JPS63163834A - ピンボケ画像検出装置および写真焼付装置 - Google Patents

ピンボケ画像検出装置および写真焼付装置

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JPS63163834A
JPS63163834A JP61289865A JP28986586A JPS63163834A JP S63163834 A JPS63163834 A JP S63163834A JP 61289865 A JP61289865 A JP 61289865A JP 28986586 A JP28986586 A JP 28986586A JP S63163834 A JPS63163834 A JP S63163834A
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/80Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus in dependence upon automatic analysis of the original

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、写真フィルム上に記録されている画像がピ
ンボケ画像であるかどうかを検出するピンボケ画像検出
装置およびこれを用いた写真焼付装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 写真フィルムの焼付に際しては、撮影時の焦点調節が不
適当であったために画像がボケでいるいわゆるピンボケ
画像を焼付けないようにする必要がある。ここに、ピン
ボケ画像の検出方法として、従来より種々の方法が提案
されている。その1つとして、画像のフーリエ変換を用
いてそのスペクトル成分が予め定めた周波数領域以下か
否かを調べ、これにより画像のボケを判別する方法があ
る。しかしながら、かかる方法においては、光学的なフ
ーリエ変換を行なう場合には精度が高く、かつ複雑で高
価なシステムが必要になるといった欠点がある。電気的
なフーリエ変換を行なう場合には、通常の写真プリンタ
のプリント速度に合う高速のフーリエ変換素子が存在し
ていない等の問題がある。また、別の検出方法としては
、写真フィルムを線状に走査し、高帯域幅での最大濃度
勾配と、高い空間周波数領域を取り除くことにより不鮮
明にされた画像内容の最大濃度勾配とを求め、これら2
つの最大濃度勾配の商を算出し、この商がスレッショル
ド値よりも大きいか否かによりて画像のボケを検出する
方法(たとえば特開昭53−70428号)がある。し
かし、この方法は測定点数が多くなり高速処理が困難で
あること、濃度勾配の測定が走査方向に依存し、2次元
的な濃度勾配を求めるのが困難であること、また濃度勾
配の最大値を求める回路と、2つの濃度勾配の商を求め
る回路とを必要とし、装置が複雑になるといった欠点を
有しているゆ このようなピンボケ画像の検出に当っては、従来第11
図に示すように、ネガ画面200に対して2つの測光系
を用いて走査領域201を同期させ、領@201内に小
画素202のサンプリング位置と同心状の大画素203
のサンプリング位置とを設定している。そして、小画素
202と大画素203はいわゆるボケマスクを形成して
おり、ネガ画面200の同一サンプリング点を大小2種
類のスポットサイズで測光するようになっている。第1
2図は一般的な装置構成例を示しており、光源210か
ら放出された光はコンデンサレンズ211を通り、矢線
方向に移動する写真フィルム220に到達する。この写
真フィルム220上には画像が記録されており、光源2
10からの光によって照明される。写真フィルム220
を透過した光は、ハーフミラ−212により透過光と反
射光とに2分割され、ハーフミラ−212を透過した光
はレンズ213.ミラー214.スリット215を経て
光電子増倍管216に入射し、電気信号に変換される。
レンズ213はスリット215の開口を写真フィルム2
