JPH06239131A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

Info

Publication number
JPH06239131A
JPH06239131A JP5026837A JP2683793A JPH06239131A JP H06239131 A JPH06239131 A JP H06239131A JP 5026837 A JP5026837 A JP 5026837A JP 2683793 A JP2683793 A JP 2683793A JP H06239131 A JPH06239131 A JP H06239131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
heat exchanger
indoor heat
compressor
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5026837A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Suzuki
隆久 鈴木
Akira Isaji
晃 伊佐治
Hiroshi Ishikawa
石川  浩
Kunio Iritani
邦夫 入谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5026837A priority Critical patent/JPH06239131A/ja
Publication of JPH06239131A publication Critical patent/JPH06239131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は空調装置に関し、6ポート2位置弁
により冷凍サイクルとヒートポンプとを切り換えること
により部品点数の節約、構成の単純を図ることを目的と
する。 【構成】 ダクト10内のコンデンサ用の第1室内熱交換
器32とエバポレータ用の第2室内熱交換器34とが配置さ
れる。第1室内熱交換器30と第2室内熱交換器34との間
に減圧器46が設けられる。6ポート切替弁50は第1ポー
トA、第2ポートB、第3ポートC、第4ポートD、第
5ポートE、第6ポートFとを具備し、コンプレッサ42
からの冷媒を室外熱交換器40、第1室内熱交換器32、減
圧器46、第2室内熱交換器34、アキュムレータ44の順で
流す冷房状態と、コンプレッサ42からの冷媒を第1室内
熱交換器32、減圧器46、第2室内熱交換器34、室外熱交
換器40の順で流す暖房状態の間を切替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷凍サイクルとヒート
ポンプとを切り換えるタイプの空調装置に関し、電気自
動車の空調装置として適したものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用の空調装置として車室に開
口するダクト内にコンデンサとして機能する第1室内熱
交換器とエバポレータとして機能する第2室内熱交換器
を配置し、ダクトの外側には室外熱交換器を配置し、コ
ンプレッサと第1室内熱交換器と第2室内熱交換器と室
外熱交換器の間で冷媒の流通方向を制御する切替手段を
具備し、該切替手段はコンプレッサからの冷媒を第1の
室内熱交換器、第2の室内熱交換器次いで室外熱交換器
の順で流通させる暖房状態と、コンプレッサからの冷媒
を室外熱交換器、第1熱交換器ついで第2熱交換器の順
で流通させる冷房状態との間で切り換えるものが公知で
ある。従来技術では切替手段は2位置4ポート弁として
構成されると共に、4個のチェック弁のネットワークが
設けられる。チェック弁のネットワークは2位置4ポー
ト弁によって冷媒の流れ方向を逆転したときに暖房時に
も冷房時にも第1室内熱交換器と第2室内熱交換器との
流れ方向の逆転が起こらないようにするものである。即
ち、暖房時にはコンプレッサからの冷媒は第1室内熱交
換器、第2室内熱交換器、室外熱交換器の順で冷媒が流
れ、冷房時にはコンプレッサからの流体は最初に室外熱
交換器に流れるが、その後の冷媒の流れは第1室内熱交
換器、第2室内熱交換器の順となっている。このように
暖房時と冷房時とで第1室内熱交換器、第2の室内熱交
換器の流れは変化せず、暖房であると冷房であるとを問
わず第1室内熱交換器はコンデンサとして機能し、第2
室内熱交換器はエバポレータとして機能する。このため
暖房と冷房との切り替えにおいて一つの室内熱交換器が
エバポレータとコンデンサとの間でその機能を転ずるこ
とがない利点がある。一つの熱交換器がエバポレータと
コンデンサとの間で機能の変化があると、凝縮した水分
が加熱によって蒸発して車室に吹き出され、曇りが発生
