JPS6317523A - 電子ビ−ム描画装置 - Google Patents

電子ビ−ム描画装置

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JPS6317523A
JPS6317523A JP61161709A JP16170986A JPS6317523A JP S6317523 A JPS6317523 A JP S6317523A JP 61161709 A JP61161709 A JP 61161709A JP 16170986 A JP16170986 A JP 16170986A JP S6317523 A JPS6317523 A JP S6317523A
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Shoji Tanaka
田中 勝爾
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/302Controlling tubes by external information, e.g. programme control

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子ビームをブランキング制御して試料上に
所定パターンを描画する電子ビーム描画装置に係り、描
画作業のための主要機能を利用して検査作業をできるよ
うした新規な電子ビーム描画装置に関する。
〔背景技術とその問題点〕
LSI等の半導体集積回路を大量生産する方法としてウ
ェハ上に回路パターンを光学的に転写するいわゆる光学
的転写方法が知られ、これを実施するためにフォトマス
クやレチクル(以下、両者を併せてマスクという、)が
利用されている。
かかるマスクの製造装置の1つとして、微細なパターン
を迅速かつ高精度で描画できる特徴を有する電子ビーム
走査型描画装置が広く普及している。一方、マスクの品
質がLSI等の品質を決定することになるから、マスク
製造装置が上記電子ビーム走査型描画装置であるか否か
にかかららず描画されたマスク上のパターンを検査して
いる。
ここに、従来の電子ビーム走査型描画装置は、電子銃か
ら射出されたビームをブランキング制御するとともに偏
向制御して感光剤塗布ガラス板等である試料上に入力さ
れたソースデータに基づく所定のパターンを描画できる
よう構成されていた。
一方、描画された試料を現像、エツチング等処理して形
成されたマスクを検査するための従来の検査装置として
は、グイ比較方式検査装置、データベース比較方式検査
装置あるいは走査方式電子顕微鏡が一般的に利用されて
いた。
しかしながら、上記従来の電子ビーム走査型描画装置お
よび検査装置によってマスクを製造していたのでは以下
のような問題点があった。
■グイ比較方式検査装置は、マスク上で隣接するダイの
パターンを2つの光学系で同時に撮像しつつ、そのビデ
オ信号を比較して不−敗部分をもって欠陥と判定するも
のであるから、共通的欠陥は検出できないという致命的
欠点がある。データベース比較方式検査装置は光学的に
撮像したマスクパターンと当該設計データとを光学的に
比較するものであるから比較形態により精度が異なると
いう欠点がある。さらに両者とも光学的に撮像する方式
なのでレンズ等製作上の問題を含む光学的限界(波長、
焦点深度等)のために最小検出可能な欠陥サイズは前者
の場合には0.2μm程度、後者の場合には0.3μm
程度が限界であった。
さらに、走査型電子顕微鏡を応用した検査装置が提案さ
れているが、この型は経済的負担が過大となるという問
題があった。
■このように、従来の検査装置では、ますます高精度化
する描画装置の0.1μm以下の描画パターンを検査で
きないという欠点を有する他、検査装置は描画装置と別
個独立のものとされていたからマスク製造全体を考える
ときには掻めて生産能率の悪いものとなっていた。当然
に設備経済増大、設置スペース拡大という問題も有して
いた。
■同様に、検査装置は描画装置と別個の構成とされてい
たから、装置固有のマシンデータが異なればソースデー
タまたは中間フォーマットデータからマシンデータに変
換する手順、方式が相違することになるのでそのデータ
準備作業時間が長大となるばかりかデータ誤iQを生じ
させ精度保障に困難性をもたらせるという問題があった
しかも、各装置に適合させてマスクを取り付はルトいう
一見単純な作業がその微細パターンノ位置合せを必須と
することから相当熟練を要し、この点からも精度上、経
済上、運用上の問題を含んでいた。
〔発明の目的〕
本発明は、描画作業用の機能を存効利用して迅速かつ高
精度の検査をできるようした電子ビーム描画装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
上記従来の問題点が描画装置と検査装置とが別個独立の
構成とされていることに起因していたと着目し、全体製
造工程をもってマスクの高品質が保障できるという基本
原則に則り、描画作業と検査作業とを選択的に行なえる
よう構成し従来問題点を除去しようとするものである。
これがため、設計データに基づいてブランキング制御さ
れたビームを試料に照射して、その試料上に所定パター
ンを描画する電子ビーム描画装置において、 前記試料に代えて取り付けられたマスクからの反射電子
を検出してマスク上のパターンを撮像する像検出手段と
、この像検出手段の出力から前記設計データに基づく設
計パターンデータに対応させた撮像パターンデータを創
成するための撮像パターンデータ発生手段と、該設計パ
ターンデータと撮像パターンデータとを比較して該マス
クのパターンの欠陥を検出する比較検査手段とを設け、
電子ビームを走査しながら前記マスクの検査ができるよ
う構成し前記目的を達成するのである。
