JPH02123198A - 石ケンの製造方法 - Google Patents
石ケンの製造方法Info
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- JPH02123198A JPH02123198A JP27591288A JP27591288A JPH02123198A JP H02123198 A JPH02123198 A JP H02123198A JP 27591288 A JP27591288 A JP 27591288A JP 27591288 A JP27591288 A JP 27591288A JP H02123198 A JPH02123198 A JP H02123198A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、石ケンの製造方法に関し、さらに詳しくは内
部に封入物を配置し又は印刷を施してなる石ケンの製造
方法に関する。
部に封入物を配置し又は印刷を施してなる石ケンの製造
方法に関する。
[従来の技術]
従来、第1図のごとく、透明な石ケンの内部に絵、文字
等を配置して、装飾的な効果を得たり、広告、宣伝のた
めに利用したりすることが行われている。この内部に絵
、文字等を配置した石ケンの製造は、例えば、 ■第7図(A)に示すごと(、円筒状の型1に石ケン溶
液を注入して固化させて円柱状の固形石ケンを成形し、
これを第7図(B)に示すように石ゲンの下半分に相当
する片2に切断する。切断された石ケンの1片2を第7
図(C)に示すように、型3に入れ、石ケン片2の上部
に石ケンの内部に入れたい絵、文字等を印刷したフィル
ム4を載せ、さらにその上部から石ケン溶液を注いで固
化させ石ケンの上半分を形成する方法■第8図(A)に
示すごとく、型5に石ケン溶液6を流し込んで固化させ
て石ケンの下半分を成形し、次に第8図(B)のように
固化した石ケンの下半分6aの上部に絵、文字等を印刷
したフィルム7を載せ、さらに第8図(C)のように上
方から石ケン溶液8を注いで、固化させ石ケンの上半分
を形成する方法 などの方法によって行われている。
等を配置して、装飾的な効果を得たり、広告、宣伝のた
めに利用したりすることが行われている。この内部に絵
、文字等を配置した石ケンの製造は、例えば、 ■第7図(A)に示すごと(、円筒状の型1に石ケン溶
液を注入して固化させて円柱状の固形石ケンを成形し、
これを第7図(B)に示すように石ゲンの下半分に相当
する片2に切断する。切断された石ケンの1片2を第7
図(C)に示すように、型3に入れ、石ケン片2の上部
に石ケンの内部に入れたい絵、文字等を印刷したフィル
ム4を載せ、さらにその上部から石ケン溶液を注いで固
化させ石ケンの上半分を形成する方法■第8図(A)に
示すごとく、型5に石ケン溶液6を流し込んで固化させ
て石ケンの下半分を成形し、次に第8図(B)のように
固化した石ケンの下半分6aの上部に絵、文字等を印刷
したフィルム7を載せ、さらに第8図(C)のように上
方から石ケン溶液8を注いで、固化させ石ケンの上半分
を形成する方法 などの方法によって行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の方法において、3石ケン内の所望の
位置に絵、文字等を配置するには熟練を要し、非常に手
間がかかることであった。また、大量生産においては、
均一に所定の箇所に絵、文字等が配置された石ケンを得
ることが困難であり、歩留りが悪かった。例えば、前記
第7図又は第8図に示す工程にしたがって、絵及び文字
を印刷したフィルムを内部に封入した石ケンを3000
0個製造した場合、フィルムの位置が正確に中心に配置
されていない不良品が4000個程度発生した。
位置に絵、文字等を配置するには熟練を要し、非常に手
間がかかることであった。また、大量生産においては、
均一に所定の箇所に絵、文字等が配置された石ケンを得
ることが困難であり、歩留りが悪かった。例えば、前記
第7図又は第8図に示す工程にしたがって、絵及び文字
を印刷したフィルムを内部に封入した石ケンを3000
0個製造した場合、フィルムの位置が正確に中心に配置
されていない不良品が4000個程度発生した。
そこで本発明の目的は、熟練を要せずにしかも簡便に、
内部の所望の位置に絵、文字、あるいは立体物などを封
入した石ケンを高い歩留率で得ることができる方法を提
