JP5589224B2 - Mos容量テスト構造と、それに関連した、電圧の関数として容量曲線を測定するための方法 - Google Patents

Mos容量テスト構造と、それに関連した、電圧の関数として容量曲線を測定するための方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体装置を製造するための技術プロセスの特性化(characterization)に関し、具体的には、関連するC(V)曲線を記録することによりMOSゲート/ゲート酸化膜/半導体スタックの特性化を行うためのテスト構造に関する。
ゲート電圧の関数としてMOS容量を与えるC(V)曲線により、特にはEOT(等価酸化膜厚さ:Equivalent Oxide Thickness)として表される等価酸化シリコンとして与えられるゲート酸化膜厚さ、フラットバンド電圧(FBV)(すなわち、半導体における価電子帯と伝導帯が平坦である電圧)等のMOSスタックの特性寸法を確定することができる。
これらの特性寸法は、そのロードマップにおいてITRS(国際半導体技術ロードマップ:International Technology Roadmap for Semiconductors)機関により設定された勧告に従って電子的プロセスを特徴づけし、モニターし、比較するために使用される。「ノード」と呼ぶ技術世代における微細化(ムーアの法則)の進歩を評価するこのロードマップは、特にEOTとしてのゲート酸化膜厚さを含む特性寸法と各ノードとを関連づける。
本発明は、EOTが約1ナノメータ以下の最先端の技術プロセスを扱う。
これらのナノメータプロセスでは、MOSゲート/酸化膜/半導体スタックの特性化は、極めて正確な曲線を得ることと、スタックのパラメータ(EOT、FBV等)は特に量子効果を考慮したモデルにより評価することと、を必要とする。
MOSスタックのC(V)曲線は、従来は、複素インピーダンス測定を小信号レンジ(DC電圧に小信号電圧を重畳したもの)において実行できるようにした市販のインピーダンス解析器、例えばAgilent 4284Aの名称で市販されている解析器により得られる。
ナノメータプロセスでは、多数の要素がインピーダンス測定に干渉するので従来のテスト構造によりC(V)曲線を記録するこれらの技術では所望の精度と信頼性が得られない。
具体的には、ほぼ数百pF(10−12F)程度の容量が得られる100μm×100μm寸法の表面では、この測定はトンネル効果によるゲート酸化膜を介した電流リークの増加の影響を受ける。C.Lerouxらによる出版物「ナノメータSiO2誘電体の特性化とモデリング:Characterization and modeling of nanometric SiO2 dielectrics」Microelectronic Engineering,Volume 72,Issues 1−4,April 2004,pages 121−124に記載されるように、例えばほぼ10μm×10μm程度のより小さなMOSトランジスタ表面を使用することはアクセス抵抗を低減することによりこの浮遊漏れ電流の問題を克服できることが知られている。
これらのより低い容量値(pF)のために、より小さい寸法を有するこれらの構造は、それらがMOSトランジスタ構造に固有の浮遊容量かあるいは測定装置に属する容量および試験される構造と測定装置間の相互接続配線容量かにかかわらず上記浮遊容量の相対的な増加によりさらに影響を受ける。
より正確には、このように3つのカテゴリーの浮遊容量が測定に関係する。これらは、MOS構造自体により誘発される浮遊容量、測定装置の電極が置かれるテストパッドとMOS構造とを結合する相互接続配線により導入される浮遊容量、そして測定装置に関係する浮遊容量である。
図1と図2には、MOSトランジスタ構造により誘発される浮遊容量を例示する。MOSトランジスタ(図1)は基板内に活性トランジスタ領域ZAを含む。その上にある制御ゲートGは拡散層間のチャネルを制御することができる。トランジスタの寸法はチャネルの寸法であり、チャネルの長さL(すなわちソース領域とドレイン領域間の縦方向距離)とチャネルの横断長である幅Wである。これらはトランジスタの製造用レチクル上の設計長および幅である。したがってトランジスタの表面積はLW積により与えられる。図2には、ソース拡散領域Sと、ドレイン拡散領域Dと、そしてチャネル領域ccにわたって基板上に配置されたゲート酸化膜goxとゲート酸化膜上のゲート電極geと通常はゲートの側面の横方向に設けられたスペーサまたは絶縁体e1、e2とを含むゲートGとを、示す。
このようなMOSトランジスタ構造に固有の浮遊容量はトランジスタの周囲に付随する容量である。これらは、周知のように、
−活性領域ZAに覆いかぶさる寸法W×Lのゲート領域Gの頂点に対応する4つの角部における三次元の角部容量Ca1、Ca2、Ca3、Ca4(図1)と、
−ゲートの幅Wに沿った容量Cwとその長さLに沿った容量Clを含む、活性領域上のゲート端の浮遊容量である。45ナノメータ技術ノードの例を参照すると、これらの端部浮遊容量は幅Wまたは長さLの1μm当たりほぼ0.2fF(10−15F)程度である。容量Cwは、ゲートとソースおよびドレイン拡散領域との間の、スペーサを介した容量と酸化膜を介した容量とを含む。図2に例示されるのはこれであり、幅Wに沿った容量Cwでは、浮遊容量c9はゲート電極ge/スペーサe1/拡散層Sを含むスタックに対応し、浮遊容量c10はゲート電極ge/ゲート酸化膜gox/拡散領域Sを含むスタックに対応する。容量Clは、活性領域端部で観察される特有の容量に関連する。
