JPS63176566A - 導電性レジンモルタル床 - Google Patents
導電性レジンモルタル床Info
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- JPS63176566A JPS63176566A JP604987A JP604987A JPS63176566A JP S63176566 A JPS63176566 A JP S63176566A JP 604987 A JP604987 A JP 604987A JP 604987 A JP604987 A JP 604987A JP S63176566 A JPS63176566 A JP S63176566A
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アクリル系レジンモルタルを使用した導電性
床に関する。
床に関する。
建造物の床に使用されるレジンモルタルは、従来一般的
に使用されているセメントモルタル系に比較して硬化時
間が早く作業時間の短縮化が計れる利点から近年になり
急速に普及されつつある。しかし、レジンモルタルで形
成された床は、骨材バインダーがポリマーであるために
絶縁性が高く、よって静電気障害を発生するケースが、
従来のセメントモルタル系に比べて多いという問題があ
る。そのため、手術室のように爆発性ガスを使用する場
所、化学工場や溶剤貯蔵庫のように引火性または爆発性
物−質を使用する場所、さらには半婁体製造工場やIC
組立工場のように静電気の発生をきらうような場所では
、導電性を付与したレジンモルタル床が求められている
。
に使用されているセメントモルタル系に比較して硬化時
間が早く作業時間の短縮化が計れる利点から近年になり
急速に普及されつつある。しかし、レジンモルタルで形
成された床は、骨材バインダーがポリマーであるために
絶縁性が高く、よって静電気障害を発生するケースが、
従来のセメントモルタル系に比べて多いという問題があ
る。そのため、手術室のように爆発性ガスを使用する場
所、化学工場や溶剤貯蔵庫のように引火性または爆発性
物−質を使用する場所、さらには半婁体製造工場やIC
組立工場のように静電気の発生をきらうような場所では
、導電性を付与したレジンモルタル床が求められている
。
一般に、爆発性物質を取り扱う場所の床の導電性の目安
としては、表面電気抵抗が106Ω以下であればよいと
されておるが、人体に対する安全性を考慮すると下限は
10′JΩ以上好ましくは104Ω以上必要である。し
たがって、従来の導電性レジンモルタル床の検討もlO
3〜108Ωの表面電気抵抗値となるよう導電性物質を
混合する形で行われており、その具体的提案として特開
昭56−159273号公報、特開昭58−42670
号公報あるいは特開昭59〜98967号公轄がある。
としては、表面電気抵抗が106Ω以下であればよいと
されておるが、人体に対する安全性を考慮すると下限は
10′JΩ以上好ましくは104Ω以上必要である。し
たがって、従来の導電性レジンモルタル床の検討もlO
3〜108Ωの表面電気抵抗値となるよう導電性物質を
混合する形で行われており、その具体的提案として特開
昭56−159273号公報、特開昭58−42670
号公報あるいは特開昭59〜98967号公轄がある。
前記従来の提案の導電性床は、いずれも導電性物質とし
て銅粉末やグラファイト等の粉末を使用しているため、
108Ω以下好適には10bΩ付近に抵抗値を減少させ
るためには比較的多量に配合する必要がある。このため
、形成されたレジンモルタル床に配合した刷物質の色調
が反映し、たとえば黒色にしか着色できなかったり、仮
に他の色に着色できたとしても淡い色調は不可能で濃色
、かつ、くすんだ色調にしか着色できないという問題が
ある。したがって、従来提案されている手法では、レジ
ンモルタル床の特長の一つである彩色性が損なわれると
いう問題があった。
て銅粉末やグラファイト等の粉末を使用しているため、
108Ω以下好適には10bΩ付近に抵抗値を減少させ
るためには比較的多量に配合する必要がある。このため
、形成されたレジンモルタル床に配合した刷物質の色調
