JPS6339177Y2 - - Google Patents

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JPS6339177Y2
JPS6339177Y2 JP16166182U JP16166182U JPS6339177Y2 JP S6339177 Y2 JPS6339177 Y2 JP S6339177Y2 JP 16166182 U JP16166182 U JP 16166182U JP 16166182 U JP16166182 U JP 16166182U JP S6339177 Y2 JPS6339177 Y2 JP S6339177Y2
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JP
Japan
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lever
cab
rear fender
pivot point
normal position
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JP16166182U
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JPS5965881U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テイルト式キヤブオーバ型車両の可
動式リアフエンダに関するものである。
[従来の技術] 従来、テイルト式キヤブオーバ型の車両のリア
スプラツシユボードがキヤブのテイルト時に荷台
と干渉しないようにするため、リアスプラツシユ
ボード(リアフエンダに相当する)をキヤブ下端
にヒンジにより枢着し、ばねによりたれ下がるよ
う付勢する一方、キヤブが正常位置にあるとき、
ロツクレバーに連結された固定レバーの先端部を
前記リアスプラツシユボード上端に押し付けて固
定するものが知られている(実開昭57−153085号
公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものは、リアスプラツシユ
ボードの固定に複雑な構造の固定レバー等を用い
ているため、その操作が難しい上キヤブのテイル
ト時にリアスプラツシユボードを完全に収納する
ことができないので、整備作業の妨げになるとい
う問題点があつた。
本考案は、従来の技術の有する上述のような問
題点に鑑みてなされたものであり、キヤブをテイ
ルトするときに回動し、シヤシー等に設けられた
他の部材と干渉せずかつリアフエンダをコンパク
トに収納して整備の妨げにならない可動式フエン
ダを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案における可動
式リアフエンダは、テイルト式のキヤブの下縁部
における車体前方側に第1枢支点を、その後方側
に間隔をおいて第2枢支点をそれぞれ設け、該第
2枢支点にはリアフエンダの上端部を枢着すると
ともに、該リアフエンダの上端縁にはレバーの一
端を両者が側方視においてくの字形を形成するよ
うな角度で一体的に固着し、前記レバーの先端と
前記第1枢支点との間に、前記レバーの先端を第
1枢支点側へ引張るように付勢された弾性体を設
け、さらに、前記第2枢支点よりも車体後方側の
シヤシー上には、キヤブが正常位置あるときおよ
びテイルト初期においてリアフエンダが当接し、
テイルト状態から正常位置へ復帰する途中におい
て前記レバーの先端が当接する干渉部材を配設し
たものである。
[作用] テイルト式のキヤブが正常位置にあるとき、レ
バー先端は弾性体により第1枢支点方向に引つ張
り力を受け、第2枢支点を中心としてリアフエン
ダを干渉部材に当接させる方向へ回動するよう付
勢されるので、該レバーと一体的に固着されてい
るリアフエンダを干渉部材に当接させている。一
方、キヤブをテイルトさせると、テイルト初期に
おいてはリアフエンダが干渉部材に当接している
ため、リアフエンダは第2枢支点を中心としてキ
ヤブの回動方向とは逆方向に回動し、この回動に
伴なつて前記レバーもリアフエンダと同方向に回
動し、該レバーの先端が第2枢支点と第1枢支点
とを結ぶ仮想線を越えると、前記弾性体の張力
は、上述のキヤブが正常位置にある場合とは逆に
前記レバーをキヤブの回動方向とは逆方向に回動
させるように作用するので、リアフエンダもキヤ
ブの回動方向と逆方向へ回動してリアフエンダは
キヤブ下面側に収納される。つぎに、前記テイル
ト状態からキヤブを正常位置に復帰する方向へ回
動させると、前記レバーの先端が干渉部材に当接
し、さらに回動させるとレバーおよびレバーと一
体的に固着されているリアフエンダがキヤブの回
動方向とは逆の方向に回動し、前記レバーの先端
が前記第2枢支点と第1枢支点とを結ぶ仮想線を
越えると、前記弾性体の張力は、上記キヤブの回
動方向とは逆方向にレバーおよびレバーと一体的
に固着されているリアフエンダを回動させるよう
に作用し、リアフエンダを干渉部材に当接するま
で回動させる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、実線は本考案のテイルト式の
キヤブ1が正常位置にあるときを示し、破線はテ
イルト位置にあるときを示すもので、同一部分に
は同一符号に×を付して示してある。
テイルト回動中心3を支点に回動するキヤブ1
の下端縁において、車体前方側に第1枢支点7が
設けられ、その後方側には間隔をおいて第2枢支
点8が設けられている。該第2枢支点8にはリア
フエンダ4の上端部を適宜手段により回動可能に
枢着するとともに、前記リアフエンダ4の上端縁
にはレバー5の一端を両者が側面視においてくの
字形を形成するよう一体的に固着し、前記レバー
5の先端9と前記第1枢支点7との間に、前記レ
バー5の先端9を前記第1枢支点7側へ引張るよ
うに付勢されたスプリング等からなる弾性体6を
設ける。そして前記第2枢支点8よりも車体後方
側(第1図において右側)のシヤシー上には干渉
部材10を配設する。前記干渉部材10は例えば
エンジンのエアクリーナ等の外壁を利用すること
ができ、またリアフエンダ4が当接して接触摺動
する箇所に緩衝具(図示せず)を配設しておくこ
とが望ましい。なお、リアフエンダ4の下端部に
はリアスプラツシユラバー11が設けられてい
る。
次に、第1図の実線で示すキヤブ1の正常位置
