JPH06197240A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH06197240A
JPH06197240A JP43A JP35921192A JPH06197240A JP H06197240 A JPH06197240 A JP H06197240A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35921192 A JP35921192 A JP 35921192A JP H06197240 A JPH06197240 A JP H06197240A
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JP
Japan
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video signal
circuit
frequency component
gamma correction
low
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Pending
Application number
JP43A
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English (en)
Inventor
Naoto Konya
直人 紺谷
Hiroaki Sugiura
博明 杉浦
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度段差が発生せず、色相も変化することな
くガンマ補正を行うことが可能な映像信号処理装置を得
る。 【構成】 映像信号4から低域成分のみを取り出す低域
通過フィルタ5と、このフィルタ5により得られた低域
成分にガンマ補正をかけるガンマ補正回路7と、映像信
号4から低域成分を引き去ることにより色変調信号を得
る減算回路6と、減算回路から得られた高域成分の利得
を変化させる利得制御回路12と、利得を制御された高
域成分とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加算回
路8とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラービデオカメラ
の映像信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は、従来の映像信号処理装置の構
成図である。図において、1はレンズ、2はCCDイメ
ージセンサ(以下、「CIS」という)、3は相関二重
サンプリング(以下、「CDS」という)回路、7はガ
ンマ補正回路である。
【0003】図20は、CIS2上の色フィルタの配列
を示す図である。図においてMgはマゼンタの色フィル
タを有する画素、Gはグリーンの色フィルタを有する画
素、Cyはシアンの色フィルタを有する画素、Yeはイ
エローの色フィルタを有する画素を示す。CIS2上に
は、このように、水平,垂直2画素づつ4画素単位で色
フィルタが張り付けられている。
【0004】図21は、CIS2から読み出される信号
を示す図である。図において、例えば、Mg+Yeはマ
ゼンタ画素の信号とイエロー画素の信号が混合された信
号を示す。他の組み合わせについても同様である。
【0005】次に、動作について説明する。レンズ1を
通して入射した光は、CIS2上で結像し、電気信号に
変換される。CIS2からは、垂直に隣接した2画素が
混合して読み出される。nライン目に読み出される信号
をSn、n+1ライン目に読み出される信号をSn+1と
すると Sn=Yn+Cn・sin(2πft) ……(1) Sn+1=Yn+1+Cn+1・sin(2πft) ……(2) と表される。ここで、fはCIS2の水平画素ピッチの
2倍に対応した色信号の搬送周波数である。
【0006】また、式(1),(2)におけるYn,Y
n+1は、nライン,n+1ラインの輝度信号成分を、C
n、Cn+1はnライン、n+1ラインの色差信号成分を
それぞれ表し、式(3),(4),(5),(6)で示
される。ただし、Mg=R+B,Cy=B+G,Ye=
R+Gとする。 Yn=(Ye+G)+(Cy+Mg) =(R+G+G)+(B+G+R+B) =2R+3G+2B ……(3) Yn+1=(Ye+Mg)+(Cy+G) =(R+G+R+B)+(B+G+G) =2R+3G+2B ……(4) Cn=(Cy+Mg)−(Ye+G) =(B+G+R+B)−(R+G+G) =2B−G ……(5) Cn+1=(Ye+Mg)−(Cy+G) =(R+G+R+B)−(B+G+G) =2R−G ……(6)
【0007】以上のことから、CIS2から得られる信
号は、CIS2の水平駆動周波数の半分の周波数を搬送
波とし、1ラインごとに異なった色の変調成分が輝度信
号に多重されたものである。
【0008】CIS2から出力された電気信号は、CD
S回路3に入力される。ここでは、CIS2での電荷転
送時に発生するリセット雑音や1/fノイズを取り除
き,黒レベルの変動や横引きノイズのない映像信号4と
して整える。CDS回路3から出力された映像信号4
は、ガンマ補正回路7で受像機の特性に合うようにガン
マ補正を受ける。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号処理装
置は、以上のように、輝度信号Ynに色差信号Cnが変
調され多重された信号Snにガンマ補正がかかるように
構成されているので、輝度信号Yn,Yn+1のみなら
ず、色差信号Cn,Cn+1にもガンマ補正がかかる。こ
こで、被写体の輝度が等しく彩度がR−Y軸あるいはB
−Y軸の一方向のみに高い場合には、CnとCn+1の値
は大きく異なる。このような映像信号にガンマ補正を行
った場合、色差信号の小さなラインでは、ほぼYnのみ
にガンマ補正がかかるのに対し、色差信号の大きなライ
ンでは、sin(2πft)の項のため、Snが(Yn
−Cn)から(Yn+Cn)まで変化し、これにガンマ
補正がかかる。このため、(Yn−Cn)の部分と(Y
n+Cn)の部分では、ガンマ補正のかかりかたが異な
り、例えば、高輝度部では、(Yn−Cn)に対して
(Yn+Cn)の部分の圧縮率が大きく、後で輝度信号
と色差信号を分離した場合に、実際の輝度信号成分より
も小さな値が得られる。この結果、1ラインごとに輝度
信号に違いができ、いわゆる輝度段差が生じ、画面上に
横縞となって現れるという問題点があった。
【0010】また、同じく色差信号についても、Cnと
Cn+1の値が異なる場合には、ラインごとにガンマ補正
のかかりかたが異なるために変調成分の利得に違いがで
き、色相が変化してしまうという問題点があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、輝度段差の発生を防ぐことが
できるとともに、色相の変化も抑えることができる映像
信号処理装置を得る事を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号処理装置は、映像信号から低域成分を分離する低
域通過フィルタ(以下、「LPF」という)と、映像信
号から低域成分を取り除き高域成分を得る減算回路と、
低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成
分とガンマ補正後の低域成分を合成する加算回路を備え
たものである。
【0013】請求項2の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から低域成分を分離するLPFと、映像信
号と低域成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の合っ
た映像信号から低域成分を取り除き高域成分を得る減算
回路と、低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分とガンマ補正後の低域成分を合成する加算
回路を備えたものである。
【0014】請求項3の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から高域成分を分離する高域通過フィルタ
(以下、「HPF」という)と、映像信号から高域成分
を取り除き低域成分を得る減算回路と、低域成分にガン
マ補正を行うガンマ補正回路と、高域成分とガンマ補正
後の低域成分を合成する加算回路を備えたものである。
【0015】請求項4の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から高域成分を分離するHPFと、映像信
号と高域成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の合っ
た映像信号から高域成分を取り除き低域成分を得る減算
回路と、低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分とガンマ補正後の低域成分を合成する加算
回路を備えたものである。
