JP2542992B2 - 難燃性を有する表装材 - Google Patents
難燃性を有する表装材Info
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- JP2542992B2 JP2542992B2 JP4216491A JP21649192A JP2542992B2 JP 2542992 B2 JP2542992 B2 JP 2542992B2 JP 4216491 A JP4216491 A JP 4216491A JP 21649192 A JP21649192 A JP 21649192A JP 2542992 B2 JP2542992 B2 JP 2542992B2
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- Japan
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- synthetic resin
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- material part
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- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の内外壁表
面, 床面等へ適用できる表装材で、その利用分野は建築
分野である。
面, 床面等へ適用できる表装材で、その利用分野は建築
分野である。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の外壁にも適用できるシー
ト状表装材には特開平4−85447号, 同93445
号等に開示された技術があった。これらは防水性や納ま
りあるいは施工性を考慮したものであったが、難燃化と
いう課題については未解決であった。また、塗料の難燃
化には耐火被覆材料等にみられる無機系のバインダー
(セメント, セッコウ, アルカリ金属珪酸塩等) を利用
したもの、 水酸化アルミニウム等の無機水和物を利用し
たものあるいはこれらを組み合せたものが一般的であっ
たが、 5〜7mmの厚膜とする時, 可撓性を持たせる
時, かつ化粧材部の天然石, 着色骨材の色をそのまま生
かそうとする時に解決すべき問題があった。
ト状表装材には特開平4−85447号, 同93445
号等に開示された技術があった。これらは防水性や納ま
りあるいは施工性を考慮したものであったが、難燃化と
いう課題については未解決であった。また、塗料の難燃
化には耐火被覆材料等にみられる無機系のバインダー
(セメント, セッコウ, アルカリ金属珪酸塩等) を利用
したもの、 水酸化アルミニウム等の無機水和物を利用し
たものあるいはこれらを組み合せたものが一般的であっ
たが、 5〜7mmの厚膜とする時, 可撓性を持たせる
時, かつ化粧材部の天然石, 着色骨材の色をそのまま生
かそうとする時に解決すべき問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】この発明では、 従来
の表装材においては考慮されていなかった難燃化を、 化
粧材部において厚膜かつ天然石, 着色骨材の持つ色を生
かしたスキン系の塗料としながら壁装シート全体では可
撓性を有するようにしようとするものである。 こうした
ことを従来の難燃化技術を使用した場合、 塗膜が非常に
脆くなってしまうか、 硬くて全く可撓性のないものにな
ってしまう問題点があった。
の表装材においては考慮されていなかった難燃化を、 化
粧材部において厚膜かつ天然石, 着色骨材の持つ色を生
かしたスキン系の塗料としながら壁装シート全体では可
撓性を有するようにしようとするものである。 こうした
ことを従来の難燃化技術を使用した場合、 塗膜が非常に
脆くなってしまうか、 硬くて全く可撓性のないものにな
ってしまう問題点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決する為
にこの表装材は、 基材層1と化粧材部2について下記の
工夫をしている。基材層1は、それ自体が難燃性以上の
性能を有するものであれば特に限定するものでない。
尚、ここで言う難燃性とは建築基準法に言う難燃性であ
