JPH0276390A

JPH0276390A - 輝度信号・色信号分離装置

Info

Publication number: JPH0276390A
Application number: JP22798988A
Authority: JP
Inventors: Kunitoshi Hisaoka; 久岡　邦年
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1988-09-12
Filing date: 1988-09-12
Publication date: 1990-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明は、動き量に応じた処理をして、ＮＴＳＣ方式
のカラー映像信号より輝度信号および色信号を分離する
輝度信号・色信号分離装置（以下ｒＹ／Ｃ分離装置」と
いう。）に関する。

［従来の技術］受像機側の信号処理で画質改善をする、いわゆるＩＤＴ
Ｖ、送信側、受像機側の双方による画質改善や高画質信
号の多重再生によって品位を向上させる、いわゆるＥＤ
ＴＶ等のシステムにおいて、受像機でＮＴＳＣ方式のカ
ラー映像信号より輝度信号と色信号を分離するＹ／Ｃ分
離装置として、例えば第３図に示すような装置が使用さ
れている。

同図において、入力端子２１に供給されるＮＴＳＣ方式
のカラー映像信号Ｓ■は、減剪器２２に供給される共に
、ライン間フィルタ２３１１．フレーム間フィルタ２３
ｆに供給される。

ライン間フィルタ２３（ｌは、例えばラインメモリを少
なくとも１個用いて構成され、ライン相関を利用したい
わゆるＣ分離クシ型フィルタであり、このライン間フィ
ルタ２３αからは色信号Ｃ立か出力される。フレーム間
フィルタ２３ｆは、例えばフレームメモリを少なくとも
１個用いて構成され、フレーム相関を利用したいわゆる
Ｃ分離クシ型フィルタであり、このフレーム間フィルタ
２３ｆからは色信号Ｃｆが出力される。

クーイン間フィルタ２３Ｑより出力される色信号Ｃ豆は
、掛算器２４Ｑで係数Ｋ（０≦に≦ｌ）か掛算されたの
ち加算器２５に供給される。フレーム間フィルタ２３ｆ
より出力される色信号Ｃｒは、掛算器２４ｆで係数（１
−Ｋ）が掛算されたのも加ｉ器２５に供給きれる。そし
て、この加算器２５より色信号Ｃａ＝ＫＸＣｕ＋　（１
−Ｋ）ＸＣｒが出力される。

係数におよび（１−Ｋ）は、動き検出回路２６によって
制御きれる。すなわち、フレーム間フィルタ２３ｆによ
り出力される色信号Ｃｆが動ぎ検出回路２６に供給され
て動き量が検出され、Ｋ値は動き盟に応じてその値が変
えられる。例えば、静止画ではに＝Ｏとされ、動き量が
大ぎくなるにつれて、Ｋ値は大きくされる。

第４図は、ライン間フィルタ２３Ω、フレーム間フィル
タ２３ｆ１掛算器２４ｆＬ、２４ｆ、加算器２５による
分離特性を示している。

加算器２５より出力される色信号Ｃａは、切換スイッチ
２７のＡ側の固定端子に供給されると共に、中心周波数
が色副搬送波周波数ｆｓｃ（＝３゜５８ＭＨｚ）である
バンドパスフィルタ２８を介して切換スイッチ２７のＢ
側の固定端子に供給される。このバンドパスフィルタ２
８は、後段の色信号処理に必要な帯域に色信号を制御す
るためのものである。

上述した動き検出回路２６からは、静止画（Ｋ＝Ｏ）で
は低レベル°°Ｏ°°となり、動画では高レベル°゛１
゛°となる信号Ｍが出力され、切換スイッチ２７は、こ
の信号Ｍによって切換制運され、信号Ｍが低レベル゛°
Ｏ°゛で静止画ではＡ側に切り換えられると共に、信号
Ｍが高レベル°°１゛°で動画ではＢ側に切り換えられ
る。

この切換スイッチ２７より出力される色信号Ｃｎは減算
器２２に供給される。二〇減算器２２では、映像１８号
Ｓｖより色信号Ｃｎが減算され、この減算器２２の出力
信号が輝度信号Ｙｏとして出力きれる。また、バンドパ
スフィルタ２８の出力信号か色信号Ｃｏとして出力され
る。

