JPS63171443A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPS63171443A
JPS63171443A JP62002532A JP253287A JPS63171443A JP S63171443 A JPS63171443 A JP S63171443A JP 62002532 A JP62002532 A JP 62002532A JP 253287 A JP253287 A JP 253287A JP S63171443 A JPS63171443 A JP S63171443A
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light
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JP62002532A
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Masahiro Yatake
正弘 矢竹
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光記録媒体の密着貼り合わせ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の光記録媒体は特開昭60−101757特開昭6
0−115544 、実開昭60−85726あるいは
特開昭61−80535などにあるようにエアサンドイ
ッチ構造をとったり、特開昭57−50537を特開昭
60−182035、特開昭61−5450あるいは特
開昭60−5452などにあるように密着貼り合わせ構
造をとったりしていた。また、接着層としては特開昭6
0−185255のようにエポキシ系の接層剤を用いた
りしていた。また、接着の方法として、接N 剤をロー
ルコート、スピンコードなどして塗布した後、熱または
圧力をかけて硬化させることがこころみもれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の従来技術ではエアサンドイッチ構造ある
いは密着貼り合わせ構造がとられているが、エアサンド
イッチ構造は空気層を挾んでいるため機械的強度が弱く
、記録層自身が耐・酸化性が強いものか記録層の耐酸化
性のための強固な保護が必要であるか、記録層の耐酸化
性のための保護層としてセラミックスを用いると機械的
強度の弱さに起因する温湿度の変化による基板変形でセ
ラミックス層にクラックを生じやすくなり、セラミック
ス層は用いることができない。また、密着貼り合わせ構
造においてエポキシ系の接着剤を用いると、保護層を介
して、貼り6合わせたとしても保護層のピンホールから
工ざキシ系の接着剤の中の酸触媒が浸透して記録層を酸
化させる。あるいは、接着剤の中に嫌気硬化性を付与し
たり、イオン重合系の触媒を用いると、嫌気性触媒ある
いはイオン重合系の触媒が、上述のエポキシ系の接着剤
の中の酸触媒と同様に、保護層のピンホールから浸透し
て記録層を酸化させる。さらに、嫌気硬化性を付与した
接着剤は機械を用いて塗布しようとしたり、真空系内で
貼り合わせようとすると、機械中でゲル化しやすく、真
空中でもゲル化しやすいため均一に拉布させるための制
御が非常に難しい。また、接着剤をロールコート、スピ
ンコードなどして塗布した後熱と圧力または圧力をかけ
て硬化させることにより、透光性支持体として用いる樹
脂を変形させたり、記録層や保一層にクラックを生じや
すい。また、従来の接着方法では接着層の中に多くの気
泡が残り、その気泡の影響により光学的ばらつきや、熱
伝導率の違いによる記録ビットの形状が均一にならない
という問題点を有していた。
そこで本発明はこのような問題点を解決するものでその
°目的とするところは、充分な機械的強度を有し、保護
層や記録層にクラックを生じさせたり、記録層を酸化さ
せることが極めて少ない盪産性に富んだ密着貼り合わせ
構造の光記録媒体を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の光記録媒体は、光を用いて記録、再生または消
去を行なう光記録媒体の密着貼り合わせ構造において、
透光性支持体上に少なくとも一層以上の薄膜層が形成さ