から破線で示すテイルト位置までのレバー5およ
びリアフエンダ4の動作について説明する。
実線で示すキヤブ1の正常位置位置において、
レバー5の先端は弾性体6により第1枢支点7側
へ引張力を受けて矢印a方向(反時計方向)に回
動するよに付勢されているので、これと一体的に
固着されているリアフエンダ4は矢印a方向に回
動し干渉部材10に当接している。そしてキヤブ
1をテイルトさせると、テイルト回動中心3を中
心としてキヤブ1は第1図において反時計方向へ
回動するが、キヤブ1のテイルト初期において、
前記リアフエンダ4は干渉部材10に当接してい
ので、逆に第2枢支点を中心としてキヤブ1の回
動方向とは逆方向すなわち反矢印a方向(時計方
向)に回動し、これと同時にレバー5もリアフエ
ンダ4と同方向すなわち反矢印a方向に回動し、
その先端9が第2枢支点8と第1枢支点7とを結
ぶ仮想線を越えると、前記弾性体6の張力は、上
述のキヤブ1が正常位置にある場合とは逆に前記
レバー5をキヤブ1の回動方向とは逆の方向すな
わち反矢印a方向へ回動させるように作用し、リ
アフエンダ4も反矢印a方向に回動され、破線で
示すテイルト位置に至り、矢印b方向に回動する
よう付勢された状態となり完全に収納されること
になる。
一方、第2図はキヤブ1が第1図の破線で示す
テイルト位置から正常位置に復帰する途中の状態
を示し、キヤブ1を矢印c方向へ回動させること
によりレバー5の先端9が干渉部材10に当接す
るに至ると、レバー5は第2枢支点8を中心にキ
ヤブ1の回動方向とは逆方向すなわち矢印d方向
へ回動し、これに伴ないリアフエンダ4もレバー
5と同方向に回動する。そして、前記レバー5の
先端9が第2枢支点8と第1枢支点7とを結ぶ仮
想線を越えると、弾性体6の張力は、上記キヤブ
1の回動方向とは逆方向へレバー5およびレバー
5と一体的に固着されているリアフエンダ4を回
動させるように作用し、レバー5およびリアフエ
ンダ4はさらに矢印d方向へ回動し、キヤブ1が
第1図実線で示す正常位置まで回動すると、リア
フエンダ4は矢印a方向に回動するように付勢さ
れた状態で干渉部材10に当接される。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおり構成されているので、
次に記載するような効果を奏する。
(1) 整備等のためキヤブをテイルトするとき、リ
アフエンダが干渉部材に当接しているので、キ
ヤブの回動に伴つてリアフエンダはキヤブの回
動方向と逆方向に回動し、この回動に伴つてリ
アフエンダと一体的に固着させているレバーも
リアフエンダと同方向に回動し、該レバーの先
端が第2枢支点と第1枢支点とを結ぶ仮想線を
越えると、弾性体の張力は、キヤブが正常位置
にある場合とは逆に前記レバーをキヤブの回動
方向とは逆の方向へ回動させるように作用し、
リアフエンダもキヤブの回動方向とは逆の方向
へ回動されてキヤブ下面側に収納されるので、
テイルト時にシヤシー側に装着されている種々
の部品と干渉することが無く、これらの部品の
破損および装備空間を制約するようなことも無
くなる。
(2) また、キヤブをテイルト状態から正常位置に
戻す場合、キヤブの回動に伴つて自動的にリア
フエンダを収納位置から正常位置に復帰させる
ことができ操作が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の可動式リアフエンダの正常位
置およびテイルト位置におけるキヤブとの相対位
置を記す要部側面図、第2図はキヤブがテイルト
状態から正常位置に復帰する途中のリアフエンダ
の動作を示す要部側面図である。 1,1×…キヤブ、3…テイルト回動中心、
4,4×…リアフエンダ、5,5×…レバー、
6,6×…弾性体、7,7×…第1枢支点、8,
8×…第2枢支点、9,9×…先端、10…干渉
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テイルト式のキヤブ1の下縁部における車体前
    方部側に第1枢支点7を、その後方側に間隔をお
    いて第2枢支点8をそれぞれ設け、該第2枢支点
    8にはリアフエンダ4の上端部を枢着するととも
    に、リアフエンダ4の上端縁部にはレバー5の一
    端を両者が側方視においてくの字形を形成するよ
    うな角度で一体的に固着し、前記レバー5の先端
    9と前記第1枢支点7との間に前記レバー5の先
    端9を第1枢支点7側へ引張るように付勢された
    弾性体6を設け、さらに、前記第2枢支点8より
    も車体後方側のシヤシー上には、キヤブ1が正常
    位置にあるときおよびテイルト初期においてリア
    フエンダが当接し、テイルト状態から正常位置へ
    復帰する途中において前記レバー5の先端9が当
    接する干渉部材10を配設した可動式リアフエン
    ダ。
JP16166182U 1982-10-27 1982-10-27 可動式リアフエンダ Granted JPS5965881U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16166182U JPS5965881U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 可動式リアフエンダ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16166182U JPS5965881U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 可動式リアフエンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965881U JPS5965881U (ja) 1984-05-02
JPS6339177Y2 true JPS6339177Y2 (ja) 1988-10-14

Family

ID=30355220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16166182U Granted JPS5965881U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 可動式リアフエンダ

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