しやすくなる等の欠点がある。4個のチェック弁のネッ
トワークの代わりに別の2位置4ポート弁を設けること
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では暖房と冷
房との切替における冷媒の流れ方向の切替手段として1
個の4ポート2位置弁と4個のチェック弁、又は2個の
4ポート2位置切替弁とを使用していた。そのため、部
品点数が多くなり、車両搭載スペース上の制約、取付性
の悪化、配管の複雑、冷媒の圧力損失の増大等の欠点が
あった。
【0004】この発明は部品点数の増加を伴うことなく
冷房と暖房との切替えを室内熱交換器内での冷媒の流れ
方向の変化を伴うことなく実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、空調
すべき空間に連通するダクト内にコンデンサとして機能
する第1室内熱交換器とエバポレータとして機能する第
2室内熱交換器を配置し、ダクトの外側には室外熱交換
器を配置し、コンプレッサと第1室内熱交換器と第2室
内熱交換器と室外熱交換器の間で冷媒の流通方向を制御
する切替手段を具備し、該切替手段はコンプレッサから
の冷媒を第1の室内熱交換器、第2の室内熱交換器次い
で室外熱交換器の順で流通させる暖房状態と、コンプレ
ッサからの冷媒を室外熱交換器、第1熱交換器ついで第
2熱交換器の順で流通させる冷房状態との間で切り換え
られる空調装置において、前記切替手段は、コンプレッ
サの吐出側に接続される第1のポートと、コンプレッサ
の吸引側に接続される第2のポートと、前記室外熱交換
器の一端に接続される第3のポートと、室外熱交換器の
他端に接続される第4のポートと、第2室内熱交換器に
接続される第5のポートと、第1室内熱交換器に接続さ
れる第6のポートとを形成した本体と、該本体内を移動
する弁体とを具備し、該弁体は、第1ポートを第3ポー
トに連通すると共に、第2ポートと第5ポート、第4ポ
ートと第6ポートとを夫々接続する第1位置と、第1ポ
ートを第6ポートに接続すると共に、第2ポートと第3
ポート、第4ポートと第5ポートとを夫々接続する第2
位置とで切り替わりことを特徴とする空調装置が提供さ
れる。
【0006】
【作用】冷房と暖房との切替えに応じて弁体は本体内を
第1位置と第2位置との間を移動し、第1位置ではコン
プレッサからの冷媒は最初に室外熱交換器に導入され、
その後第1室内熱交換器、第2室内熱交換器の順序で流
れる。第2位置ではコンプレッサからの冷媒は最初に第
1室内熱交換器、第2室内熱交換器、次いで室外熱交換
器の順序で流れる。
【0007】
【実施例】図1において、10は空調器ダクトで上流側
端部に外気導入口12と内気導入口14とが設けられ、
外気導入口12は車室外の外気に開放しており、一方、
内気導入口14は車室に開放している。空気導入切替弁
16は図の実線のように外気導入口12を閉鎖し、内気
導入口14を開放して、車室内空気をダクト10に取り
込む位置と、図の破線のように内気導入口14を閉鎖
し、外気導入口12を開放し、車室外の空気をダクト1
0に取り込む位置との間を移動することができる。
【0008】ダクト10は、下流側端部において、フロ
ントガラス下面に開口するデフロスタ出口18と、車室
上部に開口するベント出口20と、車室下部に開口する
フット出口22とを具備する。デフロスタドア24、ベ
ントドア26及びフットドア28はデフロスタ出口1
8、ベント出口20、フット出口22の夫々を選択的に
開閉する機能を持っている。
【0009】ファン30がダクト10内に配置され、ダ
クト10内での空気の強制的な流れを形成することがで
きる。ダクト10内において第1室内熱交換器32及び
その上流に第2室内熱交換器34が配置される。第1の
ダンパ36は第1の室内熱交換器32へ導かれる空気量
と第1熱交換器32を迂回する空気量との比率を第1の
ダンパ36の開度に応じて制御するものである。第2の
ダンパ38は第2の室内熱交換器34へ導かれる空気量
と第2熱交換器34を迂回する空気量との比率を第2の
ダンパ38の開度に応じて制御するものである。
【0010】室内熱交換器32,34は、室外熱交換器
40、コンプレッサ42、アキュムレータ44及び減圧
器46とで冷凍サイクルを構成している。減圧器46は
キャピラリチューブ等によって構成され、室内熱交換器
32と34との間に位置している。6ポート2位置切替
弁50はこの発明に従って冷房時と暖房時の冷媒の流れ
を制御するため設けられたものである。図2において、
切替弁50はシリンダ52と、ピストン組立体54と、
ピストン組立体54に固定されるスライド弁56とを備
え、ピストン組立体54はシリンダ52内に摺動自在に
嵌合される一対のピストンプレート58,60と、ピス
トンプレート58,60を連結するステー62とを備え