れており、接着層が少なくとも290 nmから450
amの波長の光に対して有効励起波長域を有するラジカ
ル重合系の光重合開始剤を含み、その光重合開始剤の前
述の有効励起波長域の光線透過率がa、03パ一セント
以上である層を透過した前述の有効励起波長域の光によ
り前述の接着層が硬化したことを特徴とする。
本発明において、嫌気硬化性触媒はラジカル重合系の光
重合開始剤の5分の1モルパーセント以上含まない理由
は、55+01モルパーセント以上含むと嫌気硬化性の
効果が出て、機械を用いた塗布が難しく、記録層の酸化
も多くなり、ピットエラーレートが低下するためである
。また、本発明では樹脂基体からなる透光性支持体を用
いているので、29Qnmより短い波長の光は吸収され
て透過しないので接着層の硬化には寄与しない。また、
4511)ysmより長い波長の光に対して有効励起波
長域を有するものは可視光でラジカルを発生するので不
安定であり取扱いづらく、本発明の用途には向か°ない
1本発明における2903mから450nmの波長の光
に対して有効励起波長域を有するye重合開始剤は、硬
化に用いる光源に合わせて用−るとよい0例えば565
7−那付近の波長の光を鏝もよく出す高圧水銀笛を光源
として用いる場合は、565Wm付近の波長に有効励起
波長域を有する光重合開始剤を用いるとよい、このとき
、透光性支持体、第1保護層、記録層及び第2保W!I
IMを通過する565Wm付近の波長光の透過率は10
3パーセント以上であれば硬化には問題ない、一般的に
ye重合開始剤の多くは29Qnmjり短い波長の光に
対しても有効励起波長域を有するものがあるが、290
3mより短い波長の光は樹脂基体が吸収するために、光
重合開始剤の他に分光増感剤などを加えて、接層層の硬
化の効率を上げてやると接層層が効率よく硬化するよう
になる。
〔実施例〕
第1図(α)から第7図は本発明の光記録媒体の基本構
成図である。
第1図(α)に示す円で囲った部分を拡大して示したの
が第1図(b)であるが、1は12mm厚さのディスク
状のlリカーボネートの透光性支持体であり、ニッケル
のスタンパを用いた射出成形により第1図(b)に示す
ように1.6μピツチでスパイラル状のトラッキング用
の溝が形成されたものである。2は1の透光性支持体上
に直接成膜された5iAtNの第1保護層であり、初期
真空度10−’ T Or r以下で、硅素70重社パ
ーセントでアルミニウム50重社パーセントの合金ター
ゲットを用いて、窒素20パーセント、アルゴン80パ
ーセントの混合ガスを導入して1.5 m T Orr
にしてIKWのパワーを印加することによるDo反応マ
グネトロンスパッタリング法により8001成膜したも
のである。3はNdDy?eOOTiの記録層であり、
2の第1保護層を逆スパツタした後、真空系を10””
Torr以下にしてアルゴンガスな導入して1.4 m
 T o r rとして800Wのパワーを印加するこ
とによるDoマグネトロンスパッタリング法により37
0又成膜したものである。4は5iAtNの第2保護層
であり、2と同様に真空系を10−6以下にして硅素7
0重社パーセントでアルミニウム30重量パーセントの
合金ターゲットを用いて窒素15パー七ント、アルゴン
85パーセントの混合ガスを導入して1、5 m T 
Or rに″してIKWのパワーを印加することによる
])C反応マグネトロンスパッタリング法により1so
oX成膜したものである。5は本発明になる接着層であ
り、ヘキサンジオールジアクリレート65部、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート30部の混合物にチバ
ガイギー社製イルガキ為ア907を5部添加したものを
透光性支持体の記録層が成膜されている側に塗布した後
真空系に置いて貼り合わせて、高圧水銀笛により紫外線
を照射して硬化させたものである。6は1と同様な方法
により作成したポリカーボネートの透光性支持体である
。7は2と同様な方法により成膜したSiA/、Hの第
1保護層である。8は3と同様な方法により成膜したN
 (L D y IF 5ooTiの記録層である。9
は4と同様な方法により成膜した8 i A tNf)
第2保護層である。10は透光性支持体の内周側にある
