JPS63158990A - 輝度信号形成回路 - Google Patents

輝度信号形成回路

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JPS63158990A
JPS63158990A JP61307168A JP30716886A JPS63158990A JP S63158990 A JPS63158990 A JP S63158990A JP 61307168 A JP61307168 A JP 61307168A JP 30716886 A JP30716886 A JP 30716886A JP S63158990 A JPS63158990 A JP S63158990A
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color
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佐瀬 昌利
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B、発明の概要 C1従来の技術 D、発明が解決しようとする問題点(第4図及び第5図
) E、問題点を解決するための手段(第1図及び第3図) F、作用(第1図〜第3図) G、実施例 (Gl)、第1実施例(第1図、第2図、第4図及び第
5図) (G2)、第2実施例(第3図及び第4図)(G3)、
他の実施例 H1発明の効果 A1産業上の利用分野 本発明は輝度信号形成回路に関し、特に補色フィルタを
用いたカラーカメラにおける輝度信号処理回路に適用し
て好適なものである。
B、発明の概要 本発明は、補色カラーテレビジョンカメラにおいて、複
数の補色色信号についてレベルバランスをとった後合成
してその高域周波数成分を輝度信号の高域周波数成分と
して用いるようにすることにより、折返しひずみがなく
しかも輝度再現性の良い輝度信号を形成することができ
る。
C1従来の技術 補色フィルタを用いたカラーカメラは、原色光即ち赤色
(Rで表す)、緑色(Gで表す)及び青色(Bで表す)
のうちの1色の色成分を通過させないようにしたフィル
タでなり、黄色(YEで表す)フィルタはR及びG成分
を通過させ、シアン(cyで表す)フィルタはG及びB
成分を通過させ、マゼンタ(Meで表す)フィルタはR
及びB成分を通過させ、ホワイトフィルタ(Wで表す)
はRSG、B原色色信号の全部を通過させる。
これらの補色フィルタを用いれば、1枚のフィルタによ
って2種類の原色色成分(即ちR及びG、又はG及びB
、又はR及びB色成分)を通過させることができるので
、撮像管、固体撮像素子などの撮像デバイスに入射する
原色信号の光量が大きくなり、これによって暗い被写体
を撮像する場合にも大きい映像信号出力を得ることがで
きる。
従来のこの種の補色カラーカメラにおいては、撮像デバ
イスから得られる映像出力信号を単にローパスフィルタ
を通じてそのまま輝度信号として送出する方式(分離輝
度方式と呼ばれている)を用いることにより、補色フィ
ルタが明るい利点を損なわないようにすると共に、でき
るだけ輝度信号にノイズを混入させないような処理方法
が用いられている。
尚、本発明と関連して補色フィルタを用いたカラーカメ
ラに用いられる輝度信号形成回路が、特願昭61−22
9073号により本出願人より提案されている。
D、発明が解決しようとする問題点 上述した従来の補色カラーカメラのように単純にローパ
スフィルタを通して輝度信号を発生させるようにした場
合には、輝度信号の特性上以下に述べる3つの条件を同
時に満足した特性を持つ輝度信号を出力することが困難
である。
第1に、−iにカラーカメラの輝度信号Yに含まれる原
色信号、即ちRSG、B信号の比率は、各標準テレビジ
ョン方式において決められており、例えばNTSC方式
の場合には Y=0.3 R+ 0.59 G+0.11B・−・・
・−・・−(1)のようにR,G、B原色信号の比率が
0.3  :0.59:0.11にすべきことが決めら
れている。実際の補色フィルタにおいては、この比率に
近い比率の輝度信号を発生させるようになされ、(1)
