JP3655439B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に係り、特に写真フィルムの表裏を判定して読取手段で読み取った画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換することができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ネガフィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されたネガ画像またはポジ画像からプリントを作成する写真焼付装置としては、画像に色バランス等が調整された光を照射し、その透過光を直接印画紙に焼き付ける所謂アナログプリンタや、写真フィルムに記録された画像をフィルムスキャナによって読み取り、読み取った画像をデジタルの画像データに変換し、変換された画像データを用いて走査露光により画像を印画紙へ焼き付けるデジタルプリンタが知られている。
【0003】
これらのアナログプリンタ及びデジタルプリンタでは、写真フィルムの画像記録面が所定の向き(プリンタ種等によって異なる)になるようにオペレータが写真フィルムをフィルム挿入部に挿入している。すなわち、オペレータの目視によって写真フィルムの画像記録面の向き、すなわち写真フィルムの表裏を確認した後に写真フィルムを挿入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したようにオペレータの目視によって写真フィルムの表裏を確認し、画像記録面が所定の向きとなるように写真フィルムを挿入するため、オペレータの手間が増大すると共に作業効率の向上を図ることが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、写真フィルムの表裏を自動的に判定し、写真フィルムが表裏いずれの向きであっても写真フィルムに記録された画像に対応した画像データを得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、非対称にマーク又は孔又は切欠きが設けられた写真フィルムに記録されている画像を結像手段を介して読み取る読取手段と、前記読取手段より前記写真フィルム搬送方向上流側に配設され、前記写真フィルムに設けられている前記マーク又は孔又は切欠きに基づいて前記写真フィルムの表裏を判定する表裏判定手段と、前記表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて前記写真フィルムに記録されている画像を前記読取手段に合焦させる合焦制御手段と、前記表裏判定手段により写真フィルムの表裏が表又は裏と判定された場合に、前記写真フィルムの画像記録範囲に対応して読取手段から出力される画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換する変換手段と、を有している。
【0007】
写真フィルムには、非対称にマーク又は孔又は切欠きが設けられている。例えば、135サイズの写真フィルムは、写真フィルムの搬送方向に沿った幅方向の一端にマークとしての2トラックのバーコード(DXコード)が記録され、他端には1トラックのバーコード(FNSコード)が記録されている。また、240サイズの写真フィルム(所謂APSフィルム)は、幅方向の一端に所定間隔で孔としてのパーフォレーションが穿設され、他端にはフィルム種等が磁気記録された磁気層が形成されている。なお、これらの写真フィルムにおける搬送方向に沿った一端には、写真フィルムに記録された画像位置に対応した切欠きが形成されることもある。請求項1に記載の発明によれば、画像形成装置には前述した写真フィルムに記録されている画像を結像手段を介して読み取る読取手段が設けられている。読取手段は、例えば写真フィルムからの光を電気信号に変換するCCDセンサ等の光電変換手段と、光電変換手段から出力された電気信号をデジタルの画像データに変換するアナログデジタル(以下、A/Dと称す)変換手段と、を含んで構成することができる。
【0008】
また、本発明に係る画像形成装置は写真フィルムの表裏を判定する表裏判定手段を備えている。表裏判定手段は、読取手段より写真フィルム搬送方向上流側に配設され、写真フィルムに設けられたマーク又は孔又は切欠きに基づいて写真フィルムの表裏を判定する。
【0009】
