JPS609502Y2 - 四路切換弁 - Google Patents

四路切換弁

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JPS609502Y2
JPS609502Y2 JP1202880U JP1202880U JPS609502Y2 JP S609502 Y2 JPS609502 Y2 JP S609502Y2 JP 1202880 U JP1202880 U JP 1202880U JP 1202880 U JP1202880 U JP 1202880U JP S609502 Y2 JPS609502 Y2 JP S609502Y2
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JP
Japan
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valve
temperature
pipe
way switching
compressor
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Application number
JP1202880U
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English (en)
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JPS56113275U (ja
Inventor
孝之 杉本
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ヒートポンプ式冷暖房回路において冷房運転
と暖房運転との切換を行う四路切換弁に関し、詳しくは
形状記憶合金により流体の温度変化に応じて自動的に切
換作動するようにした四路切換弁に関するものである。
一般に、ヒートポンプ式冷暖房回路においては、冷房運
転と暖房運転との切換を行うために四路切換弁が使用さ
れている。
この従来の四路切換弁は、1ドーム内に、圧縮機よりの
吐出管を室外コイルに接続される室外側冷媒配管または
室内コイルに接続される室内側冷媒配管に、また圧縮機
への吸入管を、前記室外側冷媒配管または室内側冷媒配
管にそれぞれ電磁コイルにより切換接続する如く構威し
、感温センサ等の検知信号により電磁コイルを作動させ
て弁を切換作動して冷房サイクルと暖房サイクルとに切
換えるようにしたものである。
しかしながら、前記従来の四路切換弁では、1ドーム内
で高圧ガス(吐出ガス)と低圧ガス(吸入ガス)とが同
居しているため、高低圧間の熱交換量が多くて、熱損失
が大きいとともに、高圧ガスが低圧側に洩れ、その結果
、ヒートポンプ式冷暖房装置のエネルギー効率が低下す
るという不具合があり、また、構造が複雑であり、耐久
性、信頼性に欠け、しかも高価なものとなるという欠点
を有していた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、圧縮機より
の吐出管と室外および室内コイルへ接続する冷媒配管と
の間にはそれぞれ冷房用および暖房用電磁弁を介設する
一方、室外側および室内側冷媒配管と圧縮機への吸入管
との間にはそれぞれ温度弁を介設し、該各温度弁を、流
体の温度が低いときには開作動し、流体の温度が高いと
きには閉作動するように形状記憶合金で形成することに
より、高低圧を分離することができ、ヒートポンプ式冷
暖房装置のエネルギー効率の向上を図り得るとともに、
構造が簡単で、信頼性、耐久性に優れ、かつ安価な四路
切換弁を提供せんとするものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図はヒートポンプ式冷暖房回路を示し、1は圧縮機
、2は室外コイル、3は膨張弁、4は室内コイルであり
、前記圧縮機1よりの吐出管5と、室外コイル2に接続
される室外側冷媒配管6と、室内コイル4に接続される
室内側冷媒配管7と、圧縮機1への吸入管8とはそれぞ
れブリッジ状に接続されて、本考案に係る四路切換弁A
が配設されている。
すなわち、前記四路切換弁Aは、前記吐出管5と室外側
冷媒配管6とを接続する接続路9に冷房用電磁弁10が
介設され、吐出管5と室内側冷媒配管7とを接続する接
続路11に暖房用電磁弁12が介設されている一方、前
記室外側冷媒配管6と吸入管8とを接続する接続路13
