JPS63168806A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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Publication number
JPS63168806A
JPS63168806A JP46687A JP46687A JPS63168806A JP S63168806 A JPS63168806 A JP S63168806A JP 46687 A JP46687 A JP 46687A JP 46687 A JP46687 A JP 46687A JP S63168806 A JPS63168806 A JP S63168806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
ferrite
head
magnetic core
core halves
Prior art date
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Pending
Application number
JP46687A
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English (en)
Inventor
Satoru Nakao
知 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
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Publication of JPS63168806A publication Critical patent/JPS63168806A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気ヘッド関し、特にフェライトからなる一対
の磁気コア半体を磁気ギャップを介し突き合わせ接合し
てなる磁気コアから構成される磁気ヘッドに関するもの
である。
[従来の技術] 近年、磁気記録の分野では記録波長の短波授化とともに
使用周波数帯域の高帯域化が進んでいる。例えばVTR
(ビデオテープレコーダ)の映像用やデジタルオーディ
オ用の磁気ヘッドではl MHz −100MHzの高
周波数帯域を使用して記録再生を行なっている。
これらの磁気ヘッドでは上記のように磁気コアをフェラ
イトから構成した、いわゆるフェライトヘッドが多く用
いられている。
これはフェライトは高周波における損失が少なく、フェ
ライトヘッドは磁気コアを金属磁性材から構成したヘッ
ド(以下金属ヘッドと呼ぶ)に比べて特に高周波領域の
再生効率が優れているからである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、フェライトヘッドでは特有の摺動ノイズ
が発生し、金属ヘッドに比べてノイズレベルが高くなり
、特に高周波領域になるほど摺動ノイズの影響が大きく
なる。
第5図はこの様子を示すものであり、従来のフェライト
ヘッドと金属ヘッドのそれぞれについて高周波領域にお
ける再生出力とノイズレベルおよびC/N比(搬送波対
雑音比)を示している。
縦軸は再生出力、横軸は周波数で周波数fcが搬送周波
数である0両ヘッドの特性曲線の水平部分がノイズレベ
ルで、ノイズレベルと出力のピークとの高低差がC/N
比となる。
この図から判かるようにフェライトヘッドは金属ヘッド
に比べて高周波領域での出力が高いが、ノイズレベルも
高いためにC/N比では殆ど変わらない、このようにC
/N比を考えた場合には、高周波領域でのフェライトヘ
ッドの優位性が見られなくなるという問題があった。
一方、磁気ヘッドを用いる各種磁気記録再生装置では、
磁気ヘッドを交換する場合に装置側で各種調整を行なわ
ずに済むように1元のヘッドと互換性を持ったヘッドと
交換する必要がある。磁気コアがフェライトのヘッドで
摺動ノイズの低減を図る場合にもこの互換性を考慮する
必要がある。
[問題点を解決するための手段] このような問題点を解決するため本発明によれば、フェ
ライトからなる一対の磁気コア半体を磁気ギャップを介
し突き合わせ接合してなる磁気コアから構成される磁気
ヘッドにおいて、前記コア半体の少なくとも一方の突き
合わせ面の磁気ギャップに接する部分に、飽和磁束密度
と透磁率が前記フェライトとほぼ同等である金属磁性材
からなるE4膜を形成した構造を採用した。
[作 用] このような構造によれば、磁気ヘッドの記録再生時に摺
動ノイズの原因となる応力が主に発生する磁気ギャップ
近傍に、フェライトよりヤング率(延び弾性率)が小さ
く内部損失の大きな金属磁性材が配置されているので上
記応力が緩和され、摺動ノイズが低減される。また上記
構造によれば、摺動ノイズの点は別としてヘッドの磁気
特性は従来の磁気コア全体がフェライトからなるヘッド
と同等となり、これとの互換性が得られる。
[実施例] 以下、第1図〜゛第4図を参照して本発明の実施例の詳
細を説明する。
第1図および第2図は1本発明の実施例としてVTRの
映像用磁気ヘッドの構造を示している。
両図において符号1は磁気コアであり、一対の磁気コア
半体1a、lbを高硬度の非磁性材からなる磁気ギャッ
プGを介して突き合わせ、低融点のガラス2を用いたガ
ラス溶着により接合して構成されている。
ガラス2は磁気コアlの磁気記録媒体(m気テープ)摺
動面Sにおいて磁気ギャップGの両側に形成されたトラ
ック幅を決める溝3に充填される。
また磁気コアlには巻線窓4および巻線溝5が形成され
、これらを介して磁気コアlにコイル巻線6を巻装して
磁気ヘッドが構成される。
ところでこのヘッドでは本発明に関わる構造として、磁
気コア半体1a、lbのそれぞれは高透磁率のフェライ
トから形成し、それぞれの磁気ギャップGを挟む突き合
わせ面全体および溝3の内側面に金属磁性材薄膜7,7
を形成している。
その形成は真空蒸着、スパッタリング、CVD(化学蒸
着)あるいはプラズマ溶射などの薄膜生成法による。そ
してこの薄11!7.7を構成する金属磁性材として飽
和磁束密度と透磁率が上記フェライトとほぼ同等で、飽
和磁束密度が3000〜7000ガウスの範囲内にある
ものを用いるものとする。
このような構造によれば、次のような理由でヘッドの摺
動ノイズを低減できる。
すなわちフェライト特有の摺動ノイズは、磁気コアのフ
ェライトに磁気記録媒体が摺動する際の摩擦力によりフ
ェライト内部に生じる応力が伝播することによって発生