接着層が直接つく部分である。11は透光性支持体の外
局側にある接着層上t☆橘^ノ館八へf&七−1り神→
nLr#l^Δ−各透光性支持体の内周側にある接着層
が直“接つく部分である。13は11と向い合った透光
性支持体の外P4側にある接着層が直接つく部分である
14はディスクのセンターホールである。
第2図の15は第1図の1と同様に、L2m厚さのディ
スク状の透光性支持体であり、ニッケルのスタンパを用
いる射出成形により1.6μピツチでスパイラル状のト
ラッキング用の溝が形成されたものである。16は15
の透光性支持体上に直接成膜された5iAINの第1保
護層であり、第1図の2と同様に、初期真空度I P@
T Or r以下で硅素70重社パーセントでアルミニ
ウム30重鷺パーセントの合金ターゲットを用いて、窒
素20パーセント、アルゴン80バーセントノ混合ガス
を導入して1−5 m T Or rとしてIKWのパ
ワーを印加することによるRIF反応マグネトロンスパ
ッタリング法により850X成膜したものである。17
はGdTb?eCoTiの記録層であり、16の第1保
護層を逆スパツタした後、真空系を10−’Torr以
下にしてアルゴンガスを導大して1.5 m T o 
r rとしてGdTb’I’iの合金ターゲットに30
0W、?eCoの合金ターゲットにIKWのパワーを印
加することによるDC同時スパッタリング法により40
0′j−成膜したものである。18は5iAtNの第2
保護層であり、16の第1保護層と同様に真空系を10
″″@Torr以下にして硅素70重にパーセントでア
ルミニウム30重社パーセントの合金ターゲットを用い
て窒素15パーセント、アルゴン85パーセントの混合
ガスを導入して1.5 m T o r rにして1K
Wのパワーを印加することによるDC反応マグネトロン
スパッタリング法により1550′j−成膜したもので
ある。19は本発明になる接着層であり、ネオペンチル
グリコールジアクリレート60部。
ジペンタエリスリトールへ午すアクリレート20部、ジ
エチレングリコールジアクリレート15部の混合物にベ
ンジルジメチルケタール3部とベンジル2wkを添加し
たものを透光性支持体の記録層が成膜されている側に真
空系内で塗布した後貼り合わせて高圧水銀燈により紫外
線を照射して硬化させたものである。20は15と同様
な方法により作成したポリカーボネートの透光性支持体
である。21は16と同様な方法により成膜した5IA
LNの第1保護I響である。22は17と同様な方法に
より成膜したGdT1)FeOoTiの記録層である。
23は18と同様な方法により成膜したSiA/、Hの
第2保護層である。24は透光性支持体の内周側にある
接着層が直接つく部分である。25は透光性支持体の外
周側にある接着層が直接つく部分である。26は24と
向い合った透光性支持体の内ll!il側にある接着層
が直接つく部分である。27は25と向いあった透光性
支持体の外周側にある接着層が直接つく部分である。2
8はディスクのセンターホールである。
第5図の29は1.2 rm厚さのディスク状のポリカ
ーボネートの透光性支持体であり、ニッケルのスタンパ
を用いた射出成形により1.7μピツチでスパイラル状
のトラッキング用の溝が形成されたものである。30は
5iAANOの第1保護層であり、初期真空度10−”
 T Or r以下にして、硅素60重量パーセントで
アルミニウム40重社パーセントの合金ターゲットを用
いて、窒素20パーセント、酸素1パーセント、アルゴ
ン79パーセントの混合ガスを導入して1.4 m T
 o r rにしてIKWのパワーを印加することによ
るR1F1部マグネトロンスパッタリング法によりas
oL成展したものである。31はGdTb?eの記録層
であり、30の第1保護層を逆スパツタした後、真空系
を10−’ T Or r以下にしてアルゴンガスを導
入して1.5 m T Or rとして、99.99パ
一セント純度の鉄のターゲットの上に5W角と1C11
1角のガドリニウムとテルビウムのベレットを置−た状
態でIKWのパワーを印加することにより3oo1成膜
したものである。52は5iAtNOの第2保護層であ
り、30の第1保護層と同様に、硅素60重量パーセン
トでアルミニウム40重社パーセントの合金ターゲット
