JPS63159437A - 熱可塑性エラストマー - Google Patents

熱可塑性エラストマー

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JPS63159437A
JPS63159437A JP62288616A JP28861687A JPS63159437A JP S63159437 A JPS63159437 A JP S63159437A JP 62288616 A JP62288616 A JP 62288616A JP 28861687 A JP28861687 A JP 28861687A JP S63159437 A JPS63159437 A JP S63159437A
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epoxidized
thermoplastic elastomer
epoxy
parts
elastomer
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JP62288616A
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ローレンス・クラーク
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Armstrong World Industries Inc
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    • C08L91/06Waxes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、動的に橋かけした熱可塑性エラストマーに
関し、特に1分子当たり最低2つのエポキシ部分(多官
能性エポキシ)を有するエポキシ橋かけ剤を使用してカ
ルボキシル化ブタジエン−アクリロニトリル・エラスト
マーの動的橋かけにより生成される特異の熱可塑性エラ
ストマーに関する。
発明が解決しようとする問題点 本発明の組成物は容易に加工される熱可塑性エラストマ
ーの利点と従来の加硫ゴムの優れた物理的性質の両方を
持った熱可塑性エラストマーを提供することができる。
更に色、可とう性、硬度のような特殊な特性を提供、変
性または高めるために充填剤、顔料、および可塑剤のよ
うな材料を含むことも本発明の範囲内にある。
本発明の組成物はホース、ベルト、ワイヤーおよびケー
ブル絶縁材料、履物、機械的品物および広範囲の他のゴ
ム製品のような品物を提供するために使用することがで
きる。これらの熱可塑性エラストマーは押出し、射出成
形またはカレンダー加工することができる。
本発明はイオン結合と共有結合の両方の存在を特徴とす
る熱可塑性エラストマーを提供する。イオン結合は両方
の正合体上のカルボキシル基の部公的中和によって形成
される。共有結合は他官能性エポキシ橋かけ剤とエラス
トマーおよびイオノマー共重合体の両方に存在するカル
ボキシル基との反応によって形成される。イオン結合と
共有結合の存在は、イオン重合体に典型的である容易な
加工特性を有する熱可塑性エラストマーを提供すると共
に優れた物理的性質も提供する。
問題点を解決するための手段 本発明は優れた物理的性質と優れた加工性の両方を持っ
た熱可塑性エラストマーを提供する。かかるエラストマ
ーは、(a)カルボキシル化ブタジエン−アクリロニト
リル・エラストマー(XNBR)と(b)少なくとも部
分的に金属イオンで中和されているエチレン/アクリル
酸共重合体(エチレンのイオノマーとアクリル酸)の動
的゛に嬌かけされた混合物からなり、(a)と(b)は
多官能性エポキシ橋かけ剤で動的に橋かけされている。
多官能性エポキシ橋かけ剤はひとつ以上のエポキシ部分
を有する化合物にすることができる。エチレン/アクリ
ル酸共重合体は動的橋かけに加えてイオン橋かけを提供
するために少なくとも部分的に金属イオンで中和されて
いなければならない。
金属イオンの許容される最低mは、全重合体の100部
あたり、5部の金属を提供するために必要な金属の量で
ある。
本組成物を生成する動的橋かけ反応はエラストマー、イ
オノマー、およびエポキシ橋かけ剤の混合体にせん断、
および熱を加えることによって生じさせることができる
多官能性エポキシ橋かけ剤は全重合体の100部あたり
(Php)最低o、ol−o部のオキシラン酸素を提供
するために必要な量で存在する必要がある。
熱可塑性エラストマーはXNBRとエチレン/アクリル
酸共重合体(またはイオノマー)の均一混合体を橋かけ
剤とともに高温(135℃以上)で動的に橋かけするこ
とにより、て調製することができる。橋かけ中にせん断
を提供する必要がある。
金属イオンを別に添加する必要がある場合にはそれは動
的橋かけの前または後に混合することができる。多官能
性エポキシは、均一に橋かけされた生成ぶつを得るため
に、(a)動的橋かけを生じさせるべく高温にする前に
良く混合するか、または(b)混合中に均一混合体に注
意深く添加すべきである。本案明細書における用語「動
