JPH0415127B2 - - Google Patents
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- JPH0415127B2 JPH0415127B2 JP61210835A JP21083586A JPH0415127B2 JP H0415127 B2 JPH0415127 B2 JP H0415127B2 JP 61210835 A JP61210835 A JP 61210835A JP 21083586 A JP21083586 A JP 21083586A JP H0415127 B2 JPH0415127 B2 JP H0415127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- sliding
- roof
- ceiling liner
- liner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/053—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自動車用摺動屋根に関する。
本明細書において、摺動屋根(sliding roof)
なる語には、いわゆる、摺動回動屋根(sliding
−lifting roof)即ち、前方が蝶番になつた換気
用フラツプと同じ方法で、蓋の後縁を持ち揚げる
ことにより摺動蓋(sliding lid)を固定屋根面よ
り上に揚げることの出来る屋根を含むものとす
る。
なる語には、いわゆる、摺動回動屋根(sliding
−lifting roof)即ち、前方が蝶番になつた換気
用フラツプと同じ方法で、蓋の後縁を持ち揚げる
ことにより摺動蓋(sliding lid)を固定屋根面よ
り上に揚げることの出来る屋根を含むものとす
る。
[従来の技術及びその課題]
従来の摺動屋根の構造においては、摺動屋根は
側部案内レールの上を摺動して自動車の屋根開口
部の中に導かれるようにした剛性摺動蓋を有して
おり、この蓋は閉鎖状態から下げ運動の後、後側
の固定自動車屋根の下に向かつて摺動するように
なつている。この蓋には天井ライナーが付いてい
て、互いに連結しており蓋と一緒に案内レールの
上を摺動する。この可動蓋天井ライナーはその閉
鎖位置に於いて固定天井ライナーの開口部を閉鎖
し又この蓋は開放位置から出発し可動蓋天井ライ
ナー(movable lid liner)と一緒に閉鎖位置に
向かつて移動することが出来る。このような従来
の構造では、蓋天井ライナーは常に固定天井ライ
ナーの開口部より上に位置し、この開口部に被さ
つた状態となる。その結果、固定屋根はその開口
部の縁に沿つて周り縁状となり、可動蓋天井ライ
ナーは凹んだ面となつて、閉まつた状態を見上げ
ると段状の境が見えることとなる。
側部案内レールの上を摺動して自動車の屋根開口
部の中に導かれるようにした剛性摺動蓋を有して
おり、この蓋は閉鎖状態から下げ運動の後、後側
の固定自動車屋根の下に向かつて摺動するように
なつている。この蓋には天井ライナーが付いてい
て、互いに連結しており蓋と一緒に案内レールの
上を摺動する。この可動蓋天井ライナーはその閉
鎖位置に於いて固定天井ライナーの開口部を閉鎖
し又この蓋は開放位置から出発し可動蓋天井ライ
ナー(movable lid liner)と一緒に閉鎖位置に
向かつて移動することが出来る。このような従来
の構造では、蓋天井ライナーは常に固定天井ライ
ナーの開口部より上に位置し、この開口部に被さ
つた状態となる。その結果、固定屋根はその開口
部の縁に沿つて周り縁状となり、可動蓋天井ライ
ナーは凹んだ面となつて、閉まつた状態を見上げ
ると段状の境が見えることとなる。
この境はしばしば不愉快なものとされている
が、更に加えると、従来の摺動屋根構造では、可
動蓋天井ライナーが固定天井ライナーの開口部の
周辺にある接続形状部材(connecting profile)
の上に乗り、この接続形状部材が摺動屋根の縁と
固定天井ライナーとを接続する働きをすると共に
固定天井ライナーの開口部の縁どりの役をなし、
可動蓋天井ライナーがこの接続形状部材の上に載
る結果、その摺動動作により可動蓋天井ライナー
に引掻き疵や汚れが発生しやすい。
が、更に加えると、従来の摺動屋根構造では、可
動蓋天井ライナーが固定天井ライナーの開口部の
周辺にある接続形状部材(connecting profile)
の上に乗り、この接続形状部材が摺動屋根の縁と
固定天井ライナーとを接続する働きをすると共に
固定天井ライナーの開口部の縁どりの役をなし、
可動蓋天井ライナーがこの接続形状部材の上に載
る結果、その摺動動作により可動蓋天井ライナー
に引掻き疵や汚れが発生しやすい。
本発明は以上の如き課題を解決した摺動屋根を
提供することを目的とする。
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は自動車用摺動屋根を提供するもので、
剛性摺動蓋と、側部案内レールで、上記案内レー
ル上を上記摺動蓋が、その閉鎖位置から出発し下
げ運動の後摺動して、自動車の後部固定屋根面の
下に移動可能な如く案内される、ものと、上記摺
動蓋に接続された可動蓋天井ライナーと、上記案
内レール上で上記可動蓋天井ライナーを摺動可能
に案内する案内部材と、固定屋根の天井ライナー
と、からなる、自動車用摺動屋根において、上記
案内部材が、それぞれ、上記案内レールと係合す
る案内シユーに枢着された二腕レバーを持ち、各