が反映し、たとえば黒色にしか着色できなかったり、仮
に他の色に着色できたとしても淡い色調は不可能で濃色
、かつ、くすんだ色調にしか着色できないという問題が
ある。したがって、従来提案されている手法では、レジ
ンモルタル床の特長の一つである彩色性が損なわれると
いう問題があった。
そこで本発明の目的は、彩色性に優れかつ導電性にも優
れたレジンコンクリート床を提供することにあり、他の
目的は絶縁性の床の上に形成しても人体に対し安全で、
かつ、アースポインl−Rを減少できるので経済性、施
工性に優れた導電性レジンコンクリート床を提供するご
とにある。さらに、耐摩耗性に優れると共に光沢にも優
れた導電性床を提供するものである。
れたレジンコンクリート床を提供することにあり、他の
目的は絶縁性の床の上に形成しても人体に対し安全で、
かつ、アースポインl−Rを減少できるので経済性、施
工性に優れた導電性レジンコンクリート床を提供するご
とにある。さらに、耐摩耗性に優れると共に光沢にも優
れた導電性床を提供するものである。
すなわち本発明は下地上にプライマー層[A)、レジン
モルタル層〔B〕およびトップコート層(C)とが順次
積層されてなる導電性レジンモルタル床であって、プラ
イマー層〔A〕は平均粒径5〜300μのコークス粉を
lO〜50帆%配合された表面電気抵抗値が103〜1
0’Ωであるアクリル系レジンモルタル用プライマー層
であり、レジンモルタル層〔B〕は平均直径16μ以下
で平均長3〜15mmの炭素繊維を0.07〜Q、3V
OL%配合された表面電気抵抗値が106〜1011Ω
であるアクリル系レジンモルタル層であり、トップコー
ト層〔C〕は50g/ g〜200g/ rdの割合で
塗布形成されたアクリル系レジンモルタル用トップコー
ト層であることを特徴とする導電性レジンモルタル床で
ある。
モルタル層〔B〕およびトップコート層(C)とが順次
積層されてなる導電性レジンモルタル床であって、プラ
イマー層〔A〕は平均粒径5〜300μのコークス粉を
lO〜50帆%配合された表面電気抵抗値が103〜1
0’Ωであるアクリル系レジンモルタル用プライマー層
であり、レジンモルタル層〔B〕は平均直径16μ以下
で平均長3〜15mmの炭素繊維を0.07〜Q、3V
OL%配合された表面電気抵抗値が106〜1011Ω
であるアクリル系レジンモルタル層であり、トップコー
ト層〔C〕は50g/ g〜200g/ rdの割合で
塗布形成されたアクリル系レジンモルタル用トップコー
ト層であることを特徴とする導電性レジンモルタル床で
ある。
本発明の導電性レジンモルタル床の構成について第1図
に基づいて概説する。
に基づいて概説する。
レジンモルタル床を形成すべき下地1上にプライマー層
2が設けである。この下地はセメントコンクリートやセ
メントモルタルで形成されたものであってもよいし、す
でに形成された他のレジンモルタル床であってもよい。
2が設けである。この下地はセメントコンクリートやセ
メントモルタルで形成されたものであってもよいし、す
でに形成された他のレジンモルタル床であってもよい。
プライマー層は、この次に形成されるレジンモルタル層
と下地との接着性を向上させるために使用され、通常層
厚が0.2〜0.6mmとなるように塗布形成される。
と下地との接着性を向上させるために使用され、通常層
厚が0.2〜0.6mmとなるように塗布形成される。
プライマー層上には通常2〜5mm0層厚のレジンモル
タル層3が設けられ、さらにその上にはトップコート層
4が設けられる。トップコート層は、レジンモルタル層
が骨材や炭素繊維によって表面に凹凸が生じ、摩擦抵抗
性が大きくなって摩耗するのを防止するためと、表面平
滑性を付与することによる光沢を向上する役目を有する
。プライマー層の表面電気抵抗値は103〜10!′Ω
の範囲、好適には104〜105Ωの範囲にあって、レ
ジンモルタル層の表面電気抵抗値は106〜108Ω好
適には106〜107Ωの範囲にあるべきである。さら
にトップコート層は後述するように薄層となるので導電
性物質を配合して導電性を付与しなくてもレジンモルタ
ル層の導電性がそのまま発揮される。
タル層3が設けられ、さらにその上にはトップコート層
4が設けられる。トップコート層は、レジンモルタル層
