JP2709562B2 - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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JP2709562B2
JP2709562B2 JP5190736A JP19073693A JP2709562B2 JP 2709562 B2 JP2709562 B2 JP 2709562B2 JP 5190736 A JP5190736 A JP 5190736A JP 19073693 A JP19073693 A JP 19073693A JP 2709562 B2 JP2709562 B2 JP 2709562B2
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明彦 浜田
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    • C08L2205/03Polymer mixtures characterised by other features containing three or more polymers in a blend

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフボールに関す
る。さらに詳しくは、本発明は、打球感およびコントロ
ール性が良好で、かつ飛行性能が優れたゴルフボールに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフボールのカバーの基材樹脂
として、アイオノマー樹脂が広範に使用されている(た
とえば、特開昭49−49727号公報)。特にソリッ
ドコアーを用いたツーピースゴルフボールでは、ほとん
どの場合にアイオノマー樹脂が使用されている。
【0003】これは、アイオノマー樹脂が耐久性、耐カ
ット性、反撥性に優れ、かつ加工しやすく、しかも他の
カバー用基材樹脂に比べて安価であるという理由による
ものである。
【0004】しかし、このアイオノマー樹脂は、かなり
高い硬度と剛性を有するため、糸巻きゴルフボールのカ
バーの基材樹脂として使用されているバラタ(トランス
ポリイソプレン)に比べて、打球感やコントロール性
(スピンのかけ易さ)の点で劣っている。
【0005】そのため、特開平1−308577号公報
には、2〜8個の炭素原子を有するオレフィンと、3〜
8個の炭素原子を有する不飽和モノカルボン酸と、2〜
22個の炭素原子を有するアクリルエステルクラスの不
飽和モノマーとの三元共重合体のナトリウム塩または亜
鉛塩からなる軟質アイオノマー樹脂が提案されている。
【0006】しかしながら、上記の軟質アイオノマー樹
脂を用いた場合、打球感やコントロール性は改善される
ものの、飛行性能や耐カット性が低下するため、満足で
きる性能を有するゴルフボールが得られない。
【0007】また、上記以外にも、アイオノマー樹脂を
軟質化して、打球感やコントロール性能を改善する試み
が種々行われているが、現状では、それらのいずれによ
っても、充分な成果をあげるにいたっていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、アイオ
ノマー樹脂は、硬度が高く剛性を有するため、糸巻きゴ
ルフボールに使用されているバラタに比べて打球感やコ
ントロール性の点で劣っている。また、アイオノマー樹
脂を軟質化して打球感やコントロール性を改善させる試
みも、いまだ充分な成果をあげるにいたっていない。
【0009】したがって、本発明は、アイオノマー樹脂
の優れた特性を保持しながら、その欠点を解消させて、
打球感およびコントロールが良好で、かつ飛行性能が優
れたゴルフボールを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、打球感や
コントロール性と飛行性能とを両立させるべく、カバー
の基材樹脂について鋭意研究を重ねた結果、アイオノマ
ー樹脂に、軟質樹脂成分としてエチレン−アクリレート
−無水マレイン酸三元共重合体と、さらにそれら両者と
反応性を有するグリシジル基含有オレフィン性共重合体
とを加え、それらを加熱混合して得られる樹脂混合物を
カバーの基材として用いるときは、打球感およびコント
ロール性が良好で、かつ飛行性能、耐カット性などが、
満足すべき水準に達しているゴルフボールが得られるこ
