JPH11142016A - 多室形空気調和装置 - Google Patents
多室形空気調和装置Info
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- JPH11142016A JPH11142016A JP9304651A JP30465197A JPH11142016A JP H11142016 A JPH11142016 A JP H11142016A JP 9304651 A JP9304651 A JP 9304651A JP 30465197 A JP30465197 A JP 30465197A JP H11142016 A JPH11142016 A JP H11142016A
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- pipe
- compressor
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転状況に応じて適切かつ容易に吐出冷媒温
度を制御する。 【解決手段】 吐出側6が第一配管19へ接続され、吸
込側20が第二配管18へ接続され、前記吐出側6より
第三開閉弁7、室外熱交換器9を経て第三配管11へ接
続され、前記吸込側20と第四配管8とが第四開閉弁2
1にて接続されてなる室外機1と、前記第一配管19へ
複数の第一開閉弁17が並列に接続され、前記第二配管
18へ複数の第二開閉弁16が並列に接続され、前記複
数の第一開閉弁17と第二開閉弁16とが夫々並列に接
続されて夫々が複数の第四配管15へ接続され、前記第
三配管11へ複数の第五配管12が並列に接続されてな
る分流ユニット2と、前記第四配管15より室内熱交換
器14、膨張弁13を経て前記第五配管12へ接続され
てなる複数の室内機とからなり、第二配管18と第三配
管11との間に、電子膨張弁23を備えたバイパス回路
4を設けた。
度を制御する。 【解決手段】 吐出側6が第一配管19へ接続され、吸
込側20が第二配管18へ接続され、前記吐出側6より
第三開閉弁7、室外熱交換器9を経て第三配管11へ接
続され、前記吸込側20と第四配管8とが第四開閉弁2
1にて接続されてなる室外機1と、前記第一配管19へ
複数の第一開閉弁17が並列に接続され、前記第二配管
18へ複数の第二開閉弁16が並列に接続され、前記複
数の第一開閉弁17と第二開閉弁16とが夫々並列に接
続されて夫々が複数の第四配管15へ接続され、前記第
三配管11へ複数の第五配管12が並列に接続されてな
る分流ユニット2と、前記第四配管15より室内熱交換
器14、膨張弁13を経て前記第五配管12へ接続され
てなる複数の室内機とからなり、第二配管18と第三配
管11との間に、電子膨張弁23を備えたバイパス回路
4を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室外機一台に対し
て複数台の室内機を接続し、各室内機毎に冷房と暖房と
を選択的に、または、同時に行うことのできる多室形空
気調和装置の構成に関する。
て複数台の室内機を接続し、各室内機毎に冷房と暖房と
を選択的に、または、同時に行うことのできる多室形空
気調和装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多室形空気調和装置は、図8にて
示すように、1は室外に設置された室外機で、同室外機
1は主に圧縮機5と室外熱交換器9と電子膨張弁10と
で構成され、前記圧縮機5の吐出側6より分岐して、一
方が第三開閉弁7を経て第六配管8にて前記室外熱交換
器9へ接続され、他方が第一配管19にて後記分流ユニ
ット2内に配設された第一開閉弁17へ接続される。前
記室外熱交換器9の他の側に前記電子膨張弁10が接続
され、同電子膨張弁10から第三配管11にて後記分流
ユニット2内に配設した各室内機3a、3b、3cへの
分岐管へ接続される。前記圧縮機5の吸込側20より分
岐して、一方が第四開閉弁21を備えた第七配管22に
て前記第六配管8の第三開閉弁7と室外熱交換器9との
間に接続され、他方が第二配管18にて後記分流ユニッ
ト2内に配設された第二開閉弁16へ接続されている。
2は室内の天井裏等に設置された分流ユニットで、同分
流ユニット2は主に前記室外機1からの第一配管19と
第二配管18と第三配管11とから後記複数の室内機3
a、3b、3cへ分岐する分岐管と、前記第一配管19
の分岐管に設けられた第一開閉弁17と、前記第二配管
18の分岐管に設けられた第二開閉弁16とで構成さ
れ、前記第一開閉弁17と第二開閉弁16とは並列に接
続され、第四配管15にて後記室内機の室内熱交換器1
4へ接続され、前記第三配管11の分岐管から第五配管
12にて後記室内機の電子膨張弁13へ接続されてい
る。3a、3b、3cは三台の室内機で、同室内機3
a、3b、3cは夫々、主に室内熱交換器14と電子膨
張弁13とで構成され、前記分流ユニット2からの第四
配管15が前記室内熱交換器14へ接続され、前記室内
熱交換器14の他の側に前記電子膨張弁13が接続さ
れ、同電子膨張弁13へ前記分流ユニット2からの第五
配管12が接続されている。
示すように、1は室外に設置された室外機で、同室外機
1は主に圧縮機5と室外熱交換器9と電子膨張弁10と
で構成され、前記圧縮機5の吐出側6より分岐して、一
方が第三開閉弁7を経て第六配管8にて前記室外熱交換
器9へ接続され、他方が第一配管19にて後記分流ユニ
ット2内に配設された第一開閉弁17へ接続される。前
記室外熱交換器9の他の側に前記電子膨張弁10が接続