が骨材や炭素繊維によって表面に凹凸が生じ、摩擦抵抗
性が大きくなって摩耗するのを防止するためと、表面平
滑性を付与することによる光沢を向上する役目を有する
。プライマー層の表面電気抵抗値は103〜10!′Ω
の範囲、好適には104〜105Ωの範囲にあって、レ
ジンモルタル層の表面電気抵抗値は106〜108Ω好
適には106〜107Ωの範囲にあるべきである。さら
にトップコート層は後述するように薄層となるので導電
性物質を配合して導電性を付与しなくてもレジンモルタ
ル層の導電性がそのまま発揮される。
本発明の導電性レジンモルタル床は、以上の構成の如く
レジンモルタル層よりもプライマー層の電気抵抗値が小
さいため、発生した静電気はトップコート層からレジン
モルタル層さらにはプライマー層へと速やかに流れて、
下地がセメントコンクリートもしくはセメントモルタル
である場合にはそのまま下地へ流れて静電気障害を防止
することができる。また、下地がすでに他のレジンモル
タル床等の絶縁体である場合には、プライマー層にアー
スポイトンを設けることによって、床中央で発生した静
電気は抵抗値の低いプライマー層を伝わってアースポイ
トンに達し、人体に障害を与えることなく電気を逃がす
ことが可能である。さらに、速やかにアースポイントに
到達するので、アースポイント数を減少でき、床コーナ
一部等目立たぬ場所へアースポイントを集めることがで
きる。さらにアースポイント 被覆されて外見上具えなくなり美観的にも好ましくなる
(第2図)。さらに、レジンモルタル層を106〜10
”Ωに設定したことおよび導電性付与剤として特定の炭
素繊維を使用したことによって、レジンモルタル層に配
合すべき炭素繊維量を大幅に低下させることができ、よ
って炭素繊維の黒い色調が出ることなく種々の色彩にレ
ジンモルタル層を彩色することが可能となった。また、
プライマー層は層厚が薄いので、導電性を付与するため
には粉末状物を使用しなくてはならないが、コースク粉
を使用することによって流動性やローラー塗り、ごて塗
り等の作業性を差程損なわずに高導電性を付与でき、仮
に流動性が少々悪化して綺麗な面が形成できなくてもそ
の上に形成されるレジンモルタル層がいびつな面をカバ
ーできるので綺麗な導電性床が形成できる。
レジンモルタル層よりもプライマー層の電気抵抗値が小
さいため、発生した静電気はトップコート層からレジン
モルタル層さらにはプライマー層へと速やかに流れて、
下地がセメントコンクリートもしくはセメントモルタル
である場合にはそのまま下地へ流れて静電気障害を防止
することができる。また、下地がすでに他のレジンモル
タル床等の絶縁体である場合には、プライマー層にアー
スポイトンを設けることによって、床中央で発生した静
電気は抵抗値の低いプライマー層を伝わってアースポイ
トンに達し、人体に障害を与えることなく電気を逃がす
ことが可能である。さらに、速やかにアースポイントに
到達するので、アースポイント数を減少でき、床コーナ
一部等目立たぬ場所へアースポイントを集めることがで
きる。さらにアースポイント 被覆されて外見上具えなくなり美観的にも好ましくなる
(第2図)。さらに、レジンモルタル層を106〜10
”Ωに設定したことおよび導電性付与剤として特定の炭
素繊維を使用したことによって、レジンモルタル層に配
合すべき炭素繊維量を大幅に低下させることができ、よ
って炭素繊維の黒い色調が出ることなく種々の色彩にレ
ジンモルタル層を彩色することが可能となった。また、
プライマー層は層厚が薄いので、導電性を付与するため
には粉末状物を使用しなくてはならないが、コースク粉
を使用することによって流動性やローラー塗り、ごて塗
り等の作業性を差程損なわずに高導電性を付与でき、仮
に流動性が少々悪化して綺麗な面が形成できなくてもそ
の上に形成されるレジンモルタル層がいびつな面をカバ
ーできるので綺麗な導電性床が形成できる。
本発明で用いるコースク粉は平均粒径5〜300μとく
に10〜200μのものである。5μ未満の小粒径のも
のであると下地の多孔中に浸入してプライマーが下地中
に含浸してゆくことを阻み、導電性床と下地との接着性
を悪化させる原因にもなる。
に10〜200μのものである。5μ未満の小粒径のも
