JPS63163764A - 真空断熱板の製造方法 - Google Patents

真空断熱板の製造方法

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JPS63163764A
JPS63163764A JP31150986A JP31150986A JPS63163764A JP S63163764 A JPS63163764 A JP S63163764A JP 31150986 A JP31150986 A JP 31150986A JP 31150986 A JP31150986 A JP 31150986A JP S63163764 A JPS63163764 A JP S63163764A
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vacuum
container
vacuum insulation
insulation board
mold
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は例えば電気冷蔵庫等に用いられる真空断熱板の
製造方法に関する。
〈従来の技術) 従来プラスチックスフィルム等の容器中に粉体や繊維体
等の断熱材を充填し内部を減圧してできる真空断熱板は
粉体やm椎体が充填されているにもかかわらず、フィル
ム表面に大気圧が付加されているために非常に硬直な性
状を示し、別の形体に成形するには大きな力を要し、ま
た成形した後にフィルムに損傷を与えやすい欠点があっ
た。
また、容器内部を減圧する前に真空断熱板を型などによ
って成形してしまうと、フィルム容器の開口部が変形し
てしまい、容器内部を減圧後間口部をシールする際シー
ル部分にシワ等が発生しやすくシールが不完全となり、
ここより大気が流入し容器内部の圧力が上昇してしまい
断熱性能が低下する欠点があった。
またこれらの成形しにくい点から平板もしくはそれに類
する形状以外の真空断熱板を得ることが困難であり、真
空断熱板の使用範囲をせばめる原因とな9ていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来技術では真空断熱板の成形が困難であっ
た点に鑑みてなされたもので、容易に、かつ、フィルム
容器に損傷を与えることなく平板以外の成形体に真空断
熱板を成形し得る真空断熱板の製造方法を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)本発明は上記の
目的を達成するために、真空断熱板を真空容器中に入れ
周囲雰囲気を減圧し、フィルム表面に付加されている大
気圧を除去し、真空断熱板を柔軟にした後成形し、更に
その形状を保持したまま周囲雰囲気を常圧に戻すことに
よって真空断熱板を得るようにしたものであり、フィル
ム容器に損傷を与えることなく平板以外の様々な形に容
易に成形することができる。
(実施例) 以下本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例に用いた真空断熱板7の断面
図である。すなわち1は平均粒径10μmのパーライト
からなる粉体であり、この粉体1は通気性のある不織布
からなる内袋2内に入れられ1、この内袋2の外周は高
ガスバリア性のアルミニウム蒸着ポリエステルフィルム
からなる容器3で覆われ、この容器3はヒートシール部
分4でヒートシールされて密封してあり、容器3内は0
.5tOrrの真空度となっている。第2図は本発明の
実施例に用いた真2断熱板7を上からみたものである。
第3図は平板型の真空断熱板を溝型に成形した実施例を
示すものである。すなわち、真空容器5は金型8および
真空断熱板7をおおいこむように設けられ真空ポンプ6
により容器5内を減圧することができる。すなわち、ま
ず平板形の真空断熱板7を第3図のように金型8内にお
き、真空ポンプ6により真空容器5内を減圧し、真空断
熱板7内の圧力とほぼ等しい圧力まで減圧すると真空断
熱板7のフィルム容器3に付加される大気圧は除かれ、
真空断熱板7は柔かくなった。そこで第4図に示すよう
に、金型8により真空断熱板7をプレス成形し、金型8
で真空断熱板7を挟んだまま真空容器5内を大気圧にも
どすと、真空断熱板7は溝型に成形された状態で保持さ
れ、しかもフィルム8213表面は損傷されることなく
、またヒートシール部分4にシワ等が発生することなく
、成形することができた。
また第5図は本発明の他の実施例を示すもので、金型8
表面にブチルゴム製のクッション材9を全体に貼ったも
のである。このクツシコン材9を貼ることにより、より
真空断熱板7のフィルム容器3表面に損傷を与えること
が少なくなった。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の型を用いて、様々な形の真空断熱板に成形すること
が可能である。
また、真空断熱板のフィルム容器内の減圧は真空容器内
で減圧して行うことから、真空断熱板の成形は真空断熱
板内を減圧する真空容器内において、平板型の真空断熱
板内を減圧した直後に、その真空容器内を大気圧にもど
すことなく、その同じ真空容器内で行なってもかまわな
い。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、フィルム容器からな
る真2断熱板において、 ■フィルム容器に損傷を与えることなく平板以外の様々
の形に容易に成形することができる。
■フィルム容器のシール部分にガスリークをおこずシワ
をよらすことなく成形することができる。
■平板以外の断熱板が容易に得られ、真空断熱板の使用
範囲を広くすることが可能である等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いた真空断熱板の一例を示
す断面図、第2図は同じく上面図、第3図は本発明の一
実施例に用いた真空断熱板の成形装(バの一例を示す断
面図、第4図は第3図の装置で真21!Ii熱板を成形
した後の状態を示す断面図、第5図は本発明の他の実施
例に用いた真空断熱板の成形装置を示づ断面図である。 1・・・パーライトからなる粉体、2・・・内袋、3・
・・フィルム容器、4・・・ヒートシール部分、5・・
・真空容器、6・・・真空ポンプ、7・・・真空断熱板
、8・・・金型、9・・・ブチルゴム製のクッション材
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 N1国 第 2囚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密封したフィルム容器中に断熱材を充填し、この
    フィルム容器内部を減圧することによつて得られる真空
    断熱板を用い、この真空断熱板を真空容器中に入れ、こ
    の真空容器中を減圧した後に、真空断熱板を型によつて
    成形し、更にその形状を保持した状態で真空容器中を常
    圧に戻すことを特徴とする真空断熱板の製造方法。
  2. (2)型として、表面に柔軟なる弾性体を付けた型を用
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の真空
    断熱板の製造方法。
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