JPS6317419B2 - - Google Patents
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- JPS6317419B2 JPS6317419B2 JP60276093A JP27609385A JPS6317419B2 JP S6317419 B2 JPS6317419 B2 JP S6317419B2 JP 60276093 A JP60276093 A JP 60276093A JP 27609385 A JP27609385 A JP 27609385A JP S6317419 B2 JPS6317419 B2 JP S6317419B2
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- chiyocolate
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は装飾チヨコレート、特に表面に文字・
図形等の凸部と2種以上のチヨコレート材料を多
数に積層したものでなる装飾チヨコレートの製造
方法と、その製法に用いる型枠の製造用具に関す
る。
図形等の凸部と2種以上のチヨコレート材料を多
数に積層したものでなる装飾チヨコレートの製造
方法と、その製法に用いる型枠の製造用具に関す
る。
<従来の技術>
文字・図形等の凹凸模様を表面に施こした単に
一種のみのチヨコレート材料からなる装飾チヨコ
レートや、あるチヨコレート材料(例えばホワイ
トチヨコレート)の基台上に別のチヨコレート材
料(例えば褐色チヨコレート)で凹凸模様を施こ
した二種類のチヨコレート材料からなる装飾チヨ
コレートが存在する。しかし、これらの単なる凹
凸模様や二種のチヨコレート材料を立体的に施こ
しただけのものでは嗜好性の高い現在の需要者の
要望に十分答えることができない。また、上記二
種類のチヨコレート材料を利用した装飾チヨコレ
ートは境界部分において互いのチヨコレート材料
が混入して凹凸模様が不鮮明になり美麗さに欠け
る不都合があつた。
一種のみのチヨコレート材料からなる装飾チヨコ
レートや、あるチヨコレート材料(例えばホワイ
トチヨコレート)の基台上に別のチヨコレート材
料(例えば褐色チヨコレート)で凹凸模様を施こ
した二種類のチヨコレート材料からなる装飾チヨ
コレートが存在する。しかし、これらの単なる凹
凸模様や二種のチヨコレート材料を立体的に施こ
しただけのものでは嗜好性の高い現在の需要者の
要望に十分答えることができない。また、上記二
種類のチヨコレート材料を利用した装飾チヨコレ
ートは境界部分において互いのチヨコレート材料
が混入して凹凸模様が不鮮明になり美麗さに欠け
る不都合があつた。
<発明が解決しようとする問題点>
本発明は、上記従来の欠点を解決すると共に今
までにない新しいタイプの装飾チヨコレート、即
ち使用するチヨコレート材料を二種以上で三層に
積層し、かつ表面には凹凸模様を有する豪華な装
飾チヨコレートを製造する方法を提供し、かつそ
の方法に用いる製造用具を得ることを目的とす
る。本発明の他の目的は、二種類のチヨコレート
材料間を物理的に仕切つて互いの境目を外部から
容易に判らないようにした装飾チヨコレートの製
造方法とその製造用具を提供せんとするにある。
までにない新しいタイプの装飾チヨコレート、即
ち使用するチヨコレート材料を二種以上で三層に
積層し、かつ表面には凹凸模様を有する豪華な装
飾チヨコレートを製造する方法を提供し、かつそ
の方法に用いる製造用具を得ることを目的とす
る。本発明の他の目的は、二種類のチヨコレート
材料間を物理的に仕切つて互いの境目を外部から
容易に判らないようにした装飾チヨコレートの製
造方法とその製造用具を提供せんとするにある。
<問題点を解決するための手段>
本発明は、上記問題点を解決したものであり、
その要旨は上面に文字・図形等の凹部を形成した
下型に流動状態の第1のチヨコレート材料を流し
込み、その後下型上面をスクレープする第1の工
程と、該第1のチヨコレート材料を冷却し、固化
前に透孔部と透孔部の周囲に隔壁を設けた上型を
前記下型に載置・固定後、前記隔壁により仕切ら
れた周辺溝部の底より高い位置まで隔壁の内側に
流動状態の第2のチヨコレート材料を流し込む第
2の工程と、該第2のチヨコレート材料を冷却
し、固化前に前記上型における隔壁の内側から外
側の周辺溝部にかけて第3のチヨコレート材料を
流し込む第3の工程と、前記第1、第2及び第3
のチヨコレート材料を一体に冷却し、固化後に下
型と上型より型抜きする第4の工程とからなる装
飾チヨコレートの製造方法にある。また、本発明
の別の要旨は装飾チヨコレートの製法に用いる製