的」橋かけは多官能性エポキシでの橋かけ反応が生じて
いる間に混合体にせん断心力を加えることを意味する。
従来の加硫が回避されて、他の成分との混合のためある
いは最終製品を生成するために再び溶解することができ
る生成物が生成される。その生成物は押出し、圧縮成形
、および射出成形によって必要な形にすることができる
作用 XNBR,エポキシ橋かけ剤、エチレン/アクリル酸共
重合体、および中和用金属イオンの濃度は総て広範囲に
変えることができる。このように特に必要な性質を得る
ことができる。
カルボキシル化ブタジエン−アクリロニトリル・エラス
トマーの濃度は約90ないし約10・Phpと広範囲に
することができる。同時にエチレン/アクリル酸共重合
体の濃度は全重合体の100部あたり(Php)約10
ないし約90部と広範囲にすることができる。多官能性
エポキシ橋かけ剤は最低的0.010部のオキシラン酸
素・Phpを提供するのに十分な量で存在すべきである
カルボキシル化ブタジエン−アクリロニトリル・エラス
トマーの望ましい濃度範囲は約80ないし約15・Ph
pであるが、最J濃度は約75ないし約20 ・Php
である。イオノマーの望ましい濃度範囲は約20ないし
約85・Phpであるが、最iaa度は約25ないし約
85・Phpである。
多官能性エポキシ橋かけ剤のオキシラン酸素の水準は約
0.01ないし約7.0・Phpと広い範囲にすること
ができる。しかしながら、更に望ましい範囲は約0.0
20ないし約3・Phpであり、最適の範囲は約0.0
30ないし約2.5・Phpである。
イオン結合を提供するために、エラストマー−イオノマ
ー混合体に存在する中和用金属イオンは樹脂100部あ
たり最低、5部にする必要がある。許容される濃度範囲
は樹脂100部あたり約、5ないし約30部である。更
に望ましい範囲は樹脂100部あたり約3ないし約15
部である。最適の範囲は樹脂100部あたり約5ないし
約10部の金属イオンである。
同様に遊離酸(金属イオンの添加後で橋かけの前の中和
アクリル酸)は最低1部にする必要がある。
樹脂100部あたり2部以上の遊離酸が望ましい。未中
和遊離酸の望ましい範囲は樹脂100部あたり約1ない
し約20部である。
多官能性エポキシ橋かけ剤は夏分子あたり1以上のエポ
キシ官能性を有する化合物である。これらの化合物は種
々のものが市販されている。
多官能性エポキシ化合物は本組成物には橋かけ剤として
使用される。許容されるエポキシ橋かけ剤はエポキシ化
大豆油、エポキシ化亜麻仁油、エポキシ化トール油、ま
たはエポキシ化天然ゴムである。許容されるエポキシ化
橋かけ剤はエポキシ化アルキル・グリシジル・エーテル
、フェノールのエポキシ化ポリグリシジル・エーテル、
芳香族化合物のエポキシ化グリシジル・エーテル、エポ
キシ・シクロアルキル・カルボキシレート、脂肪族ポリ
オールのエポキシ化グリシジル・ニー戸ル、エポキシ化
チオグリシジル樹脂、グリシツル・エステル、エポキシ
化ポリブタジェン、エポキシ化不飽和ポリエステルから
成る群からも選ぶことができる。
望ましい多官能性エポキシ橋かけ剤はフェノール・フォ
ルムアルデヒド、3.4−エポキシシクロへクサルメチ
ルーシクロヘクサン、ポリ(2,3−エポキシ・プロピ
ル)エーテル・カルボキシレート、テトラ・グリシドキ
シ、テトラフェニルエタン、2.2−ビス[4,(2,
3〜エポキシ プロポキシ)−3,5−ディブロモフェ
ニル]プロパンおよびビス・フェノールへのエポキシ化
ディグリシジル・エーテル。
これらの中で3.4−エボキシシクロヘクサルメチル−
(3,4−エポキシ)シクロヘクサン・カルボキシレー
トが優れた架橋活蛍と中程度に速い反応速度を有する優
れた橋かけ剤であることが注目される。
カルボキシル化ブタジェン−アクリロニトリル重合体は
最低1重量%のカルボキシル化単量体を含有すべきであ
る。カルボキシル化’1M体の濃度の許容される範囲は
約1ないし約20重量%である。
望ましい範囲は約2.5ないし約15重量%のカルボキ
シル化単量体であり、最適の濃度範囲は約3ないし10
重量%である。アクリロニトリル単量体は約15ないし
約50重量%の範囲で存在することが許容されるが、約
18ないし約45重量%の範′囲で存在することが望ま
しく、約20ないし400重量の濃度範囲が更に望まし
い。カルボキシル化ブタジェン−アクリロニトリル重合
体は市販されておりボリサール、グツドイヤーおよびグ
ツドリッチのような供給源から購入することができる。
エチレン/アクリレート・イオノマーとエチレン/アク
リル酸共重合体は共に市販されている。
必要ならばエチレン/アクリレート・イオノマーを直接
利用するかあるいはエチレン/アクリル酸共重合体を使
用して金属塩を添加することによって適当量の金属イオ
ンを添加することができる。
金属塩は動的架橋の前または後に融成物を混合すること
によって添加することが適当である。しかしながら市販
のイオノマーを使用するときでも、動的橋かけの前また
は後に金属塩を添加することによって金属イオンの濃度
を高めることが許される。金属酸化物を使用することが
望ましい。
イオノマーのアクリレート部分の存在量は最低的1.0