に第1温度弁aが介設され、室内側冷媒配管7と吸入管
8とを接続する接続路14に第2温度弁B2が介設され
て構成されている。
前記第1および第2温度弁B□、B2は、第2図に詳示
するように、各接続路13.14内に、流通口15a、
15bを有する円筒状の弁座16a、16bがそれぞれ
吸入管8接続側に嵌入固定されているとともに、該弁座
16a、16bに対向して円筒状の弁体17a、17b
がそれぞれ室外側冷媒配管6および室内側冷媒配管7側
に、弁座16a、16bの流通口15a、15bを開閉
するように摺動自在に嵌合され、該弁体17a。
17bの外周には複数個(例えば3個)のリブ部**1
8a、 18a・・・、 18b、 18b・・
・が円周方向に等間隔に突設され、該リブ部18a、1
8aおよび18b、18bの間の隙間を流通路19a。
19bに形成するように設けられ、さらに前記弁座16
a、16bと弁体17a、17bとの間には、一端を弁
座16a、16bに、他端を弁体17a、17bにそれ
ぞれ固定したコイル状のスプ’J 7り20 a、
20 bが介装されてなり、前記スプリング20a、2
0bは、温度変化により形状が変化する形状記憶合金か
らなり、流体の温度が低いとき(例えば15℃以下)に
は流体の圧力に打勝って伸長変形して、弁体17a、1
7bを流通口15a、15bより離反せしめて開作動さ
せる一方、流体の温度力塙いとき(例えば50℃以上)
には収縮変形して、弁体17a、17bを流通口15a
、15bに当接せしめて閉作動させ、逆止弁として機能
するように形成されている。
前記低温時とは、形状記憶合金においてマルテンサイト
相を加熱したときに母相への逆変態が開始する温度(A
s点)以下の温度状態をいい、また、高温時とは、母相
からマルテンサイト相への変態が開始する温度(Ms点
)以上の温度状態をいい、第1温度弁B□および第2温
度弁九のスプリング20at20bのAs−Ms点を例
えば15℃〜55℃に設定したものである。
このような形状記憶合金としては下記表に示すような合
金が用いられる。
次に、その作動について説明すれば、冷房用電磁弁10
が開作動する冷房運転時には、第1温度弁B1は60〜
80℃の吐出ガスによる加熱により温度上昇して閉作動
する一方、第2温度弁B2は5〜10℃の吸入ガスによ
る冷却により温度低下して開作動することにより、冷媒
は第1図で実線矢印で示す如く、圧縮機1→電磁弁10
→室外コイル2→膨張弁3→室内コイル4→第2温度弁
a→圧縮機1の順で循環し、冷房が行われる。
一方、暖房用電磁弁12が開作動する暖房運転時には、
第2温度弁B2は60〜80℃の吐出ガスによる加熱に
より温度上昇して閉作動する一方、第1温度弁aは一5
〜O℃の吸入ガスによる冷却により温度低下して開作動
することにより、冷媒は破線矢印で示す如く、圧縮機1
→電磁弁12→室内コイル4→膨張弁3→室外コイル2
→第1温度弁B1−圧縮機1の順で循環し暖房が行われ
る。
尚、第1温度弁B1と第2温度弁B2とは図示の如く吸
入管8を流れる吸入ガスの熱影響を受けないよう吸入管
8との距離を十分にとるとともに、吐出ガスの熱影響を
受けるように吐出側に近づける方が好ましい。
したがって、前記四路切換弁Aでは、高圧の吐出ガスと
低圧の吸入ガスとを、冷房運転時には第1温度弁B工で
、暖房運転時には第2温度弁九で分離することができる
ので、高低圧ガス間の熱交換量が少なくなるとともに、
高圧ガスの低圧側への洩れもなくなるので、よってヒー
トポンプ式冷暖房装置のエネルギー効率の向上を図るこ
とができる。
また、前記第1および第2温度弁B1−B2は流体の温
度変化によって開閉作動するように形状記憶合金で形成
したものであり、電磁弁10゜12は市販のものを使用
することができるので、簡単な構造でもって温度制御を
行うことができ、耐久性および信頼性に優れ、しかも安
価に製作できるものである。
また、第3図ないし第5図はそれぞれ前記実施例の第1
および第2温度弁Br、B2として用いる温度弁の変形
例を示し、前記実施例の温度弁B、、 B2よりも温度
影響を直接(1次的)に受けるようにして、温度変化に
対する応動性を一層良好にしたものである。
すなわち、第3図および第4図に示す温度弁Bは接続路
13(又は14)内に、弁座16を開閉する弁体17を
摺動自在に設け、該弁体17に上流側に延びる弁棒21
を連設し、該弁棒21の先端部にスプリング受は部22
を設け、該スプリング受は部22と接続路13(又は1
4)に固定した固定部材23との間に形状記憶合金製ス