供することにある。
内部の所望の位置に絵、文字、あるいは立体物などを封
入した石ケンを高い歩留率で得ることができる方法を提
供することにある。
即ち、本発明は、前記課題を解決するものとして、
石ケン内部の一定箇所に配置する封入物を、該一定箇所
に対応して型Aに設けられた封入物固定部に配置し、型
Aの上部に石ケンの片側に対応して成形された型Bを組
付け、石ケン溶液を流し込んで固化させることにより表
層部に前記封入物が付着ないしは取込まれた石ケンの片
側部分を成形した後、型Bから型Aを取り外し、型Bに
石ケンのもう一方の片側に対応して成形された型Cを組
付けて石ケン溶液を流し込んで固化させることにより石
ケンの他方の片側部分を成形することからなる内部に封
入物を有する石ケンの製造方法を提供するものである。
に対応して型Aに設けられた封入物固定部に配置し、型
Aの上部に石ケンの片側に対応して成形された型Bを組
付け、石ケン溶液を流し込んで固化させることにより表
層部に前記封入物が付着ないしは取込まれた石ケンの片
側部分を成形した後、型Bから型Aを取り外し、型Bに
石ケンのもう一方の片側に対応して成形された型Cを組
付けて石ケン溶液を流し込んで固化させることにより石
ケンの他方の片側部分を成形することからなる内部に封
入物を有する石ケンの製造方法を提供するものである。
本発明の方法で用いられる型Aは、石ケン内部の一定箇
所に配置する封入物を、該一定箇所に対応して設けられ
た封入物固定部を上面に有し、型Aと型Bを嵌め合わセ
るための嵌合わせ部を上縁に有するものである。例えば
、第1図の場合のように、印刷を施した偏平な封入物を
石ケンの中央に配置する場合には、第2図に示すごとく
、円柱状の型、A、 11の上面12の中心に設けられ
た底が平らな円筒状の凹部13からなる封入物固定部を
有し、上縁に後記の型Bの嵌め合わせ部18と嵌め合わ
せられる嵌合わせ部14を有するものである。この凹部
13の形状は種々可能であり、石ケンの内部に封入する
物の形状にしたがって、適当な形状のものを選択するこ
とができる。例えば、円形、三角形、長方形、あるいは
一定の形状に成形したフィルム、祇;円柱、角柱、直方
体、球形等の幾何学的形状の立体物;あるいは一定の形
状の立体物等を内部に配置する場合、その形状に対応し
て凹部13の形状を形成すればよい。
所に配置する封入物を、該一定箇所に対応して設けられ
た封入物固定部を上面に有し、型Aと型Bを嵌め合わセ
るための嵌合わせ部を上縁に有するものである。例えば
、第1図の場合のように、印刷を施した偏平な封入物を
石ケンの中央に配置する場合には、第2図に示すごとく
、円柱状の型、A、 11の上面12の中心に設けられ
た底が平らな円筒状の凹部13からなる封入物固定部を
有し、上縁に後記の型Bの嵌め合わせ部18と嵌め合わ
せられる嵌合わせ部14を有するものである。この凹部
13の形状は種々可能であり、石ケンの内部に封入する
物の形状にしたがって、適当な形状のものを選択するこ
とができる。例えば、円形、三角形、長方形、あるいは
一定の形状に成形したフィルム、祇;円柱、角柱、直方
体、球形等の幾何学的形状の立体物;あるいは一定の形
状の立体物等を内部に配置する場合、その形状に対応し
て凹部13の形状を形成すればよい。
また、第6図に示す型Aの変形例11′は、封入物固定
部である凹部13の底面に少なくとも1個の突起15を
設けたものである。この突起15によって、封入物固定
部である凹部13に配置した封入物を底面から浮いた状
態にし、石ケン溶液を流し込んだときに、該溶液が封入
物の下に回り込み封入物を包みこむ形態となり、石ケン
が固化したときに、封入物が固化した石ケンの表層部に
付着ないし取込まれるようにすることができる。さら乙
こ、型Aの封入物固定部が設けられる上面12′は封入
物固定部を中心として外側に向かって下向きに傾斜した
テーバとなる形状とすることが好ましい。このように上
面12′を下向きに傾斜した形状とすることにより1、
型Aと型Bとを組付けて石ケンの片側を固化形成させた
後、型Bと型Cとを組付けてもう一方の片側を形成した
場合、得られた石ケンの側壁に現れる片側ともう一方の
片側との境界線が石ケンの側壁の中央に現れず、石ケン
の体裁、美観上好都合である。
部である凹部13の底面に少なくとも1個の突起15を
設けたものである。この突起15によって、封入物固定
部である凹部13に配置した封入物を底面から浮いた状