部・Phpにすべきである。従ってアクリレート部分(
中和および未中和アクリレートの両方を含む)の許容範
囲は約1.0ないし約50部・Phpである。望ましい
範囲は約5ないし約30部・Phpであり更に望ましい
範囲は約10ないし25部・Phpである。
前述の中和用金属イオンは金属塩を添加することによっ
て提供することができる。いずれの金属塩も使用するこ
とができるが、金属酸化物を使用することが望ましい。
一般に利用する金属イオンは金属塩の金属であるが、望
ましい金属は周期表のI族および■族から選ぶ。更に望
ましい金属は亜鉛、ナトリウム、カルシウムおよびマグ
ネシウムであるが、これらの金属の酸化物が最適である
以上の議論から、本発明の製造方法は2.3の実施態様
を有することがわかる。イオン性橋かけを促進するため
に金属イオンの添加とともに 、XNBRとの混合体に
エチレン/アクリル酸共重合体またはイオノマーを使用
することができる。
金属塩の形態における金属イオンは、多官能性橋かけ剤
での動的な橋かけの前または後に更に添加することがで
きる。
橋かけ剤を添加する温度も変えることができる。
そのうえ、橋かけ剤を130℃(一般に110ないし1
30℃)以下の温度で添加する場合は、橋かけ剤は他の
成分の添加の前または後にXNBRまたはエチレン/ア
クリル酸共重合体(またはイオノマー)と混合すること
ができる。望ましい実施態様は(1)X N B Rと
(2)多官能性エポキシ架橋剤と(3)イオノマーまた
はエチレン/アクリル酸共重合体を135℃以下(約1
10ないし130℃が望ましい)の温度において均一に
混合することを必要とする。それらの成分は都合の良い
順序で添加することができる。均一な混合体を得た後、
その温度は動的橋かけを行うために135℃以上に上げ
る。上昇させた温度は動的橋かけが完了するまで維持す
る。その温度は200℃以下に保つべきである。望まし
い温度範囲は約140ないし約185℃である。
必要ならば、金属塩は動的橋かけの前または後の都合の
良いときに添加することができる。金属イオンを後で添
加する場合は均一な組成物が得られるまで組成物は溶か
して混合すべきである。組成物は135℃以上で200
℃以下の温度において均一な橋かけを行うのに有効な方
法で橋かけ剤を混合体に添加することによって調製する
ことができるが、橋かけ剤の均一な分散が得られる後ま
で温度を高くすることは望ましくない。これによって不
十分な混合体を橋かけすることによって生じる不均一ま
たは悪い製品の危険性を回避することができる。
適当な混合装置はミル、内部ミキサー、押出し機、およ
びゴムおよびプラスチック産業に適用できる他の装置を
含む。
共有橋かけの水準は、オキシラン酸素の濃度および/ま
たは樹脂における有効カルボキシ官能性の水準を増加ま
たは減少させることによって変わる。この動的(共有)
橋かけが提供されるので本組成物は2つの重合体のイオ
ン橋かけ混合体よりも高温使用範囲を提供することがで
きる。また本組成物は優れた過通性、低引張り伸び、お
よび高引裂き強さを提供することができる。共有橋かけ
(たぶん個々の重合体内ならびに2つの重合体間)は混
合体のイオノマーの特性とと°もに使用温度を高め、物
理的性質全体を改善する。
本然可塑性エラストマーの特性はエラストマー、イオノ
マー、イオン結合の濃度を増大または減少させること、
およびまたは動的橋かけの水準を増減させることによっ
て制御および変えることができる。このほか、熱可塑性
エラストマーに可塑剤、顔料、充填剤、安定剤および酸
化防止剤を使用することも本発明の範囲内にある。かか
る添加物は混合過程のいずれの時点においてら添加する
ことができる。従ってそれらの添加物は動的橋かけの前
または後のいずれの時点においても混合体に添加して均
一に混合することができる。あるいは最終製品を再加熱
してそれらの混合物を混合することもできる。
実施例 本発明は以下の実施例からも容易に理解することができ
る。しかしながら、これらの実施例は本発明の説明のた
めであって限定を意図するものではない。
次の実施例は動的に橋かけした最終製品について行った
ASTM試験から集めたデータを含む。
試験試料を調製してその試料から個々の試験片を切断し
た。試験試料は、圧力を加えることなく2分の加熱、5
6kg/am”(800psc)の圧力下で2分、そし
て型から取り出す前に圧力下で65℃に冷却する成形サ
イクルを用いて、175℃(特にことわらない限り)で
15,2 cmX 15.2 cnX O,19anの
型に圧縮成形するこキによって調製した。行った試験お
よびASTM番号は次のとおりである。
硬度、ショアA、ASTM、D2240引張り強さ、モ
ジュラス、ASTM  D412伸び、A法 浸せき、油中の体積変化、ASTM  D471圧縮永
久ひずみ、ASTM  D395  [(法メルト・イ
ンデックス、ASTM  D1238引裂き抵抗、ブラ
ウン([3rown)初強度の測定(lbs)は次の方
法に従って行った:試験片を23土1’Cの温度および
50±2%RH(相対温度)において調整した。試験試
料から4 inX 2 in (10,1cmX 5.
