JPS63181104A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドの製造方法

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JPS63181104A
JPS63181104A JP1246687A JP1246687A JPS63181104A JP S63181104 A JPS63181104 A JP S63181104A JP 1246687 A JP1246687 A JP 1246687A JP 1246687 A JP1246687 A JP 1246687A JP S63181104 A JPS63181104 A JP S63181104A
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JP
Japan
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glass
groove
winding
magnetic
track width
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Pending
Application number
JP1246687A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kato
三雄 加藤
Akira Nemoto
昭 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録再生装置などに用いられる磁気ヘッド
の製造方法に関する。
(従来の技術) ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装置に用いら
れる磁気ヘッドは、従来は例えば第9図乃至第11図に
示すような方法で製造されていた。
すなわち、第9図に示すように1対の磁性基板1゜2の
うち一方、例えば磁性基板1の片面に巻線溝3a、3b
及びガラス充填溝4をそれぞれ形成し、これらの溝38
,3b、4に対して直角方向に複数個のトラック幅規制
溝5を形成する。次に第10図に示すような定置材6の
両側にガラス材7,8を溶着してなる複合ガラス材9を
前記ガラス充填溝4に装填し、加熱溶融させて磁性コア
1,2を接合一体化する。
このような従来の磁気ヘッドの製造方法によると、複合
ガラス材9を形成するガラス材7,8が定置材6に溶着
されているため、加熱溶融時にガラスの流動方向が規制
され、磁性コア1.2の長さ方向の全域にわたってガラ
スが均等に配分される。従って、ガラスはガラス充填溝
4からトラック幅規制溝5に流動され、このトラック幅
規制溝5にもこのガラスが全域にわたって均等に充填さ
れる。この場合加熱処理温度はガラスが十分トラック幅
規制溝5に沿って流動する温度、すなわちガラスの粘性
が103乃至104センチポイズとなる温度に設定する
ことが必要となる。また磁性基板1.2に形成された各
種湯3,4.5の中やガラス材7,8が汚れている場合
や、ガラスの流動過程において不均一なガラスの濡れが
ある場合には、溶着後のガラス中に第11図に示すよう
な気泡10が発生する。そしてこの気泡10が磁気テー
プなどの記録媒体との当接面に発生すると、磁気ヘッド
としての性能が低下するという問題があった。
一方、磁気記録再生の高密度化及びディジタル化に伴な
って、磁気ヘッドには小型で高性能のものが要望されて
いる。このためには巻線溝3を縮小して最短磁路長を短
かくすることが必要となる。
しかしながら従来の製造方法では、巻線溝3を小さくし
た場合、トラック幅規制溝5に充填するガラスが巻線溝
内を流動して、巻線溝3内にガラスが充填されてしまう
という問題があった。従って、上述した複合ガラス材9
を用いる従来の製造方法では、巻線溝3を縮小すること
は困難であった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従来の磁気ヘッドの製造方法において問題であ
った、磁気ヘッドを小型化する場合にガラスが巻線溝を
満たしてしまうため、巻線溝を縮小することが困難であ
るという問題を解決し、巻線溝の空間を均質に維持しつ
つこの巻線溝を縮小することができる磁気ヘッドの製造
方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、1対の磁性基板
の少なくとも一方に巻線溝、ガラス充填溝及びトラック