例えば、読み取りの対象とされる写真フィルムがAPSフィルムである場合、表裏判定手段は、例えばAPSフィルムの幅方向の一端側に配置された発光素子と、APSフィルムを挟んで発光素子と対向するように配置され発光素子から射出され写真フィルムを透過した光の受光量に応じたレベルの信号を出力する受光素子と、を含んで構成することができる。この場合、受光素子はAPSフィルムに穿設されたパーフォレーションを検出すると高レベルの信号を出力し、パーフォレーション以外の部分を検出すると低レベルの信号を出力する。例えば、APSフィルムがAPSフィルムの幅方向に沿ってパーフォレーションが穿設されている側が発光素子及び受光素子の対に対応する向きとなっているときを「表」とすると、表裏判定手段は受光素子から高レベルの信号と低レベルの信号が所定周期で連続して出力された場合に写真フィルム(APSフィルム)が表であると判定し、受光素子から低レベルの信号が連続して出力された場合には、写真フィルムが裏であると判定する。なお、写真フィルムが135サイズの写真フィルムの場合には、DXコードやFNSコードを表すバーコードのパターンやバーコードの位置から表裏を判定することができる。また、写真フィルムに設けられるマークとしては文字でもよく、文字の向きから表裏を判定してもよい。但し、文字認識等の複雑な処理が必要となるため、バーコード等を用いることが好ましい。
【0010】
また、画像形成装置には、表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて写真フィルムに記録されている画像を読取手段に合焦させる合焦制御手段が設けられている。
さらに、画像形成装置には、表裏判定手段による表裏判定結果に基づいて読取手段から出力される画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換する変換手段が設けられている。例えば、表裏判定手段によって写真フィルムが表であると判定されたときには読取手段によって読み取られた画像データをそのまま出力するように設定された場合、変換手段は表裏判定手段によって写真フィルムが裏であると判定されると、読取手段によって読み取られた画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換する。従って、画像データを変換することにより、写真フィルムが表裏いずれの向きであっても写真フィルムに記録された画像に対応する同一の画像データを得ることができる。
【0011】
このように、請求項1に記載の発明によれば、写真フィルムの表裏を自動的に判定するので、オペレータの手間を軽減することができると共に、写真フィルムが表裏いずれの向きであっても同一の画像データが得られるので、作業効率の向上を図ることができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、前記合焦制御手段は、前記表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて前記結像手段と写真フィルムの画像記録面との距離を判断し、前記結像手段による前記画像の結像位置と前記読取手段の位置とが一致するように前記結像手段及び読取手段の少なくとも一方を移動させることにより前記写真フィルムに記録されている画像を前記読取手段に合焦させることを特徴としている。
【0013】
読取手段は、写真フィルムに記録されている画像をレンズ等の結像手段を介して読み取る構成とされている。この構成において、写真フィルムの画像記録面が読取手段側に向けられている状態は、写真フィルムの画像記録面が読取手段側と反対側に向けられている状態よりも画像記録面と結像手段との距離が短くなるので、結像手段による画像の結像位置も変化する。これに対し、請求項2に記載の発明に係る合焦制御手段は、表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて結像手段と写真フィルムの画像記録面との距離を判断し、結像手段による画像の結像位置と読取手段の位置が一致するように結像手段及び読取手段の少なくとも一方を移動させる。これにより、結像手段と写真フィルムの画像記録面との距離が未知の状態(すなわち、写真フィルムの画像記録面の向きが未知の状態)で結像手段による画像の結像位置と読取手段の位置を一致させる制御を行う場合と比較して、結像手段による画像の結像位置と読取手段の位置を一致させることを短時間で行うことができ、写真フィルムが表裏いずれの向きであっても写真フィルムに記録された画像を鮮明に読み取ることが可能になる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、前記マークはDXコード又はFNSコードであり、前記孔はパーフォレーションであることを特徴としている。
【0015】
写真フィルムに非対称に設けられたマークとしては、上記のようにDXコード又はFNSコードを用いることが好ましい。DXコードとは、前述したように写真フィルムの搬送方向に沿った幅方向の一端に記録された2トラックのバーコードであり、FNSコードとは、写真フィルムの他端に記録された1トラックのバーコードである。また、写真フィルムに非対称に設けられた孔としては、パーフォレーションを用いることが好ましい。240サイズの写真フィルム、所謂APSフィルムは、パーフォレーションが非対象に穿設されている。上記のように、DXコードやFNSコード、パーフォレーションを用いて表裏を判定するようにすれば、文字認識等の複雑な処理を行うことなく短時間で表裏を判定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1には本実施の形態に係る画像形成装置としてのディジタルラボシステム10の概略構成が示されており、図2にはディジタルラボシステム10の外観が示されている。このディジタルラボシステム10は、比較的小規模なラボ、所謂ミニラボで使用されるものである。
