用試薬の担体として
使用するうえでは良好な程好ましく、90%以上となれ
ば更に好ましい。また前記粒子分散性を表示する粒子容
積の式がの範囲に含まれる粒子が全粒子に対する含有割
合(%)で80%以上好ましくは90%以上となる特定
複合体粒子であればなお良好である。本発明の粒子分散
性は如何なる方法で測定してもよいが、一般には同一容
積を測定する装置例えばコールタールカウンター社製モ
デルZD−1を利用すれば簡単に測定することが出来る
本発明の特定複合体粒子は前記形状の特徴を有するもの
であれば他の形状は特に限定されず、他面体、粒体、円
錐体、球状体等の形で存在する粒状体であればよい、特
に球状体、就中真球状体のものは前記粒子分散性がすぐ
れているので好適である。
また本発明の特定複合体粒子を免疫診断用試薬の担体と
して使用するときは該試薬の使用形態に応じて該複合体
粒子の比重を選択することがしばしば有効な場合がある
。本発明の特定複合体粒子の比重は特に限定されるもの
ではないが、一般には1.5〜4.0好ましくは1.8
〜2.5の範囲で制御するのが最も広く利用されうる。
特にマイクロタイター用試薬を用いた場合、抗原−抗体
反応による凝集像と非凝集像の形成可能な範囲内で沈降
速度が速く、短時間に凝集像または非凝集像の判定をす
る目的のために前記比重を選ぶのが好ましい。
本発明の特定複合体粒子は前記形状の特徴の他に下記の
ような構造上の特徴を有している。即ち核部と該核部を
被覆した着色被覆部更に必要に応じて該着色被覆部を更
に被覆した固定被覆部とよりなる2層或いは3層以上の
多層構造よりなる粒子であり、該核部は無機化合物で形
成され且つ該着色被覆部は染料又は染料と無機化合物と
の混合物で形成され更に固定被覆部は着色被覆部より染
料の含有量が少ない染料と無機との混合物又は染料を含
まない無機化合物で形成されている。
上記核部は本発明の特定複合体粒子の平均粒子径が1.
0−10.0μmである制約がある関係上、該粒子径よ
り小さい粒子であることは明白で、一般に0.01〜8
.O,crm好ましくは0.07〜4.0μmの粒子径
からなっている。そして該核部自身、分散性が良好であ
る方が好ましいものであるのが好適である。また本発明
の特定複合体粒子の核部の素材は特に限定されず、公知
の無機化合物が使用出来る。特に好適に使用される無機
化合物を具体的に例示すれば、アルミニウム、チタニウ
ム。
ジルコニウム、ハフニウム、錫、鉛、鉄、コバルト、ニ
ッケル等の周期律表第■族、第■族または第1族の金属
の酸化物又はホウ素、ケイ素、ゲルマニウム等の周期律
表第■又は第■族の半金属の酸化物等である。また本発
明にあっては次ぎのような複合酸化物も好適に使用され
る。即ち上記周期律表第■族、第■族又は第■の相互金
属間の複合酸化物或いは上記金属と周期律表第1族、第
■族又は第■族の金属との複合酸化物である。上記周期
律表第■族、第■族及び第■族の金属は特に限定されな
いが一般にはリチウム、ナトリウム。
カリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム
、バリウム、リン、アンチモン、ビスマス。
バナジウム、ニオブ、タンタル等が好適である。
また一般に上記複合酸化物にあってはその主な成分は前
記周期律表第■族、第■族または第1族の金属成分であ
るのが好ましく、これらの金属を80モル%以上含むも
のが特に好ましい。
また更に該核部を構成する無機化合物としては炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩や硫酸バリウム、
硫酸ストロンチウム等の硫酸塩も使用出来る。本発明に
於いて上記核部を形成する無機化合物として最も好適に
使用されるものはシリカ、アルミナ、チタニア、ジルコ
ニア或いはこれらを主な構成成分とする複合酸化物であ
る。これらの金属酸化物、半金属酸化物又は複合酸化物
は公知な化合物であり、その製法も特に限定されるもの
で−はない。代表的なこれらの化合物の製法は例えばジ
ャーナル オブ コロイド アンドインクフェース サ
イアンス(Journal ofcolloid  a
nd 1nterface 5cience) 26 
、 62〜69(1968)、特開昭52−13809
4号公報、英国特許第2.115.799号公報等に記
載された手段またはこの手段に準じて実施すればよい。
また上記複合酸化物の代表的なものは上記英国特許第2
.115,799号公報に示される、シリカと周期律表
第■族、第■族、第■族及び第■族からなる群より選ば
れた少なくとも1種の金属酸化物であり、−aには該シ
リカが80モル%以上含まれるものである。
本発明の特定複合体粒子を構成する上記核部を被覆した
着色被覆部は染料又は染料と無機化合物との混合物で形
成されている。該着色被覆部が染料を含む必要性は、先
ず第一に免疫診断用試薬の担体として使用するときのた
めに均一な着色性を付与するためである。染料以外にも
例えば金属酸化物にあってもコバルト酸化物の如く着色
性のものがあるが、湿度、イオン濃度、酸化濃度等の影
響を受けて均一な着色性を期待することは出来ず、本発
明の染料に代る化合物とはなり得ない。また第二の理由
は染料が種々の機能性材料であり、電気伝導性、光電池
性、フォトクロミック性等必要に応じた機能性を本発明
の特定複合体粒子に付与出来るからである。その他染料
を使用することにより色調及び着色度が多様に選択出来
る利点があり、しかも低含有量でこれらの性状を付与出
来る利点がある。従って本願発明にあっては前記着色被
覆部の構成成分として染料が混合されていることは極め
て重要な要因となる。上記染料は単独で使用出来るが2
種以上を混合して使用することも可能である。該染料を
混合して使用することは色調をさらに幅広く調製出来る
のでしばしば好適な態様となりうる。
本発明に於ける該着色被覆部の構成成分としての染料は
特に限定されず公知の染料から必要に応じて選択して用
いればよい。一般的にはカチオン染料が最も効果的であ
り、次いで含金属染料、更に次いで反応染料及び螢光増
白染料が好適である。
また用途によっては上記各種染料より多少劣るケースも
あるが分散染料、直接染料、酸性染料、酸性媒染染料そ
の他の染料も十分に使用出来る。特に好適に使用される
これらの各染料についてその代表的なものをより具体的
に例示すれば下記の通りである。
カチオン染料としてはマラカイトグリーン、ローダミン
B、メチレンブルー、オーラミン、マジェンタ、ビスマ
ルクブラウン、メチルバイオレット、クリスタルバイオ
レット、グイアクリル(三菱化成−の登録商標)、スミ
アクリル(住人化学−の登録商標)、アイゼンカチオン
(保土谷化学−の登録商標)等が挙げられ、分散染料と
してはダイアコツトン(三菱化成■の登録商標)、ディ
スバゾール(アイ・シー・アイ社の登録商標)。
ミケトンポリエステル(三井東圧化学−の登録商標)、
リゾライン(バイエル社の登録商標)、スミカロン(住
人化学−の登録商標)、テラジン(チバ・ガイギー社の
登録商標)等が挙げられる。
また、直接染料としてはコンゴーレッド、ダイレクトデ
ィープブラックEW、クリソフェニンG。
ベンザミン(バイエル社の登録商標)、キュプロフェニ
ール(チバ・ガイギー社の登録商標)、ジャパノール、
スミライト(住人化学−の登録商標)。
ダイアコツトン(三菱化成−の登録商標)、リゾフィッ
クス(サンド社の登録商標)等が挙げられ、酸性染料と
しては、アリザリンサフィロールB。
アリザリンダイレクトブルーA、アリザリンシアニング
