JPS63177311A - 薄膜磁気ヘツド - Google Patents
薄膜磁気ヘツドInfo
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- JPS63177311A JPS63177311A JP62008031A JP803187A JPS63177311A JP S63177311 A JPS63177311 A JP S63177311A JP 62008031 A JP62008031 A JP 62008031A JP 803187 A JP803187 A JP 803187A JP S63177311 A JPS63177311 A JP S63177311A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3163—Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気ディスク装置、VTR等における磁気ヘ
ッド、特に、薄膜磁気ヘッドに係り、高性能、高信頼性
な薄膜磁気ヘッドを作製するためのものである。
ッド、特に、薄膜磁気ヘッドに係り、高性能、高信頼性
な薄膜磁気ヘッドを作製するためのものである。
従来の薄膜磁気ヘッドは、例えば、第2図に示すように
、上部磁極19および下部磁極12はNlFs合金膜で
、かつ、該両磁極を磁気的に。
、上部磁極19および下部磁極12はNlFs合金膜で
、かつ、該両磁極を磁気的に。
さらに、該両磁極とコイル16とを電気的に分離する絶
縁層21として高耐熱性高分子膜であるPIQ (日立
化成社商標)が用いられていたにこでは、NiFe合金
膜の成膜時の基板加熱に耐え、かつ、コイルの凹凸を平
坦にし易い絶縁層としてPIQを用いている。一方、N
i Fa合金膜をメッキ法により低温で成膜する方法も
知られている。この種の薄膜磁気ヘッドにおいては、絶
縁層21としてPIQの代りに微細加工の容易なホトレ
ジスト膜が用いられている。
縁層21として高耐熱性高分子膜であるPIQ (日立
化成社商標)が用いられていたにこでは、NiFe合金
膜の成膜時の基板加熱に耐え、かつ、コイルの凹凸を平
坦にし易い絶縁層としてPIQを用いている。一方、N
i Fa合金膜をメッキ法により低温で成膜する方法も
知られている。この種の薄膜磁気ヘッドにおいては、絶
縁層21としてPIQの代りに微細加工の容易なホトレ
ジスト膜が用いられている。
薄膜磁気ヘッドにおいては、より性能を高める、すなわ
ち、S/N比を向上させるためにコイル16の低電気抵
抗化が必要である。このため導体断面積を大きくする努
力がはかられている。一方、コイルが巻かれている磁路
の長さはできるだけ短い距離とすることが望ましい、こ
れらの要求を満足させるため、従来はコイルを多層に巻
線する方法が一般に行なわれてきた。前述した簿膜磁気
ヘッドではコイル16を2層化している。この例では幅
6μm間隔3μm高さ2μmの導体を100μmの間隔
に17ターン巻くため、第1層目を9ターン、2層目を
8ターンとしである。しかし、プロセス的には工程数が
増え複雑になってしまう。
ち、S/N比を向上させるためにコイル16の低電気抵
抗化が必要である。このため導体断面積を大きくする努
力がはかられている。一方、コイルが巻かれている磁路
の長さはできるだけ短い距離とすることが望ましい、こ
れらの要求を満足させるため、従来はコイルを多層に巻
線する方法が一般に行なわれてきた。前述した簿膜磁気
ヘッドではコイル16を2層化している。この例では幅
6μm間隔3μm高さ2μmの導体を100μmの間隔
に17ターン巻くため、第1層目を9ターン、2層目を
8ターンとしである。しかし、プロセス的には工程数が
増え複雑になってしまう。
そこで1幅1間隔を小さくして高密度に巻き、高さを大
きくして低電気抵抗化を図ることが考えられている。例
えば、前述した2層化コイルの電気抵抗を変えないで1
層化しようとすると、コイル導体の幅、間隔、高さはそ
れぞれ3〜3.5 μm。
きくして低電気抵抗化を図ることが考えられている。例
えば、前述した2層化コイルの電気抵抗を変えないで1
層化しようとすると、コイル導体の幅、間隔、高さはそ
れぞれ3〜3.5 μm。
2μm、3・5 μm程度になる。
