JPS6247808A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドの製造方法Info
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- JPS6247808A JPS6247808A JP18740485A JP18740485A JPS6247808A JP S6247808 A JPS6247808 A JP S6247808A JP 18740485 A JP18740485 A JP 18740485A JP 18740485 A JP18740485 A JP 18740485A JP S6247808 A JPS6247808 A JP S6247808A
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- JP
- Japan
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- glass
- cores
- grooves
- winding
- magnetic head
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明はビデオチープレコーグなどの磁気記録再生装置
に用いられる磁気ヘッドの製造方法に関する。 ゛ [発明の技術的背景] 近年、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装置の
量産化が進むにつれて、磁気ヘッドには高品質でしかも
安価なものが要求されている。この磁気ヘッドの製造方
法として従来第9図及び第10図に示すような方法があ
った。すなわち、板状の2枚のフェライトコア1,2の
少くとも一方の片面にガラス挿入溝3及び巻線溝4a4
bを形成する。またこれらの2枚のフェライトコア1,
2の対向する面の整合する位置にそれぞれ複数個のトラ
ック規制溝5.6を形成する。次にこれら2枚のフェラ
イトコア1,2をギャップ形成膜7を介して突き合わu
1ガラス挿入溝3に複合ガラス材8を配置する。この複
合ガラス材8は第10図に示すようにガラス8a、8b
の間に定置材8Cを挟持し、一体成形されてできている
。そしてガラス8a、 8bを溶融してトラック規制溝
5,6まで流入ざぜることにより2枚のフェライトコア
]。
に用いられる磁気ヘッドの製造方法に関する。 ゛ [発明の技術的背景] 近年、ビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装置の
量産化が進むにつれて、磁気ヘッドには高品質でしかも
安価なものが要求されている。この磁気ヘッドの製造方
法として従来第9図及び第10図に示すような方法があ
った。すなわち、板状の2枚のフェライトコア1,2の
少くとも一方の片面にガラス挿入溝3及び巻線溝4a4
bを形成する。またこれらの2枚のフェライトコア1,
2の対向する面の整合する位置にそれぞれ複数個のトラ
ック規制溝5.6を形成する。次にこれら2枚のフェラ
イトコア1,2をギャップ形成膜7を介して突き合わu
1ガラス挿入溝3に複合ガラス材8を配置する。この複
合ガラス材8は第10図に示すようにガラス8a、8b
の間に定置材8Cを挟持し、一体成形されてできている
。そしてガラス8a、 8bを溶融してトラック規制溝
5,6まで流入ざぜることにより2枚のフェライトコア
]。
2のガラス接合を行なっていた。
[背景技術の問題点]
上述した従来のガラス接合方法による場合、複合ガラス
材8の厚さTGが大きくなると、ガラスBa、Bbの溶
融時に第11図に示すように定置材8Cがガラスの表面
張力によりガラス溝3の側面に引きよせられてしまう。
材8の厚さTGが大きくなると、ガラスBa、Bbの溶
融時に第11図に示すように定置材8Cがガラスの表面
張力によりガラス溝3の側面に引きよせられてしまう。
このためガラス8a。
8bが左右に均等配分されず、図中右側に示すようにガ
ラスの充填されない部分が生じる。また、ガラス8a、
8bをガラス溝3から巻線溝4a。
ラスの充填されない部分が生じる。また、ガラス8a、
8bをガラス溝3から巻線溝4a。
4bを経てトラック規制溝5.6まで流動させて充填す
るためにはガラス3a、Bbの粘度を104乃至103
ボイズに下げることが必要となる。しかし高温処理を行
