JPS63168769A - 指定席券発行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は列車・劇場等の指定席券発行装置に係り、特に
操作者が利用開始を希望する時刻に最も近い時刻から利
用可能となる指定席の指定席券を発行するのに好適な指
定席券発行装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の指定席券発行装置としては１次の様なものが知ら
れている。第１の指定席券発行装置は、特開昭５４−７
０９００号公報に開示されている様に。

操作者が指定席券発行装置を操作した時刻を基準にして
、その時刻から予約可能な列車を発車時刻の近い列車に
順次表示するようになっている。第２の指定席券発行装
置は、特開昭５８−１５４０８３号公報に開示されてい
る様に、空席のある列車を時刻の早いものから選び、予
約するようになっている。

（発明が解決しようとする問題点〕 上記した第１及び第２の指定席券発行装置では、操作者
が乗車・搭乗したい時刻を指定することは不可能であっ
た。そのため、操作者が希望する時刻に出発する列車等
の指定席券をすみやかに発券することは不可能であった
。

本発明の目的は、指定席券発行装置と中央装置との間の
インターフェースは従来のものと同一としながら、操作
者に乗車・搭乗等の時刻、即ち指定席の利用開始希望時
刻を入力させ、その時刻に最も近い出発時刻の列車等の
指定席券を発券可能とした、乗車・搭乗時刻指定による
指定席券発行装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の指定席券発行装置は、操作者により入力された
各種の情報に基づいて予約情報を作成し、上記予約情報
をオンライン接続された中央装置に送信し、中央装置で
作成された発行可能な適宜の指定席券に関する回答情報
を受信し、操作者の認証により指定席券を発行するもの
であり、特にあらかじめ定められている各指定席の利用
開始可能時刻に係る情報を格納している第１の手段と、
操作者により入力された情報のうちの指定席の利用開始
希望時刻から所定の時間幅にわたる利用開始可能時刻に
係る情報を第１の手段から抽出し、上記予約情報に含め
る第２の手段とを備えていることを特徴としている。

〔作用〕

本発明の指定席券発行装置によれば、各指定席の利用開
始可能時刻に係る情報が第１の手段に格納されている。

上記指定席の利用可能開始時刻に係る情報は、列車の指
定席券発行装置の場合には発車時刻と列車名となり、劇
場の指定席券発行装置の場合には開演時刻と公演番号と
なる。

操作者が指定席の利用開始希望時刻を入力すると、第２
の手段が上記第１の手段を検索して、入力された利用開
始希望時刻から所定の時間幅にわたる指定席の利用開始
可能時刻に係る情報を抽出する６例えば１列車の指定席
券発行装置の場合には、操作者が入力する利用開始希望
時刻は乗車時刻となり、この乗車時刻から所定の時間幅
にわたる発車時刻の列車名が抽出される。また、劇場の
指定席券発行装置の場合には、操作者が入力する利用開
始希望時刻は入場時刻となり、この入場時刻から所定の
時間幅にわたる開演時間の公演番号が抽出される。上記
した所定の時間幅は、利用開始希望時刻に最も近い利用
開始可能時刻としても良い。

この様にして抽出された指定席の利用開始可能時刻に係
る情報は、予約情報に含まれ、中央装置に送信される。

中央装置は、予約情報に基づいて発行可能な指定席券に
係る回答情報を作成して指定席券発行装置に送信する。

〔実施例〕

以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第１図は本発明を列車の指定席券発行装置に適用した一
実施例を示すブロック図である。図示する指定席券発行
装置１は、操作部２と表示部３と料金精算部４と発券プ
リンタ部５とデータ編集制御部６と送受信制御部７とク
レジットカード１１の挿入口８と指定席券１０の放出口
９と乗車時刻／列車変換テーブル１５とから構成されて
いる。そして、上記指定席券発行装置１は１列車ファイ
ル１３と料金ファイル１４を備えた中央装置１２とオン
ライン接続されている。

操作部２は、乗車日１乗車時刻、乗車区間、乗車券の要
否、普通／グリーンの区別、大人／小人の区別１枚数を
入力可能に形成されている。表示部３は、操作部２から
の入力情報やその入力情報に基づいて検索された予約情
報等を表示するものである。料金精算部４は、挿入口８
から挿入されたクレジットカードを受は付け、料金を精
算する機能を有している。発券プリンタ部５は操作者が
操作部２から予約した内容の指定席券を印刷する機能を
有している。データ編集制御部６は、各種の情報を編集
して表示部３や料金精算部４や発券プリンタ部５等にｍ
集ずみのデータを出力する機能を有している。送受信制
御部７は指定席券発行装置１と中央袋ＴＦ１１２との間
の通信を制御するものである。また、乗車時刻／列車変
換テーブル１５は入力された乗車時刻に最も近い時刻に
発車する列車名に変換するものである。

中央装置１２内の列車ファイル１３は、各列車の座席予
約状況を管理する機能を有している。また、料金ファイ
ル１４は操作者が購入する指定席券・乗車券の料金を格
納している。

次に、第１図に示す実施例の動作を具体的に説明する。

操作者は、先ず、挿入口８よりクレジットカード１１を
挿入する。これにより、クレジットカード１１を所有し
ていない者の不正使用、所謂、いたずらの防止が計れる
。クレジットカード１１を挿入後、操作者は、操作部２
より、乗車日、乗車時刻、乗車駅、降車駅、枚数、グリ
ーン／普通１乗車券の要不要を、表示部３を見ながら入
力する。この時、乗車時刻の指定方式は、ある特定の時
刻でもよいし、ある時間帯を指定してもよい。又乗車時
刻と乗車区間以外の項目は、予め、標準として設定して
おけば入力不要とすることもできる。ここで。