幅規制溝を形成する第1の工程と、前記巻線溝、ガラス
充填溝及びトラック幅規制溝にそれぞれガラスを充填す
る第2の工程と、前記巻線溝及びガラス充填溝に充填さ
れたガラスの一部を除去し、それぞれ第2の巻線溝及び
空隙溝を形成し、これらの表面に非磁性薄膜よりなるガ
ラス流動規制膜を形成し、さらにこのガラス流動規制膜
の余剰部分を除去してギャップ対向面を形成する第3の
工程と、このギャップ対向面の少なくとも一部にギャッ
プ形成膜を設けて、このギャップ形成膜を介して前記1
対の磁性基板を突き合わせ、前記充填されたガラスを溶
融させて一体に接合する第4の工程と、この接合された
ブロック体を所定の外形に加工する第5の工程とから、
磁気ヘッドを製造するようにしたものである。
(作用) 上記の方法によると、1対の磁性基板の接合面側の8溝
にあらかじめガラスを充填するため、接合時の加熱処理
においてガラスの表面張力による寄り集まりが防止でき
て、接合されたブロックの長さ方向に均質にガラスを配
することができる。
また充填されたガラスの表面及びガラスが被覆されてい
ない巻線溝の表面に非磁性膜によるガラス流動規制膜を
形成することにより、加熱処理時の接合用ガラスの変形
及び流動方向を規制することができる。この結果、接合
用ガラスの動きを規制することができて、巻線溝が小ざ
い場合でも巻線に必要な空間を均質に維持することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明に係る磁気ヘッドの製造方法の一実施例を
図面を参照して説明する。
第1図乃至第5図に本発明の一実施例を示す。
これらの図において第9図に示す従来例と同一または同
等部分には同一符号を付して示す。第1の工程において
、第1図に示すようにフェライト、センダストなどより
なる2枚の磁性基板1,2にそれぞれガラス充填溝4a
、4bを形成し、一方の磁性基板1に巻線溝3を形成す
る。ざらにこれらの溝3,4と直角の方向に複数本のト
ラック幅規制溝5を一定間隔で形成する。次に第2の工
程においてガラス充填溝4a、4bに前記巻線溝3及び
トラック幅規制溝5に充填するためのガラス11を配置
して、Ar、N2などの不活性ガス雰囲気中において、
ガラスが溶融、流動する温度で加熱処理を行なう。そし
てガラス充填溝4a、4b。
巻線溝3及びトラック幅規制溝5にそれぞれガラス11
を充填し、これらの溝3.4.5の周辺に付着している
余剰ガラスを除去して、第2図に示す状態とする。
次に第3の工程において、第3図に示すようにガラス充
填溝4a、4b及び巻線@3に充填されたガラス11の
一部を除去し、それぞれ空隙溝12a。
12b及び第2の巻線溝13を形成する。そして前記磁
性基板1.2のこれらの谷溝が形成された面に、Al1
03 、 S ! 02 、 ZrO2、Ta205な
どの酸化物、または充填されたガラス11よりも高軟化
点のガラス及びC0などの非磁性材料を、スパッタリン
グ、蒸着などの薄膜形成技術により、0.2乃至数μm
の厚さでガラス流動規制膜14として形成する。次に第
3図における2点鎖線の位置までラッピング及びポリッ
シングにより研磨除去し、ギャップ対向面15を仕上げ
る。
次に第4の工程において、第4図に示すように1対の磁
性基板1,2のギャップ対向面15の少なくとも一方の
巻線溝3と端面との間にギャップ形成膜16を設ける。
そしてこのギャップ形成[1Bを介して1対の磁性基板
1,2を突き合わせるとともに、磁性基板1,2の両側
面から加圧力Pを加え、この状態を保ってA、、N2な
どの不活性ガス雰囲気中でガラスの粘性が103乃至1
04センチポイズとなる温度で加熱する。その後除冷し
て磁性基板1,2を接合一体化してブロック体を形成す
る。
次に第5の工程でブロック体の巻線溝3側の端面を円筒
研削により曲面に加工する。そして第5図に示すように
所定位置をワイヤンーまたはバンドソーなどにより一定
の幅にスライスして、所定のトラック幅TWが形成され
た磁気へラドチップ17が得られる。
本実施例によれば、接合用のガラス11があらかじめ磁
性基板1,2の谷溝3,4,5に溶着されるので、磁性
基板1,2の長さ方向全域にわたって均等な量のガラス
が配分できる。そして接合時にガラス11を勇溶融した
ときにも、表面張力によるガラスの収縮及びより集まり
を防止することができる。さらにこの埋設されたガラス
11の表面にはガラス流動規制膜14が形成されている
ので、再溶融時におけるガラス11の流@をざらに規制
することができる。従って、埋設されるガラス11の量