【0017】
図1に示されるように、ディジタルラボシステム10は、ラインCCDスキャナ12、画像処理部16、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20を含んで構成されている。また、ラインCCDスキャナ12と画像処理部16は入力部26として一体化されており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20は出力部28として一体化されている。
【0018】
ラインCCDスキャナ12は、ネガフィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルム22に記録されているフィルム画像を読み取るためのものであり、例えば135サイズの写真フィルム、及び透明な磁気層116が形成された写真フィルム(240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)のフィルム画像を読取対象としている。
【0019】
このラインCCDスキャナ12は、上記の読取対象のフィルム画像をラインCCD74で読み取り、画像データを出力する。ラインCCDスキャナ12には、R、G、B測光用のセンサが3列配列されているラインCCD74が備えられ、ラインCCD74によってフィルム画像を読み取り、R、G、B3色の画像データを出力する。
【0020】
画像処理部16は、ラインCCDスキャナ12から出力された画像データ(スキャン画像データ)が入力されると共に、デジタルカメラでの撮影によって得られた画像データ、フィルム画像以外の原稿(例えば、反射原稿等)を図示しないスキャナで読み取ることで得られた画像データ、コンピューターで生成された画像データ等(以下、これらをファイル画像データと総称する)を外部から入力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体を介して入力したり、通信回線を介して他の情報処理機器から入力する等)こともできるように構成されている。
【0021】
また、画像処理部16は、入力された画像データに対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像データとしてレーザプリンタ部18へオンラインで出力する。なお、記録用画像データはオフラインでレーザプリンタ部18へ入力するようにしてもよい。さらに、画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファイルとして外部へ出力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0022】
レーザプリンタ部18は、R、G、Bのレーザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0023】
図3には、ラインCCDスキャナ12と画像処理部16から構成される入力部26の構成が示されている。
【0024】
図3に示されるように、ラインCCDスキャナ12のフィルムスキャン部90よりもフィルム搬送方向上流側、すなわち入力部26における写真フィルム22の挿入口近傍には、写真フィルム22の表裏を検出する表裏検出センサ92が配設されている。表裏検出センサ92は、発光素子92Aと受光素子92Bとがフィルム搬送路を挟んで対向するように配設して構成されている。なお、表裏検出センサ92は、写真フィルム22の幅方向の一端における移動軌跡上に配設されている(図5参照)。
【0025】
表裏検出センサ92の受光素子92Bは、制御回路104に接続されている。制御回路104は、受光素子92Bから出力される信号のレベル変化に基づき、挿入された写真フィルム22の表裏を判定する。なお、本実施の形態においては、便宜的に、写真フィルム22のフィルム画像記録面側(未露光の状態で乳剤層が形成されていた側)が光源64側を向いている状態を「裏」とし、フィルム画像記録面側がラインCCD74側を向いている状態を「表」と称している。
【0026】
表裏検出センサ92とフィルムスキャン部90との間には、読取用磁気ヘッド96が配設されている。読取用磁気ヘッド96は、写真フィルム22に形成された磁気層116に磁気記録された情報(コマ番号、フィルム種名素の情報)を読取可能な位置に配置され、磁気層116に磁気記録された情報を読み取って制御回路104に出力するように接続されている。