リーンG、カルボラングリーンG、ダイアジッド(三菱
化成−の登録商標)、カルボラン(アイ・シー・アイ社
の登録商標)、アミド、アントラ、アンドラン(ヘキス
ト社の登録商標)。
スミノール(住人化成■の登録商標)等が挙げられる。
さらに、酸性媒染染料としては、ダイヤモンドブラック
F、クロムファストネビーブルーB。
パラチンファストブルーBN、アントラセン(サンド社
の登録商標)、ミツイ (三井東圧化学−の登録商標)
、ソロクロム(アイ・シー・アイ社の登録商標)、サン
タロミン(住人化学−の登録商標)等が挙げられ、含金
属染料としては、アシトール(BASF社の登録商標)
、アイゼンオパル(保土谷化学−の登録商標)、オレオ
ソール(田岡化学の登録商標)、ラナファスト(三井東
圧化学a増の登録商標)、ラニール、スミラン(住人化
学−の登録商標)、イソラン(バイエル社の登録商標)
等が挙げられ、反応染料としては、セルマゾール(三井
東圧化学−の登録商標)、ダイアミラ、ミカシロン(三
菱化成−の登録商標)、スミフィックス(住人化学−の
登録商標)、レバフィソクロ(バイエル社の登録商標)
、レマゾール(ヘキスト社の登録商標)等、螢光増白染
料としてはミカホワイト(三菱化成−の登録商標)、ホ
ワイトテックス(住人化学■の登録商標)等が挙げられ
る。
本発明の特定複合体粒子の着色被覆部の構成は染料のみ
で形成してもよく、また染料と無機化合物との混合物で
形成してもよい。該無機化合物は前記核部の成分と同様
の化合物が特に限定されず使用出来る。該無機化合物を
染料との混合物として使用する態様はしばしば好ましい
。その理由は例えば染料の発色性が紫外線によって劣化
するのを防ぎ保存性能を良くすること、染料を高濃度に
保ち取扱い易くすること、親水化の顔料としての用途を
付与すること等である。従っで、染料と該無機化合物と
の混合物として該着色被覆部を形成するときは両成分は
化学的又は物理的な手段で容易に分離しないものが好ま
しく、出来れば化学的に結合しているものが好ましい。
このような性状の混合物は特定複合体粒子の製造方法、
該製造に使用する原料の種類等によって異なるので予め
決定するのが好ましい。本発明の着色被覆部に於ける染
料と無機化合物との組成比はその使用目的によって異な
り一概に限定することは出来ないが、一般には染料が特
定複合体粒子中に0.01〜30重量%、好ましくは0
.1〜5重量%の範囲で含まれるように選択するのが好
適である。
本発明の特定複合体粒子は前記の如く、核部と着色被覆
部との少くとも2層構造よりなる粒子であるが、該核部
と着色被覆部との厚みは特に限定されず使用目的に応じ
た性状に基づいて決定すればよい。一般には該核部が該
特定複合体粒子の直径の175〜415、好ましくは1
75〜315の範囲となるように選ぶのが好適である。
本発明の特定複合体粒子は前記の如く核部とその被覆部
との2層構造を有していればよく、必要に応じて上記着
色被覆部に更に固定被覆部を設けた311構造成いはそ
れ以上の多層構造とすることも好適である。該3層以上
の多層構造とする場合は前記染料の発色性の安定保存性
、取扱いの容易性等の目的から最外部層は出来るだけ染
料を含有しない無機化合物で構成させるのが好ましい。
しかし該最外部層には染料が含有されている層を排除す
ると云う意味ではな(、一般には核部に直接被覆される
着色被覆部に含まれる染料に較べて例えば20重量%程
度までの染料の含有量であれば不利になる要素は少ない
また上記3層以上の多層構造とする場合の3層目以上の
厚みは特に限定されるものではなく使用目的に応じて適
宜決定すればよいが、一般には特定複合体粒子の直径の
275〜1/lO好ましくは275〜115の範囲が好
適である。
本発明の特定複合体粒子は前記説明した如く新規な粒子
である。特に有機化合物である染料又は染料と無機化合
物との混合物が無機化合物の核部に厚く成長し、粒子分
散性が80%以上の粒子状として存在することは驚ろく
べき現象である。
本発明に於ける上記特異的な複合体粒子の製造方法は特
に限定されるものではないが、代表的なものを例示すれ
ば次ぎの通りである。
上記複合体粒子の製法にあっては、原料となる染料及び
加水分解に供する無機化合物原料は溶解するが加水分解
物は溶解しない溶媒が使用される。
該溶媒は染料或いは無機化合物原料の種類に応じて上記
性状のものを予め決定して使用すればよい。
但しこれらの原料は完全に溶解する必要はなく、その一
部を溶解するものであれば使用出来る。通常好適に採用
される溶媒について具体的に示せば例えば、後述する反
応性、操作性、入手が容易なこと等の理由で、一般には
メタノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノー
ル、イソアミルアルコール、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール等のアルコール溶媒が好適に用いられ
る。
またジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル溶媒、
酢酸エチルなどのエステル溶媒等の有機溶媒を上記アル
コール溶媒に一部混合して用いることもできる。
前記溶媒中には後述する如(無機化合物原料が加水分解
される必要があるので水が含有されている必要がある。
該水の含有量は無機化合物原料の種類又は溶媒のアルカ
リ性度等によっても異なり一部に限定することが出来な
いが、一般には0.05〜5重量%の範囲から選べば好
適である。前記具体的に例示した溶媒にあっては例えば
アルコールの如く、一般に上記範囲の水は含まれるもの
があり、このような溶媒にあっては特に含水量を制御す
る必要がない。
また上記溶媒は、通常中性又はアルカリ性の状態で使用
するのが一般的である。溶媒が酸性である場合は加水分
解によって得られる特定複合体粒子の粒子分散性が著し
く小さく、はとんどのケースに於いてゲル状の粉状物と
なり目的とする粒子を得ることが出来ないので好ましく
ない、また該溶媒をアルカリ性とする手段は如何なる方
法でもよいが一般にはアンモニア水または水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の水酸化アル
カリを添加するか、或いはこれらの化合物を併用する方
法が好適である。これらの化合物の添加量も特に限定せ
ず適宜決定して用いればよいが、一般にはアンモニア水
を用いるときはアンモニア濃度が5〜30重量%、好ま
しくは10〜25重量%の範囲となるように選べば好適
である。
またアンモニア水と水酸化アルカリとを併用するときは
水酸化アルカリの添加量によって得られる粒子の大きさ
を制御出来るのでしばしば好適な態様として使用される
。例えば上記アンモニア水に水酸化アルカリ濃度が0.
05〜0.15重量%の範囲で使用され、該水酸化アル
カリ濃度が増加するに従って得られる粒子径が大きくな
る傾向を示す。
特定複合体粒子の製法にあっては、前記含水溶媒中に、
該溶媒に溶解しない核部となる無機化合物を存在させて
おき、該溶媒に加水分解可能な無機化合物と染料を滴下
し加水分解反応を行うのが好ましい。
該核部となる無機化合物は前記したものが使用出来るが
、一般には後述する加水分解可能な無機化合物を溶媒中
で予め加水分解し、該溶媒に溶解しない化合物を析出さ
せ、該析出物を上記核部とする方法も好適に採用される
。該溶媒中に存在する核部の濃度は特に限定されず、必
要に応じて予め決定して使用すればよいが一般には0.