のであると下地の多孔中に浸入してプライマーが下地中
に含浸してゆくことを阻み、導電性床と下地との接着性
を悪化させる原因にもなる。
また300μを越えたものは作業性を悪化させるように
なる。
なる。
炭素繊維は少量の配合で目的とする抵抗値にするため、
平均直径16μ以下好ましくは10〜15μ、平均長3
〜15mm好ましくは5〜8mmの炭素繊維を使用する
。これらの範囲をはずれたものは、目的とする抵抗値と
するためには多量に配合する必要が生じてレジンモルタ
ルの色相を悪化させる原因にもなるし、流動性が悪化し
て施工性に劣るレジンモルタルとなる。
平均直径16μ以下好ましくは10〜15μ、平均長3
〜15mm好ましくは5〜8mmの炭素繊維を使用する
。これらの範囲をはずれたものは、目的とする抵抗値と
するためには多量に配合する必要が生じてレジンモルタ
ルの色相を悪化させる原因にもなるし、流動性が悪化し
て施工性に劣るレジンモルタルとなる。
各層を形成するアクリル系レジンモルタルやプライマー
、トップコートは市販のものをそのまま使用できる。た
とえばアクリル系レジンモルタルのプライマーとしては
、(a)(メタ)アクリル酸および/またはそのエステ
ルのモノマー、(b)該モノマー成分に溶解もしくは膨
潤可能な重合体、(e)該モノマー成分に溶解する可塑
剤、(d)1分子中に少なくとも2個の重合性不飽和結
合を有する化合物とからなるものがあり、トップコート
も基本的にはこれらの組成からなる。またレジンモルタ
ルも、これらの組成に対して骨材を混合したものを基本
とするものが多い。これらの(a)〜(d)の具体的な
内容は、出願人による特開昭60−234359号に記
載されている。
、トップコートは市販のものをそのまま使用できる。た
とえばアクリル系レジンモルタルのプライマーとしては
、(a)(メタ)アクリル酸および/またはそのエステ
ルのモノマー、(b)該モノマー成分に溶解もしくは膨
潤可能な重合体、(e)該モノマー成分に溶解する可塑
剤、(d)1分子中に少なくとも2個の重合性不飽和結
合を有する化合物とからなるものがあり、トップコート
も基本的にはこれらの組成からなる。またレジンモルタ
ルも、これらの組成に対して骨材を混合したものを基本
とするものが多い。これらの(a)〜(d)の具体的な
内容は、出願人による特開昭60−234359号に記
載されている。
本発明においては、プライマー層には前記コースク粉を
10〜50−t%好ましくは20〜40wt%、レジン
モルタル層には炭素繊維を0.07〜0,3VOL%好
ましくは0.09〜0,2VOL%の割合で配合する。
10〜50−t%好ましくは20〜40wt%、レジン
モルタル層には炭素繊維を0.07〜0,3VOL%好
ましくは0.09〜0,2VOL%の割合で配合する。
この配合の際、コースク粉や炭素繊維の表面をカップリ
ング剤等で表面処理したり、非シリコン系界面活性剤等
からなる消泡剤を一緒に配合してもよい。
ング剤等で表面処理したり、非シリコン系界面活性剤等
からなる消泡剤を一緒に配合してもよい。
また、トップコート層は50〜200g/ m好ましく
は80〜150g/rrfの範囲で塗布され形成される
。このような少量で塗布される結果、形成されるトップ
コート層の厚みは0.15mm以下多くは0.1mm以
下となる。
は80〜150g/rrfの範囲で塗布され形成される
。このような少量で塗布される結果、形成されるトップ
コート層の厚みは0.15mm以下多くは0.1mm以
下となる。
本発明の導電性レジンモルタル床は、特定の導電性物質
の組合せと特定の層構成によって、(11淡色系から濃
色系、暗色系から明色系といった各種の色相、色調の彩
色が可能な導電性レジンモルタル床を提供でき、 (2)絶縁床上に設けた場合、少量のアースポイントで
導電性床を形成でき、 (3) アースポイントは床のコーナ一部のレジンモ
ルタル層下に埋設するだけで効果がでるので、アースポ
イントの存在が目立つ心配がなく、(4) 耐摩耗性
や光沢に優れた導電床を提供できる、といった従来の導
電性レジンモルタル床では到底期待できなかつ央効果を
示すものである。
の組合せと特定の層構成によって、(11淡色系から濃
