JPS608291Y2 - 空気調和機用冷凍サイクル - Google Patents

空気調和機用冷凍サイクル

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Publication number
JPS608291Y2
JPS608291Y2 JP1976153373U JP15337376U JPS608291Y2 JP S608291 Y2 JPS608291 Y2 JP S608291Y2 JP 1976153373 U JP1976153373 U JP 1976153373U JP 15337376 U JP15337376 U JP 15337376U JP S608291 Y2 JPS608291 Y2 JP S608291Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bypass
valve
heat exchanger
refrigerant
valves
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976153373U
Other languages
English (en)
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JPS53152245U (ja
Inventor
博志 小暮
希雄 須藤
稔 加納
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は室外ユニット1台に室内ユニット2台を並列に
接続し、同時又は切換え冷暖房運転を行なえる空気調和
機用冷凍サイクルに関するものである。
従来の空気調和機用冷凍サイクルを第1図により説明す
る。
1は圧縮機、2は室外熱交換器、3は室内第1熱交換器
、3′は室内第2熱交換器、4は四方弁、5はレシーバ
タンク、6〜9は開閉弁、10〜13は逆止弁、23・
24・24′は膨張弁である。
而して、冷房運転時の冷媒の流れは実線の如くである。
即ち、圧縮機1から吐出された高温高圧ガスは、四方弁
4を通った後に室外熱交換器2で液化され、逆止弁10
を通ったレシーバ−タンク5を通り、開閉弁6・7を分
流して流れ、膨張弁24・24′で減圧されて低温低圧
になった冷媒は室内第1熱交換器3、室内第2熱交換器
3′で気化して室内の冷房を行ない、逆止弁12・13
を通って、四方弁4から圧縮機1へ戻る。
開閉弁6・7の開閉により冷媒を同時又は切換えて流し
、2部屋の同時又は切換え冷房を行なうことができる。
暖房運転時の冷媒の流れは点線の如くである。
即ち、圧縮機1から吐出された高温高圧ガスは、四方弁
4を通った後、開閉弁8・9を分流して流れ、室内第1
熱交換器3、室内第2熱交換器3′で液化され、逆止弁
11・11′から開閉弁6・7を通ってレシーバ−タン
ク5を通り、膨張弁23で減圧されて低温低圧になった
冷媒は室外熱交換器2で気化して吸熱し、四方弁4を通
って圧縮機1へ戻る。
開閉弁8・9の開閉により冷媒を同時又は切換えて流し
、2部屋の同時又は切換え暖房を行なうことができる。
暖房時は膨張弁23が減圧機構として働き、膨張弁24
,24’は逆弁11の作動により減圧機構としては働か
ない。
かかる空気調和機用冷凍サイクルにおいて、暖房運転の
切換え運転時には閉じている弁8又は9に高圧がかかる
ので、その弁シート部より漏れを生じて室内熱交換器3
又は3′に液冷媒が貯えられる。
これによって、冷媒不足を生じて冷凍サイクルの性能が
著しく低下してしまうものであった。
又、圧縮機1の容量を室内側薬1、第2熱交換器3・3
′の両方を運転したときに合致させた容量に設定すると
、1部屋冷房運転するときに室内側熱交換器に着霜を生
じてしまう事があり、暖房運転時に圧縮機1の吐出圧力
が高くなりすぎてしまう欠点があった。
本考案はかかる欠点を改良するためになされたものであ
る。
即ち、室外ユニット1台に室内ユニット2台を並列に接
続し、同時又は切換冷暖房運転を行う空気調和機におい
て、室外熱交換器2の中間部より弁14・バイパス第1
キヤピラリーチユーブ19を通して室内側熱交換器3・
3′をバイパス回路を設け、前記室内側熱交換器3・3
′の前後に設けた開閉弁6・7と8・9との間で且つ暖