る。基材の例としては、可撓性を持たせる為に、 ガラス
不織布, ガラスクロス, 金属薄板が用いられ、 場合によ
って、 ポリエステル系のメッシュ, 不織布等でも難燃処
理, 難燃塗装したものも用いることができる。
にこの表装材は、 基材層1と化粧材部2について下記の
工夫をしている。基材層1は、それ自体が難燃性以上の
性能を有するものであれば特に限定するものでない。
尚、ここで言う難燃性とは建築基準法に言う難燃性であ
る。基材の例としては、可撓性を持たせる為に、 ガラス
不織布, ガラスクロス, 金属薄板が用いられ、 場合によ
って、 ポリエステル系のメッシュ, 不織布等でも難燃処
理, 難燃塗装したものも用いることができる。
【0005】また、 化粧材部2は、天然石あるいはその
砕石, 着色骨材, 寒水砂, セラミック砕粒から選ばれた
骨材, 充填材に加えて水酸化アルミニウムを例とする吸
熱性物質を骨材あるいは充填材として使用し、 合成樹脂
成分を結合材とするものを吹き付けもしくは成型したも
のである。 ここで言う吸熱性物質とは、 フッ化アルミニ
ウム, 水酸化アルミニウム, 第二リン酸カルシウム, シ
ュウ酸カルシウム, 水酸化コバルト, ほう砂, 水酸化マ
グネシウム, 炭酸水素ナトリウム, 塩化コバルトアンモ
ニア錯体等があり、 熱分解する際に吸熱する物質のこと
である。 水酸化アルミニウムには天然鉱物もあり、 ベー
マイト, ギブサイト, ダイアスボアがある。
砕石, 着色骨材, 寒水砂, セラミック砕粒から選ばれた
骨材, 充填材に加えて水酸化アルミニウムを例とする吸
熱性物質を骨材あるいは充填材として使用し、 合成樹脂
成分を結合材とするものを吹き付けもしくは成型したも
のである。 ここで言う吸熱性物質とは、 フッ化アルミニ
ウム, 水酸化アルミニウム, 第二リン酸カルシウム, シ
ュウ酸カルシウム, 水酸化コバルト, ほう砂, 水酸化マ
グネシウム, 炭酸水素ナトリウム, 塩化コバルトアンモ
ニア錯体等があり、 熱分解する際に吸熱する物質のこと
である。 水酸化アルミニウムには天然鉱物もあり、 ベー
マイト, ギブサイト, ダイアスボアがある。
【0006】化粧材部における組成の特徴は、 結合材と
して使用している合成樹脂エマルションないし合成樹脂
溶液の種類によってもその範囲が異っているが、 合成樹
脂固形分 (x%) が4%を越え13%未満であることお
よび吸熱性物質を化粧材部の固形分中60%以下の割合
において含むことが必須条件である。更に、合成樹脂成
分に難燃性を有している塩化ビニル, 塩化ビニリデン,
ポリクロロプレン,塩素化ポリエチレンから選択される
成分 (以下、 難燃性樹脂成分と呼ぶ。 ) を20重量%以
上含有するときには、吸熱性物質の化粧材部に占める重
量割合(y%) が、 合成樹脂固形分との量関係において
y≧7x−56を満足させる範囲内にあることが必要で
あり、難燃性樹脂成分が結合材中20%未満の場合は、
y≧10x−55を満足させる範囲内にあることが必要
である。吸熱性物質の配合割合が小さいときは合成樹脂
成分が難燃性を有していないと難燃性合格とならない。
この割合が60%を越える時は、難燃性については合格
するものの、天然石, 着色骨材等のもつ色相が損なわ
れ、全体が白っぽく、ぼけた感じの仕上りとなる。
して使用している合成樹脂エマルションないし合成樹脂
溶液の種類によってもその範囲が異っているが、 合成樹
脂固形分 (x%) が4%を越え13%未満であることお
よび吸熱性物質を化粧材部の固形分中60%以下の割合
において含むことが必須条件である。更に、合成樹脂成
分に難燃性を有している塩化ビニル, 塩化ビニリデン,
ポリクロロプレン,塩素化ポリエチレンから選択される
成分 (以下、 難燃性樹脂成分と呼ぶ。 ) を20重量%以
上含有するときには、吸熱性物質の化粧材部に占める重
量割合(y%) が、 合成樹脂固形分との量関係において
y≧7x−56を満足させる範囲内にあることが必要で
あり、難燃性樹脂成分が結合材中20%未満の場合は、
y≧10x−55を満足させる範囲内にあることが必要
である。吸熱性物質の配合割合が小さいときは合成樹脂
成分が難燃性を有していないと難燃性合格とならない。
この割合が60%を越える時は、難燃性については合格
するものの、天然石, 着色骨材等のもつ色相が損なわ