従って、設計データに基づいてブラシキング制御された
ビームを試料に照射して、この試料上に所定パターンを
描画できるとともに、描画された試料を装置から取り外
しエツチング等の所定処理を施して製作したマスクを再
び装置に取り付けて検査作業に切り換えて運転すれば、
描画作業と同様にビームを走査しつつ、比較検査手段が
像検出手段からの検出反射電子に基づいた撮像パターン
データ発生手段からの撮像パターンデータと前記設計デ
ータに基づく設計パターンデータとを比較してマスクに
描画されたパターンの欠陥を検出することができる。こ
のように、描画作業におけるビーム偏向手段等をそのま
ま利用して迅速かつ高精度なマスクの検査をすることが
できる。
〔実施例〕
本発明に係る電子ビーム描画装置の実施例を図面を参照
しながら詳細に説明する。
(第1実施例) 第1実施例は第1図ないし第10図に示され、電子ビー
ム箋描画装置は、試料上に電子ビームをI走査(スキャ
ン)させつつ描画および検査する装置本体200と、ソ
ースデータである設計データを記憶する外部記憶手段4
0、ソースデータをマシンデータに変換するとともに装
置本体200を制御するための指令等を行うCPU50
、CPU50と装置本体200との具体的整合を行うイ
ンターフェースを形成するビット変喚ユニット70等の
各ユニット60,62.64,80,90゜100とか
ら構成されている制御部300と、に大別構成されてい
る。
以下、構成要素を区々して説明する。
装置本体200は、上記インターフェースを介しCPU
50で駆動制御されるもので密封形態のフレーム1で形
成された真空室2内にテーブル駆動手段10 、 Il
lll長子ステム20び電子光学系30を配設してなる
。テーブル駆動手段10は、描画または検査すべき試料
5をXおよびY軸方向に移動するもので、Xレール11
に摺動自在とされたXテーブル12とこのXテーブル1
2に配設されたXレール15に摺動自在とされたYテー
ブル16を含み、Xテーブル12は室外のXモータ13
によってX軸方向に、またYテーブル16は室外のYモ
ータ17によってY軸方向に移動されるよう形成されて
いる。従って、CPU50からの指令に基づき、テーブ
ル制i[11ユニツト64を介し試料5はXおよびY方
向に移動される。また、測長システム20は、Yテーブ
ル16上に固定されX反射ミラー23と、このX反射ミ
ラー23に向けてレーザ光を照射するための光源を含み
X反射ミラー23からの反射光を受けてこれと基準光と
を干ン歩することによってXテーフ゛ル12の)多動変
位ないし現在値を検出するレーザ干渉計とから形成され
ている。なお、Y位置検出についても開襟である(図示
省略)。さらに、電子光学系30はフレーム1の上部に
設けられた電子銃3から射出された電子ビーム4を試料
5上に所定のビーム径をもって所定の位置に照射できる
ようビームコントロールするための第1コンデンサレン
ズ31と第2コンデンサレンズ32と対物レンズ33と
をこの順で上方から下方側に配置させて形成されている
。電子銃3は電子を放出するカソードとビームを加速す
るアノードとからなる。また、第1コンデンサレンズ3
1と第2コンデンサレンズ32との間にはブランキング
制てπするだめのブランキング電極35およびアパーチ
ャ36が設けられ、第2コンデンサレンズ32と対物レ
ンズ33との間にはビームをX軸方向に偏向させるため
の偏向電極37が設けられている。
偏向電橋37は印加する電圧を制御して試料5上に照射
するビーム位置を移動させるものである。
偏向電極37と対峙するY軸方向用の偏向電極は図示省
略している。
Yテーブル16の上方側に設けられた像検出手段である
反射電子検出器39は試料5からの反射電子を検出し描
像パターンデータ発生手段を形成する校正ユニット90
にその情報を出力するためのものである。
なお、真空室2内を所定圧力に維持するための真空排気
制御手段および試料5の搬出入等のためのオートロード
制御手段は図示・説明を省略する。
一方、制御部300の外部記憶手段40は、設計データ
すなわちソースデータを入力する磁気テープ装置41と
この磁気テープ装置41から入力したソースデータを変
換して装置本体200の固有的データであるマシンデー
タをCPLI50から読み出し描画または検査待ちデー
タとして記憶する磁気ディスク装置42とから形成され
ている。
主メモリを含む、CPU50は、高速なりMAババス2
とI10バス53とを介し外部記憶手段40とビット変
換ユニット70等を含むインターフェースと連結され、
ソースデータをマシンデータに変換するいわゆるデータ
準備機能、制御・駆動機能等を有し本装置を集中的に制
御する。45はコンソールで描画・検査モード切換等を
行うためのものである。
ここに、インターフェースは第1図に見られるように各
ユニット60.To、130,100,90.62.6
4とからなり、CPU50から発せられるマクロ命令を
解釈して装置本体200の各部10.30等を制御する
ためのものである。従って、各ユニッ1−60.70等
の他必要なデジタル回路、アナログ回路、ドライバ等を
含むものである。
さて、電子光学系調整ユニット60は、テーブル駆動手
段10、測長システム20、偏向制御ユニット80、反
射電子量を検出する反射電子検出器39、校正ユニット
90等と協働して電子光学系30の調整を行うものであ
る。電子光学系30の調整とは径路アライメント、ビー
ム電流、ビーム径、ビーム非点(非点調整用コイルは図
示省略)等調整をいい、好適な描画、検査を行なえるよ
うするものである。従って、描画等条件を変更したとき
、あるいは経時的変化等を補正するために一定時間間隔
毎に自動的に行う。具体的には、Yテーブル16に固定
されたマーク19からの反射電子量を反射電子検出器3
9で検出しつつ、第1コンデンサレンズ等31,32.
