JPS63168581A - 集積回路のモニタ装置 - Google Patents

集積回路のモニタ装置

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JPS63168581A
JPS63168581A JP62195439A JP19543987A JPS63168581A JP S63168581 A JPS63168581 A JP S63168581A JP 62195439 A JP62195439 A JP 62195439A JP 19543987 A JP19543987 A JP 19543987A JP S63168581 A JPS63168581 A JP S63168581A
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/30Marginal testing, e.g. by varying supply voltage

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は総括的に言えば集積回路技術、より特定して言
えば、集積回路デバイスの回路特性を集積回路チップ内
でモニタする装置に関する。
B、従来の技術 第4図は、入力ドライバへ印加された入力信号が低イン
ピーダンス導体10を経て出力ドライバへ伝播される。
集積回路チップ内の代表的な信号路を示す多重集積回路
を単純化した回路図である。
低インピーダンス導体10は幾つかの容量付与部分を含
んでいる。換言すれば、導体10は電界効果トランジス
タ(FET)のゲート及びチップ基板との間の容量付与
部分CGXと、第ルベルのアルミニウム導体ラインがグ
ランドに対して有する容量付与部分CMIと、第2レベ
ルの金属導体ラインがグランドに対して有する容量付与
部分CM2を持っている。導体10に沿って生ずる信号
伝播遅延は、CGX、CMI及びCM2の大きさと、入
力ドライバの出力インピーダンス特性及び出力ドライバ
の遅延特性の関数である。第5図は第4図に示した回路
よりも更に細部を示した代表的な信号路を示している。
第5図の回路において、入力ドライバは、デプレツシヨ
ン・モードの負荷デバイスであるFETトランジスタQ
1と、エンハンスメント・モードの活動性(aetfv
e)デバイスであるFETトランジスタQ2とを有し、
且つQ2のゲートに接続されている入力端子INと、導
体10に接続されている出力端子26とを有する代表的
なNチャンネル・デプレツシヨン・モードFETインバ
ータ回路として示されている。Qlの有効抵抗値−は入
力ドライバの出力インピーダンスである。入力ドライバ
の出力インピーダンスが大きければ大きい程、導体10
により伝播される信号の上昇時間の間でドレイン電圧V
ddが導体10に電流を与える時間はより長くなる。第
5図に示された出力ドライバは1対のインバータで構成
されたプッシュプル回路を含み、そのプッシュプル回路
は、デプレツシヨン・モードの負荷FETデバイスQ3
及びエンハンスメント・モードの能動FETデバイスQ
4とを持つ第1インバータと、ゼロボルト・スレシホー
ルドFETデバイスQ5及びエンハンスメント・モード
の能動FETデバイスQ6を持つ第2インバータとで構
成されている。導体10はノード34を介して、トラン
ジスタQ4のゲートへ信号を印加する。デプレツシヨン
・モードFETデバイスQ3のインピーダンスは、信号
が出力ドライバ中の第2インバータに伝播される速度を
決定する。この信号は出力ノード35から中立(nat
ural)即ちゼロ・スレシホールドFETデバイスQ
5のゲートへ印加され、そして、ノード34は能動エン
ハンスメント・モードFETデバイスQ6のゲートへ直
接にこの信号を印加する。結果として、ノード34の正
へ立ち上る信号は出力端子OUTにおいて負方向に向う
信号を発生する。導体10を経て、入力ドライバの入力
ノードINから出力ドライバの出力ノードOUTまでの
全体としての伝播遅延は集積回路チップの代表的な伝播
遅延である。
信号伝播遅延は、集積回路チップの製造時に生ずるプロ
セス・パラメータの関数として変化する。
例えば、半導体基板の導電性の変動や、基板中のN型拡
散の不純物濃度の変動、酸化物ゲート層の厚さの変動や
、写真印刷マスクの不整列などが、入力ドライバ中のQ
lのようなデプレツシヨン・モード負荷FETデバイス
の抵抗値に変化を生じる。若し、Qlの抵抗が増加すれ