 I cm)のU形試験片を3個採取した。そして次の
方法を用いた:(a)試験片の2つの脚部をインストロ
ン試験機にクランプすることにより試験片をインストロ
ン試験機に取り付ける。(b)ジターの間隔を1 in
 (2,54cm)そしてインストロンの[1盛りをゼ
ロにセットし、ジョーを12  in(約30 cm)
 7分の定速度で引き離し、(c)初引裂き強さくIb
5)を記録する。試験値は同一試料の3回の試験片から
得た平均である。
実施例1 試料混合体1−5は120−130℃以内の温度におい
てカルボキシル化ブタジエン−アクリロニトリル・エラ
ストマー(商品名Krynac211)とナトリウムエ
チレン/アクリル酸イオノマー(商品名5urlyn8
920)を混合することによって調製した。エポキシ橋
かけ剤を添加、均一に混合し、その温度を155℃に」
―げた。使用した橋かけ剤はエポキシ・ヒドロカルピル
橋かけ剤(商品名Paraplex G−62)、エポ
キシ化大豆油(約6.8%のオキシラン酸素)であった
エポキシ橋かけ剤を添加しないときには、その温度は2
つの重合体の初混合の後に155℃に上げ、その混合体
を更に5分混合し、カルビキシル化ニトリル重合体の遊
離カルボキシル単位とイオノマーの金属イオン間の相互
反応をさせた。かかる方法によって2つの重合体の混合
イオノマーを生成する。
エポキシ橋かけ剤を含む場合および含まない場合の共重
合体の類似混合物を次の第2表で比較する。この系列は
動的橋かけが本エポキシ化橋かけ剤によって導入されて
広範囲の重合体比に渡って熱可塑性エラストマーを生成
できることを示す。
第1表 エポキシ2部添加  210  860 37j  5
9    37工ボキシ2部添加  450  125
0 340  80    54Krynac211 
50 3Surlyn−Na  50  970 2060 
395 93   67工ボキシ2部添加  1120
  2310 265  94    91工ポキシ2
部添加  2100  3450 205  97  
  −エポキシ2部添加  2500  3590 1
55  97    −以上の実施例において、エポキ
シ橋かけ剤を含まないで調製した材料(イオン橋かけの
みであって共有橋かけをしないもの)は最初にミルを1
00110℃の間の温度に冷却することによってミルか
らシート全体だけとりだすことができたことが注目され
る。しかしながら、エポキシ橋かけ剤で共有橋かけした
混合体は冷却することなく1枚のシートとしてミルから
容易に取り出すことができた。したがって、これは15
0−155℃の温度においてその良好な加工性を示す。
実施例2 試料混合体6−10は次の一般的な方法に従って調製し
た。 この実施例で使用し、約9%のカルボキシル化単
量体、および約25−29%アクリロニトリル中量体(
ボリサール社販売の商品名Krynac2+1 )を含
有するカルボキシル化ブタジェン−アクリロニトリル侮
エラストマーは特定量の3urlyn 8920(エチ
レン/アクリル酸とナトリウムの共重合体)と共にそれ
ぞれの試料に対して以下に記載する竜で混合された。そ
れらの混合体は150−155℃の温度において実験用
ミルで2つの重合体を混合することによって作った。初
混合の後、ミリングをこの温度で5分間継続させてカル
ボキシル化ニトリル重合体の遊離カルボキシル化単位と
イオノマーの金属イオン間の相互作用を誘導した。かか
る混合行程により2つの重合体の混合オオノマーが生成
する。この混合イオノマーのミリング特性は、混合ミル
の温度を組成物が単一シートとしてミルから取り出す前
に100−110℃に下げなければならないということ
であった。試料7−10に対しては、2つの重合体の初
混合の後混合体にエポキシ・ヒドロカルピル橋かけ剤(
商品名Praplex G−62エポキシ化大豆油)を
添加し、ミリングを150−155℃の温度において更
に5分間行い更に5分間継続して動的橋かけ生成物を生
成させた。その行程中、橋かけの効力はミリングの2な
いし3分後が明白であった。動的橋かけ剤が生じるのに
伴い、混合物は高凝集、ミルへの低粘着性、高粘性およ
び高弾性を示す。橋かけの更に望ましい水準(0,5部
以下)においては、更に均一な流動性および加工性を有
する円滑なミリング・シートが生成される。橋かけされ
た混合体は、動的橋かけが存在しないときに必要な冷却
を行うことなく単一シートとして+50−155℃のミ
ルから容易に取り出すことができた。
1表− 6エボキン   0  670  1880 445 
 86    597エボキシ   1  810  
2150 400  88    878エポキシ  
 2  930  21140 335  87   
 899エポキシ   3  935  2350 2