33を調整して行う。また、ビーム偏向感度を求めるた
めにCPU50から偏向制御ユニット80に所定の制御
量を与えつつ、それによって実際にビームが移動した距
離をマーク19、測長システム20等から確認する。従
って、電子光学系調整ユニット60は通常の描画作業、
検査作業中には原則として使用しない。
次に、ビット変換ユニット70は、磁気テープ装置41
から設計データ(CADデータ等)として入力されCP
U50で幾何学的圧縮データである中間フォーマットと
するフォーマット変換を介してマシンデータと改変され
かつ磁気ディスク装置42にストアされているパターン
データ(マシンデータ)をブランキング制御するに適当
なビットパターンデータに変換するもので、特に、本実
施例では描画作業とともに検査作業をも選択できるよう
パラレルな読出しをも可能なよう形成されている。
すなわち、この実施例の電子ビーム描画装置では装置開
存のマシンデータを第3図(A)に示す上辺および下辺
が平行な台形の図形表現方式と定めている。一方、ソー
スデータである設計データは、例えば同(B)に示す矩
形を、中心座標を(X、Y)としたときにθ、h、zと
で規定されている。そこで、設計データを一気にマシン
データと変換することは実用上至難であるから、一旦第
3図(C)に示すように格子(セル)で区画してソース
データである設計データを分割しその後に変換している
具体的には、第3図(C)のセルCmnは第3図(A)
に示した台形パターンにおいてΔX1=O。
ΔX2=0と指定することによってhxl、  として
マシンデータに変換される。なお、セルは1024X 
1024アドレスユニツトである。
ここに、ビット変換ユニット70は、第2図に見られる
ようにCPU50を介し磁気ディスク装置42から転送
された1セル分のデータを1ブロック単位として記憶す
るデータメモリ71と、このデータメモリ71に記憶さ
れた例えば、第4ID(A)のパターンデータを読み出
して同(B)に示すビットパターンに変換するビットパ
ターン発生器72と、変換されたビットパターンを1セ
ル分づつ記憶する4つのパターンメモリ73(73a、
  73 b、  73 c、  73 d)と、Yテ
ーブル16が移動して描画開始位Z p sに達したと
きにスキャン制御ユニット62から出力されるタイミン
グ信号を受けたときにパターンメモリ73がらその内容
を第4図(B)の矢印X方向に読み出してドライバ75
を経てブランキング電極35に2値化されたシリアルパ
ターンデータであるブランキング信号を送出するための
読出しユニット74から形成されている。また、読出し
ユニット74は検査作業のためにCPU50からの検査
モードコマンドがあるときには、後記比較検査ユニット
100ヘパラレルにデータを送出することもできるよう
形成されている。
−偏向制御ユニット80は、第5図(A)に示すように
CPU50から指令される偏向幅相当デジタル信号をア
ナログ信号に変換する偏向用D/A変換器81と、変換
された信号を積分し鋸刃状波形信号を発生させる積分器
83と、同様にCPU50の指令される偏向開始位置相
当デジタル信号をアナログ信号に変換する偏向開始位置
用D/A変換器82と、積分器83および偏向開始位置
用D/A変換器82の両アナログ信号を加算してブラン
キング電極35へ偏向制御信号を出力するための加算器
85とを含み形成されている。なお、第1図に示される
上記偏向電極37はX偏向用であり、X偏向用の偏向電
極を図示省略しているが、この偏向制御ユニット80は
第5図に示した加算器85等々の2系列を設は形成され
ている。
なお、偏向制御はスキャン(走査)制御と同期する必要
があるので、スキャン制御ユニット62から出力される
タイミング信号(第6図(A)参照)によって同(C)
に示す如く第5図に見られるスイッチ84を短絡させて
積分器83をリセットするよう形成されている。
また、偏向制御ユニット80は、テーブル12゜16移
動時の水平方向の蛇行や振動をリアルタイムで検出した
測長システム20からの信号を受けてパターン位置の変
動を補正する機能をも備えている。従って、描画および
検査の精度を一層向上させることができる。また、Yテ
ーブル16の上下動検出センサ(図示省略)からの信号
を受けてそれによるスキャン幅の変動を補正もできるよ
う形成されている。
また、校正ユニット90は1、上記の通り電子光学系調
整ユニット60と関与させて電子光学系30を描画条件
あるいは検査条件に適合させるべく、そのフィードバッ
ク信号を創成するもので、第7図に示すようにCPU5
0からのゲイン調整値およびバイアス値で反射電子検出
器39の出力信号を波形整形するゲイン調整用D/A変
換器92、バイアス用D/A変換器93および加算器9
4を含み、CPU50へ読取容易とする多値データであ
るデジタル信号を出力するためのA/D変換器95を設
は形成されている。これも上記から明らかの通り描画作
業中は使用せず、電子光学系30の各パラメータを自動
校正する際に使用されるものである。
なお、後記の比較検査ユニット100との関係では、撮
像パターンデータ発生手段を形成するものであるから加
算器94からはアナログ信号を出力できるよう形成され
ている。
スキャン制御ユニット62は、測長システム2O(第1