20上に結像させるように配置されている。
一方、ハーフミラ−212で反射された光はレンズ21
7及びスリット218を通り、光電子増倍管219に入
射する。このスリット218はスリット215よりもそ
の開口が大きくなっている。例えばスリット215の開
口を1n+m角、スリット218の開口を10mm角と
し、レンズ213及び217の倍率を1710とすれば
、写真フィルム220上での測光面積はそれぞれ0.1
mm角と1mm角となる。
光電子増倍管216及び219の出力信号は、濃度値で
演算する場合には対数変換回路を経て、また透過率で演
算する場合はそのまま差動増幅器221に送られ、ここ
で両信号の差ΔDが算出される。この差動増幅器221
の出力信号は、ある適当な幅ごとに寄せ集めて積算して
度数分布を算出する回路222に入力される。積算回路
223は−0,15≦ΔD≦0.15内にあるものを積
算し、積算回路224はΔD<−0,15及び0.15
<ΔDにあるものを積算する。この領域分割されて積算
された累積度数は比較回路225に送られ、ここで例え
ばその比が算出され、かつその比は一定値によりも大き
いかどうかについて判定される。そして、比が一定値に
よりも大きい時は鮮明画像であることを示す信号が出力
され、小さいときにはピンボケ画像であることを示す信
号が出力される。
以上のように、従来のピンボケ画像検出装置はスリット
開口が異なる2つの測光系を有しているので、大スポッ
ト及び小スポットのサンプリング位置を同期させる必要
があり、装置が複雑かつ大型になってしまう。また、従
来のピンボケ画像検出装置は単能機であり、写真焼付の
ための画像測光や画像コマ位置の検出をするセンサは、
更に別のものを用意していた。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、スリット開口の異なる複数の測光系
を用いることなくピンボケ画像を正確に検出できるピン
ボケ画像検出装置、合せて画像情報の位置検出やコマ画
像の位置検出が可能な写真焼付装置を提供することにあ
る。
(発明の概要) この発明はピンボケ画像検出装置およびこれを用いた写
真焼付装置に関するもので、写真フィルムに記録されて
いる画像の透過光又は反射光を多数の整列画素に分割し
て受光するイメージセンサと、このイメージセンサで検
出された画像情報信号を合成処理してセル化した大測光
スポット及びこの大測光スポットのそれぞれに対応して
整列されている小測光スポットを形成する測光スポット
形成手段と、前記大測光スポット及び前記小測光スポッ
トに対する前記画像の濃度値を求め、両側光スポットの
特性分布に基づいて前記画像のピンボケの程度を判定す
るピンボケ判定手段とを設けたものである。
(発明の実施例) この発明では第1図に示すように、ネガフィルム2の近
傍に、たとえばCCDで成る面走査式の2次元イメージ
センサ11を内蔵した画像情報検出装置10を配設し、
ネガフィルム2の画面全体を多数の整列画素に分割して
画像情報を検出する。すなわち、駆動回路からイメージ
センサ11に所定の駆動信号を与えることにより、2次
元イメージセンサ11は焼付部に置かれているネガフィ
ルム2の透過光をレンズ系12を介して受光するので、
2次元イメージセンサ11はたとえば第2図(A) に
示すようにネガフィルム2の全体を整列された多数の小
さな画素21に分割して、走査線SLに従って順番にネ
ガフィルム2の画面全体を走査することができる。そし
て、画面全体の走査終了後にイメージセンサ11の出力
レジスタ部から画像信号を順次出力lノ、この画像信号
をたとえばサンプルホールド回路でサンプルホールドし
て、そのホールド値をAD変換器でディジタル信号に変
換する。AD変換器からのディジタル信号は対数変換回
路で対数変換されて濃度信号として求められ、この濃度
信号が書込制御回路の制御によって、メモリに第2図(
B) に示すような画素21に対応する配列で、かつネ
ガフィルム2の濃度ディジタル値(又は対数変換回路を
通さない真数ディジタル値)で格納されることになる。
