JPH0110387Y2 - - Google Patents

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JPH0110387Y2
JPH0110387Y2 JP1983136644U JP13664483U JPH0110387Y2 JP H0110387 Y2 JPH0110387 Y2 JP H0110387Y2 JP 1983136644 U JP1983136644 U JP 1983136644U JP 13664483 U JP13664483 U JP 13664483U JP H0110387 Y2 JPH0110387 Y2 JP H0110387Y2
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JP
Japan
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mat body
heat
aquarium
sealed
air
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JP1983136644U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水槽に関し、詳しくは不使用時には、
コンパクトに折りたたむことができ、使用時に空
気を吹込むことにより定置の水槽となる簡便な水
槽に関する。
一般に、災害時に使用する貯水タンク、レジヤ
ー時に使用する簡易水槽などは固定式構造で形成
されており、不使用時に折りたためる構造のもの
は存在しなかつた。
本考案は、不使用時にはコンパクトに折りたた
むことにより収納スペースをあまり必要とせず、
使用時には組立が簡単で、しかも保型性に優れ、
かつ断熱効果を有する水槽を提供するものであ
る。
本考案は重ね合わせた合成樹脂製フイルムまた
はシートの周辺部を熱融着シール部となし、かつ
フイルムまたはシートの中間部の適所を断続的に
熱融着して格子状に形成し、該熱融着部に空気連
通口を設けると共に、該フイルムまたはシートの
所定位置に空気吹込口を設けて空気封入可能なマ
ツト体を形成し、該マツト体の両端部を熱融着し
て円筒状マツト体となし、該円筒状マツト体の一
方の開口部周囲を絞り、メタルクリツプで緊締閉
塞することにより底部を形成すると共に、該円筒
状マツト体の底部と側壁部の境界を形成するリン
グ体を該円筒状マツト体の内面所定位置に設けた
ことを特徴とする水槽である。
つぎに本考案を図面により説明すると、第1図
は本考案の水槽の斜視図、第2図は前図A−A線
断面図であり、符号1は水槽本体であつて、1a
は水槽本体の側壁部、1bは同底部、2は空気吹
込用バルブ、3は熱融着シール部、4a,4bは
合成樹脂製フイルムまたはシート、5は水槽本体
の側壁部1aと底部1bとの境界形成用のリング
体であつて、水槽本体1の内面所定位置に設けら
れるものである。なお、符号xは合成樹脂製フイ
ルムまたはシート4a,4b内部空気室を示す。
ここでフイルムまたはシートの素材たる合成樹脂
としてはフレキシブルなものが好ましく、通常は
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル、ポリエーテル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステルな
どの熱可塑性樹脂が用いられる。
第3図は2枚合成樹脂製フイルムまたはシート
4a,4bを重ね合わせ、その周辺および中間部
の適所を断続的に熱融着する場合の加工状態図で
あつて、符号6,7は合成樹脂製フイルムまたは
シートを巻設した原反ロール、8,9はテンシヨ
ンロール、10,11はヒートシール用ロールで
あり、マツト体12が形成されてゆく。
第4図はマツト体12の一部破断正面図であつ
て、その周辺および中間部の適所に熱融着シール
部3が形成され、中間部の熱融着は断続的に行な
うことにより所定位置に空気連通口13が設けら
れ、この空気連通口13の存在により空気吹込口
2から吹込まれた空気がマツト体12内の各内部
空気室に平均的に充填されることとなる。
第5図はマツト体12の両端部を熱融着して円
筒状マツト体14を形成した状態の斜視図であ
り、符号15は胴巻きシール部である。
第6図は円筒状マツト体14の一方の開口部周
囲をメタルクリツプ16で緊締閉塞した状態の斜
視図であり、第7図は手提部17を取付けた水槽
の斜視図である。
なお、上記メタルクリツプ16に代えて円筒状
マツト体14の一方の開口部周囲を熱融着シール
等で閉塞することも可能である。
つぎに、本考案の水槽を製作する場合の1例に
ついて述べると、まず第3図に示した如く、合成
樹脂製フイルムまたはシート4a,4bを層状
(通常2枚であるが、2枚以上であつてもよい)
に重ね、ヒートシール用ロール10,11等を利
用して合成樹脂製フイルムまたはシート4a,4
bの周囲およびその中間部適所を熱融着シール部
3となしてマツト体12を形成する。この場合、
合成樹脂製フイルムまたはシート4a,4bの中
間部における熱融着シール部3は、たとえば格子
状などのように縦および/または横方向に断続的
に形成すると水槽の強度を向上させるのに好適で
あり、しかも該熱融着シール部3に空気連通口1
3を形成されることとなり、各内部空気室x間の
空気の流通が自由となる。
上記マツト体12を丸めて円筒状マツト体14
を形成し、該マツト体12の両端接続部を熱融着
して胴巻きシール部15とすることにより円筒状
マツト体14が形成される。この円筒状マツト体
14の一方の開口部周囲にメタルクリツプ16を