【0027】
ラインCCDスキャナ12のフィルムスキャン部90の光学系は、メタルハライドランプ等の比較的光量の高いランプから成り写真フィルム22に光を照射する光源64と、写真フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボックス66が光源64の光射出側における光軸Lに沿って順に配設されている(図4参照)。光源64は、制御回路104に接続されている(図示省略)。制御回路104では、光源64から射出される光の光量が予め定められた所定値となるように供給される電圧の大きさを制御する。また、光源64と光拡散ボックス66との間には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の調光フィルタ70C、70M、70Yが射出光の光軸Lに沿って順に配置されている。調光フィルタ70C、70M、70Yは、それぞれ独立に移動可能に構成されており、光源64から射出される各成分色光の光量のバランスやラインCCD74の各成分色光に対する感度等を考慮して光路中への挿入量を調整することができる。これにより、ラインCCD74におけるR、G、Bの3色の受光量を調整する。
【0028】
写真フィルム22を挟んで光源64と反対側には、光軸Lに沿って、フィルム画像を透過した光を結像させるレンズユニット72、及びラインCCD74が順に配置されている。図3及び図4では、レンズユニット72として単一のレンズのみを示しているが、このレンズユニット72は複数枚のレンズから構成されたズームレンズであってもよい。ラインCCD74は、CCDセルが写真フィルム22の搬送方向(図3及び図4に示される矢印A方向)に直交するようにライン状に配列されてなるCCDセル列が3ライン設けられ、各ラインの光入射側にR、G、Bの色分解フィルタのいずれかが各々取り付けられた3ラインカラーCCDである。従って、CCDセルの配列方向にフィルム読み取りの主走査がなされ、写真フィルム22が搬送されることによりフィルム画像読み取りの副走査がなされる。なお、ラインCCD74は、3本のライン(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿って所定の間隔を隔てて順に配置されているので、同一の画素におけるR、G、Bの各成分色の検出タイミングには時間差がある。しかし、本実施の形態では、各成分色毎に異なる遅延時間で測光信号の出力タイミングの遅延を行うことにより、同一の画素のR、G、Bの測光信号がラインCCD74から同時に出力されるように構成されている。
【0029】
ラインCCD74の出力端には、増幅器60及びアナログデジタル変換器(以下、A/D変換器と称す)76が順に接続されている。ラインCCD74から出力された信号は増幅器60で増幅され、A/D変換器76によってデジタルデータに変換される。A/D変換器76の出力端は制御回路104に接続されており、A/D変換器76で変換されたデジタルデータがフィルム画像の測光値に対応する画像データとして制御回路104に入力される。
【0030】
制御回路104では、表裏判定センサ92から出力された信号に基づいて写真フィルム22の表裏を判定すると共に、写真フィルム22が裏であると判定された場合にラインCCD74で読み取ったフィルム画像の画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換する。
【0031】
また、制御回路104には画像処理部16が接続されている。従って、制御回路104は、挿入された写真フィルム22が表であると判定された場合にラインCCD74で読み取ったフィルム画像の画像データを画像処理部16にそのまま出力し、写真フィルム22が裏であると判定された場合に画像データが表す画像の表裏が反転されるように変換した後に画像処理部16に出力する。これにより、写真フィルム22が表裏いずれの向きで挿入された場合にでもフィルム画像に対応するスキャン画像データを出力することができる。
【0032】
図5には、ラインCCDスキャナ12の電気系の概略構成が示されている。ラインCCD74には、タイミングジェネレータ56が接続されている。タイミングジェネレータ56は、ラインCCD74等を動作させるための各種のタイミング信号(クロック信号)を発生する。従って、タイミングジェネレータ56から出力されるタイミング信号により、ラインCCD74によるフィルム画像の読み取りが行われる。
【0033】