ところで、9膜磁気ヘツドにおいてはコイル16上に電
気的、磁気的絶縁層21を形成する。
気的、磁気的絶縁層21を形成する。
この絶la層はコイルによる凹凸を平坦にし、絶縁層2
1上に形成する上部磁極19の特性劣化を防止する役目
もある。前記したPIQ、ホトレジストはともに流動性
の高分子樹脂で、回転塗布法で簡便にコイルによる凹凸
を平坦化しやすいということで使用されている。しかし
、コイルの間隔が小さく、高さが大きくなった場合に対
する絶縁層の形成法については配慮されておらず、従来
の回転塗布法だけでは第3図に示すようにコイル導体間
に気泡31が生じ、充分な平坦性が得にくいという問題
があった。また、従来の半導体配線ではこのように間隔
が小さく高さが大きな配線は必要とされていなかったた
め、この問題は薄膜ヘッドの配線に特有の問題である。
1上に形成する上部磁極19の特性劣化を防止する役目
もある。前記したPIQ、ホトレジストはともに流動性
の高分子樹脂で、回転塗布法で簡便にコイルによる凹凸
を平坦化しやすいということで使用されている。しかし
、コイルの間隔が小さく、高さが大きくなった場合に対
する絶縁層の形成法については配慮されておらず、従来
の回転塗布法だけでは第3図に示すようにコイル導体間
に気泡31が生じ、充分な平坦性が得にくいという問題
があった。また、従来の半導体配線ではこのように間隔
が小さく高さが大きな配線は必要とされていなかったた
め、この問題は薄膜ヘッドの配線に特有の問題である。
さらに薄膜磁気ヘッドでは絶縁層の上面が充分に平坦化
されていないと、絶縁層上に形成する上部磁極の特性が
劣化する。気泡が発生すると平坦性にも影響を及ぼすと
ともに、信頼性の点で問題がある。
されていないと、絶縁層上に形成する上部磁極の特性が
劣化する。気泡が発生すると平坦性にも影響を及ぼすと
ともに、信頼性の点で問題がある。
本発明の目的は間隔が小さく高さの大きい配線上に形成
する絶縁層に関し、狭い配線間を完全に埋め込み、かつ
、充分な平坦性をもつ絶縁層を有する薄膜磁気ヘッドを
提供することである。
する絶縁層に関し、狭い配線間を完全に埋め込み、かつ
、充分な平坦性をもつ絶縁層を有する薄膜磁気ヘッドを
提供することである。
上記目的は基板上に形成した下部磁極、ギャップ層、第
1の絶縁層、第1の絶縁層の上に形成したコイル、第1
の絶縁層およびコイル上に形成した第2の絶縁層、およ
び上部磁極よりなる薄膜磁気ヘッドにおいて、第1の絶
縁層およびコイルと第2の絶縁層との間に界面活性層を
形成することにより達成される。
1の絶縁層、第1の絶縁層の上に形成したコイル、第1
の絶縁層およびコイル上に形成した第2の絶縁層、およ
び上部磁極よりなる薄膜磁気ヘッドにおいて、第1の絶
縁層およびコイルと第2の絶縁層との間に界面活性層を
形成することにより達成される。
コイル導体間に気泡が発生する、すなわち、コイル導体
間に絶縁層が入りにくい原因としては、■絶縁層となる
高分子樹脂の粘度が高い、■高分子樹脂と下地とのぬれ
が悪いがある。■の点については粘度の小さな高分子樹
脂を用いることで対策できる。しかし、コイル導体間隔
がより狭く、高さが大きくなると、この対策だけでは不
充分となる。また、低粘度の高分子樹脂を用いた場合、
回転塗布1回あたりの膜厚が薄くなり、所定膜厚の絶縁
層を形成するために多数回の処理が必要となる。そこで
、■のぬれ性を改善する必要がある。
間に絶縁層が入りにくい原因としては、■絶縁層となる
高分子樹脂の粘度が高い、■高分子樹脂と下地とのぬれ
が悪いがある。■の点については粘度の小さな高分子樹
脂を用いることで対策できる。しかし、コイル導体間隔
がより狭く、高さが大きくなると、この対策だけでは不
充分となる。また、低粘度の高分子樹脂を用いた場合、
回転塗布1回あたりの膜厚が薄くなり、所定膜厚の絶縁
層を形成するために多数回の処理が必要となる。そこで
、■のぬれ性を改善する必要がある。
すなわち、上記目的は、コイル上に形成する高分子樹脂
とコイルおよびコイルの形成されている下地膜とのぬれ
性を良くすることによって達成される。
とコイルおよびコイルの形成されている下地膜とのぬれ
性を良くすることによって達成される。
第4図を用いて述べる。第4図は本発明の概略を示すも
のである。第4図(a)は下地膜31上に形成されたコ
