JPS63175584A - 被写体像抜き取り装置 - Google Patents

被写体像抜き取り装置

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JPS63175584A
JPS63175584A JP719287A JP719287A JPS63175584A JP S63175584 A JPS63175584 A JP S63175584A JP 719287 A JP719287 A JP 719287A JP 719287 A JP719287 A JP 719287A JP S63175584 A JPS63175584 A JP S63175584A
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JP
Japan
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video signal
pixel
level
difference
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP719287A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Hisaki
久樹 隆彦
Yoshio Nagashima
永嶋 美雄
Yutaka Nakatani
豊 中谷
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP719287A priority Critical patent/JPS63175584A/ja
Publication of JPS63175584A publication Critical patent/JPS63175584A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は動画像映像信号から目的とする被写体像だけ
を取り出す被写体像抜き取り装置に関するものである。
「従来の技術」 動画像映像信号の中から目的とする被写体像だけを抜き
出す装置としてはクロマキー装置がよくしられており、
放送局等における番組作製等に広く利用されている。し
かしながら、この装置においては入力する映像信号は均
一色の背景である必要があり、その背景色以外の色成分
を被写体像とするものであり、利用できる映像はスタジ
オ等において青等の均一な背景のもとで撮像されたもの
にかぎられていた。このため、この装置が使用できる範
囲は非常に狭く、任意の場所で撮像した映像信号の中か
ら目的とする被写体像を抜き出すことが出来ないという
問題があった。
この発明の目的は、前述のクロマキー装置におけるよう
な入力映像信号に対する制限を緩和させることにより適
用範囲の広い被写体像抜き取り装置を提供することにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 この発明によれば背景像の映像信号が背景メモリに記憶
され、その記t9された背景像の映像信号は読み出し手
段により入力映像信号と同期して読み出される。その読
み出された背景像の映像信号と入力映像信号とのレベル
の差分値が背景差分演算手段により画素毎に演算される
。その演算された差分値は2値化手段によりあらかじめ
定められているしきい値により2値化される。その2値
化された差分値は輪郭補正手段により補正されて映像抜
き取り信号が作製される。その輪郭補正手段は入力映像
信号の各画素毎にその画素、つまり補正対象画素の上下
左右の各領域内の各画素に対応する前記2値化したレベ
ル値が取り出され、その上下左右の各領域毎に取り出さ
れたその画素の2値化レベル値を基にその上下左右の各
領域での2領化レベルが判定され、その判定された2値
化レベル値の内の上下の各領域の2値化レベル値と前記
補正対象画素に対する2値化レベル値とからその補正対
象画素の垂直レベル値が判定される。また前記判定され
た左右の各領域の2値化レベル値と前記補正対象画素に
対する2値化レベル値とからその補正対象画素の水平レ
ベル値が判定される。
前記補正対象画素の水平レベル値と前記補正対象画素の
垂直レベル値とからその補正対象画素の2値化レベル値
が判定され、その判定により求められた2値化レベル値
がその画素に対する前記映像抜き取り信号のレベルとさ
れる。
つまりこの発明では背景像の映像信号を予め記憶してお
き、これと入力映像信号との差をとり、所定値以上の差
分が生じた部分を被写体像の部分とし、しかも被写体像
の部分の変動を輪郭補正手段により補正することにより
正しい映像抜き取り信号を得ている。
「実施例」 第1図はこの発明の実施例を示す。
まず、背景ロードスイッチ11を押下して入力しようと
する映像信号と同一の静止した背景だけの映像信号を入
力端子12より入力し、背景像の映像信号を背景メモリ
13に記憶させる。つまり背景ロードスイッチ11は被
写体が背景のみの状態の時にオンにして背景像映像信号
を記憶しておく。その後、取り出したい被写体像を撮影
し、その際にその入力端子12からのその映像信号と同
期して背景メモリ13に記憶した背景像の映像信号が読
みだされ、両映像信号は背景差分演算回路14に入力さ
れる。背景差分演算回路14は背景メモリ13より入力
される背景像の映像信号と端子12から入力される映像
信号との画素毎の差分を演算し、その各画素の差分値(
絶対値)を2値化回路15に入力する。2値化回路15
は背景差分演算回路14より入力される差分値を一定の
しきい値βで2値化した信号を作る。
第2図は以上の動作を説明する図であって、同図aは背
景メモリ13より出力される背景像の映像信号、bは入