とを見出し、本発明を完成するにいたった。
【0011】 すなわち、本発明は、コアーと該コアー
を被覆するカバーを有するゴルフボールにおいて、上記
カバーの基材が、アイオノマー樹脂とエチレン−アクリ
レート−無水マレイン酸三元共重合体とグリシジル基含
有オレフィン性共重合体との加熱混合物からなることを
特徴とするゴルフボールである。
【0012】 かかる本発明においては、アイオノマー
樹脂に軟質樹脂成分としてエチレン−アクリレート−無
水マレイン酸三元共重合体を添加しているので、それに
よってアイオノマー樹脂が軟質化され、打球感およびコ
ントロール性が改善される。
【0013】 しかも、上記アイオノマー樹脂とエチレ
ン−アクリレート−無水マレイン酸三元共重合体に、グ
リシジル基含有オレフィン性共重合体を加えて加熱混合
しているので、そのグリシジル基がアイオノマー樹脂中
の遊離のカルボキシル基およびエチレン−アクリレート
−無水マレイン酸三元共重合体中の無水マレイン酸と反
応し、軟質樹脂であるエチレン−アクリレート−無水マ
レイン酸三元共重合体のアイオノマー樹脂への均一微分
散が達成され、かつ反撥性能の向上が達成されるので、
アイオノマー樹脂の有する優れた飛行性能(反撥性能)
や耐カット性などの低下が抑制される。
【0014】本発明において、カバー基材の構成成分と
して用いるアイオノマー樹脂としては、たとえば炭素数
3〜8のα,β−不飽和カルボン酸10〜20重量%と
α−オレフィン80〜90重量%との共重合体のカルボ
キシル基の一部が金属イオン(Na、Li、Zn、Mg
などの金属イオン)で中和された樹脂が挙げられる。こ
れらは既に上市されており、デュポン社からはサーリン
の商品名で種々のタイプのものが市販され、三井デュポ
ンポリケミカル(株)からはハイミランの商品名で種々
のタイプのものが市販されている。
【0015】 本発明においては、上記のアイオノマー
樹脂に加えて、エチレン−アクリレート−無水マレイン
酸三元共重合体とグリシジル基含有オレフィン性共重合
体をカバー基材の構成成分として用いる。これらは両者
ともアイオノマー樹脂との相溶性を考慮して、それぞれ
の反応性成分以外にオレフィン成分を必須の共重合成分
として含んでいる。
【0016】
【0017】 上記エチレン−アクリレート−無水マレ
イン酸三元共重合体におけるアクリレートとしては、た
とえばメチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチ
ルアクリレートなどが挙げられる。
【0018】 このエチレン−アクリレート−無水マレ
イン酸三元共重合体の市販品としては、住友化学工業
(株)より「ボンダイン」の商品名で、エチレン−エチ
ルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体の種々グ
レードが上市されており、それらは本発明において好適
に使用される。
【0019】 また、このエチレン−アクリレート−無
水マレイン酸三元共重合体は、アイオノマー樹脂の軟質
化を目的として配合されるので、その剛性率は通常のア
イオノマー樹脂の剛性率(2,500〜3,500kg
f/cm)に比べて低いことが望ましく、剛性率の好
適な範囲としては、約10〜1,000kgf/cm
が挙げられる。
【0020】 グリシジル基含有オレフィン性共重合体
のオレフィン成分としては、2〜8個の炭素原子を有す
るものが好ましく、たとえばエチレン、プロピレン、1
−ブテン、イソブチレン、1−ペンテン、1−オクテン
などが挙げられるが、特にエチレンを使用することが好
ましい。そして、そのグリシジル基成分としては、
【0021】 などがオレフィンとの共重合性から見て好ましい。
【0022】また、このグリシジル基含有オレフィン性
共重合体には、上記グリシジル基成分やオレフィン成分
以外に、硬さやメルトインデックスなどの調整のため、
アクリレート、メタクリレート、酢酸ビニルなどを共重
合成分として加えてもよい。
【0023】このグリシジル基含有オレフィン性共重合
体の市販品としては、たとえば住友化学工業(株)より
「ボンドファースト(BONDFAST)」の商品名で
市販されているエチレン−グリシジルメタクリレート共
重合体、エチレン−グリシジルメタクリレート−メチル
アクリレート三元共重合体、エチレン−グリシジルメタ
クリレート−酢酸ビニル三元共重合体などの各種銘柄が
あり、これらは本発明において好適に使用される。