1〜10重量%の範囲から選ぶのが好適である。
染料及び加水分解可能な無機化合物は上記核部が存在す
る溶媒に滴下される。従って該染料は予め溶媒に溶解さ
せて用いるか加水分解可能な無機化合物で溶液状のもの
に溶解させて用いるのがよい。また加水分解可能な無機
化合物も同様に溶液状にして使用するのが好ましい。勿
論染料と加水分解可能な無機化合物を同一の溶媒に溶解
しで、前記含水溶媒に同時に滴下することも、別々の滴
下装置から該含水溶媒に別々に滴下することも必要に応
じて選択できる。
また前記原料を溶解した溶液の濃度は一般に低い方が好
ましいが、低くすぎると溶媒の使用量が著しく増大する
し、濃度が高すぎると反応の制御が難しくなったり取扱
いが不便になるので、これらを勘案して適宜決定すれば
よい。一般には原料濃度が50!t%以下、好ましくは
5〜50重量%の範囲の濃度として使用するのが最も好
ましい。
更にまた上記染料及び加水分解可能な無機化合物の滴下
速度は得られる複合体粒子の粒子径及び粒子分散性に影
響を与えるので、他の条件に応じて予め決定して使用す
るのが好ましい。一般には含水溶媒の量の0.5〜10
重量%好ましくは0.5〜2重量%の量を1時間かけて
滴下させることを目やすにすればよい。例えば含水溶媒
を21使用すれば、原料は10〜200ml/時間の速
度を目やすとすればよい。
前記原料として使用する無機化合物はその一部例えば1
0%以上が溶媒に溶解し、加水分解可能であるものであ
れば特に限定されず用いうる。一般に好適に使用される
無機化合物は前記核部を構成する成分として説明した金
属のアルコキサイドである。即ち一般式Mや(OR)X
 (但し、Mは金属又は半金属を示し、XはMの原子価
を示す)で示されるアルコサイド化合物が好ましい。該
一般式中、Rはアルキル基で、一般にはメチル基、エチ
ル基、イソプロピル基、ブチル基等の低級アルキル基が
好適に使用される。また上記金属のアルコキサイドは加
水分解によって単独で金属酸化物の被覆層を形成しうる
ものもあるが、他の金属成分と複合酸化物を形成しなけ
れば該被覆層を形成し得ないものもある。これらの区別
は予め加水分解することで簡単に決定出来るので、実施
に際し、予め決定するとよい。一般には前記核部を構成
する無機化合物について説明したと同様の傾向がある。
即ち一般には周期律表第■族、第■族又は第1族の金属
の酸化物は単独で上記被覆層を形成しうるが、周期律表
第1族、第■族又は第V族の金属は上記周期律表第■族
、第■族又は第1族の金属との間で複合酸化物として使
用するのが好適である。更にまた上記一般式中、Mは前
記性状を示すものであれば特に限定されず使用すること
が出来るが一般に好適に使用されるものを例示すれば次
の通りである。即ち、一般には一般式%式%) し、R1はアルキル基)で表示される金属のアルコキサ
イドまたは上記一般式中の一つまたは二つのアルコキシ
ル基(ORつがカルボキシル基あるいはβ−ジカルボニ
ル基で置換された化合物が好ましい。ここでMl は第
1族の金属、M2は第■族の金属、M3は第■族の金属
、M4は第■族の金属、MSは第V族の金属、M8は第
1族の金属で、具体的には、例えばリウチム、ナトリウ
ム。
カリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム
、バリウム、アルミニウム、チタニウム。
ジルコニウム、ゲルマニウム、ハフニウム、8゜鉛、リ
ン、バナジウム、ニオブ、タンタル、鉄。
コバルトニッケル等が好適に使用される。本発明におい
て一般に好適に使用される上記化合物を具体的に例示す
ると、NaOCH3,Na0C!HS、Na0C,H。
等のナトリウムアルコキサイド及び上記Naに代っで、
LIIK等で代替した第1族金属のアルコキサイド;M
g(OCHs)z、Mg(OCJs)z、Mg(OCJ
t)z 。
Mg(OCJw)z 、Mg(OCsH++)z等のマ
グネシウムアルコキサイド及び上記Mgに代っで、Ca
、 Sr、 Ba等で代替した第■族のアルコキサイド
; A l (OC2H5) g+A l (OC3H
t)z 、 A 1 (OCall)z等のアルミニウ
ムアルコキサイド及び上記^lに代っで、Bなどで代替
した第■族金属のアルコキサイド; Ti(0−isoc3Ht)4.Ti(0−ncJw)
4゜Tt(0−C)1zC)l(CzHs)CJw)4
.Ti(0−C+、H3s)4゜Ti(0−isocz
Ht)z (CH(CH3)CHCOCH,) 、 。
Ti(0−nCJJ 2 [0CzH4N(CJ40I
l) z ) t +Ti(OH)z (OCH(C1
(3)COOH) z 。
Ti(OCHzCH(CtHs)CH(OH)C3H7
)4゜Ti(0−nC411q)z(OCOC+J:+
s)等のチタンアルコキサイド及び上記Tiに代っで、
Zr、Ge、Hf、Sn、Pb等で代替した第■族金属
のアルコキサイド; V(OCzlls)4゜V(0−
isoCJ7)4.V(0−nCJq)4. V(0−
tercJ、)4等のバナジウムアルコキサイド及び上
記■に代ってNb、 Ta、  P、 Sb、 Bi等
で代替した第■族金属のアルコキサイドHFe(OC2
Hs)z、 Fe(0−ncJy)+。
Fe(0−nCJ9)31Fe(0−secCaHq)
3.Fe(0−tercJw)s等の鉄アルコキサイド
及び上記Feに代っで、Co。
Ni等で代替した第■族金属のアルコキサイド等である
。また、CaC1z 、 Ca (IIOCI、H4C
00) z ’ 211zOなどの化合物も上記の金属
のアルコキサイドに混合して使用できる。
加水分解可能な無機化合物は前記説明した如く1種だけ
を使用する必要はなく、同時に2種以上を使用すること
もしばしば好ましい態様となる場合がある。また例えば
英国特許第2,115,799号公報実施例に記載され
ている如(アルコキシシランの低縮合物と他の金属のア
ルコキシドを予め混合し混合溶液を調製し、この調製し
た混合溶液を原料として使用することも出来る。
特定複合体粒子の他の原料となる染料は一部例えば溶媒
100重量部に対して1重量部以上好ましくは5重量部
以上、更に好ましくは10重量部以上を溶解するもので
あれば特に限定されず用いうる。一般的には前記被覆部
の構成成分として説明した各種染料が好適に使用出来る
。また該染料は一般に0.001〜1重量%の濃度で使
用するのが好ましい。更には溶媒中に常に0.05〜0
.5重量%好ましくは0.05〜0.2重量%の染料が
存在するように選んでもよい。
前記原料は溶媒中で直ちに加水分解反応を起し粒子状で
不溶性の析出物となる。該加水分解の条件は特に限定さ
れず、如何なる条件をも選び得るが一般には攪拌又は非
攪拌下に5〜50℃好ましくは10〜30℃の範囲の温
度で実施すると好適である。
前記方法で加水分解して得られる染料と無機化合物との
複合体粒子は平均粒子径(マ)が0.1〜10.0μm
のもので非凝集性のもので、その粒子分散性も80%以
上はとんどのケースで90%以上となる。このように溶
媒中に核部が存在していれば一見成長反応を阻害すると
考えられる染料の存在下でも加水分解反応が該核部に被
覆層を生成させる形で進行することは全く驚ろくべき現
象である。しかも該染料は被覆層に強固に固定され、該
染料に応じた着色性の複合体粒子となる。このようにし
て得られた複合体粒子は染料を含まない無機化合物より
なる核部に染料と無機化合物との混合物で構成された被
覆部が被覆された複合体粒子となる。
また別の製法を例示すると次ぎのような方法も好適であ
る。特定複合体粒子の核部となる金属酸化物粒子として
粒子分散性が良好な例えば80%以上の且つ多孔性粒子
を選び染料を溶解した溶液と該多孔性粒子を接触させる
ことにより、該多孔性粒子に染料を含浸させた特定複合
体粒子が得られる。上記特定複合体粒子の製法にあって
は多孔性粒子の選択が重要な要件となる。勿論本、発明
にあっては該多孔性粒子の製法は限定されるものではな
い。しかし一般には次ぎのような方法で得られた多孔性
粒子が特に好適である。例えば周期律表第■族、第■族
又は第1族の金属とカリウム。
ナトリウム、リチウム等のアルカリ金属とよりなる複合
酸化物を前記金属アルコキサイドの加水分解法によって
製造する。次いで得られた複合酸化物を硫酸、硝酸、塩
酸等の鉱酸溶液と接触させることによって含有アルカリ
金属成分を溶出させると、得られる粒子は多孔性でしか
も粒子分散性が80%以上のすぐれたものとなる。この
ような粒子を使用することにより、前記染料を含浸させ
た即ち核部に染料が被覆した特定複合体粒子となる。
該特定複合粒子は必要に応じて乾燥して使用に供するか
後処理に供すればよい。
場合によっては前記染料又は染料と無機化合物との混合