ラインCCD74の信号出力端は、増幅器60を介してA/D変換器76の入力端に接続されている。A/D変換器76の出力端は、制御回路104に接続されている。制御回路104には、ラインCCDスキャナ12全体の制御を司るマイクロプロセッサ32が備えられている。制御回路104には、相関二重サンプリング回路(CDS)78が備えられており、このCDS78の入力端はA/D変換器76の出力端に接続されている。また、CDS78の出力端はインタフェース(I/F)回路80に接続されている。CDS78では、フィードスルー信号のレベルを表すフィードスルーデータ及び画素信号のレベルを表す画素データを各々サンプリングし、各画素毎に画素データからフィードスルーデータを減算する。そして、演算結果(各CCDセルでの蓄積電荷量に正確に対応する画素データ)をI/F回路80を介してスキャン画像データとして画像処理部16へ順次出力する。なお、挿入された写真フィルム22が裏であると判定された場合には、画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換した後に画像処理部16へスキャン画像データを出力する。
【0034】
また、CDS78の出力端は、デジタルのバンドパスフィルタ(BPF)82、絶対値演算回路(ABS)84、加算回路(ADD)86、及びI/F回路88から成るオートフォーカス回路にも接続されている。BPF82は、CDS78から出力された画像データからフィルム画像中のエッジに相当する周波数成分のみをエッジデータとして抽出し、ABS84は入力されたエッジデータを絶対値に変換して出力する。ADD86は、ABS84から出力されたエッジデータの絶対値を表すデータを積算する。I/F回路88は、バス50を介してマイクロプロセッサ32に接続されており、ADD86から出力されたエッジデータの絶対値の積算値を表すデータをマイクロプロセッサ32に出力する。
【0035】
マイクロプロセッサ32には、バス50を介してRAM52(例えばSRAM)、ROM54(例えば記憶内容を書換え可能なROM)が接続されていると共に、モータドライバ34が接続されている。モータドライバ34には、レンズユニット72の複数枚のレンズの位置を相対的に移動させることでレンズユニット72のズーム倍率を変更するズーム駆動モータ36、レンズユニット72全体を移動させることでレンズユニット72の結像点位置を光軸Lに沿って移動させるレンズ駆動モータ40が接続されている。マイクロプロセッサ32は、レンズユニット72の結像点位置の調整を定期的に行う。
【0036】
この結像点位置の調整は、まずレンズユニット72の結像点位置をラインCCD74の受光面上に略一致させるためのレンズユニット72の位置の範囲を定める。次に、レンズ駆動モータ36により、レンズ位置センサ42によって検出されるレンズユニット72の位置を所定量ずつ移動させながら、ラインCCD74によってフィルム画像の読み取りを毎回行わせ、各回の読み取りでオートフォーカス回路から出力されるエッジデータの絶対値を表すデータ(AFデータ)を比較する。
【0037】
このAFデータの絶対値の積算値は、ラインCCD74によって読み取られたフィルム画像の鮮鋭度を表している。このため、エッジデータの絶対値の積算値が最大となったときのレンズユニット72の位置に一致するようにレンズ駆動モータ40によってレンズユニット72を移動させる。これにより、レンズユニット72の結像点位置をラインCCD74に受光面上に一致させることができる。
【0038】
なお、モータドライバ34には、シャッタを開閉させるシャッタ駆動モータ46が接続されている。ラインCCD74の暗出力については画像処理部16で補正されるが、暗出力レベルはフィルム画像の読み取りを行っていないときにマイクロプロセッサ32がシャッタを閉止させることで得ることができる。
【0039】
次に、本発明の実施の形態の作用を図7に示されるフローチャートを参照して説明する。
【0040】
図7に示されるフローチャートの各処理は、オペレータによって写真フィルム22がディジタルラボシステム10のフィルム挿入口に挿入され、挿入された写真フィルム22の搬送が開始されると実行される。写真フィルム22がディジタルラボシステム10のフィルム搬送口に挿入されたか否かは、フィルムスキャン部90よりもフィルム搬送方向上流側に配設された図示しない挿入検出センサから制御回路104に出力された信号に基づいて判断される。これにより、写真フィルム22が挿入されたと判断されると、図示しないローラが回転して写真フィルム22が挟持搬送される。
【0041】
写真フィルム22が挟持搬送されると、ステップ200では写真フィルム22の表裏を判定する。すなわち、写真フィルム22のフィルム画像記録面側がラインCCD74側に向いている状態であるか、フィルム画像記録面側が光源64側に向いている状態であるかを判定する。これは、前述した表裏検出センサ92(図3参照)の受光素子92Bから制御回路104に出力された信号に基づいて判定される。
【0042】