上述の如くしてイメージセンサ11の検出画素に対応し
てメモリに記憶されたデータに対して、この発明では第
3図に示すように、3×3の9画素データの積分平均値
を1グループとして前述の大画素100,110,12
0・・・・・・を形成し、各大画素の中心画素を小画素
101,111,121.・・・・・・とじてピンボケ
検出用のボケマスクを形成する。
なお、大画素及び小画素の画素数は共に任意で良く、小
画素は必らずしも大画素の中心でなくても良く、大画素
内に存在していれば十分である。このようにしてイメー
ジセンサの検出データを複数画素の大画素と、この大画
素内の1もしくはそれ以上の画素数で成る画素の小画素
とにグループ化することにより、第11図で述べたよう
な大画素及び小画素をスリット開口の異なる2つの測光
系を用いることなく形成することがてきる。大画素又は
小画素の濃度値は、たとえばCPU等を用いてソフト的
に、各画素のアドレス番号から対応したグループ番号を
テーブル参照して濃度値をグループ単位で積分し、その
積分値を平均化することにより求めることによって、簡
単に得られる。
次に、大画素及び小画素のボケマスクを形成し、濃度値
を求めた後のピンボケ検出例について概略説明する。
第4図(A)〜(D)は鮮明な画像の濃度測定を示すも
のであるが、鮮明な画像のエツジ像は濃度勾配が大きい
から同図(A)のような濃度勾配になっている。このオ
リジナル画像を測定面積の異なる領域で測定すれば、測
定面積の小さい領域の濃度は第4図(B)のようになり
、大きい領域の濃度は同図(C)のように勾配が緩やか
な曲線となる。
このように、測定面積の異なる領域の濃度の差を求めれ
ば、第4図CD)に示すような曲線となる。一般に鮮明
な画像では2つの測定濃度の差が大きいので、曲線の振
幅が大きな値になっている。そして、この濃度差をサン
プリングして所望の濃度幅毎に区分した領域に存在して
いる個数を調べ、濃度差を横軸にとって個数を縦軸にと
った度数分布曲線を求めると、第5図の特性曲線■のよ
うになる。
一方、第6図(A)〜(D)は第4図と同じ被写体のピ
ンボケ画像の測定を示すものであるが、ピンボケ画像は
そのエツジ部分で濃度変化が緩やかであるから同図(A
)のようになっている。
このエツジ画像を測定面積の異なる2つの領域で測定す
れば、第6図(B) 、 (C)のようにいずれも緩°
やかな曲線となるので、その差は小さく同図(D)のよ
うになる。上述と同様に、この測定濃度の差をサンプリ
ングして度数分布曲線を求めれば、第5図の特性曲線I
Iのようになる。この第5図の特性曲線I、11から明
かなように、鮮明な画像とピンボケ画像とでは度数分布
曲線に顕著な差異があり、従ってこの差異が明瞭になる
特性値を用いれば、この特性値からピンボケ画像を検知
できることになる。
ここで第3図に示す小画素(101,111,121・
・・)のi列、j行の測定濃度をDS、、とし、大画素
(100,110,120・・・)のi列、j行の測定
濃度をDL、jとし、各画素についてその差ΔD目ΔD
目−I DL+j−DS+jl    ・・・・・・・
・・(1)を求める。そして、全画素(たとえばm個)
に対する差ΔDIJのうち最大のものからn番目(1〜
−)の値D□X、nを第7図の如く縦軸にとる。そして
、第11図に示される小画素202又は大画素203の
各隣接するサンプリング点(縦。
横)の濃度差の絶対値DBを、次式に従って求める。
又は しかして、上記(2)式又は(3)式で求めた値08を
第7図に示す如く横軸に目盛ると、濃度差ΔDIJ と
の関係からピントの合った画面の領域は同図の八Fのよ
うに分布し、ピンボケ画面の領域が同図NFのように分
布する。これは、値DBが画像の局部的なコントラスト
の総計を示してコントラストが大きい場合にはその値D
Bも大ぎくなり、濃度差20口が絵柄のエツジの強さを
示しているからである。したがって、ピントの合った画
面領域へFとピンボケ画面領域NFとからピンボケ分布
線50を予め求めておくことができ、所要ネガのΔDm
ax、。と[lBとによる特性ポイントPを第7図にあ