物で構成された着色被覆部から該染料が溶出することも
ある。このような場合には該着色被覆部に更に染料含有
量が少ない無機化合物又は染料を全く含まない無機化合
物の固定被覆層を被覆させた3層構造成いは該3層構造
に更に前記被覆をくりかえし4層以上の構造とした特定
複合体粒子とすることが出来る。該3N以上の多層構造
とする手段は特に限定されず如何なる手段を利用しても
よい。一般に好適に採用される方法を例示すれば、前記
核部となる無機化合物が存在する含水溶媒中に染料及び
加水分解可能な無機化合物を滴下し、該原料を加水分解
させ2層構造の粒子を生成させた後、或いは染料を含浸
した多孔性粒子を製造した後回−の反応容器中に該加水
分解可能な無機化合物のみを更に滴下し加水分解を行う
方法或いは前記2層構造の粒子又は染料含浸の多孔性粒
子の製造系から未反応又は未含浸の染料を分離し、次い
で加水分解可能な無機化合物を更に滴下し加水分解させ
て特定複合体粒子を得る方法である。前者即ち反応を同
一系で行う場合は3層構造の複合体粒子が得られるが、
3層目の被覆部は核部への着色被覆部が形成されるとき
消化された残りの染料が溶媒中に溶解されているにもか
かわらず、滴下する無機化合物溶液中に染料が含まれて
いないときは著しく染料の含有量が少ない組成のものと
なる。この場合は通常核部に直接被覆される着色被覆部
に含まれる染料の約115程度又はそれ以下、好ましく
は1710以下となる。かかる現象も一般的反応からす
ると驚異的な現象であるがその作用は現在のところ明ら
かではない。従って本発明の特定複合体粒子は特別の反
応形式をとる必要はなく唯一の反応器で3層以上の層を
積層することによって得ることも出来る。そしてこのよ
うにして得られた複合体粒子にあっては3層目に少量の
染料が含まれていても染料が溶出することはほとんどな
いすぐれた球状の粒子となる。
以上のことから、無機化合物の核と着色被覆層の製造を
一連の操作で行う場合の染料の添加時期は、得られる特
定複合体粒子の粒子径を特定の範囲に調製するため及び
特定複合体粒子からの染料の溶出を防止するために、核
と着色被覆層の形成に要する全合成時間を1としたとき
に、0.1〜0.9、特に好ましくは0.2〜0.8で
示される時間内に染料の添加を開始し、また完了するこ
とによって目的の特定複合体粒子とすることが出来る。
前記3層構造以上の多層構造の特定複合体粒子を得ると
き、核部に着色被覆部を被覆した2層構造の粒子から未
反応又は未含浸の染料を分離後例えば該粒子製造に使用
したと同一溶媒で数回洗浄後、該粒子を含む溶媒中に染
料を含まない加水分解可能な無機化合物を液滴下し該無
機化合物を加水分解すれば、3層構造目の固定被覆部は
染料をほとんど含まない層となる。
本発明にあっては前記2層構造又は3層構造を有する特
定複合体粒子に更に前記のような処理を行うことにより
3層構造以上の多層の構造を有する複合体粒子とするこ
とが出来る。多層構造の該複合体粒子にあっては着色被
覆部の着色度合をより詳明に表示するため前記固定被覆
部を透光性の材料から選ぶのが好ましい。この意味では
固体被覆部は周期律表第■族又は第■族の金属或いは該
金属と周期律表第■、第■族又は第■族の金属との複合
酸化物であるのが好ましい。
本発明の特定複合体粒子は、免疫診断用試薬の担体に用
いるとき生理食塩水または緩衝液に対して難溶性を示す
ものであることが好ましい。該複合体粒子の生理食塩水
または緩衝液に対する難溶性をより一層高め、かつ蛋白
質等の免疫活性物質の感作の効率を向上させるため該複
合体粒子を表面処理することもしばしば好適な手段であ
る。この表面処理方法は、特に限定的でなく、公知の方
法が好適に採用される。例えばシランカップリング剤あ
るいはチタンカップリング剤などにより表面処理できる
。シランカップリング剤としては、ビニルトリクロロシ
ラン、ビニル−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン
、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ
−グリシ)’−1−ジプロピルトリメトキシシラン、γ
−クロロプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン。
トリメチルクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、ヘ
キサメチルジシラザン、メチルトリエトキシシラン、フ
ェニルトリエトキシシラン等があげられる。チタンカッ
プリング剤としては、イソプロピルトリイソステアロイ
ルチタネート、イソプロピルトリデシルベンゼンスルホ
会ルチタネート、イソプロピルトリスジオクチルパイロ
ホスフェートチタネート、テトライソプロピルビスジオ
クチルホスファイトチタネート、テトラオクチルビスジ
トリデシルホスファイトチタネート ビスジオクチルパ
イロホスフェートエチレンチタネート。
イソプロピルトリオクタノイルチタネート、ジイソステ
アロイルエチレンナタネート等があげられる。上記以外
にも表面処理剤として有機ジルコアルミネート化合物等
既知のものが使用できる。また、表面処理法は既知の方
法すなわち乾式法及び湿式法のいずれも使用できるが、
分散状態のまま処理する湿式法が好ましく採用される。
表面処理においては、表面処理剤濃度、処理温度、処理
時間等の処理条件によっで、複合体粒子の疏水性が大き
く変化するので目的に応じて処理条件を選択すればよい
以上のようにして得られた本発明の複合体粒子は、染料
の種類によって任意の色に着色でき、また、特定の粒子
径を有しており免疫診断用試薬の担体の他、種々の充填
剤、改質材、親水性顔料、その他の用途に使用し得る。
以下に、本発明の複合体粒子を免疫診断用試薬の担体と
して用いた場合について詳述する。
本発明の複合体粒子に感作させる免疫活性物質は、特に
限定的でなく、公知のものが使用できる。
代表的なものを例示すれば、例えば、変性ガンマグロブ
リン、抗核因子、ヒトアルブミン、抗ヒトアルブミン抗
体、イムノグロブリンG (IgG)、抗ヒトIgG抗
体、イムノグロブリンA (IgA)、抗ヒト1gA抗
体、イムノグロブリンM (IgM)、抗ヒトIgM抗
体、抗ヒトIgE抗体、ストレプトリジン0゜ストレプ
トキナーゼ、ヒアルロニダーゼ、C−反応性蛋白(CR
P)、抗ヒ)CRP抗体、アルファーフェトプロティン
(AFP)、抗AFP抗体。
癌胎児性抗原(CEA)、抗ヒトCEA抗体、ヒト繊毛
性ゴナドトロピン(HCG)、抗HCG抗体、抗エスト
ロゲン抗体、抗インシュリン抗体。
B型肝炎表面抗体(HBs )、抗HBs抗体、梅毒ト
レボネマ抗原、風疹抗原、インフルエンザ抗原、補体C
IQ、抗C1q抗体、抗C3抗体、抗C1抗体、抗トラ
ンスフェリン抗体等の公知の免疫活性物質をあげること
ができる。
さらに、上記以外に感作する生理活性物質も特に限定的
でなく、公知のものが使用できる。例えば、酵素として
西洋ワサビパーオキシダーゼ、グルコース酸化酵素、ス
ーパーオキサイドディスムターゼ、チトクロームa 、
  b +  b 1 、c 、p 450等;ホルモ
ンとして下垂ホルモン(Pituitaryhorrn
ones) + インシュリン、グルカゴン、サイロイ
ドホルモン等;ハブテンとしてオヒアムカロイド(モル
フイネ)、アンチピリン、バルビッール酸等があげられ
る。
本発明の複合体粒子への免疫活性物質の感作方法は、破
水結合に基づく吸着によって可能である。
吸着は既知の方法で可能であるが、具体的に例示すると
、本発明の複合体粒子を既知の緩衝液または生理食塩水
中に分散させ、この分散液中に免疫活性物質を添加し、
免疫活性物質が失活しないような温和な条件で攪拌し、
複合体粒子表面に感作させる。この際、残存する未感作
の担体表面をアルブミン、ゼラチン等生理活性物質で不
活性化もしくはブロックさせることもできる。 ゛さら
に、本発明の複合体粒子は、前記の表面処理過程におい
て種々の官能基を導入することが可能である。例えばT
−アミノプ口ピルトリエトキジシランを用いると複合体
粒子表面にアミノ基の導入が可能となる。このようにし
てカルボキシル基、エポキシ基、アルデヒド基、ヒドロ
キシル基等の導入が可能となり、これ等の官能基と公知
の方法を利用して免疫活性物質を共有結合を用いて感作
させることかできる。
例えば、(1)グルタルアルデヒド等の架橋剤を用いて
免疫活性物質のアミノ基と共有結合する方法、(2)1
−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミドハイドロクロライド等の架橋剤を用いて免疫活
性物質のカルボキシル基と共有結合する方法、(3)ジ