［発明が解決しようとする課題〕この第３図例に示すＹ／Ｃ分離装置においては、動画で
は、切換スイッチ２７がＢ側に接続され、減算器２２に
供給される色信号Ｃｎはバンドパスフィルタ２８の出力
信号となる。

ここで、映像１８号Ｓ■の周波数スペクトラムは第５図
Ａで示すようであるのに対して、バンドパスフィルタ２
８の周波数特性は同図Ｂの実線で示すようになっている
。同図Ａにおいて、Ｙは輝度（５号、Ｃは色信号である
。そのため、バンドパスフィルタ２８の出力として、第
５図Ｂの斜線で示す帯域Ｗに存在する色信号Ｃは出力さ
れない。

従って、減算器２２より、出力される輝度４８号Ｙｏに
は色信号成分が含まれることとなり、ドツト妨害が生じ
る。

なお、バンドパスフィルタ２８の通過帯域を広（すれば
、このようなドツト妨害を少なくすることができるが、
今度は逆に色信号Ｃｏに輝度信号成分が多く含まれるよ
うになってクロスカラー妨害が多くなってしまう。

そこで、この発明では、上述したように輝度信号Ｙｏに
含まれる色信号成分および色（８号Ｃｏに含まれる輝度
信号成分の双方が少なくなるように、分離特性の改善を
図ることを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］この発明は、ＮＴＳＣ方式のカラー映像信号よりラーＣ
ン間フィルタで分ＩＩＩされる色信号および上記カラー
映像信号よりフレーム間フィルダＣ分離される色４８号
を動き旦に応じた割合で加算して出力する色信号分離回
路と、色信号を通過させる比較的通過帯域の広い第１の
パンＩ・バスフィルタと、色信号を通過ぎせる比較的通
過帯域の狭い第２のバンドパスフィルタとを備えるもの
であって、静止画では、カラー映住信号より色信号分離
回路の出力信号を減算して輝度信号を得ると共に、色信
号分離回路の出カイ３号を第２のバンドパスフィルタに
供給して、色信号を得、動画では、カラー映像４８号よ
り、第１のバンドパスフィルタを介された色信号分離回
路の出力信号を減算して輝度信号を得ると共に、色信号
分離回路の出力信号を第１および第２のバンドパスフィ
ルタの直列回路に供給して色信号を得るものである。

［作　用コ第１のパンドパフィルタの通過帯域は比較的広いので、
この第１のバンドパスフィルタの出力信号には、色信号
の分布しているスペクトルが略完全に含まれる。そのた
め、カラー映像信号よりこの第１のバンドパスフィルタ
の出力信号を減算すると、色信号は略完全に除去される
。従って、動画時に得られる輝度信号に含まれる色信号
成分は非常に少なくなる。また、第２のバンドパスフィ
ルタの通過帯域は比較的狭いので、動画時に得られる色
信号に含まれる輝度信号成分も非常に少なくなる。

［実　施　例］以下、第１図を参照しながらこの発明の一実施例につい
て説明する。この第１図において、第３図と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。

本例において、加Ｗ器２５より出力される色信号Ｃａは
、切換スイッチ２７のＡ側の固定端子に供給されると共
に、バンドパスフィルタ１を介して、切換スイッチ２７
のＢ側の固定端子に供給される。このバンドパスフィル
タ１は、第２図Ａにその周波数特性を示すように、中心
周波数が色副搬送周波数ｆｓｃで、色信号の分布してい
るスペクトルが略完全に通過できるように比較的広い通
過帯域を有するものときれる。

また、切換スイッチ２７より出力され、る色信号Ｃｎ’
は減算器２２に供給される。この減算器２２では、映像
信号ＳＶより色信号Ｃｎ’が減算きれ、この減算器２２
の出力信号が輝度信号Ｙｏ’として出力される。

また、切換スイッチ２７より出力される色信号Ｃｎ’は
バンドパスフィルタ２に供給され、このバンドパスフィ
ルタ２の出カイ８号が色信号Ｃｏ’として出力される。

このバンドパスフィルタ２は、第２図Ｂに示すように、
中心周波数が色副搬送周波数ｆｓｃで後段の色信号処理
が良好に行なわれるように比較的狭い通過帯域を有する
ものとされる。