なうとガラスBa、Bbが活性化されて、有機物の付着
物やギャップ形成膜7と反応してCO2ガスを発生し、
例えば、ガラス8a中に気泡9が発生する。この場合、
ガラス8a。
るためにはガラス3a、Bbの粘度を104乃至103
ボイズに下げることが必要となる。しかし高温処理を行
なうとガラスBa、Bbが活性化されて、有機物の付着
物やギャップ形成膜7と反応してCO2ガスを発生し、
例えば、ガラス8a中に気泡9が発生する。この場合、
ガラス8a。
8bの粘度が低いため前記定置材8Gが移動した場合、
ガラス8a、8bのうちより多くのガラスが供給された
図中左側の部分において巻線溝4aとガラス8aとの界
面をガラス8aが上昇する。
ガラス8a、8bのうちより多くのガラスが供給された
図中左側の部分において巻線溝4aとガラス8aとの界
面をガラス8aが上昇する。
この結果、第12図または第13図に示すようにガラス
8aが巻線溝4aに充填され、所定間の巻線10の巻装
が行えないという問題が発生する。また巻線溝4a、4
bには手作業によって巻線10が巻装されるが第12図
に示すように例えば、巻線溝4aにガラス8aが不均一
に埋められると、機械による巻線10の巻装が困難とな
る。また、ガラス8a。
8aが巻線溝4aに充填され、所定間の巻線10の巻装
が行えないという問題が発生する。また巻線溝4a、4
bには手作業によって巻線10が巻装されるが第12図
に示すように例えば、巻線溝4aにガラス8aが不均一
に埋められると、機械による巻線10の巻装が困難とな
る。また、ガラス8a。
8bが活性化されているためフェライトコア1゜2及び
ギャップ形成膜7のそれぞれの表面との相互拡散!■が
多い。このため第14図に示すようにガラス溶融前の1
〜ラック幅Taが溶着後Tbと少さくなってしまう。さ
らにまた耐摩耗性の良いガラスは一般に軟化点及び作業
温度が高いため、高温下で熱エツチングされるコア材を
使用する場合には、耐摩耗性の改善を接首ガラスの材質
の改善で行なうことは困難である。さらに複合ガラス材
8は溶着切断によって作製するため、小型化すると材料
歩留りが悪いばかりでなく、加工時に切削油、ワックス
、砥粒などの汚れが付着するため、十分な洗浄を行なう
ことが必要である。しか1小型の複合ガラスではこれら
の汚れを十分に洗浄除去することが困難である。上述し
たように従来の磁気ヘッドの製造方法においては多くの
問題点があった。
ギャップ形成膜7のそれぞれの表面との相互拡散!■が
多い。このため第14図に示すようにガラス溶融前の1
〜ラック幅Taが溶着後Tbと少さくなってしまう。さ
らにまた耐摩耗性の良いガラスは一般に軟化点及び作業
温度が高いため、高温下で熱エツチングされるコア材を
使用する場合には、耐摩耗性の改善を接首ガラスの材質
の改善で行なうことは困難である。さらに複合ガラス材
8は溶着切断によって作製するため、小型化すると材料
歩留りが悪いばかりでなく、加工時に切削油、ワックス
、砥粒などの汚れが付着するため、十分な洗浄を行なう
ことが必要である。しか1小型の複合ガラスではこれら
の汚れを十分に洗浄除去することが困難である。上述し
たように従来の磁気ヘッドの製造方法においては多くの
問題点があった。
[発明の目的]
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、簡単
な方法で安価に品質の安定した磁気ヘッドを製造するこ
とのできる磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的
とする。
な方法で安価に品質の安定した磁気ヘッドを製造するこ
とのできる磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的
とする。
[発明のv1要]
本発明は中央部に溶融点の高い非磁性材を有し。
外周部にガラス材を有する複合ガラス材料を加熱溶融す
ることにより、相対向する一対のコアを相互に接合する
ようにして磁気ヘッドを製造して、所期の目的を達成す
るようにした°bのでおる。
ることにより、相対向する一対のコアを相互に接合する
ようにして磁気ヘッドを製造して、所期の目的を達成す
るようにした°bのでおる。
[発明の実施例]
以下、本発明に係る磁気ヘッドの製造方法の一実施例を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