【0016】請求項5の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から色変調成分を分離する帯域通過フィル
タ(以下、「BPF」という)と、映像信号から色変調
成分を取り除く減算回路と、この減算回路の出力にガン
マ補正を行うガンマ補正回路と、色変調成分とガンマ補
正後の減算回路の出力を合成する加算回路を備えたもの
である。
【0017】請求項6の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から色変調成分を分離するBPFと、映像
信号と色変調成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の
合った映像信号から色変調成分を取り除く減算回路と、
この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分とガンマ補正後の減算回路の出力を合成す
る加算回路を備えたものである。
【0018】請求項7の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から低域成分を分離するLPFと、映像信
号から低域成分を取り除き高域成分を得る減算回路と、
低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成
分の利得を制御する利得制御回路と、利得制御後の高域
成分とガンマ補正後の低域成分を合成する加算回路を備
えたものである。
【0019】請求項8の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から低域成分を分離するLPFと、映像信
号と低域成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の合っ
た映像信号から低域成分を取り除き高域成分を得る減算
回路と、低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分の利得を制御する利得制御回路と、利得制
御後の高域成分とガンマ補正後の低域成分を合成する加
算回路を備えたものである。
【0020】請求項9の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から高域成分を分離するHPFと、映像信
号から高域成分を取り除き低域成分を得る減算回路と、
低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成
分の利得を制御する利得制御回路と、利得制御後の高域
成分とガンマ補正後の低域成分を合成する加算回路を備
えたものである。
【0021】請求項10の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から高域成分を分離するHPFと、映像信
号と高域成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の合っ
た映像信号から高域成分を取り除き低域成分を得る減算
回路と、低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分の利得を制御する利得制御回路と、利得制
御後の高域成分とガンマ補正後の低域成分を合成する加
算回路を備えたものである。
【0022】請求項11の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から色変調成分を分離するBPFと、映像
信号から色変調成分を取り除く減算回路と、この減算回
路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、色変調
成分の利得を制御する利得制御回路と、利得制御後の色
変調成分とガンマ補正後の減算回路の出力を合成する加
算回路を備えたものである。
【0023】請求項12の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から色変調成分を分離するBPFと、映像
信号と色変調成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の
合った映像信号から色変調成分を取り除く減算回路と、
この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、色変調成分の利得を制御する利得制御回路と、利得
制御後の色変調成分とガンマ補正後の減算回路の出力を
合成する加算回路を備えたものである。
【0024】請求項13の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から低域成分を分離するLPFと、映像信
号から低域成分を取り除き高域成分を得る減算回路と、
低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成
分の利得を制御する利得制御回路と、低域成分から高域
成分の利得を制御する信号を生成する制御信号生成回路
と、利得制御後の高域成分とガンマ補正後の低域成分を
合成する加算回路を備えたものである。
【0025】請求項14の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から低域成分を分離するLPFと、映像信
号と低域成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の合っ
た映像信号から低域成分を取り除き高域成分を得る減算
回路と、低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分の利得を制御する利得制御回路と、低域成
分から高域成分の利得を制御する信号を生成する制御信
号生成回路と、利得制御後の高域成分とガンマ補正後の
低域成分を合成する加算回路を備えたものである。
【0026】請求項15の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から高域成分を分離するHPFと、映像信
号から高域成分を取り除き低域成分を得る減算回路と、
低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成
分の利得を制御する利得制御回路と、低域成分から高域
成分の利得を制御する信号を生成する制御信号生成回路
と、利得制御後の高域成分とガンマ補正後の低域成分を
合成する加算回路を備えたものである。
【0027】請求項16の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から高域成分を分離するHPFと、映像信
号と高域成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の合っ
た映像信号から高域成分を取り除き低域成分を得る減算
回路と、低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、高域成分の利得を制御する利得制御回路と、低域成
分から高域成分の利得を制御する信号を生成する制御信
号生成回路と、利得制御後の高域成分とガンマ補正後の
低域成分を合成する加算回路を備えたものである。
【0028】請求項17の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から色変調成分を分離するBPFと、映像
信号から色変調成分を取り除く減算回路と、この減算回
路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、色変調
成分の利得を制御する利得制御回路と、減算回路の出力
から色変調成分の利得を制御する信号を生成する制御信
号生成回路と、利得制御後の色変調成分とガンマ補正後
の減算回路の出力を合成する加算回路を備えたものであ
る。
【0029】請求項18の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号から色変調成分を分離するBPFと、映像
信号と色変調成分の位相を合わせる遅延回路と、位相の
合った映像信号から色変調成分を取り除く減算回路と、
この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
と、色変調成分の利得を制御する利得制御回路と、減算
回路の出力から色変調成分の利得を制御する信号を生成
する制御信号生成回路と、利得制御後の色変調成分とガ
ンマ補正後の減算回路の出力を合成する加算回路を備え
たものである。
【0030】
【作用】請求項1および3の発明に係る映像信号処理装
置は、映像信号を低域成分と高域成分に分離し、そのう
ち低域成分のみにガンマ補正を行う。
【0031】請求項2および4の発明に係る映像信号処
理装置は、映像信号を低域成分と高域成分に位相を合わ
せて分離し、そのうち低域成分のみにガンマ補正を行
う。
【0032】請求項5の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号を色変調成分と輝度信号に分離し、そのう
ち色変調成分以外のみにガンマ補正を行う。