力端子12に入力される入力映像信号、Cは背景差分演
算回路14から出力される差分値の信号、dは2値化回
路15より出力される映像抜き取り信号である。すなわ
ち、背景像の映像信号aと入力映像信号すとの差分を画
素ごとに演算することにより、両信号の差Xだけの差分
信号Cが得られる。
以上の説明で明らかな様に、差分値信号Cには背景部分
は背景像の映像信号と入力映像信号とのレベルが等しい
ため常に“′0゛となり、抜き取ろうとする映像の部分
だけにレベルが発生ずる。したがって、同図Cに示す様
に適当なレベルlでその差分信号Cを2値化することに
より得られた2値化信号dは抜き取ろうとする被写体像
の映像部分だけが高レベルとなるので、この信号を映像
抜き取り信号として、第1図中の映像ゲート16で入力
端子12からの入力映像信号から目的とする映像信号を
抜き取ることができる。
しかしながら、背景像の映像信号aと入力映像信号すと
のレベル差が少ない部分がある場合には、両信号の差が
無くなり背景差分演算回路14より出力される差分信号
Cは2値化回路15におけるしきい値以下となるため、
2値化回路15より出力される2値化信号d (第2図
d)には抜き取ろうとしている部分中に低レベル(0”
)の部分が生じ、この信号を映像抜き取り信号eとして
映像信号を抜き取ると、前記の抜き取った映像信号は雑
音の多い抜き取り画面となる。
このため、この発明では2値化回路15から出力される
2値化信号dは輪郭補正回路17により前記抜き取り部
分内の低レベル部分(“0”)を高レベル11″)にな
るように補正した映像抜き取り信号eを映像ゲート回路
16に供給し、映像ゲート回路16により映像入力信号
すから映像抜き取り信号が高レベル(“1”)の部分だ
けを抜き取ることにより目的とする物体だけの抽出信号
が得られる。第1図中の入力端子12から映像ゲートの
回路16へ供給する映像遅延回路18は前記抜き取り信
号eを作るまでに要する処理時間を補正し、映像ゲート
回路16に入力する入力映像信号と映像抜き取り信号と
の位相を一致させるためのものである。
第3図は第1図の輪郭補正回路17の動作を説明する図
であって、同図aは入力される映像信号の画素の走査方
向を示しており、21は映像の領域、22は水平走査方
向、23は垂直走査方向である。すなわち、ここでは映
像領域21を左上から右下の方向へ水平ライン毎に走査
しているものとする。なお、補正しようとしている補正
対象画素24と補正対象画素24を含む映像領域の一部
である微少領域25を示す。
第3図すは前記微少領域25の拡大図であって、補正画
素24に対する上部レベル判定画素領域26、下部レベ
ル判定画素領域27、左部レベル判定画素領域28、右
部レベル判定画素領域29をそれぞれ示す。
一般に、背景と類似したレベルの被写体像であっても実
際には陰影等によるレベル差があり広い領域に渡り均一
で有ることはまれである。また、背景像も同様であり、
背景像映像信号と被写体部分の映像信号との各画素の差
分の2値化値が連続して“0″ (背景)となる場合は
非常に少ない。
一方、背景部分は同一の映像信号で有り、差分の2値化
値は雑音の無い場合は“O”となる。
したがって、輪郭補正回路17は近傍25の画素の差分
の2値化値が“0゛となっており、その補正画素24の
部分が1″となっているところを“0”に修正し、近傍
25の画素の差分の2値化値が“1” (被写体像)と
なっており、その補正画素24部分が“0”となってい
るところを“1”に修正する。さらに、この輪郭補正回
路15の処理時間は映像信号を実時間で処理するために
は高速であることが要求される。これを実現するため、
輪郭補正回路15は第3図すに示す様に補正対象画素2
4の上下左右それぞれに上部レベル判定画素領域26、
下部レベル判定画素領域27、左部レベル判定画素領域
28、右部レベル判定画素領域29を設け、それぞれの
判定領域における2値化レベルの値を判定する。各判定
領域の画素数は多いと細かい変化に追従出来ず、少ない
と補正しきれない画素が生じるが、実際には1〜2画素
が適当である。各領域のレベル値の判定法は判定領域内
の画素数が1の場合は何もせず、2以上の場合は多数決
とし、同数は“1′′と判定する。
次ぎに、上部レベル判定画素領域26、下部しベル判定
画素領域27でそれぞれの前記レベル判定結果と補正対
象画素24の2値化レベル値とから多数決により垂直方
向で判定した補正対象画素24の垂直レベル値を判定す
る。これと独立に、左部レベル判定画素領域28、右部
レベル判定画素領域29でそれぞれの前記レベル判定結
果と補正対象画素24の2値化レベル値とから同様に多
数決により水平方向で判定した補正対象画素の水平レベ
ル値を判定する。引き続き、前記垂直レベル値と前記水
平レベル値の論理和をとり補正対象画素24の2値化レ
ベル値を決定する。
第4図は第3図で説明した輪郭補正回路15を実際に処
理する回路の例である。2値化回路15の出力は下部判
定画素抽出回路31に入力され、下部判定画素抽出回路
31に上部判定画素抽出回路32が縦続接続される。下
部判定画素抽出回路31および上部判定画素抽出回路3
2はそれぞれ1水平走査期間の遅延量を持つ遅延回路(
IHDL)を必要な画素数だけ縦続的に並べることによ
り入力される2値化信号より必要な各画素の2値化レベ
ル値を取り出すことが出来る。第4図では画素数が2の
場合を例示している。下部判定画素抽出回路31及び上
部判定画素抽出回路32の接続点から補正対象画素24
の2値化レベル値fが導出される。下部判定画素抽出回
路31、上部判定画素抽出回路32でそれぞれ抽出され
た各判定画素領域の2値化レベル値はそれぞれ下部レベ
ル判定回路33および上部レベル決定回路34に入力さ
れ、それぞれ多数決により各判定画素領域の2値化レベ