上記レバーが、一方の腕の端部において上記可動
蓋天井ライナーと、又他方の腕の端部において上
記摺動蓋又は上記蓋の構成要素と、それぞれ1つ
の関節を介して連結され、この二腕レバーによ
り、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとが互
いに反対の方向に同時に上下に平行移動を行な
い、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとの間
の高さ方向の間隔が蓋の閉鎖位置で最大に且つ蓋
の最大開放位置において最小になり、又、上記閉
鎖位置において上記可動蓋天井ライナーが上記固
定屋根の天井ライナーの開口部の中に入つてこれ
を閉ざし、そのとき、その下側の外表面が上記天
井ライナーの表面と同一面上に並ぶ如くにする、
ことを特徴としている。
剛性摺動蓋と、側部案内レールで、上記案内レー
ル上を上記摺動蓋が、その閉鎖位置から出発し下
げ運動の後摺動して、自動車の後部固定屋根面の
下に移動可能な如く案内される、ものと、上記摺
動蓋に接続された可動蓋天井ライナーと、上記案
内レール上で上記可動蓋天井ライナーを摺動可能
に案内する案内部材と、固定屋根の天井ライナー
と、からなる、自動車用摺動屋根において、上記
案内部材が、それぞれ、上記案内レールと係合す
る案内シユーに枢着された二腕レバーを持ち、各
上記レバーが、一方の腕の端部において上記可動
蓋天井ライナーと、又他方の腕の端部において上
記摺動蓋又は上記蓋の構成要素と、それぞれ1つ
の関節を介して連結され、この二腕レバーによ
り、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとが互
いに反対の方向に同時に上下に平行移動を行な
い、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとの間
の高さ方向の間隔が蓋の閉鎖位置で最大に且つ蓋
の最大開放位置において最小になり、又、上記閉
鎖位置において上記可動蓋天井ライナーが上記固
定屋根の天井ライナーの開口部の中に入つてこれ
を閉ざし、そのとき、その下側の外表面が上記天
井ライナーの表面と同一面上に並ぶ如くにする、
ことを特徴としている。
従つてこの可動蓋天井ライナーは摺動蓋に対し
ていわゆる「昇降移動型」(liftingly movable
fashion)で取り付けられており、昇降運動の間
摺動蓋と同調して移動する。然し、この移動は摺
動蓋の移動と反対の方向に昇降するのである。摺
動屋根が閉鎖位置にあるときは、この可動蓋天井
ライナーは周囲の固定天井ライナーと同一表面に
なる位置に坐わり、その結果滑らかな閉鎖天井ラ
イナー面が得られる。摺動蓋が下げられたときの
可動蓋天井ライナーの高さ位置は、周辺接続形状
部材があつたとしても、蓋天井ライナーがこれと
接触することのない位置であり、従つて摺動移動
の間この部品と蓋天井ライナーとがこすれること
はない。本発明の構造は、摺動蓋そのもの又は例
えば摺動蓋と摺動屋根の枠の間に設けられた中間
枠の如き蓋の構成要素が、いわゆる「昇降移動
型」で、即ち蓋の閉鎖位置に対して平行に移動す
るような構造の摺動屋根に特に適している。
ていわゆる「昇降移動型」(liftingly movable
fashion)で取り付けられており、昇降運動の間
摺動蓋と同調して移動する。然し、この移動は摺
動蓋の移動と反対の方向に昇降するのである。摺
動屋根が閉鎖位置にあるときは、この可動蓋天井
ライナーは周囲の固定天井ライナーと同一表面に
なる位置に坐わり、その結果滑らかな閉鎖天井ラ
イナー面が得られる。摺動蓋が下げられたときの
可動蓋天井ライナーの高さ位置は、周辺接続形状
部材があつたとしても、蓋天井ライナーがこれと
接触することのない位置であり、従つて摺動移動
の間この部品と蓋天井ライナーとがこすれること
はない。本発明の構造は、摺動蓋そのもの又は例
えば摺動蓋と摺動屋根の枠の間に設けられた中間
枠の如き蓋の構成要素が、いわゆる「昇降移動
型」で、即ち蓋の閉鎖位置に対して平行に移動す
るような構造の摺動屋根に特に適している。
案内部材はスライド・ブロツク・スリツト集合
体(slide block−slit assemblies)又はその他
のスプレイ装置(splaying device)(窓枠の傾斜
位置)における如く、右ネジ及び左ネジの切られ
た勝手違いのねじ付きスピンドルと同じような形
で構成することも出来るが、本発明の好ましい具
体例に於いては、案内部材がそれぞれ対応する案
内レールに係合する案内シユーに枢着された二腕
レバーを持ち、各レバーが一方の端に於いて可動
蓋天井ライナーと、又他の端において摺動蓋又は
蓋の構成要素とそれぞれ関節構造で連結されてお
り、そのうちの一つが摺動ヒンジとして作られて
いる。こうして摺動蓋又は蓋の構成要素が下げ運
動、および対向運動の間、傾かずに移動する如く
に構成されるのである。
体(slide block−slit assemblies)又はその他
のスプレイ装置(splaying device)(窓枠の傾斜
位置)における如く、右ネジ及び左ネジの切られ
た勝手違いのねじ付きスピンドルと同じような形
で構成することも出来るが、本発明の好ましい具
体例に於いては、案内部材がそれぞれ対応する案
内レールに係合する案内シユーに枢着された二腕
レバーを持ち、各レバーが一方の端に於いて可動
蓋天井ライナーと、又他の端において摺動蓋又は
蓋の構成要素とそれぞれ関節構造で連結されてお
り、そのうちの一つが摺動ヒンジとして作られて