75  89    921Oエポキシ   5  9
20  2200 215  90    67実施例
3 エチレン/アクリル酸共重合体(et/ac共心合体)
はダウケミカルで製造した商品名Primacor43
5を使用した。アクリル酸単量体の含量は約3%である
。この実施例は優れた加工性と物理的性質をもった所望
の熱可塑性エラストマーを生成するにはイオン結合と共
有結合が必要であることを示す。使用したエラストマー
は実施例2に記載したものと同一である。エラストマー
(XNBR)、エチレン/アクリル酸共重合体、および
酸化亜鉛を120−130℃の温度において下記の第3
表に示した量で添加し混合した。エポキシ橋かけ剤(エ
ポキシ化大豆油、約6,8%のオキシラン含量を有する
商品名Paraplex G−62)は第3表に示した
量で添加した。しかる後にその温度を155℃に上げた
。その混合体は橋かけが生じている間591℃混合させ
て熱可塑性エラストマーを完成させた。
第1II表 試料          11   12   13 
  111、L記第3表で粗いと示した混合体は望まし
いものではなかった(固まりがあり、穴があり、そして
滑らかな組織をもたなかった)。
実施例4 使用混合体15−18は実施例2で説明した方法に従っ
て調製した。同一のカルボキシル化ブタジエン−アクリ
ロニトリル・エラストマー(商品名Krynac 21
1)を使用した。他の共重合体は次の表に示した量の共
重合体エチレン亜鉛アクリレート・イオノマー(商品名
5urlyn 9020)であった。同一の橋かけ剤(
商品名Paraplex G−62)は実施例1のよう
に使用した。
第1v表 15エポキシ   0  350  1030 685
  79    41前頁の混合体はIないし2.0・
Php (望ましくは1.5−2.0・Php)のエポ
キシ水草において優れた加工性と良好な物理的性質を示
している。
実施例5(比較) これは、実施例1−4で使用した同一の橋かけ剤を実施
例!−4で使用した同一のXNBRと種々の晴で混合す
る比較例である。これら2つの成分は実験用ミルで15
0−155℃の温度において混合し、175℃で圧縮成
形し、圧力下で冷却させた。
ミリング行程の間、XNBRが橋かけされたことは明白
であった。この組成物は、望ましくなく良好な物理的性
質が得られなかった。橋かけ濃度が引張り強さを増す程
十分高いときミルド・シート自身は粗く、たくさんの穴
ができ、そして脆くなった。次の第5表は前記実施例で
使用した同じ橋かけ剤の類似量で調製された試料19−
21を示す。
第5表の混合体は従って動的(共有)嬌かけのみを有し
た。
第V表 19エポキシ    1   92    400  
 495   49XNBR100 20PAR−62292500°  44G    4
9分型内を流動しなかった。
実施例6(比較例) 次の試料混合体22−27はナトリウム・イオノマー(
商品名5urlyn8920)と亜鉛イオノマー(商品
名5urlyn902G)の両方で調製された。使用し
たエポキシ橋かけ剤は前記実施例に使用した商品名Pr
aplex G−62であった。試験試料22−27は
+50−155℃でミリングすることによって調製され
た。試験片は175℃で圧縮成形され、圧力下で冷却さ
れた。
第6表はこれらの試料で行った試験結果を示す。
22Surlyn8920100 2475 4470
 275 97  4g、7Surlyn8920  
to。
23エポキシI   2560  4340 230 
 95     +、l5urlyn8920 100 24エボキン2  2660  3290 110  
95    −25Surlyn8920 100  
 1240   2730  340   94   
   −3urlyn8920  Ion 26エボキノ  0.5  1530  2670 2
15  95    −3urlyn8920 100 27エボキノ  1.0  1540  2750 2
00  94    −*メルト・インデックス、=g
/10分、約190”C(375°F)および約30k
g/cm”(433PSIXASTM DI238)前
記試料は実施例2で使用したのと同一なエボキン橋かけ
剤を使用してナトリウム・イオノマー(商品名5url
yn8920)と亜鉛イオノマー(商品名5urlyn
9020)の両方を示す。両方の重合体はナトリウムが
1部そして亜鉛が0.5部と極めて低水準の橋かけ剤の
添加でで混合ミルにおける粘度の著しい増加を示す。亜
鉛はナトリウムよりもその粘度か急激に、ヒ昇すること
を示している。更に高レベルの橋かけ剤において、その
粘度は低メルト・インデックスで示すように重合体をも
はや効果的に加工できない点まで増大した。かかる組成
物は満足に押出すこともまた射出成形することもできな