態にし、石ケン溶液を流し込んだときに、該溶液が封入
物の下に回り込み封入物を包みこむ形態となり、石ケン
が固化したときに、封入物が固化した石ケンの表層部に
付着ないし取込まれるようにすることができる。さら乙
こ、型Aの封入物固定部が設けられる上面12′は封入
物固定部を中心として外側に向かって下向きに傾斜した
テーバとなる形状とすることが好ましい。このように上
面12′を下向きに傾斜した形状とすることにより1、
型Aと型Bとを組付けて石ケンの片側を固化形成させた
後、型Bと型Cとを組付けてもう一方の片側を形成した
場合、得られた石ケンの側壁に現れる片側ともう一方の
片側との境界線が石ケンの側壁の中央に現れず、石ケン
の体裁、美観上好都合である。
本発明で用いられる型Bは、型Aに取り付けられて石ケ
ンの片側部分を形成するように成形され、上部に石ケン
溶液の注入口を有し、封入物固定部に封入物を配置した
型への上部に組み付けられるものである。例えば、第3
図に示すように、型816は、上部に石ケン溶液注入口
17を有し、下縁内周に型への嵌め合わせ部14及び後
記の型Cの嵌め合わせ部21と嵌め合わせられる嵌め合
わせ部18を有し、石ケンの片側部分の形状に対応した
内面形状をなす椀形をなすものである。この内面形状は
、目的とする石ケンの形状に応じて種々変えることがで
きる。
ンの片側部分を形成するように成形され、上部に石ケン
溶液の注入口を有し、封入物固定部に封入物を配置した
型への上部に組み付けられるものである。例えば、第3
図に示すように、型816は、上部に石ケン溶液注入口
17を有し、下縁内周に型への嵌め合わせ部14及び後
記の型Cの嵌め合わせ部21と嵌め合わせられる嵌め合
わせ部18を有し、石ケンの片側部分の形状に対応した
内面形状をなす椀形をなすものである。この内面形状は
、目的とする石ケンの形状に応じて種々変えることがで
きる。
本発明で用いられる型Cは、型Bの内側に形成された石
ケンの片側に対してもう−・方の片側を成形するための
ものであり、石ケン溶液の注入口を有し、型Bに組み付
けられるものである。例えば、第4図に示すように、型
Ci9は、上部に石ケン溶液注入口20を有するととも
に、下縁に型Bの嵌め合わせ部18と嵌め合わせられる
嵌め合わせ部21を有し、石ケンのもう一方の片側部分
の形状に対応した内面形状をなす椀形のものである。こ
の型Cの内面形状も目的とする石ケンの形状に応じて種
々変えることができる。
ケンの片側に対してもう−・方の片側を成形するための
ものであり、石ケン溶液の注入口を有し、型Bに組み付
けられるものである。例えば、第4図に示すように、型
Ci9は、上部に石ケン溶液注入口20を有するととも
に、下縁に型Bの嵌め合わせ部18と嵌め合わせられる
嵌め合わせ部21を有し、石ケンのもう一方の片側部分
の形状に対応した内面形状をなす椀形のものである。こ
の型Cの内面形状も目的とする石ケンの形状に応じて種
々変えることができる。
以上の型A、B及びCは、流し込まれる石ケン溶液、石
ケン溶液の温度等に対して耐久性を有するものであれば
、いずれの材質のものでもよく、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。また、第2図〜第
4図及び第6図に示した型A、B及びCは、本発明の方
法によって略円柱状の石ケンを製造するために用いられ
る型を例示したものであるが、本発明の方法は、型A、
B及びCの形状によってどのような形状の石ケン、例え
ば、直方体状、立法棒状、円盤状、球状、丸棒状等の形
状、あるいは動物、植物、建造物等の形状に模したもの
などのいずれの形状の石ケンにも適用できるものである
。
ケン溶液の温度等に対して耐久性を有するものであれば
、いずれの材質のものでもよく、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル等が挙げられる。また、第2図〜第
4図及び第6図に示した型A、B及びCは、本発明の方
法によって略円柱状の石ケンを製造するために用いられ
る型を例示したものであるが、本発明の方法は、型A、
B及びCの形状によってどのような形状の石ケン、例え
ば、直方体状、立法棒状、円盤状、球状、丸棒状等の形
状、あるいは動物、植物、建造物等の形状に模したもの
などのいずれの形状の石ケンにも適用できるものである
。
本発明の方法は、以上の型A、B及びCを用いて次のよ