いる。こうして摺動蓋又は蓋の構成要素が下げ運
動、および対向運動の間、傾かずに移動する如く
に構成されるのである。
各案内部材に二腕レバー装置を設けることによ
り非常に簡単且つ低摩擦の構造が得られ、このこ
とにより摺動蓋を上下方向に動かすと自動的に可
動蓋天井ライナーも連動し、これにより、可動蓋
天井ライナーの相応する移動動作が可能となる。
り非常に簡単且つ低摩擦の構造が得られ、このこ
とにより摺動蓋を上下方向に動かすと自動的に可
動蓋天井ライナーも連動し、これにより、可動蓋
天井ライナーの相応する移動動作が可能となる。
利点として、この装置に於いては、四つの案内
部材がそれぞれ二腕レバーを備え、これが、自動
車の中央断面と実質的に平行な垂直面で回動す
る。
部材がそれぞれ二腕レバーを備え、これが、自動
車の中央断面と実質的に平行な垂直面で回動す
る。
摺動蓋は天井ライナー板の四周に皿状に上向き
に曲げた縁をつけることにより実質的に堅固な構
造になつており、案内部材がこの縁のうち両側の
二つの縁の近くで可動蓋天井ライナーと係接する
ようになつている。
に曲げた縁をつけることにより実質的に堅固な構
造になつており、案内部材がこの縁のうち両側の
二つの縁の近くで可動蓋天井ライナーと係接する
ようになつている。
摺動蓋と可動蓋天井ライナーとの相対的位置関
係を設計通りに維持するために、本発明に於いて
は、一方が摺動蓋に又他の一方が可動蓋天井ライ
ナーに固定される連結部品を持ち、この部品が摺
動蓋と可動蓋天井ライナーの間の相対的な“ず
れ”を防止し且つこれら構成要素間の高さ方向で
の設計通りの移動が可能なようにすることが出来
る。
係を設計通りに維持するために、本発明に於いて
は、一方が摺動蓋に又他の一方が可動蓋天井ライ
ナーに固定される連結部品を持ち、この部品が摺
動蓋と可動蓋天井ライナーの間の相対的な“ず
れ”を防止し且つこれら構成要素間の高さ方向で
の設計通りの移動が可能なようにすることが出来
る。
摺動回動屋根構造の場合は、摺動蓋が屋根表面
より上に持ち上げられた時固定天井ライナーの開
口部の中に留まつている可動蓋天井ライナーに換
気用ダンパーを取り付ける方法が適当で、摺動蓋
が持ち上げられたときこのダンパーが開き、摺動
蓋の後端と屋根開口部の後縁との間の空隙と通じ
合うようにする。
より上に持ち上げられた時固定天井ライナーの開
口部の中に留まつている可動蓋天井ライナーに換
気用ダンパーを取り付ける方法が適当で、摺動蓋
が持ち上げられたときこのダンパーが開き、摺動
蓋の後端と屋根開口部の後縁との間の空隙と通じ
合うようにする。
[実施例]
図は車輌又は自動車の固定屋根面1に開けられ
た屋根開口部2(第3図)にはまる剛性摺動蓋3
を示す。摺動蓋は屋根が閉鎖されているときは第
1及び2図に示す位置にある。屋根開口部2は前
方及び両側を補強枠4によつて縁取りされてお
り、この枠に摺動屋根の枠5が固定されている。
この屋根枠5は二つの側面屋根枠を有し、それぞ
れの上に案内レール6がついている。そしてこの
レールの上を摺動蓋3が前後の摺動装置(図示さ
れていない)により摺動案内される。摺動屋根の
手動又は電動装置も図示しなかつたが、これは本
発明がその構造及び搭載に関係しないからであ
る。しかし第3図に示す本実施例に基づく摺動屋
根の構造においては、昇降と前後動作をする摺動
蓋3を持つ摺動屋根があり、この蓋が第2図に示
す閉鎖位置から出発し、後部の固定屋根面1の下
に滑り込む前に、先ず第3図に示す、下げられた
位置に平行移動する。
た屋根開口部2(第3図)にはまる剛性摺動蓋3
を示す。摺動蓋は屋根が閉鎖されているときは第
1及び2図に示す位置にある。屋根開口部2は前
方及び両側を補強枠4によつて縁取りされてお
り、この枠に摺動屋根の枠5が固定されている。
この屋根枠5は二つの側面屋根枠を有し、それぞ
れの上に案内レール6がついている。そしてこの
レールの上を摺動蓋3が前後の摺動装置(図示さ
れていない)により摺動案内される。摺動屋根の
手動又は電動装置も図示しなかつたが、これは本
発明がその構造及び搭載に関係しないからであ
る。しかし第3図に示す本実施例に基づく摺動屋
根の構造においては、昇降と前後動作をする摺動
蓋3を持つ摺動屋根があり、この蓋が第2図に示
す閉鎖位置から出発し、後部の固定屋根面1の下
に滑り込む前に、先ず第3図に示す、下げられた
位置に平行移動する。
可動蓋天井ライナー7は後述する方法で摺動蓋
3に連結されている。この天井ライナー7が、第
2図に示す摺動屋根の閉鎖位置において、固定天
井ライナー9の開口部8(第3図)を塞ぎ又固定
天井ライナーの下面と段差なく平滑な表面を形成
する。その結果自動車の中から見ると、平滑で段
差もなく又一様に閉ざされた天井ライナーが見え
るのである。
3に連結されている。この天井ライナー7が、第
2図に示す摺動屋根の閉鎖位置において、固定天
井ライナー9の開口部8(第3図)を塞ぎ又固定
天井ライナーの下面と段差なく平滑な表面を形成
する。その結果自動車の中から見ると、平滑で段
差もなく又一様に閉ざされた天井ライナーが見え
るのである。
固定天井ライナーの開口部8は摺動屋根の枠5
の周り縁によつて四面が仕切られており、この縁
に周辺接続形状部材10が圧着され、固定天井ラ
イナー9と接続する。固定天井ライナー9と摺動
屋根の枠5との接続具合により、摺動屋根が閉じ
られたとき、固定天井ライナー9と蓋天井ライナ
ー7とが常に同一表面に収まるようにする。
の周り縁によつて四面が仕切られており、この縁
に周辺接続形状部材10が圧着され、固定天井ラ