図3には、測定装置の測定チップ(電極)を受け入れるために半導体装置上に設けられたテストパッドと、ゲートとソースおよびドレイン拡散領域をこれらテストパッドに接続できるようにする相互接続配線(通常はアルミニウム配線)と、により誘発される浮遊容量を例示する。この例では半導体装置は半導体基板Bに形成されるMOSトランジスタTである。半導体装置は基板に形成される2つの拡散領域(ソースSとドレインD)間のチャネルccとゲートG(図では識別されないゲート電極とゲート酸化膜)とを含む。半導体装置は測定装置(図示せず)の測定チップがそれぞれの上に置かれる2つのテストパッドp1、p2を有する。これらのパッドは、トランジスタのゲートレベルより上の、通常は装置のメタライゼーションレベルにおける同一平面に形成される。これらのパッドは例えば数十平方μmを測定する金属小板である。テストパッドp1を含む接続配線l1は対応する接続ピンにより2つの拡散領域を接続する。ゲートGは、トランジスタのチャネルを越え、ゲートGが厚い誘電体iにより基板から絶縁される領域内へ伸びる。これによりゲートは対応する接続ピンを介し他のテストパッドp2に接続できるようになる。相互接続要素(テストパッド、相互接続配線、または接続ピン)に付随する容量は、特には以下の容量、すなわちパッドp2のゲート接続ピンと基板との間の容量c4、パッドp2と基板との間の容量c5、接続配線l1と基板との間の容量c6、パッドp1と基板との間の容量c7、そして2つのパッドの距離に依存する2つのパッドp1、p2間の容量c8を含む。45ナノメータ技術ノードの例を参照すると、100μm×100μm寸法のテストパッド(p1またはp2)により誘発される相互接続配線容量c5,c7のそれぞれの大きさはほぼ1pF程度である。実際は、基板に関する相互接続要素のトポロジに依存するが、ほぼ10パーセント程度の分散が、相互接続配線容量において(特には、これらの容量が、ゲート酸化膜に適用する制約条件と比較してその製造制約条件が小さい絶縁誘電体iで形成された場合)観察される。
最後に、図4には、通常は容量計とハンドリング装置(プローバー)を含む測定装置3に関連する浮遊容量c1、c2、c3を例示する。符号1で参照される試験対象の任意の半導体装置は従来の方法で基板ホルダー2上に配置される。測定装置3は2つの試験ポイントで半導体装置に印加される2つの測定チップ4、5を制御する。浮遊容量は各チップと基板間の容量c1、c2そして2つのチップ間の浮遊容量c3である。これらの浮遊容量は、合計、ほぼ1pF(10−12F)程度の値となり得る。この値は、チップの構成と基板ホルダーに対するそれらの位置とに従って異なる。
本発明者らにとって興味深い先端技術プロセスでは、これらの様々な浮遊容量は、ほぼ測定対象の容量の大きさ程度である。
最後に、この測定は、MOS構造の寸法公差によりさらに影響を受ける。この理由は、技術的な比較を容易にするために容量の値は従来は単位面積当たりで計算される、すなわち使用されるC(V)曲線において測定容量は記録されたMOS構造の表面積により割られるためである。このとき得られたC(V)曲線の精度は、MOS構造の寸法精度に依存するが、ITRS判定基準(3σ分散)によると当該技術の公称長の12パーセントで評価され得る。
こうして、トランジスタの寸法の不正確さが浮遊容量に関係する不正確さに加算されるが、本発明者らが見出したように、この理由は、実際には、単位面積当たりの容量が計算されるためである。したがって、測定容量は、図1に関連して定義されたようにトランジスタの表面積すなわちその幅Wと長さLの積で割られる。
したがって、本発明では、MOS構造(すなわちナノメータまたはサブナノメータプロセスに特に適合されたゲート/酸化膜/半導体スタック)のC(V)曲線を確実に記録する試みがなされる。
容量測定における精度の問題に対する解決策は既に探求された。特に、測定装置により導入される浮遊要素を回避できるようにする技術は公知である。
特許文献1の明細書は、その出力において、異なるゲート長を有するMOS容量により形成された、異なる負荷に接続されたインバータを使用するリングオシレータによるMOS構造の特性化の方法を開示する。インバータにおいて測定される様々な電流はインバータ一段当たりの負荷容量の値を推定するために使用される。したがって、ゲート酸化膜容量の値とゲート長分散とは区別して測定される。しかしながら、この方法は、ゲート酸化膜容量を確定するために考慮されなければならない量子効果を組み入れていない。さらに、その測定は、インバータの電荷に応じて変化する各インバータに関連するスイッチング電流を考慮していない。
インバータ電荷に基づく、相互接続配線容量の値を測定するための別の公知の測定技術は、使用されるプローブと測定装置による浮遊容量により導入される干渉だけでなくスイッチング電流も動的測定によりなくすことができる。この技術は、B.W.McGaughy,J.C.Chen,D.Sylvester,C.Huによる出版物,「サブfF相互接続配線容量測定の簡単な方法:A Simple Method for On−Chip Sub−Femto Farad Interconnect Capacitance Measurement,」IEEE Electron Device Letters,Vol.18,No.1,pp.21−23,January 1997に記載される。これは2つのCMOSインバータの使用に基づく。ここでは、一方のCMOSインバータは測定対象の相互接続配線容量を充電し、他方のCMOSインバータの出力はいかなる負荷にも接続されていない。インバータの適切に形成された制御信号により、各インバータに付随するスイッチング電流を回避することが可能となる。
特許文献2の明細書には、相互接続配線容量の測定に対しても同様な技術を使用することが記載されている。
これらの相互接続配線容量はMOS容量と同じ性質のものではない。特に、相互接続配線容量は測定に干渉する浮遊容量を有していなく、印加電圧に関係なく一定値を有する。
したがって、これらの技術は低い相互接続配線容量を高精度に測定するために非常に好適であるが、これらの技術はMOSトランジスタの構造に属する浮遊容量などの他の浮遊容量、あるいは表面積精度の問題を回避することができない。また、本発明者らは、これらの浮遊容量の大きさは、高精度に測定されることを目的としたMOS容量の大きさの程度であることを見出した。
米国特許第7069525号 米国特許第6870375号
本発明は、第1には、C(V)曲線を確実に記録することを可能にするMOSトランジスタに基づいたテスト構造を提供する。
本発明は、浮遊容量とトランジスタの表面積における不正確さとの様々な影響を減算により相殺するためにMOSトランジスタの寸法の差分を利用するテスト構造を定義する。
本発明はまた、測定に付随する浮遊効果もまた相殺されるこのようなテスト構造を使用する測定法に関する。