うな工程にしたがって、内部に封入物を配置してなる石
ケンを製造する方法である。
うな工程にしたがって、内部に封入物を配置してなる石
ケンを製造する方法である。
まず、第5図(A)のように、第6図に示す型A11′
の封入物固定部である凹部13に封入物23を配置した
後、第5図(B)のごとく型B16を型A11′の上部
に嵌め合わせ、石ケン溶液注入口17から石ケン溶液を
注入し、石ケンを固化させて、第5図(C)のように石
ケンの片側部分を形成させる。得られた片側部分の表層
部には、封入物23が付着した状態にある。石ケンの片
側が形成されたら、型A11′を型Bl&から取り外し
、第5図(D)のように型B16を固化した石ケン24
とともに転倒し、第5図(E)のように型B16の上部
に型C19を嵌め合わせ型C19の石ケン溶液注入口2
0から石ケン溶液を注入して石ケンのもう一方の片側部
分を固化させる。石ケンが固化した後、型Bと型Cを固
化した石ケン25から取り外し、第5図(F)のように
得られた石ケン25を整形して、第1図に示すように内
部の一定箇所に封入物を配置した石ケンが得られる。
の封入物固定部である凹部13に封入物23を配置した
後、第5図(B)のごとく型B16を型A11′の上部
に嵌め合わせ、石ケン溶液注入口17から石ケン溶液を
注入し、石ケンを固化させて、第5図(C)のように石
ケンの片側部分を形成させる。得られた片側部分の表層
部には、封入物23が付着した状態にある。石ケンの片
側が形成されたら、型A11′を型Bl&から取り外し
、第5図(D)のように型B16を固化した石ケン24
とともに転倒し、第5図(E)のように型B16の上部
に型C19を嵌め合わせ型C19の石ケン溶液注入口2
0から石ケン溶液を注入して石ケンのもう一方の片側部
分を固化させる。石ケンが固化した後、型Bと型Cを固
化した石ケン25から取り外し、第5図(F)のように
得られた石ケン25を整形して、第1図に示すように内
部の一定箇所に封入物を配置した石ケンが得られる。
また、上記例示の工程は、石ケン内の一定箇所に封入物
を配置する方法であるが、本発明の方法では、内部の一
定箇所に印刷を施した石ケンを製造することもできる。
を配置する方法であるが、本発明の方法では、内部の一
定箇所に印刷を施した石ケンを製造することもできる。
例えば、石ケン内部の印刷を施す箇所に対応する印刷面
形成部を有する型への上部に石ケンの片側に対応して成
形された型Bを組み付け、石ケン溶液を流し込んで固化
させることにより印刷面を有する石ケンの片側部分を成
形した後、型Bから型Aを取り外し、形成された印刷面
に印刷し、次に型Bに石ケンのもう一方の片側に対応し
て成形された型Cを組み付け石ケン溶液を流し込んで固
化させることにより石ケンの他方の片側部分を成形する
ことからなる内部に印刷された面を有する石ケンの製造
方法によって行うことができる。
形成部を有する型への上部に石ケンの片側に対応して成
形された型Bを組み付け、石ケン溶液を流し込んで固化
させることにより印刷面を有する石ケンの片側部分を成
形した後、型Bから型Aを取り外し、形成された印刷面
に印刷し、次に型Bに石ケンのもう一方の片側に対応し
て成形された型Cを組み付け石ケン溶液を流し込んで固
化させることにより石ケンの他方の片側部分を成形する
ことからなる内部に印刷された面を有する石ケンの製造
方法によって行うことができる。
本発明の方法に用いられる石ケン溶液は、通常の固形石
ケンの製造に用いられるいずれのものでも良いが、内部
に配置した封入物、印刷面等が外側から見えるようにす
るためには、固化して透明な石ケンが得られるものが好
ましい。また、片側を不透明とし、もう一方の片側を透
明とした石ケンとし、内部の封入物、印刷面等を一方の
側からのみ見えるようにすることもできる。例えば、型
Bに注入する石ケン溶液を不透明石ケンの溶液とし、型
Cに注入する石ケン溶液を透明な石ゲンのものとするこ
とによって製造することができる。
ケンの製造に用いられるいずれのものでも良いが、内部
に配置した封入物、印刷面等が外側から見えるようにす
るためには、固化して透明な石ケンが得られるものが好
ましい。また、片側を不透明とし、もう一方の片側を透
明とした石ケンとし、内部の封入物、印刷面等を一方の
側からのみ見えるようにすることもできる。例えば、型
Bに注入する石ケン溶液を不透明石ケンの溶液とし、型
Cに注入する石ケン溶液を透明な石ゲンのものとするこ