設けたり、あるいはその部分を熱融着シール部と
する等の手段により閉塞して水槽の底部1bを形
成する。
水槽本体1の側壁部1aと底部1bとの境界と
なる水槽本体1の内面位置には、硬質合成樹脂や
アルミニウム、ステンレススチール等の適宜素材
からなるリング体5を設置することにより境界位
置の折れ曲り形成を手助けすることができる。
本考案は上記の構成にかかり、フレキシブルな
素材から形成されるため、自由に折りたたむこと
が可能であり、また使用時には空気吹込口2より
空気を充填し、筒状マツト体14内の各空気室x
に平均的に空気を充満させることにより水槽を完
成させる。水槽本体1の側壁部1aと底部1bの
境界にリング体5が設置することにより、水槽本
体1の保型性、安定性を極めて優れたものとする
ことができる。
なお、水槽本体1の不使用時に収納する際に
は、空気吹込口2の蓋を開いて空気を排出するこ
とにより円筒状マツト体14はコンパクトに折り
たたみ可能となる。
本考案の水槽は災害時の貯水タンクとして用い
られるほかキヤンプ、海水浴等レジヤー時に氷を
入れて缶ビール、缶ジユース等を冷却するための
簡易水槽、自動車用備品としての折りたたみバケ
ツ、釣用生餌入れバケツ等として利用すると大変
便利である。
本考案の水槽は支柱等を使用しないので、水槽
の組立や収納を極めて簡単に行なうことができ、
しかも素材がフレキシブルなものであるから不使
用時には小さく折りたたむことができ、収納スペ
ースをあまりとらず、さらに全体が軽量であると
ともに強度も充分であり、空気層の存在により断
熱効果をも有する等種々の特色を具有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は前図のA−
A線断面図、第3図は合成樹脂製フイルムまたは
シートに熱融着シール部を形成する際の加工状態
図、第4図はマツト体の一部破断正面図、第5図
は円筒状マツト体の斜視図、第6図は円筒状マツ
ト体の一方の開口部にメタルクリツプを取付けた
状態の斜視図、第7図は手提部を取付けた水槽本
体の斜視図である。 1……水槽本体、1a……側壁部、1b……底
部、2……バルブ、3……熱融着シール部、4
a,4b……合成樹脂製フイルムまたはシート、
5……リング体、12……マツト体、13……空
気連通口、14……円筒状マツト体、16……メ
タルクリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重ね合わせた合成樹脂製フイルムまたはシート
    の周辺部を熱融着シール部となし、かつフイルム
    またはシートの中間部の適所を断続的に熱融着し
    て格子状に形成し、該熱融着部に空気連通口を設
    けると共に、該フイルムまたはシートの所定位置
    に空気吹込口を設けて空気封入可能なマツト体を
    形成し、該マツト体の両端部を熱融着して円筒状
    マツト体となし、該円筒状マツト体の一方の開口
    部周囲を絞り、メタルクリツプで緊締閉塞するこ
    とにより底部を形成すると共に、該円筒状マツト
    体の底部と側壁部の境界を形成するリング体を該
    円筒状マツト体の内面所定位置に設けたことを特
    徴とする水槽。
JP13664483U 1983-09-05 1983-09-05 水槽 Granted JPS6043589U (ja)

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JP13664483U JPS6043589U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 水槽

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JP13664483U JPS6043589U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 水槽

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Publication Number Publication Date
JPS6043589U JPS6043589U (ja) 1985-03-27
JPH0110387Y2 true JPH0110387Y2 (ja) 1989-03-24

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ID=30307171

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JP13664483U Granted JPS6043589U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 水槽

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH062945Y2 (ja) * 1988-11-24 1994-01-26 大介 藤井 グレンバスケット
KR102535537B1 (ko) * 2022-06-03 2023-05-26 (주)한국소방기구제작소 전기자동차의 화재시 배터리 안정화방법

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Publication number Publication date
JPS6043589U (ja) 1985-03-27

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