イナー9と接続する。固定天井ライナー9と摺動
屋根の枠5との接続具合により、摺動屋根が閉じ
られたとき、固定天井ライナー9と蓋天井ライナ
ー7とが常に同一表面に収まるようにする。
第4及び5図により摺動蓋3と蓋天井ライナー
7との連結機構を説明する。第1乃至3図に於い
ては、自動車の進行方向に向かつて右側の摺動屋
根の構造のみを示した。左側も対称的に全く同じ
構造なので、以下右側の構造についてのみ記述す
る。
7との連結機構を説明する。第1乃至3図に於い
ては、自動車の進行方向に向かつて右側の摺動屋
根の構造のみを示した。左側も対称的に全く同じ
構造なので、以下右側の構造についてのみ記述す
る。
各案内レール6には、摺動蓋の走行及び案内部
材を案内する内側の溝に加え、固定天井ライナー
開口部8に面して切られた案内溝11がある。こ
の溝には各々独立した前案内シユー12と後案内
シユー13が滑動自由に係合する。前後の案内シ
ユー12,13はそれぞれ前後の案内部材14,
15の構成要素である。前後の案内部材14,1
5の構造は逆向きである点を除き、全ての部分に
おいて同一である。
材を案内する内側の溝に加え、固定天井ライナー
開口部8に面して切られた案内溝11がある。こ
の溝には各々独立した前案内シユー12と後案内
シユー13が滑動自由に係合する。前後の案内シ
ユー12,13はそれぞれ前後の案内部材14,
15の構成要素である。前後の案内部材14,1
5の構造は逆向きである点を除き、全ての部分に
おいて同一である。
各案内部材14,15が二腕レバー16を有
し、このレバーが前後の案内シユー12,13の
上の各軸受けジヤーナル17に枢着されている。
各二腕レバー16が、その腕の一端において、軸
受けピン18を介して、摺動蓋3に固定されてい
る軸受けブロツク19と係合する。二腕レバー1
6の腕の他の一端が、可動蓋天井ライナー7に固
定された支持部材22の案内スリツト21(第
2,3図)に案内ピン20を介して移動且つ回動
可能に係合する。この案内ピン20及び案内スリ
ツト21が、それぞれ組で二腕レバー16の回動
に必要な長さ調整のための摺動ヒンジの役をな
す。
し、このレバーが前後の案内シユー12,13の
上の各軸受けジヤーナル17に枢着されている。
各二腕レバー16が、その腕の一端において、軸
受けピン18を介して、摺動蓋3に固定されてい
る軸受けブロツク19と係合する。二腕レバー1
6の腕の他の一端が、可動蓋天井ライナー7に固
定された支持部材22の案内スリツト21(第
2,3図)に案内ピン20を介して移動且つ回動
可能に係合する。この案内ピン20及び案内スリ
ツト21が、それぞれ組で二腕レバー16の回動
に必要な長さ調整のための摺動ヒンジの役をな
す。
左右二つの前案内部材14および左右二つの後
案内部材15からなる四つの案内部材に加えて、
摺動蓋13および蓋天井ライナー7の間の連結部
品があり、第1乃至3及び6図に示されている。
この連結部品が例えば蓋天井ライナー7の前縁に
二ケ所左右対称位置に取り付けられ、各々下向き
突起23と上向き突起25とからなり、前者が摺
動蓋3に固定され且つ下向き開放スリツト24を
有し、後者が蓋天井ライナー7に固定され且つ上
記スリツト24の中で案内される植込みボルト2
6を有する。このように作られた連結部品は、一
方では摺動蓋3が水平方向に移動する時の摺動蓋
3と蓋天井ライナー7の相対的ずれを防止し、他
方に於いては摺動蓋3と蓋天井ライナー7とが垂
直方向に正確に相対運動をするように案内する。
案内部材15からなる四つの案内部材に加えて、
摺動蓋13および蓋天井ライナー7の間の連結部
品があり、第1乃至3及び6図に示されている。
この連結部品が例えば蓋天井ライナー7の前縁に
二ケ所左右対称位置に取り付けられ、各々下向き
突起23と上向き突起25とからなり、前者が摺
動蓋3に固定され且つ下向き開放スリツト24を
有し、後者が蓋天井ライナー7に固定され且つ上
記スリツト24の中で案内される植込みボルト2
6を有する。このように作られた連結部品は、一
方では摺動蓋3が水平方向に移動する時の摺動蓋
3と蓋天井ライナー7の相対的ずれを防止し、他
方に於いては摺動蓋3と蓋天井ライナー7とが垂
直方向に正確に相対運動をするように案内する。
蓋天井ライナー7はその全四周に上向きの曲り
縁を有し、通常皿形で自己支持(self
supporting)構造となつている。この天井ライナ
ーは金属板又はプラスチツク材料で作られ、固定
天井ライナーと同じ色に塗装したり固定天井ライ
ナーと同じ材料で被覆したりする。案内部材1
4,15が係合する四つの支持部材22が二つの
側面曲り縁の付近で蓋天井ライナーに固定され
る。この側面曲り縁は、少なくとも案内部材1
4,15のある部分で、案内部材の二腕レバー1
6が上方にある案内ピン20に直接係合出来るよ
うな関係位置に作られる。
縁を有し、通常皿形で自己支持(self
supporting)構造となつている。この天井ライナ
ーは金属板又はプラスチツク材料で作られ、固定
天井ライナーと同じ色に塗装したり固定天井ライ
ナーと同じ材料で被覆したりする。案内部材1
4,15が係合する四つの支持部材22が二つの
側面曲り縁の付近で蓋天井ライナーに固定され
る。この側面曲り縁は、少なくとも案内部材1
4,15のある部分で、案内部材の二腕レバー1
6が上方にある案内ピン20に直接係合出来るよ
うな関係位置に作られる。
摺動蓋3が第2及び4図に示す閉鎖位置から出
発すると、蓋が先ず図示されていない駆動装置に
より第3及び5図に示す位置に下げられて開放移