図においてはY軸方向の測長システムは図示省略してい
る)からXテーブル12およびYテーブル16の移動に
伴って発生されるアップ/ダウンパルス信号をカウント
して両テーブル12゜16の現在値を求めCPU50が
いつでも読み取れるようするとともにCPU50から指
令されるスキャン開始値zPs、スキャンピッチP、ス
キャン本数等の指令信号を受けて、スキャン開始位置P
、に達するとビット変換ユニット7o、偏向制御ユニッ
1−80にタイミング信号を送出でき、かつ指定された
走査本数が完了するとこれを停止するよう形成されてい
る。ここに、本装置の描画方法は第8図に示すようにX
偏向電極37によって電子ビームをX軸方向に走査しつ
つYテーブル16をY軸方向に連続移動させるとともに
Xテーブル12を間歇的に移動させて第8図の点線で示
したように帯状の領域毎にジグザグ走行させながら実線
の方向に順次行われるものとされている。
また、テーブル制御ユニット64は、CPU50からの
速度、方向および移動距離指定に基づき、内蔵したドラ
イバ(図示省略)を介しモータ13゜17を駆動させて
XおよびYテーブル12.16を制御するものである。
ここに、電子光学系調整ユニット60、校正ユニット9
0によって描画条件に適合させるよう電子光学系30を
校正し、ビット変換ユニッ)70、偏向制御ユニット8
o、スキャン制御ユニット62およびテーブル制御ユニ
ット64へcpus。
から所定の手順で指令信号を与え装置本体200を駆動
制御すれば、磁気テープ装置41にセフ)した設計デー
タに基づく所定パターンをYテーブル16上に取り付け
た試料5上に描画することができる。
さて、本発明の特徴的部分である検査作業を可能とする
比較検査手段である比較検査ユニット100は第9図に
示すように構成されている。
すなわち、描画後に現像、エツチング等を施してパター
ン形成されたマスクをYテーブル16上に前記試料5の
場合と同様に位置出し取り付けしておく、そしてYテー
ブル16が移動を開始する直前にスキャン制御ユニット
62から出力されるロードクロックLCIと第1回目の
走査(スキャン)時にマスクからの反射電子を像検出手
段たる反射電子検出器39で検出した後に発生されるロ
ードクロックLC2とを入力とするORゲート105に
接続された3つのラッチ回路103(103a、103
b、103c)、各ラッチ回路でラッチしたパラレルパ
ターンデータ等を記憶する3ツノシフトレジスタ104
  (104a、104b。
104 c ) 、11%像パターンデータ発生手段た
る校正ユニット90からのアナログ信号をコンパレータ
108によってデジタル信号とされた撮像データを記憶
するシフトレジスタ107、このシフトレジスタ107
の記憶内容を所定処理した後にロードクロックLC2が
入力される毎に記憶する3つのシフトレジスタ106 
 (106a、106b。
106c)、各シフトレジスタ104a、104b、1
04cの記憶内容と各シフトレジスタ106 a、  
106 b、  106 cの記憶内容とを総当り的に
比較判断する9つのイクスクルーシプORゲ−) (E
X  ORゲート)109a−jからなる比較回路11
0および上記ラッチ回路103aに、1回目のロードク
ロツタ信号LCIが発生した後はハイレヘルに維持され
るデータ選択信号SELによって周辺データ(設計デー
タが定義している領域の周辺データでオール“O”また
は“1”とする。)またはビット変換ユニット70から
のパラレルパターンデータを入力させるためのセレクタ
101とから形成されている。ここに、ラッチ回路10
3a、b、cと、シフトレジスタ104a、b、cとか
ら第1記憶手段が形成され、シフトレジスタ106a、
b、c、107が第2記憶手段を構成する。
ロードクロックLCIは、Yテーブル16が移動開始前
に3個発せられるもので、1個目のときはデータ選択信
号SELが“0″となっているからランチ回路103a
にはセレクタ101を介して周辺データがロードされる
。また、2個目以後は信号SELは“1”に保持され、
ラッチ回路103aにはセレクタ101を介しビット変
換ユニット70からのパラレルパターンデータがロード
される。従って、3個目が発せられたときにはラッチ回
路103C、ラッチ回路103bおよびラッチ回路10
3aには周辺データ、第1スキャン分のビットパターン
、および第2スキャン分のビットパターンがロードされ
ることになる。
その後、Yテーブル16が移動してスキャン開始位置P
、(第8図参照)に到達するとシフトクロックSCIが
発せられることによって校正ユニット90が出力するア
ナログ信号をコンパレーク108で2値化したデジタル
信号をシフトレジスタ107にロードする。もとより信
号S01はスキャン制御ユニット62から発せられるタ
ミング信号を基準として偏向制御ユニソ)80が行うビ
ームスキャンに同期するものである。
このようにして、シフトレジスタ107にロードされた
マスクの撮像データは校正ユニット90からのパラレル
パターンデータより左右に各々1ピクセル(1ビツト)
余分な隣接部を含むよう形成されている。
次いで、第1スキヤンのt最像が完了するとロードクロ
ックLC2が1個発せられる。これにより、シフトレジ
スタ104c、104b、104aには、それぞれ対応