フェニルホスホリルアジド等の架橋剤を用いて免疫活性
物質のカルボキシル基と共有結合する方法、等が例示さ
れる。
本発明の特定複合体粒子に感作させる免疫活性物質の量
は、各検査項目に適している割合で固定化させればよく
、−概に限定されない。一般には、免疫活性物質の量が
多い程、免疫診断用試薬の鋭敏性及び迅速性が上るため
、鋭敏性及び迅速性を要求する場合には、前記の無機化
合物粒子に飽和するまで、免疫活性物質を吸着させるこ
とが好ましい。
例えば、本発明に用いる特定複合体粒子に感作させる免
疫活性物質の量は、無機化合物粒子の単位表面積当り0
.1〜7.0■/Mの範囲、さらに好ましくは0.3〜
5.0■/dの範囲から選ぶことが好適である。
上記のようにして得られる免疫診断用試薬は粒子分散性
が80%以上、さらには90%以上であることが好まし
い。
〔効 果〕
本発明の特定複合体粒子は、染料によって着色されてお
り、しかも特に免疫診断用試薬に適した0、 1〜10
.0μmという特定の平均粒子径と80%以上という特
定の粒子分散性を有するものである。
本発明の特定複合体粒子を用いた免疫診断用試薬は、特
にマイクロタイター検査法においで、免疫学的凝集反応
の鋭敏性が大きいだけでなく、判定時間が短く、凝集像
が鮮明であるという特徴がある。これは、前記により得
られる免疫診断用試薬が特定の粒子径の複合体粒子に免
疫活性物質を固定化していることに起因する。さらに、
本発明の特定複合体粒子は、染料により着色されている
ので、水中においても凝集反応の判定を極めて容易に行
うことができる。しかも、この染料は、溶媒中に溶出す
ることがほとんどないため、本発明の特定複合体粒子を
溶媒中に長期保存しても、染料がおちることはない。従
っで、該複合体粒子を担体として得られる免疫診断用試
薬は従来のマイクロタイターテストを極めて迅速に行え
るだけでなく、標識化合物を固定化した酵素免疫測定あ
るいは放射線免疫測定等にも広く応用される。
以上に実施例及び比較例を挙げで、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
なお、以下の実施例における特定複合体粒子の性状は、
以下の方法により測定した。
(1)平均粒子径(x) 平均粒子径(マ)は透過型電子顕微鏡の観察でアットラ
ンダムに取り出した200個の粒子の長手方向の直径を
測定し、その平均の直径を算出したものである。
(2)  粒子径の分散値(S D) 粒子径の分散値(SD)4劣各粒子の粒子径の標準偏差
を平均粒子径で除しで、100をかけた値である。
(3)粒子分散値(PD) 粒子分散値(PD)はπ/6 (マ±0.5x)3の範
囲の体積を有する粒子数を全粒子数で除し、100をか
けた値(%)で表示した。尚粒子体積の測定と粒子数の
カウントはコールタ−カウンター社製モデルZD−1を
用いて行った。
(4)核部の平均粒子径(y) 核部を構成する無機化合物粒子についで、該無機化合物
粒子を製造した後、前記(1)のYの測定と同様にして
測定した。
(5)染料の?容出量(SC) メタノールに溶解した染料濃度と該濃度に於ける吸光度
を分光分析し、該染料の吸光係数(ε)を求める。別に
、無機化合物/染料複合体粒子をメタノール5 mlに
5重量%濃度となるように分散させ、1週間放置後上清
4 malを取り、分光分析し該上滑の吸光度(A)を
求める。染料の溶出量(C)を下式より算出した。
C=A/ε (6)無機化合物/染料複合体粒子中の染料含量(D 
C) 先ず上記(5)と同様な方法で染料の吸光係数(ε)を
求める。別に、メタノールに無機化合物/染料複合体粒
子を0.5重量%濃度で分散し、この分散液の4 m(
lをとり、この重量と吸光度(A′)を分光分析する。
更に別に、無機化合物/染料複合体粒子の核部を構成す
る無機化合物で、該複合体粒子と同じ平均粒子径を有す
る無機化合物粒子をメタノールに0.5重量%濃度で分
散し、この分散液の吸光度(A#)を分光分析する。
上記測定結果より下記式で該複合体粒子中に含まれる染
料の重量(DW)を算出する。
DW= (A’−A”)/ε 次いで、前記複合体粒子のメタノール分散液4m1lの
重量からアルコール液重合を差引いで、該A ml中の
複合体粒子重量(PW)を算出する。
最後に該複合体粒子中の染料含量(D C)を下記式で
算出する。
PW (7)核部に接する着色被覆部に含まれる染料の割合(
CDC) 無機化合物/染料複合体粒子をエポキシ樹脂埋設法で超
薄切片に切出し、該超薄切片を透過型電子顕微鏡で観察
する。該観察の結果、中心部の濃く見える部分(核部)
、その外側のうずく見える部分(着色被覆部)及び3層
以上で複合体粒子が構成されている場合は、3N目以上
の外層部を分析顕微鏡で分析する。該分析で得られる炭
素の特定X線()の強度より炭素原子数を求め下記式に
より核部に接する被覆部に含まれる染料の割合(CD 
C)を算出した。
核部の炭素数+被覆部の炭素数+外層部の炭素数×10
0 実施例1 (1)染料を含有するシリカ粒子の合成及び表面処理 攪拌機付きガラス製フラスコ中にメタノール2800m
7!、アンモニア水(25重量%)616mn、水酸化
ナトリウム水溶液(5モル/J)21n+I!を加え1
0℃に保った後に、テトラエチルシリケートのメタノー
ル溶液(22重量%)256mlを25.5 ml /
hrの速度で清々添加し、シリカ粒子(平均粒子径0.
91μm)をつくった。このシリカ粒子を含む反応液中
にさらにテトラエチルシリケートのメタノール溶液(4
4重量%)6241I11!と表1に示す各種の染料の
メタノール溶液(1,25重重量)625mfを同時に
25.5mf/hrの速度で清々添加し、該テトラエチ
ルシリケートのメタノール溶液と該染料のメタノール溶
液の清々添加を同時に終了させ、染料で着色したシリカ
粒子を合成した。得られたシリカ粒子をメタノールでデ
カンテーションによる精製と洗浄を繰り返した。
このように得られた2層構造からなるシリカ/染料複合
体の性状は表1に示す通りであった。
次いで、得られたおのおのの特定複合体粒子を10重量
%濃度になるようにメタノール中に分散し、その分散液
100mj!に表1に示した表面処理剤をそれぞれ0.
5重量%濃度になるように添加し、10℃、16時間反
応させて表面処理を行い、表面処理した特定複合体粒子
を得た。
(2)熱変性ヒ)IgGを固定化した特定複合体粒子の
調製 ヒトコーンFII画分(シグマ社製)を1 /150M
リン酸緩衝液(pH7,4)に10mg/mj2になる
よう溶解し、60℃で60分間加熱することにより熱変
性ヒト1gGを得た。得られた熱変性ヒトIgGをリン
酸緩衝液で40倍に希釈したものを原液とし、倍数希釈
法により希釈した。この熱変性ヒトIgGの希釈液1 
mlと(1)で得られたそれぞれの表面処理した特定複
合体粒子をリン酸緩衝液で1重量%に希釈した溶液1 
mlを攪拌しながら室温で1時間混合した。次いで、遠
心分離しで、固型分を少量の乳糖、ノニオン界面活性剤
及び生血端アルブミン(B S A)を含むリン酸緩衝
液2mlに再分散した。かくして得られたそれぞれの熱
変性ヒ)IgGを感作した免疫診断用試薬の粒子分散値
は表1に併記した。
(3)抗原・抗体反応 リウマチ患者血清のプール血清をリン酸緩衝液で20倍
に希釈したものを原液とし、倍数希釈法によりリウマチ
患者血清をリン酸緩衝液で希釈しで、リウマチ患者血清
希釈液を調製する。抗原・抗体反応を行うためにマイク
ロタイタープレートを用意し、リウマチ患者血清希釈液
を各ホールに25μ!加える。次いで熱変性ヒトIgG
を感作した免疫診断用試薬の分散液を各ホールに25μ
l加えた後、5分間撹拌し静置した。次いで抗原・抗体
反応による凝集状態を観察し、上記免疫診断用試薬の性
能を評価した。反応開始後の凝集状態を第3図に示す。
粒子がスポット状に集まり外周縁が均等でなめらかな円
形を示す場合(−)、粒子が小さなリングを形成し、外
周縁が均等でなめらかなもの(±)、粒子リングが明ら
かに大きく、リング内に凝集粒子が膜状に広がっている
もの(+)、凝集が均一に起こり凝集粒子が底金体に膜
状に広がっているもの(++)と判定した。明らかに(
+)像が認められたホールにおけるリウマチ患者血清希
釈液の最高希釈倍数をもっで、鋭敏性を評価した。迅速
性は明らかな陰極(−)像が現われ、変化しなくなる時
間を尺度とした。また非特異凝集反応は、C部分に(±
)、(+)、(H)のいずれかの凝集状態が認められた
ホールの個数を示した。これらの結果は表1に示した。
実施例2 攪拌機付きガラス製フラスコ中にメタノール2800m
1.アンモニア水(25重量%)616m*。
水酸化ナトリウム水溶液(5モル/jl’)21mj!