を用−で、窒素18パーセントの混合ガスを導入して1
.5 FIL T Orrにして800Wのパワーを印
加することによ21Ft’1!反応マグ木トロンスパッ
タリング法により1oooi成膜したものである。33
はアルミニウムの反射膜であり、真空系を10−’To
rr以下にしてアルゴンガスを導入して2m’rorr
として、アルミニウムのターゲットを用いた′Dcマグ
ネトロンスパッタリング法により6ooX成膜したもの
である。34は本発明になる接着層であり、1.4−ブ
タンジオールシアクシレート60部、トリエチレングリ
コールジアクリレート20部、ジペンタエリスリトール
へキサアクリレート15部、フッ素変成アクリレート1
部の混合物に、ベンゾインイソブチルエーテル2部とベ
ンジルジメチルケタール2部を添加したものを、貼り合
わせる片方の透光性支持体の記録層が成膜されている側
に塗布した後、真空系に置いて貼り合わせて、高圧水銀
燈により紫外線を照射して硬化させたものである。35
は29と同様な方法により作成したぎりカーボネートの
透光性支持体である。
36は30と同様な方法により成膜したSlALMOの
第1保護層である。37は31と同様な方法により成膜
したGdTb1Feの記録層である。
3日は32と同様な方法により成膜したSiA/。
NOの第2保護層である。39は33と同様な方法によ
り成膜したアルミ+ウムの反射膜である。
40は透光性支持体の内周側にある接着層が直接つく部
分である。41は透光性支持体の外周側にある接着層が
直接つく部分である。40は38と向いあった透光性支
持体の内周側にある接着層が直接つく部分である。43
は41と向い合った透光性支持体の外周側にある接着層
が直接つく部分である。44はディスクのセンターホー
ルである第4図の45は1.2閣厚さのディスク状のエ
ポキシの透光性支持体であり、酸硬化型のエポキシ樹脂
を注型成形により作成したものである。46は2P層で
あり、本発明の特許請求の範囲で述べた中間層というこ
とになるが、ニッケルのスタンパを用φて1.65μピ
ツチのスパイラル状の溝を形成したものである。47は
SiNの第1保護層であり、46の2P層を逆スパツタ
した後、真空Xヲ10−” ’L’ o r r以下に
して、アルゴンガスな導入して2m’rorrとして、
窒化硅素の焼結体ターゲットを用いて、soowのパワ
ーを印加することによるR ?’マグネトロンスパッタ
リング法により1oooi成膜したものである。48は
Tb1FeCOの記録層であり、47の第1保BIIM
を逆スパツタした後、真空系を10−’ T o r 
r以下にしてアルゴンガスな導入して1.6 m T 
Or rとして、99.95パ一セント純度鉄−コバル
トのターゲット上に5■X5mX1m+のテルビウムの
ペレットを置いた状態で500Wのパワーを印加するこ
とによるDCマグネトロンスパッタリング法により40
01成膜したものである。49はSINの第2保護層で
あり47の第1保護層と同様ニ、真空系を10”@To
rr以下にして、アルゴンガスを導入して2ryt’r
orrとして、窒化硅素の焼結体ターゲットを用いて6
00Wのパワーを印加することによるRIFマグネトロ
ンスパッタリング法により1500X成膜したものであ
る。
50は本発明になる接着層であり、1,6−へキサンジ
オールジアクリレート30部、トリメチロールプロパン
トリアクリレート30部1日本化薬製0AYARAD 
 R128を20部、ネオペンチルグリコールジアクリ
レート15部の混合物にチバガイギー社製イルガキエア
907を5部添加したものを透光性支持体の記録層が成
膜されている側に塗布した後、真空系に置−て貼り合わ
せ、て高圧水銀笛により紫外線を照射して硬化させたも
のである。51は45と同様な方法により作成したエポ
キシの透光性支持体である。52は46と同様な方法に
より作成した2P層である。53は47と同様な方法に
より成膜したSiNの第1保瞼層である。54は48と
同様な方法により成膜したTbFe0oの記録層である
。55は49と同様な方法により成膜した81Nの第2
保護層である。56は透光性支持体の内周側にある接着
層が直接つく部分である。57は透光性支持体の外周側
にある接着層が直接つく部分である。58は56と向い