式の比率に近ければ近いほど輝度再現性が良いと判定さ
れる。
第2に、補色カラーカメラの場合には、撮像デバイスか
ら得られる複数の補色色信号に基づいてこれを演算処理
することにより、R,G、B原色信号を求めるようにな
されているが、各補色色信号について撮像デバイスの感
度にばらつきがあれば、輝度信号に折返しひずみが混入
するおそれがある。
例えばYt及びCv補色フィルタと、R,G、B原色色
信号を透過させる白色フィルタとを有する補色カラーカ
メラにおいて、撮像デバイスから得たW、、yt 、C
v補色色信号に基づいて次式%式%) によって表されるような演算を実行することにより、B
SR,G原色信号を求めるようにすれば、撮像デバイス
からは第4図(A)に示すように1画素周期ITの間に
w、yt 、cv補色色信号をサンプリングするような
構成が用いられる。
このようにすると、W、Y2、CV補色色信号を順次サ
ンプリングするために用いられるサンプリング周波数に
対して、各補色色信号、即ちW又はY。又はCv補色色
信号の周期は3倍になる。
これにより、撮像デバイスの映像出力信号の信号成分は
、第5図に示すように空間周波数軸f上のサンプリング
周波数f、の位置にw、Yf 、cv補色色信号成分が
生ずるのみならず、f1/3及び2f、/3の位置に、
互いに120゛ずつ位相を異にするW、yt 、Cv補
色色信号成分が生じ、これを中心にしてそれぞれ上及び
下側波変調信号成分LBI、UBI及びLB2、UB2
が生ずる。
そのうち周波数がf、/3のW、Yt 、Cv補色色信
号成分の下側波信号成分は、ベースバンドの輝度信号成
分Yにまで折り返されて輝度信号成分Yの比較的高い周
波数領域に混入するおそれがある。
このような折返しが生ずると、いわゆる折返しひずみに
基づいて再生画面に縞模様を生じさせるような画質劣化
の原因になる。
第3に従来のカラーカメラにおいては、W、Yt 。
Cv補色色信号に基づいて、(2)弐〜(4)式につい
て上述した変換演算を実行することによりR,G、B原
色信号を形成すると共に、(1)式について上述した比
率で合成することにより輝度信号゛Yを形成するように
信号処理を行うようにしている。
ところがこのような2回の演算処理を実行する際に、ノ
イズが混入することは避は得す、特にこのノイズが輝度
信号Y全体に混入する問題がある。
このように従来の補色カラーカメラにおいては、撮像デ
バイスから得られる補色色信号をその周波数に無関係に
一括処理するようになされているために、補色色信号の
レベルバランスや輝度信号Yの輝度再現性が、撮像デバ
イスを構成する素子の分光感度や、補色色信号を原色信
号に変換する際に実行される色コーティング処理などに
よって決定されるために、輝度信号の特性を目的に応じ
て変更しようとしても、変更するパラメータに自由度が
ないために実用上十分な特性をもった輝度信号を形成し
得ない問題がある。
因みに特に従来の補色カラーカメラにおいては、輝度再
現性を良好に維持しながら補色色信号のレベルバランス
をとって折返し信号を抑制することは、実用上極めて困
難であった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、カメラの
入射光量に応じて輝度再現性を良好に保ちながら補色色
信号のレベルバランスを確実にとることができるように
すると共に、輝度信号に混入するノイズを有効に抑制し
得るようにした輝度信号形成回路を提案するものである
E、問題点を解決するための手段 上述した問題点を解決するため本発明においては、補色
フィルタを有するテレビジョンカメラ2の出力から分離
された複数の補色色信号W+ 、 Yt+  、cy−
レベルをほぼ同一レベルに菩わせでレベルバランスをと
った後合成し、この合成信号のうち高域周波数成分を抽
出して第1の輝度信号成分YH2を得るレベルバランス
処理手段(7,11,12)と、複数の補色色信号W+
 、Yt+  、C□に基づいて標準テレビジョン方式
によって決められた比率の複数の原色信号R+ 、G+
 、B+を得てこの複数の原色信号R+ 、Cz 、B
+についてホワイトバランスをとった後合成して第2の
合成信号成分YL、を得るホワイトバランス処理手段(