造用具として、上面に文字・図形等の凹部を複数
組形成した下型と、前記凹部に対応する透孔部を
複数組備えた上型とからなり、該上型が前記透孔
部の周囲に設けた隔壁により仕切られた周辺溝部
を備えたものにある。ここで、上型と下型はステ
ンレス等の金属であつてもよいがポリカーボネー
ト、ポリスチレン等の合成樹脂で一体成形したも
のが耐腐蝕性等チヨコレートを取り扱う上におい
て望ましい。また、下型に流し込む第1のチヨコ
レート材料と、上型に流し込む第2及び第3のチ
ヨコレート材料とは、三種とも色彩、味覚又は菓
子、果実等各種混入物を混合したチヨコレート等
異なるものを用いてもよいし、又二種のチヨコレ
ート材料を交互に使用して三層になるようにした
ものであつてもよい。また、第1と第2のチヨコ
レート材料のベース油脂は、融点、収縮率を考慮
して両者が一体に固化するに必要な量と色彩を明
確にするに必要な量の範囲でなければならない
が、この点については本発明者が先に出願した昭
和56年特許願第57839号が参考になろう。さらに、
下型の凹部は第1のチヨコレート材料を流し込む
ところであり、上型の透孔部はまず透孔部の周囲
に設けた隔壁の内側に第2のチヨコレート材料を
前記第1のチヨコレート材料の上から流し込み、
さらに第3のチヨコレート材料を前記第2のチヨ
コレート材料の上から流し込んで前記隔壁を越え
て外側の周辺溝部にまで流し込み、これら第1、
第2及び第3のチヨコレート材料を結晶して一体
に冷却・固化されるようにしたところである。
その要旨は上面に文字・図形等の凹部を形成した
下型に流動状態の第1のチヨコレート材料を流し
込み、その後下型上面をスクレープする第1の工
程と、該第1のチヨコレート材料を冷却し、固化
前に透孔部と透孔部の周囲に隔壁を設けた上型を
前記下型に載置・固定後、前記隔壁により仕切ら
れた周辺溝部の底より高い位置まで隔壁の内側に
流動状態の第2のチヨコレート材料を流し込む第
2の工程と、該第2のチヨコレート材料を冷却
し、固化前に前記上型における隔壁の内側から外
側の周辺溝部にかけて第3のチヨコレート材料を
流し込む第3の工程と、前記第1、第2及び第3
のチヨコレート材料を一体に冷却し、固化後に下
型と上型より型抜きする第4の工程とからなる装
飾チヨコレートの製造方法にある。また、本発明
の別の要旨は装飾チヨコレートの製法に用いる製
造用具として、上面に文字・図形等の凹部を複数
組形成した下型と、前記凹部に対応する透孔部を
複数組備えた上型とからなり、該上型が前記透孔
部の周囲に設けた隔壁により仕切られた周辺溝部
を備えたものにある。ここで、上型と下型はステ
ンレス等の金属であつてもよいがポリカーボネー
ト、ポリスチレン等の合成樹脂で一体成形したも
のが耐腐蝕性等チヨコレートを取り扱う上におい
て望ましい。また、下型に流し込む第1のチヨコ
レート材料と、上型に流し込む第2及び第3のチ
ヨコレート材料とは、三種とも色彩、味覚又は菓
子、果実等各種混入物を混合したチヨコレート等
異なるものを用いてもよいし、又二種のチヨコレ
ート材料を交互に使用して三層になるようにした
ものであつてもよい。また、第1と第2のチヨコ
レート材料のベース油脂は、融点、収縮率を考慮
して両者が一体に固化するに必要な量と色彩を明
確にするに必要な量の範囲でなければならない
が、この点については本発明者が先に出願した昭
和56年特許願第57839号が参考になろう。さらに、
下型の凹部は第1のチヨコレート材料を流し込む
ところであり、上型の透孔部はまず透孔部の周囲
に設けた隔壁の内側に第2のチヨコレート材料を
前記第1のチヨコレート材料の上から流し込み、
さらに第3のチヨコレート材料を前記第2のチヨ
コレート材料の上から流し込んで前記隔壁を越え
て外側の周辺溝部にまで流し込み、これら第1、
第2及び第3のチヨコレート材料を結晶して一体
に冷却・固化されるようにしたところである。
<実施例>
本発明の好ましい実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は本発明の製造用具を用いて装飾チヨコ
レートを製造する方法を説明する要部縦断面図で
あり、第2図は第1図によつて出来た装飾チヨコ
レートの斜視図、第3図は第2図の縦断面図であ
る。
レートを製造する方法を説明する要部縦断面図で
あり、第2図は第1図によつて出来た装飾チヨコ
レートの斜視図、第3図は第2図の縦断面図であ
る。
図において、1は上面を逆富士形と雲とで凹部
2を型取りしたポリカーボネート製の下型であ
り、この下型には前記凹部2が大きさに応じて複
数組形成している。また、3は透孔部4を備えた
ポリカーボネート製の上型であり、上型の透孔部