するラッチ回路103c、103b、103aにロード
されていた周辺データ、第1スキャン分のパターンデー
タ、第2のスキャン分のパターンデータがロードされる
。とともにシフトレジスタ107の撮像データもシフト
レジスタ106a、106b、106cに同時的にロー
ドされる。この場合、シフトレジスタ106Cには右に
1ピクセル(1ビツト)だけシフトした内容がロードさ
れ、シフトレジスタ106aには左に1ピクセル(1ビ
ツト)だけシフトした内容がロードされ、かつシフトレ
ジスタ106bにはシフトレジスタ107の内容がその
ままロードされるよう各シフトレジスタ106a、b、
cと107とが接続されている。
そして、第2スキヤン以後の撮像データをシフトレジス
タ107にロードするときには、もはやロードクロック
LC1,LC2とは関与しないので、信号SCIとSC
2とは同時に作動するようされている。
従って、シフトレジスタ104a、104b。
104Cとシフトレジスタ106a、106b。
106cの各出力は9個のEx−ORゲート109 a
 −jで総当りで比較される。
なお、この9個のE、−ORゲート109a〜jからな
る比較回路110は、XおよびY方向についてそれぞれ
±1ピクセルの位置づれを許容して比較するよう形成さ
れている。これによりアライメントの誤差が比較判断を
混乱させるという不都合が回避され確実な検査ができる
わけである。
また、比較回路110すなわち各EX−ORゲート10
9の出力処理は図示省略したが欠陥判断を次のように行
うよう形成されている。■それぞれの出力を一旦シフト
レジスタ(図示省略)にロードするが“1′ (対比デ
ータが不一致)となったピクセルの数のみをカウントす
る。■カウント値が晟も少ないもののシフトレジスタの
内容をメモリマツプ(図示省略)に記憶する。■メモリ
マ2プを検索し“1”が縦、横または45″方向に2ビ
クセル以上連続している場合を欠陥と判定する。
このように、本実施例の電子ビーム描画装置は、描画作
業を行うための構成要素に比較検査ユニ・7ト100を
有段的に設け、その校正ユニット90から撮像データで
あるパターンデータと、ビット変換ユニット80からの
設計データ(ソースデータ)に基づ(パターンデータと
をスキャン制御ユニット62からのスキャンタイミング
信号とテーブル12.16の位置データとを巧みに利用
して。
比較しつつその欠陥の有無を判定できるよう構成したの
である。
なお、品質管理等運用上の便宜から上記検査作業によっ
て判定した欠陥パターンを目視可能とするモニタや磁気
ディスク装置42に記憶させその座標サイズを求めて外
部機器に出力する機能、さらには検査完了後に、テーブ
ル12.16を再移動させつつ欠陥パターンの座標に位
置決めしてSEM像を出力できる機能等をも備えている
次に、第1実施例の作用について説明する。
Ni画作業) まず、描画作業条件に適応させて電子光学系30の調整
を行う。これは、電子光学系調整ユニット60を作動さ
せるとともにYテーブル16上に固定されたマーク19
からの反射電子量を検出した反射電子検出器39がらの
フィードバック信号を受けた校正ユニット90、CPU
50を介し、第1および第2コンデンサレンズ31.3
2、対物レンズ33を制御して行う。これにより、描画
作業条件に応じたビーム径、ビーム電流、ビーム径路ア
ライメント、ビーム非点等が確立される。
また、CPU50から偏向制御ユニット80へ所定の制
御量を与えて、テーブル駆動手段1o、測長システム2
0、校正ユニット90等の協働の下にビーム偏向感度調
整を行う。
次いで、Yテーブル16上に描画対象物である試料5を
ロードする。
描画作業は、磁気テープ装置41からの設計データをC
PU50でフォーマント変換し、磁気ディスク装置42
に描画待ちデータとして待機されていた中間フォーマノ
トデークをビット変換ユニット70でビットパターンに
変化しつつブランキング信号であるビットシリアルデー
タを出力させブランキング電極35を制御して行う。
ブランキング電極35へのブランキング信号が“0”の
場合には電子銃3からのビームが試料5上に照射され、
ブランキング信号が“1”の場合にはアパーチャ36に
阻止される。従って、スキャン制御ユニット62、テー
ブル制御ユニット64とを協働させ第8図で示すように
Yテーブル16を移動させつつ偏向制御ユニット80に
よって一列目のX走査を行い、この−列目が完了したと
きにはXテーブル12を二列目の位置に移動させ、Yテ
ーブル16を逆方向に移動し、図で点線で示すようにジ
グザグに試料5の所定領域に所定のパターンを描画する
ことができる。
(マスク形成) 描画作業完了後、描画された試料5をYテーブル16か
ら取り外し、別個の装置によって試料5を現像し、エツ
チングを行う等所定の公知手順によってマスクを形成す
る。
このようにして製造したマスクまたは別個の描画装置で
製造したマスクをYテーブル16上の所定位置にセット
する。
(検査作業) 検査作業においても、描画作業の場合と同様に調整作業
を行う。調整作業は描画作業の場合とほぼ同じであるが
、特に、盪像パターンデータ発生手段である校正ユニッ
ト90のゲイン調整用D/A変換器92、バイアス用D
/A変換器93によって、パターンの存る部分と無い部