例えば、ディジタルラボシステム10に図6(A)及び(B)に示される写真フィルム22が挿入されることがある。この写真フィルム22は、搬送方向(図6に示される矢印A方向)に沿った幅方向の一端に複数のパーフォレーション114が所定間隔で穿設され、幅方向の他端にフィルム画像の各々に対応したコマ番号やフィルム種等が記録された磁気層116が形成されている。このような写真フィルム22では、表裏検出センサ92がパーフォレーション114を検出すると受光素子92Bから高レベルの信号が所定の周期で出力される(図8(A)参照)。これに対して、表裏検出センサ92がパーフォレーション114以外の部分を検出した場合には、受光素子92Bから低レベルの信号が出力される(図8(A)及び(B)参照)。従って、高レベルと低レベルの信号が繰り返して制御回路104に入力された場合には、写真フィルム22が表であると判定する。すなわち、写真フィルム22のフィルム画像記録面がラインCCD74側に向いている状態であると判定する。
【0043】
ステップ200において写真フィルム22が表であると判定された場合には、ステップ201に移行し、オートフォーカス調整する。すなわち、レンズユニット72を写真フィルム22が表である場合のレンズユニット72の予め定めた移動範囲内で所定量ずつ移動させてAFデータを比較し、AFデータが最大となる位置にレンズユニット72を移動させる。なお、写真フィルム22が表である場合のレンズユニット72の移動範囲は、写真フィルム22が表である場合の写真フィルム22の画像記録面とレンズユニット72との距離(ラインCCD74との距離)に従って予め定められている。これにより、写真フィルム22に記録されたフィルム画像に短時間でピントを合わせることができる。また、ステップ202では、写真フィルム22に記録されたフィルム画像を読み取る。このとき、フィルム画像はラインCCD74によって写真フィルム22の幅方向に沿った画素列毎に読み取られる。
【0044】
一方、ステップ200において写真フィルム22が裏であると判定された場合には、ステップ204に移行する。ステップ204では、ステップ201と同様にオートフォーカス調整し、フィルム画像にピントを合わせる。すなわち、レンズユニット72を写真フィルム22が裏である場合のレンズユニット72の予め定めた移動範囲内で所定量ずつ移動させてAFデータを比較し、AFデータが最大となる位置にレンズユニット72を移動させる。なお、写真フィルム22が裏である場合のレンズユニット72の移動範囲は、写真フィルム22が裏である場合の写真フィルム22の画像記録面とレンズユニット72との距離(ラインCCD74との距離)に従って、予め定められている。ステップ206では、ステップ202と同様に、写真フィルム22の幅方向に沿った画素列毎にラインCCD74によって写真フィルム22に記録されたフィルム画像を読み取る。次のステップ208では、ステップ206で読み取られた画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換する。写真フィルム22に記録されたフィルム画像は、ラインCCD74によってCCDセルの配列方向にフィルム読み取りの主走査がなされ、写真フィルム22が搬送されることによりフィルム画像読み取りの副走査がなされる。前記表裏の反転は、例えば画像データに対し、主走査方向(写真フィルム22の幅方向)に沿った各ライン毎に、各ライン上の画素のデータの順序が逆になるように画像データを変換することで実現できる。また、副走査方向(写真フィルム22の長さ方向)に沿った各ライン毎に、各ライン上の画素のデータの順序が逆になるように画像データを変換することによっても実現できる。これにより、写真フィルム22が表裏いずれの向きで挿入された場合にでも写真フィルム22に記録されたフィルム画像に対応する画像データを得ることができる。
【0045】
ステップ210では、ステップ202で読み取られた画像データ又はステップ208で変換された画像データを画像処理部16に出力する。
【0046】
以上より、写真フィルム22の表裏を自動的に判定し、写真フィルム22が裏であると判定された場合にはラインCCD74によって読み取られた画像データが表す画像の表裏が反転するように画像データを変換するので、写真フィルム22が表裏いずれの向きで挿入された場合にでもフィルム画像に対応する画像データを得ることができ、作業効率を向上させることができる。また、オペレータが写真フィルム22の表裏を目視する必要がないため、オペレータの手間を軽減することができる。
【0047】