4は略逆台形であつて周囲に隔壁5により仕切ら
れた周辺溝部6を設けている。透孔部4は、前記
下型の凹部2に対応する位置に凹部2と同数組備
えている。なお、上記凹部2と透孔部4の形状は
上記形状に限られることがないこともちろんであ
り、隔壁5と周辺溝部6も周囲全体に亘つている
ものばかりでなく、一部に散在している場合も考
えられる。また、下型上面の凹部2の周囲と上型
下面の透孔部の周囲とは、両者間に流動状態のチ
ヨコレート材料が侵入しないように形状が合致し
たものであればよいが、普通平坦に形成してい
る。
2を型取りしたポリカーボネート製の下型であ
り、この下型には前記凹部2が大きさに応じて複
数組形成している。また、3は透孔部4を備えた
ポリカーボネート製の上型であり、上型の透孔部
4は略逆台形であつて周囲に隔壁5により仕切ら
れた周辺溝部6を設けている。透孔部4は、前記
下型の凹部2に対応する位置に凹部2と同数組備
えている。なお、上記凹部2と透孔部4の形状は
上記形状に限られることがないこともちろんであ
り、隔壁5と周辺溝部6も周囲全体に亘つている
ものばかりでなく、一部に散在している場合も考
えられる。また、下型上面の凹部2の周囲と上型
下面の透孔部の周囲とは、両者間に流動状態のチ
ヨコレート材料が侵入しないように形状が合致し
たものであればよいが、普通平坦に形成してい
る。
次に、上記構成からなる下型1及び上型3を用
いて装飾チヨコレートを製造する方法を説明す
る。まず、下型1に予め公知のコンチング又はテ
ンパリング等の前処理を施して29〜31℃付近の温
度にした第1のチヨコレート材料7である白色チ
ヨコレートを凹部2に流し込み、流し込んだ下型
上面の上をスクレープする。こうして流し込まれ
た白色チヨコレートは、内部が約4〜7℃に保た
れた第1冷却装置(図示せず)にコンベア等で移
送し、コンベア下部に取り付けた振動機で振動さ
せることによつて白色チヨコレート材料の気泡を
抜きながら約2分間冷却される。つぎに、冷却さ
れた白色チヨコレートは、固化する前にやはり前
処理を施こした29〜31℃の第2のチヨコレート材
料8である褐色チヨコレートを前記白色チヨコレ
ートの上より透孔部周囲の隔壁により仕切られた
周辺溝部の底より高い位置まで隔壁の内側に流し
込む。さらに、この白色と褐色チヨコレート材料
は内部を約4〜7℃に保たれた第2冷却装置(図
示せず)にコンベア等で移送され、振動機で振動
しながら白色チヨコレートと褐色チヨコレートの
気泡を抜きながら約4〜6分間冷却される。さら
に、第2のチヨコレート材料8である褐色チヨコ
レートが固化する前に、その上より上型における
隔壁5の内側から外側の周辺溝部6にかけて第3
のチヨコレート9である白色チヨコレート材料を
流し込む。こうして、白色、褐色及び白色のチヨ
コレート材料はやはり内部を約4〜7℃に保たれ
た第3冷却装置(図示せず)にコンベア等で移送
され、振動機で振動して上記各チヨコレート材料
の気泡を抜きながら約15〜25分間冷却して結晶・
固化する。冷却・固化により一体に成形した第
1、第2及び第3のチヨコレート材料は下型1と
上型3より離脱して型抜きをすることで装飾チヨ
コレート製品が仕上がる。
いて装飾チヨコレートを製造する方法を説明す
る。まず、下型1に予め公知のコンチング又はテ
ンパリング等の前処理を施して29〜31℃付近の温
度にした第1のチヨコレート材料7である白色チ
ヨコレートを凹部2に流し込み、流し込んだ下型
上面の上をスクレープする。こうして流し込まれ
た白色チヨコレートは、内部が約4〜7℃に保た
れた第1冷却装置(図示せず)にコンベア等で移
送し、コンベア下部に取り付けた振動機で振動さ
せることによつて白色チヨコレート材料の気泡を
抜きながら約2分間冷却される。つぎに、冷却さ
れた白色チヨコレートは、固化する前にやはり前
処理を施こした29〜31℃の第2のチヨコレート材
料8である褐色チヨコレートを前記白色チヨコレ
ートの上より透孔部周囲の隔壁により仕切られた
周辺溝部の底より高い位置まで隔壁の内側に流し
込む。さらに、この白色と褐色チヨコレート材料
は内部を約4〜7℃に保たれた第2冷却装置(図
示せず)にコンベア等で移送され、振動機で振動
しながら白色チヨコレートと褐色チヨコレートの
気泡を抜きながら約4〜6分間冷却される。さら
に、第2のチヨコレート材料8である褐色チヨコ
レートが固化する前に、その上より上型における
隔壁5の内側から外側の周辺溝部6にかけて第3
のチヨコレート9である白色チヨコレート材料を
流し込む。こうして、白色、褐色及び白色のチヨ
コレート材料はやはり内部を約4〜7℃に保たれ
た第3冷却装置(図示せず)にコンベア等で移送
され、振動機で振動して上記各チヨコレート材料