【0024】 上記3種類の樹脂の組成比としては、ア
イオノマー樹脂が30〜85重量%、エチレン−アクリ
レート−無水マレイン酸三元共重合体が10〜69.8
重量%で、グリシジル基含有オレフィン性共重合体が
0.2〜5重量%の範囲が好ましい。
【0025】すなわち、アイオノマー樹脂が30重量%
より少ない場合は飛行性能や耐カット性などが低下し、
またアイオノマー樹脂が85重量%より多くなると軟質
化が充分に達成できず、アイオノマー樹脂の性質が強く
現れて、打球感や耐コントロール性が悪くなる。
【0026】 エチレン−アクリレート−無水マレイン
酸三元共重合体が10重量%より少ない場合は、アイオ
ノマー樹脂の軟質化が充分に達成することができないた
め、打球感やコントロール性の向上が得られず、また
チレン−アクリレート−無水マレイン酸三元共重合体
69.8重量%より多くなると耐カット性などが低下し
て、満足のいくゴルフボールが得られなくなる。
【0027】また、グリシジル基含有オレフィン性共重
合体が0.2重量%より少ない場合は反撥性能などの改
良が充分に行われず、またグリシジル基含有オレフィン
性共重合体が5重量%より多くなると過剰の反応により
樹脂の流動性が損なわれ、カバーの成形に支障をきたす
ようになる。
【0028】本発明では、上記3種類の樹脂を加熱混合
することにより、所望の特性が得られるものであるが、
その加熱混合は、通常、混練り型二軸押出し機、バンバ
リー、ニーダーなどのインターナルミキサーを用い、1
50〜250℃、0.5〜15分の加熱混合条件で処理
することによって行われる。
【0029】なお、無水マレイン酸とグリシジル基との
反応に必要な水分は、通常、樹脂中に含まれる微量水分
で充分であるが、必要に応じて、0.1〜0.2重量%
程度の水分を添加して樹脂の加熱混合を行ってもよい。
【0030】本発明において用いるカバーには、上記3
種類の樹脂の加熱混合物からなる基材以外に、必要に応
じて、種々の添加剤、たとえば顔料、分散剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、光安定剤などを添加することができ
る。
【0031】そして、上記カバーをコアーに被覆するこ
とによってゴルフボールが得られる。コアーとしてはソ
リッドゴルフボール用コアー、糸巻きゴルフボール用コ
アーのいずれも使用することができる。
【0032】ソリッドコアーとしては、2層以上の多層
構造ゴルフボールのコアーであってもよく、たとえば、
ツーピースボール用コアーとしては、ポリブタジエン1
00重量部に対して、アクリル酸、メタクリル酸などの
α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸またはその金
属塩や、トリメチロールプロパントリメタクリレートな
どの官能性モノマーなどからなる加硫剤(架橋剤)を単
独または合計で10〜60重量部、酸化亜鉛、硫酸バリ
ウムなどの充填剤を10〜30重量部、ジクミルパーオ
キサイドなどの過酸化物を0.5〜5重量部、酸化防止
剤を0.1〜1重量部配合したゴム組成物をプレス加硫
により、たとえば140〜170℃の温度で10〜40
分間加熱圧縮して、球状加硫物に成形することによって
得られたものを用いることができる。
【0033】糸巻きコアーとしては、センターとそれに
巻き付けた糸ゴムとからなり、上記センターとしては液
系、ゴム系のいずれも用いることができる。ゴム系のセ
ンターとしては、たとえば前記ソリッドコアーと同様の
ゴム組成物を加硫することによって得られたものを用い
ることができる。
【0034】糸ゴムは、従来から使用されているものを
用いることができ、たとえば天然ゴムまたは天然ゴムと
合成ポリイソプレンに老化防止剤、加硫促進剤、イオウ
などを配合したゴム組成物を加硫することによって得ら
れたものを用いることができる。ただし、これらのソリ
ッドコアー、糸巻きコアーは単なる例示であって、これ
ら例示のもののみに限定されることはない。
【0035】コアーにカバーを被覆する方法は、特に限
定されるものでなく、通常の方法で行われる。たとえ
ば、前記特定のカバー基材に他の必要な添加剤を適宜配
合したカバー用組成物をあらかじめ半球殻状のハーフシ
ェルに成形し、それを2枚用いてコアーを包み、130
〜170℃で1〜5分間加圧成形するか、またはカバー
用組成物を直接射出成形してコアーを包み込む方法が採
用される。カバーの厚みは通常1〜3mm程度である。