【0033】請求項6の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号を色変調成分と輝度信号に位相を合わせて
分離し、そのうち輝度信号のみにガンマ補正を行う。
【0034】請求項7および9の発明に係る映像信号処
理装置は、映像信号を低域成分と高域成分に分離し、そ
のうち低域成分のみにガンマ補正を行い、高域成分の利
得を別個に制御する。
【0035】請求項8および10の発明に係る映像信号
処理装置は、映像信号を低域成分と高域成分に位相を合
わせて分離し、そのうち低域成分のみにガンマ補正を行
い、高域成分の利得を別個に制御する。
【0036】請求項11の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号を色変調成分と輝度信号に分離し、そのう
ち輝度信号のみにガンマ補正を行い、色変調成分の利得
を別個に制御する。
【0037】請求項12の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号を色変調成分と輝度信号に位相を合わせて
分離し、そのうち輝度信号のみにガンマ補正を行い、色
変調成分の利得を別個に制御する。。
【0038】請求項13および15の発明に係る映像信
号処理装置は、映像信号を低域成分と高域成分に分離
し、低域成分から高域成分の利得を制御する信号を生成
し、低域成分と高域成分にガンマ補正を行う。
【0039】請求項14および16の発明に係る映像信
号処理装置は、映像信号を低域成分と高域成分に位相を
合わせて分離し、低域成分から高域成分の利得を制御す
る信号を生成し、低域成分と高域成分にガンマ補正を行
う。
【0040】請求項17の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号を色変調成分と輝度信号に分離し、輝度信
号から色変調成分の利得を制御する信号を生成し、輝度
信号と色変調成分にガンマ補正を行う。
【0041】請求項18の発明に係る映像信号処理装置
は、映像信号を色変調成分と輝度信号に位相を合わせて
分離し、輝度信号から色変調成分の利得を制御する信号
を生成し、輝度信号と色変調成分にガンマ補正を行う。
【0042】
【実施例】実施例1.図1は、請求項1の発明の一実施
例を示した図で、図19に示した従来例と同一部分には
それぞれ同一符号を付して説明を省略する。図1におい
て、5は映像信号4から低域成分のみを取り出すLP
F、6は映像信号からLPF5で得られた低域成分を減
算する減算回路、8はガンマ補正を受けた輝度信号と減
算回路6から得られる高域成分をたし合わせる加算回路
である。
【0043】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、LPF5により映像信号4から低域成分のみが取
り出される。ここで、LPF5の特性を色変調成分の搬
送波の周波数を通さないように設定すると、色成分のな
い映像信号すなわち輝度信号成分のみが分離される。こ
こで得られる輝度信号には式(3),(4)から分かる
ように、ラインごとの差はない。LPF5により分離さ
れた輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特
性に合うようにガンマ補正を受ける。
【0044】一方、LPF5で得られた輝度信号と映像
信号4は、減算回路6にも入力され、映像信号4から輝
度信号が減算される。これによりLPF5で落とされた
周波数、すなわち色変調信号Cn・sin(2πft)
が減算回路6の出力として得られる。加算回路8では、
ガンマ補正回路7によりガンマ補正を受けた輝度信号と
減算回路6で得られた色変調信号が加算される。このよ
うにすることにより、色変調信号の影響を受けることな
く、輝度信号のみにガンマ補正を行うことができるの
で、ラインごとに輝度が変動することがなく、輝度段差
が発生しないガンマ補正回路を得ることができる。
【0045】実施例2.図2は、請求項2の発明の一実
施例を示した図である。図2において、1から8は図1
と同様のもので、9は映像信号4とLPF5で得られた
低域成分の位相を合わせる遅延回路である。
【0046】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、LPF5により映像信号4から低域成分のみが取
り出される。ここで、LPF5の特性を色変調成分の搬
送波の周波数を通さないように設定すると、色成分のな
い映像信号、すなわち輝度信号成分のみが分離される。
ここで得られる輝度信号には、式(3),(4)から分
かるように、ラインごとの差はない。LPF5により分
離された輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器
の特性に合うようにガンマ補正を受ける。
【0047】一方、遅延回路9では、LPF5から得ら
れた輝度信号と位相が合うように映像信号4が遅延され
る。遅延回路9で輝度信号と位相を揃えられた映像信号
とLPF5で得られた輝度信号は、減算回路6に入力さ
れ、映像信号から輝度信号が減算される。これによりL
PF5で落とされた周波数、すなわち色変調信号Cn・
sin(2πft)が減算回路6の出力として得られ
る。加算回路8では、ガンマ補正回路7によりガンマ補
正を受けた輝度信号と減算回路6で得られた色変調信号
が加算される。このようにすることにより、色変調信号
の影響を受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を
行うことができるので、ラインごとに輝度が変動するこ
とがなく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得る
ことができる。
【0048】実施例3.図3は、請求項3の発明の一実
施例を示した図である。図3において、1から8は図1
と同様のもので、10は、映像信号4から高域成分のみ
を取り出すHPFである。
【0049】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、HPF10により映像信号4から高域成分のみが
取り出される。ここで、HPF10の特性を、色変調成
分の搬送周波数以下の周波数を落とすように設定する
と、高域成分として色変調信号Cn・sin(2πf
t)が分離される。
【0050】HPF10で得られた色変調信号と前記映
像信号4は、減算回路6に入力され、映像信号4から色
変調信号が減算される。これによりHPF10で落とさ
れた低域成分、すなわち輝度信号が減算回路6の出力と
して得られる。ここで得られる輝度信号には、式
(3),(4)から分かるように、ラインごとの差はな
い。減算回路6により分離された輝度信号は、ガンマ補
正回路7において受像器の特性に合うようにガンマ補正
される。加算回路8では、ガンマ補正を受けた輝度信号
とHPF10で得られた色変調信号が加算される。こう
することにより、色変調信号の影響を受けることなく、
輝度信号のみにガンマ補正を行うことができるので、ラ
インごとに輝度が変動することがなく、輝度段差が発生
しないガンマ補正回路を得ることができる。
【0051】実施例4.図4は、請求項4の発明の一実
施例を示した図である。図4において、1から10は図
3と,9は図2と同様のものである。
【0052】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、HPF10により映像信号4から高域成分のみが
取り出される。ここで、HPF10の特性を、色変調成
分の搬送周波数以下の周波数を落とすように設定する
と、高域成分として色変調信号Cn・sin(2πf
t)が分離される。
【0053】一方、遅延回路9では、HPF10から得
られた色変調信号と位相が合うように映像信号4が遅延
される。遅延回路9で色変調信号と位相を揃えられた映
像信号とHPF10で得られた色変調信号は、減算回路
6に入力され、映像信号から色変調信号が減算される。
これによりHPF10で落とされた低域成分、すなわち
輝度信号が減算回路6の出力として得られる。ここで得
られる輝度信号には、式(3),(4)から分かるよう
に、ラインごとの差はない。減算回路6により分離され
た輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特性
に合うようにガンマ補正される。加算回路8では、ガン
マ補正を受けた輝度信号とHPF10で得られた色変調
信号が加算される。こうすることにより、色変調信号の
影響を受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行
うことができるので、ラインごとに輝度が変動すること
がなく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得るこ
とができる。
【0054】実施例5.図5は、請求項5の発明の一実
施例を示した図である。図5において、1から8は図1
と同様のもので、11は映像信号4から色変調成分のみ
を取り出す帯域通過フィルタ(以下、「BPF」とい
う)である。
【0055】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、BPF11に入力される。ここでBPF11の特