第」図乃至第6図に本発明の一実施例を示す。
これらの図において、第9図及び第12図に示す従来例
と同一または同等部分には同一符号を付して示す。第1
の工程では第1図に示すにうに板状の2枚のフェライト
コア1,2の対向する面のそれぞれ整合づる位置に、ガ
ラス挿入溝3a、3b、巻線溝4a、4b及びトラック
規制溝5,6を機械加工などで形成する。そしてギャッ
プ形成膜7を介して前記台溝が整合する位置にくるよう
に突き合わせる。なお本実施例では磁気ヘッドを並列2
列取りする場合を示している。
と同一または同等部分には同一符号を付して示す。第1
の工程では第1図に示すにうに板状の2枚のフェライト
コア1,2の対向する面のそれぞれ整合づる位置に、ガ
ラス挿入溝3a、3b、巻線溝4a、4b及びトラック
規制溝5,6を機械加工などで形成する。そしてギャッ
プ形成膜7を介して前記台溝が整合する位置にくるよう
に突き合わせる。なお本実施例では磁気ヘッドを並列2
列取りする場合を示している。
次に第2の工程ではガラス挿入溝3a、3b及び巻線溝
4bに本発明の特徴である複合ガラス材料11をそれぞ
れ配置する。この複合ガラス材料11は第2図に示すよ
うに、外径がB、内径がAに形成されたチューブ状のガ
ラスllaの内径内に定置材11bが埋めこまれて形成
されている。この定置材11bは非磁性の金属A12o
3、ZrO2またはガラスllaよりも高融点のガラス
などがらなっている。またこの定置材11bの長さしは
前記コア1.2の長さとほぼ等しい長さに切vrTされ
ている第3の工程では第1図に示すように配置されたコ
ア1,2の両側面より加圧した状態を保ちつつ、N2ガ
スなどの不活性ガス中で加熱する。この加熱はガラス1
1aの粘度が103乃至10”ボイスとなるような温度
で行ない、トラック規制溝5.6にガラス11aを充填
するとともにコア1.2を接合する。
4bに本発明の特徴である複合ガラス材料11をそれぞ
れ配置する。この複合ガラス材料11は第2図に示すよ
うに、外径がB、内径がAに形成されたチューブ状のガ
ラスllaの内径内に定置材11bが埋めこまれて形成
されている。この定置材11bは非磁性の金属A12o
3、ZrO2またはガラスllaよりも高融点のガラス
などがらなっている。またこの定置材11bの長さしは
前記コア1.2の長さとほぼ等しい長さに切vrTされ
ている第3の工程では第1図に示すように配置されたコ
ア1,2の両側面より加圧した状態を保ちつつ、N2ガ
スなどの不活性ガス中で加熱する。この加熱はガラス1
1aの粘度が103乃至10”ボイスとなるような温度
で行ない、トラック規制溝5.6にガラス11aを充填
するとともにコア1.2を接合する。
第4の工程で第1図に示す2点鎖線の位置で上下に切断
分割して、2個の接合ヘッドブロックを得る。この接合
ヘッドブロックの巻線溝4a、4b側の端面に、第3図
に示すように所定の形状め曲面を有する摺動面12を形
成する。
分割して、2個の接合ヘッドブロックを得る。この接合
ヘッドブロックの巻線溝4a、4b側の端面に、第3図
に示すように所定の形状め曲面を有する摺動面12を形
成する。
R後に第5の工程で前記接合ヘッドブロックを第3図に
示すように所定の長さにスライスを行い、巻線溝4aに
巻線10を巻回して励磁コイルを形成して磁気ヘッドが
完成する。
示すように所定の長さにスライスを行い、巻線溝4aに
巻線10を巻回して励磁コイルを形成して磁気ヘッドが
完成する。
上述した本実施例による作用を以下に説明する。
前記複合ガラス材料11を加熱するとガラスllaは溶
融して定置材11bに付着する。従って、ガラス11a
の寄り集まりを防止できる。すなわち、複合ガラス材料
11の全長しにわたって均等にガラス11aが供給され
る。この結果、第4図に第3図の断面図として示すよう
に、巻線溝4aの各隅部のHXDの範囲にガラスlla
が均一に付着される。
融して定置材11bに付着する。従って、ガラス11a
の寄り集まりを防止できる。すなわち、複合ガラス材料
11の全長しにわたって均等にガラス11aが供給され
る。この結果、第4図に第3図の断面図として示すよう
に、巻線溝4aの各隅部のHXDの範囲にガラスlla
が均一に付着される。
ここで第3図は第1図に示す2個の接合ヘッドブロック
のうち図中上部のブロックからスライスしたブロックか
ら作られた磁気ヘッドを示し、第5図は下部のブロック