は必要最小限まで少なくすることができる。この結果、
第6図に示すように巻線溝3の深ざDと、トラック幅規
制溝5の深さdとがほぼ等しい場合にも、製造工程にお
いて巻線溝3にガラス11が流動することはない。この
ように本実施例によれば、第7図に示す巻線溝3の深ざ
D及び幅Wが小さい場合でも、ガラス流動規制!!!1
4により励磁コイルの巻装に必要な空間18は確保でき
る。さらに巻線溝3の隅部に付着するガラス11a、1
1bの量も規制できるため、さらに空間18の容積は均
質になる。
一方磁性基板1,2の接合時の加熱処理温度は、巻線溝
3内に埋設されたガラス11a、llbを流動させるこ
とにより従来よりもガラス11の流動する距離を短縮で
きるため、従来よりも低い温度にすることができる。ま
た接合時のガラス11の流動が規制されるため、ガラス
流動時のガラス11の磁性基板1,2の長さ方向への移
動に起因する雰囲気ガスの巻き込み現象によって、トラ
ック幅規制溝5に気泡が発生することを防止できる。
上述した実施例では、トラック幅規制溝5に必らかじめ
ガラス11を充填した場合について説明したが、第8図
に示すようにギャップ対向面15の鏡面仕上げを行なっ
た後にトラック幅規制溝5を形成してもよい。この場合
は、巻線溝3内のガラス11aの体積をトラック幅規制
溝5の容積より大きくしておく。以降の工程は前述した
実施例と同様でおり、第5図に示す磁気へラドチップ1
7を得ることができる。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、1対の磁性基板の接合
面の谷溝にあらかじめガラスを充填し、かつその表面に
ガラス流動規制膜を形成したので、磁性基板の長さ方向
に均質にガラスを配することができ、かつ接合時の加熱
処理によるガラスの変形及び流動方向を規制することが
できる。このため巻線溝を小ざくしてもコイルの巻装に
必要な空間を確保することができ、しかもトラック幅規
制溝に気泡が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係る磁気ヘッドの製造方法
の一実施例による各工程を示す模式図、第6図及び第7
図は本実施例により製造された磁気ヘッドブロックを示
す側面図、゛第8図は本発明の他の実施例を示す模式図
、第9図は従来の磁気ヘッドの製造方法を示す斜視図、
第10図は第9図の複合ガラス材を示す斜視図、@11
図は第9図のガラス充填状態を示す側面図である。 1.2・・・磁性基板   3・・・巻線溝4・・・ガ
ラス充填溝   5・・・トラック幅規制溝11・・・
ガラス      12・・・空隙溝13・・・第2の
巻線溝   14・・・ガラス流動規制膜15・・・ギ
ャップ対向面  16・・・ギャップ形成膜代理人 弁
理士  則 近 憲 缶 周  宇治 弘 第4図 第5因 第6図      第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1対の磁性基板の少なくとも一方に巻線溝、ガラ
    ス充填溝及びトラック幅規制溝を形成する第1の工程と
    、前記巻線溝、ガラス充填溝及びトラック幅規制溝にそ
    れぞれガラスを充填する第2の工程と、前記巻線溝及び
    ガラス充填溝に充填されたガラスの一部を除去し、それ
    ぞれ第2の巻線溝及び空隙溝を形成し、これらの表面に
    非磁性薄膜よりなるガラス流動規制膜を形成し、さらに
    このガラス流動規制膜の余剰部分を除去してギャップ対
    向面を形成する第3の工程と、このギャップ対向面の少
    なくとも一部にギャップ形成膜を設けて、このギャップ
    形成膜を介して前記1対の磁性基板を突き合わせ、前記
    充填されたガラスを溶融させて一体に接合する第4の工
    程と、この接合一体化されたブロック体を所定の外形に
    加工する第5の工程とからなることを特徴とする磁気ヘ
    ッドの製造方法。
  2. (2)第1の工程におけるトラック幅規制溝の形成は、
    第3の工程におけるギャップ対向面形成後に行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッドの
    製造方法。
JP1246687A 1987-01-23 1987-01-23 磁気ヘツドの製造方法 Pending JPS63181104A (ja)

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