なお、本実施の形態においては、ラインCCD74から出力される画像データが表す画像の表裏が反転するように画像データを変換する方法として、ラインCCDスキャナ12において画像データに対する主走査方向(写真フィルム22の幅方向)又は副走査方向(写真フィルム22の長さ方向)のいずれかに沿った各ライン毎に、各ライン上の画素のデータの順序が逆になるように画像データを変換する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ラインCCDスキャナ12では上記変換を行わず、画像処理部16又はレーザプリンタ部18において印画紙への画像の記録に用いる画像データを一旦メモリに記憶し、メモリに記憶された画像データを読み出すときに、写真フィルム22の幅方向に相当する方向又は写真フィルム22の長さ方向に相当する方向に沿った画像データの一方の読み出し順序が通常と逆になるように読み出しアドレスを制御して画像データを順に読み出すことにより、画像データが表す画像の表裏が反転するように画像データを変換したに等しい画像データを得るようにしてもよい。すなわち、本発明の変換手段は、ディジタルラボシステム10の入力部26及び出力部28のいずれに設けられていてもよい。
【0048】
また、本実施の形態では、写真フィルム22の幅方向の一端に搬送方向に沿って所定間隔でパーフォレーション114が穿設され、他端に磁気層116が形成された写真フィルム22を対象として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、非対称にマーク又は孔又は切欠きが設けられた写真フィルムであれば適用可能である。例えば、図9(A)に示されるようにバーコード118が記録された写真フィルム22A(135サイズの写真フィルム)にも適用可能である。この写真フィルム22Aは、写真フィルム22Aにおける幅方向の一端に2トラックのバーコード118(DXコード)が記録され、他端に1トラックのバーコード118(FNSコード)が記録されている。従って、表裏検出センサとしてバーコードセンサを配設し、DXコードを検出したか否かによって写真フィルム22Aの表裏を判定するようにしてもよい。さらに、写真フィルムは、図9(B)に示されるように、写真フィルム22Bに記録されたフィルム画像のうち、処理の対象とされるフィルム画像に対応する位置にのみノッチ(切欠)120が穿設されることがある。このノッチ120は、写真フィルム22Bの幅方向の一端にのみ穿設される。従って、このような写真フィルム22Bの場合には、表裏検出センサでノッチ120の有無を検出することによって写真フィルム22Bの表裏を判定するようにしてもよい。
【0049】
また、APSフィルム(本実施の形態における写真フィルム22)は、図10に示されるように先端部が幅方向の一端から他端にかけて斜めに切欠かれた形状とされている。例えば、ディジタルラボシステム10の入力部26に写真フィルム22の先端部から挿入されることが予め分かっている場合には、この先端部の形状によって写真フィルム22の表裏を判定するようにしてもよい。例えば、写真フィルム22の幅方向に沿って2つのセンサ122A、122Bを配設し、写真フィルム22を初めに検出したセンサ122A、122Bがどちらであるかによって判定する。
【0050】
さらに、レンズユニット72から写真フィルム22までの距離(ラインCCD74から写真フィルム22までの距離)を計測する距離センサが配設されている場合には、ラインCCDスキャナ12の光学系の焦点深度がおよそ50μmであるのに対し、写真フィルム22の厚みが50μm以上(例えば100μm)であることを考慮して、距離センサによって計測された距離と写真フィルム22の表裏の判定結果に基づいて、レンズユニット72(ラインCCD74)を写真フィルム22の厚み分だけ補正してオートフォーカス調整するようにしてもよい。
【0051】
なお、本実施の形態では、オートフォーカス調整によって写真フィルム22に記録されたフィルム画像にピントを合わせるようにしたが、挿入された写真フィルム22が135サイズの写真フィルムの場合には、バーコード(DXコード)にピントを合わせるようにしてもよい。これにより、バーコードのパターンを読み取るバーコードセンサによって正確にバーコードを読み取ることができる。
【0052】
さらに、本実施の形態における図3乃至図5では長尺状の写真フィルム22を示しているが、これに限るものではない。例えば、1コマ毎にスライド用のホルダに保持されたスライドフィルム(リバーサルフィルム)や数コマ毎に切断された写真フィルムにも適用可能である。この場合には、各々専用のフィルムキャリアによって写真フィルムを保持した状態で搬送し、フィルムスキャン部90の所定位置にフィルム画像を位置決めさせて読み取る。
【0053】
また、本実施の形態では、表裏判定センサ92を配設し、この表裏判定センサ92の受光素子92Bから制御回路104に入力された信号の一部によって写真フィルム22の表裏を判定したが、表裏判定センサ92を配設せずにラインCCD74から出力される信号によって写真フィルム22の表裏を判定するようにしてもよい。
【0054】