かった。
個々の重合体と異なり、カルボキシル化ブタジェン ア
クリロニトリル・エラストマーと金属イオンで中和した
エチレン/アクリル酸共重合体の混合体は多官能性エポ
キシ化合物で動的に橋かけされて良好な物理的性質と優
れた加工特性をもった熟可塑性エラストマーを生成する
ことができる。
実施例7 この実施例において、使用したX N B I’i!エ
ラストマーはPolysar社販売の商品名Kryna
c231でありそれは約7%のカルボキシル化単量体と
30−33%の範囲内のアクリロニトリル単量体を有し
た。
このXNBRは’1fst体は試料28で示す。もうひ
とつのX N rl R(Goodyear社の商品名
 NX  775)も約7%のカルボキシル化単量体く
試料29)を含有したが、アクリロ−ニトリル単量体の
含量は約28%であった。そのイオノマーは5urly
n8920(記載済み)であった。
これらの混合体は実施例2の方法に従って調製した。
第V11表 エポキシ   2  920  1890 325  
89    75実施例8 この実施例は、充填剤、酸化防止剤および加工助剤が加
工性の改善、こわさおよび硬度の増大またはコストの低
減のような目的のために動的に橋かけされた混合体に添
加できることを示す。使用したXNBRは前述のKry
nac211であった。使用したイオノマーは前述の5
urlyn8920イオノマーであり、使用したエポキ
シ橋かけ剤は前述のParaplex G−62であっ
た。これらのはすべて第8表に示した量で使用された。
第8表の試料は次の方法に従って調製された。エポキシ
橋かけ剤共重合体と5urlyn8920イオノマーは
150−155℃において実験用ミルてメルト混合され
た9、初混合の後、FEFブラック、カルボワックス4
000.アジエライト・スーパーライト(ジ」3−ナフ
チルP フェニレン ジアミン)を添加し、続いてI’
araplex G−62(エポキシ)を添加した。そ
れらの材料のすべてを添加した後、動的橋かけ剤が完了
するまで150−155℃のミル温度においてミリング
を5分間継続させた。以下に示す第8表は各成分の量お
よびこの試料について行った試験結果を示す。
第Vll1表 FEPブラック  15 1390 2220 175
  94    85実施例9 この実施例は本然可塑性エラストマーの望ましい製造方
法を示す。この実施例で行った方法は更に均一な物理的
および加工特性を有する動的橋かけ熱可塑性エラストマ
ーを生成ケる。
第9表に示す試料は冷間の研究室用混合ミルでエポキシ
化天然ゴム橋かけ剤(表のエポキシ)とX N 13 
Rとを混合することによって調製された。
その混合体は次に120℃においてイオノマーとメルト
混合された。その混合体を均一に混合した後その温度を
147−156℃に上げてミリングを5分間継続させて
更に迅速な橋かけを生じさせた。生成した熱可塑性エラ
ストマーは通常の熱可塑性加工装置で容易に加工された
。次の第9表に示す表はこの方法に従って調製された試
料の試験結果を示す。組成物の全イオンの含量を増すた
めの酸化亜鉛の添加はモジュラスのわずかの増加と伸び
の低丁を示す。引張り強さおよび硬度におけろ変動は実
験誤差の範囲内にあると思われる。
第1x表 31Surlyn8920  35 エボキン   10  704    2325   
  352   88Krynac2+1     5
5 32Surlyn8920  35 エポキノ   1O ZnO5812225932087 Krynac211  50 33Surlyn8920  35 エボキノ   15  870   2003    
198   38Krynac211  50 34Surlyn8920  35 エポキシ   15 ZnO5906248427390 Krynac211  45 Krynac211  45 36Surlyn8920  35 エボキン   20 Zn0      5   g74   2413  
  290   90Krynac211  60 37Surlyn9020  40 エポキン    3 ZnO555013840382 Krynac211  60 38Surlyn9020  4G エボキン   5 Zn0      5  555   1460   
 446   82Krynac211はカルボキンル
化ブタジェン アクリロニトリル・エラストマー(実施
例2(7)XNBR,9%のカルボキンル化単屯体と約
25−29%のアクリロニトリルm1体)であった。S
urlyng920は実施例2のエチレン/′アクリル
酸共重合体のナトリウム・イオノマーであり、Sur’
1yn902Gは亜鉛イオノマーであった。エポキシ化
天然ゴム(EN17〜50)は°゛ユ市結合のエポキシ
化約50モル%を含有1.た。このエポキシ化は不規則