色系、暗色系から明色系といった各種の色相、色調の彩
色が可能な導電性レジンモルタル床を提供でき、 (2)絶縁床上に設けた場合、少量のアースポイントで
導電性床を形成でき、 (3) アースポイントは床のコーナ一部のレジンモ
ルタル層下に埋設するだけで効果がでるので、アースポ
イントの存在が目立つ心配がなく、(4) 耐摩耗性
や光沢に優れた導電床を提供できる、といった従来の導
電性レジンモルタル床では到底期待できなかつ央効果を
示すものである。
参考例1〜10
アクリル系レジンモルタル用プライマーであるシリカル
@R51B (三井石油化学工業社)100重量部に対
してシリカル用硬化剤(三井石油化学工業社)3重量部
および第1表に示す導電性物質を配合し、ガラス板(1
4c+u X 19cm)とフレキ板(13cm x
27cm)に300g/ % f4布し、硬化後13c
m離して電極を設置し、表面電気抵抗を測定した。
@R51B (三井石油化学工業社)100重量部に対
してシリカル用硬化剤(三井石油化学工業社)3重量部
および第1表に示す導電性物質を配合し、ガラス板(1
4c+u X 19cm)とフレキ板(13cm x
27cm)に300g/ % f4布し、硬化後13c
m離して電極を設置し、表面電気抵抗を測定した。
結果から明らかなように、グラファイトや炭素繊維を配
合したものは混合分散性が悪かったり、施工性が悪くて
均一塗布できないが、コークス粉は混合分散性や施工性
が良好であることが判る。
合したものは混合分散性が悪かったり、施工性が悪くて
均一塗布できないが、コークス粉は混合分散性や施工性
が良好であることが判る。
参考例11〜16
アクリル系レジンモルタルの導電性物質配合による影響
を調べるため、アクリル系レジンモルタルのシリカル@
R61(三井石油化学工業社) 100重量部と顔
料10重量部およびシリカル用硬化剤3重量部および混
合珪砂200重量部とからなる組成物に各種R電性物質
を配合し、100mm X 164mm X14mmの
調性型枠中に流し込んで厚さ3mmになるよう成形した
。硬化後の成形体の表面電気抵抗値について第2表に示
す。
を調べるため、アクリル系レジンモルタルのシリカル@
R61(三井石油化学工業社) 100重量部と顔
料10重量部およびシリカル用硬化剤3重量部および混
合珪砂200重量部とからなる組成物に各種R電性物質
を配合し、100mm X 164mm X14mmの
調性型枠中に流し込んで厚さ3mmになるよう成形した
。硬化後の成形体の表面電気抵抗値について第2表に示
す。
結果から明らかなように、アルミニウム繊維やアルミニ
ウム粉末では有効な導電性を付与するためには多量の配
合が必要となり、その結果流動性が悪化して施工性が悪
くなる。しかし、炭素繊維は少量の配合で有効な導電性
を付与できるので、流動性も低下せず作業性に優れるこ
とが判る。
ウム粉末では有効な導電性を付与するためには多量の配
合が必要となり、その結果流動性が悪化して施工性が悪
くなる。しかし、炭素繊維は少量の配合で有効な導電性
を付与できるので、流動性も低下せず作業性に優れるこ
とが判る。
第 2 表
参考例17〜28
次にアクリル系レジンモルタルに配合する炭素繊維の平
均直径、平均長さ、配合量と表面電気抵抗値とのと関係
を調べた。
均直径、平均長さ、配合量と表面電気抵抗値とのと関係
を調べた。
参考例11と同様に各種の炭素繊維を配合して表面電気
抵抗値を測定した。結果を第3表に示す。
抵抗値を測定した。結果を第3表に示す。
これらの結果から、有効な導電性を示す10b〜10’
Ωの表面抵抗値を少量の配合で得ることができ、したが
って流動性等を損なわずに作業性が優れ、形成されるレ
ジンモルタル床が黒<着色すれないような炭素繊維とし
ては、平均直径16μ以下で平均長さ3〜15mmのも
のを使用すべきことが判る。
Ωの表面抵抗値を少量の配合で得ることができ、したが
って流動性等を損なわずに作業性が優れ、形成されるレ
ジンモルタル床が黒<着色すれないような炭素繊維とし
ては、平均直径16μ以下で平均長さ3〜15mmのも
のを使用すべきことが判る。
実施例1〜2
歩道板上にプライマー層としてコークス粉末配合シリカ
ル@R51Bを塗布し、硬化後戻素繊維(平均径14.
