JPH031755Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH031755Y2 JPH031755Y2 JP13287582U JP13287582U JPH031755Y2 JP H031755 Y2 JPH031755 Y2 JP H031755Y2 JP 13287582 U JP13287582 U JP 13287582U JP 13287582 U JP13287582 U JP 13287582U JP H031755 Y2 JPH031755 Y2 JP H031755Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner container
- container
- outer cover
- self
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自己冷却性を有する液体容器に関す
る。
る。
自己冷却性水容器については、実願昭54−
179005号(実開昭56−96272号)によつて出願さ
れている。この出願は連続気孔性多孔質四弗化エ
チレン樹脂のような多孔質樹脂、或いはこのよう
な多孔質樹脂を主層とする全体通気性の積層材に
よつて容器を形成することを要旨とするものであ
る。この自己冷却性水容器の冷却能力は高々6℃
前後であつた。
179005号(実開昭56−96272号)によつて出願さ
れている。この出願は連続気孔性多孔質四弗化エ
チレン樹脂のような多孔質樹脂、或いはこのよう
な多孔質樹脂を主層とする全体通気性の積層材に
よつて容器を形成することを要旨とするものであ
る。この自己冷却性水容器の冷却能力は高々6℃
前後であつた。
そこでこの考案は自己冷却性容器の冷却能力を
高めると共に実用性を高めることを目的とする。
このためこの考案によれば、通気性外被と、該外
被の内部に外被と積層されないで自由状態に配設
された連続気孔性多孔質四弗化エチレン樹脂によ
る内側容器とより成り、該内側容器の一部に液給
排用口部を設けると共に前記通気性外被はこの内
側容器に比較して相対的に小さく形成し、前記内
側容器に襞部を形成したことを特徴とする自己冷
却性容器を構成する。
高めると共に実用性を高めることを目的とする。
このためこの考案によれば、通気性外被と、該外
被の内部に外被と積層されないで自由状態に配設
された連続気孔性多孔質四弗化エチレン樹脂によ
る内側容器とより成り、該内側容器の一部に液給
排用口部を設けると共に前記通気性外被はこの内
側容器に比較して相対的に小さく形成し、前記内
側容器に襞部を形成したことを特徴とする自己冷
却性容器を構成する。
この考案による上記構成によれば、(1)容器が通
気性外被と内側容器との二層構造であるので、液
体の入つた内側容器と外被との間に断熱空気層が
形成されるため容器内の液体が外気によつて加温
されることが阻止され、かつ積層材に比較して貼
着部が無いため容器内の液体が気化し得る面積が
多くなり、冷却能力が一段と増大する。(2)独立二
層構造であるため内部に至る破損の確率が極めて
小さくなり、長寿命で実用的な容器が得られる。
(3)独立二層構造であるため、外被によつて強度を
保証でき内側の連続気孔性容器の肉厚を薄いもの
とすることができ、経済的である。等の諸特性が
得られる。
気性外被と内側容器との二層構造であるので、液
体の入つた内側容器と外被との間に断熱空気層が
形成されるため容器内の液体が外気によつて加温
されることが阻止され、かつ積層材に比較して貼
着部が無いため容器内の液体が気化し得る面積が
多くなり、冷却能力が一段と増大する。(2)独立二
層構造であるため内部に至る破損の確率が極めて
小さくなり、長寿命で実用的な容器が得られる。
(3)独立二層構造であるため、外被によつて強度を
保証でき内側の連続気孔性容器の肉厚を薄いもの
とすることができ、経済的である。等の諸特性が
得られる。
この考案の構成において、通気性外被を内側容
器に比較して相対的に小さく形成し、該内側容器
は適宜に補強線材などを配設することにより通気
性外被内において略正確に襞部を形成することが
可能になり、これにより内側容器は液圧等による
破損から完全に防止されるばかりか、通気性外被
との間に多数の厚い断熱空間を形成すると共に内
側容器の気化面積が増大するので容器の冷却能力
が一段と増大する効果が得られる。
器に比較して相対的に小さく形成し、該内側容器
は適宜に補強線材などを配設することにより通気
性外被内において略正確に襞部を形成することが
可能になり、これにより内側容器は液圧等による
破損から完全に防止されるばかりか、通気性外被
との間に多数の厚い断熱空間を形成すると共に内
側容器の気化面積が増大するので容器の冷却能力
が一段と増大する効果が得られる。