したがって、上に特徴づけられたように、本発明は、第1と第2の2つの半導体装置を備えた容量構造であって、各装置は、そのゲートがすべて第1のノードにおいて電気的に接続されそのソースとドレインがすべて第2のノードにおいて電気的に接続されるMOSトランジスタを含み、上記2つの装置は同一型のトランジスタであり、上記トランジスタの寸法は、一方ではその長さの和が他方ではその幅の和がそれぞれ上記2つの装置で等しくなるように、かつ
式Sequiv=Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i)
(式中、
−Li、Wiはそれぞれ上記ペアの第1の装置DT1のトランジスタTiの長さと幅とを表し、
−L’i、W’iはそれぞれ第2の装置DT2のトランジスタT’iの長さと幅とを表す)
により与えられる2つの装置間の表面積の差Sequivが非零となるように選択される、容量構造に関する。
本発明の一実施態様では、2つの装置は同じ数n個のMOSトランジスタを有する。
電圧の関数として容量の曲線を測定するためにこのようなテスト構造を使用する方法は、装置ごとに電圧の関数として容量曲線を測定する工程と、2つの装置間の表面積差で割られた結果としての2つの装置間の差曲線を計算する工程とを含む。
本方法では容量計を使用することができる。
一変形態様では、本テスト構造は、半導体装置ごとに一つのCMOSインバータをさらに含み、これにより動的測定方法を使用することが可能となる。
本発明の他の利点および特徴は、非限定的例として与えられる本発明の実施態様を例示する添付図面を参照した以下の説明において規定される。
寸法(L、W)を有するMOSトランジスタの端および角部の容量を示す簡略図である。 MOSトランジスタの断面であり、活性領域上のゲート端の浮遊容量を明示する。 測定対象の構造における相互接続配線とテストパッドにより導入される浮遊容量を例示する。 本構造のテストパッド上に置かれたテストチップにより導入される浮遊容量を例示する。 McGaughyらによる出版物において提案された相互接続配線容量を測定するための装置を例示する。 McGaughyらによる出版物において提案された相互接続配線容量を測定するための装置を例示する。 本発明によるテスト構造の概略図である。 本発明によるテスト構造を使用した測定法およびその関連する測定装置を概略的に図示する。 本発明によるテスト構造を使用した測定法およびその関連する測定装置を概略的に図示する。 本発明によるテスト構造の第1の実施形態を例示する。 本発明によるテスト構造の第1の実施形態を例示する。 有利な等価MOS構造を定義するための本発明の一様態を例示する。 有利な等価MOS構造を定義するための本発明の一様態を例示する。 有利な等価MOS構造を定義するための本発明の一様態を例示する。 有利な等価MOS構造を定義するための本発明の一様態を例示する。 本発明によるテスト構造の第2の実施形態を例示する。 本発明によるテスト構造の第2の実施形態を例示する。 スイッチング中のインバータ内の電流を測定する方法を使用する、MOS構造の酸化膜容量を測定するための別の装置を例示する。 このような測定法を有する本発明によるMOS構造の2つの装置間の電荷差を抽出する原理を例示する。 図13と図14に対応する測定法のフローチャートである。
MOSスタックの特性化を正確に行うための本発明によるテスト構造は、MOSトランジスタを含む2つの半導体装置を備え、上記トランジスタの寸法は、一方ではその長さの和が他方ではその幅の和がそれぞれ上記2つの装置で等しくなるように、かつ上記2つの装置間の表面積の差が非零になるように選択される。
MOSトランジスタの寸法とは、図1に例示するように、従来は活性領域に覆いかぶさるゲート領域の幅Wと長さLを指すことを想起されたい。したがって、このトランジスタの表面積はその幅Wと長さLの積により与えられる。関連するMOS容量は、そのソースがそのドレイン(および、ウェル内に形成されたトランジスタの場合には任意選択的にはウェルにバイアスをかけるための接続ピン)に短絡されたMOSトランジスタのゲートとソース間で測定されたゲートと基板(またはトランジスタの型によってはウェル)との間の容量である。
2つの装置のそれぞれの上の容量を別々に測定し次にこれら2つの容量の差を計算することは、2つの装置の表面積の差に等しい等価表面積の容量を測定することと等価である。2つの装置により誘発される浮遊効果はこの測定では減算により相殺される。
本発明の一実施形態によるテスト構造STを図6に例示する。
テスト構造STは、同じ基板上に形成される少なくとも一つの第1の装置DT1と第2の装置DT2を含む。それらは、寸法の分散が無視されるように互いに十分に近接して形成される。
第1の装置は、そのゲートが共通に接続されかつそのソースとドレインが共通に接続されたn個(nは2以上の整数)のトランジスタを並列に含み、各トランジスタTi(i=1〜n)はその長さLiと幅Wiと表面積Si=Li×Wiとにより定義される。
したがってDT1は全表面積S1=Σ(Li×Wi)i=1〜nの全等価容量と等価なものである。
第2の装置もまた、そのゲートが共通に接続されかつそのソースとドレインが共通に接続されたn個のトランジスタを並列に含み、各トランジスタT’i(i=1〜n)はその長さL’iと幅W’iと表面積S’i=L’i×W’iとにより定義される。
したがってDT2は全表面積S2=Σ(L’i×W’i)i=1〜nの全等価容量と等価なものである。
2つの装置のトランジスタの寸法は、
−装置DT1のトランジスタTiの長さの和が装置DT2のトランジスタT’iの長さの和と等しくなるように、すなわち、
Σ(Li)i=1〜n=Σ(L’i)i=1〜n、
−装置DT1のトランジスタTiの幅の和が装置DT2のトランジスタT’iの幅の和と等しくなるように、すなわち、
Σ(Wi)i=1〜n=Σ(W’i)i=1〜n
−表面積S1と表面積S2の表面積の差(Sequivで表される)が非零である、すなわち、Sequiv=Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i)≠0となるように選択される。
各装置では、n個のトランジスタはそのゲートを電気的に共通に第1のノード(DT1におけるn1とDT2におけるn’1)に接続している。
各装置では、n個のトランジスタはそのソースとドレインを電気的に共通に第2のノード(DT1におけるn2とDT2におけるn’2)に接続している。