性を色変調成分の変調周波数のみを通すように設定する
ことにより映像信号4から色変調成分Cn・sin(2
πft)のみが分離される。
【0056】BPF11で得られた色変調信号と映像信
号4は、減算回路6に入力され、映像信号4から色変調
信号が減算される。これによりBPF11で落とされた
成分、すなわち輝度信号が減算回路6の出力として得ら
れる。ここで得られる輝度信号には式(3),(4)か
ら分かるように、ラインごとの差はない。減算回路6に
より分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7において
受像器の特性に合うようにガンマ補正される。加算回路
8では、ガンマ補正を受けた輝度信号とBPF11で得
られた色変調信号が加算される。こうすることにより、
色変調信号の影響を受けることなく、輝度信号のみにガ
ンマ補正を行うことができるので、ラインごとに輝度が
変動することがなく、輝度段差が発生しないガンマ補正
回路を得ることができる。
【0057】実施例6.図6は、請求項6の発明の一実
施例を示した図である。図6において、1から11は図
5と同様のものである。
【0058】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、BPF11に入力される。ここでBPF11の特
性を色変調成分の変調周波数のみを通すように設定する
ことにより、映像信号4から色変調成分Cn・sin
(2πft)のみが分離される。
【0059】一方、遅延回路9ではBPF11から得ら
れた色変調信号と位相が合うように映像信号4が遅延さ
れる。BPF11で得られた色変調信号と遅延回路9で
色変調信号と位相を揃えられた映像信号は、減算回路6
に入力され、映像信号から色変調信号が減算される。こ
れによりBPF11で落とされた成分、すなわち輝度信
号が減算回路6の出力として得られる。ここで得られる
輝度信号には、式(3),(4)から分かるように、ラ
インごとの差はない。減算回路6により分離された輝度
信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特性に合う
ようにガンマ補正される。加算回路8では、ガンマ補正
を受けた輝度信号とBPF11で得られた色変調信号が
加算される。こうすることにより、色変調信号の影響を
受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行うこと
ができるので、ラインごとに輝度が変動することがな
く、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得ることが
できる。
【0060】実施例7.図7は、請求項7の発明の一実
施例を示した図である。図7において1から8は図1と
同様のもので、12は色変調信号の利得を制御する利得
制御回路である。
【0061】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、LPF5により映像信号4から低域成分のみが取
り出される。ここで、LPF5の特性を、色変調成分の
搬送波の周波数を通さないように設定すると、色成分の
ない映像信号、すなわち輝度信号成分のみが分離され
る。ここで得られる輝度信号には、式(3),(4)か
ら分かるように、ラインごとの差はない。LPF5によ
り分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7において受
像器の特性に合うようにガンマ補正を受ける。
【0062】一方、LPF5で得られた輝度信号と前記
映像信号4は、減算回路6にも入力され、映像信号4か
ら輝度信号が減算される。これによりLPF5で落とさ
れた周波数、すなわち色変調信号Cn・sin(2πf
t)が減算回路6の出力として得られる。加算回路8で
は、ガンマ補正回路7によりガンマ補正を受けた輝度信
号と減算回路6で得られた色変調信号が加算される。こ
のようにすることにより、色変調信号の影響を受けるこ
となく、輝度信号のみにガンマ補正を行うことができる
ので、ラインごとに輝度が変動することがなく、輝度段
差が発生しないガンマ補正回路を得ることができるとと
もに、色変調信号も単独に利得が制御できるので、色相
の変化も防ぐことができる。
【0063】実施例8.図8は、請求項8の発明の一実
施例を示した図である。図8において、1から9は図2
と、12は図7と同様のものである。
【0064】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、LPF5により映像信号4から低域成分のみが取
り出される。ここで、LPF5の特性を、色変調成分の
搬送波の周波数を通さないように設定すると、色成分の
ない映像信号、すなわち輝度信号成分のみが分離され
る。ここで得られる輝度信号には、式(3),(4)か
ら分かるように、ラインごとの差はない。LPF5によ
り分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7において受
像器の特性に合うようにガンマ補正を受ける。
【0065】一方、遅延回路9では、LPF5から得ら
れた輝度信号と位相が合うように映像信号4が遅延され
る。LPF5で得られた輝度信号と遅延回路9で輝度信
号と位相を揃えられた映像信号は、減算回路6に入力さ
れ、映像信号から輝度信号が減算される。これにより、
LPF5で落とされた周波数、すなわち色変調信号Cn
・sin(2πft)が減算回路6の出力として得られ
る。利得制御回路12では、減算回路6で得られた色変
調信号の利得を単独で制御を行う。加算回路8では、ガ
ンマ補正回路7によりガンマ補正を受けた輝度信号と利
得制御回路12で利得を制御された色変調信号が加算さ
れる。こうすることにより、色変調信号の影響を受ける
ことなく、輝度信号のみにガンマ補正を行うことができ
るので、ラインごとに輝度が変動することがなく、輝度
段差が発生しないガンマ補正回路を得ることができると
ともに、色変調信号も単独に利得が制御できるので、色
相の変化も防ぐことができる。
【0066】実施例9.図9は、請求項9の発明の一実
施例を示した図である。図9において、1から10は図
3と、12は図7と同様のものである。
【0067】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、HPF10により映像信号4から高域成分のみが
取り出される。ここで、HPF10の特性を、色変調成
分の搬送周波数以下の周波数を落とすように設定する
と、高域成分として色変調信号Cn・sin(2πf
t)が分離される。
【0068】HPF10で得られた色変調信号と映像信
号4は、減算回路6に入力され、映像信号4から色変調
信号が減算される。これによりHPF10で落とされた
低域成分、すなわち輝度信号が減算回路6の出力として
得られる。ここで得られる輝度信号には、式(3),
(4)から分かるように、ラインごとの差はない。減算
回路6により分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7
において受像器の特性に合うようにガンマ補正される。
利得制御回路12では、HPF10で得られた色変調信
号の利得を単独で制御を行う。加算回路8では、ガンマ
補正回路7によりガンマ補正を受けた輝度信号と利得制
御回路12で利得を制御された色変調信号が加算され
る。このようにすることにより、色変調信号の影響を受
けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行うことが
できるので、ラインごとに輝度が変動することがなく、
輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得ることができ
るとともに、色変調信号も単独に利得が制御できるの
で、色相の変化も防ぐことができる。
【0069】実施例10.図10は、請求項10の発明
の一実施例を示した図である。図10において、1から
10は図4と、12は図7と同様のものである。
【0070】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、HPF10により映像信号4から高域成分のみが
取り出される。ここで、HPF10の特性を、色変調成
分の搬送周波数以下の周波数を落とすように設定する
と、高域成分として色変調信号Cn・sin(2πf
t)が分離される。
【0071】一方、遅延回路9では、HPF10から得
られた色変調信号と位相が合うように映像信号4が遅延
される。遅延回路9で色変調信号と位相を揃えられた映
像信号とHPF10で得られた色変調信号は、減算回路
6に入力され、映像信号から色変調信号が減算される。
これにより、HPF10で落とされた低域成分、すなわ
ち輝度信号が減算回路6の出力として得られる。ここで
得られる輝度信号には、式(3),(4)から分かるよ
うに、ラインごとの差はない。減算回路6により分離さ
れた輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特