を加え10°Cに保った後に、テトラエチルシリケート
のメタノール溶液(22重量%)792mA’とナトリ
ウムメチラートのメタノール溶液(22重量%)881
II42を混合した混合液を25.5nl/hrの速度
で満々添加し、シリカ・ナトリウム複合粒子を得た。該
複合粒子を実施例1.(11と同様に精製し、10重量
%濃度になるようにメタノール中に分散した。次いで攪
拌機付きガラス製フラスコに5重量%の硫酸水溶液20
00mfを用意し、室温で攪拌下、該複合粒子分散液を
5mj!/minの速度で満々添加し酸処理を行なった
。酸処理後、実施例1.(1)と同様に洗浄、精製を行
なった。得られた多孔性粒子の性状を表2隘1に示した
。別に攪拌機付きガラス製フラスコにイソプロピルアル
コール(I P A) 2800ccを加え、10℃に
保った後、表2 (!Vh2. 3及び4)に示す原料
のIPA溶液(20重量%)855nt’とナトリウム
メチラートのIPA熔液(20重量%)95n/とを混
合した混合液を上記と同様に添加し、酸処理後精製を行
なった。それぞれ得られた多孔性粒子の性状は表211
h2〜磁4に示した。
得られた多孔性粒子を沈殿させ、上清のメタノールを除
去した後、10重量%に溶解したメチレンブルーのメタ
ノール溶液1000m6を添加し、攪拌下、室温で16
時間含浸染色した。含浸染色後、実施例1(1)と同様
に洗浄・精製した。得られたそれぞれの特定複合体粒子
の特性は表2に示した。
これらの特定複合体粒子を実施例1 、 (1)と同様
にトリメチルクロロシランを用い表面処理し、実施例1
 (2)、 (3)と同様に抗原・抗体反応を行なった
その結果も表2に併せて示した。
実施例3 攪拌機付きガラス製フラスコ中にメタノール2800m
1、アンモニア水(25重量%)616ml、水酸化ナ
トリウム水溶液(5モル/A)21mj!を加え10℃
に保った後に、テトラエチルシリケートのメタノール溶
液(22重量%)256 mβを25.5ml/hrの
速度で満々添加し、シリカ粒子(平均粒子径0.91μ
m)をつくった。このシリカ粒子を含む反応液中にさら
にテトラエチルシリケートのメタノール溶液(44重量
%)624mllと表3に示す各種の染料のメタノール
溶液(1,25重量%)400mj!を同時に25.5
ml1/hrの速度で満々添加し、先に該染料のメタノ
ール溶液の滴下が終了する様にし染料で着色したシリカ
粒子を合成した。得られたシリカ粒子をメタノールでデ
カンテーションによる精製と洗浄を繰り返した。この染
料を含有するシリカ粒子は、いずれも球状であり、メタ
ノール中で分散させても、染料の溶出は全くみられなか
った。
また、表3寛1のシリカ粒子をエポキシ樹脂埋設法で超
薄切片に切出し該超薄切片を透過型電子顕微鏡で観察し
た。その粒子構造を示す電子顕微鏡写真(40,000
倍)を第1図に示した。第1図から1つの核部、着色被
覆部及び固定被覆部からなる3重構造であることが認め
られる。
また表31tkL1の染料を含有するシリカ粒子につい
てその粒子分散値を第2図(a)に示した。
次いで得られた染料で着色したシリカ粒子を実施例1.
(1)と同様に表面処理を行なった。表3隘1の染料で
着色したシリカ粒子の表面処理後の粒子分散性を第2回
出)に示した。
更にまた実施例1 、 (2)、 +31と同様に熱変
性ヒトIgGを感作し、抗原・抗体反応を行なった。表
311hlの染料で着色したシリカ粒子の感作後の粒子
分散性は第2図(C1に示す通りであった。また抗原・
抗体反応による凝集像は第3図に示した。表3N11〜
隘9の特定複合体粒子について抗原・抗体反応の結果を
表3に示した。
実施例4 実施例3における水酸化ナトリウムの添加量及び染料の
添加時期を表4に示すように変化させた以外は実施例3
と同様にして特定複合体粒子を合成後、精製し、実施例
3と同様に表面処理を行った。その後に、実施例1の!
2)、 (31と同様に抗原・抗体反応を調べた。得ら
れたそれぞれの特定複合体粒子特性及び抗原・抗体の反
応結果を表4に示す。
実施例5 攪拌機付きガラス製フラスコにイソプロピルアルコール
(I P A) 2800 mlを加え、10℃に保っ
た後、表5に示す原料のIPA溶液(20重量%)28
0mj!を22.5mf;/時の速度で満々添加、加水
分解した。その後さらに原料のIPA溶液(40重量%
)670mfと表5に示す染料のメタノール溶液(1,
25重量%)450mlを22.5/時の速度で同時に
満々添加し、染料の添加終了後も原料の添加を続けて特
定複合体粒子を得た。
この特定複合体粒子は3層構造よりなっているものであ
った。これらの特定複合体粒子を実施例1(1)と同様
に精製洗浄した。おのおのの特定複合体粒子は、球形で
あり、メタノール中で分散させても染料の溶出は全く見
られなかった。得られた特定複合体粒子を表5に示す表
面処理剤で実施例1fl)と同様に表面処理した。それ
ぞれの粒子の特性を表5に示す。
さらに実施例1 (2)、 (3)と同様の操作でおの
おのの表面処理した特定複合体粒子に熱変性11jGを
固定化し、リウマチ患者血清との抗原・抗体反応を調べ
た結果を併せて表5に示す。
実施例6 0.1%塩酸4.0gとテトラエチルシリケート158
 g (Si(OCJs)*、日本コルコート化学社製
製品名;エチルシリケート28)とをメタノール120
0m1に溶かし、この溶液を室温で約2時間攪拌しなが
ら加水分解した。その後、これをテトラブチルチタネー
ト(Ti (0−nc4Hg) a、日本曹達類)40
、9 gをイソプロパツール500mI!に溶がした溶
液に攪拌しながら添加し、テトラエチルシリケートの加
水分解物とテトラブチルチタネートとの混合溶液を調製
した。次に撹拌機付きの内容積1(lのガラス製反応容
器にメタノール2.51を導入し、これに500gのア
ニモニア水溶液(濃度25wt%)を加えてアニモニア
性アルコール溶液を調製し、これにシリカの種子を作る
ためのテトラエチルシリケート4.0gをメタノール1
o。
mlに溶かした溶液を約5分間かけて添加し、添加終了
5分後反応液がわずか乳白色のところで、さらに続けて
上記の混合溶液を反応容器の温度を20℃に保ちながら
約2時間かけて添加し反応生成物を析出させた。その後
さらに続けで、テトラエチルシリケートのメタノール溶
液(44重量%)378mj!と、メチレンブルー(カ
チオン染料)のメタノール溶液(1,25重量%)25
0+/!を夫々25n+1/時の速度で同時に添加開始
し該染料溶液の清々添加が該テトラエチルシリケート溶
液の満々添加より先に終了する条件で加水分解を行なっ
た。さらに実施例1(1)と同様に精製、洗浄し染料を
含有するシリカ−チタニア粒子(核部は表6に示す無機
化合物で着色被覆部と固定被覆部はシリカよりなる3層
構造粒子)を得た。
さらに上記操作においで、テトラブチルチタネ−ト40
.9 gを表6に示す原料及び染料に変えた以外は上記
と同様にして種々の組成の染料複合体粒子を得た。得ら
れたおのおのの染料複合体粒子を実施例1と同様に表面
処理剤を用いて表面処理した。
なお、各粒子は球状であり、メタノール中への染料の溶
出は全く見られなかった。
さらに実施例1と同様の操作で各染料複合体粒子に熱変
性1gGを固定化した。その時のおのおのの粒子の粒子
分散値は、表6のとおりであった。
これらの熱変性IgG感作粒子とリウマチ患者血清との
抗原・抗体反応を調べた。その結果も表6に併記した。
実施例7 攪拌機付きガラス製フラスコ中に、表7に示す予め調製
しておいた無機化合物の核を2重量%で分散させたメタ
ノール分散液2800II11及びアンモニア水(25
重量%)616 mlを加え、10℃に保った後にテト
ラエチルシリケートのメタノール溶液(44重量%)6
24m/とダイヤクリルレッドMS−N (三菱化成■
製)のメタノール溶液(1,25重重景)400mff
を同時に25.5m7!/hrの速度で清々添加し、該
染料溶液の清々添加が該テトラエチルシリケート溶液の
満々添加より先に終了する条件で加水分解を行なった。
得られた複合体粒子の特性は表7に示した。
さらに、各々の複合体粒子についで、実施例1(2)と
同様にトリフェニルクロロシランを用い表面処理を行っ
た後、実施例1(3)と同様に抗原・抗体反応を行い、
その結果も表7に併記した。
実施例8 攪拌機付きガラス製フラスコ中に表8に示す予め調製し
ておいた核部となる無機化合物56gを1000+nI
!の表8に示す染料のメタノール溶液(10重量%)に
分散させ、室温で16時間攪拌する。
攪拌後、静置し上清をデカンテーションにより取りのぞ
き10100Oのメタノールを添加し、10分間攪拌し
た。攪拌後、静置し上清をのぞき、2800m1lのメ
タノール及びアンモニア水(25重量%)616mIt
を加え、10℃に保った後、テトラエチルシリケートの
メタノール溶液(22重量%)1024mj2を25.