2つの装置のトランジスタはすべてn型チャネルまたはp型のチャネルを有する同一型のものである。それらがウェルに形成される場合は、ウェルピンが設けられソースおよびドレイン結線に共通に接続される。
本発明のテスト構造STは、等化表面積Sequivを有するMOS容量に対応する2つの装置間の「差分」MOS容量を測定できるようにする。したがって
Sequiv=Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i) 式(1)
この測定は様々な浮遊容量源の影響を受けない。
さらに、「差分」等化表面積は寸法の技術的分散の影響も受けない。
この等化表面積に対する「差分」MOS容量値の比が、当該技術に対し信頼性がありかつ正確な単位面積当たりのMOS容量の測定値を与える。
したがって、本発明によるテスト構造STは、非常に信頼性があり正確でかつ様々な浮遊要素と技術分散とは無関係な単位面積当たりの容量の測定を可能にする。この測定は、周知の任意の技術により、C(V)曲線を装置ごとに記録可能な任意の測定装置を使用することができる。
実際、装置の各ノードは図7bに例示するようにそれぞれの接続構造を介しテストパッドに接続される。したがって、装置DT1のノードn1とn2はパッドp1とp2にそれぞれ接続され、同様に、装置DT2のノードn’1とn’2はパッドp’1とp’2にそれぞれ接続される。
したがって、通常はインピーダンス解析器である容量計30の2つの測定チップ30Aと30Bは、テスト構造STの第1の装置のパッドp1とp2上に配置することができ、次に他方の装置のパッドp’1とp’2上に配置することができる。プローブは、通常は、テスト構造(図示せず)上に配置されたプローブカードを介しパッド上に配置される。
本発明によるテスト構造を使用する測定法の工程は次の通り(図7a)である。
a)通常の測定手段を使用する同様の測定環境において、これらの2つの装置C1(V)、C2(V)のそれぞれに対し電圧の関数として容量を測定する。
b)等化表面積Sequivにより割られた2つの装置の特性の差分すなわち[C1(V)−C2(V)]/Sequivを計算する。
当該プロセス技術により誘発される浮遊効果の影響を受けない単位面積当たりの特性C(V)が得られる。
より正確には、図7bに示すように、工程a)では、2つのチップは同じ方法すなわち同じ構成で2つの装置上に印加される。2つのチップ30Aと30Bは第1の特性曲線C1(V)を記録するために第1の装置DT1の2つのパッドp1,p2上に印加され、次に2つのチップ30Aと30Bは対応する第2の特性曲線C2(V)を記録するために第2の装置DT2のパッドp’1とp’2上に印加される。
得られた単位面積当たりの曲線[C1(V)−C2(V)]/Sequivは、次に、ゲート電極/ゲート酸化膜/半導体を含むスタックの性質を識別する様々なパラメータ(特にはその厚さまたはそのフラットバンド電圧)を得るために公知の方法で処理される。
得られた単位面積当たりの曲線は、特に、MOS構造の浮遊容量(すなわち図1と図2を参照して説明した端および角部容量)の影響を受けない。この理由は、テスト構造の2つの装置DET1とDET2におけるトランジスタの数とそれらの寸法に対する条件は、これら2つの装置が同じ等価な周囲(長さおよび幅の総和)と同数の角部とを有することを意味するためである。
得られた単位面積当たりの曲線はトランジスタの寸法(L、W)の分散の影響も受けない。この理由は、2つの装置の寸法の技術的分散の一定性が仮定され得るように2つの装置が近接して(例えば2つの装置間が1000μm未満)形成されているためである。2つの装置DT1とDT2間の長さの和と幅の和の同一性を考慮し、そしてδLとδWそれぞれが長さLと幅Wに対する技術的分散(すなわち(レチクル上の)設計寸法と得られた実際の寸法の差)を表すものとすると次式が得られる。
Σ{(Li+δL)×(Wi+δW)}−Σ{(L’i+δL)×(W’i+δW)}=Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i) 式(2)
換言すれば、等化表面積Sequivは、実際、Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i)に等しい。ここでLi、Wi、L’i、W’iはレチクル上の設計寸法である。
2つの装置のそれぞれのチップと金属相互接続に関係する浮遊容量の同一性は、一方ではp1とn1間で他方ではp’1とn’1間で、さらに一方ではp2とn2間で他方ではp’2とn’2間で同一接続構造を形成することにより保証できるので有利である(図7b)。接続構造は、パッド自体と、そしてノードとパッドとの間の接続配線として理解すべきである。したがって、一方ではn1とn2間に他方ではn’1とn’2間に何が存在しても、テスト構造の2つの装置DT1とDT2間で異ならないであろう。
図7bに例示するように、テスト構造の各装置のパッドは、簡単な横変位により(例えば図に描かれた矢印に沿ってテスト構造のシリコン基板の横変位により)同じテストチップに隣接するように作製される。したがって、2つの装置上の測定は同様な環境において行なわれ、プローブと測定装置により導入される浮遊効果の影響を受けないことが保証される。より正確には、このようにして、図3と図4を参照して説明したチップと相互接続配線と測定装置とに関係する浮遊容量は2つの測定C1(V)とC2(V)間で一定となることが保証できる、すなわち差分C1(V)−C2(V)を計算する場合、それらの効果は減算により相殺されるであろう。
本発明の簡単な実施形態では、一つの装置のトランジスタの寸法は、他の装置のトランジスタの寸法を考慮し、全体長と全体幅がそれぞれ一定であるが表面積の差が非零(Sequiv≠0)となるように長さと幅を異なるように「関連づける」ことにより、選択される。
このような実施形態を例示する第1の例では、テスト構造は図8に示すようにそれぞれがn=2個のMOSトランジスタを含む少なくとも第1と第2の装置DET1とDET2を含む。
第1の装置は、設計長Lと設計幅Wの第1のトランジスタT10と、設計長lと設計幅vの第2のトランジスタT20(ここでL>l、W>v)とを含む。
第2の装置は、設計長Lと設計幅vの第1のトランジスタT’10と、設計長lと設計幅Wの第2のトランジスタT’20とを含む。