また、この考案による構成において、通気性外
被は布、網、その他の通気性多孔部材を用いるこ
とができ、内側容器は複数の連続気孔性多孔質四
弗化エチレン樹脂フイルムを重ね合せて用いるこ
とが可能で、これら通気性外被及び内側容器はそ
れぞれ袋状に形成することができる。このように
袋状とした場合は、容器に液体を入れない場合に
小さくたたんで容易に携帯することができるので
便利である。
被は布、網、その他の通気性多孔部材を用いるこ
とができ、内側容器は複数の連続気孔性多孔質四
弗化エチレン樹脂フイルムを重ね合せて用いるこ
とが可能で、これら通気性外被及び内側容器はそ
れぞれ袋状に形成することができる。このように
袋状とした場合は、容器に液体を入れない場合に
小さくたたんで容易に携帯することができるので
便利である。
次に図によつてこの考案を更に詳細に説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、この考案による自
己冷却性容器1は通気性外被2の内部に内側容器
3を収容して形成され、この内側容器3の一部に
は少なくとも一個の液体給排用の口部4が設けら
れている。口部4には公知のような任意のキヤツ
プ5が設けられる。
己冷却性容器1は通気性外被2の内部に内側容器
3を収容して形成され、この内側容器3の一部に
は少なくとも一個の液体給排用の口部4が設けら
れている。口部4には公知のような任意のキヤツ
プ5が設けられる。
尚、第1図において6は通気性外被2に取り付
けられた吊耳であり、鎖やバンドを取り付けて水
筒等として用いることができるようになつてい
る。
けられた吊耳であり、鎖やバンドを取り付けて水
筒等として用いることができるようになつてい
る。
この実施例において、通気性外被2は布が用い
られ、内側容器3は延伸連続気孔性多孔質四弗化
エチレン樹脂フイルムを重ねて用い、周縁部を相
互に接合して容器に形成される。延伸連続気孔性
多孔質四弗化エチレン樹脂フイルムは、例えば特
公昭51−18991号公報に記載の方法によつて製造
され、フイルム相互の接合は接着又は熱融着によ
つて達成される。
られ、内側容器3は延伸連続気孔性多孔質四弗化
エチレン樹脂フイルムを重ねて用い、周縁部を相
互に接合して容器に形成される。延伸連続気孔性
多孔質四弗化エチレン樹脂フイルムは、例えば特
公昭51−18991号公報に記載の方法によつて製造
され、フイルム相互の接合は接着又は熱融着によ
つて達成される。
内側容器3は、上記のように接合によつて形成
する他、例えば特公昭53−79956号公報に記載さ
れているようにチユーブ又はシートを、雌型に入
れて変形成形して得ることができる。
する他、例えば特公昭53−79956号公報に記載さ
れているようにチユーブ又はシートを、雌型に入
れて変形成形して得ることができる。
この考案の構成において、内側容器3は通気性
外被2とは接合積層されずに相互に自由な状態に
配設されているため、内側容器3の全外表面は内
部液の気化表面として作用できるので冷却能力が
高まる。又外被2は外側よりの機械的損傷に対し
て能く内側容器3を保護することができる。
外被2とは接合積層されずに相互に自由な状態に
配設されているため、内側容器3の全外表面は内
部液の気化表面として作用できるので冷却能力が
高まる。又外被2は外側よりの機械的損傷に対し
て能く内側容器3を保護することができる。
更に、内側容器3を通気性外被2より大きく
し、内側容器3は第2図にその一部断面を示すよ
うに通気性外被2内に在つて襞部7を形成するこ
とができ、それによつて充分厚い断熱空気層を形
成すると共に気化面積が増大されることにより内
部液体の冷却能力が高められるばかりか、内部液
の液圧による内側容器3の破損が阻止される。
し、内側容器3は第2図にその一部断面を示すよ
うに通気性外被2内に在つて襞部7を形成するこ
とができ、それによつて充分厚い断熱空気層を形
成すると共に気化面積が増大されることにより内
部液体の冷却能力が高められるばかりか、内部液
の液圧による内側容器3の破損が阻止される。
以上の通りこの考案によれば、通気性外被と、
この外被の内部に外被とは積層されずに自由状態
に配設された連続気孔性多孔質四弗化エチレン樹
脂よりなる内側容器とより成り、該内側容器の一
部に液給排用の口部を設けたもので内側容器を通
気性外被とは独立層を形成するため、通気性外被
は内側容器を能く機械的損傷から保護し、しかも
通気性外被は内側容器に比較して小さく形成した
ので該内側容器には襞部などを形成することがで
きて充分な気化面積が保有され、又内側容器と通
気性外被との間には断熱空気層が形成されるた
め、冷却能力に優れたものとなり実用性にも優れ
た自己冷却性容器を提供することができる。
この外被の内部に外被とは積層されずに自由状態