そして、カバー成形時、必要に応じて、ボール表面にデ
ィンプルの形成が行われ、また、カバー成形後、ペイン
ト仕上げ、スタンプなども必要に応じて施される。
【0036】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳し
く説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0037】実施例1〜7および比較例1〜6 コアーの作製 硫酸バリウムを水に分散したペーストと該ペーストを包
被する厚さ1.7mmの加硫天然ゴムのカバーゴムから
なる外径28.1mmの液体センターに、基材ゴムが天
然ゴム/低シスIR〔シェルIR−309(商品名)〕
=50/50からなる糸ゴムを巻き付け、外径39.5
mmの糸巻きコアーを作製した。
【0038】カバー用組成物の調製 表1および表2に示す組成の配合材料を二軸混練り型押
出し機により、ミキシングして、ペレット状のカバー用
組成物を得た。なお、表1に調製例1〜7の組成を示
し、表2に比較調製例1〜6の組成を示す。表1に示す
配合材料も、表2に示す配合材料も同じものであるた
め、表1、表2に商品名で示したものについては、表1
に関してのみ説明する。また、配合量は重量部によるも
のである。
【0039】押出条件はスクリュー径45mm、スクリ
ュー回転数200rpm、スクリューL/D=35であ
り、配合物は押出し機のダイの位置で220〜260℃
に加熱された。
【0040】
【表1】
【0041】※1:商品名、三井デュポンポリケミカル
(株)製のナトリウムイオン中和タイプのアイオノマー
樹脂、MI(メルトインデックス)=2.8、曲げ剛性
率=約3,100kgf/cm2 ※2:商品名、三井デュポンポリケミカル(株)製の亜
鉛イオン中和タイプのアイオノマー樹脂、MI=0.
7、曲げ剛性率=約2,600kgf/cm2 ※3:商品名、住友化学工業(株)製のエチレン−エチ
ルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体、MI=
3.0、曲げ剛性率=500kgf/cm2 、エチルア
クリレート+無水マレイン酸含量=15%(そのうち、
無水マレイン酸1〜4%) ※4:商品名、住友化学工業(株)製のエチレン−エチ
ルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体、MI=
20、曲げ剛性率=約300kgf/cm2 、エチルア
クリレート+無水マレイン酸含量=22%(そのうち、
無水マレイン酸1〜4%) ※5:商品名、住友化学工業(株)製のエチレン−エチ
ルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体、MI=
7.0、曲げ剛性率<100kgf/cm2 、エチルア
クリレート+無水マレイン酸含量=32%(そのうち、
無水マレイン酸1〜4%) ※6:商品名、住友化学工業(株)製のエチレン−エチ
ルアクリレート−無水マレイン酸三元共重合体、MI=
40、曲げ剛性率<100kgf/cm2 、エチルアク
リレート+無水マレイン酸含量=31%(そのうち、無
水マレイン酸1〜4%) ※7:商品名、住友化学工業(株)製のエチレン−グリ
シジルメタクリレート−メチルアクリレート三元共重合
体、MI=9、曲げ剛性率=60kgf/cm2 、共重
合比:エチレン/グリシジルメタクリレート/メチルア
クリレート=67/3/30(重量比) ※8:商品名、住友化学工業(株)製のエチレン−グリ
シジルメタクリレート−メチルアクリレート三元共重合
体、MI=9、曲げ剛性率=40kgf/cm2 、共重
合比:エチレン/グリシジルメタクリレート/メチルア
クリレート=64/6/30(重量比)
【0042】
【表2】
【0043】※9:商品名、三井デュポンケミカル
(株)製のエチレン−メタクリル酸−アクリレート三元
共重合体系の軟質アイオノマー樹脂、MI=1.2、曲
げ剛性率=約300kgf/cm2
【0044】ゴルフボールの製造 前記のカバー組成物から半球殻状のハーフシェルを成
形し、それを2枚用いて前記のコアーを包み、ゴルフ
ボール用の金型内でプレス成形することによって、糸巻
きゴルフボールを得た。このボールにペイント塗装して
直径42.8mmのゴルフボールに仕上げた。
【0045】得られたゴルフボールのボール重量、ボー
ルコンプレッション、ボール初速および飛距離を測定し