から作られた磁気ヘッドを示す。第5図に示す磁気ヘッ
ドは第1図に示すように、ガラス溝3b及び巻線溝4b
にそれぞれ複合ガラス材料11を配置して製造したもの
である。
のうち図中上部のブロックからスライスしたブロックか
ら作られた磁気ヘッドを示し、第5図は下部のブロック
から作られた磁気ヘッドを示す。第5図に示す磁気ヘッ
ドは第1図に示すように、ガラス溝3b及び巻線溝4b
にそれぞれ複合ガラス材料11を配置して製造したもの
である。
この場合、ガラス溝3bに配置された複合ガラス材料1
1は、このガラス溝3bから巻線溝4bに至る間に形成
された1〜ラック規制溝5,6を充填するとともに、コ
ア1,2を接合するためのものである。さらに巻線溝4
bに配置された複合ガラス材料11は、この巻線溝4b
の図中上端(デプスエンド)及び摺動面12のトラック
規制溝4.5を充填するとともに、コア1.2を接合す
るためのものである。
1は、このガラス溝3bから巻線溝4bに至る間に形成
された1〜ラック規制溝5,6を充填するとともに、コ
ア1,2を接合するためのものである。さらに巻線溝4
bに配置された複合ガラス材料11は、この巻線溝4b
の図中上端(デプスエンド)及び摺動面12のトラック
規制溝4.5を充填するとともに、コア1.2を接合す
るためのものである。
上記のように2種の複合ガラス材料11を用いることに
より、ガラス溝3bから巻線溝4bに至るトラック規制
溝5.6を充填するガラスと、巻線溝4bのデプスエン
ド及び摺動面12のトラック規制溝5,6を充填するガ
ラスとは、連続した構造でなくてもよいことになる。す
なわち、巻線溝4bのデプスエンド部分に付着するガラ
スllaの量は巻線溝4bに配置された複合ガラス材料
11を形成するガラスllaの体積を調整することによ
り制御できる。同様にしてガラス溝3bから巻線溝4b
に至る部分のガラス付@量は、ガラス溝4bに配置され
た複合ガラス材料11を形成するガラス11aの体積を
調整することにより制御できる。
より、ガラス溝3bから巻線溝4bに至るトラック規制
溝5.6を充填するガラスと、巻線溝4bのデプスエン
ド及び摺動面12のトラック規制溝5,6を充填するガ
ラスとは、連続した構造でなくてもよいことになる。す
なわち、巻線溝4bのデプスエンド部分に付着するガラ
スllaの量は巻線溝4bに配置された複合ガラス材料
11を形成するガラスllaの体積を調整することによ
り制御できる。同様にしてガラス溝3bから巻線溝4b
に至る部分のガラス付@量は、ガラス溝4bに配置され
た複合ガラス材料11を形成するガラス11aの体積を
調整することにより制御できる。
第5図に示す例はガラス溝3bに配置された複合ガラス
材料11のガラス11aの体積を、ガラス溝3bから巻
線溝4bに至る間のトラック規制溝5゜6の溝容積より
少なくした場合である。従って、この領域内のトラック
現ill溝5,6内にはガラス11aが充填されない部
分ΔGができる。このようにして得られたヘッドチップ
は第6図に示すように、巻線溝4bにお一プるガラス1
4着部がデプスエンド近傍のEXEの範囲のみとなり、
ガラスllaの付着量を少なくできる。従って、巻線溝
4bの空間を最大限に活用して巻線10の巻装ができる
。
材料11のガラス11aの体積を、ガラス溝3bから巻
線溝4bに至る間のトラック規制溝5゜6の溝容積より
少なくした場合である。従って、この領域内のトラック
現ill溝5,6内にはガラス11aが充填されない部
分ΔGができる。このようにして得られたヘッドチップ
は第6図に示すように、巻線溝4bにお一プるガラス1
4着部がデプスエンド近傍のEXEの範囲のみとなり、
ガラスllaの付着量を少なくできる。従って、巻線溝
4bの空間を最大限に活用して巻線10の巻装ができる
。
上述したように本実施例によれば、複合ガラス材料11
は光フアイバ用ケーブルの¥J造技術を応用して、超小
形のものから大形のものまで容易なプロセスで1qられ
るので、表面を円滑でしかも清浄に形成することができ
る。また小形の複合ガラス材料11が得られるため、巻
線溝48,4bを埋める間を少くすることができる。こ
の結果、巻線溝48.4bの空間部を所定の大きさで大
きく形成することが容易となり、励磁コイルの自動巻線
が可能となる。また、巻線溝4bに小形の複合ガラス材
料11を配置することにより、ガラス11aの粘度が1