5 ml /hrの速度で清々添加し、加水分解を行い
特定複合体粒子を得た。得られた該複合体粒子の特性は
表8に示した。さらに各々の上記複合体粒子について実
施例1の(1)と同様に表面処理し、実施例1の(2)
、 (3)と同様に抗原・抗体反応を行なった。その結
果は表8に示す通りであった。
実施例9 実施例211m1〜隘4で得られた染色多孔性粒子を2
.5重量%濃度になる様にメタノール・アンモニア(4
:1)混合液1000m/に分散した。この分散液を攪
拌機付きガラス製フラスコに取り10℃に保った後テト
ラエチルシリケートのメタノール溶液(20重量%)1
60mj+と、メタノール・アンモニア(4: 1)混
合液160mj+を同時に22.5 ml /hrの速
度で満々添加し特定複合体粒子を得た。得られた特定複
合体粒子の特性は表9に示した。さらに実施例1(1)
と同様にトリメチルクロロシランで表面処理を行なった
。次いで実施例1 (2)、 (31と同様に抗原・抗
体反応を調べた。
その結果を表9に示した。
実施例IO 表10に示した前記各実施例で得られた特定複合体粒子
を2.5重量%濃度となる様にメタノール・アンモニア
混合液10100Oに分散した。この分散液を攪拌機付
きガラス製フラスコに取り10℃に保った。この液に表
10に示した染料のメタノール溶液(1,25重量%)
250m11メタノール・アンモニア(4:1)混合?
1450 ml!及ヒテトラエチルシリケートのメタノ
ール溶液(40重量%)450mj!を同時に22.5
 me /hrの速度で満々添加した。すなわち該染料
溶液の清々添加が最初に終了し、次いで該テトラエチル
シリケート溶液と該メタノール゛・アンモニア混合液が
同時に満々添加を終了する条件で加水分解反応を行なっ
た。その結果5層構造よりなる特定複合体粒子を得た。
得られた特定複合体粒子の特性は表10に示した。
次いで実施例1 (11,(2)、 (3)と同様に表
面処理を行ない抗原・抗体反応を調べた。その結果も表
10に示した。
実施例11 ヤギの産生じたアルファーフェトプロティン(以下、A
FPと略す)の抗体をアフィニティクロマトにより精製
して得た精製AFP抗体をImg/ll11濃度に含有
するリン酸緩衝液を調製した後倍数希釈法により希釈し
てAFP抗体希釈液を調製した。同様の操作で、抗癌胎
児性抗原(抗CEA)、抗C−反応性蛋白(抗CRP)
の希釈液を調製した。次いで実施例3隘2のグイアクリ
ルレッドMS−N (カチオン染料)で着色しトリフェ
ニルクロロシランを用いて表面処理した特定複合体粒子
及び実施例6患1のメチレンブルー(カチオン染料)で
着色し、トリフェニルクロロシランを用いて表面処理し
た特定複合体粒子の1重量%濃度のリン酸緩衝液による
分散液1容にこれらの抗体希釈液1容を加え、攪拌しな
がら室温で1時間混合した。次に遠心分離し、固型分を
少量の乳糖。
ノニオン界面活性剤、及び牛血清アルブミンを含むリン
酸緩衝液2 calに再分散した。かくして得られた各
抗体を感作して得た免疫診断用試薬粒子の粒子分散値を
表11に示した。次いで、これらの抗体感作粒子とおの
おのの患者血清のプール血清との抗原・抗体反応を実施
例1と同様の方法で調べた結果を表11に示した。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均粒子径が0.1〜10.0μm且つ粒子分散
    性が80%以上で、核部と該核部を被覆した着色被覆部
    との2層構造よりなる粒子であり、該核部は無機化合物
    で形成され且つ該着色被覆部は染料又は染料と無機化合
    物との混合物で形成されてなることを特徴とする無機化
    合物/染料複合体粒子。
  2. (2)平均粒子径が0.1〜10.0μm且つ粒子分散
    性が80%以上で、核部、該核部を被覆した着色被覆部
    及び該着色被覆部を被覆した固定被覆部の少なくとも3
    層構造よりなる粒子であり、該核部は無機化合物で形成
    され、該着色被覆部は染料又は染料と無機化合物との混
    合物で形成され、該固定被覆部は着色被覆部より染料の
    含有料が少ない染料と無機化合物との混合物か染料を含
    まない無機化合物で形成されてなることを特徴とする無
    機化合物/染料複合体粒子。
JP61276843A 1986-06-27 1986-11-21 無機化合物/染料複合体粒子 Expired - Lifetime JPH0611870B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61276843A JPH0611870B2 (ja) 1986-06-27 1986-11-21 無機化合物/染料複合体粒子
DE8787101058T DE3783272T2 (de) 1986-06-27 1987-01-27 Anorganische gefaerbte komposit-teilchen und verfahren zu deren herstellung.
EP87101058A EP0250700B1 (en) 1986-06-27 1987-01-27 Dyed inorganic composite particles and process for production thereof
US07/008,369 US4780422A (en) 1986-06-27 1987-01-29 Dyed inorganic composite particles and process for production thereof

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-149644 1986-06-27
JP14964486 1986-06-27
JP22364786 1986-09-24
JP61-223647 1986-09-24
JP61276843A JPH0611870B2 (ja) 1986-06-27 1986-11-21 無機化合物/染料複合体粒子

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62226574A Division JPH07117537B2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 免疫診断用試薬

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184056A true JPS63184056A (ja) 1988-07-29
JPH0611870B2 JPH0611870B2 (ja) 1994-02-16

Family

ID=27319800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61276843A Expired - Lifetime JPH0611870B2 (ja) 1986-06-27 1986-11-21 無機化合物/染料複合体粒子

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4780422A (ja)
EP (1) EP0250700B1 (ja)
JP (1) JPH0611870B2 (ja)
DE (1) DE3783272T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504833A (ja) * 2005-08-09 2009-02-05 ユニヴァーシティ・オヴ・サンダーランド 疎水性シリカ粒子およびそれらの製造方法
JP2009167391A (ja) * 2007-12-19 2009-07-30 Commissariat A L'energie Atomique 酸化および/または電磁放射に敏感な化合物の保護用の金属有機シリケートポリマーの使用
JP2017159295A (ja) * 2014-02-28 2017-09-14 ポール・コーポレーションPall Corporation 六角形の空隙を有する中空繊維膜
JP2017164743A (ja) * 2014-02-28 2017-09-21 ポール・コーポレーションPall Corporation 六角形の空隙を有する荷電中空繊維膜
JP2019503405A (ja) * 2015-11-12 2019-02-07 ピロット 着色剤を充填した球形粒子

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5252459A (en) * 1988-09-23 1993-10-12 Abbott Laboratories Indicator reagents, diagnostic assays and test kits employing organic polymer latex particles
US5252496A (en) * 1989-12-18 1993-10-12 Princeton Biomeditech Corporation Carbon black immunochemical label
KR910014706A (ko) * 1990-01-10 1991-08-31 원본미기재 세척이 필요없는 개량된 이뮤노어세이(immunoassay)장치
JPH06227955A (ja) * 1992-12-08 1994-08-16 Kanebo Ltd 染毛剤又は化粧料及び前処理剤並びに染毛方法
US5358852A (en) * 1992-12-21 1994-10-25 Eastman Kodak Company Use of calcium in immunoassay for measurement of C-reactive protein
US5561045A (en) * 1994-01-04 1996-10-01 Intracel Corporation Detection reagent, article, and immunoassay method
US5547833A (en) * 1994-01-04 1996-08-20 Intracel Corporation Radial flow assay, delivering member, test kit, and methods
US5804452A (en) * 1995-04-27 1998-09-08 Quidel Corporation One step urine creatinine assays
US20050011409A1 (en) * 2001-12-25 2005-01-20 Yasuhide Isobe Inorganic oxide
JP4188672B2 (ja) * 2002-05-31 2008-11-26 篠田プラズマ株式会社 フォトクロミック体、フォトクロミック材料及びその製造方法
US7399608B2 (en) * 2003-12-16 2008-07-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Microbial detection and quantification
US7300770B2 (en) * 2004-12-16 2007-11-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Detection of microbe contamination on elastomeric articles
US7282349B2 (en) * 2003-12-16 2007-10-16 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Solvatochromatic bacterial detection
JP5035497B2 (ja) * 2005-01-26 2012-09-26 戸田工業株式会社 複合粒子粉末並びに該複合粒子粉末を用いた着色組成物及び樹脂組成物
US20060223052A1 (en) * 2005-03-30 2006-10-05 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Technique for detecting microorganisms
US7727513B2 (en) * 2005-12-15 2010-06-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method for screening for bacterial conjunctivitis