ば、信号伝播遅延は大きくなる。Qlの抵抗値が低くな
ると、信号伝播遅延は短くなる。厚い酸化絶縁層の厚さ
や、ポリイミド絶縁層の厚さとか、金属ラインの幅とか
の他のプロセス・パラメータの変動は導体10の容量C
MI及びCM2に影響を与える。若し容量が増加すると
、信号伝播遅延は大きくなる。容量が減少すれば信号伝
播遅延は小さくなる。更にまた、若し、ゼロ・スレシホ
ールドFETデバイスQ5の不純物のイオン注入濃度に
変動があれば、これは信号伝播遅延に影響を及ぼす、F
ETデバイスQ5のスレシホールド(閾値)電圧が増加
すれば、信号伝播遅延が大きくなり、その逆もまた真で
ある。
最近の集積回路は精密な信号伝播遅延特性で設計されて
いる。しばしば、並列で動作する回路は、適切に動作す
るために、非常に緊密に整合された伝播遅延特性を持っ
ていなければならない、従って、集積回路チップを意図
したように動作させるために、集積回路チップ相互間の
伝播特性を整合させることは重要なことである。また、
集積回路チップが特定のアプリケーションで動作するか
否かを知るために、集積回路チップの信号伝播遅延特性
を知ることも重要である。実際の信号伝播遅延をモニタ
する手段を設けることによって、集積回路チップはそれ
らの速度特性によって分類することが出来る。
第6図は、集積回路チップ中の回路素子の相互接続を行
う代表的な導体10の物理的な構造を示す断面図である
。第6図において、導体10の入力ノード26はP型シ
リコン基板20中のN型拡散であって、それは、バイア
孔により酸化層28を介して、M1層と呼ばれる第ルベ
ルのアルミニウム導体ライン30へ接続されている。導
体ライン30は、チップ中のNチャンネルFETデバイ
ス22のゲート電極の一部である多結晶シリコン導体2
4へ、バイア孔を通して接続されている。
多結晶シリコン・ゲート24と、基板20との間の容量
は、第5図の回路図においてCGXと名付けられている
。第ルベル金属導体ライン30と、基板20との間の容
量は第5図の回路でCMIと名付けられている。しばし
ば、集積回路は2層の金属導体ラインを有しており、第
1のMルーベルのラインは第1の方向に敷設され、第2
のレベルのM2ラインは第1の方向と直交する方向に敷
設される。第6図の断面図に示されているように、ポリ
イミド/窒化シリコン層32は下層のM1金属を上層の
金I7I!tNM2から分離しており、そして、それら
2つの金属層はバイア孔接続部を介して電気的に相互接
続されている。第6図に示された42層は、導体10の
一部を形成する導電ライン34を含んでいる。M2層3
4は基板20に対して容量を有しており、これは第5図
の回路図で0M2と名付けられている。
C1発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の目的は集積回路チップ内の集積回路の
性能を予測するための新規な技術を提供することにある
本発明の他の目的は、集積回路チップを製造する際に生
ずるプロセス・パラメータの関数である、集積回路チッ
プの信号伝播遅延をモニタする新規な技術を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、集積回路チップの製造時のみなら
ず、回路チップの実際の使用時においても集積回路チッ
プ内の信号伝播遅延特性を迅速に識別することの出来る
新規な性能予測回路を提供することにある。
本発明の他の目的は入力ドライバに比較的低い周波数を
使うことを可能とした、集積回路チップ内の信号伝播を
モニタするための性能予測回路を提供することにある。
D1問題点を解決するための手段 本発明に従った性能予測回路によって上述の目的や利益
を達成することが出来る。本発明のオンチップの性能予
測回路は同じチップ内の集積回路の信号伝播速度を迅速
に識別することを可能にする。本発明の回路は、古典的
な第1段低域濾波器である、モニタ回路の低域濾波特性
と、チップ内の信号伝播特性との相開間数とに基礎を置
いている0本発明のモニタ回路は低域濾波器動作を行う
ことによって、集積回路チップの製造工程中に生じた特
定のプロセス・パラメータで決められるチップ内の他の
集積回路の信号伝播特性がどうであるかを、チップの検
査員が決定することが出来る。
本発明の特徴は、ミラー理論(Miller Theo
rem)の原理を利用し比較的低い入力駆動周波数を使
うことによって、信号伝播遅延に関与する非常に小さな