の気泡を抜きながら約15〜25分間冷却して結晶・
固化する。冷却・固化により一体に成形した第
1、第2及び第3のチヨコレート材料は下型1と
上型3より離脱して型抜きをすることで装飾チヨ
コレート製品が仕上がる。
上記の実施例では第1、第2及び第3のチヨコ
レート材料をそれぞれ白色、褐色及び白色とした
が、本発明はこれらの色彩に限らず、他の色彩の
組み合せ又は各種香料、アーモンド等を含浸した
チヨコレート材料を用いることもできる。
レート材料をそれぞれ白色、褐色及び白色とした
が、本発明はこれらの色彩に限らず、他の色彩の
組み合せ又は各種香料、アーモンド等を含浸した
チヨコレート材料を用いることもできる。
<発明の効果>
本発明では、単に表面凹凸模様を有する装飾チ
ヨコレートや二種のチヨコレート材料からなる装
飾チヨコレートとは異なり、下型の凹部により表
面に凹凸模様を作り、かつ下型の凹部と上型の透
孔部の上下において、三種又は二種三層の豪華な
装飾チヨコレートが得られる。また、本発明は第
2と第3のチヨコレート材料とを成形上隔壁によ
つて仕切り、その隔壁の内側において第1のチヨ
コレート材料と第2のチヨコレート材料を仕切る
ので両者の境が外部から容易に見えることができ
ないので、品質が良好で美麗な装飾チヨコレート
を得ることができる。さらに、本発明では装飾チ
ヨコレートを得るための製造用具として、上型の
透孔部に第2のチヨコレート材料を流し込む内側
と第3のチヨコレート材料を流し込む周辺溝部を
仕切る隔壁を設けているが、この隔壁も合成樹脂
の成形により簡単に一体成形することができる。
ヨコレートや二種のチヨコレート材料からなる装
飾チヨコレートとは異なり、下型の凹部により表
面に凹凸模様を作り、かつ下型の凹部と上型の透
孔部の上下において、三種又は二種三層の豪華な
装飾チヨコレートが得られる。また、本発明は第
2と第3のチヨコレート材料とを成形上隔壁によ
つて仕切り、その隔壁の内側において第1のチヨ
コレート材料と第2のチヨコレート材料を仕切る
ので両者の境が外部から容易に見えることができ
ないので、品質が良好で美麗な装飾チヨコレート
を得ることができる。さらに、本発明では装飾チ
ヨコレートを得るための製造用具として、上型の
透孔部に第2のチヨコレート材料を流し込む内側
と第3のチヨコレート材料を流し込む周辺溝部を
仕切る隔壁を設けているが、この隔壁も合成樹脂
の成形により簡単に一体成形することができる。
第1図は本発明の装飾チヨコレートの製造方法
を示す一部縦断面図、第2図は本発明方法により
出来た装飾チヨコレートの斜視図、第3図は第2
図の縦断面図である。 1…下型、2…下型の凹部、3…上型、4…上
型の透孔部、5…上型の隔壁、6…上型の周辺溝
部、7…第1のチヨコレート材料、8…第2のチ
ヨコレート材料、9…第3のチヨコレート材料。
を示す一部縦断面図、第2図は本発明方法により
出来た装飾チヨコレートの斜視図、第3図は第2
図の縦断面図である。 1…下型、2…下型の凹部、3…上型、4…上
型の透孔部、5…上型の隔壁、6…上型の周辺溝
部、7…第1のチヨコレート材料、8…第2のチ
ヨコレート材料、9…第3のチヨコレート材料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上面に文字・図形等の凹部を形成した下型に
流動状態の第1のチヨコレート材料を流し込み、
その後下型上面をスクレープする第1の工程と、
該第1のチヨコレート材料を冷却し、固化前に透
孔部と透孔部の周囲に隔壁を設けた上型を前記下
型に載置・固定後、前記隔壁により仕切られた周
辺溝部の底より高い位置まで隔壁の内側に流動状
態の第2のチヨコレート材料を流し込む第2の工
程と、該第2のチヨコレート材料を冷却し、固化
前に前記上型における隔壁の内側から外側の周辺
溝部にかけて第3のチヨコレート材料を流し込む
第3の工程と、前記第1、第2及び第3のチヨコ
レート材料を一体に冷却し、固化後に下型と上型
より型抜きする第4の工程とからなる装飾チヨコ
レートの製造方法。 2 上面に文字・図形等の凹部を複数組形成した
下型と、前記凹部に対応する透孔部を複数組備え
た上型とからなり、該上型が前記透孔部の周囲に
設けた隔壁により仕切られた周辺溝部を備えたこ
とを特徴とする装飾チヨコレートの製造方法に用