図9に例示するように、これらの2つの装置間の差分を取ることにより得られる等価容量Ceqは、長さ(L−l)と幅(W−v)を有する。
寸法L、W、l、vに対する条件では、この等価容量Ceqは、その設計長としてLを設計幅としてWを有するトランジスタ(T10のような)の表面の中央部に「刻みつけられ(inscribed)」てよい。lとvを適切に選択すると、ゲート端効果(gate edge effects)を減算により取り除くことができるようになりさらに有利である。
具体的には、図10aに表されるように、MOSトランジスタのゲート酸化膜は、ゲートの全体長Lと全体幅Wにわたって(特にはエッチング端に対応するゲート端上で)常に一様だとは限らない。ゲート酸化膜がこの寸法に沿った端効果により影響を受ける幅Wにわたるゲート下の活性領域の端に対応する2つの領域zt(一方向の斜線部)とzb(他方向の斜線部)、ゲート酸化膜がこの寸法に沿った端効果により影響を受ける幅Lに沿ったゲート端に対応する2つの領域zl(点描部)、zr(クロスで印される)を見ることができる。トランジスタT20とT’20の幅vが2つの領域zlとzrの幅elとerの和に対応するように(図10bと10c)、かつトランジスタT20とT’10の長さlが2つの領域ztとzbの長さetとebの和に等しくなるように(図10bと10d)、lとvが選択された場合、端効果のない等価MOS構造が得られる。
ある領域のみ例えば「水平の」端領域ztとzbのみが除外されることを意図する場合は、他の組み合わせも可能である。
図11と図12に、本発明の簡単な実施形態の第2の例を例示する。本発明の簡単な実施形態によると、テスト構造のうち一つの装置のトランジスタの寸法は、他の装置のトランジスタの寸法を考慮し、全体長と全体幅がそれぞれ一定であるが表面積の差が非零となるように長さと幅を異なるように関連づけることにより、選択される。
ここでは、テスト構造STは、各装置がn=3個のMOSトランジスタを含む2つの装置DET1とDET2を含む。第1の装置は、設計長l1と設計幅v1の第1のトランジスタT100と、設計長l2と設計幅Wの第2のトランジスタT200と、設計長Lと設計幅v2(ここでL>l2>l1、W>v2>v1)の第3のトランジスタT300とを含む。
第2の装置は、設計長l2と設計幅v2の第1のトランジスタT100’と、設計長l1と設計幅Wの第2のトランジスタT200’と、設計長Lと設計幅v1の第3のトランジスタT300’とを含む。
これらの2つの装置間の差を取ることにより得られる等価容量Ceqは、表面の中央部における設計長Lと設計幅Wのトランジスタの表面に刻みつけられ得るリングである。
このリングは、外部長(L−l1)、内部長(L−l2)、外部幅(W−v1)、内部幅(W−v2)により特徴づけられる。これは図12に例示されるように、中心における点描部と周辺の斜線部との間の空白部分である。
図10aに例示する寸法(L、W)により定義されたトランジスタと図12に例示するリングとを比較すると、l1、v1、l2、v2の変動のせいで、テスト構造STの等価表面は、寸法l1、v1、l2、v2に依存する周囲からのある距離に、寸法L×Wの表面に刻みつけられたリング形状を有することが理解されるであろう。寸法l1、v1、l2、v2を変化させることにより、上記表面の周囲から上記リングの距離を変化させることができる。これは、表面LWの周囲において(すなわちトランジスタT100のGの端で)、リングにより画定されたスタックの距離に沿ったゲートスタックの均質性を検査できるようになるので有利である。
図6〜図12を参照して先に説明された本発明によるテスト構造は、2つの曲線C1(V)、C2(V)を測定し(本方法の工程a)それらの差を計算しそして本方法の式(1)(工程b)に記載の等化表面積で割るためには、容量計またはインピーダンス解析器により図7aに例示されたような特性C(V)を測定する周知の方法において使用することができる。
したがって、提案された本テスト構造は、容量計によりMOSスタックの特性化を簡単に、正確に、かつ信頼性高く行うことを可能にする。本テスト構造の作製は簡単でかつ経済的である。
本発明の別の態様によると、適切に制御されたCMOSインバータの負荷として上記装置のそれぞれを配置することにより、C(V)曲線は、各インバータにおける電流の測定に基づく動的測定方法により記録することができる。
このような動的測定技術は、相互接続配線容量の測定に関するMcGaughyらによる前述の出版物において説明されている。
この出版物において説明される技術を本出願の図5a、5bに例示する。
それぞれが異なるトポロジレベル(金属配線層1、金属配線層2)にある2つの金属配線10、11の交差により生成される測定対象の相互接続配線容量Cは、第1のCMOSインバータ20の負荷容量として、すなわちこのインバータの出力ノードS1とアース間に配置される。その出力S2が負荷容量に接続されないという点を除いて第1のCMOSインバータと同一である第2のCMOSインバータ21が設けられる(図5a)。2つのインバータ20、21は供給電圧Vddとアース間に与えられ、それぞれ同じ周波数の周期的パルス信号V1、V2(パルスの高レベルがDC電圧Vddのレベルに対応する)によりそれぞれ制御される(図5b)。
信号V1とV2は、いかなる時もインバータ内のせいぜい一つのトランジスタが導通するように互いに重ならない信号である。これにより各インバータに関係するスイッチング電流をなくすことができる。各インバータ20、21の負荷電流I、I’の測定が行なわれる。
インバータのMOSトランジスタの浮遊容量を回避するために、インバータは、同一となるように選択されそして互いに近接して形成される。したがってそれらは実質的に同じ浮遊容量を有する。このとき、2つのインバータの浮遊容量の影響は差分I−I’において完全に相殺され、したがって相互接続配線容量Cの値は次式により得られる。
(I−I’)/f=CVdd 式(3)
ここで、Vddは信号の電圧振幅、V1とV2は2つのインバータのバイアス電圧、fはインバータに印加される電圧信号の周波数であり、IとI’はインバータにおける供給電流である。
Cは電圧に関する不変量である。したがって、所与のVddとfに対する電流I、I’の測定がCの値を与える。