性に合うようにガンマ補正される。利得制御回路12で
は、HPF10で得られた色変調信号の利得を単独で制
御を行う。加算回路8では、ガンマ補正を受けた輝度信
号と利得制御回路12で利得を制御された色変調信号が
加算される。このようにすることにより、色変調信号の
影響を受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行
うことができるので、ラインごとに輝度が変動すること
がなく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得るこ
とができるとともに、色変調信号も単独に利得が制御で
きるので、色相の変化も防ぐことができる。
【0072】実施例11.図11は、請求項11の発明
の一実施例を示した図である。図11において、1から
11は図5と、12は図7と同様のものである。
【0073】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、BPF11に入力される。ここでBPF11の特
性を色変調成分の変調周波数のみを通すように設定する
ことにより映像信号4から色変調成分Cn・sin(2
πft)のみが分離される。
【0074】BPF11で得られた色変調信号と映像信
号4は、減算回路6に入力され、映像信号4から色変調
信号が減算される。これによりBPF11で落とされた
成分、すなわち輝度信号が減算回路6の出力として得ら
れる。ここで得られる輝度信号には式、(3),(4)
から分かるように、ラインごとの差はない。減算回路6
により分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7におい
て受像器の特性に合うようにガンマ補正される。利得制
御回路12では、BPF11で得られた色変調信号の利
得を単独で制御を行う。加算回路8では、ガンマ補正を
受けた輝度信号と利得制御回路12で利得を制御された
色変調信号が加算される。このようにすることにより、
色変調信号の影響を受けることなく、輝度信号のみにガ
ンマ補正を行うことができるので、ラインごとに輝度が
変動することがなく、輝度段差が発生しないガンマ補正
回路を得ることができるとともに、色変調信号も単独に
利得が制御できるので、色相の変化も防ぐことができ
る。
【0075】実施例12.図12は、請求項12の発明
の一実施例を示した図である。図12において、1から
11は図6と、12は図7と同様のものである。
【0076】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、BPF11に入力される。ここでBPF11の特
性を色変調成分の変調周波数のみを通すように設定する
ことにより、映像信号4から色変調成分Cn・sin
(2πft)のみが分離される。
【0077】一方、遅延回路9では、BPF11から得
られた色変調信号と位相が合うように映像信号4が遅延
される。BPF11で得られた色変調信号と遅延回路9
で色変調信号と位相を揃えられた映像信号は、減算回路
6に入力され、映像信号から色変調信号が減算される。
これによりBPF11で落とされた成分、すなわち輝度
信号が減算回路6の出力として得られる。ここで得られ
る輝度信号には、式(3),(4)から分かるようにラ
インごとの差はない。減算回路6により分離された輝度
信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特性に合う
ようにガンマ補正される。利得制御回路12では、BP
F11で得られた色変調信号の利得を単独で制御を行
う。加算回路8では、ガンマ補正を受けた輝度信号と利
得制御回路12で利得を制御された色変調信号が加算さ
れる。このようにすることにより、色変調信号の影響を
受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行うこと
ができるので、ラインごとに輝度が変動することがな
く、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得ることが
できるとともに、色変調信号も単独に利得が制御できる
ので、色相の変化も防ぐことができる。
【0078】実施例13.図13は、請求項13の発明
の一実施例を示した図である。図13において、1から
12は図7と同様のもので、13は利得制御回路12の
制御信号を生成する制御信号生成回路である。
【0079】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、LPF5により映像信号4から低域成分のみが取
り出される。ここで、LPF5の特性を、色変調成分の
搬送波の周波数を通さないように設定すると、色成分の
ない映像信号すなわち輝度信号成分のみが分離される。
ここで得られる輝度信号には、式(3),(4)から分
かるように、ラインごとの差はない。LPF5により分
離された輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器
の特性に合うようにガンマ補正を受ける。
【0080】一方、LPF5で得られた輝度信号と前記
映像信号4は、減算回路6にも入力され、映像信号4か
ら輝度信号が減算される。これにより、LPF5で落と
された周波数、すなわち色変調信号Cn・sin(2π
ft)が減算回路6の出力として得られる。制御信号生
成回路13では、例えば所定値から輝度信号を定数倍し
たものを減算することによって制御信号を生成する。こ
うすることで高輝度部では色変調成分も輝度信号と同様
に圧縮し、低輝度部では色変調成分も伸張できる。利得
制御回路12では、減算回路6で得られた色変調信号の
利得を制御信号生成回路13で生成された制御信号を用
いて制御を行う。加算回路8では、ガンマ補正を受けた
輝度信号と利得制御回路12で利得を制御された色変調
信号が加算される。こうすることにより、色変調信号の
影響を受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行
うことができるので、ラインごとに輝度が変動すること
がなく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得るこ
とができるとともに、色変調信号も輝度信号のみの状態
に応じて利得が制御できるので、色相の変化もなくガン
マ補正を行うことが可能である。
【0081】実施例14.図14は、請求項14の発明
の一実施例を示した図である。図14において、1から
12は図8と、13は図13と同様のものである。
【0082】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、LPF5により映像信号4から低域成分のみが取
り出される。ここで、LPF5の特性を、色変調成分の
搬送波の周波数を通さないように設定すると、色成分の
ない映像信号、すなわち輝度信号成分のみが分離され
る。ここで得られる輝度信号には、式(3),(4)か
ら分かるように、ラインごとの差はない。LPF5によ
り分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7において受
像器の特性に合うようにガンマ補正を受ける。
【0083】一方、遅延回路9では、LPF5から得ら
れた輝度信号と位相が合うように映像信号4が遅延され
る。LPF5で得られた輝度信号と遅延回路9で輝度信
号と位相を揃えられた映像信号は、減算回路6に入力さ
れ、映像信号から輝度信号が減算される。これにより、
LPF5で落とされた周波数、すなわち色変調信号Cn
・sin(2πft)が減算回路6の出力として得られ
る。制御信号生成回路13では、例えば所定値から輝度
信号を定数倍したものを減算することによって制御信号
を生成する。こうすることで、高輝度部では色変調成分
も輝度信号と同様に圧縮し、低輝度部では色変調成分も
伸張できる。利得制御回路12では、減算回路6で得ら
れた色変調信号の利得を、制御信号生成回路13で生成
された制御信号を用いて制御を行う。加算回路8では、
ガンマ補正を受けた輝度信号と利得制御回路12で利得
を制御された色変調信号が加算される。こうすることに
より、色変調信号の影響を受けることなく、輝度信号の
みにガンマ補正を行うことができるので、ラインごとに
輝度が変動することがなく、輝度段差が発生しないガン
マ補正回路を得ることができるとともに、色変調信号も
輝度信号のみの状態に応じて利得が制御できるので、色
相の変化もなくガンマ補正を行うことが可能である。
【0084】実施例15.図15は、請求項9の発明の
一実施例を示した図である。図15において、1から1
2は図9と、13は図13と同様のものである。
【0085】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、HPF10により映像信号4から高域成分のみが
取り出される。ここで、HPF10の特性を、色変調成
分の搬送周波数以下の周波数を落とすように設定する
と、高域成分として色変調信号Cn・sin(2πf
t)が分離される。
【0086】HPF10で得られた色変調信号と前記映
