JPS6315743Y2 - - Google Patents

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JPS6315743Y2
JPS6315743Y2 JP1036481U JP1036481U JPS6315743Y2 JP S6315743 Y2 JPS6315743 Y2 JP S6315743Y2 JP 1036481 U JP1036481 U JP 1036481U JP 1036481 U JP1036481 U JP 1036481U JP S6315743 Y2 JPS6315743 Y2 JP S6315743Y2
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JP
Japan
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refrigerant
condenser
electromagnetic
valve
sub
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JP1036481U
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JPS57124085U (ja
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷房・除湿兼用可能な空気調和機の改
良に関するもので温度の変化により膨張・収縮す
る材料を用いることにより冷媒回路を切換えて、
回路の単純化を図るものである。
従来、この種の冷媒回路は第7図に示す如く構
成され、冷房運転時には冷媒が圧縮機101、凝
縮器102、冷房用キヤピラリチユーブ103、
副凝縮器104、分枝管105、冷房用電磁二方
弁106、蒸発器107、圧縮機101へと流れ
る(実線矢印)。また、除湿運転時には冷媒が圧
縮機101、凝縮器102、除湿用電磁二方弁1
08、副凝縮器104、分枝管105、除湿用キ
ヤピラリチユーブ108、蒸発器107、圧縮機
101へと流れる(点線矢印)。
ところで、冷房運転時には冷房用電磁二方弁1
06は開、除湿用電磁二方弁108は閉となり、
除湿運転時には冷房用電磁二方弁106は閉、除
湿用電磁二方弁108は開となる。なお、冷房運
転時に冷媒が流れる副凝縮器104は蒸発器とし
て働く。
したがつて、このような従来の構成は、電磁二
方弁が2個必要となつて冷媒回路が複雑になるば
かりでなく、電磁コイル(図示せず)を必要とす
るためスペースが大きくなり、コストも高価なも
のになつた。また、セパレート型の空気調和機の
場合には冷房用電磁二方弁106が室内側に設け
られるため、作動音が大きくなるという不具合点
を有していた。
本考案は、上記従来の冷房・除湿兼用の空気調
和機の冷凍サイクルにみられる不具合点を解消す
るもので、冷房用電磁二方弁106のかわりに、
温度や圧力変化により膨張・収縮する材料を用い
て冷媒回路を切換え、回路の簡略化を図るもので
ある。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面の
第1図を参考に説明する。
同図において、冷房運転時には冷媒が圧縮機
1、凝縮器2、冷房用キヤピラリチユーブ3、副
凝縮器4、冷媒切換弁5、バイパス管6、蒸発器
7、圧縮機1へと流れる(実線矢印)。
また、除湿運転時には冷媒が圧縮機1、凝縮器
2、除湿用電磁二方弁8、副凝縮器4、冷媒切換
弁5、除湿用キヤピラリチユーブ9、蒸発器7、
圧縮機1へと流れる(点線矢印)。なお、除湿用
電磁二方弁8は冷房運転時には閉、除湿運転時に
は開となり、副凝縮器4は冷房運転時には蒸発
器、除湿運転時には凝縮器として働く。また、冷
媒切換弁5は第2図に示すように、冷媒を三方に
分枝する三方分枝管5aにて外郭をなし、内部に
金属または樹脂成形された球状弁5bと温度の変
化によつて膨張または収縮を行う金属または樹脂
からなる支持軸5cを有し、一端は三方分枝管5
aの外郭に、他端は球状弁5bの球面状の一点に
支持・接続されている。したがつて、上記構成の
冷媒切換弁5によれば、Aより温度の低い冷媒が
流れてきた場合には支持軸5cが収縮して球状弁
5bが開となり、冷媒はAからB方向へ流れる。
また、Aより温度の高い冷媒が流れてきた場合に
は支持軸5cが伸張して球状弁5bが閉となり、
冷媒はAよりC方向へ流れる。
したがつて、上記冷媒切換弁5を冷房・除湿兼
用空気調和機の冷媒回路の第1図に示す場所に接
続することにより、冷房運転時には除湿用電磁二
方弁8が閉となり、凝縮器2より出た高圧の液冷
媒は冷房用キヤピラリチユーブ3にて減圧されて
副凝縮器4を通り低い温度の冷媒となつて冷媒切
換弁5に流れることになる。また、除湿運転時に
は除湿用電磁二方弁8がが開となり、凝縮器2よ
り出た高圧の液冷媒は直接副凝縮器4を通り高い
温度のままで冷媒切換弁5に流れることになる。
したがつて、除湿用二方弁8の動作により冷媒切
換弁5には、冷房時、除湿時に応じて低温の冷媒
と高温の冷媒が流れることになり、電磁二方弁の
動作と同一の働きをさせることが可能となる。そ
の結果、冷房運転と除湿運転が電磁二方弁8の1
個にて切換可能となる。