この測定を照査するために、任意選択的にVddまたは周波数fは変化させることができる。相互接続配線容量の値Cは、対応する曲線I(Vdd)またはI(f)の測定電圧Vddと周波数それぞれに対する傾きに等しい。
本発明では、本発明によるテスト構造を使用することによりMOS容量の特性C(V)を測定するために、この動的測定技術において適用する試みがなされた。その考えは、前述の印加において説明された原理によると、本発明によるテスト構造の2つの装置DT1とDT2それぞれをインバータの負荷容量として使用することである。
本発明によるテスト構造ST(例えば図8または図11の構造)に関係する動的測定の原理の実施形態を図13に例示する。
2つの装置DT1とDT2に加え、本テスト構造STは2つの供給用パッド間に接続された2つのCMOSインバータINV1、INV2を含む。INV1はパッドVDD1とVss間に接続され、INV2はパッドVDD2とVss間に接続される。
第1のインバータINV1は本テスト構造の第1の装置DT1を充電し、その出力S1はノードn1に接続される。ノードn2は、インバータの基準電位、通常はアースVssに接続される。第2のインバータINV2は第2の装置DT2を充電し、その出力S2はノードn’1に接続される。ノードn’2は、インバータの基準電位、通常はアースVssに接続される。
2つのインバータのp型トランジスタのゲートはパッドVPに印加される同じ信号Vpにより制御され、2つのインバータのn型トランジスタのゲートはパッドVNに印加される同じ信号Vnにより制御される。信号Vp、Vnの高レベルと、インバータにバイアスをかけるためにパッドVDD1、VDD2に印加される電圧レベルとは同一でありVddに等しい。
閉時間すなわち導通時間tpの間、p型トランジスタの閉状態(すなわちオン状態)を制御する周波数fの制御信号VPはインバータのp型MOSトランジスタに印加される。
閉時間tnの間、n型トランジスタの閉状態を制御する周波数fの制御信号Vnはインバータのn型MOSトランジスタに印加される。
所与のVdd、f、tpに対し、各インバータINV1、INV2における電流I1、I2が測定される。
このとき、所与のf、Vdd、tpに対しインバータINV1において測定された電流I1は、次式で与えられる。
I1/f=Qinv1+QDT1+If1×tp 式(4)
式中、tpはp型トランジスタの導通時間、Qinv1は測定インバータINV1とその浮遊容量とに固有のスイッチング電荷、If1は所定電圧レベルVddに対する装置DT1のノードn1、n2間の測定対象容量の漏れ電流、QDT1は電圧Vddに対する装置DT1の電荷である。
所与のf、Vdd、tpに対してインバータINV2において測定される電流I2は同様にして得られ、I2/f=Qinv2+QDT2+If2×tp(DT2を充電するインバータINV2に式(4)を適用)を得る。
本発明における測定対象の容量はもはや電圧に関し一定ではないので、MacGaughyによる出版物の式(3)は実際には適用できない。
MacGaughyによる出版物では、測定対象の容量C(相互接続配線容量)はいかなる漏れも誘発しないであろう。すなわちこの容量Cは相互接続配線容量であって、したがって式(3)により表される電圧の線形関数である。
これは、もはや、装置DT1のノードn1、n2間で、そして装置DT2のノードn’1、n’2間で測定されることを意図したMOS容量とは異なる。同様に、インバータにおける電流は、容量の測定ではなく容量の電荷の測定のみを可能にする。
さらに、トランジスタの導通時間tpの間、装置DT1、DT2のそれぞれにおいて漏れ電流If1、If2が存在する。この漏れ電流は電圧によって変化する。漏れ電流If1、If2のどちらが測定を乱すかはわからないのでこの問題は回避されなければならない。
本発明では、図14に例示するように、この項は、導通時間の関数としてこの商における変動曲線をプロットして原点に外挿することができる(すなわち零の導通時間tpに対応する周波数に対する測定電流の比の値が得られる)ように、Vdd、fが一定の条件下でのtpの様々な値に対し各インバータにおいて式(4)における測定電流の周波数に対する比の値を測定することにより回避される。
それぞれのtpの値が測定対象の容量の満充電(Vddまで)を可能にするようにtpの異なる値を選択することにより、漏れ電流はtpの線形関数となる。得られた直線を原点へ外挿するのは容易である。零のtpにおける周波数に対する測定電流の比の測定は、外挿法により得られ、これにより式(4)における漏れ電流による電荷を取り除く。
テスト構造の装置DT1を負荷とするインバータINV1では、零のtpにおける値I10/fはこのようにして確定される。
I10/f=Qinv1+QDT1 式(5A)
同様にして零のtpにおける値I20/fは次式のように確定される。
I20/f=Qinv2+QDT2 式(5B)
インバータINV1、INV2は同一であって(すなわち、n型トランジスタとp型トランジスタについては特に同じジオメトリを有する)、かつ非常に近接して(通常は1000μm未満離れて)形成される。したがって、前述の出版物と同様に、それぞれの電荷Qinv1、Qinv2は等しいと仮定することができる。
式5Aと式5Bにより与えられる2つの曲線間の差において、インバータに関係する電荷はこのようにして相殺され、所与のf、Vddに対して2つの装置間の零のtpにおける差電荷の値が得られ、これは(I10−I20)/f=QDT1−QDT2で与えられる。
一定のfに対し、Vddの値を変化させることにより、Vddの関数として零のtpにおける差電荷の曲線はこのようにして逐一作成することができる(QDT1−QDT2=F(Vdd))。
この曲線の導関数を計算することにより、2つの装置DT1とDT2間の電圧の関数としての差分容量の所望の曲線が得られる。
δF/δV=δ(QDT1−QDT2)/δV=C1(V)−C2(V)
実際、電圧Vddは当該技術に対し定義された公称値の前後の範囲で変化される。この限度は一方ではトランジスタの端子の最大許容電圧であり他方ではインバータのトランジスタをスイッチングさせるのに適用される最小電圧である。
したがって、対応するテスト構造は、それぞれが2つの装置DT1、DT2の一つを充電する2つの同一のCMOSインバータを同じ基板上に集積化する(図13)。
すでに説明したように、寸法の分散の影響とインバータに関係する電荷の影響の両方に対して差分を計算することにより浮遊効果をなくすように、これらの素子はすべて近接して形成される。