容量及び抵抗付与部分を識別する能力にある。
本発明のモニタ回路は、集積回路チップの製造時及び使
用時の両方において、集積回路の信号伝播遅延の迅速且
つ精密な性能識別を達成する。
E、実施例 本発明の性能予測回路の回路図が第1図に示されており
、第2図は第1図の回路の物理的な配列を示す図である
。本発明の性能予測回路は、信号伝播特性が測定される
べき集積回路を含む集積回路チップと同じチップに設け
られる。第1図の性能予測回路は集積回路チップの製造
工程の最終段階での性能検査に使用することにとどまら
ず、集積回路チップの実際の使用の間で、周期的に使う
ことにより、チップの寿命の末期をモニタする回路とし
ても使用することが出来る。第1図の性能予測回路は、
約3メガヘルツの周波数を有するテスト用駆動矩形波が
印加される入力ノード40を持っている。第1図に示さ
れているように、大力ノード40とノード42との間に
、3個のFET負荷デバイスQIO1Qll及びQ12
の直列アレーが接続されている。各負荷デバイスQIO
1Qll及びQ12は、集積回路チップ内の識別評価さ
れるべき回路中の例えば、FET負荷負荷デバイス及1
Q3と同じ寸法を持っている。このような条件下で、第
6図の多結晶シリコン・ゲート24の蝕刻の深さの変動
と、FET負荷デバイスのソース及びドレインに対する
拡散温度の変動は、FET負荷デバイスQIO1Qll
及びQ12の特性インピーダンスと、回路デバイスQ1
及びQ2の特性インピーダンスに同様に影響する。その
特定の集積回路チップの製造時に生じる酸化ゲート被膜
の変動もまた、FET負荷デバイスの実効相互コンダク
タンスに影響を与え、且つ第1図の性能予測回路のデバ
イスQIO5Q11及びQ12の性質にも影響する。
ノード42及び基板の間の実効容量を代表する容量44
がノード42に接続されている。
第1図の回路のノード42に3個の容量性等価回路C’
M2、C’MI及びC’GXが接続されている。これら
3個の容量性等価回路の各々は、既に述べたような第2
レベル金属ライン容量CM2、第2レベル金属ライン容
量0MI及び酸化薄膜容量CGXに対応する容量付与部
分の作用と同じ作用を行う、各容量性等価回路の動作原
理は、インバータ回路中のフィードバック容量を使った
ミラー理論(Miller Theorem)を基礎と
しており、フィードバック容量の実際の物理的な容量よ
りも遥かに大きな実効容量を与え、これにより回路の動
作の周波数を減少する。容量性等価回路の動作の周波数
が、入力ノード40に印加される実際の矩形波発生器の
周波数範囲内に調節されるということが本発明の特徴で
ある。ミラー理論は、例えば、1972年のマグロ−ヒ
ル社出版のミルマン(Millman)及びハルカイス
(Halkais)による「集積電子工学:アナログ及
びデジタル回路及びシステムJ (Integrate
d Electronics : Analogand
Digital C1rcuits and Syst
ems)という刊行物に記載されている。
容量性等価回路C’M2は、デバイスQIO1Q11及
びQ12と同じ特性を持つデプレツシヨン・モードFE
TデバイスQ13を含む、また、C’M2は、フィード
バック容icM2Fを通して接続されているエンハンス
メント・モード能動デバイスQ14を含んでいる。容量
CM2Fは第2レベル金属導体ラインの容量CM2を特
徴ずける第2図に示した構造を持っている。第2図の容
fflcM2Fの構造は、M2レベルの導電ラインのた
めの誘導体の厚さと同じ厚さの誘導体を有する、M2レ
ベル上の蛇行状の公称幅の導電ラインであり、従ってM
2レベルの蛇行する構造と、基板20との間の実効容量
は同じ集積回路チップ内の集積回路のための第2レベル
の全屈導体の単位長さの容量を特徴づけることになる。
また、容量性等価回路C’M1は、デバイスQ10と同
じであるデプレツシヨン・モード負荷デバイスQ15と
、フィードバック容量CMIFに接続されているエンハ
ンスメント・モード能動デバイスQ16とを含んでいる
。第2図の配列で示されている容量CMIPはM1導電
性ラインの蛇行形のアレーで作られており、基板20に
対するその容量は、CM2Fで説明したと同じように、
Mルーベル上の導電性ラインの単位長さ毎の容量を特徴
づける。
また、容量性等価回路C’GXはデバイスQ10と同じ
であるデプレツシヨン・モードFET負荷デバイスQ1
7を含んでいる。それは、MO5容量容量9を通して接