04乃至105ポイズ程度になる低温でガラス接合が可
能となる。従って、ガラス11aとフェライトコア1,
2及びギA・ツブ形成膜7のそれぞれの表面との相互拡
散が防止できる。その結果、トラック幅及びギヤツブ艮
の変動を少くすることができる。同時に低温接合のため
に気泡発生も少なくすることができる。ざらにまた、ガ
ラス11aの粘度の高い低温状態でガラス接合できるた
め、軟化点の高い耐摩耗性の良好なガラス材の使用が可
能となる。
は光フアイバ用ケーブルの¥J造技術を応用して、超小
形のものから大形のものまで容易なプロセスで1qられ
るので、表面を円滑でしかも清浄に形成することができ
る。また小形の複合ガラス材料11が得られるため、巻
線溝48,4bを埋める間を少くすることができる。こ
の結果、巻線溝48.4bの空間部を所定の大きさで大
きく形成することが容易となり、励磁コイルの自動巻線
が可能となる。また、巻線溝4bに小形の複合ガラス材
料11を配置することにより、ガラス11aの粘度が1
04乃至105ポイズ程度になる低温でガラス接合が可
能となる。従って、ガラス11aとフェライトコア1,
2及びギA・ツブ形成膜7のそれぞれの表面との相互拡
散が防止できる。その結果、トラック幅及びギヤツブ艮
の変動を少くすることができる。同時に低温接合のため
に気泡発生も少なくすることができる。ざらにまた、ガ
ラス11aの粘度の高い低温状態でガラス接合できるた
め、軟化点の高い耐摩耗性の良好なガラス材の使用が可
能となる。
第7固渋、・び第8図に本発明に使用する複合ガラス材
料の他の実施例を示す。第7図に示す複合ガラス材料1
3は第2図に示す円筒状の複合ガラス材料11をガラス
の転位温度乃至軟化温度の範囲で成形し、先端部をガラ
ス溝3a、3bまたは巻線溝48.4bのデプスエンド
部の角度とほぼ等しい角度にしたものである。このよう
に成形された複合ガラス材料13を用いて接合すれば、
コア1,2とガラス13aと接触面積を大きくとること
ができる。従って、軟化したガラス13aは早期にコア
1゜2に多量が付着し、定置材13bがガラス13aの
体積に比べて著しく少ない場合でも、長さ方向のガラス
13aの寄り集まりを防止することができる。
料の他の実施例を示す。第7図に示す複合ガラス材料1
3は第2図に示す円筒状の複合ガラス材料11をガラス
の転位温度乃至軟化温度の範囲で成形し、先端部をガラ
ス溝3a、3bまたは巻線溝48.4bのデプスエンド
部の角度とほぼ等しい角度にしたものである。このよう
に成形された複合ガラス材料13を用いて接合すれば、
コア1,2とガラス13aと接触面積を大きくとること
ができる。従って、軟化したガラス13aは早期にコア
1゜2に多量が付着し、定置材13bがガラス13aの
体積に比べて著しく少ない場合でも、長さ方向のガラス
13aの寄り集まりを防止することができる。
第8図に示す複合ガラス材料14は、チューブ状のガラ
ス14aの内周面にガラス14aよりも高い融点の非磁
性材の粉末または、薄膜の非磁性層14bを形成したも
のである。この非磁性材としては、Δ1203、ZrO
2、SiO2、結晶化ガラス高融点ガラス、SUSなど
がある。このような複合ガラス材料14を用いて接合す
れば、ガラス14aの溶融時に非磁性層14bの周囲に
おるガラス14aは、この非磁性層の介在によって流動
性が抑止される。この結果、長さ方向のガラスの寄り集
まりを防止することができる。
ス14aの内周面にガラス14aよりも高い融点の非磁
性材の粉末または、薄膜の非磁性層14bを形成したも
のである。この非磁性材としては、Δ1203、ZrO
2、SiO2、結晶化ガラス高融点ガラス、SUSなど
がある。このような複合ガラス材料14を用いて接合す
れば、ガラス14aの溶融時に非磁性層14bの周囲に
おるガラス14aは、この非磁性層の介在によって流動
性が抑止される。この結果、長さ方向のガラスの寄り集
まりを防止することができる。
上記各実施例では、コア1,2から磁気ヘッドを並列2
列取りする場合について説明したが、1列取りまたは複
数列取りの場合にも応用でき、同様の効果がある。
列取りする場合について説明したが、1列取りまたは複
数列取りの場合にも応用でき、同様の効果がある。
[発明の効果]
上述したように本発明によれば、中央に溶融点の高い非
磁性材を有し、外周にガラス材を有する接合ガラス材料
を加熱溶融して、相対向する一対のコアを相互に接合し