このテスト構造は、インバータのバイアス電圧と、測定に必要な制御電圧Vp、Vnとを供給するための5つの導体パッドVDD1、VDD2、VP、VN、Vssを有する。
本測定法では、各インバータのp型トランジスタの閉時間tp、n型トランジスタの閉時間tnが分離されるように、同じ周波数fの波形列が2つのインバータのトランジスタの制御信号Vp、Vnとして印加される(図13)。
図15に例示するように、テスト構造の2つの装置DT1とDT2間の差分容量の曲線CST(V)の測定は、次の工程を含むことができる。
a)所与の周波数f、電源レベルVdd、導通時間tpに対し各インバータの供給電流I1、I2を測定し、そして周波数I1/f、I2/fに関する電流の比を計算する工程、
b)様々な導通時間tpの値に対し工程a)における測定を繰り返し、導通時間tpの関数としてI1/f、I2/fをそれぞれ与える2つの曲線H1、H2をプロットし、そして図14に例示するように零のtpに外挿された値I10/f、I20/fを得るために曲線H1、H2を原点へ外挿する工程、
c)Vddの関数としてI10/f、I20/fをそれぞれ与える曲線F1、F2を得るために、一定のfにおける様々なVddの値に対し工程a)、b)を繰り返す工程、
d)電圧Vddの関数として2つの装置DT1、DT2間の差電荷ΔQ=QDT1−QDT2の曲線を得るために、これらの2つの曲線F1、F2間の差を計算する工程、
e)この曲線の電圧に関する導関数δΔQ/δVを計算し、電圧Vddの関数として2つの装置間の差分容量の曲線を与える工程、
f)表面積として式(1)に定義された等化表面積Sequivを使用することにより、電圧の関数として単位面積当たりの2つの装置間の差分容量の曲線CST(V)=(δΔQ/δV)/Sequivを計算する工程。
したがって本測定は、工程c)を含むVddを変化させる第2のループに含まれる工程a)、b)を含むtpを変化させる第1のループを有する測定段階と、工程d)、e)、f)を含む計算ループとを含む。
図15から明らかなように、2つの装置に適用されるtp、Vddの変動ループは同じであることに留意されたい。
実際は、所与のf、Vddに対し外挿する工程b)は、測定対象の容量の満充電を可能にするのに十分なp型トランジスタの閉時間tpの2つの異なる値すなわちVddが装置DT1のノードn1とn2間そして装置DT2の端子n’1とn’2間で検出されるようなtpに対応する2つの測定により得られる。
したがって、容量−電圧特性はMOS容量を抽出するための従来の手段によりプロットし処理することができ、そしてゲート酸化膜半導体スタックの性質を特定するパラメータ、特にはそのEOTとフラットバンド電圧FBVを識別することができる。
図6〜図12を参照して規定された装置DT1とDT2の特定の例示的な実施形態は、容量計またはインバータにより、説明された2つの測定法の一方または他方に等しく良好に適用され得る。
本発明は、特定的に説明された例示的な実施形態に限定されない。当業者らは、本発明による2つのDT1、DT2装置間の差分容量の曲線を測定することにより様々な浮遊効果を相殺するための本発明の趣旨によるテスト構造を形成するために、本発明の原理を適用する方法を知ることになる。
ST MOS容量テスト構造
DT1 第1の装置
DT2 第2の装置
n1、n1’ 第1のノード
n2、n2’ 第2のノード
l1 第1の長さ
l2 第2の長さ
L 第3の長さ
v1 第1の幅
W 第2の幅
v2 第3の幅
Li 第1の装置DT1のトランジスタTiの長さ
Wi 第1の装置DT1のトランジスタTiの幅
L’i 第2の装置DT2のトランジスタT’iの長さ
W’i 第2の装置DT2のトランジスタT’iの幅
T10、T’10 第1のトランジスタ
T20、T’20 第2のトランジスタ
T100、T’100 第1のトランジスタ
T200、T’200 第2のトランジスタ
T300、T’300 第3のトランジスタ
p1、p1’ 第1のテストパッド
p2、p2’ 第2のテストパッド
INV1、INV2 CMOSインバータ
Vp p型トランジスタの共通制御信号
Vn n型トランジスタの共通制御信号
CST(V) 差分容量の曲線
QI1、QI2 第1の曲線
F1、F2 第2の曲線
tp p型トランジスタの閉時間
f 周波数
I1、I2 インバータの電流電源
Vdd 供給電圧
ΔQ 差分曲線
Sequiv 等化表面積

Claims (15)

  1. 第1の(DT1)および第2の(DT2)半導体装置を有するMOS容量テスト構造(ST)であって、前記各装置は、そのゲートがすべて第1のノード(n1)で電気的に接続され、そのソースとドレインがすべて第2のノード(n2)で電気的に接続されるMOSトランジスタを含み、前記2つの装置のトランジスタは同一型のものであり、前記トランジスタの寸法は、一方ではその長さの和が他方ではその幅の和がそれぞれ前記2つの装置で等しくなるように、かつ
    式Sequiv=Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i)
    (式中、
    −Li、Wiはそれぞれ前記第1の装置DT1のトランジスタTiの長さと幅とを表し、
    −L’i、W’iはそれぞれ前記第2の装置DT2のトランジスタT’iの長さと幅とを表す)
    により与えられる前記2つの装置間の表面積の差Sequivが非零になるように選択される、テスト構造。
  2. 前記2つの装置はn個(nは2以上の整数)のMOSトランジスタを有することを特徴とする、請求項1に記載のテスト構造。
  3. n=2であることを特徴とする、請求項2に記載のテスト構造。
  4. 前記第1の装置(DT1)は、第1の長さLと第1の幅Wを有する第1のトランジスタ(T10)と、第2の長さlと第2の幅vを有する前記第2のトランジスタ(T20)(ここでL>l、W>v)とを含み、
    前記第2の装置(DT2)は、その長さが前記第1の長さLと等しくその幅が前記第2の幅vと等しい第1のトランジスタ(T’10)と、その長さが前記第2の長さlと等しくその幅が前記第1の幅Wと等しい第2のトランジスタ(T’20)とを含むことを特徴とする請求項3に記載のテスト構造。