てはめることによって直ちにかつ容易に、当該ネガかビ
ンホケか否かを判別することができる。なお、同一の絵
柄についてピンボケ量を増加させると、第7図の特性曲
線II+のようになる。つまり、点P1ではピントが合
っており、点P2でピンボケの境界となり、点P3及び
P4では完全なピンボケとなっている。
このようなイメージセンサによるビンピケ検出装置のブ
ロック構成は第8図のようになる。
すなわち、イメージセンサ11は駆動回路34によって
駆動され、写真フィルムからの透過光又は反射光を受光
して読取回路32を介して光電的に読取る。読取られた
画像データはディジタル化されてメモリ33に第2図(
B)の如く記憶される。メモリ33に記憶された濃度デ
ータは読出回路35で読出されると共に、グループ化回
路36で前述した大画像及び小画素202のグループ画
素に整理され、大画素及び小画素の各濃度値データがピ
ンボケ判定回路30に入力される。ピンボケ判定回路3
0は前述のような手法でネガフィルムのピンボケを判定
し、判定結果ORを出力する。判定結果DRはメモリ3
1に記憶され、写真焼付の時にはその記憶された情報に
基づいて、ピンボケ写真は焼付しないようにする。なお
、ここではメモリ33に一旦検出データの全てを記憶し
ておき、読出時に小画素101,111,121.・・
・と大画素100,110,120.・・・とにグルー
プ化しているが、イメージセンサ11の検出データを記
憶することなく直接グループ化することも可能である。
ところで、上述した画像情報検出装置10のイメージセ
ンサ11は、第2図CB)に示すようにネガフィルムの
コマ画像の全体データを検出して、画像分割した状態で
メモリに記憶するので、これらデータを写真焼付のため
の露光制御やコマ画像の検出停止の制御にも併せ利用す
ることができる。
写真焼付装置では焼付露光量もしくは補正量を決定する
ためにネガフィルムの濃度を計測しなければならないが
、従来は焼付光学系の光路近辺に配設されたフォトダイ
オード等の光センサによって、ネガフィルムの平均濃度
をLATD(Large Area Transmit
tanca Density)測光するようにしている
。このLAT[)による画像検出はネガフィルムを平均
的に測光するものであり、ネガフィルムの画像濃度を正
確にかつ画面全体にわたって測定するものではないため
、焼付露光もしくは補正が確実でないといった欠点があ
った。メージセンサの走査測光によってメモリ25には
、ネガフィルム2の画素毎のディジタル値あるいは3原
色に関する画素毎の濃度値が格納されているので、ネガ
フィルム2の画素毎にディジタル値をメモリ25から読
出して利用することができる。したがフて、3原色のR
GB毎に第2図CB)に示すような濃度値を求めて記憶
しておけば、記憶値を読出して演算等の処理を行なうこ
とにより、従来と同様な写真焼付露光量の決定もしくは
補正量として用いることができる。なお、演算に用いる
画像情報は、一般に1mm単位の比較的粗い分解能の画
素データで充分なので、前述のグループ化回路36でグ
ループ化された大画素の各濃度値データを使うとよい。
この場合、露光量演算回路37での演算時間が短縮され
、処理が効率化される。
写真焼付においては、ネガ画面を分割して画像情報を得
、得られた各分割画像情報から当該シーンに適当な露光
量を求める。すなわち、画面の平均透過濃度をD11分
割画面中の最高濃度をり、□、最低濃度をD+slnと
したとき、たとえば135Fサイズのフィルムの露光量
X1はで表わされ、110サイズのフィルムの露光ff
1X2は で表わされる。このようにして求められた露光量×に対
してフィルムサイズ毎に、 ×8−に1+ にJ−X         ・・・・・
・・・・(6)のような修正式X、を用意しておけば、
サイズに対応して正しく修正された露光量×8でネガフ
ィルム2の焼付を行なうことができる。ここに、係数に
4.に、はフィルムサイズによって実験等で定められて
いるものである。
第9図は画像コマの検出停止方法の一例を示すフローチ
ャートであり、焼付けるべきネガフィルム2のサイズに
