JPS6318320Y2 - - Google Patents

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JPS6318320Y2
JPS6318320Y2 JP1983092856U JP9285683U JPS6318320Y2 JP S6318320 Y2 JPS6318320 Y2 JP S6318320Y2 JP 1983092856 U JP1983092856 U JP 1983092856U JP 9285683 U JP9285683 U JP 9285683U JP S6318320 Y2 JPS6318320 Y2 JP S6318320Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
panel
intermediate flap
quay
rotatably connected
hull
Prior art date
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Application number
JP1983092856U
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English (en)
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JPS60295U (ja
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Priority to JP9285683U priority Critical patent/JPS60295U/ja
Publication of JPS60295U publication Critical patent/JPS60295U/ja
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Publication of JPS6318320Y2 publication Critical patent/JPS6318320Y2/ja
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばローロー船等に備えられるラン
プ装置に関する。
例えば車両等を運搬するローロー船は、車両が
走行できるランプ装置を備えて、船体と岸壁とを
連絡している。水位の変化や岸壁の相違によつて
船体に対する岸壁の高さは変化するため、ランプ
装置はこの岸壁の高さに対応する機能を有してい
る。
従来のランプ装置としては、例えば第1図に示
すようなものがあつた。これは船体1に第1パネ
ル5を回動自在に連結し、この第1パネル5に第
2パネル6を回動自在に連結して曲折部7を設け
ている。なお、この第2パネル6には岸壁2に接
地するフラツプ8が回動自在に連結されている。
このランプ装置は船体1が岸壁2より低い位置
にある場合、第1パネル5を船体1から上方へ傾
斜させる一方、第2パネル6を第1パネル5から
下方へ傾斜させて、フラツプ8を岸壁2に接地さ
せるようなつている。
しかしながら、第1パネル5と第2パネル6が
つくる曲折部7仕上方に向けて突出する。このた
め輛3がこの曲折部7を通過する時、車両3の減
速が必要であつたり、車両3の腹打ち現象が起こ
るという車両走行上の問題となつていた。
また、他の従来例としては第2図に示すような
ものがあつた。このランプ装置の第1パネル5は
固定曲折部10で交わる傾斜面11,12を備え
ている。
このランプ装置は、船体1が岸壁2より低い位
置にある場合、第1パネル5に固定曲折部12を
設けることにより、第1パネル5と第2パネル6
がつくる曲折部7の角度を小さくして、車両の走
行性を高めるものである。
しかしながら、このランプ装置は第3図に示す
ように船体1が岸壁2より高い位置にある場合、
固定曲折部10は上方へ突出しているため走行上
の障害となつたり、あるいは固定曲折部10から
直線的に伸びる傾斜面11と第2パネル6の傾斜
をきつくするという問題があつた。
本考案は前記問題点に着目してなされたもの
で、第1パネルが第2パネルに対して傾斜する場
合にも車両がスムーズに走行できるランプ装置を
提供することを目的とする。
そこで、本考案は、第1パネル先端部と第2パ
ネル基端部に相対して段差を形成し、これらの段
差の内側に支持されて第1パネルと第2パネルと
を連絡する中間フラツプをこれらのパネルのどち
らか一方に回動自在に連結し、この中間フラツプ
の回動範囲を規制するストツパと、このストツパ
に当接させる回転方向に中間フラツプを付勢する
スプリングを設けるようにする。
以下、添付図面にもとづいて本考案の実施例に
ついて説明する。なお従来例と同一構成部には同
一符号を付す。
第4図に示すように、第1パネル5の基端部1
3を船体1にヒンジ14により回動自在に連結
し、この第1パネル5に第2パネル6をヒンジ1
5により回動自在に連結する。
第5図にも示すように、第1パネル先端部16
には、第2パネル基端部17に当接する中間フラ
ツプ18をヒンジ19により回動自在に連結す
る。
なお、中間フラツプ18のランプ面30と第1
パネル5のランプ面30とが連続するように、第
1パネル先端部16に第2パネル基端部17に向
けて段差を形成し、この段差の内側に中間フラツ
プ18の基端部並びにヒンジ19を収装する。
第1パネル5の両側部には先端方向に伸びるア
ーム部20がそれぞれ形成されている。このアー
ム部20には滑車21が取付けられ、船体1に取
付けられた滑車22との間にワイヤ23が掛け回
される。このワイヤ23は図示しないウインチに
連結されて、第1パネル5はヒンジ15を中心と
して回動する。
第2パネル6に滑車24が取付けられるととも
に、第1パネルアーム部20に滑車25とウイン
チ26が設けられる。ウインチ26に連結された
ワイヤ27が上記滑車25と滑車26の間に掛け
回され、これにより第2パネル6はヒンジ15を
中心に回動する。
第2パネル6の先端部29には、岸壁2に接地
するフラツプ8をヒンジ28により回動自在に連
結する。
中間フラツプ18の先端はランプ面30を形成
する外板31の下側に曲面状の当接部32を形成
する。
第2パネル基端部17には中間フラツプ18の
外板31が当接する支持部33を、外板31の板
厚分だけ第2パネルランプ面30に対して段差を
設けかつ傾斜させて形成する一方、中間フラツプ
18の当接部32が当接する支持部34を当接部
32の外板31からの深さに相当する段差を設け
て同じく傾斜させて形成する。
これにより第5図に仮想線で示すように中間フ
ラツプ18が第2パネル6に対して傾斜する場合
も、両ランプ面30の間に段差が生じないように
する。