  5. n=3であることを特徴とする、請求項2に記載のテスト構造。
  6. 前記第1の装置(DT1)は、第1の長さl1と第1の幅v1を有するトランジスタ(T100)と、第2の長さl2と第2の幅Wを有する第2のトランジスタ(T200)と、第3の長さLと第3の幅v2を有する第3のトランジスタ(ここでL>l2>l1、W>v2>v1)とを含み、
    前記第2の装置(DT2)は、その長さが前記第2の長さl2と等しくその幅が前記第3の幅v2と等しい第1のトランジスタ(T’100)と、その長さが前記第1の長さl1と等しくその幅が前記第2の幅Wと等しい第2のトランジスタ(T’200)と、その長さが前記第3の長さLと等しくその幅が前記第1の幅v1と等しい第3のトランジスタ(T’300)と、を含むことを特徴とする請求項5に記載のテスト構造。
  7. 前記装置のそれぞれにおいて、第1のテストパッド(p1、p1’)に第1のノード(n1、n1’)を接続するための第1の接続構造と、第2のテストパッド(p2、p2’)に第2のノード(n2、n2’)を接続するための第2の接続構造とを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載のテスト構造。
  8. 前記第1の接続構造と前記第2の接続構造は、前記2つの装置において、それぞれ同一の構造であることを特徴とする、請求項7に記載のテスト構造。
  9. 2つの同一のCMOSインバータ(INV1、INV2)をさらに含む請求項1〜6のいずれか一項に記載のテスト構造(ST)であって、前記各インバータは前記第1(DT1)および前記第2の(DT2)装置のそれぞれの一つを充電し、前記2つのインバータのp型トランジスタは共通制御信号(Vp)を受信し、前記2つのインバータのn型トランジスタは共通制御信号(Vn)を受信し、前記p型およびn型トランジスタの前記制御信号は、互いに重ならないタイプのものである、テスト構造。
  10. 前記2つのインバータは、通常は1000μm未満の距離で互いに近接して形成されることを特徴とする、請求項9に記載のテスト構造。
  11. テスト構造の第1の装置(DT1)と第2の装置(DT2)間の電圧の関数として差分容量の曲線(CST(V))を記録するために前記テスト構造(ST)を使用する方法であって、前記各装置は、そのゲートがすべて第1のノード(n1)で電気的に接続されそのソースとドレインがすべて第2のノード(n2)で電気的に接続されるMOSトランジスタを含み、前記トランジスタの寸法は、一方ではその長さの和が他方ではその幅の和がそれぞれ前記2つの装置で等しくなるように、かつ
    式Sequiv=Σ(Li×Wi)−Σ(L’i×W’i)
    (式中、
    −Li、Wiはそれぞれ前記第1の装置DT1のトランジスタTiの長さと幅とを表し、
    −L’i、W’iはそれぞれ前記第2の装置DT2のトランジスタT’iの長さと幅とを表す)
    により与えられる前記2つの装置間の表面積の差Sequivが非零になるように、選択され、
    前記方法は、前記第1と第2の装置(DT1、DT2)のそれぞれに印加される電圧の関数として容量を確定する工程と、前記テスト構造の前記等化表面積Sequivによる割り算によって単位面積当たりの差分容量の曲線として表された電圧の関数として前記2つの装置間の差分容量の前記曲線を計算する工程とを含む、方法。
  12. 前記各装置は、第1のテストパッド(p1、p1’)に第1のノード(n1、n1’)を接続するための第1の接続構造と、第2のテストパッド(p2、p2’)に第2のノード(n2、n2’)を接続するための第2の接続構造とを含む、請求項11に記載の方法であって、
    前記電圧は、容量計により、前記第1と第2の装置のそれぞれの前記第1と第2のパッドの端子に印加されることを特徴とする方法。
  13. 前記第1の接続構造と前記第2の接続構造は、前記2つの装置において、それぞれ同一の構造である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記テスト構造は、2つの同一のCMOSインバータ(INV1、INV2)をさらに含み、前記インバータのそれぞれは前記第1(DT1)および前記第2の(DT2)装置のそれぞれの一つを充電し、前記2つのインバータのp型トランジスタは共通制御信号(Vp)を受信し、前記2つのインバータのn型トランジスタは共通制御信号(Vn)を受信し、前記p型およびn型トランジスタの前記制御信号は互いに重ならないタイプのものであり、前記p型トランジスタの閉時間が前記n型トランジスタの閉時間と異なるように前記p型およびn型トランジスタに周波数fのスイッチング制御信号を印加する、請求項11に記載の方法であって、
    前記方法は、前記各インバータとその関連する負荷装置毎に、
    a)前記閉時間の関数として、周波数に対する測定電流の比(I1/f、I2/f)を与える第1の曲線(QI1、QI2)を得るために、前記p型トランジスタの前記閉時間(tp)の関数として、前記インバータの所与のスイッチング周波数(f)と所与の供給電圧Vddに対し各インバータの電流電源(I1、I2)を測定する工程と、
    b)前記p型トランジスタの零の閉時間に対応する原点へ外挿された周波数に対する測定電流の比(I10/f、I20/f)の値を得るために、前記第1の曲線を前記原点へ外挿する工程と、
    c)前記供給電圧(Vdd)の異なる値に対し、前記工程a)とb)を繰り返し、前記供給電圧(Vdd)の関数として前記原点へ外挿した電流と周波数の比(I10/f、I20/f)を与える第2の曲線(F1、F2)を得ることを可能にし、次に、前記電圧の関数として前記2つの装置間の単位面積当たりの差分容量の曲線(CST(V))を計算する工程であって、
    d)前記第2の曲線(F1、F2)間の差分曲線(ΔQ)を計算する工程と、
    e)前記差分曲線の電圧に対する導関数(σΔQ/δV)を計算する工程と、
    f)前記テスト構造の前記等化表面積Sequivで割る工程と、を含む工程と、
    の測定工程を連続的に含む方法。
  15. 前記2つのインバータは、通常は1000μm未満の距離で互いに近接して形成される請求項14に記載の方法。
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