標準とは、乗車日が当日、枚数が大人１枚１．普通、乗
車券要の場合をいう。

入力された情報はデータ編集制御部６に記憶され、かつ
表示部３に表示される。操作者は入力した情報に誤りが
ないかを表示部を視認することにより確認する。入力情
報に誤りがあれば操作部２から訂正入力を行い、誤った
情報が中央装置１２へ送信されることを防止する。

正しい情報が入力されたことを確認した後、操作者は操
作部２より確認キーを押下する。これにより、データ編
集制御部６は記憶していた入力情報のうち、指定された
乗車時刻に最も近い時刻に発車する列車名を１乗車時刻
−列車名変換テーブル１５により選定し、それらを予約
情報として送受信制御部７を経由して中央装置１２に送
信する。

次に、具体的操作例を第２図及び第３図を用いて説明す
る。今、操作者が、第２図に示す操作部２を用いて乗車
日を７月２１日、乗車したい時刻を６時３０分１乗車駅
を名古屋、降車駅を東京１人数を大人１人、グリーン／
普通の別は普通、乗車券の要否は要と入力したとする。

これによって、第２図に示す様に、表示部３に上記予約
情報が表示される６次に、操作者が確認キーを押下する
と、データ編集制御部６は乗車時刻−列車名変換テーブ
ル１５により、まず乗車区間から、ひかりを利用出来る
ことを認識し、かつ乗車したい時刻６時３０分に最も近
い発車時刻をさがし６時２０分発ひかり２９０号を抽呂
する。そして、この列車名「ひかり２９０号」を予約情
報として、中央装置１２に送信する。

以上に説明した様に、乗車時刻に最も近い時刻に発車す
る列車を乗車時刻／列車名変換テーブル１５により検索
することにより、中央装置１２とのインターフェースは
従来の列車名指定方式と変りなく行えるにのとき１乗車
時刻に対し５選定する列車名は、１列車名でもよいし、
数列車名でもよい。

中央装［１２では、指定席券発行装置１より送信されて
きた予約情報の条件を全て満している回答情報を、列車
ファイル１３を検索の上かつ、料金ファイル１４を参照
して、作成し、指定席券発行装置１へ送信する。

指定席券発行装置１の送受信制御部７は、中央装置１２
より受信した回答情報をデータ編集制御部６を経由して
、第３図に示す様に表示部３に表示する。このとき、回
答情報は、数列車名表示し、その中より選んでもよいし
、第３図に示す如く、１列車名のみ表示してもよい、操
作者はそれを見て、操作部３の確認キーを押下する。こ
れによって、データ編集制御部６は、料金精算部４に、
料金精算の指示を出力する。

この確認機能は、無しとする方式でもよい。

料金精算部４は、精算指示に基づき、料金精算部４内に
保持しているクレジットカード１１により料金精算を行
う。料金精算部４により、データ編集制御部６は、料金
精算が正しく行われたことを検知すると、発券プリンタ
５に対し、データ編集制御部６内に記憶されている指定
席券の発行に必要な情報を用いて、指定席券１０を印刷
する旨の指示を出力する。印刷された指定席券１０は放
出口９から放出され、操作者は指定席券１０を受取るこ
とが出来る。

このとき、指定席券１０は１乗車券兼用としてもよい。

尚指定席券１０の放出の前に、クレジットカード１１を
放出し、前記カードの取忘れ防止を計る。

利用者が、指定席券を購入する場合、「何時に」。

「どこえ」、「より早く」と思考するのが一般的である
。本実施例は、正に、利用者が思考する通りの入力方式
を実現するものである。その結果、利用者（操作者）が
希望する発車時刻の列車の指定席券を予約することが可
能となり、かつ従来の列車名を入力する方式のように１
時刻表より列車名を調べる必要もない、従って従来の列
車の指定席券発行装置では必要であった列車名釦を不要
とし、指定席券購入操作が飛Ｒ的に簡便になると共に、
コスト的にも有利となる。

本発明は乗物（鉄道、航空機等）の他に劇場などの指定
席発券にも適用出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、操作者が指定席の利用開始希望時刻を
指定することにより、それに最も近い時刻の列車等の指
定席券の発券が可能となり、指定席券発行装置の操作時
間の短縮と簡便化と、低コスト化に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の指定席券発行装置の一実施例を示すブ
ロック図、第２図は第１図に示す操作部と表示部の表示
例（入力情報）を示す説明図、第３図は第１図に示す表
示部における回答情報の表示例を示す説明図である。 １・・・指定席券発行装置、２・・・操作部、３・・・
表示部、４・・・料金精算部、５・・・発券プリンタ部
、６・・・データ編集制御部、７・・・送受信制御部、
８・・・挿入口、９・・・放出口、１０・・・指定席券
、１１・・・クレジットカード、１２・・・中央袋ｉｉ
、−１３・・・列車ファイル、１４・・・料金ファイル
、１５・・・乗車時刻／列車名変換テーブル。 代理人弁理士　秋　　　本　　　正　　　実第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、操作者により入力された各種の情報に基づいて予約
   情報を作成し、上記予約情報をオンライン接続された中
   央装置に送信し、中央装置で作成された発行可能な適宜
   の指定席券に関する回答情報を受信して、操作者の認証
   により指定席券を発行する指定席券発行装置において、
   あらかじめ定められている各指定席の利用開始可能時刻
   に係る情報を格納している第１の手段と、操作者により
   入力された情報のうちの指定席の利用開始希望時刻から
   所定の時間幅にわたる利用開始可能時刻に係る情報を第
   １の手段から抽出し、上記予約情報に含める第２の手段
   とを備えていることを特徴とする指定席券発行装置。