続されたエンハンスメント・モード能動デバイスQ18
を含む。第2図の回路で示されているMO5容量容量9
は酸化薄膜の容量を含み、その容量の大きさは、CM2
Fについて説明したのと同じように、半導体基板に対し
て、多結晶シリコン・ゲート容量のための酸化薄膜の容
量CGXを特徴づける。
また、ノード42はゼロ・スレシホールドFETデバイ
スQ20のゲートに接続されており、その出力ノード4
6は容量を経て基板20へ接続されている。チップの製
造過程におけるプロセス・パラメータの変動で生ずる、
デバイスQ20のスレシホールド電圧の変動は、ノード
46における出力の変化を生ずるFETデバイスQ20
は、そのゲートに印加された交流電圧値を出力ノード4
6における直流電圧値へ変換する整流器として作用する
動作において、特定のチップに対するプロセス・パラメ
ータの種々の大きさの彰響は、ノード40における矩形
入力信号を、ノード42に交流信号として表させ、それ
は、デバイスQ20のゲートに印加されたとき、出力ノ
ード46において分えられた大きさの直流電圧を発生す
る。第1図の回路の出力における電圧の大きさは同じ集
積回路内の信号伝播遅延を特徴づける。
F8作用 第1図の性能予測回路は古典的な第1段の低域濾波器と
実質的に同じで、それは第3図の模式回路図において単
純化した形式で表されている0人カデブレツション・モ
ード負荷デバイスQIO5Qll及びQ12は、第3図
のRで特徴付けられている直列接続抵抗を有している。
ノード42において並列に接続されている容量性等価回
路C′M2、C’MI及びC’GXの容量は第3図のC
で代表している。矩形波信号が入力端子40に印加され
た時、第3図の低域浦波器の性質は、出力ノード42の
出力電圧値(Vout)を入力ノード40に印加された
入力電圧(V IN )で割った比率によって表すこと
が出来る。その大きさは次式によって特徴づけられる。
VOlrr      1 =             (1) VIN     1+wRC 上式中、Wは2Plに入力ノード40に印加される入力
周波数を乗じたものに等しい。
第2図を参照して、集積回路チップの信号伝播遅延の特
徴を説明するため、古典的な低域濾波器を用いた場合の
問題を説明する。第2図に示されている入力ノード40
は0.1016ミリメードル(4ミル)の入力バッドと
して示され、且つ出力ノード46は同じ側の同じ0.1
016ミリメードル(4ミル)の寸法を持つ出力パッド
として示されている。若し、第2図に示された容量CM
2Fの)J法と同じ大きさを有するC’M2のための単
純な容量を作ろうと試み、そして更に、若し、第2図に
示された容量CMIFの寸法と同じ大きさを有するC’
MIのための容量を作ろうと試み、そして更に、若し、
第2図に示されたQ19と同じ司法の大きさを持つC’
GXのための容量を作ろうと試みたとすると、これらの
3つの容量の合計の容量値は約5ピコ・ファラッドの大
きさになる。集積回路チップ中でコンデンサの寸法を大
きくすることはチップ内の他回路を過密にすることにな
るから、集積回路チップ内でコンデンサの大きさを増す
ということは実用性に乏しい。第3図のフィルタのCの
値は約5ピコ・ファラッドある。
第1図のQIOlQll及びQ12の直列抵抗値Rは約
600オームである。従って、その伝播ファンクション
は約−3dbなので、フィルタを駆動するために必要な
、入力ノード40に印加される入力信号の矩形波の周波
数は300メガヘルツである。300メガヘルツの矩形
波を正確な最大振幅で発生するのは困難である0入力ノ
ード40に印加するための300メガヘルツの矩形波を
制御するためには、前もって、誘導性結合とか、容量性
負荷とか、他のテスト器具に関する問題を回避するため
の予防策を講じなければならない。
従って、第1図の容量性等価回路C’M2、C’MI及
びC’GXを単純なコンデンサに置き換えて、ノード4
2における実効容量を増加するためにミラー理論の原理
を利用することが本発明の一つの側面である。
ミラー理論の説明は第1図の容量性等価回路C’M2と
開運して行われる。デプレツシヨン・モード負荷デバイ
スQ13及びエンハンスメント・モード活動性デバイス
Q14で構成したインバータは約100の利得AVを有
していること、換言すると、0.01ボルトのデルタ信
号がデバイスQ14のゲートに印加された場合、インバ
ータの出力ノードは約−1ボルトのデルタ信号を出力す
る。
出力ノード52及びデバイスQ14のゲートの開にフィ