分とのコントラストと当該信号レベルとの関係を検査に
必要とされている範囲内にゲイン調整、バイアス調整と
し設定することが含まれる。
次いで、先の設計データ(別個装置で描画して製造され
たマスクの場合には、当該マスクに相応した設計データ
を【II気テープ装置41にセットする。)に基づきビ
ット変換ユニット70、偏向制?IIlユニット80、
スキャン制御ユニット62およびテーブル制御ユニット
64を協働させて描画作業の場合と同様な手順によりマ
スク上に区画されたパターンをスキャンする。
ここで、ビット変換ユニ、ドア0の続出しユニット74
からはドライバ75を介しブランキング電極35へはビ
ーム走査時は“0”フライバック時は“1゛となる信号
を与え、比較検討ユニット100には続出しユニット7
4からパラレルパターンデータが入力される(セレクタ
101に入力される)。さらに、比較検査ユニット10
0のセレクタ101には周辺データが入力され、シフト
レジスタ107には撮像データとしてのアナログデータ
が校正ユニット90からコンパレータ108を介しデジ
タル信号として入力される。
これを手順を追って詳説すると、 (1)Yテーブル16が移動開始前すなわち検査作業開
始前にスキャン制御ユニット62からロードクロックL
CIが3個発せられる。1回目のパルスではデータ選択
信号SELが“O”になっているから周辺データがセレ
クタ101を介しラッチ回路103aにロードする。つ
まり、描画範囲の外周のデータをセットするものである
から周辺データは全+ti“0”または“1”である。
なお、2回目以後では信号SELは“1”となり、セレ
クタ101を介しビット変換ユニット70からのパラレ
ルパターンデータをロードするよう作用する。このよう
にして3回目のロードクロックLCIが出力されたとき
には、ラッチ回路103a、103b、103cには第
2スキャン分のパラレルパターンデータ、第1スキャン
分のパラレルデータ、周辺データがラッチされる。
(2)このデータセットが終了するころに移動させつつ
あったYテーブル16がスキャン開始位置Ps  (第
8図)に到達すると偏向制御ユニット80が行うビーム
スキャンに同期させるスキャン制御ユニット62のタイ
ミング信号を基準としたシフトクロックSCIが発せら
れシフトレジスタ107にはコンパレータ108で2値
化した撮像データが校正ユニット90からロードされる
この場合、シフトレジスタ107には、撮像データはビ
ット変換ユニット70からのパラレルパターンデータよ
りも左右にそれぞれ1ピクセル(1ビツト)余分にVA
ti部を含んでいる。後記するように設計データと撮像
データとをマトリックス状に比較判断するためのもので
ある。
(3)第1スキヤンによって撮像が完了するとロードク
ロックLC2が1個発生する。これによりORゲート1
05を介しシフトレジスタ104a、104b、104
cには対応するラッチ回路103a、103tl、10
3cから第2スキャン分、第1スキャン分の設計データ
と周辺データとがパラレルロードされる。
一方、シフトレジスタ107にロードされた撮像データ
もシフトレジスタ106a、106b。
106Cにパラレルロードされる。シフトレジスタ10
6aには左に1ピクセルだけシフトされ、シフトレジス
タ106Cには右に1ピクセルだけシフトされ、シフト
レジスタ106bにはシフトレジスタ107の内容がそ
のままロードされる。
次に、第2スキヤンが完了した以降はスキャン信号sc
、、sc、が同時に作動し、以下、順次設計データとマ
スクからの場像データが各3つのシフトレジスタ104
a、104b、104cと106a、106b、106
cにロードされる。
そしてビット変換ユニット70から最終スキャンのパタ
ーンデータをロードした後で、SELが“O”に戻り、
周辺データを1スキャン分追加する。
(4)比較回路110では、9個のEX−ORゲート1
09a−jで各シフトレジスタ104a〜C1106a
 = cの記憶データを総当りで比較する。各EX−O
Rゲート109の出力は相応するシフトレジスタ(図示
省略)に一旦ロードするとともに相応するカウンタ(図
示省略)で“1”(不一致)をカウントする。ここに、
比較回路110では、1ピクセルのづれは無視して測定
するようなっているから、本描画装置が描画精度1ピク
セル以下とする数値的基準に則って比較することになる
。従って、Ex−ORゲート109で“1”と判断され
る場合には設計データに対し描画されたマスクのパター
ンが一致しないことを意味する。
そこで、上記各カウンタの最も少ないカウント値を示す
上記シフトレジスタの内容をメモリマツプに記taする
(5)かくして、メモリマツプを検索し、1″が縦、横
または斜め(45’)方向に2ピクセル以上連続してい
る場合には、先にシフトレジスタ106a、106cで
lピクセルづらせた技術的便宜を越えたものとなってい
るので欠陥と判断子るのである。
また、この欠陥判断は図示省略のモニタ・プリンタ等に
より目視確認できかつデータ記録することができる。
従って、この実施例によれば、描画装置に比較検査ユニ
ット1oOを付加させるだけで描画作業を行うための電
子光学系調整ユニソ)60、ビット変換ユニット70、
偏向制御ユニット80、スキャン制御ユニット62、テ