とによって製造することができる。
さらに、所望の色、匂い等を得るために、着色料、香料
等を石ケン溶液に添加することも任意である。
等を石ケン溶液に添加することも任意である。
本発明の方法によって石ケンの内部に封入される絵、文
字、立体物等は、特に制限されず、いずれのものでもよ
い。例えば、絵、文字、模様等を印刷したフィルム、紙
等が挙げられる。また、内部に印刷を施した石ケンを製
造する場合、印刷に使用する印刷機、インク、印刷方法
等は特に制限されず、印刷する絵、文字、模様等にした
がって、適宜選択することができる。
字、立体物等は、特に制限されず、いずれのものでもよ
い。例えば、絵、文字、模様等を印刷したフィルム、紙
等が挙げられる。また、内部に印刷を施した石ケンを製
造する場合、印刷に使用する印刷機、インク、印刷方法
等は特に制限されず、印刷する絵、文字、模様等にした
がって、適宜選択することができる。
以上のようにして内部に封入物を配置し、または印刷を
施した石ケンは、常法にしたがって、仕上げのための整
形を行って製品とすることができる。
施した石ケンは、常法にしたがって、仕上げのための整
形を行って製品とすることができる。
次に、本発明の方法を実施例により説明する。
実施例1
上記第6図、第3図及び第4図に示す型A、 B及びC
を用いて第5図(八)〜(F)に主要な工程を示す方法
にしたがって内部にフィルムを封入した石ケンを製造し
た。
を用いて第5図(八)〜(F)に主要な工程を示す方法
にしたがって内部にフィルムを封入した石ケンを製造し
た。
(1)石ケン溶液の調製
下記配合:
石ケン素地 57.2重量%グリセリン
8.6重量%白糖
12.7重量%塩化ナトリウム 0
.4重量%精製水 20.0重量%
エデト塩酸 0.1重量%香料
1.0重量%からなる原料を、反応容器
に仕込み、60°Cに加熱してケン化させ、−夜装置し
て熟成させ、石ケン溶液を得た。
8.6重量%白糖
12.7重量%塩化ナトリウム 0
.4重量%精製水 20.0重量%
エデト塩酸 0.1重量%香料
1.0重量%からなる原料を、反応容器
に仕込み、60°Cに加熱してケン化させ、−夜装置し
て熟成させ、石ケン溶液を得た。
(2)第5図(A)に示すように、第6図に示す型A1
1′の封入物固定部である凹部13に、直径37mm、
厚さ50μmの透明プラスチックフィルム(富士タンク
社製)にシルク印刷により「石ケン」と印刷してなる印
刷フィルムを置き、第5図(B)に示すように、型A1
1′ と型B16を組付け、型816の上部の石ケン溶
液注入口17から石ケン溶液を流し込み、1日乾燥させ
て、第5図(C)のように、石ケンの片側部分24を固
化させた後、第5図(D)に示すように、型A11′を
型B16から取り外す。フィルムが形成された石ケンの
片側部分の真中に位置していることを確認した後、第5
図(E)に示すように、型B16の中に固化した石ケン
の片側部分24を入れたまま型816に型C19を組付
け、型C19の石ケン溶液注入口20から石ケン溶液を
流し込み、1日間乾燥して固化させた。その後型816
と型C19を固化した石ケンから取り外し、第5図(F
)に示すように、中心に印刷フィルムを配置した固形の
石ケン25を得た。
1′の封入物固定部である凹部13に、直径37mm、
厚さ50μmの透明プラスチックフィルム(富士タンク
社製)にシルク印刷により「石ケン」と印刷してなる印
刷フィルムを置き、第5図(B)に示すように、型A1
1′ と型B16を組付け、型816の上部の石ケン溶
液注入口17から石ケン溶液を流し込み、1日乾燥させ
て、第5図(C)のように、石ケンの片側部分24を固
化させた後、第5図(D)に示すように、型A11′を
型B16から取り外す。フィルムが形成された石ケンの
片側部分の真中に位置していることを確認した後、第5
図(E)に示すように、型B16の中に固化した石ケン
の片側部分24を入れたまま型816に型C19を組付
け、型C19の石ケン溶液注入口20から石ケン溶液を
流し込み、1日間乾燥して固化させた。その後型816
と型C19を固化した石ケンから取り外し、第5図(F
)に示すように、中心に印刷フィルムを配置した固形の
石ケン25を得た。
この固形の石ケン25を45日間常温より5°C高い温
度に保って風乾させた。乾燥のため変形した石ケンをぬ
るま湯につけて表面を柔らかくし、型押機で成形した後
、2日間乾燥させた。
度に保って風乾させた。乾燥のため変形した石ケンをぬ