ードバック容量CM2Fを接続することによって、負の
フィードバックが得られる。容量CM2Fに跨がる電圧
は、出力ノード52の電圧と、インバータの入力ノード
42の電圧との差であり、それは、ノード42に印加さ
れたデルタ信号が0゜01ボルトであり、且つ出力ノー
ド52の出力がデルタ−1ボルトである場合、容量CM
2Fに跨がる電位差はデルタ1.01ボルトである。こ
れとは対照的に、容量CM2Fがノード42と接続電位
との間に直接に接続された場合、容量CM2 Fに跨が
る電位差はデルタ0.01ボルトである。容量の電圧を
変化するのに必要な電荷の転送はQ=CVに開運するか
ら、容量に跨がる電位差を1.01ボルトに上昇するた
めに、ノード42がQ14のゲートへ印加する電荷は、
容量CM2Fが単に接地電位へ直接に接続されている場
合に必要な電荷よりも101倍大きく与えなければなら
ない。
従って、ミラー理論に従うと、第1図の容量性等価回路
C’M2の実効容量は、接地電位に直接に接続された場
合、容量CM2Fの容量よりも101倍大きい。従って
、ミラー理論の動作の下では、ノード42にあるCM2
Fと同じ寸法の実効容量は、若し容量が接地電位に直接
に接続されれば、101倍の大きさにすることが出来る
。この原理はまた、第1図の容量性等価回路C’MI及
び容量性回路C’GXにも当嵌るので、ノード42にお
けるC’M2.01M1およびC’GXの並列回路によ
り表される実効容量は約560ピコ・ファラッドである
。第3図に示した古典的な第1段の低域フィルタにおい
て、もしCの値を約560ピコ・ファラッドの大きさに
するように、Cの値を第1図のC’M2、C’MI及び
C’GXの和に等しくしたとすれば、フィルタの入力に
対して一3dbのフィルタ出力にさせるに必要な、入力
ノード40に印加される駆動矩形波周波数は3メガヘル
ツになる。3メガヘルツの矩形波は通常の回路技術で容
易に発生することが出来、且つ信頼性のある正確なパル
ス振幅を持たせるよう容易に制御することが出来るので
、入力信号と出力信号との比率はテスト用として精密に
決めることが出来る。
更に、テスト装置の持つ容量とかインダクタンスが3メ
ガヘルツの信号に与える影響はテスト環境において殆ど
問題にならない。
第1図の性能予測回路の製造に関係する、集積回路チッ
プのプロセス・パラメータの変動は、性能予測回路の入
力電圧振幅と出力電圧振幅との比率を変化する。上述の
第(1)式から分るように、デプレツシヨン・モード負
荷デバイス10、Qll及びQ12の実効抵抗Rは、既
に述べたように、プロセス・パラメータによって変化さ
れ、そして、若しその実効抵抗が増加すると、入力電圧
対出力電圧の比率は対応して減少する。これは、測定す
ることが出来、そして本発明に従って、伝播遅延に開運
付けることの出来る、デプレツシヨン・モード負荷デバ
イスの抵抗の変化の識別を与える。他方、プロセス・パ
ラメータの変動のために、若し、集積回路チップ内の回
路の第2レベルの金属M2、第ルベルの金属M1又は薄
膜酸化Hλ容量に変動が生じたとすれば、これはまた、
容量性等価回路C’M2、C’MIまたはC’GXの容
量に影響するので、若しこれらの容量の和Cが増加すれ
ば、第(1)式に従ってVIN対VOUTの比率は減少
する。また、これは第1図の性能予測回路のために測定
することが出来る。デプレツシヨン・モード負荷デバイ
スの抵抗及び夫々のタイプの容量に対する方向を反対に
変化することは、プロセス・パラメータ及び変動の関数
として、反対方向に測定出力電圧の変動を惹起する。
既に説明したように、集積回路チップの信号伝播遅延特
性はチップ内のデプレツシヨン・モード負荷FETデバ
イスの抵抗の関数であり、そしてまた、チップ内の第ル
ベルの金属ラインM1、第2レベルの金属ラインM2及
び酸化薄膜の容量の関数である。第1図の性能予測回路
の入力電圧VIN対出力電圧VOUTの比率を測定する
ことによって、集積回路チップの信号伝播遅延特性は精
密に決定することが出来る。若し、テスト・プローブが
第1図のノード42に接続されたとすると、ノード40
における入力矩形波信号対出力矩形波信号の比率は、テ
ストされている集積回路チップのプロセス・パラメータ
の特定のセットの結果を表している。他の案の回路とし
て、ノード42の出力電圧を整流させるために、デバイ
スQ20及び容量50で構成されるインバータを第1図
の性能予測回路に設けて、回路の出力を直流で測定しう