する。その応力は上記摩擦力の強さに依存し、媒体の接
触圧に依存する。そしてその接触圧は摺動面Sで磁気ギ
ャップ近傍が最も高く、それから離れる程小さくなる。
従って摺動ノイズの原因となる応力は主に磁気ギャップ
近傍で発生することになる。
そこで本実施例の構造のように、磁気ギャップGの両側
にフェライトよりヤング率が小さく内部損失の大きな金
属磁性材からなる金属磁性材薄膜7.7を配置すれば、
上記応力が薄膜7.7部分で吸収、緩和され、摺動ノイ
ズを低減できる。
そして金属磁性材fi7 、7の膜厚を大きくするに従
って摺動ノイズが低減し、10gm程度の厚さにすると
10MHz以下の摺動ノイズは先述した従来の金属ヘッ
ドと同等にまで低減される。
しかし、ここで膜厚を大きくするに従って金属磁性材膜
7.7部分での渦電流損失が大きくなり、フェライトヘ
ッド並みの高周波出力特性が得られなくなる。
第4図はこの様子を示すもので、本実施例ヘッドにおけ
る金属磁性材Wf47.7の膜厚による再生効率とノイ
ズレベルの変化を示している。
この図から判るように再生効率は膜厚が大きくなるにつ
れて徐々に低下し、一方ノイズレベルはわずかの膜厚で
急速に低下し、両者の挙動は異なる。ある膜厚でC/N
比が最大になると考えられるが、このような膜厚はフェ
ライトの種類、使用周波数、磁気記録媒体の種類および
その他の要因に依存し一概に決められない。
これらの点を考慮して使用周波数帯域に応じて従来のフ
ェライトヘッド並みの高周波出力特性を保ちつつ摺動ノ
イズを低減するには、膜厚を0.1〜5ILmの範囲内
とするのが望ましい。
そしてこのように膜厚を考慮するとともに本実施例によ
れば薄膜7.7の金属磁性材として飽和磁束密度と透磁
率が磁気コアlのフェライトと同等のものを用いるので
、摺動ノイズが低減できる点を別として従来のフェライ
トヘッドと同等の磁気特性が得られる。ここで、金属磁
性材の飽和磁束密度がフェライトに比べ大きく異なった
場合には、フェライトヘッドを用いている従来の装置と
の互換はとれない。
すなわち本実施例のヘッドによれば従来のフェライトヘ
ッドと互換性が得られ、VTRに組み込まれた従来のフ
ェライトヘッドと交換する場合にVTR側で困難な調整
を行なわずに済み、簡単に取り換えることができる。
なお本実施例では磁気コア半体1a、lbの溝3の内側
面にも金属磁性材薄膜7を形成するものとしたが、第3
図に媒体摺動面を示す本実施例の変形例のように薄膜7
は溝3の内側面には形成しなくとも良い、また薄膜7は
磁気コア半体1a。
Ibのそれぞれの突き合わせ面全体にではなく、磁気ギ
ャップGに接する部分にのみ形成するようにしても良い
、また薄膜7を磁気コア半体1a。
1bのいずれか一方の突き合わせ面にのみ形成するもの
としてもそれなりの効果は期待できる。
[発明の効果1 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フェ
ライトからなる一対の磁気コア半体を磁気ギャップを介
し突き合わせ接合してなる磁気コアから構成される磁気
へ一2ドにおいて、前記コア半体の少なくとも一方の突
き合わせ面の磁気ギャップに接する部分に、飽和磁束密
度と透磁率が前記フェライトとほぼ同等である金属磁性
材からなる薄膜を形成した構造を採用したので、摺動ノ
イズを低減して良好に記録再生を行なえるとともに、従
来のフェライトヘッドとの互換性が得られるという優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による磁気ヘッドの構造を示す
斜視図、第2図は同ヘッドの磁気記録媒体摺動面の平面
図、第3図は変形例のヘッドの媒体摺動面の平面図、第
4図は実施例のヘッドにおける金属磁性材薄膜の膜厚に
よる再生効率とノイズレベルの変化を示す線図1.第5
図は従来のフェライトヘッドと金属ヘッドの高周波領域
における出力、ノイズレベル、C/N比を示す線図であ
る。 1・・・磁気コア la、lb・・・磁気コア半体 2・・・ガラス     3・・・溝 4・・・巻線窓     5・・・巻線溝6・・・コイ
ル巻線   7・・・金属磁性材薄膜力り気ヘツにの針
ネ店図 第1(− ヘゾド゛のイ呈体オ暦動ωのキ面1ヨ 第2図 臘 へ、シー6/I4活動41の平面17 −二3記 ;=、 4  r:V−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フェライトからなる一対の磁気コア半体を磁気ギャ
    ップを介し突き合わせ接合してなる磁気コアから構成さ
    れる磁気ヘッドにおいて、前記コア半体の少なくとも一
    方の突き合わせ面の磁気ギャップに接する部分に、飽和
    磁束密度と透磁率が前記フェライトとほぼ同等である金
    属磁性材からなる薄膜を形成したことを特徴とする磁気
    ヘッド。 2)前記薄膜の厚さを0.1μmから5μmまでの範囲
    内としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の磁気ヘッド。 3)前記金属磁性材として飽和磁束密度が3000ガウ
    スから7000ガウスの範囲内にあるものを用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の磁気ヘッド。
JP46687A 1987-01-07 1987-01-07 磁気ヘツド Pending JPS63168806A (ja)

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JP46687A JPS63168806A (ja) 1987-01-07 1987-01-07 磁気ヘツド

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JPS63168806A true JPS63168806A (ja) 1988-07-12

Family

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JP46687A Pending JPS63168806A (ja) 1987-01-07 1987-01-07 磁気ヘツド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230108U (ja) * 1988-08-11 1990-02-26

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