合った透光性支持体の内周側にある接着層が直接つく部
分である。59は57と向−合く部分である。60はデ
ィスクのセンターホールである。
第5図の61は1.2簡厚さのディスク状のぎりメチル
メタクリレートの透光性支持体であり、ニッケルのスタ
ンパを用いた射出成形により1・6μピツチでスパイラ
ル状のトラッキング用の溝が形成されたものである。6
2はA/、’Noの第1保護層であり、61のポリメチ
ルメタクリレートの透光性支持体を逆スパツタした後、
真空系を10″″STo rr以下にして、アルゴンガ
スな導入して3mTOrrとして、AtN0の焼結体タ
ーゲットを用いるR7マグネトロンスパッタリング法に
より1sooi成膜したものである。63はTe−Te
Oxの記録層であり、62のAtN0の第1保護層を成
膜した後真空系を10″″″’xorr以下ニジて、ア
ルゴン90パーセントで酸素10パーセントの混合ガス
を導入して5mTorrとして、Teのターゲットを用
いるRIF反応マグネトロンスパッタリング法により1
ooo1成膜したものである− 64はAtN0の第2
保縛層であり、62と同様に真空系を10−’Torr
以下にして、アルゴンガスを導入して!5FITOrr
として、AtN0の焼結体ターゲットを用いるR1マグ
ネトロンスパッタリング法により1soo′j−成膜し
たものである。65は本発明になる接着層であり、テト
ラヒドロ7リルアクリレート20部、1゜6−ヘキサン
ジオールジアクリレート30部、テトラメチロールメタ
ンテトラアクリレート20部、ジペンタエリスリトール
へキサアクリレート25部の混合物にチバガイギー社製
イルガキュア907を5部添加したものを、貼り合わせ
る片方の透光性支持体の記録層が成膜されている側に塗
布した後、真空系に置いて貼り合わせて、高圧水銀笛に
より紫外線を照射して硬化させたものである。66は6
1と同様な方法により作成した〆リメチルメタクリレー
トの透光性支持体である。
67は62と同様な方法により成膜したAtN0の第1
保護層である。68は63と同様な方法により成膜した
T e −T e Oxの記録層である。
69は64と同様な方法により成膜したfs2保護層で
ある。70は透光性支持体の内周側にある接着層が直接
つく部分である。71は透光性支持体の外周側にある接
着層が直接つく部分である。
72は70と向9合りた透光性支持体の内周側にある接
層層が直接つく部分である。73は71と向い合った透
光性支持体の外周側にある接着層が直接つく部分である
。74はディスクのセンターホールである。
第6図に示す光記録媒体は第1図に示す光記録媒体と全
く同一の条件で作成したものであるが、77及び82の
NdDy1FeOOTiの記録層の側端面が保護層で覆
われた形になっている。75及び80がポリカーボネー
トの透光性支持体、76及び81が5iAtNの第1保
護層、78及び83が31AtNの第2保護層、79が
本発明になる接着層、84及び86が透光性支持体の内
周側にある接着層が直接つく部分であり、85及び87
が透光性支持体の外周側にある接着層が直接つく部分で
あり、88がディスクのセンターホールである。
次に、本発明になる接着層の硬化について説明する。第
1図(α)から第6図に示す構成の光記録媒体の接着層
の硬化に565nm付近の波長を最もよく出す高圧水銀
笛を用いる場合に透光性支持体上に中間層を介しである
いは介さずして第1保護層、記録層、第2保護層の順に
成膜したとき、透光性支持体の記録層が成膜されて−な
一側からの5653771付近の光の透過率は第3図に
示す構成で最も低くcL1パーセントであった。l11
パ一セント程度の低い透過率でも接着層の硬化は十分で
あった。第7図に、第1図に示す構成の光記録媒体にお
いて、記録層の厚さを変えたときの365nmの光の透
過率と接着層のゲル分率との関係を示す。このとき光源
として565&m付近の波長を最もよく出す高圧水銀笛
を用−て接着層を硬化させ、透過率の測定は分光光度計
を用−で行なった。第7図の結果かられかるように、透
過率力(I Q 3バ一セント程度であれば、接着層の
ゲル分率が9aパ一セント以上になるため、接着層のJ
iff tI/L−L−1−μ /A d 丸 ス :
”  J−清; has ス   =  Fs  1.