なお、本実施の形態においては、本発明に係る画像形成装置として、写真フィルム22に記録されたフィルム画像を読み取り、読み取った画像の画像データを用いて印画紙に画像を記録するディジタルラボシステム10を例に説明したが、本発明に係る画像形成装置において、印画紙等の記録材料に画像を記録する機能は必須の機能ではなく、写真フィルム22に記録されたフィルム画像を読み取り、読み取った画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換して出力する機能のみを備えた装置(例えば、本実施の形態におけるラインCCDスキャナ12)も本発明に係る画像形成装置に含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、写真フィルムの表裏を自動的に判定し、写真フィルムの画像記録範囲に対応して読取手段から出力される画像データの表裏が反転されるように変換するので、写真フィルムが表裏いずれの向きであっても画像に対応する画像データを得ることができると共に、オペレータに対する手間を軽減し、作業効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
【0056】
また、表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて結像手段と写真フィルムの画像記録面との距離を判断し、結像手段による画像の結像位置と読取手段の位置が一致するように結像手段及び読取手段の少なくとも一方を移動させる合焦制御手段を備えたので、結像手段による画像の結像位置と読取手段の位置を一致させることを短時間で行うことができる、という優れた効果を有する。
【0057】
さらに、DXコードやFNSコード、パーフォレーションを用いて写真フィルムの表裏を判定するので、文字認識等の複雑な処理を行う必要がなく、短時間で写真フィルムの表裏を判定することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るディジタルラボシステムの概略ブロック図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】入力部を示す概略構成図である。
【図4】ラインCCDスキャナの光学系を示す概略構成図である。
【図5】表裏検出センサの配設位置を示す上面図である。(A)は写真フィルムの画像記録面がラインCCD側に向けられている状態を示しており、(B)は写真フィルムの画像記録面が光源側に向けられている状態を示している。
【図6】ラインCCDスキャナの電気系の概略構成を示すブロック図である。
【図7】制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】表裏検出センサの受光素子から出力される信号を示している。(A)は写真フィルムが表である場合に出力される信号を示しており、(B)は写真フィルムが裏である場合に出力される信号を示している。
【図9】その他の実施の形態としての写真フィルムを示す上面図である。(A)はバーコードが潜像された写真フィルムを示しており、(B)は処理の対象とされるフィルム画像に対応する位置にノッチが穿設された写真フィルムを示している。
【図10】写真フィルムの先端部を示す上面図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム
12 ラインCCDスキャナ
22 写真フィルム
72 レンズユニット(結像手段)
74 ラインCCD(読取手段)
92 表裏検出センサ(表裏判定手段)
104 制御回路(表裏判定手段、変換手段、合焦制御手段)
Claims (3)
- 非対称にマーク又は孔又は切欠きが設けられた写真フィルムに記録されている画像を結像手段を介して読み取る読取手段と、
前記読取手段より前記写真フィルム搬送方向上流側に配設され、前記写真フィルムに設けられている前記マーク又は孔又は切欠きに基づいて前記写真フィルムの表裏を判定する表裏判定手段と、
前記表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて前記写真フィルムに記録されている画像を前記読取手段に合焦させる合焦制御手段と、
前記表裏判定手段により写真フィルムの表裏が表又は裏と判定された場合に、前記写真フィルムの画像記録範囲に対応して読取手段から出力される画像データが表す画像の表裏が反転されるように画像データを変換する変換手段と、
を有する画像形成装置。 - 前記合焦制御手段は、前記表裏判定手段による写真フィルムの表裏の判定結果に基づいて前記結像手段と写真フィルムの画像記録面との距離を判断し、前記結像手段による前記画像の結像位置と前記読取手段の位置とが一致するように前記結像手段及び読取手段の少なくとも一方を移動させることにより前記写真フィルムに記録されている画像を前記読取手段に合焦させる請求項1記載の画像形成装置。
- 前記マークはDXコード又はFNSコードであり、前記孔はパーフォレーションであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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