であることが示された。
実施例10 組成物は、商品名Paraplax G−62のエポキ
シ橋かけ剤の添加L1tに3つの重合体を両有混合した
ことを除いて実施例2の試料7−10と同じように混合
した。Paraplex G 62の添加後、ミリング
は動的橋かけを完−fさせるために150155℃の混
合温度で5分間継続させた。
エヂレンービニル・アセテート共重合体(商品名Elv
ax 360、約25%のビニル・アセテートを含有)
は固体nJ塑剤または変成剤として添加した。
そしてそれは引張り強さの伸びおよび引裂き強さを激し
く限定することなくモジュラスおよび硬度を効果的に低
減させた。Elvax 360(非反応性熱可塑性樹脂
)は動的に橋かけ仕ずあるいは熱可塑性エラストマーの
イオン!−R造にならない。
ユに衣− 1”araplex G−62332,5初荷1fft
   (Lbs)      47    52   
 60実施例11 この実施例のエラストマー(Krynac21+)とイ
オノ? −(Surlyn8920)は120130℃
の温度において第11表に示した量で均一に混合した。
使用したエポキシ橋か1)剤は混合中に添加した。そし
て次にその温度を155℃に上げ、橋かけ°を生じさせ
ながらその混合体を更に5分間混合して熱可塑性エラス
トマーを得た。
この実施例は本発明が特定の多官能性エポキシの橋かけ
活量に限定されないことおよび混和性の多官能性エポキ
シ化合物はいずれも動的橋かけ剤として使用できろこと
を示す。得られた熱可塑性エラストマーの望ましい加工
性と物理的性質を得るのに必要な濃度は分子構造とオキ
シランの全含量に依存する。多官能性エポキシ橋かけ剤
のオキノラノ含量は5ないし15%が望ましい。次のエ
ポキシ化合物が評価された。
略号商品名 化学名        製造業各A、Dr
apexlO,4エポキシ化亜麻仁油 (Argus)
B、Drapex4.4 4.4°−オクチル・エポキ
シ・タレート  (Argus)C,Iipon82g
   ビスフェノールAのグリシジル・エーテル(Sh
ell) D、Araldite   フェノール−ホルムアルデ
ヒド・IEP旧138   ノボラックのポリグリシジ
ル・エーテル     (Ciba−Geig)E、A
raldite   3.4エポキシシクロへキサルメ
ヂCY179   ル(3,4−エポキシシクロヘキサ
ン)・カルボキシレート(Ci ba −Ge i g
y )F、Epon1031   テトラグリンドキン
・テトラツボニルエタン (Shell)G、14PI
 Rex   テトラブロモ・ビスフェノール^516
3   のジグリシジル・エーテル(Celanese
) 11、Araldite   nブチル・グリシジル・
エーテルRD l            (C4ba
 Geigy)第x1表 5urlyn8920  40  670  18g0
 445  86   59伺エボキンA   2  
900  2360 30G   89   8942
エボキンB   2  600  1630 300 
 87   6343エボキンC2915216029
0906644エボキンC51220241020G 
  9G    7045エボキソD   2  78
0  1700 235  89   5746エボキ
シF   2  740  1780 265  88
   4447エポキノF   4  870  19
70 195  90   4948エポキシG   
2  700  1320 250  90   43
49エポキシG   4  840  1420 18
5  90   5050エポキシ11  2  57
5  1230 380  85    37橋かけは
モジュラス、硬度および引裂き強さの増加、および伸び
の減少によって示される。望ましい橋かけ剤は引張り強
さも増大させる。エポキシII、n−ブチル・グリシジ
ル・エーテル、−官能性エポキシ分子は橋かけ剤に影響
を与えない。そのかわりそれは可塑化の作用を有し、モ
ジュラス、引張り、伸び、硬度および引裂き強さを下げ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)カルボキシル化ブタジエン−アクリロニトリ
    ル・エラストマーと、 (b)金属イオンで少なくとも部分的に中和されている
    エチレン/アクリル酸共重合体との動的橋かけ混合体か
    ら成り、 (a)と(b)が多官能性エポキシ橋かけ剤で動的に橋
    かけされていることを特徴とする熱可塑性エラストマー
    。 2、前記金属イオンが、0.5部・Phpの最小量で存
    在する特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラストマ
    ー。 3、前記金属イオンが、周期表の I 族及びII族の金属
    から選ばれる特許請求の範囲第2項記載の熱可塑性エラ
    ストマー。 4、カルボキシル化ブタジエン−アクリロニトリル・エ
    ラストマーが約10ないし約90重量部の範囲の量で存
    在し、エチレン/アクリル酸共重合体が約90ないし約
    10重量部の範囲の量で存在する特許請求の範囲第2項
    記載の熱過塑性エラストマー。 5、エポキシ橋かけ剤が最低0.010部のオキシラン
    酸素Phpを提供するのに十分な量で存在する特許請求
    の範囲第2項記載の熱可塑性エラストマー。 6、多官能性エポキシ橋かけ剤は、エポキシ化大豆油、
    エポキシ化亜麻仁油、エポキシ化トール油、またはエポ
    キシ化天然ゴムから成る群からえらばれる特許請求の範
    囲第2項記載の熱可塑性エラストマー。 7、エラストマー(a)のカルボキシル化単量体の含量
    はエラストマーの約2.5ないし15重量部の範囲にあ
    る特許請求の範囲第1項記載の熱過塑性エラストマー。 8、エポキシ橋かけ剤は前重合体の100部あたり最低
    0.010部のオキシラン酸素を提供するのに十分な量
    で存在する特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラス
    トマー。 9、エポキシ橋かけ剤は、エポキシ化アルキル・グリシ
    ジル・エーテル、フェノールのエポキシ化ポリグリシジ
    ル・エーテル、芳香族化合物のエポキシ化グリシジル・
    エーテル、エポキシ・シクロアルキル・カルボキシレー
    ト、脂肪族ポリオールのエポキシ化グリシジル・エーテ
    ル、エポキシ化チオグリシジル樹脂、グリシジル・エス
    テル、エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化不飽和ポ
    リエステルから成る群から選ばれる特許請求の範囲第2
    項記載の熱可塑性エラストマー。 10、エラストマー(a)は約90ないし約10部・P
    hpの量で存在し、部分的に中和されているエチレン/
    アクリル酸共重合体は約10ないし約90部・Phpの
    量で存在する特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラ
    ストマー。 11、金属イオンは0.5部・Phpの最低量で存在す
    る特許請求の範囲第10項記載の熱可塑性エラストマー
    。 12、充填剤、酸化防止剤、顔料及び可塑剤も含有する
    特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラストマー。 13、130℃以下の温度においてカルボキシル化ブタ
    ジエン−アクリロニトリル・エラストマー、エポキシ橋
    かけ剤、およびエチレン/アクリル酸共重合体の均一混
    合物を混合しその温度を135℃以上に上げて動的橋か
    けをさせるのに十分長い時間混合し、次に金属塩におい
    て混合をして均一な生成物を生成させることによって調
    製された特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラスト
    マー。 14、(a)エラストマー、多官能性エポキシ橋かけ剤
    、および(b)エチレン/アクリル酸の部分中和共重合
    体の均一混合物を約110ないし130℃の温度範囲に
    おいて混合し、次にその温度を135℃以上に上げて、
    動的橋かけをさせるのに十分な時間混合することによっ
    て調製された特許請求の範囲第1項記載の熱可塑性エラ
    ストマー。 15、多官能性エポキシ橋かけ剤はエポキシ化大豆油、
    エポキシ化亜麻仁油、エポキシ化トール油、エポキシ化
    天然ゴム、エポキシ化アルキル・グリシジル・エーテル
    、フェノールのエポキシ化ポリグリシジル・エーテル、
    芳香族化合物のエポキシ化グリシジル・エーテル、エポ
    キシ・シクロアルキル・カルボキシレート、脂肪族ポリ
    オールのエポキシ化グリシジル・エーテル、エポキシ化
    チオグリシジル樹脂、グリシジル・エステル、エポキシ
    化ポリブタジエン、およびエポキシ化不飽和ポリエステ
    ルから成る群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の
    熱可塑性エラストマー。 16、非反応性熱可塑性樹脂も含有する特許請求の範囲
    第1項記載の熱可塑性エラストマー。
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