応じた大きさのネガキャリアを焼付部の所定位置に装填
しくステップS1)、ネガキャリアの開口部のサイズを
イメージセンサ11で計測する(ステップS2)。なお
、このサイズ計測は目視によって人力しても良い。この
サイズ計測情報に従ってネガフィルム2の搬送量を設定
したり、画素列40の選択抽出を自動的に行ない、更に
は焼付露光量やその修正量を制御したりする。
次に、焼付けるべきネガフィルム2をネガフィルム先端
部の空振りコマがネガキャリアの開口部とほぼ対応する
位置に装填しくステップS3)、ネガフィルム2の先端
部がネガドライブローラに装填されると、モータを駆動
してネガフィルム2をコマ間隔りの半分D/2だけ高速
搬送しくステップS4)、その後に一時停止しくステッ
プS5)、その間イメージセンサ11によって画像情報
の検出を行ない、画素毎のデータを得る。ネガフィルム
2に撮影されている画像コマとコマ間の未撮影領域とで
は一般的に濃度値に顕著な差があるので、濃度値が一定
以下で、なおかつ濃度値の横方向に急峻な変化部分で縦
方向(ネガフィルム2の搬送方向と垂直方向)に一定変
化範囲内の領域を、イメージセンサ11の画素列40(
第2図(A)参照)で探すことによって、画像コマとコ
マ間の未撮影領域のエツジを検出することができる。第
1θ図はこの様子を示すものであり、ネガフィルム2は
ネガキャリア32の焼付部にN方向に搬送され、画像情
報検出装置10の画素列40でコマ間の未撮影領域RB
のエツジを検出している。そして、イメージセンサ11
の画素列40はネガキャリア32の中央部に来るように
なっている。
かかる画像コマ2Aとコマ間の未撮影領域RBのエツジ
が検出された場合には、中央の基準画素列に対して実際
に上記エツジが検出された画素列に対する補正量αを加
算(+α)又は減算(−α)し、上記サイズ計測(ステ
ップS2)で求められたサイズ情報から当該コマを焼付
部に位置決めするまでの距m D/2だけ搬送しくステ
ップ58.57.58) 、その後に停止する(ステッ
プ59)。この場合、ネガキャリア32の中央部に位置
している画像コマ2Aとコマ間の未撮影領域RBのエツ
ジから当該コマの焼付部までの距離は、コマサイズが分
れば計算により予め求めることができ、第10図の状態
から(D/2◆α)又は(D/2−α)だけ搬送すれば
結局焼付部に正確に位置決めされた状態でネガフィルム
2は、トータルの送り量D+α又はD−αで停止するこ
とになる。なお、ネガフィルム2の最初のコマは空振つ
と区別がつきにくい場合も多いので、最初の1コマを手
動で位置決めするようにしても良い。この場合は第9図
フローのステップS3の後、ステップS9から開始され
る。また、画像情報検出装置lOの画素列40で上記エ
ツジが検出されない場合は、例えばコマ間隔pの定量送
りを行なう(ステップ513)。
このようなネガフィルム2の搬送・停止の後、当該停止
コマが焼付に適するか否かを判断しくステップ510)
、焼付に適さない場合にはステップS12にスキップし
、焼付に適する場合には当該停止コマの焼付を決定され
た露光量及び補正量で行ない(ステップ511)、当該
コマの焼付終了後に次の画像コマを焼付部に搬送して焼
付けるため、ネガフィルム2がまだ有るか否かを判断し
て、上記ステップS2で求められたサイズ情報に従って
ネガフィルム2をコマ間隔の1/2だけ高速に搬送する
(ステップ512.54) 。
なお、ネガフィルム2の有無の判断(ステップ512)
は、ネガフィルム2がネガキャリア32上から無くなれ
ば、開口部の画像情報が全て“0°′(又はこれに近い
値)になることで検出することができる。また、停止コ
マが焼付に適するか否かの判断(ステップ5IQ)は、
第2図(B)の画像情報の全てが一定の値以上(極端な
オーバー露光ネガに相当)、又は一定の値以下(極端な
アンダー露光ネガに相当)、あるいは一定の値以内(極
端な低コントラストネガに相当)になることで検出する
ことができる。以下、上述した搬送及び停止を繰返すこ
とにより、順次各画像コマの焼付を自動的に行なうこと
ができる。