る。ピストンプレート58と60との間に第1室62
が、ピストンプレート58の外側に第2室64が、ピス
トンプレート60の外側に第3室66が形成される。ピ
ストンプレート58,60にブリード用のオリフィス5
8−1,60−1が形成される。シリンダ52の筒状壁
面に6つのポート、即ち、第1ポートA、第2ポート
B、第3ポートC、第4ポートD、第5ポートE、第6
ポートFが開口している。図1に示すように第1ポート
Aはコンプレッサ42の吐出口42−1に接続され、第
2ポートBはアキュムレータ44を介してコンプレッサ
42の吸入口42─2に接続される。第3ポートCは室
外熱交換器40の一端40−1に接続され、第4ポート
Dは室外熱交換器40の他端40−2に接続される。第
5ポートEは第2室内熱交換器(室内エバポレータ)3
4の一端34−1に接続され、第6ポートFは第1室内
熱交換器(室内コンデンサ)32の一端32−1に接続
される。第1室内熱交換器32の他端32−2は減圧器
46を介して第2室内熱交換器34の他端34−2に接
続される。第1ポートAは第1室62に常時連通してい
る。スライド弁56はピストン組立体54の水平移動に
よって実線で示す第1位置と破線で示す第2位置との間
を移動する。実線の第1位置では第3ポートCは第1室
62と連通され、スライド弁56によって第2ポートB
と第5ポートE、第4ポートDと第6ポートFとが夫々
連通せしめられる。破線にて示す第2位置では第6ポー
トFが第1室62と連通され、スライド弁56によって
第2ポートBと第3ポートC、第4ポートDと第5ポー
トEとが夫々連通せしめられる。
【0011】この実施例ではコンプレッサ42の吸気側
の圧力を利用してピストン組立体54の水平移動を惹起
し、スライド弁54の第1位置と第2位置との切り替え
を行わせている。即ち、図3において電磁3方切替弁6
7がシリンダ52上に設置され、この電磁3方切替弁6
7は共通ポート67−1と第1切替ポート67−2と第
2切替ポート67−3とを有し、電磁弁67をON,OFFす
ることにより共通ポート67−1が第1切替ポート67
−2に連通する位置と共通ポート67−1が第2切替ポ
ート67−3に連通する位置とで切り換えられる。共通
ポート67−1はパイプ68−1を介して切替弁50の
第2ポートB、即ち、コンプレッサ42の吸入側(吸入
口42−2)に接続される。第1切替ポート67−2は
パイプ68−2を介して第3室66に接続され、第2切
替ポート67−3はパイプ68−3を介して第2室66
に接続される。
【0012】コントロールボックス70は空調器の操作
のため車室内に設けられ、モード選択レバー72は吹き
出しモードをベント(VENT)、バイレベル(B/L) 、フット
(FOOT)、デフロスタ(DEF) の間で切り替える。空気導入
口切替レバー74はダクト10内に内気を循環させる状
態(REC:ダンパ16が実線位置)と、ダクト10に外気
を導入する状態(FRE:ダンパ16が破線位置)との間を
切り換える。空調制御レバー76は冷房状態(COOL)と暖
房状態(HOT) との切替えを行い、かつ空調器をオフ(OF
F) とする。風量制御レバー78はファン30の回転数
の低速(LO)、中速(MID) 、高速(HI)との間で切替えを行
う。
【0013】第1実施例の作動を説明すると、冷房運転
においては電磁弁67は第1位置とされ、コンプレッサ
の吸入側に接続される共通ポート67−1が第1切替ポ
ート67−2と連通され、第3室66に吸入圧が導入さ
れる。第1ポートAに接続される第1室62はコンプレ
ッサ42の吐出圧下にあるからこの圧力はオリフィス5
8−1を介して第2室64にブリードされ、第2室64
と第3室66との圧力差はピストン組立体54をして図
3の左方向にスライドせしめ、スライド弁56は実線に
て示す第1位置をとる。このときの第1室内熱交換器3
2(コンデンサ)、第2室内熱交換器34(エバポレー
タ)、室外熱交換器40、コンプレッサ42、減圧器4
6、切替弁50を通る冷媒の流れは図4に示すようにな
る。即ち、コンプレッサ42からの冷媒は第1ポート
A、第3ポートC、室外熱交換器40、第4ポートD、
第6ポートF、第1室内熱交換器32、減圧器46、第
2室内熱交換器34、第5ポートE、第2ポートB、ア
キュムレータ44を介してコンプレッサ42に戻され
る。このとき室外熱交換器40がコンデンサとなり、第
2室内熱交換器34はエバポレータとなり、ダクト10
内の空気の冷却が行われる。この冷房時に第1室内熱交
換器32はコンデンサとして機能するが、冷房時はドア
36は通常は第1室内熱交換器32への空気の流れを閉
鎖するように位置するため第1室内熱交換器32では熱
交換は実質的には行われないようになっている。
【0014】暖房運転においては電磁弁67は第2位置
とされ、コンプレッサの吸入側に接続される共通ポート