るま湯につけて表面を柔らかくし、型押機で成形した後
、2日間乾燥させた。
その後、再度仕上げの成形を施した後、石ケンの内部に
封入したフィルムの位置が正確に中心であるか否かを検
査した。その結果、30000個製造した石ケンのうち
、80個が位置がずれた不良品であったが、その他は封
入状態が良好な製品であった。
封入したフィルムの位置が正確に中心であるか否かを検
査した。その結果、30000個製造した石ケンのうち
、80個が位置がずれた不良品であったが、その他は封
入状態が良好な製品であった。
本発明の方法によれば、熟練を要せずに簡便に内部の所
望の位置に絵、文字、あるいは立体物などを正確に封入
しまたは印刷を施した石ケンを高い歩留率で得ることが
できる。
望の位置に絵、文字、あるいは立体物などを正確に封入
しまたは印刷を施した石ケンを高い歩留率で得ることが
できる。
第1図は、本発明の方法により製造される内部に印刷フ
ィルムを封入してなる石ケンの斜視図、第2図〜第4図
は本発明の方法で用いる型A、 B及びCをそれぞれ示
す斜視図、第5図は本発明の主要な工程を説明する断面
図、第6図は型Aの好適な例を示す斜視図、第7図(A
)〜(C)及び第8図(八)〜(C)は従来の方法を説
明する工程図である。 11−−・・・型A、 13−・・・−・凹部、
15−−−−−−−・突起、 16−・・・型B、
16・・−一一一一−−型Bの石ケン溶液注入口、19
−・・−型C120−・−−m−型Cの石ケン溶液注入
口、 14.18.21−−−・−嵌め合わせ部。 代理人 弁理士 岩見谷 同志 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第5 (A) (C) (E) ”24 (B) 、、/、25 (A) 第 図 (B) 第 図 (C) に)
ィルムを封入してなる石ケンの斜視図、第2図〜第4図
は本発明の方法で用いる型A、 B及びCをそれぞれ示
す斜視図、第5図は本発明の主要な工程を説明する断面
図、第6図は型Aの好適な例を示す斜視図、第7図(A
)〜(C)及び第8図(八)〜(C)は従来の方法を説
明する工程図である。 11−−・・・型A、 13−・・・−・凹部、
15−−−−−−−・突起、 16−・・・型B、
16・・−一一一一−−型Bの石ケン溶液注入口、19
−・・−型C120−・−−m−型Cの石ケン溶液注入
口、 14.18.21−−−・−嵌め合わせ部。 代理人 弁理士 岩見谷 同志 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第5 (A) (C) (E) ”24 (B) 、、/、25 (A) 第 図 (B) 第 図 (C) に)
Claims (3)
- (1)石ケン内部の一定箇所に配置する封入物を、該一
定箇所に対応して型Aに設けられた封入物固定部に配置
し、型Aの上部に石ケンの片側に対応して成形された型
Bを組付け、石ケン溶液を流し込んで固化させることに
より表層部に前記封入物が付着ないしは取込まれた石ケ
ンの片側部分を成形した後、型Bから型Aを取り外し、
型Bに石ケンのもう一方の片側に対応して成形された型
Cを組付けて石ケン溶液を流し込んで固化させることに
より石ケンの他方の片側部分を成形することからなる内
部に封入物を有する石ケンの製造方法。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の石ケンの製造方法で
あって、前記封入物固定部が型Aの石ケン内部に封入物
を配置する一定箇所に対応して型Aの上面に設けられた
凹部である方法。 - (3)石ケン内部の印刷を施す箇所に対応する印刷面形
成部を有する型Aの上部に石ケンの片側に対応して成形
された型Bを組み付け、石ケン溶液を流し込んで固化さ
せることにより印刷面を有する石ケンの片側部分を成形
した後、型Bから型Aを取り外し、前記の印刷面に印刷
し、次に型Bに石ケンのもう一方の片側に対応して成形
された型Cを組み付け石ケン溶液を流し込んで固化させ
ることにより片側部分を成形することからなる内部に印