US20080057534A1 (en) * 2006-08-31 2008-03-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Microbe-sensitive indicators and use of the same
US20090142275A1 (en) * 2007-11-29 2009-06-04 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wound Suture Capable of Identifying the Presence of Bacteria
US8956859B1 (en) 2010-08-13 2015-02-17 Aviex Technologies Llc Compositions and methods for determining successful immunization by one or more vaccines
WO2012028697A1 (en) 2010-09-01 2012-03-08 Eth Zürich, Institute Of Molecular Biology And Biophysics Affinity purification system based on donor strand complementation
JP2023145192A (ja) 2022-03-28 2023-10-11 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117910A (ja) * 1974-06-21 1976-02-13 Merck Patent Gmbh
JPS58194958A (ja) * 1982-02-22 1983-11-14 モンテフルオス・ソチエタ・ペル・アツィオニ 複合顔料とその製造方法
JPS5986662A (ja) * 1982-11-09 1984-05-18 Mita Ind Co Ltd シリカのコアをもつアゾ系顔料
JPS59109561A (ja) * 1982-12-06 1984-06-25 モンテディソン・エッセ・ピ・ア 光安定性黄色複合顔料とその製造方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2885366A (en) * 1956-06-28 1959-05-05 Du Pont Product comprising a skin of dense, hydrated amorphous silica bound upon a core of another solid material and process of making same
JPS52138094A (en) 1976-05-14 1977-11-17 Kagaku Gijutsucho Mukizai Methode of making opalllike substance
GB1582956A (en) * 1976-07-30 1981-01-21 Ici Ltd Composite magnetic particles
DE2739845A1 (de) * 1977-09-03 1979-03-15 Dynamit Nobel Ag Verfahren zur herstellung von farbpigmenten
NL7807532A (nl) * 1978-07-13 1980-01-15 Akzo Nv Metaal-immunotest.
NL8000173A (nl) * 1980-01-11 1981-08-03 Akzo Nv Toepassing van in water dispergeerbare, hydrofobe kleurstoffen als label in immunochemische testen.
US4391850A (en) * 1980-06-13 1983-07-05 The Wiggins Teape Group Limited Record material carrying a color developer composition
US4419453A (en) * 1981-09-28 1983-12-06 The Dow Chemical Company Immunological agglutination assays with dyed or colored latex and kits
US4436826A (en) * 1981-10-21 1984-03-13 Wang Associates Tagged immunoassay
US4639419A (en) * 1981-10-22 1987-01-27 Meloy Laboratories, Inc. Immunological color change test involving two differently colored reagent spots
JPS58110414A (ja) 1981-12-23 1983-07-01 Tokuyama Soda Co Ltd 無機酸化物及びその製造方法
US4454234A (en) * 1981-12-30 1984-06-12 Czerlinski George H Coated magnetizable microparticles, reversible suspensions thereof, and processes relating thereto
DE3204180A1 (de) * 1982-02-06 1983-08-11 Hartmann & Lämmle GmbH & Co KG, 7255 Rutesheim "industrieroboter"
US4624923A (en) * 1984-06-08 1986-11-25 Yeda Research And Development Company Limited Metal-coated polyaldehyde microspheres
WO1986003136A1 (en) * 1984-11-28 1986-06-05 University Patents, Inc. Affinity chromatography using dried calcium alginate-magnetite separation media in a magnetically stabilized fluidized bed
US4675173A (en) * 1985-05-08 1987-06-23 Molecular Biosystems, Inc. Method of magnetic resonance imaging of the liver and spleen

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117910A (ja) * 1974-06-21 1976-02-13 Merck Patent Gmbh
JPS58194958A (ja) * 1982-02-22 1983-11-14 モンテフルオス・ソチエタ・ペル・アツィオニ 複合顔料とその製造方法
JPS5986662A (ja) * 1982-11-09 1984-05-18 Mita Ind Co Ltd シリカのコアをもつアゾ系顔料
JPS59109561A (ja) * 1982-12-06 1984-06-25 モンテディソン・エッセ・ピ・ア 光安定性黄色複合顔料とその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504833A (ja) * 2005-08-09 2009-02-05 ユニヴァーシティ・オヴ・サンダーランド 疎水性シリカ粒子およびそれらの製造方法
US8530599B2 (en) 2005-08-09 2013-09-10 University Of Sunderland Hydrophobic silica particles and methods of making same
JP2009167391A (ja) * 2007-12-19 2009-07-30 Commissariat A L'energie Atomique 酸化および/または電磁放射に敏感な化合物の保護用の金属有機シリケートポリマーの使用
JP2017159295A (ja) * 2014-02-28 2017-09-14 ポール・コーポレーションPall Corporation 六角形の空隙を有する中空繊維膜
JP2017164743A (ja) * 2014-02-28 2017-09-21 ポール・コーポレーションPall Corporation 六角形の空隙を有する荷電中空繊維膜
JP2019503405A (ja) * 2015-11-12 2019-02-07 ピロット 着色剤を充填した球形粒子
JP2021185248A (ja) * 2015-11-12 2021-12-09 ピロット 着色剤を充填した球形粒子
US11208560B2 (en) 2015-11-12 2021-12-28 Pylote Spherical particles filled with colouring agents

Also Published As

Publication number Publication date
EP0250700B1 (en) 1992-12-30
DE3783272D1 (de) 1993-02-11
EP0250700A3 (en) 1990-01-17
JPH0611870B2 (ja) 1994-02-16
EP0250700A2 (en) 1988-01-07
DE3783272T2 (de) 1993-05-13
US4780422A (en) 1988-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63184056A (ja) 無機化合物/染料複合体粒子
RU2025732C1 (ru) Способ иммуноанализа аналита в водном образце
JPH02183165A (ja) 診断テスト用水性懸濁液
CN108273575A (zh) 一种用于诊断贫血性疾病的联合检测微流控芯片及其制备方法和用途
EP0679892B1 (en) Microparticle immunoassay reagents, sensitive and specific immunoassay reagents and immunoassay methods using these reagents
US5641689A (en) Stable aqueous carbon sol composition for determining analyte
JP2833624B2 (ja) 診断試薬用ラテックス
JPS63132167A (ja) 免疫診断用試薬
JPH073426B2 (ja) 診断用凝集反応試薬の担体
JPH01148A (ja) 着色ラテックス及び診断試薬用ラテックス
CN113125711B (zh) 一种受体试剂及其应用
KR0160122B1 (ko) 신장증후성 출혈열의 진단용 시약
CN111537728A (zh) 卵巢癌标志物ca125的定量检测试剂盒
JPH0740030B2 (ja) 凝集反応用乾燥試薬
CN112114131A (zh) 一种均相化学发光检测方法及其应用
US20230118882A1 (en) Magnetically responsive particles, and immunoassay method and immunoassay reagent using same
JPH0675071B2 (ja) 免疫診断試薬
WO2020196786A1 (ja) 磁性粒子及び検査薬
CN207591891U (zh) 一种用于诊断骨代谢疾病的联合检测微流控芯片
TW202102853A (zh) 磁響應性粒子及使用其之免疫測定方法、免疫測定用試藥
CN110146699B (zh) 一种双组分比率型电化学免疫传感器及其制备方法
JP3276092B2 (ja) 免疫学的凝集反応試薬及びその担体
KR20210112619A (ko) 당화 알부민 비율 측정용 시약 키트 및 이를 이용한 당화 알부민 비율의 측정방법
JPH03233358A (ja) 抗原または抗体の高感度測定法
JP3499583B2 (ja) 塩素化着色ラテックス粒子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term