JPS6316635Y2 - - Google Patents

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JPS6316635Y2
JPS6316635Y2 JP1983068979U JP6897983U JPS6316635Y2 JP S6316635 Y2 JPS6316635 Y2 JP S6316635Y2 JP 1983068979 U JP1983068979 U JP 1983068979U JP 6897983 U JP6897983 U JP 6897983U JP S6316635 Y2 JPS6316635 Y2 JP S6316635Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lamp
air passage
ramp
deck
main
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983068979U
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English (en)
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JPS59172694U (ja
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Publication date
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Priority to JP6897983U priority Critical patent/JPS59172694U/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷凍船のデツキ間を連絡するランプ
装置に関する。
従来の冷凍船は、第1図に示すように、船内に
幾段ものデツキ2,3を備えており、上下デツキ
2,3はランプ4によつて連絡されていた。
航行時等はランプ4はその上端部を中心に回動
して、仮想線で示すように、デツキ開口部5を閉
じて積載可能なデツキスペースを拡大している。
また、デツキ2の上面には、積載物の下方に冷
風を導びくための風路7が設けられている。そし
てランプ4にも同様に風路8が設けられ、そのフ
ラツトデツキ状態で風路7と8が互に連通するよ
うになつている。9はランプ4を上下デツキ2,
3間を連絡するランプ状態に保持するサポートで
ある。
ところで、ランプをデツキ間の連絡通路として
使用する状態で、ランプ4の傾斜を著しく緩やか
にすれば車輌の走行はスムーズになるが、船内ス
ペースを合理的に使うための必要条件にそぐわな
い。一方、ランプ4の傾斜が急になると、上部デ
ツキ2からランプ4にかけて車輌が通過するとき
に車輌の腹打ちが起こつたり、ランプ4から下部
デツキ3にかけて通過するときに車輌の鼻打ちが
起こるという不具合が生じる。
本考案は上記不具合を解決することを目的と
し、冷凍船のランプ装置において、風路を備える
主ランプを下部デツキに回動自在に連結し、風路
を備える上部ランプをこの主ランプに回動自在に
連結し、さらに風路をもつたフラツプを、下部デ
ツキと主ランプとの連結部分に形成した凹所に配
設した構成とする。
上記構成によれば、傾斜ランプ状態で、主ラン
プは傾斜の緩やかな上部ランプとフラツプをそれ
ぞれ介して上下デツキ間を連絡する。したがつて
ランプ状態で主ランプを適度な傾きで架設するこ
とが可能である。一方、フラツトデツキ状態で主
ランプの風路はフラツプの風路と上部ランプの風
路とを介して下部デツキの風路に連通し、それぞ
れの上に積載された物を冷却可能とする。
以下、添附図面にもとづき本考案の実施例につ
いて説明する。なお、従来例と同一構成部には同
一符号を付す。
第2図に示すように、傾斜ランプ状態で上下デ
ツキ2,3間は主ランプ12と上部ランプ13お
よびフラツプ14によつて連絡される。
主ランプ12は第3図に示すように下端部15
を下部デツキ3の開口縁部16に回動自在に連結
(ヒンジ結合)される。
上部ランプ13は第4図に示すようにその下端
部19が主ランプ12の上端部17に軸18を介
して回動自在に連結(ヒンジ結合)される。また
下端部19にはプレート20が軸21を介して回
動自在に取付けられる。このプレート20は他方
の端部に長穴22が形成され、この長穴22に挿
入される軸23を介して上端部17と係合する。
このプレート20によつて主ランプ12に対する
上部ランプ13の回転角度が規制される。なお、
24は傾斜ランプ状態で両端部17,19がつく
る隙間を密封するエアタイトパツキンである。
主ランプ12の上面には、下方の凹所28を除
いて、風路32を画成するパネル29が覆設され
る。同じく上部ランプ13にも風路33を画成す
るパネル30が覆設される。そして、下部デツキ
3には、開口縁部16の近傍の凹所52を除い
て、風路31を画成するパネル28が覆設され
る。
フラツプ14は、内部に風路34を備えた箱型
に形成され、その一端が下部デツキ3の風路31
の開口部35に隣接して回動自在に連結され、そ