ーブル制御ユニット64をそのまま有効に利用するとと
もに常時は不使用の校正ユニット90とを巧みに利用す
ることによって検査作業ができる。このことは、描WJ
装置と検査W Zとを各1台づつ設備する必要がないか
ら経済上、設置スペース上、運転上ともに優れた実用的
価値を有するものとなる。
また、検査作業は、電子ビーム描画装置の電子光学系3
0をそのまま利用できるので、前記従来の光学的検査装
置に比較して光学的誤差が排除できる。従って、従来の
光学的検査装置における解像能力よりも高い能力を発揮
することができる。
0.1μm以下の欠陥も検出できる。ここに高精度の電
子ビーム描画装置の実効が保障されるということになる
また、cpus oのデータフォーマット変換等のデー
タ卓備作業プログラムやビット変換ユニット70、偏向
制御ユニフl−,80等による走査機能をそのまま利用
できるからデータ形式を描画作業と検査作業毎に変更す
る必要がなく、設計データをそのまま利用することがで
きる。
これは、設計データの作成ミスを回避できるとともにそ
の膨大な作業時間を排斥できるので結果として迅速かつ
高精度でマスクを製造することができる。
さらに、比較検査ユニット100は、周辺データを初期
条件設定データとして複数のスキャン分のパラレルデー
タと、校正ユニット90から導出した撮像データから左
右(スキャン方向)に1ピクセルだけづらせたパラレル
パターンデータを創成し、かつ比較回路11Oでは、当
該描画作業に定められた分解能に適応させる最大誤差(
この実施例では1ピクセル以下)を許容しながら欠陥判
断できるよう構成されているので、極めて実用的な検査
作業を実行することができる。
(第2実施例) 第2実施例は比較検査ユニソ)100を前記第1実施例
の場合と異なるものとしたものである。
従って、第1実施例の場合と同一の構成要素については
説明を省略するものとする。
さて、第2実施例の比較検査ユニット100は、第10
図に示すように、CPU50から入力された反射電子検
出器39の感度特性データをメモリする感度特性データ
メモリ112と、この官度特性データメモリ112に記
憶されたデータとビット変換器70からのパラレルパタ
ーンデータとを重畳させて多値パターンデータを発生さ
せる多値パターンデータ発生ユニット111と、校正ユ
ニット90からの撮像データであるデジタル多値データ
を記憶するイメージメモリ115と、多値パターンデー
タ発生ユニット111とイメージメモリ115との設計
データと撮像データに基づく両多値データを比較して欠
陥を検出する比較器114とから構成されている。
ここで、イメージメモリ115は数スキャン分のデータ
をメモリ可能とされ、比較器114は前記第1実施例の
場合と同様に±1ピクセルだけつれを許容して比較する
よう形成されている。
そして、撮像データは、スキャン制御ユニット62が送
出するタイミング信号を基準としてビームスキャン動作
と同期されかつ1クロック周期がピクセルサイズと一敗
する書込クロックWRTC;二よりイメージメモリ11
5にメモリされるよう形成されている。一方、設計デー
タは多値パターンデータ発生ユニット111で多値化デ
ータに変換されるが、これがための感度特性データは、
電子光学系30の自動校正(検査作業準備として行う。
)の際にマスクパターンエツジにおける感度特性を反射
電子検出器39によって測定し、第11図に示すように
滑らかに変化するアナログ信号をデジタル信号に変換し
た多値化波形をCPU50を介し磁気ディスク装置41
に記憶しつつ感度特性データメモリ112にストアされ
るものである。
続いて、比較器114では、両データを比較しCPU5
0から指定されたスレッシシルト値を越えたピクセルの
みを欠陥と判定する。
従って、この第2実施例の場合には、第1実施例の場合
と同様にモード選択によって描画作業と検査作業を能率
よく行うことができる。
さらに、比較検査ユニット100がマスクからの撮像デ
ータと設計データとを多値化パターンデータとして比較
するよう形成されているから、トーン情報を含み両デー
タを比較することになるのでハーフトーン欠陥をも検出
できるという優れた効果を奏する。
このことは、同一ピクセルサイズの場合、第1実施例(
2値デ一タ方式)に比べ解像能力を一層高めることがで
きることを意味するものである。
(第3実施例) 第3実施例は第2実施例の場合と同様に比較検査ユニッ
ト100を前記第1実施例の場合と異なるものとした場
合である。
すなわち、第1実施例が2値方式、第2実施例が多値方
式のデジタル比較方式であるのに対しアナログ比較方式
とした場合である。従って、第1実施例の場合と同一の
構成要素については説明を省略するものとする。
第3実施例の比較検査手段としての比較検査ユニット1
00は、第12図に示されるように多値パターンデータ
発生ユニット111から1スキャン分の多値データ(設
計データ)をロード可能とされたシフトレジスタファイ
ル123と、スキャン制御ユニ・7ト62からのシフト
ロックscに基づいてシフトレジスタファイル123か
らシリアルアウトされるデータをアナログ信号に変換す
るD/A変換器124と、このD/A変換器124と校
正ユニット90からの撮像データであるアナログ信号と
を比較するアナログ減算器125と、レジスタ126.