イル16を示す。このコイル16および下地膜31上に
第4図(b)に示すように 1界面活性層17を形成す
る1次に第4図(c)に示すようにコイル16の凹凸を
平坦化するために高分子樹脂層21を形成する。ここで
、コイル16および下地膜31上に形成した界面活性層
17は、高分子樹脂とのぬれ性を良くするための層であ
る。このような界面活性層17を形成することにより、
狭いコイル16導体間にも高分子樹脂21が容易に入り
こみ、前述したような気泡31の発生をなくすことがで
きる。また、その結果、高分子樹脂層21の平坦性も確
保でき、高分子樹脂層21上に形成する磁性膜の特性劣
化も防止できる。
のである。第4図(a)は下地膜31上に形成されたコ
イル16を示す。このコイル16および下地膜31上に
第4図(b)に示すように 1界面活性層17を形成す
る1次に第4図(c)に示すようにコイル16の凹凸を
平坦化するために高分子樹脂層21を形成する。ここで
、コイル16および下地膜31上に形成した界面活性層
17は、高分子樹脂とのぬれ性を良くするための層であ
る。このような界面活性層17を形成することにより、
狭いコイル16導体間にも高分子樹脂21が容易に入り
こみ、前述したような気泡31の発生をなくすことがで
きる。また、その結果、高分子樹脂層21の平坦性も確
保でき、高分子樹脂層21上に形成する磁性膜の特性劣
化も防止できる。
以下5本発明の実施例を図により説明する。
[実施例1]
第1rsは薄膜磁気ヘッドの製造過程を示すものである
。
。
(a)非磁性基板11上に下部磁極12およびリード線
13を形成する。非磁性基板11としてはAlxOδ・
TiCを用いた。下部磁極12およびリード線13はN
i−Fe合金でスパッタリング法により同時に堆積した
。また、パターニングはホトレジスト膜をマスクとした
イオンミリング法により行なった。なお、膜厚は1.0
μmである。
13を形成する。非磁性基板11としてはAlxOδ・
TiCを用いた。下部磁極12およびリード線13はN
i−Fe合金でスパッタリング法により同時に堆積した
。また、パターニングはホトレジスト膜をマスクとした
イオンミリング法により行なった。なお、膜厚は1.0
μmである。
(b)ギャップ層14を形成する。ギャップ層14の材
質はA Q 20gで、スパッタリング法で成膜した。
質はA Q 20gで、スパッタリング法で成膜した。
膜厚は0.4 μmである。成膜後、下部磁極13およ
び上部磁極19.コイル16およびリード線13とのコ
ンタクト用スルホールを形成する。スルーホールは(a
)と同様ホトレジスト膜をマスクとしたイオンミリング
法により形成した。
び上部磁極19.コイル16およびリード線13とのコ
ンタクト用スルホールを形成する。スルーホールは(a
)と同様ホトレジスト膜をマスクとしたイオンミリング
法により形成した。
(c)ギャップ層14上に絶縁層15を形成する。
絶縁層15は下部磁極12、リード線13による段差を
平坦化し、かつコイル16との電気的絶縁性を向上させ
るものである。ここでは、絶縁層15として上記平坦性
に優れたPIQ (日立化成社製)を用いた。膜厚は2
μmである。
平坦化し、かつコイル16との電気的絶縁性を向上させ
るものである。ここでは、絶縁層15として上記平坦性
に優れたPIQ (日立化成社製)を用いた。膜厚は2
μmである。
リード線13上のスルーホールのパターニングは、OM
Rレジスト(東京応化社製)をマスクとしたヒドラジン
およびエチレンジアミンの混液によるウェットエツチン
グ法により行なった。
Rレジスト(東京応化社製)をマスクとしたヒドラジン
およびエチレンジアミンの混液によるウェットエツチン
グ法により行なった。
(d)コイル16を形成する。コイル16の形成はリフ
トオフ法により行なった。コイル16の材質は絶縁層1
5上よりCr、Cu、Crの複合膜で、膜厚はそれぞれ
0.05 、3.5 、0.05μmである。また、コ
イル導体の幅、間隔は3゜2μmとした。
トオフ法により行なった。コイル16の材質は絶縁層1
5上よりCr、Cu、Crの複合膜で、膜厚はそれぞれ
0.05 、3.5 、0.05μmである。また、コ
イル導体の幅、間隔は3゜2μmとした。
コイル16を形成した後、界面活性層17を成膜する。