像信号4は、減算回路6に入力され、映像信号4から色
変調信号が減算される。これにより、HPF10で落と
された低域成分、すなわち輝度信号が減算回路6の出力
として得られる。ここで得られる輝度信号には、式
(3),(4)から分かるように、ラインごとの差はな
い。減算回路6により分離された輝度信号は、ガンマ補
正回路7において受像器の特性に合うようにガンマ補正
を受ける。制御信号生成回路13では、例えば所定値か
ら輝度信号を定数倍したものを減算することによって制
御信号を生成する。こうすることで、高輝度部では色変
調成分も輝度信号と同様に圧縮し、低輝度部では色変調
成分も伸張できる。利得制御回路12では、HPF10
で得られた色変調信号の利得を、制御信号生成回路13
で生成された制御信号を用いて制御を行う。加算回路8
では、ガンマ補正を受けた輝度信号と利得制御回路12
で利得を制御された色変調信号が加算される。このよう
にすることにより、色変調信号の影響を受けることな
く、輝度信号のみにガンマ補正を行うことができるの
で、ラインごとに輝度が変動することがなく、輝度段差
が発生しないガンマ補正回路を得ることができるととも
に、色変調信号も輝度信号のみの状態に応じて利得が制
御できるので、色相の変化もなくガンマ補正を行うこと
が可能である。
【0087】実施例16.図16は、請求項16の発明
の一実施例を示した図である。図16において、1から
12は図10と、13は図13と同様のものである。
【0088】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、HPF10により映像信号4から高域成分のみが
取り出される。ここで、HPF10の特性を、色変調成
分の搬送周波数以下の周波数を落とすように設定する
と、高域成分として色変調信号Cn・sin(2πf
t)が分離される。
【0089】一方、遅延回路9では、HPF10から得
られた色変調信号と位相が合うように映像信号4が遅延
される。遅延回路9で色変調信号と位相を揃えられた映
像信号とHPF10で得られた色変調信号は、減算回路
6に入力され、映像信号から色変調信号が減算される。
これにより、HPF10で落とされた低域成分、すなわ
ち輝度信号が減算回路6の出力として得られる。ここで
得られる輝度信号には、式(3),(4)から分かるよ
うに、ラインごとの差はない。減算回路6により分離さ
れた輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特
性に合うようにガンマ補正される。制御信号生成回路1
3では、例えば所定値から輝度信号を定数倍したものを
減算することによって制御信号を生成する。こうするこ
とで、高輝度部では色変調成分も輝度信号と同様に圧縮
し、低輝度部では色変調成分も伸張できる。利得制御回
路12では、HPF10で得られた色変調信号の利得
を、制御信号生成回路13で生成された制御信号を用い
て制御を行う。加算回路8では、ガンマ補正を受けた輝
度信号と利得制御回路12で利得を制御された色変調信
号が加算される。このようにすることにより色変調信号
の影響を受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を
行うことができるので、ラインごとに輝度が変動するこ
とがなく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得る
ことができるとともに、色変調信号も輝度信号のみの状
態に応じて利得が制御できるので、色相の変化もなくガ
ンマ補正を行うことが可能である。
【0090】実施例17.図17は、請求項17の発明
の一実施例を示した図である。図17において、1から
11は図11と、13は図13と同様のものである。
【0091】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、BPF11に入力される。ここでBPF11の特
性を、色変調成分の変調周波数のみを通すように設定す
ると、映像信号4から色変調成分Cn・sin(2πf
t)のみが分離される。
【0092】BPF11で得られた色変調信号と前記映
像信号4は、減算回路6に入力され、映像信号4から色
変調信号が減算される。これにより、BPF11で落と
された成分、すなわち輝度信号が減算回路6の出力とし
て得られる。ここで得られる輝度信号には、式(3),
(4)から分かるように、ラインごとの差はない。減算
回路6により分離された輝度信号は、ガンマ補正回路7
において受像器の特性に合うようにガンマ補正される。
制御信号生成回路13では、例えば所定値から輝度信号
を定数倍したものを減算することによって制御信号を生
成する。こうすることで、高輝度部では色変調成分も輝
度信号と同様に圧縮し、低輝度部では色変調成分も伸張
できる。利得制御回路12では、BPF11で得られた
色変調信号の利得を、制御信号生成回路13で生成され
た制御信号を用いて制御を行う。加算回路8では、ガン
マ補正を受けた輝度信号と利得制御回路12で利得を制
御された色変調信号が加算される。このようにすること
により、色変調信号の影響を受けることなく、輝度信号
のみにガンマ補正を行うことができるので、ラインごと
に輝度が変動することがなく、輝度段差が発生しないガ
ンマ補正回路を得ることができるとともに、色変調信号
も輝度信号のみの状態に応じて利得が制御できるので、
色相の変化もなくガンマ補正を行うことが可能である。
【0093】実施例18.図18は、請求項18の発明
の一実施例を示した図である。図18において、1から
12は図12と、13は図13と同様のものである。
【0094】次に、動作について説明する。レンズ1か
らCDS回路3までの処理は、従来例と同じであるので
説明を省略する。CDS回路3から出力された映像信号
4は、BPF11に入力される。ここでBPF11の特
性を、色変調成分の変調周波数のみを通すように設定す
ると、映像信号4から色変調成分Cn・sin(2πf
t)のみが分離される。
【0095】一方、遅延回路9では、BPF11から得
られた色変調信号と位相が合うように映像信号4が遅延
される。BPF11で得られた色変調信号と遅延回路9
で色変調信号と位相を揃えられた映像信号は、減算回路
6に入力され、映像信号から色変調信号が減算される。
これにより、BPF11で落とされた成分、すなわち輝
度信号が減算回路6の出力として得られる。ここで得ら
れる輝度信号には、式(3),(4)から分かるよう
に、ラインごとの差はない。減算回路6により分離され
た輝度信号は、ガンマ補正回路7において受像器の特性
に合うようにガンマ補正を受ける。制御信号生成回路1
3では、例えば所定値から輝度信号を定数倍したものを
減算することによって制御信号を生成する。こうするこ
とで、高輝度部では色変調成分も輝度信号と同様に圧縮
し、低輝度部では色変調成分も伸張できる。利得制御回
路12では、BPF11で得られた色変調信号の利得を
制御信号生成回路13で生成された制御信号を用いて制
御を行う。加算回路8では、ガンマ補正を受けた輝度信
号と利得制御回路12で利得を制御された色変調信号が
加算される。このようにすることにより、色変調信号の
影響を受けることなく、輝度信号のみにガンマ補正を行
うことができるので、ラインごとに輝度が変動すること
がなく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得るこ
とができるとともに、色変調信号も輝度信号のみの状態
に応じて利得が制御できるので、色相の変化もなくガン
マ補正を行うことが可能である。
【0096】
【発明の効果】請求項1,2,3および4の発明によれ
ば、色変調信号の影響を受けることなく、輝度信号のみ
にガンマ補正を行うことができるので、ラインごとに輝
度が変動することがなく、輝度段差が発生しないガンマ
補正回路を得ることができる。
【0097】請求項5および6の発明によれば、色変調
信号の搬送波の周波数にかかわらず、色変調信号の影響
を受けることなく輝度信号のみにガンマ補正を行うこと
ができるので、ラインごとに輝度が変動することがな
く、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得ることが
できる。
【0098】請求項7,8,9および10の発明によれ
ば、色変調信号の影響を受けることなく、輝度信号のみ
にガンマ補正を行うことができるので、ラインごとに輝
度が変動することがなく、輝度段差が発生しないガンマ
補正回路を得ることができるとともに、色変調信号も単
独に利得が制御できるので、色相の変化も防ぐことがで
きる。
【0099】請求項11および12の発明によれば、色
変調信号の搬送波の周波数にかかわらず、色変調信号の
影響を受けることなく輝度信号のみにガンマ補正を行う
ことができるので、ラインごとに輝度が変動することが
なく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得ること
ができるとともに、色変調信号も変調成分の大きさに影
響されずに利得が制御できるので、色相の変化も防ぐこ
とができる。
【0100】請求項13,14,15および16の発明
によれば、色変調信号の影響を受けることなく、輝度信