なお、本実施例においては、冷媒切換弁5の支
持軸5cに温度変化により伸縮する金属または樹
脂材料を用いたが、第3図に示すようにバイメタ
ルを用いた支持軸5dを採用して冷媒の流れを切
換えても同様の作用効果が期待できる。
ところで、本実施例においては、第1図に示し
た冷凍サイクルを中心に説明したが、第1図の他
に第4図に示す室内側熱交換器を三分割した構成
が考えられる。なお、第5図の場合には、蒸発器
10は除湿時における低圧冷媒溜めとして働き、
循環量の微小な調整を行う場合に適している。
また、第2図、第3図の冷媒切換弁5のキヤピ
ラリチユーブ9側を封じれば二方弁としても働
き、第5図から第6図に示すようなドライサイク
ルが可能となる。
上記実施例より明らかなように、本考案の冷
房・除湿兼用可能な空気調和機の冷凍サイクル
は、上流側のキヤピラリチユーブをバイパスする
冷媒切換装置には電磁二方弁を、下流側のキヤピ
ラリチユーブをバイパスするための冷媒切換装置
には冷媒の温度変化によつて冷媒の流れ方向を切
換える冷媒切換弁を設け、前記上流側の電磁二方
弁の開閉により下流側に循環する冷媒の温度変化
を検知して冷媒切換弁を動作させて、下流側のキ
ヤピラリチユーブをバイパスさせ、冷房から除
湿、除湿から冷房へと切換えられるので、電磁コ
イル(図示せず)が不要なためスペースをとら
ず、構成も簡単となるので安価になり、省エネル
ギーにもなる。また、二方弁としても使用するこ
とができるので幅広く冷凍サイクルを構成するこ
とができる。さらに、冷媒の切換わりがゆつくり
なされるので弁の開閉時の音がなく、特に室内側
に設けた場合には有効となり、冷房あるいは除湿
運転中の圧縮機停止期間中における圧力バランス
も良好になるなど種々の利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における空気調和機
の冷凍サイクル図、第2図は上記第1図に示した
冷媒切換弁の構造断面図、第3図は上記第2図に
示した冷媒切換弁の他の実施例を示す構造断面
図、第4図は第2図および第3図の冷媒切換弁を
用いた他の実施例を示す冷凍サイクル図、第5
図、第6図はそれぞれ第2図および第3図の冷媒
切換弁のキヤピラリチユーブ側を封じて二方弁と
して用いた他の実施例を示す冷凍サイクル図、第
7図は電磁二方弁を用いた従来例を示す冷凍サイ
クル図である。 1……圧縮機、2……凝縮器、3……上流側の
キヤピラリチユーブ(冷房用キヤピラリチユー
ブ)、4……副凝縮器、5……冷媒切換弁、7…
…蒸発器、8……電磁二方弁、9……下流側のキ
ヤピラリチユーブ(除湿用キヤピラリチユーブ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、副凝縮器、蒸発器を環状に接
    続して構成された冷凍サイクルに、前記凝縮器と
    前記副凝縮器の間に設けられかつ、冷房運転時に
    閉となり、除湿運転時に開となる電磁二方弁と、
    一端が前記電磁二方弁の入口側に、他端が前記電
    磁二方弁の出口側に接続された上流側のキヤピラ
    リチユーブと、一端が前記副凝縮器の出口側に、
    他端が前記蒸発器の入口側に接続された下流側の
    キヤピラリチユーブと、前記下流側のキヤピラリ
    チユーブに並列に設けたバイパス管と、前記バイ
    パス管の冷媒流入側分岐点又は前記バイパス管中
    に設けられ、除湿運転時にバイパス管の冷媒流通
    を阻止する冷媒切換弁とを備え、前記冷媒切換弁
    を、前記副凝縮器からの冷媒流入口と、前記蒸発
    器への冷媒流出口と、前記冷媒流出口を開閉する
    球状弁と、前記球状弁を支持し、冷媒温度によつ
    て変化する支持軸とから構成し、前記支持軸は冷
    媒温度が高いとき前記球状弁が前記冷媒流出口を
    閉止するよう変化する構成とした空気調和機。
JP1036481U 1981-01-27 1981-01-27 Expired JPS6315743Y2 (ja)

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JP1036481U JPS6315743Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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JP1036481U JPS6315743Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57124085U JPS57124085U (ja) 1982-08-02
JPS6315743Y2 true JPS6315743Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=29808534

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JP1036481U Expired JPS6315743Y2 (ja) 1981-01-27 1981-01-27

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