れ、全体が白っぽく、ぼけた感じの仕上りとなる。
【0007】結合材としての合成樹脂成分量が4%未満
の時は、化粧材部の結合力に欠け、非常に脆い塗膜とな
る。逆に、13%を越える時は、たとえ吸熱性物質を6
0%以上とし、難燃性に優れる塩化ビニリデン単体のエ
マルションを使用しても難燃効果がほとんど期待できな
い。 使用される合成樹脂成分の組成の例としては、 塩化ビニ
リデン系のものが特に良く、 目的とする難燃性の度合に
より、 塩化ビニル, 塩素化ポリエチレン, ポリクロロプ
レンあるいはアクリル系樹脂 (アクリレート, メタクリ
レート, アクリロニトリル), エチレン等を混合あるい
は共重合して用いることも可能である。 また、 表装材に可撓性を持たせる場合には、使用する樹
脂のTg (ガラス転移点温度) の低いものを選択すれ
ば、 得られる化粧材部は一般的に柔かい塗膜が得られ
る。
の時は、化粧材部の結合力に欠け、非常に脆い塗膜とな
る。逆に、13%を越える時は、たとえ吸熱性物質を6
0%以上とし、難燃性に優れる塩化ビニリデン単体のエ
マルションを使用しても難燃効果がほとんど期待できな
い。 使用される合成樹脂成分の組成の例としては、 塩化ビニ
リデン系のものが特に良く、 目的とする難燃性の度合に
より、 塩化ビニル, 塩素化ポリエチレン, ポリクロロプ
レンあるいはアクリル系樹脂 (アクリレート, メタクリ
レート, アクリロニトリル), エチレン等を混合あるい
は共重合して用いることも可能である。 また、 表装材に可撓性を持たせる場合には、使用する樹
脂のTg (ガラス転移点温度) の低いものを選択すれ
ば、 得られる化粧材部は一般的に柔かい塗膜が得られ
る。
【0008】上述の骨材, 吸熱性物質, 合成樹脂成分を
用いて化粧材部とするには、 粒度もしくは色の異なる骨
材を複数用意し、 通常の塗料において用いられる増粘
剤, 沈降防止剤, 粘性調整剤, 分散剤, 湿潤剤, 成膜助
剤, 防腐剤等を併用して塗料化したものを、 単色あるい
は複色にて、 吹き付け, 散布, 滴下あるいは成型により
基材層上に一体化される。
用いて化粧材部とするには、 粒度もしくは色の異なる骨
材を複数用意し、 通常の塗料において用いられる増粘
剤, 沈降防止剤, 粘性調整剤, 分散剤, 湿潤剤, 成膜助
剤, 防腐剤等を併用して塗料化したものを、 単色あるい
は複色にて、 吹き付け, 散布, 滴下あるいは成型により
基材層上に一体化される。
【0009】
【作用】この発明の壁装材は、 所定の配合により化粧材
部を作った時に、 難燃性以上の性能を得られることおよ
び化粧材部にある天然石あるいは着色骨材の色調を生か
すことができる。
部を作った時に、 難燃性以上の性能を得られることおよ
び化粧材部にある天然石あるいは着色骨材の色調を生か
すことができる。
【0010】
【実施例】下記表1により、 吸熱性物質に水酸化アルミ
ニウム (平均粒度55μ) を使用し、 着色骨材としての
黒寒水砂 (黒) および赤褐色着色の寒水砂 (赤) 、 結合
材としての合成樹脂成分にアクリル系合成樹脂エマルシ
ョン30重量部 (固形分50%) を加え、 他に粘度調整
の為に増粘剤 (メチルセルロース) 0.5重量部を混合
し塗料化したものを、スレート板上に5mmの厚みで塗
装し、乾燥後の色相を比較した。
ニウム (平均粒度55μ) を使用し、 着色骨材としての
黒寒水砂 (黒) および赤褐色着色の寒水砂 (赤) 、 結合
材としての合成樹脂成分にアクリル系合成樹脂エマルシ
ョン30重量部 (固形分50%) を加え、 他に粘度調整
の為に増粘剤 (メチルセルロース) 0.5重量部を混合
し塗料化したものを、スレート板上に5mmの厚みで塗
装し、乾燥後の色相を比較した。
【0011】
【表1】 仕上り感から、水酸化アルミニウムが骨材ないし充填材
成分中60%以上になると色相に変化が表われ、別系統
の色相になってしまう。
成分中60%以上になると色相に変化が表われ、別系統
の色相になってしまう。
【0012】次に、結合材成分に塩化ビニリデンにアク
リル系樹脂を1:1の割合により共重合した合成樹脂エ
マルションおよびアクリル樹脂のみのエマルションを使
用し、これに着色骨材および寒水砂 (二つを5:5の割
合にて混合したもの) 、 水酸化アルミニウムを混合し、
合成樹脂エマルションの固型分および水酸化アルミニウ