界面活性層17は(e)で述べる絶縁層18とコイル1
6とのぬれ性を良くし、コイル導体間を絶縁層18で完
全に埋め込むための層である。ここでは、界面活性層1
7としてAlの酸化物層を用いた。Al酸化物層の形成
はAlキレート処理法により行なった。Alキレート処
理法は、液状のAlキレートを回転塗布した後、大気中
にて350℃の熱処理を行なうことによりAfi酸化物
層を形成する方法である。また、膜厚は数nmであり、
(e)における絶縁層18、続いて絶縁層15のエツチ
ング時のバリア層とはならない。
6とのぬれ性を良くし、コイル導体間を絶縁層18で完
全に埋め込むための層である。ここでは、界面活性層1
7としてAlの酸化物層を用いた。Al酸化物層の形成
はAlキレート処理法により行なった。Alキレート処
理法は、液状のAlキレートを回転塗布した後、大気中
にて350℃の熱処理を行なうことによりAfi酸化物
層を形成する方法である。また、膜厚は数nmであり、
(e)における絶縁層18、続いて絶縁層15のエツチ
ング時のバリア層とはならない。
(e)界面活性層17上に絶縁層18を形成する。
絶縁層18は絶縁層15と同じ<PIQを用いた。絶J
[118の膜厚は6μmである。パターニングは絶縁層
15と絶縁層18とを連続的に行なう、パターニングに
は、OMRレジスト(東京応化社11)をマスクとした
ウェットエツチング法により行なった。
[118の膜厚は6μmである。パターニングは絶縁層
15と絶縁層18とを連続的に行なう、パターニングに
は、OMRレジスト(東京応化社11)をマスクとした
ウェットエツチング法により行なった。
(f)上部磁極19を形成する。上部磁極19は下部磁
極12同様N i −F e合金膜で、膜厚は1.5
μmである。成膜はスパッタリング法、パターニングは
イオンミリング法により行なった。
極12同様N i −F e合金膜で、膜厚は1.5
μmである。成膜はスパッタリング法、パターニングは
イオンミリング法により行なった。
本実施例によれば、絶縁層15およびコイル16上に界
面活性層17を形成したことにより。
面活性層17を形成したことにより。
狭いコイル導体間を絶縁層18で完全に埋め込むことが
可能となった。なお、従来の界面活性層を用いない場合
にはほとんどの試料においてコイル導体間に気泡が発生
していた。
可能となった。なお、従来の界面活性層を用いない場合
にはほとんどの試料においてコイル導体間に気泡が発生
していた。
[実施例2]
実施例1における薄膜磁気ヘッドにおいては界面活性層
17としてAl酸化物を用い、Al酸化物層はAlキレ
ート処理法により形成した。本実施例においては、AΩ
酸化物層は、AΩZOaをターゲットとしたスパッタリ
ングにより形成した。
17としてAl酸化物を用い、Al酸化物層はAlキレ
ート処理法により形成した。本実施例においては、AΩ
酸化物層は、AΩZOaをターゲットとしたスパッタリ
ングにより形成した。
膜厚は5nmである。
スパッタリング法により形成したAl酸化物層を界面活
性層17として用いた場合においても、実施例1と同様
、気泡のない絶R層18を形成することか可能であった
。
性層17として用いた場合においても、実施例1と同様
、気泡のない絶R層18を形成することか可能であった
。
[実施例3]
ぬれ性を改善するものとしてはAl酸化物以外にも考え
られる。ここでは、アミノシラン系の溶剤を用いた。ア
ミノシラン系の界面活性材はSi。
られる。ここでは、アミノシラン系の溶剤を用いた。ア
ミノシラン系の界面活性材はSi。
N、C,Hを主元素とするものである0本発明において
は主としてCおよびNがコイル16および絶縁層15上
に形成されることにより、PIQとのぬれ性をよくする
。
は主としてCおよびNがコイル16および絶縁層15上
に形成されることにより、PIQとのぬれ性をよくする
。
ここでは、アミノシラン系溶剤を回転塗布法し。
その後、90℃X20m1nの熱処理を行なうことによ
り界面活性層17を形成した。
り界面活性層17を形成した。
絶縁M18形成後の気泡はAn酸化物層の場合と同様全
く観察されなかった。
く観察されなかった。
本発明によれば、界面活性層の効果によりコイル導体間
を絶縁層18で埋め込むことができ、気泡の発生を著し
く低減できる。これまでの検討によれば、界面活性層を