房時に高圧側となる部分にキャピラリーチューブ21・
22の一端を接続腰その他端を暖房時に低圧側になる部
分に接続した回路を設けたものである。
以下、本考案を第2図に示す実施例により説明する。
第2図において、第1図と同一符号は同−物又は相当物
を示す。
2aは室外側熱交換器2の一部で、圧縮機1の吐出口と
四方弁4の入口との間に接続されている。
14はバイパス第1開閉弁、15はバイパス第2開閉弁
、16はバイパス第1逆止弁、17はバイパス第2逆止
弁、18はバイパス第3逆止弁、19はバイパス第1キ
ヤピラリーチユーブ、20はバイパス第2キヤピラリー
チユーブ、21はバイパス第3キヤピラリーチユーブ、
22はバイパス第4キヤピラリーチユーブを示す。
バイパス第1逆止弁16、バイパス第1開閉弁14、バ
イパス第1キヤピラリーチユーブ19を直列に接続して
第1バイパス回路を構成し、バイパス第2開閉弁15、
バイパス第2キヤピラリーチユーブ20、バイパス第2
逆止弁17を直列に接続して第2バイパスバイパス回路
を構威し、この第1バイパス回路と第2バイパス回路と
は並列に接続されて、その一端が室外熱交換器2の途中
に接続され、他端が四方弁4の出入口の1つに接続され
ている。
バイパス第3キヤピラリーチユーブ21の一端は開閉弁
9と室内第2熱交換器3′との間に接続され、他端はバ
イパス第3逆止弁18の一端に接続されている。
バイパス第4キヤピラリーチユーブ22の一端は開閉弁
8と室内第1熱交換器3との間に接続され、他端はバイ
パス第3逆止弁18の一端に接続されている。
バイパス第3逆止弁18の他端は、室外熱交換器2の途
中に接続されている。
而して、冷房運転時の冷媒の流れは実線の如くである。
即ち、圧縮機1から吐出された高温高圧ガスは、室外熱
交換器2の一部2aに至り、ここで放熱されて四方弁4
を破損しない温度まで低下される。
従って、四方弁4の信頼性を大幅に向上することができ
る。
この冷媒ガスは四方弁4を通った後に室外熱交換器2の
残りの部分で液化され、逆止弁10を通った後、開閉弁
6・7を分流して流れ、膨張弁24・24′で減圧され
て低温低圧になった冷媒は室内第1熱交換器3・室内第
2熱交換器3′で気化して室内の冷房を行ない、逆止弁
12・13を通って、四方弁4から圧縮機1へ戻る。
開閉弁6・7の開閉により冷媒を同時又は切換えて流し
、2部屋の同時又は切換冷房を行うことができる。
開閉弁6・7の一方を閉じた時には、バイパス開閉弁1
4を開いて第1バイパス回路に冷媒を実線矢印のように
流す。
従って、圧縮機1の容量を室内第1・第2熱交換器3・
3′の両方を同時に運転したときの容量に合わせておい
ても、一台運転のときには第1バイパス回路を通って一
部が分流するので、一台運転している側の室内熱交換器
3又は3′に着霜を生ずることがない。
冷房運転時にはバイパス第2開閉弁15を閉じておくの
で、第2バイパス回路には冷媒は流れない。
この時、バイパス第2開閉弁15に高圧がかかり、弁シ
ール部から漏れを生ずることがあるが、バイパス第2逆
止弁17を直列に設けているので、この逆止弁17にて
、第2バイパス回路の冷媒の流れを止めるようになって
いる。
一方、バイパス第3キヤピラリーチユーブ21および第
4キヤピラリーチユーブ22は逆止弁18の働きにより
、冷房運転時には冷媒は流れない。
次に、暖房運転時の冷媒の流れは点線の如くである。
即ち、圧縮機1から吐出された高温高圧ガスは、室外熱
交換器2の一部2aに至り、ここで放熱されて四方弁4
を破損しない温度まで低下される。
従って、四方弁4の信頼性を大幅に向上することができ
る。
この冷媒ガスは四方弁4を通った後に、開閉弁8・9を
分流して流れ、室内第1熱交換器3、室内第2熱交換器
3′で液化され、逆止弁11・11′から開閉弁6・7
を通ってレシーバ−タンク5に至り、膨張弁23で減圧
されて低温低圧になった冷媒は室外熱交換器2で気化し
て吸熱し、四方弁4を通って圧縮機1へ戻る。
開閉弁8・9の開閉により冷媒を同時又は切換えて流し
、2部屋の同時又は切換冷房を行うことができる。
開閉弁8・9の一方を閉じた時には、バイパス第2開閉
弁15を開いて第2バイパス回路に冷媒を点線矢印のよ
うに流す。
従って、圧縮機1の容量を室内第1・第2熱交換器3・
3′の両方を運転したときの容量に合わせておいても、