動を開始し、次に、軸受けピン18が軸受けブロ
ツク19と共に摺動蓋3を下へ向かつて動かし、
二腕レバー16が軸受けジヤーナル17の周りを
回動する。この二腕レバー装置により、案内ピン
20が上方に移動し、案内溝21の中で回動しな
がら摺動する。その結果、支持部材22、従つて
これに固定された蓋天井ライナーが固定天井ライ
ナー開口部8から第3及び5図に示す位置に上向
きに移動する。この動作で、案内シユー12,1
3も又外方向へ移動し、二腕レバー16の回動長
さ調整により、シユー間の距離が増加する。
発すると、蓋が先ず図示されていない駆動装置に
より第3及び5図に示す位置に下げられて開放移
動を開始し、次に、軸受けピン18が軸受けブロ
ツク19と共に摺動蓋3を下へ向かつて動かし、
二腕レバー16が軸受けジヤーナル17の周りを
回動する。この二腕レバー装置により、案内ピン
20が上方に移動し、案内溝21の中で回動しな
がら摺動する。その結果、支持部材22、従つて
これに固定された蓋天井ライナーが固定天井ライ
ナー開口部8から第3及び5図に示す位置に上向
きに移動する。この動作で、案内シユー12,1
3も又外方向へ移動し、二腕レバー16の回動長
さ調整により、シユー間の距離が増加する。
摺動蓋3が屋根開口部2から完全に下げられ、
又蓋天井ライナー7が接続形状部材10の上に完
全に移動し終わつたとき、摺動蓋3と蓋天井ライ
ナー7とが第3図に示す如く実質的に平行な位置
にあり、更に摺動蓋の駆動動作が継続されると、
この結合状態のまま後方に移動し、第3図に示す
矢印27の方向に向かつて固定屋根面1の下に入
る。摺動の間の一体動作が突起23及び対向突起
25からなる連結部品により行われる。即ち摺動
蓋3の下降運動及び同時に行われる蓋天井ライナ
ーの上昇運動に於いて、植込みボルト26が開放
スリツト24に係合する。
又蓋天井ライナー7が接続形状部材10の上に完
全に移動し終わつたとき、摺動蓋3と蓋天井ライ
ナー7とが第3図に示す如く実質的に平行な位置
にあり、更に摺動蓋の駆動動作が継続されると、
この結合状態のまま後方に移動し、第3図に示す
矢印27の方向に向かつて固定屋根面1の下に入
る。摺動の間の一体動作が突起23及び対向突起
25からなる連結部品により行われる。即ち摺動
蓋3の下降運動及び同時に行われる蓋天井ライナ
ーの上昇運動に於いて、植込みボルト26が開放
スリツト24に係合する。
蓋天井ライナー7が後方に摺動する間、屋根の
各構成要素と更には接続形状部材10とさえも何
等の摩擦接触を起こさず、蓋天井ライナー7が損
傷される心配のないことが明らかである。摺動蓋
3が開放位置から閉鎖位置へ、即ち矢印27と反
対方向へ移動すると、摺動蓋3が駆動装置により
決定される所定位置即ち第3図に示す各構成要素
の位置に到達する迄、蓋天井ライナー7は蓋と一
体動作をする。更に閉鎖操作が継続されると、摺
動蓋3が図示する位置に対し平行移動し、終に第
2図に示す位置にもどる。同時に蓋天井ライナー
7が案内部材14,15により下降し、終に周辺
の固定天井ライナー9と同一平面をなすに至る。
第2及び3図は、摺動蓋と蓋天井ライナーの高さ
方向での間隔が閉鎖位置で最大に又下げ運動の直
後が最小になることを示している。
各構成要素と更には接続形状部材10とさえも何
等の摩擦接触を起こさず、蓋天井ライナー7が損
傷される心配のないことが明らかである。摺動蓋
3が開放位置から閉鎖位置へ、即ち矢印27と反
対方向へ移動すると、摺動蓋3が駆動装置により
決定される所定位置即ち第3図に示す各構成要素
の位置に到達する迄、蓋天井ライナー7は蓋と一
体動作をする。更に閉鎖操作が継続されると、摺
動蓋3が図示する位置に対し平行移動し、終に第
2図に示す位置にもどる。同時に蓋天井ライナー
7が案内部材14,15により下降し、終に周辺
の固定天井ライナー9と同一平面をなすに至る。
第2及び3図は、摺動蓋と蓋天井ライナーの高さ
方向での間隔が閉鎖位置で最大に又下げ運動の直
後が最小になることを示している。
四つの案内部材はそれぞれ、二腕レバー16が
自動車の中央断面と平行な垂直面の中で回動する
ような位置に取り付けられている。
自動車の中央断面と平行な垂直面の中で回動する
ような位置に取り付けられている。
摺動蓋3と可動蓋天井ライナー7との間に設け
られる昇降装置としては、摺動蓋3の上下動が蓋
天井ライナー7に反対方向への動作を伝達しさえ
すれば、別の構造のものでよい。しかし図に基づ
き解説した二腕レバー装置は案内部材の構造とし
ては特に簡単で低摩擦のもので、摺動蓋3の運動
に基づく蓋天井ライナー7の付随運動が容易に且
つ又摺動屋根の駆動に要する力が目に見えて増加
すること無く行うことが出来る。
られる昇降装置としては、摺動蓋3の上下動が蓋
天井ライナー7に反対方向への動作を伝達しさえ
すれば、別の構造のものでよい。しかし図に基づ
き解説した二腕レバー装置は案内部材の構造とし
ては特に簡単で低摩擦のもので、摺動蓋3の運動
に基づく蓋天井ライナー7の付随運動が容易に且
つ又摺動屋根の駆動に要する力が目に見えて増加
すること無く行うことが出来る。
第1図は摺動蓋の右半分の断面を示す平面図、
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
は第2図と同じ断面で摺動蓋が下がつた状態を示
す断面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図、第5図は第3図の−線に沿う断面図、第
6図は第2図の矢視の連結部品の正面図であ