15,17,19)と、上記第1の輝度信号成分と第2
の輝度信号成分とを混合又は一方を選択し、その低周波
数成分を抽出して第3の輝度信号成分Y、3を得る手段
(23,20)と、第1及び第3の輝度信号成分YHz
、YL3を合成して輝度信号Y L+ Hを送出する出
力合成手段25とを設けるようにする。
F、作用 レベルバランス処理手段(77,11,12)によって
、補色色信号W+ 、YEI  、C□のレベルバラン
スをとるようにしたことにより、輝度信号Yt+11に
折返し信号成分が混入することを有効に防止することが
できる。これと共に第3の輝度信号成分中のホワイトバ
ランスをとって合成した第2の輝度信号を多くすること
により輝度再現性の良い低域周波数成分と共に良好な高
域周波数成分を有する輝度信号を形成することができる
。また互いに入射光量が少なくノイズが問題になる場合
に、第3の輝度信号成分中のレベルバランスをとって合
成した第1の輝度信号成分を多くすることにより、S/
Nを効果的に向上させることができる。
G、実施例 以下図面について本発明の一実施例を詳述する。
(CI)第1実施例 第1図において、1は映像信号形成回路を示し、テレビ
ジョンカメラ2の撮像デバイス(例えばCOD素子でな
る)3の出力は、映像信号出力回路4において波形整形
されると共にAGC回路10で所定の信号レベルにAG
C補正された後、色成分分離回路5に送出される。
色成分分離回路5は、撮像信号から3つの補色色信号即
ちW+ 、YEI  、Cwtを分離して感度補正回路
6に与える。
感度補正回路6は、撮像デバイス3の感度のバラツキを
補正するもので、利得調整回路7を構成する可変利得増
幅回路7W、7Yt、7CYに補色色信号Wl s Y
(1s Cwtを受け、色温度補正回路8の補正信号C
W、CYi 、CCvによって補色色信号W1、YEl
 、C□の振幅をそれぞれ調整し得るようになされてい
る。
色温度補正回路8は、テレビジョンカメラ2に設けられ
ている色温度検出器9において得られる色温度検出信号
CTEに応じて補正信号発生回路8W、8 Yt 、8
 Cvを自動的に調整し、かくして、色成分分離回路5
から送出される出力色信号W+ % Yct  、Cw
tの信号レベル(第4図(A))を所定の一定しベルC
R,(策4図(B))にtM整し、かくしてレベルバラ
ンスのとれた補色色信号Wz 、YEz  、Cvzを
スイッチ加算回路11に与える。
スイッチ加算回路11は、第4図(A)について上述し
たように、w、yt 、cv補色色信号が得られるタイ
ミングで順次補色色信号W、 、Yz、、CVtを選択
するように切換動作し、か(してレベルバランスがとれ
た補色色信号Wz −、’I’tt、CVZを順次繰り
返し出力してなる第1の輝度信号Y、。
を得、これをバイパスフィルタ12と可変利得増幅回路
13とに送出する。尚タイミング制御回路24により所
定の回路が所定のタイミングで動作制御される。
一方、色成分分離回路5の出力端に得られる補色色信号
即+ 、YEI  、C□は、原色信号変換回路15に
与えられる。原色信号変換回路15はマトリクス回路で
構成され、(2)弐〜(4)式について上述した演算と
等価な原色変換信号R,、Gl 、B、をホワイトバラ
ンス回路16に送出する。
ホワイトバランス回路16は、原色信号R8、Gl、B
+を受ける可変利得増幅回路17R117G、17Bで
構成された利得調整回路17を有し、補正信号発生回路
18R118G、18Bがら与えられる補正信号CR,
CGSCBによって原色信号R1、G、 、B、の振幅
を調整する。
色温度補正回路1日は、テレビジョンカメラ2の色温度
検出器9から送出される色温度検出信号CTEを受けて
自動的に補正信号CR,CG、CBの信号レベルを、色
温度検出信号CTHの変化に応じて変化させる補正信号
発生回路18R118G、18Bを有し、かくして利得
調整回路17の可変利得増幅回路17R117G、17
Bによって原色信号R1,Gl、Blの相対的な振幅値
を自動的に色温度に応じて調整することにより、色温度
が変化したときこれに応じてホワイトバランスがとれた
原色信号Rt、GtSBtを合成回路19に送出する。