67−1が第2切替ポート67−3と連通され、第2室
64に吸入圧が導入される。第1室62からの吐出圧力
はオリフィス60−1を介して第3室66にブリードさ
れ、第2室64と第3室66との圧力差はピストン組立
体54をして図3の右方向にスライドせしめ、スライド
弁56は破線にて示す第2位置をとる。このときの第1
室内熱交換器32(コンデンサ)、第2室内熱交換器3
4(エバポレータ)、室外熱交換器40、コンプレッサ
42、減圧器46、切替弁50を通る冷媒の流れは図5
に示すようになる。即ち、コンプレッサからの冷媒は第
1ポートA、第6ポートF、第1室内熱交換器32、減
圧器46、第2室内熱交換器34、第5ポートE、第4
ポートD、室外熱交換器40、第3ポートC、第2ポー
トB、アキュムレータ44を介してコンプレッサ42に
戻される。このとき室外熱交換器40がエバポレータと
なり、第1室内熱交換器32はコンデンサとなり、ダク
ト10内の空気の加熱が行われる。この暖房時は第2室
内熱交換器34はエバポレータとして機能するが通常時
はドア38は第2室内熱交換器34への空気の流れを閉
鎖するように位置するためこのときは第2室内熱交換器
34では熱交換は実質的には行われない。また、除湿運
転時はドア38が開けられ、空気がエバポレータとして
機能する第2室内熱交換器34を通過せしめられ、除湿
が行われる。
【0015】図6は第2実施例の切替弁150を示す。
この切替弁150はロータリ型であり、ロータリバルブ
152がハウジング153に対して回転自在に設けら
れ、ロータリバルブ152はサーボモータ154の回転
軸154´に連結される。図7に示すようにハウジング
153は6つのポート、即ち、第1ポートA、第2ポー
トB、第3ポートC、第4ポートD、第5ポートE、第
6ポートFを有し、ポートA,C,B,E,D,Fの順
でハウジング153の円周方向に60°づつ離間して配
置される。第1ポートA、第2ポートB、第3ポート
C、第4ポートD、第5ポートE、第6ポートFは図1
と同様に空調装置の各部に接続されいる。ロータリバル
ブ152は円弧状のバルブ連通路160, 162, 164 を有
し、図8の(イ)で示す位置と(ロ) で示す位置との間で6
0°回転することができる。図8の(イ)は冷房状態に相
当し、第1ポートAと第3ポートCが連通路162によ
り、第2ポートBと第5ポートEが連通路164によ
り、第4ポートDと第6ポートFとが連通路166によ
り夫々連通せしめられる。従って、図4と同様な冷媒の
流れが得られ、冷房運転が実施される。図8の(ロ) は暖
房状態に相当し、第2ポートBと第3ポートCが連通路
162により、第4ポートDと第5ポートEが連通路1
64により、第1ポートAと第6ポートFとが連通路1
66により夫々連通せしめられる。従って、図5と同様
な冷媒の流れが得られ、暖房運転が実施される。
【0016】図9はロータリバルブ型の切替弁の別実施
例を示し、キャップ型弁として構成される。即ち、切替
弁250はキャップ型弁体252とハウジング253と
を有し、ハウジング253に6つのポート、即ち、第1
ポートA、第2ポートB、第3ポートC、第4ポート
D、第5ポートE、第6ポートFが形成され、ポート
A,E,B,C,D,Fの順でハウジング253の円周
方向に60°づつ離間して配置される。キャップ状弁体
252は直径方向に延びる支持部270と支持部270
の両端に設けられる下向き断面U字状の連通部材272, 2
74とより形成される。キャップ型弁体252は図14の
(イ) で示す位置と(ロ) で示す位置との間で60°回転す
ることができる。図14の(イ) は冷房状態に相当し、第
1ポートAと第3ポートCがハウジング253内の空間
を介し、第2ポートBと第5ポートEが連通部材274
により、第4ポートDと第6ポートFとが連通部材27
2により夫々連通せしめられる。従って、図4と同様な
冷媒の流れが得られ、冷房運転が実施される。図14の
(ロ) は暖房状態に相当し、第2ポートBと第3ポートC
が連通部材274により、第4ポートDと第5ポートE
がハウジング253内空間により、第1ポートAと第6
ポートFとが連通部材272により夫々連通せしめられ
る。従って、図5と同様な冷媒の流れが得られ、暖房運
転が実施される。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、一個の6ポート2位
置の切替弁によって冷房と暖房との切替えが可能とな
り、従来、4ポート2位置切替弁一個と4個のチェック
弁又は4個のチェック弁の代わりに別のもう一つの4ポ
ート2位置切替弁が必要であったことと比較して空調器
搭載スペースの節約、取付性の向上、配管の簡素化これ
に伴う冷媒の圧力損失の低下等の効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の6ポート2位置切替弁を具備