る。 符号の説明、1……固定屋根、3……剛性摺動
蓋、7……可動蓋天井ライナー、9……固定屋根
天井ライナー、10……周辺接続形状部材、11
……案内溝、13……案内シユー、14,15…
…前後の案内部材、16……二腕レバー、19…
…軸受けブロツク、20……案内ピン、22……
支持部材、23,25……連結部品の上向き及び
下向き突起。
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
は第2図と同じ断面で摺動蓋が下がつた状態を示
す断面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図、第5図は第3図の−線に沿う断面図、第
6図は第2図の矢視の連結部品の正面図であ
る。 符号の説明、1……固定屋根、3……剛性摺動
蓋、7……可動蓋天井ライナー、9……固定屋根
天井ライナー、10……周辺接続形状部材、11
……案内溝、13……案内シユー、14,15…
…前後の案内部材、16……二腕レバー、19…
…軸受けブロツク、20……案内ピン、22……
支持部材、23,25……連結部品の上向き及び
下向き突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 剛性摺動蓋と、側部案内レールで、上記案内
レール上を上記摺動蓋が、その閉鎖位置から出発
し下げ運動の後摺動して、自動車の後部固定屋根
面の下に移動可能な如く案内される、ものと、上
記摺動蓋に接続された可動蓋天井ライナーと、上
記案内レール上で上記可動蓋天井ライナーを摺動
可能に案内する案内部材と、固定屋根の天井ライ
ナーと、からなる、自動車用摺動屋根において、
上記案内部材が、それぞれ、上記案内レールと係
合する案内シユーに枢着された二腕レバーを持
ち、各上記レバーが、一方の腕の端部において上
記可動蓋天井ライナーと、又他方の腕の端部にお
いて上記摺動蓋又は上記蓋の構成要素と、それぞ
れ1つの関節を介して連結され、この二腕レバー
により、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーと
が互いに反対の方向に同時に上下に平行移動を行
ない、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとの
間の高さ方向の間隔が蓋の閉鎖位置で最大に且つ
蓋の最大開放位置において最小になり、又、上記
閉鎖位置において上記可動蓋天井ライナーが上記
固定屋根の天井ライナーの開口部の中に入つてこ
れを閉ざし、そのとき、その下側の外表面が上記
天井ライナーの表面と同一面上に並ぶ如くにす
る、ことを特徴とする自動車用摺動屋根。 2 上記1つの関節が摺動ヒンジとして構成さ
れ、上記摺動蓋又は上記蓋の構成要素が、下げ動
作及び対向動作の間、傾かずに移動し得るように
設けられている、特許請求の範囲第1項に記載の
摺動屋根。 3 上記案内部材を四つ備え、又上記二腕レバー
が、使用時、自動車の中央縦断面と実質的に平行
な垂直面の中で回動する如くにした、特許請求の
範囲第2項に記載の摺動屋根。 4 上記可動蓋天井ライナーが上向きの少なくと
も二つの縁を有し、上記案内部材が上記少なくと
も二つの縁と結合する如く設けられた、特許請求
の範囲第1項に記載の摺動屋根。 5 連結部品が上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライ
ナーとに固定され、上記摺動蓋と可動蓋天井ライ
ナーとの間の相互のずれを防止し、又これら構成
要素間の高さ方向の相対的変位量を調整出来る如
くにした、特許請求の範囲第1項に記載の摺動屋
根。 6 屋根開口部と摺動屋根とを持ち、上記摺動屋
根が、剛性摺動蓋と、側部案内レールで、上記案
内レール上を上記摺動蓋が、その閉鎖位置から出
発し下げ運動の後、自動車の後部固定屋根面の下
に摺動可能な如くに、摺動案内される、ものと、
上記摺動蓋に接続された可動蓋天井ライナーと、
上記案内レール上で上記可動蓋天井ライナーを摺
動可能に案内するする案内部材と、固定屋根の天
井ライナーと、からなる、自動車に於いて、上記
案内部材が、それぞれ、上記案内レールと係合す
る案内シユーに枢着された二腕レバーを持ち、各
上記レバーが、一方の腕の端部において上記可動
蓋天井ライナーと、又他方の腕の端部において上
記摺動蓋又は上記蓋の構成要素と、それぞれ1つ
の関節を介して連結され、この二腕レバーによ
り、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとが互
いに反対の方向に同時に上下に平行移動を行な
い、上記摺動蓋と上記可動蓋天井ライナーとの間
の高さ方向の間隔が蓋の閉鎖位置で最大に且つ蓋
の最大開放位置において最小になり、又、上記閉
鎖位置において上記可動蓋天井ライナーが上記固
定屋根の天井ライナーの開口部の中に入つてこれ
を閉ざし、そのとき、その下側の外表面が上記天
井ライナーの表面と同一面上に並ぶ如くにする、
ことを特徴とする自動車。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3532318A DE3532318C1 (de) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | Schiebedach fuer Kraftfahrzeuge |
DE3532318.3 | 1985-09-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285716A JPS6285716A (ja) | 1987-04-20 |