合成回路19は、ホワイトバランスがとれた原書信号R
* 、Gt 、Btに基づいて、これを(1)式につい
て上述した比率で合成することにより、第2の輝度信号
YLIを発生し、これを可変利得増幅回路14に送出す
る。
可変利得増幅回路13はAGC回路10から得られる利
得制御信号AGCによりその利得が制御され、可変利得
増幅回路14は上記信号AGCをインバータ21で反転
した信号により、その利得を可変利得増幅回路13の制
御方向とは逆方向に制御される。これらの可変利得増幅
回路13.14の出力信号は加算回路22で加算され、
この加算出力はローパスフィルタ20に供給される。
上記信号AGCはカメラ2の入射光量に応じて変化して
いる。従って、可変利得増幅回路13.14、インバー
タ21及び加算回路22は、入射光量に応じて輝度信号
YllIとYLlとの混合比を制御する混合比制御回路
23を構成している。
而して、上記第1の輝度信号YHIは、次式%式%(5
) で表されるように、レベルバランスがとれた補正色信号
Wz 5Ytz、CVZを加算した内容をもち、そのう
ちバイパスフィルタ12のカットオフ周波数で決められ
る比較的高い周波数範囲の信号成分(例えば500(k
Hz))以上の信号成分)がバイパスフィルタ12によ
って抽出されて加算回路25に送出される。
因みに(5)式の演算結果は、(2)弐〜(4)式につ
いて一般式として表した場合には次式y=w+Yz +
CY = (R+C;+B)+ (R+G)+ (BlG)=
2R+3G+2B  ・・・・−・−・−・−・−・(
6)のように原色信号R,G、Bを2=3=2の比率で
加算したと等価な内容をもつ。
ところで(6)式の輝度信号Yを(1)式の輝度信号と
比較してみれば、実用上はぼ同じような傾向の比率でR
,G、B原色信号を含んでいることが分かる。
かくして、バイパスフィルタ12の出力端に得られる第
1の輝度信号Y、42は、輝度信号Yのうち500 (
kHz)より高い周波数領域の信号成分について、レベ
ルバランスがとれた補色色信号W−1YE2、C7□を
合成した内容を有する。
ところで、かかる内容の輝度信号YHtは、第5図につ
いて上述したように、サンプリング周波数f、に対して
1/3の周波数f、/3を有する空間周波数について、
この空間周波数を有するW、YE 、cy補色色信号の
信号レベルが互いに同一であり、しかもこれらのW、Y
E 、CV補色色信号が互いに120°の位相差をもっ
ていることにより、互いに打ち消し合い、かくして下側
波信号成分LBI及び上側波信号成分UBI(第5図)
が抑圧されたと同様の結果を得ることができる。
かくして輝度信号Yのうち、バイパスフィルタ12のカ
ットオフ周波数fcut = (500(kH2))よ
り高い周波数成分について、サンプリング周波数f3に
対してその1/3の空間周波数を有する補色色信号に基
づいて従来発生していた折返し信号を有効に除去してな
る輝度信号Y0を得ることができ、かくして再生画面上
に縞模様を発生するような折返しひずみが生ずるおそれ
を有効に回避し得ると共に、ノイズの小さい輝度信号Y
を得ることができる。
これに対して合成回路19から得られる第2の輝度信号
YLlは、次式 %式%(7) のように、(1)式について上述したと全く同様ニジて
NTSC標準テレビジョン信号においテR1G、B原色
信号について決められている比率0.3: 0.59G
 70.11の比率で、ホワイトバランスがとれた原色
信号R2、G2、B2を加算合成してなるものである。
この輝度信号YL1と輝度信号Y、、とを混合比制御回
路23において、カメラの入射光量の大小に応じた混合
比で混合して得られる輝度信号がローパスフィルタ20
に加えられることにより、b記輝度信号の比較的低い周
波数領域の信号成分が抽出されて第3の輝度信号YL、
として送出される。
ここでローパスフィルタ20のカットオフ周波□  数
f CUTは、バイパスフィルタ12と同じ周波数fc
ut −500(kHz)に選定されている。かくして
第2図に示すように、ローパスフィルタ20のカットオ
フ周波数f CUTより低い周波数領域の信号成分につ