5 μ、平均長5 mm)を0.12VOL%配合した
シリカル@R61を4.4 gird塗布して硬化させ
、さらにトップコートとしてシリカル0R71を塗布し
た。各層を形成するごとに表面抵抗値を測定した。その
結果、トップコート層形成後でも良好な導電性すなわち
106Ω以下の抵抗値を示すことが確認された。結果を
第4表に示す。
ル@R51Bを塗布し、硬化後戻素繊維(平均径14.
5 μ、平均長5 mm)を0.12VOL%配合した
シリカル@R61を4.4 gird塗布して硬化させ
、さらにトップコートとしてシリカル0R71を塗布し
た。各層を形成するごとに表面抵抗値を測定した。その
結果、トップコート層形成後でも良好な導電性すなわち
106Ω以下の抵抗値を示すことが確認された。結果を
第4表に示す。
第1図は本発明の導電性レジンモルタル床の断面図であ
り、第2図は絶縁床上に本発明の導電性を応用した例を
示す図である。 ■・・・下地 2・・・プライマー層3・・・レジン
モルタル層 4・・・トップコート層 5・・・壁 6・・・アース棒
り、第2図は絶縁床上に本発明の導電性を応用した例を
示す図である。 ■・・・下地 2・・・プライマー層3・・・レジン
モルタル層 4・・・トップコート層 5・・・壁 6・・・アース棒
Claims (1)
- (1)下地上にプライマー層〔A〕、レジンモルタル層
〔B〕およびトップコート層〔C〕とが順次積層されて
なる導電性レジンモルタル床であつて、プライマー層〔
A〕は平均粒径5〜300μのコークス粉を10〜50
wt%配合された表面電気抵抗値が10^3〜10^5
Ωであるアクリル系レジンモルタル用プライマー層であ
り、レジンモルタル層〔B〕は平均直径16μ以下で平
均長3〜15mmの炭素繊維を0.07〜0.3VOL
%配合された表面電気抵抗値が10^6〜10^8Ωで
あるアクリル系レジンモルタル層であり、トップコート
層〔C〕は50g/m^2〜200g/m^2の割合で
塗布形成されたアクリル系レジンモルタル用トップコー
ト層であることを特徴とする導電性レジンモルタル床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP604987A JPS63176566A (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | 導電性レジンモルタル床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP604987A JPS63176566A (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | 導電性レジンモルタル床 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176566A true JPS63176566A (ja) | 1988-07-20 |
Family
ID=11627761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP604987A Pending JPS63176566A (ja) | 1987-01-16 | 1987-01-16 | 導電性レジンモルタル床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63176566A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031721A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toda Constr Co Ltd | 帯電防止塗り床構造及び帯電防止塗り床材 |
JP2010031643A (ja) * | 2002-06-17 | 2010-02-12 | Construction Research & Technology Gmbh | 電気伝導特性を有する床材およびその施工方法 |
JP2011073944A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Aica Kogyo Co Ltd | ポリウレタン系セメント組成物及び床層構造 |
CN107989328A (zh) * | 2018-01-08 | 2018-05-04 | 杭州电盾装饰材料有限公司 | 防静电不发火的环氧砂浆地面、施工工艺及其应用 |
-
1987
- 1987-01-16 JP JP604987A patent/JPS63176566A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010031643A (ja) * | 2002-06-17 | 2010-02-12 | Construction Research & Technology Gmbh | 電気伝導特性を有する床材およびその施工方法 |
JP2008031721A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toda Constr Co Ltd | 帯電防止塗り床構造及び帯電防止塗り床材 |
JP2011073944A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Aica Kogyo Co Ltd | ポリウレタン系セメント組成物及び床層構造 |
CN107989328A (zh) * | 2018-01-08 | 2018-05-04 | 杭州电盾装饰材料有限公司 | 防静电不发火的环氧砂浆地面、施工工艺及其应用 |
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