号のみにガンマ補正を行うことができるので、ラインご
とに輝度が変動することがなく、輝度段差が発生しない
ガンマ補正回路を得ることができるとともに、色変調信
号も輝度信号のみの状態に応じて利得が制御できるの
で、色相が変化することなくガンマ補正を行うことが可
能である。
【0101】請求項17および18の発明によれば、色
変調信号の搬送波の周波数にかかわらず、色変調信号の
影響を受けることなく輝度信号のみにガンマ補正を行う
ことができるので、ラインごとに輝度が変動することが
なく、輝度段差が発生しないガンマ補正回路を得ること
ができるとともに、色変調信号も輝度信号のみの状態に
応じて利得が制御できるので、色相が変化することなく
ガンマ補正を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図2】請求項2の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図3】請求項3の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図4】請求項4の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図5】請求項5の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図6】請求項6の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図7】請求項7の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図8】請求項8の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図9】請求項9の発明の一実施例を示すブロック回路
図である。
【図10】請求項10の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図11】請求項11の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図12】請求項12の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図13】請求項13の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図14】請求項14の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図15】請求項15の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図16】請求項16の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図17】請求項17の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図18】請求項18の発明の一実施例を示すブロック
回路図である。
【図19】従来の映像信号処理装置を示すブロック回路
図である。
【図20】CCDイメージセンサ上の色フィルタの配列
を示す図である。
【図21】CCDイメージセンサから読み出される信号
を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCDイメージセンサ(CIS) 3 相関二重サンプリング(CDS)回路 5 低域通過フィルタ(LPF) 6 減算回路 7 ガンマ補正回路 8 加算回路 9 遅延回路 10 高域通過フィルタ(HPF) 11 帯域通過フィルタ(BPF) 12 利得制御回路 13 制御信号生成回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項18
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から低域成分を取り出す低域通過フィルタと、
    映像信号から低域成分を引き去ることにより高域成分を
    得る減算回路と、前記低域通過フィルタにより得られた
    低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、前記減
    算回路の出力とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる
    加算回路とを備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から低域成分を取り出す低域通過フィルタと、
    映像信号と前記低域成分の位相を合わせる遅延回路と、
    この遅延回路により低域成分と位相を合わせられた映像
    信号から低域成分を引き去ることにより高域成分を得る
    減算回路と、前記低域通過フィルタにより得られた低域
    成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、前記減算回
    路の出力とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加算
    回路とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から高域成分を取り出す高域通過フィルタと、
    映像信号から高域成分を引き去ることにより低域成分を
    得る減算回路と、この減算回路より得られる低域成分に
    ガンマ補正を行うガンマ補正回路と、前記高域通過フィ
    ルタの出力とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加
    算回路とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から高域成分を取り出す高域通過フィルタと、
    映像信号と前記高域成分の位相を合わせる遅延回路と、
    この遅延回路により高域成分と位相を合わせられた映像
    信号から高域成分を引き去ることにより低域成分を得る
    減算回路と、この減算回路より得られる低域成分にガン
    マ補正を行うガンマ補正回路と、前記高域通過フィルタ
    の出力とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加算回
    路とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から色変調成分を取り出す帯域通過フィルタ
    と、映像信号から色変調成分を引き去る減算回路と、こ
    の減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、この色変調成分とガンマ補正を受けた減算回路の出
    力をたし合わせる加算回路とを備えたことを特徴とする
    映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から色変調成分を取り出す帯域通過フィルタ
    と、映像信号と前記色変調成分の位相を合わせる遅延回
    路と、この遅延回路により色変調成分と位相を合わせら
    れた映像信号から色変調成分を引き去る減算回路と、こ
    の減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、この色変調成分とガンマ補正を受けた減算回路の出
    力をたし合わせる加算回路とを備えたことを特徴とする
    映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から低域成分のみを取り出す低域通過フィルタ
    と、映像信号から低域成分を引き去ることにより高域成
    分を得る減算回路と、前記低域通過フィルタにより得ら
    れた低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、こ
    の減算回路から得られた高域成分の利得を変化させる利
    得制御回路と、この利得を制御された高域成分とガンマ
    補正後の低域成分をたし合わせる加算回路とを備えたこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  8. 【請求項8】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から低域成分を取り出す低域通過フィルタと、
    映像信号と前記低域成分の位相を合わせる遅延回路と、
    この遅延回路により低域成分と位相を合わせられた映像
    信号から低域成分を引き去ることにより高域成分を得る
    減算回路と、前記低域通過フィルタにより得られた低域
    成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、前記減算回
    路から得られた高域成分の利得を変化させる利得制御回
    路と、この利得を制御された高域成分とガンマ補正後の
    低域成分をたし合わせる加算回路とを備えたことを特徴