いて、混合比制御回路23において輝度信号YL1がY
Hlより多く選択されたときは、輝度信号再現性が良好
な輝度信号YL3を得ることができる。
このことは、再生画面において、比較的大きい面積をも
つ画像について、輝度の再現性が良好な輝度信号を得る
ことができることを意味している。
また混合比制御回路23において輝度信号YH1がYL
Iより多く選択されたときは、ノイズの少ない輝度信号
YL3が得られる。この場合は例えば被写体照度が低く
入射光量が小さい場合に非常に効果的である。
加算回路25は、第1及び第3の輝度信号Y。
及びYt3を加算し、その加算出力を合成輝度信号YL
+、として映像信号出力回路31に送出する。
映像信号出力回路31には、ホワイトバランスがとれた
原色信号Rz 、Gz 、Bzに基づいて色差信号変換
回路32において変換された色差信号R−Y、B−Yが
与えられ、所定の同期信号を加えて出力映像信号VDo
uyを映像信号形成回路1の出力として送出する。
第1図の構成によれば、W、Y、 、Cv補色色信号に
基づいて形成される輝度信号のうち、折返し信号成分が
混入するおそれがある高い周波数信号領域の信号成分Y
N2においてはW、YE 、Cv補色色信号のレベルバ
ランスをとるように制御することにより、折返し信号に
よる再生画像の劣化を有効に回避し得る。
また輝度信号Y LすHのうち比較的低い周波数領域の
信号成分YL3については、レベルバランスのとられた
輝度信号YMIと、標準テレビジョン方式において決め
られている成分比率でR,G、B原色信号を合成するこ
とにより得られる輝度再現性の良い輝度信号YLlとを
入射光量に応じた混合比で混合した輝度信号YL3を形
成することができる。
かくして全体として従来の場合と比較して一段と特性が
良い輝度信号を補色色信号に基づいて形成することがで
きる。
尚、混合比制御回路23は、単に信号AGCの大小によ
って輝度信号Y 1+ + −、Y L lのうちの一
方を選択する切換え制御回路に構成してもよい。
(G2)、第2実施例 第3図は本発明の他の実施例を示すもので、第1図との
対応部分に同一符号を付して示すように、ホワイトバラ
ンス回路16の利得調整回路17と、感度補正回路6の
利得調整回路7に対する補色信号CR,CG、CB及び
CWSCY E 、CCvをできるだけ簡易な構成によ
って得ることができるように構成したものである。
即ち第3図の場合には、第1図の感度補正回路6及びホ
ワイトバランス回路16に対して共通の色温度補正回路
35が設けられ、その補正信号発生回路35A、35B
、35Cにおいて得られる補正信号CR,CGSCBを
ホワイトバランス回路16の利得調整回路17に対する
補正信号として用いる。
これに加えて同じ補正信号CR,CG、CBを補正信号
演算回路36に与えて所定の変換演算を実行することに
より感度補正回路6の利得調整回路7に対する補正信号
CW、 CYt 、CCvを形成する。
ここで補正信号演算回路36は、利得調整回路17にお
いて補正信号CR,CG、CBによって次式 %式%(8) で表されるようにホワイトバランスがとれたR2、Gz
 、B zが得られた状態において、利得制御回路7に
おいて色成分分離回路5から構成される装置色信号W1
、Ytl、C□に基づいて次式lWz  1=lYiz
l=lcvzl=cRo−=−(9)で表されるように
、同じレベルをもつレベルバランスがとれた補色色信号
Wz 、Yiz、Cvz (第4図(B))を得るため
に必要な補正信号CW、CYt 、CCvを得るように
以下に述べるような関係に基づいて構成されている。
先ず色成分分離回路5から得られる補色色信号W、 、
、YE、、C□から、ホワイトバランスがとれた原色信
号R2、G2、B!を得るために、原色信号変換回路1
5及びホワイトバランス回路16の利得調整回路17は
次式 %式%() のように構成されている。ここで、G+t 、Ga −
、Gmは利得調整回路17においてR,G、B原色信号
に対して与えられるホワイトバランス調整ゲインである
。またマトリクス[、、I  は、原色信号変換回路1
5において補色色信号Wl 、YEI、C71を原色信
号R+ 、G+ 、Btに分解する演算式を表す行列で