  j) −一115として用いた高圧水銀笛は565
1Lm以外に、2901%那から450nmの波長の光
として、29フル罵、301ル扉、313ルm、554
ルm。
406nm、456ル扉付近の光も出しているが、透光
性支持体がポリカーボネートであるため297ntn、
SO1rbm付近の光はほとんど透過せず、51sf&
m付近の光の透過率もほとんどない、さらに406ル風
付近の光は光重合開始剤の有効励起波長域であるが、励
起率はきわめて低く、456nm付近の光は光重合開始
剤の有効励起波長域を越えているので、第1図に示す構
成の光記録媒体で接着層の硬化に寄与したのはほとんど
565nm付近の波長の光によるものと考えられる尚、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の主旨を逸脱しない限り種々の変更は可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば以下の効果な有す。
(1)  接着層の硬化に用いる光源の透過率が103
パーセン)1度で接゛着層の硬化が可能であるので、透
光性支持体と記録層等を通過した光でも接着層を硬化さ
せることが可能となり、光記録媒体の両面を用いて記録
、再生を行なう構成が可能となる。
(2)  ラジカル重合系の接着層とすることでエポキ
シ系の接着剤イオン重合系の接着剤あるいは嫌気硬化性
接着剤等で用いられる記録層を酸化させやすい酸触媒、
イオン重合系触媒あるいは嫌気硬化性触媒をほとんど含
まないため、記録層の酸化を完全に防ぐことができる(
3)接着層に気泡が全く入らないようにすることが可能
なため、第1保護層、記録層、第2保護層の次に接着層
がくる簡単な構成が可能となる。
(4) ホットメルト型の接着剤のように接着層の硬化
のとき透光性支持体に圧力をかけたり、エポキシの接着
剤のように透光性支持体に熱と圧力をかけたりしなくて
よいので、透光性支持体を熱で変形させたり、圧力で光
学的歪を与えたりすることが少ない。
(5)比較的低粘度の接着剤がつくれるため作業性に優
れる。また、嫌気硬化性が弱いので機械を用いた塗布が
可能である。さらに、接着層の硬化が秒単位ですむため
量産性に擾れる(6)密着貼り合わせ構造であるため機
械的強度が強く、エアサンドイッチ構造のように温湿度
の変化に伴う透光性支持体の変形による保護層や記録層
にクラックを生じるということがない。
【図面の簡単な説明】
第1図(α)(b)〜第6図は本発明の光記録媒体の基
本構成図である。第7図は、第1図(α)において記録
層の膜厚を変えて565rLmの尤の透過率を変えたと
きの接着層のゲル分率を示す図である。 1・・・・・・・・・ポリカーボネートの透光性支持体
2・・・・・・・・・5iAtNの第1保護層3・・・
・・・・・・NdDy1FeCoTiの記録層4・・・
・・・・・・5iAANの第2保護層5・・・・・・・
・・接着層 6・・・・・・・・・ポリカーボネートの透光性支持体
7・・・・・・・・・SiA/、Nの第1保護層8・・
・・・・・・・NdDy?eOOTiの記録層9・・・
・・・・・・5iAtNの第2保護層10・・・・・・
内周側の接着層が直接つく部分11・・・・・・外周側
の接MJgJが直接つく部分12・・・・・・内周側の
接着層が直接つく部分13・・・・・・外周側の接着層
が直接つく部分14・・・・・・ディスクのセンターホ
ール15・・・・・・ポリカーボネートの透光性支持体
16・・・・・・S i AtNの第1保護層17・・
・・・・GdTb1FeOOTiの記録層18・・・・
・・5iAtNの第2保護層19・・・・・・接着層 20・・・・・・ポリカーボネートの透光性支持体21
・・・・・・5iAtNの第1保護層22・・・・・・
G(lτblFeooTiの記録層23・・・・・・8
1AtNの第2保護層24・・・・・・内周側の接着層
が直接つく部分25・・・・・・外周側の接着層が直接
つく部分26・・・・・・内周側の接着層が直接つく部
分27・・・・・:外周側の接着層が直接つく部分28
・・・・・・ディスクのセンターホール29・・・・・
・ポリカーボネートの透光性支持体30・・・・・・3
1AtNOの第1保護層31・・・・・・GdTbFe
の記録層32・・・・・・31AtNOの第2保護層3
3・・・・・・アルミニウムの反射膜54・・・・・・
接着層 35・・・・・・ポリカーボネートの透光性支持体36
・・・・・−8iAJ、Noの第1保護層37・・・・
・・GdTt)?θの記録層58・・・・・・Si A
tN Oの第2保護層39・・・・・・アルミニウムの
反射膜40・・・・・・内周側の接着層が直接つく部分
41・・・・・・外周側の接着層が直接つく部分42・
・・・・・内周側の接層層が直接つく部分43・・・・
・・外周側の接着層が直接つく部分44・・・・・・デ
ィスクのセンターホール部分45・・・・・・ポリカー
ボネートの透光性支持体46・・・・・・2P層 47・・・・・・SiNの第1保!i層48・・・・・
・Tb1FeOoの記録層49・・・・・・SiNの第
2保護層 50・・・・・・接着層 51・・・・・・ポリカーボネートの透光性支持体52