本例は以上のように構成され、その他は第３図例と同様
に構成される。

本゛例において、静止画では、切換スイッチ２７ｈ・Ａ
側に接続され、減Ｗ、器２２に供給される色信号Ｃｎ’
は加算器２５より出力される色信号Ｃａとなる。そして
、この色信号Ｃａは、静止画でに＝０であるのでフレー
ム間フィルタ２３ｆより出力される色信号Ｃｆとなり、
略完全な色信号である。

したがって、減算器２２より出力される輝度信号Ｙｏ’
は、略完全な輝度信号となる。また、バントパスフィル
タ２より出力される色信号Ｃｏ’は、切換スイッチ２７
より出力される色信号Ｃｎ’がバンドパスフィルタ２に
よって帯域制限されたものとなる。

一方、動画では、切換スイッチ２７がＢ側に接続され、
減算器２２に供給される色１３号Ｃｎ’はバンドパスフ
ィルタ１の出力４８号となる。このバンドパスフィルタ
１は上述したように色（ｇ号の分布しているスペクトル
が略完全に通過できるような通過帯域を有するものであ
り、色信号Ｃｎ’には、色信号の分布しているスペクト
ルか略完全に含まれる。従って、′ｇ′！ｉｌ器２２で
は映＠信号Ｓ■より略完全に色イ８号成分が減算され、
このｇ算器２２より出力される輝度４８号Ｙｏ’は、色
信号成分の非常に少ない輝度信号となる。また、切換ス
イッチ２７より出力される色信号Ｃｎ’はバンドパスフ
ィルタ２に供給されるので、このパンドパスフィルタ２
より出力される色４５号Ｃｏ’は、バンドパスフィルタ
２によって色信号処理に必要な帯域に制限されたものと
なる。第２図Ｃは、バンドパスフィルタ１．２の直列回
路の周波数特性を示している。従って、色信号Ｃｏ“ば
、輝度信号成分の非常に少ない色信号となる。

このように本例によれば、動画時に、輝度（ａ号Ｙｏ’
に含まれる色信号成分および色信号Ｃｏ’に含まれる輝
度信号成分は、双方とも非常に少なくなり、分離特性を
大幅に改善することができる。

これによりドツト妨害およびクロスカラー妨害が少なく
なり、高品位の画像を得ることができる。

［発明の効果］以上述べたように、この発明によれば、動画では、カラ
ー映偉信号より、比較的広い通過帯域を有する第１のバ
ントパスフィルタより出力される色信号を減算して輝度
（８号を得ると共に、この第１のバンドパスフィルタよ
り出力される色信号を比較的狭い通過帯域を有する第２
のバンドパスフィルタを通過ぎせて色信号を得るので、
輝度信号に含まれる色信号成分および色（、Ｗ号に含ま
れる輝度４８号成分は双方とも非常に少なくなり、分離
特性を大幅に改善することができる。

これによって、ドツト妨害及びクロスカラー妨害が少な
くなり、−層高品位の画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成図、第２図はそ
の説明のための図、第３１は輝度信号・色信号分離装置
の一例の構成図、第４図および第５図はその説明のため
の図である。１．２・・・バンドパスフィルタ２１・・・入力端子２２・・・減算器２３Ｑ・・・ライン間フィルタ２３ｆ・・・フレーム間フィルタ２４Ｑ、２４ｆ・・・掛算器２５・・・加算器２６・・・動き検出回路２７・・・切換スイッチ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ＮＴＳＣ方式のカラー映像信号よりライン間フィ
ルタで分離される色信号および上記カラー映像信号より
フレーム間フィルタで分離される色信号を動き量に応じ
た割合で加算して出力する色信号分離回路と、上記色信号を通過させる比較的通過帯域の広い第１のバ
ンドパスフィルタと、上記色信号を通過させる比較的通過帯域の狭い第２のバ
ンドパスフィルタとを備え、静止画では、上記カラー映像信号より上記色信号分離回
路の出力信号を減算して輝度信号を得ると共に、上記色
信号分離回路の出力信号を上記第２のバンドパスフィル
タに供給して色信号を得、動画では、上記カラー映像信
号より、上記第１のバンドパスフィルタを介された上記
色信号分離回路の出力信号を減算して輝度信号を得ると
共に、上記色信号分離回路の出力信号を上記第１および
第２のバンドパスフィルタの直列回路に供給して色信号
を得ることを特徴とする輝度信号・色信号分離装置。