た。ボールコンプレッションの測定はPGA方式による
ものであり、ボール初速はR&A初速測定法によるもの
である。そして、飛距離はツルーテンパー社製スイング
ロボットでウッド1番クラブによりヘッドスピード45
m/sで打撃して測定したものである。
【0046】また、得られたゴルフボールについて打球
感およびコントロール性をトッププロ10人による実打
テストで評価した。評価基準は次の通りである。評価結
果を表中に表示する際も同様の記号で表示しているが、
その場合は評価にあたった10人のうち8人以上が同じ
評価を下したことを示している。
【0047】打球感: ○: よい。すなわち、衝撃力が小さく、ソフトで軽い
フィーリングである。 ×: 悪い。
【0048】コントロール性: ○: よい。すなわち、アイアンスピンがかかりやす
く、ボールが止まりやすい。 ×: 悪い。
【0049】表3に実施例1〜7のゴルフボールのボー
ル重量、ボールコンプレッション、ボール初速、飛距
離、打球感、コントロール性および製造にあたって使用
したカバー用組成物の種類を示す。また表4には比較例
1〜6のゴルフボールのボール重量、ボールコンプレッ
ション、ボール初速、飛距離、打球感、コントロール性
および製造にあたって使用したカバー用組成物の種類を
示す。ただし、カバー用組成物はそれぞれの調製例N
o.、比較調製例No.で示す。なお、比較例5のゴル
フボールは、カバーの樹脂成分としてアイオノマー樹脂
のみを用いたゴルフボールであり、比較の基準にするゴ
ルフボールである。
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】表3および表4に示す結果から明らかなよ
うに、実施例1〜7のゴルフボールは飛距離が227〜
229ヤードであり、カバーの基材樹脂としてアイオノ
マー樹脂のみを用いた比較例5のゴルフボールとほぼ同
等の飛距離を示し、飛行性能が優れていた。また、実施
例1〜7のゴルフボールは打球感、コントロール性とも
良好であった。
【0053】これに対して、比較例1〜4および比較例
6のゴルフボールは、実施例1〜7のゴルフボールに比
べて、飛距離が4〜6ヤード劣っていた。すなわち、グ
リシジル基含有オレフィン性共重合体であるボンドファ
ーストを配合していない比較例1〜4のゴルフボールは
打球感やコントロール性は良好であるが、飛行性能が充
分でなく、また軟質アイオノマー樹脂を配合した比較例
6のゴルフボールも打球感やコントロール性は良好であ
るが、飛行性能が充分でなかった。
【0054】また、プロゴルファーの実打テストによる
評価結果について、詳しく説明すると次のとおりであ
る。
【0055】実施例1〜7のゴルフボールは、トランス
ポリイソプレン(バラタ)を主成分とするカバーで被覆
した糸巻きゴルフボールに近い打球感とコントロール性
を有し、飛距離も満足する水準に達しているという評価
であった。
【0056】これに対して、カバーの基材樹脂としてア
イオノマー樹脂のみを用いた比較例5のゴルフボールは
打球感が硬く、スピンがかかりにくくてコントロール性
が悪く、比較例1〜4および比較例6のゴルフボールは
打球感およびコントロール性は良好であるが、飛距離が
劣るという評価であった。
【0057】さらに、実施例1〜7および比較例1〜6
のゴルフボールの耐カット性を調べるために、ツルーテ
ンパー社製スイングロボットにピッチングウェッジを取
り付け、ボールをヘッドスピード30m/sでトップ打
ちして、カット傷の発生状態を調べた。
【0058】その結果、実施例1〜7および比較例5の
ゴルフボールにはカット傷が発生しなかったが、比較例
1〜4および比較例6のゴルフボールには小さなカット
傷が発生した。
【0059】なお、トランスポリイソプレン(バラタ)
を主成分とするカバーで被覆した糸巻きゴルフボールに
ついても同一条件下で耐カット性を調べたが、この糸巻
きゴルフボールには使用に耐えないほどの大きなカット
傷が発生した。
【0060】実施例8〜10および比較例7〜10 コアーの作製 ポリブタジエンゴム〔BR−11(商品名)、日本合成
ゴム(株)製〕100重量部に対して、アクリル酸亜鉛
36重量部、酸化亜鉛20重量部、ジクミルパーオキサ
イド1.2重量部および老化防止剤〔ヨシノックス42
5(商品名)、吉富製薬(株)製〕0.5重量部を配合
したゴム組成物を160℃で25分間加硫成形すること
によって、ソリッドコアーを得た。得られたソリッドコ
アーの平均直径は38.2mmであった。