そして、ステップ512でネガフィルム2か無くなった
時、ネガドライブローラの空転を自動停止して終了する
なお、2次元イメージセンサの画素列は中央部に限定さ
れるものではない。また、1次元イメージセンサで画像
情報を検出する場合は、副走査をネガ送りと同期させ、
主走査を1次元イメージセンサで行なえば良い。
さらに、画素分解能が十分にある場合、小測光スポット
も大測光スポットと同様に、イメージセンサで検出され
た画像情報信号(画素信号を合成処理してセル化した画
素を形成してもよい。
(発明の効果) 以上のようにこの汽明のピンボケ画像検出装置によれば
、1つの測光系によって写真フィルムのピンボケを正確
に検出できると共に、露光制御やコマ画像の検出停止を
も併せて制御することができる。したがって、装置が簡
易、低コスト化を図れると共に、より正確な検出7制御
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のイメージセンサによる画像情報検出
装置の取付例を示す構成図、第2図(A)はイメージセ
ンサの走査を説明するための図、同図(B)はメモリの
データ格納例を示す図、第3図はこの発明の詳細な説明
するための図、第4図〜第7図のピンボケ検出の原理を
説明するための図、第8図はこの発明の一実施例を示す
ブロック構成図、第9図はコマ画像の検出停止の制御例
を示すフローチャート、第1O図はその動作を説明する
ための図、第11図はピンボケ検出の原理を説明するた
めの図、第12図は従来のピンボケ検出装置の一例を示
すブロック構成図である。 2・・・ネガフィルム、3・・・調光フィルタ、7・・
・写真印画紙、10・・・画像情報検出装置、11・・
・2次元イメージセンサ、30・・・ピンボケ検出回路
、31.33・・・メモリ、32・・・読取回路。 出願人代理人  安 形 雄 三 ←4 $ l 図 t 蓼 2 図 $3 図 芋4図     第0回 −0,2−0,100,10,2 第11差 蓼5 図 $ 7 図 $6 国 羊 lO回 蔓 9 回 芸 ff  図 手続補正書 昭和62年3月19日 ;、−1 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第289885号 2、発明の名称 ピンボケ画像検出装置および写真焼付装置3、補正をす
る渚 事件との関係  特許出rJ1人 富士写真フィルム株式会社 4、代理人 5、補正の対象 6、補正の内容 (1)明Ha、7rfJ9頁?54行乃至第5行に「2
次元イメージセンサ11を内蔵した画像情報検出袋ra
10 Jとあるをr2次元イメージセンサ11と、ネガ
フィルム2の測定コマのほぼ中心部を結像するためのレ
ンズ系12と、駆動回路34、読取回路32.メモリ3
3等がユニット化されたIC等で成る処理回路を具備し
た基板13とを有する画像情報検出装置10」と補正す
る。 (2)同、第9頁第7行にf駆動回路」とあるを「駆動
回路34」と補正する。 (3)同、第9頁第18行の「たとえば」の前に「取囲
路32内の」を挿入する。 (4)同、第1O頁第3行に「メモリ」とあるを「メモ
リ33」 と補正する。 (5)同、第1O頁第7行の「されることになる、」の
後に下記文を挿入する。 rなお、第1図の写真焼付装置の概要を説明すると、ネ
ガ搬送装置50で焼付部に送られて来たネガフィルム2
は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)
の各3補色フィルタ3を通して光源4で照明され、ネガ
フィルム2からのil!IJ光はレンズ系5及びブラッ
クシャッタ6を紅て写真印画紙7に達するようになつて
いる。写真印画紙7はフィードローラ7^に巻回されて
おり、ネガフィルム2の搬送及び停止と同期してローラ
7Bに巻取られるようになっており、ネガフィルム2の
レンズ系4側近傍には、赤(R)、緑(G)及び青CB
)の3原色の画像濃度情報を検出するためのフォトダイ
オード等の光センサ8が配設されており、この光センサ
8の検出18号によって写真焼付を行なうようになって