JPH0415127B2 true JPH0415127B2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=6280603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61210835A Granted JPS6285716A (ja) | 1985-09-11 | 1986-09-09 | 自動車用摺動屋根 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4707022A (ja) |
JP (1) | JPS6285716A (ja) |
AU (1) | AU581149B2 (ja) |
BR (1) | BR8604320A (ja) |
DE (1) | DE3532318C1 (ja) |
FR (1) | FR2586973B1 (ja) |
GB (1) | GB2180201B (ja) |
IT (1) | IT1197207B (ja) |
MX (1) | MX168435B (ja) |
NL (1) | NL192334C (ja) |
SE (1) | SE469625B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2008789A6 (es) * | 1987-03-11 | 1989-08-01 | Rockwell Golde Gmbh | Techo corredizo para automoviles. |
DE8703996U1 (de) * | 1987-03-17 | 1987-07-16 | Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt | Deckelhimmel für den starren Deckel eines Schiebe-Hebedaches für Kraftfahrzeuge |
JPH0194020A (ja) * | 1987-04-30 | 1989-04-12 | Aisin Seiki Co Ltd | スライド式サンル−フのリフトダウン装置 |
DE3840694A1 (de) * | 1988-03-10 | 1990-06-07 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik | Luefterdach fuer kraftfahrzeuge |
DE3902278C1 (ja) * | 1989-01-26 | 1990-05-31 | Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt, De | |
JPH085319B2 (ja) * | 1989-02-27 | 1996-01-24 | 日産自動車株式会社 | 自動車のサンルーフ構造 |
GB2229973B (en) * | 1989-02-27 | 1993-01-20 | Nissan Motor | Sunroof structure for automotive vehicle |
US5197779A (en) * | 1989-06-27 | 1993-03-30 | Mazda Motor Corporation | Power sliding sunroof |
JPH0438819U (ja) * | 1990-07-27 | 1992-04-02 | ||
DE4040825C2 (de) * | 1990-12-20 | 1994-05-05 | Rockwell Golde Gmbh | Schiebedach für Kraftfahrzeuge |
US5372401A (en) * | 1991-03-08 | 1994-12-13 | Mazda Motor Corporation | Sliding roof for an automobile |
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US6199944B1 (en) | 1999-06-04 | 2001-03-13 | Asc Incorporated | Spoiler sunroof |
DE10117174A1 (de) * | 2001-04-06 | 2002-10-10 | Porsche Ag | Dachanordnung für ein Fahrzeug |
DE10126070C1 (de) * | 2001-05-28 | 2002-10-24 | Webasto Vehicle Sys Int Gmbh | Fahrzeugdach mit wenigstens einem verschiebbaren Himmelteil und einem angrenzenden Verkleidungsteil |
US7314246B2 (en) * | 2005-12-22 | 2008-01-01 | Specialty Vehicle Acquisition Corp. | Multi-panel sunroof system |
DE102016009136B4 (de) | 2016-07-28 | 2019-09-12 | Daimler Ag | Kraftwagen mit einem Dachmodul |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5421325B2 (ja) * | 1974-08-01 | 1979-07-30 |