に配設された連続気孔性多孔質四弗化エチレン樹
脂よりなる内側容器とより成り、該内側容器の一
部に液給排用の口部を設けたもので内側容器を通
気性外被とは独立層を形成するため、通気性外被
は内側容器を能く機械的損傷から保護し、しかも
通気性外被は内側容器に比較して小さく形成した
ので該内側容器には襞部などを形成することがで
きて充分な気化面積が保有され、又内側容器と通
気性外被との間には断熱空気層が形成されるた
め、冷却能力に優れたものとなり実用性にも優れ
た自己冷却性容器を提供することができる。
尚、この考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば水の他各種液体容器として用いる
など、この考案の思想の範囲内で種々変更実施で
きることは勿論である。
はなく、例えば水の他各種液体容器として用いる
など、この考案の思想の範囲内で種々変更実施で
きることは勿論である。
第1図はこの考案による自己冷却性容器の正面
図、第2図はこの考案による容器の一例の部分的
断面図である。 1:自己冷却性容器、2:通気性外被、3:内
側容器、4:口部、5:キヤツプ。
図、第2図はこの考案による容器の一例の部分的
断面図である。 1:自己冷却性容器、2:通気性外被、3:内
側容器、4:口部、5:キヤツプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 通気性外被と、該外被の内部に外被と積層さ
れないで自由状態に配設された連続気孔性多孔
質四弗化エチレン樹脂による内側容器とより成
り、該内側容器の一部に液給排用口部を設ける
と共に前記通気性外被はこの内側容器に比較し
て相対的に小さく形成し、前記内側容器に襞部
を形成したことを特徴とする自己冷却性容器。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自己
冷却性容器において、通気性外被と内側容器と
は相互に非相似形である自己冷却性容器。 3 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
のいずれかに記載の自己冷却性容器において、
通気性外被は布製であり袋状に形成される自己
冷却性容器。 4 実用新案登録請求の範囲第1項から第3項の
いずれか1つに記載の自己冷却性容器におい
て、内側容器は複数の連続気孔性多孔質四弗化
エチレン樹脂フイルムを重ね合せて袋状に形成
してなる自己冷却性容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13287582U JPS5936488U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 自己冷却性容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13287582U JPS5936488U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 自己冷却性容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936488U JPS5936488U (ja) | 1984-03-07 |
JPH031755Y2 true JPH031755Y2 (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=30299923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13287582U Granted JPS5936488U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 自己冷却性容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936488U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2834973B1 (fr) * | 2002-01-18 | 2005-04-15 | Thermagen | Isolation d'un emballage de boisson auto-refrigerant |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13287582U patent/JPS5936488U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5936488U (ja) | 1984-03-07 |
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