一台運転のときには第2バイパス回路を通って一部が分
流するので、圧縮機1の吐出圧力が高くなり過ぎること
はない。
従って、圧力スイッチの動作は頻繁にならず、暖房能力
は低下しない。
尚、バイパス第1逆止弁16とバイパス第2逆止弁は、
バイパス第1開閉弁14とバイパス第2開閉弁15の弁
シール部のシール性が高ければ不要であることは云うま
でもない。
又、暖房運転時、一方の開閉弁8又は9を閉じて一方の
室内熱交換器3又は3′のみを運転する場合には、その
開閉弁8・9に高圧がかかり、弁シー下部に漏れが生ず
ることがある。
この場合、バイパス第3キヤピラリーチユーブ21又は
バイパス第4キヤピラリーチユーブ22から第3逆止弁
18を通して、低圧側の室外熱交換器2の途中に引き込
まれるようになっているので、室内側熱交換器3又は3
′内に冷媒が貯えられて冷媒不足を起すということはな
い。
以上説明した如く、本考案によれば室内側熱交換器3・
3′内に液冷媒が貯えられることがなくなり、冷凍サイ
クル性能を最大限に活用できると共に、冷房時に室内熱
交換器3・3′に着霜を生ずることもなく、暖房時に圧
縮機1の吐出圧力が高くなることがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の冷凍サイクルの説明図、第2図は本考案
の冷凍サイクルの説明図である。 1・・・・・・圧縮機、2・・・・・・凝縮器、3・3
′・・・・・・蒸発器、4・・・・・・四方弁、6.7
.8.9. 14. 15・・・・・・弁、10. 1
1. 11’、 12. 13. 16.1?、18
・・・・・・逆止弁、23,24.24’・・・・・・
膨張弁、19.20,21.22・・・・・・キャピラ
リチューブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室外ユニット1台に室内ユニット2台を並列に接続し、
    同時または切換冷暖房運転を行なう空気調和機において
    、室外熱交換器の中間部と2台の室内側熱交換器とをバ
    イパス接続するバイパス第1開閉弁およびバイパス第1
    キヤピラリチユーブを具備した第1バイパス回路と、こ
    の回路と並列にバイパス第2開閉弁およびバイパス第2
    キヤピラリチユーブを具備した第2バイパス回路と、前
    記2台の室内熱交換器のそれぞれの前後に設けた開閉弁
    と、該2台の室内熱交換器のそれぞれの前後に設けた開
    閉弁の間の暖房時に高圧側となる部分に一端を接続され
    他端を暖房時に低圧側となる部分に接続したキャピラリ
    チューブおよび低圧側に流通可能に配した逆止弁を具備
    した第3バイパス回路とを備え、前記バイパス第1開閉
    弁は冷房1台運転時に開き、バイパス第2開閉弁は暖房
    1台運転時に開となることを特徴とする空気調和機用冷
    凍サイクル。
JP1976153373U 1976-11-17 1976-11-17 空気調和機用冷凍サイクル Expired JPS608291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976153373U JPS608291Y2 (ja) 1976-11-17 1976-11-17 空気調和機用冷凍サイクル

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Publication Number Publication Date
JPS53152245U JPS53152245U (ja) 1978-11-30
JPS608291Y2 true JPS608291Y2 (ja) 1985-03-23

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ID=29140492

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976153373U Expired JPS608291Y2 (ja) 1976-11-17 1976-11-17 空気調和機用冷凍サイクル

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