て磁気ヘッドの接合ヘッドブロックを製造するようにし
たので、品質の安定した磁気ヘッドを簡単な方法で安価
に製造することができる。
磁性材を有し、外周にガラス材を有する接合ガラス材料
を加熱溶融して、相対向する一対のコアを相互に接合し
て磁気ヘッドの接合ヘッドブロックを製造するようにし
たので、品質の安定した磁気ヘッドを簡単な方法で安価
に製造することができる。
第1図は本発明に係る磁気ヘッドの製造方法の一実施例
を示す斜視図、第2図は本実施例に使用する複合ガラス
材料を示す斜視図、第3図及び第5図は第1図に示す製
造方法によって製造された磁気ヘッドを示す斜視図、第
4図及び第6図はそれぞれ第3図及び第5図の巻線溝部
を示す断面図、第7図及び第8図はそれぞれ本発明に使
用する複合ガラス材料の他の実施例を示す斜視図、第9
図は従来の磁気ヘッドの製造方法を示す斜視図、第10
図は第9図の接合ガラス材料を示す拡大斜視図、第11
図乃至第14図はそれぞれ第9図に示す従来の製造方法
によるガラス溶着後の状態を示す断面図である。 1.2・・・フエライ1〜コア 3、11.13.14・・・複合ガラス材わ13a、
8b、lla、13a、14a・・・ガラス8c、ll
b、13b、 14’o−・・非磁性材(定置、!、4
>代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 宇治 弘 第1図 第2図 Ha 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 1 汽 第11図 第12図
を示す斜視図、第2図は本実施例に使用する複合ガラス
材料を示す斜視図、第3図及び第5図は第1図に示す製
造方法によって製造された磁気ヘッドを示す斜視図、第
4図及び第6図はそれぞれ第3図及び第5図の巻線溝部
を示す断面図、第7図及び第8図はそれぞれ本発明に使
用する複合ガラス材料の他の実施例を示す斜視図、第9
図は従来の磁気ヘッドの製造方法を示す斜視図、第10
図は第9図の接合ガラス材料を示す拡大斜視図、第11
図乃至第14図はそれぞれ第9図に示す従来の製造方法
によるガラス溶着後の状態を示す断面図である。 1.2・・・フエライ1〜コア 3、11.13.14・・・複合ガラス材わ13a、
8b、lla、13a、14a・・・ガラス8c、ll
b、13b、 14’o−・・非磁性材(定置、!、4
>代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 宇治 弘 第1図 第2図 Ha 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 1 汽 第11図 第12図
Claims (1)
- 中央部に溶融点の高い非磁性材を有し、外周部にガラス
材を有する複合ガラス材料を加熱溶融することにより、
相対向する一対のコアを相互に接合するようにしたこと
を特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18740485A JPS6247808A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18740485A JPS6247808A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247808A true JPS6247808A (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=16205434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18740485A Pending JPS6247808A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 磁気ヘツドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247808A (ja) |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP18740485A patent/JPS6247808A/ja active Pending
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