刷された面を有する石ケンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275912A JPH068440B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 石ケンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275912A JPH068440B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 石ケンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02123198A true JPH02123198A (ja) | 1990-05-10 |
JPH068440B2 JPH068440B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=17562158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63275912A Expired - Fee Related JPH068440B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 石ケンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068440B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2273455A (en) * | 1992-12-21 | 1994-06-22 | Nancy Cosmetics Co Ltd | Cake of soap having insert |
US6184191B1 (en) * | 1996-10-29 | 2001-02-06 | Donna J. Wolfersberger | Transparent soap with printed logo |
KR100281331B1 (ko) * | 1998-06-20 | 2001-04-02 | 김성오 | 삽입물이 내장된 투명비누의 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60118800A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-26 | ポーラ化成工業株式会社 | 透明固型石けん |
JPS62263300A (ja) * | 1986-05-08 | 1987-11-16 | 宮崎 君枝 | 両面の表面に模様を表出した固形石けんの製造方法 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63275912A patent/JPH068440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60118800A (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-26 | ポーラ化成工業株式会社 | 透明固型石けん |
JPS62263300A (ja) * | 1986-05-08 | 1987-11-16 | 宮崎 君枝 | 両面の表面に模様を表出した固形石けんの製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2273455A (en) * | 1992-12-21 | 1994-06-22 | Nancy Cosmetics Co Ltd | Cake of soap having insert |
GB2273455B (en) * | 1992-12-21 | 1996-06-12 | Nancy Cosmetics Co Ltd | Mold for making a product |
US6184191B1 (en) * | 1996-10-29 | 2001-02-06 | Donna J. Wolfersberger | Transparent soap with printed logo |
KR100281331B1 (ko) * | 1998-06-20 | 2001-04-02 | 김성오 | 삽입물이 내장된 투명비누의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068440B2 (ja) | 1994-02-02 |
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