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---|---|---|---|---|
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FR2261893B1 (ja) * | 1974-02-26 | 1976-06-25 | Peugeot & Renault | |
GB1458329A (en) * | 1974-07-24 | 1976-12-15 | Baier W Baier W Schober L | Motor vehicle roof |
DE2808452C2 (de) * | 1978-02-28 | 1985-04-04 | Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting | Schiebedach für Kraftfahrzeuge |
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NL8500808A (nl) * | 1985-03-20 | 1986-10-16 | Vermeulen Hollandia Octrooien | Schuifdak voor een voertuig. |
-
1985
- 1985-09-11 DE DE3532318A patent/DE3532318C1/de not_active Expired
-
1986
- 1986-07-16 GB GB8617386A patent/GB2180201B/en not_active Expired
- 1986-09-02 US US06/902,982 patent/US4707022A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-09-05 NL NL8602253A patent/NL192334C/nl not_active IP Right Cessation
- 1986-09-05 MX MX003664A patent/MX168435B/es unknown
- 1986-09-08 FR FR868612556A patent/FR2586973B1/fr not_active Expired
- 1986-09-08 AU AU62427/86A patent/AU581149B2/en not_active Ceased
- 1986-09-09 JP JP61210835A patent/JPS6285716A/ja active Granted
- 1986-09-10 SE SE8603781A patent/SE469625B/sv not_active IP Right Cessation
- 1986-09-10 BR BR8604320A patent/BR8604320A/pt not_active IP Right Cessation
- 1986-09-11 IT IT21673/86A patent/IT1197207B/it active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421325B2 (ja) * | 1974-08-01 | 1979-07-30 | ||
JPS5139820A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-03 | Toyota Motor Co Ltd | Suraideinguruufu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2180201A (en) | 1987-03-25 |
GB2180201B (en) | 1989-09-06 |
NL192334B (nl) | 1997-02-03 |
SE469625B (sv) | 1993-08-09 |
AU581149B2 (en) | 1989-02-09 |
IT8621673A0 (it) | 1986-09-11 |
IT8621673A1 (it) | 1988-03-11 |
US4707022A (en) | 1987-11-17 |
AU6242786A (en) | 1987-03-12 |
SE8603781L (sv) | 1987-03-12 |
SE8603781D0 (sv) | 1986-09-10 |
NL8602253A (nl) | 1987-04-01 |
JPS6285716A (ja) | 1987-04-20 |
BR8604320A (pt) | 1987-05-05 |
GB8617386D0 (en) | 1986-08-20 |
MX168435B (es) | 1993-05-25 |
FR2586973A1 (fr) | 1987-03-13 |
NL192334C (nl) | 1997-06-04 |
DE3532318C1 (de) | 1986-12-18 |
FR2586973B1 (fr) | 1989-07-07 |
IT1197207B (it) | 1988-11-30 |
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