形成しない場合には100%気泡が発生していた。これ
に対し、界面活性層を形成した場合には、気泡発生をほ
ぼ皆無にできた。また、気泡部上では絶縁層の表面の平
坦度が0.3μm程度と大きくなる問題があった。本発
明では平坦度を0.1μm以下とすることが可能となり
、上部磁極の特性劣化を防止できた。
を絶縁層18で埋め込むことができ、気泡の発生を著し
く低減できる。これまでの検討によれば、界面活性層を
形成しない場合には100%気泡が発生していた。これ
に対し、界面活性層を形成した場合には、気泡発生をほ
ぼ皆無にできた。また、気泡部上では絶縁層の表面の平
坦度が0.3μm程度と大きくなる問題があった。本発
明では平坦度を0.1μm以下とすることが可能となり
、上部磁極の特性劣化を防止できた。
第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの断面図。
第2図は従来の薄膜磁気ヘッドの断面図、第3図は高分
子樹脂層形成時の問題点を示す断面図、第4図は本発明
の概略を示す断面図である。 11・・・基板、12・・・下部磁極、13・・・リー
ド線。 14・・・ギャップ層、15・・・絶縁層、16・・・
コイル、17・・・界面活性層、18・・・絶縁層、1
9・・・上部磁極、21・・・絶縁層、31・・・気泡
、32・・・下地基板。 z 1 園 (1:2−) (C) 罵 4 図
子樹脂層形成時の問題点を示す断面図、第4図は本発明
の概略を示す断面図である。 11・・・基板、12・・・下部磁極、13・・・リー
ド線。 14・・・ギャップ層、15・・・絶縁層、16・・・
コイル、17・・・界面活性層、18・・・絶縁層、1
9・・・上部磁極、21・・・絶縁層、31・・・気泡
、32・・・下地基板。 z 1 園 (1:2−) (C) 罵 4 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板上に形成した下部磁極、ギャップ層、第1の絶
縁層、該第1の絶縁層上に形成したコイル、該第1の絶
縁層およびコイル上に形成した第2の絶縁層、および上
部磁極よりなる薄膜磁気ヘッドにおいて、該第1の絶縁
層およびコイルと第2の絶縁層との間に界面活性層を形
成したことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 2、特許請求の範囲第1項における薄膜磁気ヘッドにお
いて、界面活性層がAlを主体とする合金であることを
特徴とする薄膜磁気ヘッド。 3、特許請求の範囲第1項における薄膜磁気ヘッドにお
いて、界面活性層がCおよびNを主体とする有機物であ
ることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (2)
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JP62008031A JPS63177311A (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 薄膜磁気ヘツド |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP62008031A JPS63177311A (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 薄膜磁気ヘツド |
Publications (1)
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JPS63177311A true JPS63177311A (ja) | 1988-07-21 |
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Family Applications (1)
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JP62008031A Pending JPS63177311A (ja) | 1987-01-19 | 1987-01-19 | 薄膜磁気ヘツド |
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