    とする映像信号処理装置。
  9. 【請求項9】 輝度信号に、色信号が変調され多重され
    ている映像信号を処理する映像信号処理装置において、
    映像信号から高域成分を取り出す高域通過フィルタと、
    映像信号から高域成分を引き去ることにより低域成分を
    得る減算回路と、この減算回路より得られる低域成分に
    ガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成分の利得を
    変化させる利得制御回路と、この利得を制御された高域
    成分とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加算回路
    とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  10. 【請求項10】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から高域成分を取り出す高域通過フィルタ
    と、映像信号と前記高域成分の位相を合わせる遅延回路
    と、この遅延回路により高域成分と位相を合わせられた
    映像信号から高域成分を引き去ることにより低域成分を
    得る減算回路と、この減算回路より得られる低域成分に
    ガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成分の利得を
    変化させる利得制御回路と、この利得を制御された高域
    成分とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加算回路
    とを備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  11. 【請求項11】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から色変調成分を取り出す帯域通過フィル
    タと、映像信号から色変調成分を引き去る減算回路と、
    この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、色変調成分の利得を変化させる利得制御回路と、こ
    の利得を制御された色変調成分とガンマ補正を受けた減
    算回路の出力をたし合わせる加算回路とを備えたことを
    特徴とする映像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から色変調成分を取り出す帯域通過フィル
    タと、映像信号と前記色変調成分の位相を合わせる遅延
    回路と、この遅延回路により色変調成分と位相を合わせ
    られた映像信号から色変調成分を引き去る減算回路と、
    この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、色変調成分の利得を変化させる利得制御回路と、こ
    の利得を制御された色変調成分とガンマ補正を受けた減
    算回路の出力をたし合わせる加算回路とを備えたことを
    特徴とする映像信号処理装置。
  13. 【請求項13】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から低域成分のみを取り出す低域通過フィ
    ルタと、映像信号から低域成分を引き去ることにより高
    域成分を得る減算回路と、前記低域通過フィルタにより
    得られた低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、前記減算回路から得られた高域成分の利得を変化さ
    せる利得制御回路と、低域成分から前記利得制御回路の
    利得を制御する信号を生成する回路と、前記利得を制御
    された高域成分とガンマ補正後の低域成分をたし合わせ
    る加算回路とを備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  14. 【請求項14】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から低域成分を取り出す低域通過フィルタ
    と、映像信号と前記低域成分の位相を合わせる遅延回路
    と、この遅延回路により低域成分と位相を合わせられた
    映像信号から低域成分を引き去ることにより高域成分を
    得る減算回路と、前記低域通過フィルタにより得られた
    低域成分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、前記減
    算回路から得られた高域成分の利得を変化させる利得制
    御回路と、低域成分から前記利得制御回路の利得を制御
    する信号を生成する回路と、利得を制御された高域成分
    とガンマ補正後の低域成分をたし合わせる加算回路とを
    備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  15. 【請求項15】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から高域成分を取り出す高域通過フィルタ
    と、映像信号から高域成分を引き去ることにより低域成
    分を得る減算回路と、この減算回路より得られる低域成
    分にガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成分の利
    得を変化させる利得制御回路と、低域成分から前記利得
    制御回路の利得を制御する信号を生成する回路と、利得
    を制御された高域成分とガンマ補正後の低域成分をたし
    合わせる加算回路とを備えたことを特徴とする映像信号
    処理装置。
  16. 【請求項16】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から高域成分を取り出す高域通過フィルタ
    と、映像信号と前記高域成分の位相を合わせる遅延回路
    と、この遅延回路により高域成分と位相を合わせられた
    映像信号から高域成分を引き去ることにより低域成分を
    得る減算回路と、この減算回路より得られる低域成分に
    ガンマ補正を行うガンマ補正回路と、高域成分の利得を
    変化させる利得制御回路と、低域成分から前記利得制御
    回路の利得を制御する信号を生成する回路と、利得を制
    御された高域成分とガンマ補正後の低域成分をたし合わ
    せる加算回路とを備えたことを特徴とする映像信号処理
    装置。
  17. 【請求項17】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から色変調成分を取り出す帯域通過フィル
    タと、映像信号から色変調成分を引き去る減算回路と、
    この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、色変調成分の利得を変化させる利得制御回路と、低
    域成分から前記利得制御回路の利得を制御する信号を生
    成する回路と、利得を制御された色変調成分とガンマ補
    正を受けた減算回路の出力をたし合わせる加算回路とを
    備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  18. 【請求項18】 輝度信号に、色信号が変調され多重さ
    れている映像信号を処理する映像信号処理装置におい
    て、映像信号から色変調成分を取り出す帯域通過フィル
    タと、映像信号と前記色変調成分の位相を合わせる遅延
    回路と、この遅延回路により色変調成分と位相を合わせ
    られた映像信号から色変調成分を引き去る減算回路と、
    この減算回路の出力にガンマ補正を行うガンマ補正回路
    と、色変調成分の利得を変化させる利得制御回路と、低
    域成分から前記利得制御回路の利得を制御する信号を生
    成する回路と、利得を制御された色変調成分とガンマ補
    正を受けた減算回路の出力をたし合わせる加算回路とを
    備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
JP43A 1992-12-25 1992-12-25 映像信号処理装置 Pending JPH06197240A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100813620B1 (ko) * 2006-06-22 2008-03-14 주식회사 아이닉스 명암대비 보정장치 및 보정방법
US8035749B2 (en) 2006-10-25 2011-10-11 Infovision Optoelectronics Holdings Limited Gamma-correction circuit for graphic signals

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