の他端が主ランプ12の下方の凹所28に当接す
る。
主ランプ12にはワイヤ37が連結される。こ
のワイヤ37は船体側に取付けたプーリ38,3
9を介して図示しないウインチに連結され、主ラ
ンプ12を引上げる働きをする。
船体側には傾斜ランプ状態で主ランプ12を下
方から支持するサポート40が設けられる。上部
ランプ13にはこれを上部デツキ2の開口縁部4
1に連結するプレート42が設けられる。
なお、45は図示しない下段のランプに連結さ
れるワイヤ46を通すためのハツチである。
このランプ装置の傾斜ランプ状態で上部ランプ
13は、上記サポート40とプレート42を介し
て、上部デツキ2に対する傾斜が主ランプ12よ
り緩やかになるように支持される。フラツプ14
はその一端を主ランプ12に当接し、主ランプ1
2の下端部15の上に架け渡され、主ランプ12
より緩やかな傾斜で主ランプ12と下部デツキ3
を連絡する。
したがつてランプ全長をそれほど長くとらなく
ても、車輌の乗り入れはスムーズに行うことがで
きる。
このランプ装置をフラツトデツキ状態にしたと
きは、下部デツキ3の開口縁部43に設けられた
サポート44に上部ランプ13が当接し、仮想線
で示すように、上部ランプ13と主ランプ12お
よびフラツプ14は、下部デツキ3と同一平面を
形成し、各風路31,32,33,34はそれぞ
れ連通する。したがつて、航行中はランプ装置上
の積載物にも冷風を導びくことができる。
以上のように本考案は、冷凍船のランプ装置に
おいて、風路を備えた主ランプの一端を下部デツ
キに回動自在に連結し、風路を備えた上部ランプ
を主ランプの上端に回動自在に連結し、主ランプ
とこれに接続する下部デツキとの風路を除去した
部分に風路を備えたフラツプを一端が下部デツキ
に回動自在に連結されるように配設したため、ラ
ンプ装置上の積載物を冷却する機能を有するラン
プ装置において、主ランプを適度な傾斜で架設し
て船内スペースの有効利用を図るとともに、車輌
がランプ装置を通過するときの安全性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図である。第2図は
本考案の実施例を示す断面図である。同じく第3
図、第4図はそれぞれ要部拡大断面図である。 2……上部デツキ、3……下部デツキ、12…
…主ランプ、13……上部ランプ、14……フラ
ツプ、28,52……凹所、31,32,33,
34……風路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風路を備える上下デツキ間を連絡する冷凍船用
    ランプ装置において、風路を備える主ランプを下
    部デツキに回動自在に連結し、この主ランプと上
    部デツキを主ランプより緩やかな傾斜で連絡する
    上部ランプを主ランプに回動自在に連結し、この
    上部ランプに風路を設ける一方、前記主ランプと
    下部デツキとの連結部分で風路の一部を除去して
    それぞれ凹所を形成し、この凹所に風路をもつた
    フラツプを配設したことを特徴とする冷凍船用ラ
    ンプ装置。
JP6897983U 1983-05-09 1983-05-09 冷凍船用ランプ装置 Granted JPS59172694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6897983U JPS59172694U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 冷凍船用ランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6897983U JPS59172694U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 冷凍船用ランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172694U JPS59172694U (ja) 1984-11-17
JPS6316635Y2 true JPS6316635Y2 (ja) 1988-05-11

Family

ID=30199143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6897983U Granted JPS59172694U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 冷凍船用ランプ装置

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JP (1) JPS59172694U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827903Y2 (ja) * 1978-10-03 1983-06-17 三菱重工業株式会社 ヒンジ結合式斜路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59172694U (ja) 1984-11-17

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