ある。
(10)式を補色色信号Wl % YtIs Cv+を
表す式に変換すると次式 −・−−−−・−・・−−−−−−−(11)のように
表し得る。
(11)式においてホワイトバランスがとれた状態にお
いて上述の(8)式が成り立つから、これを(11)式
に代入して展開すれば、補色色信号W3、YEl、C□
をそれぞれ次のように表すことができる。
・・・・・−・−・−−−−−−−(12)、−・・・
・−−一−−・−−−−−−−−(13”)・−・−・
・−・・・・・・−・・・(14)ここでalj(i=
1.2.3、j=1.2.3)(12)弐〜(14)式
において補色色信号W1、Y□、CYIに基づいてこれ
を同じレベルCR(1にすることにより(9)式が成り
立つようなゲインを各補色色信号について求めると、 −・・−・・・−・・−・−(15) ・−・・・−・・・・−・−・・・・ (16)M ・・・−・・−−一−・−・・・・・・−・(17)の
ように表し得る。
(15)弐〜(17)式は、ホワイトバランスをとるた
めに必要なゲインと、レベルバランスをとるために必要
なゲインとの関係を表しているので、この関係を利用し
て、上述の(8)式が成り立つようにホワイトバランス
をとるために与えられ補正信号CRSCG、CBに基づ
いてホワイトバランスのゲインKを求め、これを(15
)弐〜(17)式に代入して所定のレベルバランスのレ
ベルCROに一致するような補色色信号W!、Ytz、
、cvzを補正信号演算回路36において演算により求
めれば、レベルバランスがとれた状態における補色色信
号W! 、Ytz、Crtを得るために必要な補色色信
号CW、CYE 、CCvの電圧値を求めることができ
る。
このようにして求めた補正信号CR,,CG、CBによ
って利得調整回路17を制御すれば、ホワイトバランス
がとれた原色信号Rz 、G、 、B。
を得ることができる。また補正信号CW 、 CY t
、CCvによって利得調整回路7を調整すれば、レベル
バランスがとれた補色色信号Wt 1Yiz−Cv2を
得ることができる。
第3図のように構成すれば、R,G、B原色信号のホワ
イトバランスをとるために用いられる補正信号CRSC
GSCBに基づいてWSyi 、C1補色色信号につい
てレベルバランスをとるための補正信号CW、CYi 
、CCvを共通の色温度補正回路35を用いて実現し得
ることにより、全体として補正信号を形成するための構
成を一段と簡易化し得る。
(G3)、他の実施例 (1)、上述の実施例においては、W、Y、 、CV補
色色信号について利得調整回路7においてレベルバラン
スをとった後、スイッチ加算回路11においてスイッチ
加算するように構成したが、これに代え、加算演算回路
i用いて加算演算により合成するようにしても良い。
(2)、上述の実施例においては、テレビジョンカメラ
2としてw、yE、c、補色フィルタを用いた実施例に
ついて述べたが、補色フィルタとしてはこれに限らず種
々の構成のものを用い得る。
(3)、第3図の実施例においては、補正信号CR,C
G、CBに基づいて補正信号CW SCY t、CCV
を演算するようにしたが、これとは逆に、色温度補正回
路35において発生した補正信号CW、CY!、CCv
に基づいて補正信号CRSCGSCBを演算するように
しても、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
H1発明の効果 上述のように本発明によれば、輝度信号を比較的高い周
波数成分及び低い周波数成分に分離し、高い周波数成分
について補色色信号のレベルバランスをとるようにした
ことにより、サンプリング周波数の整数分の1の周波数
成分の発生を抑制することができることにより、折返し
ひずみを有効に抑制してなる高画質の輝度信号を形成す
ることができる。また第3の輝度信号成分中の第2の輝
度信号を多くすることにより、輝度再現性の良い低域周
波数成分と共に良好な高域周波数成分を有する輝度信号
を形成することができる。さらに例えば入射光量が少な
くノイズが問題になる場合に、第3の輝度信号成分中の
第1の輝度信号成分を多くすることにより、S/Nを効