した車両用空調装置の全体概略図である。
【図2】図2は第1実施例の6ポート2位置切替弁の断
面図である。
【図3】図3は図2の6ポート2位置切替弁の平面図で
ある。
【図4】図4は冷房時におけるこの発明の空調装置にお
ける冷媒の流れを示す概略図である。
【図5】図5は暖房時におけるこの発明の空調装置にお
ける冷媒の流れを示す概略図である。
【図6】図6はロータリ型の切替弁の側面図である。
【図7】図7は図6のVII −VII 線に沿って表す矢視断
面図である。
【図8】図8は図6のロータリ弁の冷房時(イ) と暖房時
(ロ) の接続状態を示す図である。
【図9】図9は別実施例のロータリ型の切替弁の側面図
である。
【図10】図10は図9のX−X線に沿って表す矢視断
面図である。
【図11】図11は図9のハウジングの平面図である。
【図12】図12は図11のXII −XII 線に沿って表す
矢視断面図である。る。
【図13】図13は図12のXIII−XIII線に沿って表す
矢視断面図である。る。
【図14】図14は図9のロータリ弁の冷房時(イ) と暖
房時(ロ) の接続状態を示す図である。
【符号の説明】
10…空調器ダクト 12…外気導入口 14…内気導入口 30…ファン 32…第1室内熱交換器 34…第2室内熱交換器 40…室外熱交換器 42…コンプレッサ 44…アキュムレータ 50…6ポート2位置切替弁 67…電磁弁 70…コントロールボックス 150…ロータリ型切替弁 250…ロータリ型切替弁
フロントページの続き (72)発明者 入谷 邦夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調すべき空間に連通するダクト内にコ
    ンデンサとして機能する第1室内熱交換器とエバポレー
    タとして機能する第2室内熱交換器を配置し、ダクトの
    外側には室外熱交換器を配置し、コンプレッサと第1室
    内熱交換器と第2室内熱交換器と室外熱交換器の間で冷
    媒の流通方向を制御する切替手段を具備し、該切替手段
    はコンプレッサからの冷媒を第1の室内熱交換器、第2
    の室内熱交換器次いで室外熱交換器の順で流通させる暖
    房状態と、コンプレッサからの冷媒を室外熱交換器、第
    1熱交換器ついで第2熱交換器の順で流通させる冷房状
    態との間で切り換えられる空調装置において、前記切替
    手段は、コンプレッサの吐出側に接続される第1のポー
    トと、コンプレッサの吸引側に接続される第2のポート
    と、前記室外熱交換器の一端に接続される第3のポート
    と、室外熱交換器の他端に接続される第4のポートと、
    第2室内熱交換器に接続される第5のポートと、第1室
    内熱交換器に接続される第6のポートとを形成した本体
    と、該本体内を移動する弁体とを具備し、該弁体は、第
    1ポートを第3ポートに連通すると共に、第2ポートと
    第5ポート、第4ポートと第6ポートとを夫々接続する
    第1位置と、第1ポートを第6ポートに接続すると共
    に、第2ポートと第3ポート、第4ポートと第5ポート
    とを夫々接続する第2位置とで切り替わりことを特徴と
    する空調装置。
JP5026837A 1993-02-16 1993-02-16 空調装置 Pending JPH06239131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5026837A JPH06239131A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5026837A JPH06239131A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239131A true JPH06239131A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12204384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5026837A Pending JPH06239131A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06239131A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001354029A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ヒートポンプ式車両用空調装置
US6679320B2 (en) * 1998-05-28 2004-01-20 Valeo Climatisation Vehicle air conditioning circuit using a refrigerant fluid in the supercritical state