いる。」 (6)同、第1O頁第9行に「メモリ」とあるを「メモ
リ33」と補正する。 (7)同、第15頁第6行乃至第7行に「ピンボケ検出
装置」とあるを「ピンボケ検出装置300」と補正する
。 (8)同、第15頁第17行及びT&18行にそれぞれ
「判定回路30」とあるをそれぞれ「検出回路30」 
と補正する。 (9)同、第16頁第12行に「メモリ」とあるを「メ
モリ33」と補正する。 (10)同、第16頁第19行乃至第20行に「光セン
サJとあるを「赤センサ8」と補正する。 (l l)同、第17頁第7行及び第11行にそれぞれ
「メモリ25」とあるをそれぞれ「メモリ33」と補正
する。 (12)同、第17頁第17行に「一般に」とあるを「
−n2にネガフィルム2上で」と補正する。 (13)同、第20頁第1行に「半分D/2」とあるを
「半分D/2弱」と補正する。 (目)同、第20頁第14行乃至第15行及び第18行
。 第21頁第8行、第22頁第16行にそれぞれ「ネガキ
ャリア32」とあるをそれぞれ「ネガマスク41Jと補
正する。 (15)同、第19頁第7行乃至第8行、第9行、第1
7行にそれぞれ「ネガキャリア」とあるをそれぞれ「ネ
ガマスク41Jと補正する。 (16)同、第23頁第5行の「することができる、」
の後に「さらに、前述のピンボケ検出回路30の判定結
果DRを用いて、ピンボケ写真を焼付しないようにする
ことが可能である。」を挿入する。 (17)本願添付の第1図、第8図及び第10図を別紙
の通り補正する。 ′伽・ 芋 f 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真フィルムに記録されている画像の透過光又は
    反射光を多数の整列画素に分割して受光するイメージセ
    ンサと、このイメージセンサで検出された画像情報信号
    を合成処理してセル化した大測光スポット及びこの大測
    光スポットのそれぞれに対応して整列されている小測光
    スポットを形成する測光スポット形成手段と、前記大測
    光スポット及び前記小測光スポットに対する前記画像の
    濃度値を求め、両測光スポットの特性分布に基づいて前
    記画像のピンボケの程度を判定するピンボケ判定手段と
    を具えたことを特徴とするピンボケ画像検出装置。
  2. (2)前記イメージセンサが、前記写真フィルム焼付の
    ための露光量測定のセンサを兼用している特許請求の範
    囲第1項に記載のピンボケ画像検出装置。
  3. (3)前記イメージセンサが、前記写真フィルム焼付の
    ための画像コマの検出停止用センサを兼用している特許
    請求の範囲第1項に記載のピンボケ画像検出装置。
  4. (4)前記イメージセンサが2次元イメージセンサであ
    る特許請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の
    ピンボケ画像検出装置。
  5. (5)写真フィルムに記録されている画像の透過光又は
    反射光を多数の整列画素に分割して受光するイメージセ
    ンサと、このイメージセンサで検出された画像情報信号
    を合成処理してセル化した大測光スポット及びこの大測
    光スポットのそれぞれに対応して整列されている小測光
    スポットを形成する測光スポット形成手段と、前記大測
    光スポット及び前記小測光スポットに対する前記画像の
    濃度値を求め、両測光スポットの特性分布に基づいて前
    記画像のピンボケの程度を判定するピンボケ判定手段と
    、前記測光スポット形成手段で形成された大測光スポッ
    トによる画像情報信号に基づいて写真焼付露光量を演算
    する手段とを具えたことを特徴とする写真焼付装置。
JP61289865A 1986-12-05 1986-12-05 ピンボケ画像検出装置および写真焼付装置 Expired - Lifetime JPH0746201B2 (ja)

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