果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による輝度信号形成回路の一実施例を示
すブロック図、第2図はその輝度信号の説明に供する特
性曲線図、第3図は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図、第4図は補色カラーカメラの問題点の説明に供す
る信号波形図、第5図は従来の譚度信号処理回路におけ
る問題点の説明に供する特性曲線図である。 なお図面に用いた符号において、 1−・−−−−−・・・・・・・・・・・・映像信号形
成回路2−・・・・−・−・・・−・−・−テレビジョ
ンカメラ3−・・・・・−・・−・−・・撮像デバイス
4・・−・・・−・・・・・・−撮像信号出力回路5−
・・・・−・−・−・・・−・・・色成分分離回路6−
・−・−・・・・−・−・−感度補正回路7.17 −
・−・−・・・・利得調整回路8.18.35−・−・
・−色温度補正回路11・・−・−・・・−・−・・・
・・・・スイッチ加算回路12− ・・・−・・−・・
・−・−バイパスフィルタ15・・・−・・−・・・−
・・−・−原色信号変換回路16−・−・−・・−・−
・−−一−−ホワイトバランス回路19−・−・・・−
・・−・・−・・合成回路20・−一−−〜−・・・−
−−−−・・・・ローパスフィルタレベルバウンスtr
!漱イ各今 第2図 補色色僅七 第4因

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、補色フィルタを有するテレビジョンカメラの出
    力から分離された複数の補色色信号のレベルをほぼ同一
    レベルに合わせてレベルバランスをとった後合成し、こ
    の合成信号のうち高域周波数成分を抽出して第1の輝度
    信号成分を得るレベルバランス処理手段と、 上記複数の補色色信号に基づいて標準テレビジョン方式
    によって決められた比率の複数の原色信号を得てこの複
    数の原色信号についてホワイトバランスをとった後合成
    して第2の輝度信号成分を得るホワイトバランス処理手
    段と、 上記第1及び第2の輝度信号成分を制御してその低周波
    成分から成る第3の輝度信号成分を得る制御手段と、 上記第1及び第3の輝度信号成分を合成して輝度信号と
    して送出する出力合成手段と を具えることを特徴とする輝度信号形成回路。
  2. (2)、色温度補正回路から得られる第1の補正信号と
    、この第1の補正信号を演算処理して第2の補正信号を
    形成し、上記第1及び第2の補正信号を用いて、それぞ
    れ上記ホワイトバランス処理及び上記レベルバランス処
    理(又は上記レベルバランス処理及び上記ホワイトバラ
    ンス処理)を実行させる色温度補正手段 を具えてなる特許請求の範囲第1項に記載の輝度信号形
    成回路。
JP61307168A 1986-09-27 1986-12-23 輝度信号形成回路 Expired - Lifetime JP2517934B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02128591A (ja) * 1988-11-09 1990-05-16 Canon Inc 色信号処理装置
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JPH02166988A (ja) * 1988-12-21 1990-06-27 Hitachi Ltd 固体カラーカメラ
WO1990013977A1 (en) * 1989-04-28 1990-11-15 Ikegami Tsushinki Co., Ltd. Device for forming brightness signals in a color tv camera
EP0502539A2 (en) * 1991-03-07 1992-09-09 Canon Kabushiki Kaisha Color image pickup apparatus

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