・・・・・・2P層゛ 53・・・・・・SiNの第1保護層 54・・・・・・Tb1FeCoの記録層55・・・・
・・SiNの第2保護層 56・・・・・・内周側の接層層が直接つく部分57・
・・・・・外周側の接着層が直接つく部分58・・・・
・・内周側の接MWIが直接つく部分59・・・・・・
外周側の接層層が直接つく部分60・・・・・・ディス
クのセンターホール部分61・・・・・・ポリメチルメ
タクリレートの透光性支持体 62・・・・・・AtN0の第1保護層65−− T 
e −T e Oxの記録層64・・・・・・A/、N
oの第2保趙層65・・・・・・接着層 66・・・・・・ポリメチルメタクリレートの透光性支
持体 67・・・・・・AtN0の第1保論層68・・・・・
・T o −T e Oxの記録層69・・・・・・k
tNoの第2保護層70・・・・・・内局側の接着層が
直接つく部分71・・・・・・外周側の接N層が直接つ
く部分72・・・・・・内周側の接着層が直接つく部分
73・・・・・・外周側の接着層が直接つく部分74・
・・・・・ディスクのセンターホール部分75・・・・
・・ポリカーボネートの透光性支持体76・・・・・・
5iAANの51g1保画層77 = −N d D 
y 7 e OOT iの記録層78・・・・・・31
A/、Mの第2保護層79・・・・・・接着層 80・・・・・・キリカーボネートの透光性支持体81
・・・・・・5iAtNの第1保獲層82−− N d
 D y F e○oTiの記録層83・・・・・・5
iAtNの第2保護層84・・・・・・内周側の接層層
が直接つく部分85・・・・・・外周側の接着層が直接
つく部分86・・・・・・内)tiIO[Iの接着層が
直接つく部分87・・・・・・外周側の接着層が直接つ
く部分88°°°°°°デイスクのセンターホールW分
以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士最上筋(他1名) 葡!5回 QOT  040a04 0j     Oに  1−
o  7.()375轡光め遮遁辛

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光を用いて記録、再生または消去を行なう光記録
    媒体の密着貼り合わせ構造において、透光性支持体上に
    少なくとも記録層を含む一層以上の薄膜層が形成されて
    おり、接着層が少なくとも290nmから450nmの
    波長の光に対して有効励起波長域を有するラジカル重合
    系の光重合開始剤を含み、該光重合開始剤の前記有効励
    起波長域の光線透過率が0.03パーセント以上である
    層を透過した前記有効励起波長域の光により前記接着層
    が硬化したことを特徴とする光記録媒体。
  2. (2)前記光記録媒体の前記接着層に前記光重合開始剤
    の5分の1モルパーセント以上の嫌気硬化性触媒を含ま
    ないことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光記
    録媒体。
  3. (3)前記光記録媒体において、前記薄膜層がセラミッ
    クスからなる保護層により前記記録層を挾み込んだ構成
    になつていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の光記録媒体。
  4. (4)前記光記録媒体において、前記記録層以外の金属
    薄膜を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の光記録媒体。
  5. (5)前記光記録媒体において、前記透光性支持体上に
    射出成形または2P法によりトラッキング用の溝又はピ
    ットを配したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の光記録媒体。
JP62002532A 1987-01-08 1987-01-08 光記録媒体 Pending JPS63171443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5036510A (en) * 1987-07-08 1991-07-30 Pioneer Electronic Corporation Optical recording disk
US5151310A (en) * 1990-05-28 1992-09-29 Pioneer Electronic Corporation Information recording medium

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US5036510A (en) * 1987-07-08 1991-07-30 Pioneer Electronic Corporation Optical recording disk
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