ムの全体中の構成比率を変化させ、 難燃度合の変化を確
認した。 また 、 基材層にはガラス不織布 (日本バイリ
ーン製GPM−8350F) を使用した。
リル系樹脂を1:1の割合により共重合した合成樹脂エ
マルションおよびアクリル樹脂のみのエマルションを使
用し、これに着色骨材および寒水砂 (二つを5:5の割
合にて混合したもの) 、 水酸化アルミニウムを混合し、
合成樹脂エマルションの固型分および水酸化アルミニウ
ムの全体中の構成比率を変化させ、 難燃度合の変化を確
認した。 また 、 基材層にはガラス不織布 (日本バイリ
ーン製GPM−8350F) を使用した。
【0013】難燃性能の試験方法は、 下記表2に表わさ
れる合成樹脂エマルションないし水酸化アルミニウムを
含む塗料を基材に7kg/m2 吹き付け、乾燥させたも
のを、建築基準法施行令ないし建築基準法に基づく建設
省告示にある不燃材料 , 準不燃材料, 難燃材料の表面
試験にて評価・判定した。 評価結果も、 下記表2に示した。
れる合成樹脂エマルションないし水酸化アルミニウムを
含む塗料を基材に7kg/m2 吹き付け、乾燥させたも
のを、建築基準法施行令ないし建築基準法に基づく建設
省告示にある不燃材料 , 準不燃材料, 難燃材料の表面
試験にて評価・判定した。 評価結果も、 下記表2に示した。
【0014】
【表2】 表中A欄が化粧材部中のエマルション固型分重量割合で
あり、B欄がエマルションの種別を示し、C欄が化粧材
部中の水酸化アルミニウム重量を表わしている。B欄の
イは塩化ビニリデン・アクリル系樹脂共重合のもの (T
g5℃) ロはアクリル系樹脂によるもの (Tg5℃) を
表わしている。
あり、B欄がエマルションの種別を示し、C欄が化粧材
部中の水酸化アルミニウム重量を表わしている。B欄の
イは塩化ビニリデン・アクリル系樹脂共重合のもの (T
g5℃) ロはアクリル系樹脂によるもの (Tg5℃) を
表わしている。
【0015】続けて、上記イの合成樹脂エマルションの
アクリル樹脂成分を変え、エマルションのTg (ガラス
転移点温度) を変えた時の、 得られる表装材の可撓性
と、難燃性能を評価した。 下記表3では、先の表2の項目にTgの値を加えて、そ
の表面試験および可撓性試験の結果をみた。可撓性試験
の方法は、円柱状の下地、直径40cmおよび1mのも
のに表装材を覆せて貼り付けた時、40cmの直径のも
のに貼り付けて問題のない時◎, 1mのものに貼り付け
て問題のない時○, ひび割れの生じたものを×とした。
その結果は、 一般的塗膜と同様にTgが低い程、合成樹
脂成分が多いもの程、可撓性に優れる傾向を示したが、
Tgの変化による難燃性能の変化はほとんど見られなか
った。この時合成樹脂量を範囲以下にした時、塗膜の結
合力がなくTgの低いものを使用してもクラックが入っ
た。
アクリル樹脂成分を変え、エマルションのTg (ガラス
転移点温度) を変えた時の、 得られる表装材の可撓性
と、難燃性能を評価した。 下記表3では、先の表2の項目にTgの値を加えて、そ
の表面試験および可撓性試験の結果をみた。可撓性試験
の方法は、円柱状の下地、直径40cmおよび1mのも
のに表装材を覆せて貼り付けた時、40cmの直径のも
のに貼り付けて問題のない時◎, 1mのものに貼り付け
て問題のない時○, ひび割れの生じたものを×とした。
その結果は、 一般的塗膜と同様にTgが低い程、合成樹
脂成分が多いもの程、可撓性に優れる傾向を示したが、
Tgの変化による難燃性能の変化はほとんど見られなか
った。この時合成樹脂量を範囲以下にした時、塗膜の結
合力がなくTgの低いものを使用してもクラックが入っ
た。
【0016】
【表3】 表中、 A欄, B欄, C欄は表2と同一項目を表わしてい
る。D欄は用いた合成樹脂エマルションのTg温度
(℃) を説明している。
る。D欄は用いた合成樹脂エマルションのTg温度
(℃) を説明している。
【0017】
【発明の効果】この発明の表装材では、化粧材部が5〜
7mmの厚膜にあっても、化粧材部の骨材の持つ色相を
生かしながら、かつ可撓性を有するようにしたまま、難
燃材料以上の難燃性能をも付することができる。
7mmの厚膜にあっても、化粧材部の骨材の持つ色相を
生かしながら、かつ可撓性を有するようにしたまま、難