るようにすることが出来る。±0.002ボルトの精密
さで0ボルトから5ボルトまでの範囲の直流電圧を正確
に測定することの出来るテスト装置は容易に人手しつる
ので、第1図の性能予測回路の入力端子と出力電圧とを
入力することによりそれらの比率を通常のテスト装置で
極めて正確に測定することが出来る。このことは集積回
路チップの信号伝播遅延特性を精密に特定しうることを
意味する。
第1図の回路の出力ノード46に接続されている容量5
0は、出力パッドや、テスト・プローブの導線や、その
他パッドをテスト装置に接続するのに要するはべての接
続体の容量を代表する。ノード46の電圧はデバイスQ
20のゼロ・スレシホールド・ゲートへ加えられる電圧
と同じ大きさまで上昇することが出来るので、容量50
の容量の変動はテストの結果に実質的に影響しない。容
量50を充電するための充電電流はドレイン電圧Vdd
から来るけれども、その充電電流は、ノード46の電圧
がデバイスQ20のゲートに印加されている電圧と同じ
値に上昇するので、影響されることはない、デバイスQ
20のゲートはノード42の高インピーダンスで低容量
のノードを表すので、出力ノード46は、テスト・プロ
ーブ及び他の装置による比較的大きな負荷を課すことが
出来、しかも、第1図の性能予測回路の動作に影響を与
えない、従って、第1図の回路にデバイスQ20を加え
ることによって、出力ノード42は緩衝され且つ整流さ
れるので、性能予測回路の動作に影響を及ばすことなく
、ノード40の入力電圧に対してノード46の出力電圧
の相対的振幅を精密に測定するため、通常の直流テスト
装置をノード46に接続することが可能となる。
G0発明の効果 上述したように、本発明は集積回路チップ内の集積回路
の性能を予測する技術を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従った性能予測回路の模式的回路図、
第2図は第1図に示された性能予測回路図の物理的配列
を示す図、第3図は第1段低域濾波器を示す回路図、第
4図は集積回路チップ内の代表的な信号路を示す多重集
積回路の簡略図、第5図は第4図の代表的信号路を示す
回路の詳細を示す図、第6図は第5図の回路図の導体1
0を示した断面図である。 40・・・・入力ノード、46・・・・出力ノード、Q
10、Qll、Q12・・・・デプレツシヨン・モード
負荷FETデバイス、C’MI、C’M2、C’GX・
・・・容量性等価回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 集積回路チップ上の信号伝播速度特性をモニタするため
    の装置であつて、 (a)ドレインを入力ノードに、ソースを共通ノードに
    それぞれ接続され、上記集積回路チップの処理パラメー
    タの関数である有効抵抗をもつ第1のデプレツシヨン・
    モード負荷デバイスと、 (b)ドレインをドレイン電位に接続され、ソースを、
    ソースをアース電位に接続されゲートを上記共通ノード
    に接続されてなるエンハンスメント・モード活動性デバ
    イスのドレインに接続された第2のデプレツシヨン・モ
    ード負荷デバイスをもつ反転回路と、 (c)第1の端子を上記第2のデプレツシヨン・モード
    負荷デバイスの上記ソースに接続され、第2の端子を上
    記共通ノードに接続され、上記集積回路チップの処理パ
    ラメータの関数であるキャパシタンスをもつフィードバ
    ック・コンデンサと、 (d)上記集積回路チップの処理パラメータの値を特徴
    づける、上記入力ノードにおける経時変化入力電圧に対
    する経時変化出力電圧の比を測定するべくテスト・プロ
    ーブを付与するために上記共通ノードに接続された出力
    ノードとを具備し、 (e)上記反転回路は、上記反転回路と上記フィードバ
    ック・コンデンサの組合せが上記共通ノードにおいて有
    効利得と上記フィードバック・コンデンサのキャパシタ
    ンスの積にほぼ等しい値であるキャパシタンスをあらわ
    すような有効利得をもつ、集積回路のモニタ装置。
JP62195439A 1986-12-23 1987-08-06 集積回路のモニタ装置 Expired - Lifetime JPH07101228B2 (ja)

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