第1パネル5には中間フラツプ18の下面35
が当接するストツパ36を設けて、中間フラツプ
18の回動範囲を限定する。
中間フラツプ18の下面35にはロツド37を
ピン38により回動自在に連結し、第1パネル5
にはこのロツド37を挿通させるスプリングシー
ト39を固定し、ロツド37の末端部40にはナ
ツト41を介してスプリングシート42を軸方向
の位置調節可能に取付け、このスプリングシート
42と固定スプリングシート39の間にスプリン
グ43を介装する。
このランプ装置の格納時、第1パネル5はワイ
ヤ23の巻取りにより倒立位置まで回動し、第2
パネル6はワイヤ27の巻戻しにより上記第1パ
ネル5に沿う位置まで回動する。このとき中間フ
ラツプ18はスプリング43によりストツパ36
に押付けられた状態に保持されている。
このランプ装置が格納状態から岸壁2と連絡す
るランプ状態へと切換わる時、ワイヤ27の巻戻
しにより第1パネル5を回動させる一方、ワイヤ
27の巻取りにより第2パネル6を第1パネル5
に対して回動させる。このときスプリング43に
よりストツパ36に当接した状態に保持されてい
る中間フラツプ18は、自動的にその当接部32
と外板31をそれぞれ第2パネル6の支持部3
4,33に係合させるようになつている。
船体1が岸壁2より低い場合、第6図あるいは
第5図に仮想線で示すように、第1パネル5に対
して第2パネル6は角度θ1だけ傾斜しているとす
ると、本来第1パネル5と第2パネル6とでつく
る突起の部分には、中間フラツプ18が平担面を
形成する。つまり前述の曲折部7を通過する車両
3に対しては第1パネル5と第2パネル6とでつ
くる突起の高さが減ることになり、スムーズに走
行できる。
船体1が岸壁2より高い場合、第1パネル5と
第2パネル6は直線状に架設され、中間フラツプ
18は第1パネル先端部16と第2パネル基端部
17とを直線状に連絡する。したがつてこのとき
中間フラツプ18がランプ装置を通過する車両の
走行の障害となるとはない。
以上を要するに本考案は第1パネルの先端部と
第2パネルの基端部のどちらか一方に両者を連絡
する中間フラツプを回動自在に連結し、この中間
フラツプの回動範囲を限定するストツパと、この
ストツパに当接する方向に中間フラツプを付勢す
るスプリングを設けるようにして、第1パネルが
第2パネルに対して傾斜する場合にも、車両がス
ムーズに走行できるようにしたため、船荷の積降
し時の安全性が向上するとともに積降し時間の短
縮が図れるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す構成図である。第2図、
第3図はそれぞれ他の従来例を示す構成図であ
る。第4図は本考案の実施例を示す側面図、第5
図は同じく要部断面図、第6図は構成図である。 1……船体、2……岸壁、5……第1パネル、
6……第2パネル、16……第1パネル先端部、
17……第2パネル基端部、18……中間フラツ
プ、36……ストツパ、43…スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船体に回動自在に連結する第1パネルと、この
    第1パネルに回動自在に連結する第2パネルとを
    備えて船体と岸壁とを連結するランプ装置におい
    て、上記第1パネルの先端部及び上記第2パネル
    の基端部に相対して段差を形成し、これらの段差
    の内側に支持されて第1パネルと第2パネルとを
    連絡する中間フラツプをこれらのパネルのどちら
    か一方に回動自在に連結し、この中間フラツプの
    回動範囲を規制するストツパと、このストツパに
    当接させる回転方向に中間フラツプを付勢するス
    プリングとを設けたことを特徴とするランプ装
    置。
JP9285683U 1983-06-17 1983-06-17 ランプ装置 Granted JPS60295U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9285683U JPS60295U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 ランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9285683U JPS60295U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 ランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60295U JPS60295U (ja) 1985-01-05
JPS6318320Y2 true JPS6318320Y2 (ja) 1988-05-23

Family

ID=30223274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9285683U Granted JPS60295U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 ランプ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102858626A (zh) * 2010-05-07 2013-01-02 Tts海运公司 用于折叠船跳板的设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07137405A (ja) * 1993-11-17 1995-05-30 Nec Corp 自動押印装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650887A (en) * 1980-05-12 1981-05-08 Kanesashi Sosenjo:Kk Vehicle load-unload device for roll-on roll-off ship

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CN102858626A (zh) * 2010-05-07 2013-01-02 Tts海运公司 用于折叠船跳板的设备
CN102858626B (zh) * 2010-05-07 2016-04-06 Tts海运公司 用于折叠船跳板的设备

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Publication number Publication date
JPS60295U (ja) 1985-01-05

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