燃材料以上の難燃性能をも付することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 建築物の外壁外表面、内表面、床面等へ
適用可能な可撓性を有する概ね短形の表装材において、
その主たる構成が適用した時の表側から見た時、化粧材
部1および基材部2であり、かつ化粧材部が合成樹脂お
よび天然石,着色骨材そして吸熱性物質を主たる要素と
するとき、合成樹脂成分が塩化ビニル, 塩化ビニリデ
ン, ポリクロロプレン, 塩素化ポリエチレンから選択さ
れる成分を20重量%以上含有し、合成樹脂固形分が化
粧材部重量に占める割合 (x%) が4%を越え、13%
未満であり、吸熱性物質が化粧材部重量に占める割合
(y%) が60%以下であり、かつx,yが y≧7x−
56を満足させる範囲内にあることを特徴とする難燃性
を有する表装材。 - 【請求項2】 建築物の外壁外表面、内表面、床面等へ
適用可能な可撓性を有する概ね短形の表装材において、
その主たる構成が適用した時の表側から見た時、化粧材
部1および基材部2であり、かつ化粧材部が合成樹脂お
よび天然石,着色骨材そして吸熱性物質を主たる要素と
するとき、合成樹脂成分が塩化ビニル, 塩化ビニリデ
ン, ポリクロロプレン, 塩素化ポリエチレンから選択さ
れる成分を20重量%未満含有し、合成樹脂固形分が化
粧材部重量に占める割合 (x%) が4%を越え、13%
未満であり、吸熱性物質が化粧材部重量に占める割合
(y%) が60%以下であり、かつx,yがy≧10x
−55を満足させる範囲内にあることを特徴とする難燃
性を有する表装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216491A JP2542992B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 難燃性を有する表装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216491A JP2542992B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 難燃性を有する表装材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639969A JPH0639969A (ja) | 1994-02-15 |
JP2542992B2 true JP2542992B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16689269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4216491A Expired - Lifetime JP2542992B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 難燃性を有する表装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542992B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2603440A1 (fr) * | 1986-09-01 | 1988-03-04 | Eppendahl Pierre | Configuration telephonique du type mains libres pour teleconferences |
JP7461107B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2024-04-03 | Toppanホールディングス株式会社 | 表装材、表装材の製造方法 |
JP2021142700A (ja) * | 2020-03-12 | 2021-09-24 | 凸版印刷株式会社 | 化粧部材 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP4216491A patent/JP2542992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639969A (ja) | 1994-02-15 |
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