いる製造用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276093A JPS62138140A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 装飾チヨコレ−トの製造方法とその製法に用いる製造用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60276093A JPS62138140A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 装飾チヨコレ−トの製造方法とその製法に用いる製造用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62138140A JPS62138140A (ja) | 1987-06-20 |
JPS6317419B2 true JPS6317419B2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=17564702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60276093A Granted JPS62138140A (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 装飾チヨコレ−トの製造方法とその製法に用いる製造用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62138140A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5407691A (en) * | 1992-09-16 | 1995-04-18 | The Planning Factory, Inc. | Chocolate candy imprinting process |
AUPN943296A0 (en) * | 1996-04-22 | 1996-05-16 | Chocolate Makers International Pty Ltd | Chocolate with thin raised design |
JP4575276B2 (ja) * | 2005-11-07 | 2010-11-04 | 芥川製菓株式会社 | 複数色模様食品の製造に用いるモールド |
DE102007031369A1 (de) * | 2007-07-05 | 2009-01-08 | Mederer Gmbh | Süßwaren-Produkt |
JP4862089B2 (ja) * | 2010-07-12 | 2012-01-25 | 芥川製菓株式会社 | 複数色模様食品の製造方法とその製造装置 |
JP6381012B2 (ja) * | 2013-08-14 | 2018-08-29 | 株式会社ロッテ | チョコレートの製造方法およびその方法により製造されるチョコレート |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5940415A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-06 | コロナ技研工業株式会社 | 電気集じん機用碍子保護装置 |
JPS59220155A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | Akutagawa Seika Kk | 装飾チヨコレ−トの連続的自動製造装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60111687U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-29 | 明治乳業株式会社 | 立体模様を有する包装菓子 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP60276093A patent/JPS62138140A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5940415A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-06 | コロナ技研工業株式会社 | 電気集じん機用碍子保護装置 |
JPS59220155A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-11 | Akutagawa Seika Kk | 装飾チヨコレ−トの連続的自動製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62138140A (ja) | 1987-06-20 |
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