ル値が判定される。第4図の例では入力される2値化レ
ベル値の数は2であるから、実際にはこれら判定回路3
3.34は論理和回路となる。この下部レベル判定回路
33および上部レベル判定回路34の出力は補正対象画
素の2値化レベル値fと共に垂直レベル決定回路35に
入力され、ここで多数決により補正対象画素の垂直レベ
ル値が求められる。
一方、補正対象画素の2値化レベル値fは右部判定画素
抽出回路36に入力され、これに左部判定画素抽出回路
37が縦続に接続され、それぞれの回路により必要な水
平方向の画素の2値化レベル値を取り出す。この布部判
定画素抽出回路36および左部判定画素抽出回路37は
それぞれ1画素走査期間の遅延量を持つ遅延回路(1p
elDL)を必要な画素数だけ縦続に接続することによ
り必要な各画素の2値化レベル値を取り出すことが出来
る。右部判定画素抽出回路36、左部判定画素抽出回路
37で抽出されたそれぞれの判定領域の画素の2値化レ
ベル値はそれぞれ右部レベル判定回路38、左部レベル
判定回路39により各画素領域における2値化レベル値
が判定され、補正対象画素24の2値化レベル値f′と
共に水平レベル判定回路41に入力され、ここで補正対
象画素の水平レベル値が求められる。それぞれの判定回
路における動作は垂直レベルの判定の場合と同じである
つぎに、遅延回路(DL)42は前記対象画素の水平レ
ベルを求めるのに要する処理時間を補正するもので、右
部判定画素数の画素走査に必要な時間の遅延量を持つ。
第3閏の例では2画素走査に要する時間だけ信号を遅延
させる回路である。この遅延回路42により、補正対象
画素の前記垂直レベル値と水平レベル値とは同一のタイ
ミングでレベル決定回路43に入力され、論理和をとる
ことにより補正対象画素24のレベル値が決定され、映
像抜き取り信号eが出力される。輪郭補正回路17は以
上の様な動作をするので、非常に早い速度で正確な輪郭
を有する被写体像の部分を示す映像抜き取り信号を作製
することができる。
この映像抜き取り信号eを映像ゲート回路16に供給し
、映像抜き取り信号が“1”の部分の映像だけを抜き取
ることにより被写体像の部分を抜き取った映像信号かえ
られる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、入力映像信号
の背景像と入力映像信号の間の差信号を基に、各画素毎
に上下左右の差信号を参照して被写体領域内の画素であ
るかどうかを高速で判定し、その結果を基に入力映像信
号の中から被写体像を抜き取るので、背景像が変化しな
い限り非常に精度良くかつ高速度で入力映像信号中の目
的とする被写体像を抜き取ることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す図、第2図は第1図の
動作を説明する波形図、第3図は第1図の輪郭補正回路
17の動作を説明するための画像と、その一部拡大した
各レベル判定画素領域を示す図、第4図は第1図中の輪
郭補正回路17の具体例を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 背景像の映像信号を記憶する背景メモリと、入力映像信
    号と同期して記憶している背景像の映像信号をその背景
    メモリから読み出す読み出し手段と、 前記背景メモリから読み出される背景像の映像信号と入
    力映像信号とのレベルの差分値を画素毎に演算する背景
    差分演算手段と、 その差分値をあらかじめ定められているしきい値により
    2値化する2値化手段と、 その2値化した差分値を補正し映像抜き取り信号を作製
    する輪郭補正手段と、 その映像抜き取り信号により前記入力映像信号から被写
    体像を抜き取る映像ゲート手段とを有し、前記輪郭補正
    手段は前記入力映像信号の各画素毎にその画素(補正対
    象画素)の上下左右の各領域内の各画素に対応する前記
    2値化したレベル値を取り出す手段と、 前記上下左右の各領域毎に取り出されたその画素の2値
    化レベル値を基に前記上下左右の各領域の2値化レベル
    を判定する手段と、 その判定した2値化レベル値の内の上下の各領域の2値
    化レベル値と前記補正対象画素に対応する2値化レベル
    値とからその補正対象画素の垂直レベル値を判定する手
    段と、 前記判定した上下左右の各領域の2値化レベル値の内の
    左右の各領域の2値化レベル値と前記補正対象画素に対
    応する2値化レベル値とから前記補正対象画素の水平レ
    ベル値を判定する手段と、前記補正対象画素の前記水平
    レベル値と前記補正対象画差の前記垂直レベル値とから
    その補正対象画素の2値化レベル値を判定し、その判定
    により求められた2値化レベルをその画素に対する映像
    抜き取り信号のレベルとする手段とからなる被写体像抜
    き取り装置。
JP719287A 1987-01-14 1987-01-14 被写体像抜き取り装置 Pending JPS63175584A (ja)

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JP (1) JPS63175584A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435279A (ja) * 1990-05-25 1992-02-06 Sharp Corp クロマキー処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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