プリング20を介装固定したもので、温度変化によるス
プリング20の伸縮形状変化によって弁体17を実線と
仮想線とで示す位置に開閉作動させるようにしたもので
ある。
また、第5図に示す温度弁B′は、前記温度弁Bと異な
り、弁棒21の先端部に、接続路13(又は14)に固
定したストッパ24に対向して、温度変化によりく字形
状と直線形状とに伸縮形状変化するように形状記憶合金
で形成した駆動杆25を連設して、該駆動杆25の伸縮
形状変化により弁体17を実線と仮想線とで示す位置に
開閉作動させるようにしたものである。
尚、本考案は前記各実施例に限定されるものではなく、
その他種々の変形例をも包含するものであり、例えば前
記第1および第2温度弁Br−82として、弁体17自
体を形状記憶合金で形成して、温度変化により開閉作動
するようにしてもよく、要は、温度変化によって弁体が
開閉作動するようにすればよいものである。
以上説明したように、本考案によれば、圧縮機よりの吐
出管と室外コイルに接続される室外側冷媒配管との間に
冷房時開となる電磁弁を、前記吐出管と室内コイルに接
続される室内側冷媒配管との間に暖房時開となる電磁弁
をそれぞれ介設する一方、前記室外側冷媒配管と圧縮機
への吸入管との間に第1温度弁を、前記室内側冷媒配管
と吸入管との間に第2温度弁をそれぞれ介設し、該第1
および第2温度弁を、流体の温度が低いときには開作動
し、流体の温度が高いときには閉作動するように形状記
憶合金で形成したことにより、高低圧ガスを分離するこ
とができるので、ヒートポンプ式冷暖房装置のエネルギ
ー効率を向上させることができるとともに、構造が簡単
であるので、耐久性、信頼性が高く且つ安価な四路切換
弁を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図はヒ
ートポンプ式冷暖房回路の系統図、第2図は要部の断面
図、第3図は温度弁の変形例を示す断面図、第4図は第
3図の弁体部分の斜視図、第5図は温度弁の他の変形例
を示す断面図である。 A・・・・・・四路切換弁、1・・・・・・圧縮機、2
・・・・・・室外コイル、3・・・・・・膨張弁、4・
・・・・・室内コイル、5・・・・・・吐出管、6・・
・・・・室外側冷媒配管、7・・・・・・室内側冷媒配
管、8・・・・・・吸入管、10・・・・・・冷房用電
磁弁、12・・・・・・暖房用電磁弁、坊・・・・・・
第1温度弁、B2−、、、、第2温度弁、20.201
.20 b・・・・・・スプリング、 25・・・・・・駆動杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機1、室外コイル2、膨張機構3、室内コイル4お
    よび四路切換弁Aからなるヒートポンプ式冷暖房回路の
    切換を行う前記四路切換弁Aを、圧縮機1よりの吐出管
    5と室外コイル2に接続される室外側冷媒配管6との間
    に介設された冷房時開となる電磁弁10と、前記吐出管
    5と室内コイル4に接続される室内側冷媒配管7との間
    に介設された暖房時間となる電磁弁12と、前記室外側
    冷媒配管6と圧縮機1への吸入管8との間に介設された
    第1温度弁aと、前記室内側冷媒配管7と吸入管8との
    間に介設された第2温度弁九とから形成し、該第1およ
    び第2温度弁”r* B2を、流体の温度が低いときに
    は開作動し、流体の温度が高いときには閉作動するよう
    に形状記憶合金で形成したことを特徴とする四路切換弁
JP1202880U 1980-02-01 1980-02-01 四路切換弁 Expired JPS609502Y2 (ja)

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JPS56113275U JPS56113275U (ja) 1981-09-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS576169A (en) * 1980-06-13 1982-01-13 Tlv Co Ltd Thermal responsive valve

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JPS56113275U (ja) 1981-09-01

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