D/A変換器127を介しCPU50から指定されたス
レッショルド値とアナログ減算器125からの出力信号
とを比較する2組の比較器128a、128bと、比較
器128a。
128bによって比較され、その絶対値がスレッショル
ド値を越えた場合に欠陥と判定して出力するORゲート
129と、から構成されている。
従って、この実施例の場合にも第1実施例の場合と同様
に描画作業と検査作業とを迅速かつ高精度に行うことが
できる。
以上の実施例では、装置本体200と制御部300とか
ら電子ビーム描画装置を構成したが、要は設計データ(
ソースデータ)に基づき電子ビームをブランキング制御
して描画作業できるものであればよいからこれらの構成
は実施例に限定されない。例えば、ビット変換ユニット
7o、偏向ホj制御ユニット80、スキャン制御ユニッ
ト62等は機能的、便宜的区分であるからこれらを統合
的にハード化してもよい。
また、上記実施例では、試料5上に描画しこれを所定処
理して得たマスクを検査するものとしたが、ウェハ上に
直接パターンを描画するような場合にもそのウェハ上の
描画パターンを検査できるので本発明は適用される。同
様に走査型とは試料上に連続的にビーム走査させるもの
に°限定されずベクタースキャン方式、可変整形ビーム
方式の如く描画対象部分のみにビーム照射して描画でき
るようした描画装置であっても容易にマスクスキャンに
切換えて、検査モードとすることができるので本発明は
適用される。
〔発明の効果〕
本発明は、ブランキング制御して描画できるとともにそ
の設計データおよび構成要素をそのまま利用して描画さ
れたマスクのパターンを迅速かつ高精度に検査できると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子ビーム走査型描画装置の第1
実施例を示す全体構成図、第2図は同じくビット変換ユ
ニットの構成回路図、第3図は同しくフォーマット変換
の説明図であって、(A)は本装置固有の図形表現形式
、(B)は設計データの形式、(C)は中間フォーマン
トを示す、第4121は同じくビット変換の内容説明図
で(A)は本Jj装置固有の図形表現形式を示し、(B
)はビットデータを示す、第5図は同じく偏向制御ユニ
ットの構成回路図、第6図は同じくタイミングチャート
で(A)はりセント信号で(B)は偏向幅信号である、
第7図は同じく撮像パターンデータ発生手段を併る校正
ユニットの構成回路図、第8図は同じくスキャン方式の
説明図、第9図は同じく比較検査ユニットの構成回路図
、第10図は、第2実施例を示す比較検査ユニットの構
成回路図、第11図は第2実施例の比較検査ユニットに
入力される怒度特性曲線図および第12図は第3実施例
を示す比較検査ユニットの構成回路口である。 5・・・試料(マスク)、10・・・テーブル駆動手段
、20・・・測長システム、30・・・電子光学系、3
9・・・像検出手段を併る反射光検出器、40・・・外
部記P手段、50・・・CPU、60・・・電子光学系
調整ユニット、62・・・スキャン制御ユニット、64
・・・テーブル制御ユニット、70・・・ビット変換ユ
ニット、80・・・偏向制御ユニット、90・・・撮像
パターンデータ発生手段を併る校正ユニット、100・
・・比較検査ユニット、1Q3a、b、c・・・第1記
憶手段を形成するランチ回路、104a、b、c・・・
第1記憶手段を形成するシフトレジスタ、106 a。 b、c、107・・・第2記憶手段を形成するシフトレ
ジスタ、111・・・多値パターンデータ発生ユニット
、114,128a、b−・−比較器、115−イメー
ジメモリ、124・・・D/A変換器、125・・・ア
ナログ減算器、200・・・装置本体、300・・・制
御部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設計データに基づいてブランキング制御されたビ
    ームを試料に照射して、その試料上に所定パターンを描
    画する電子ビーム描画装置において、前記試料に代えて
    取り付けられたマスクからの反射電子を検出してマスク
    上のパターンを撮像する像検出手段と、この像検出手段
    の出力から前記設計データに基づく設計パターンデータ
    に対応させた撮像パターンデータを創成するための撮像
    パターンデータ発生手段と、該設計パターンデータと撮
    像パターンデータとを比較して該マスクのパターンの欠
    陥を検出する比較検査手段とを設け、前記電子ビームを
    走査しながら前記マスクの検査ができるよう構成したこ
    とを特徴とする電子ビーム描画装置。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、前記比較検
    査手段が、前記設計データに基づき2値化された設計パ
    ターンデータを記憶するための第1記憶手段と、前記撮
    像パターンデータ発生手段からの撮像パターンデータに
    基づき2値化された撮像パターンデータを記憶するため
    の第2記憶手段とからなり、両記憶手段に記憶された両
    パターンデータを比較して設計パターンに対する撮像パ
    ターンの同否を判別してマスクパターンの欠陥を検出で
    きるよう構成されている電子ビーム描画装置。
  3. (3)前記特許請求の範囲第2項において、前記第1記
    憶手段が、複数のラッチ回路と、これに対応させた複数
    のシフトレジスタとを有し複数スキャン分の設計パター
    ンデータを記憶できるものとされている電子ビーム描画
    装置。
  4. (4)前記特許請求の範囲第2項において、前記第2記
    憶手段が、前記撮像パターンデータ発生手段からの撮像
    パターンデータをそのまま記憶するシフトレジスタと、
    撮像パターンデータを1ピクセル分だけシフトさせて記
    憶する複数のシフトレジスタとから形成されている電子
    ビーム描画装置。
  5. (5)前記特許請求の範囲第1項において、前記比較検
    査手段が、前記設計データに基づく2値化された設計パ
    ターンデータと前記像検出手段の感度特性データとを重
    畳させて設計多値パターンデータを発生させる多値パタ
    ーンデータ発生ユニットと、前記撮像パターンデータ発
    生手段からの撮像多値パターンデータを記憶するイメー
    ジメモリと、多値パターンデータ発生ユニットとイメー
    ジメモリからの両多値パターンデータとを比較する比較
    器とを含み、この比較器での差分値が所定のスレッショ
    ルド値を越えた場合に欠陥と判断できるよう形成されて
    いる電子ビーム描画装置。
  6. (6)前記特許請求の範囲第1項において、前記比較検
    査手段が、前記設計データに基づく2値化された設計パ
    ターンデータと前記像検出手段の感度特性データとを重
    畳させて設計多値パターンデータを発生させる多値パタ
    ーンデータ発生ユニットと、この多値パターンデータ発
    生ユニットからの設計パターンデータをシリアルに読出
    しアナログ信号に変換するD/A変換器と、このD/A
    変換器からのアナログ信号と前記撮像パターンデータ発
    生手段からの撮像シリアルパターンデータのアナログ信
    号とを減算するアナログ減算器と、このアナログ減算器
    の出力の絶対値が所定のスレッショルド値を越えた場合
    に欠陥と判断する比較器とから形成されている電子ビー
    ム描画装置。
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