EP2336682A2 (fr) 2009-12-17 2011-06-22 Valeo Systèmes Thermiques Bloc de distribution d'un fluide réfrigérant circulant à l'intérieur d'une boucle de climatisation et boucle de climatisation comprenant un tel bloc de distribution
US20140117104A1 (en) * 2011-07-05 2014-05-01 Denso Corporation Air conditioner for vehicle
JP2014112031A (ja) * 2009-10-22 2014-06-19 Daikin Ind Ltd 空気調和機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6679320B2 (en) * 1998-05-28 2004-01-20 Valeo Climatisation Vehicle air conditioning circuit using a refrigerant fluid in the supercritical state
JP2001354029A (ja) * 2000-06-14 2001-12-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ヒートポンプ式車両用空調装置
JP2014112031A (ja) * 2009-10-22 2014-06-19 Daikin Ind Ltd 空気調和機
EP2336682A2 (fr) 2009-12-17 2011-06-22 Valeo Systèmes Thermiques Bloc de distribution d'un fluide réfrigérant circulant à l'intérieur d'une boucle de climatisation et boucle de climatisation comprenant un tel bloc de distribution
US20140117104A1 (en) * 2011-07-05 2014-05-01 Denso Corporation Air conditioner for vehicle
US9539880B2 (en) * 2011-07-05 2017-01-10 Denso Corporation Air conditioner for vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4513808A (en) Automobile air conditioner
WO2013088946A1 (ja) 流路切替弁、及びその流路切替弁を備えた車両用空気調和装置
JP3233771B2 (ja) 車両用空気調和装置
CN107139685B (zh) 汽车、热泵空调系统、汽车热泵空调总成及其控制方法
CN109642756A (zh) 制冷循环装置
KR980008661A (ko) 공기 조화장치의 케이스
JP3436872B2 (ja) 自動車用空調装置
JPH06143974A (ja) 空気調和装置
JPH08216667A (ja) 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
KR100626712B1 (ko) 자동차용 박형 공기조화장치
JPH06239131A (ja) 空調装置
EP3798536A1 (en) Heat pump system
JP3645324B2 (ja) ヒートポンプ方式冷暖房装置
CN202521855U (zh) 热泵热水和热泵除湿装置
JP7380273B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JPH0891042A (ja) ヒートポンプ式冷暖房装置
JP2998115B2 (ja) 自動車用空調装置
JPH07332807A (ja) 過冷却度制御弁および冷凍サイクル
JPH06347111A (ja) 車両用空調装置の冷暖房サイクル
JPH0671220U (ja) 自動車用空調制御装置
KR20020032216A (ko) 히트펌프식 자동차용 공기조화장치
JPH0719665A (ja) 車両用空気調和機
KR100484634B1 (ko) 차량용 히트 펌프 장치
KR101544876B1 (ko) 차량용 공조장치
JPH0781387A (ja) 車両用空気調和装置