【0061】カバー用組成物の調製 表5および表6に示すカバー用組成物を調製した。調製
方法は前記実施例1〜7などの場合と同様である。な
お、表5には調製例8〜10の組成を示し、表6には比
較調製例7〜10の組成を示す。表5および表6におい
て商品名で示した配合材料は、表1の場合と同じもので
あるため、説明を省略する。また、表5および表6の配
合量は重量部によるものである。
【0062】
【表5】
【0063】
【表6】
【0064】ゴルフボールの製造 上記で得られたカバー用組成物を射出成形により直接
前記のソリッドコアーに被覆してツーピースゴルフボ
ールを得た。このボールをペイント塗装して、直径4
2.8mmのゴルフボールに仕上げた。
【0065】得られたゴルフボールの重量、ボールコン
プレッション、ボール初速、飛距離を測定し、かつ打球
感およびコントロール性を調べた。
【0066】表7に実施例8〜10のゴルフボールのボ
ール重量、ボールコンプレッション、ボール初速、飛距
離、打球感、コントロール性および製造にあたって使用
したカバー用組成物の種類を示す。また、表8には比較
例7〜10のゴルフボールのゴール重量、ボールコンプ
レッション、ボール初速、飛距離、打球感、コントロー
ル性および製造にあたって使用したカバー用組成物の種
類を示す。ただし、カバー用組成物はそれぞれの調製例
No.、比較調製例No.で示す。なお、比較例9のゴ
ルフボールは、カバーの樹脂成分としてアイオノマー樹
脂を単独で使用したゴルフボールであり、比較の基準に
するゴルフボールである。また、各種物性の測定方法や
打球感、コントロール性の評価方法は前記実施例1〜7
などの場合と同様である。
【0067】
【表7】
【0068】
【表8】
【0069】表7および表8に示す結果から明らかなよ
うに、これらのツーピースソリッドゴルフボールにおい
ても、本発明の実施例8〜10のゴルフボールは、前記
実施例1〜7の糸巻きゴルフボールの場合同様に、打球
感およびコントロール性が良好で、かつ飛行性能が優れ
ていた。
【0070】すなわち、実施例8〜10のゴルフボール
は飛距離が228〜229ヤードであり、カバーの基材
樹脂としてアイオノマー樹脂のみを用いた比較例9のゴ
ルフボールとほぼ同等の飛距離を示し、飛行性能が優れ
ていた。また、実施例8〜10のゴルフボールは、打球
感、コントロール性の評価結果がいずれも○(つまり、
良好)であり、良好な打球感およびコントロール性を有
していた。
【0071】さらに、実施例8〜10のゴルフボールに
ついて、前記実施例1〜7などと同様に耐カット性を調
べたが、いずれもカット傷の発生がなく、耐カット性も
優れていた。
【0072】これに対し、比較例9のゴルフボールは飛
行性能、耐カット性とも良好であるが、打球感やコント
ロール性が悪く、比較例7〜8および比較例10のゴル
フボールは、打球感やコントロール性は良好であるもの
の、飛距離が実施例8〜10のゴルフボールに比べて4
〜6ヤード劣っていた。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、打球感
およびコントロール性が良好で、かつ飛行性能が優れた
ゴルフボールが提供される。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアーと該コアーを被覆するカバーを有
    するゴルフボールにおいて、上記カバーの基材が、アイ
    オノマー樹脂とエチレン−アクリレート−無水マレイン
    酸三元共重合体とグリシジル基含有オレフィン性共重合
    体との加熱混合物からなることを特徴とするゴルフボー
    ル。
  2. 【請求項2】 カバーの基材が、アイオノマー樹脂30
    〜85重量%とエチレン−アクリレート−無水マレイン
    酸三元共重合体10〜69.8重量%とグリシジル基含
    有オレフィン性共重合体0.2〜5重量%との加熱混合
    物からなる請求項1記載のゴルフボール。
  3. 【請求項3】 グリシジル基含有オレフィン性共重合体
    が、エチレン−グリシジルメタクリレート共重合体、エ
    チレン−グリシジルメタクリレート−アクリレート三元
    共重合体またはエチレン−グリシジルメタクリレート−
    酢酸ビニル共重合体である請求項1記載のゴルフボー
    ル。
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