され、同電子膨張弁10から第三配管11にて後記分流
ユニット2内に配設した各室内機3a、3b、3cへの
分岐管へ接続される。前記圧縮機5の吸込側20より分
岐して、一方が第四開閉弁21を備えた第七配管22に
て前記第六配管8の第三開閉弁7と室外熱交換器9との
間に接続され、他方が第二配管18にて後記分流ユニッ
ト2内に配設された第二開閉弁16へ接続されている。
2は室内の天井裏等に設置された分流ユニットで、同分
流ユニット2は主に前記室外機1からの第一配管19と
第二配管18と第三配管11とから後記複数の室内機3
a、3b、3cへ分岐する分岐管と、前記第一配管19
の分岐管に設けられた第一開閉弁17と、前記第二配管
18の分岐管に設けられた第二開閉弁16とで構成さ
れ、前記第一開閉弁17と第二開閉弁16とは並列に接
続され、第四配管15にて後記室内機の室内熱交換器1
4へ接続され、前記第三配管11の分岐管から第五配管
12にて後記室内機の電子膨張弁13へ接続されてい
る。3a、3b、3cは三台の室内機で、同室内機3
a、3b、3cは夫々、主に室内熱交換器14と電子膨
張弁13とで構成され、前記分流ユニット2からの第四
配管15が前記室内熱交換器14へ接続され、前記室内
熱交換器14の他の側に前記電子膨張弁13が接続さ
れ、同電子膨張弁13へ前記分流ユニット2からの第五
配管12が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、空気調和機は圧
縮機の吐出冷媒温度や吸込冷媒温度が上昇すると、圧縮
機の巻線温度の上昇による耐久性の低下や冷凍機油の劣
化等を招くため、吐出冷媒温度や吸込冷媒温度が上昇し
た場合、運転停止や電子膨張弁の絞りを緩める等の保護
方法を行っていたが、運転停止という方法は圧縮機のO
N・OFFが連続して起こる場合があり圧縮機の耐久性
等を低下させ、また電子膨張弁の絞りを緩めるという方
法は、上記構成の多室形空気調和装置においては電子膨
張弁が複数あり、冷媒回路も運転状況により変化するた
め制御が複雑になる、という問題点があった。本発明に
おいては、上記の問題点に鑑み、運転状況に応じて適切
かつ容易に吐出冷媒温度を制御できる多室形空気調和装
置を提供することを目的とする。
縮機の吐出冷媒温度や吸込冷媒温度が上昇すると、圧縮
機の巻線温度の上昇による耐久性の低下や冷凍機油の劣
化等を招くため、吐出冷媒温度や吸込冷媒温度が上昇し
た場合、運転停止や電子膨張弁の絞りを緩める等の保護
方法を行っていたが、運転停止という方法は圧縮機のO
N・OFFが連続して起こる場合があり圧縮機の耐久性
等を低下させ、また電子膨張弁の絞りを緩めるという方
法は、上記構成の多室形空気調和装置においては電子膨
張弁が複数あり、冷媒回路も運転状況により変化するた
め制御が複雑になる、という問題点があった。本発明に
おいては、上記の問題点に鑑み、運転状況に応じて適切
かつ容易に吐出冷媒温度を制御できる多室形空気調和装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、圧縮機の吐出側が第一配管へ接続され、圧
縮機の吸込側が第二配管へ接続され、前記圧縮機の吐出
側より第三開閉弁、室外熱交換器を経て第三配管へ接続
され、前記圧縮機の吸込側と、前記第三開閉弁と室外熱
交換器との間とが第四開閉弁を介して接続されてなる室
外機と、前記第一配管へ複数の第一開閉弁が並列に接続
され、前記第二配管へ複数の第二開閉弁が並列に接続さ
れ、前記複数の第一開閉弁と第二開閉弁とが夫々並列に
接続されて夫々が複数の第四配管へ接続され、前記第三
配管へ複数の第五配管が並列に接続されてなる分流ユニ
ットと、前記第四配管より室内熱交換器、膨張弁を経て
前記第五配管へ接続されてなる複数の室内機とから構成
され、前記第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁および
第四開閉弁を運転モードに応じて開閉制御することによ
り、前記複数の室内機毎に冷房と暖房との同時運転が可
能にしてなる多室形空気調和装置において、前記第二配
管と第三配管との間に、電子膨張弁を備えたバイパス回
路を設け、前記電子膨張弁を吐出冷媒の温度に応じて開
閉制御する構成となっている。
決するため、圧縮機の吐出側が第一配管へ接続され、圧
縮機の吸込側が第二配管へ接続され、前記圧縮機の吐出
側より第三開閉弁、室外熱交換器を経て第三配管へ接続
され、前記圧縮機の吸込側と、前記第三開閉弁と室外熱
交換器との間とが第四開閉弁を介して接続されてなる室
外機と、前記第一配管へ複数の第一開閉弁が並列に接続
され、前記第二配管へ複数の第二開閉弁が並列に接続さ
れ、前記複数の第一開閉弁と第二開閉弁とが夫々並列に
接続されて夫々が複数の第四配管へ接続され、前記第三
配管へ複数の第五配管が並列に接続されてなる分流ユニ
ットと、前記第四配管より室内熱交換器、膨張弁を経て
前記第五配管へ接続されてなる複数の室内機とから構成
され、前記第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁および
第四開閉弁を運転モードに応じて開閉制御することによ
り、前記複数の室内機毎に冷房と暖房との同時運転が可
能にしてなる多室形空気調和装置において、前記第二配
管と第三配管との間に、電子膨張弁を備えたバイパス回
路を設け、前記電子膨張弁を吐出冷媒の温度に応じて開
閉制御する構成となっている。
【0005】また、圧縮機の吐出側が第一配管へ接続さ
れ、圧縮機の吸込側が第二配管へ接続され、前記圧縮機
の吐出側より第三開閉弁、室外熱交換器を経て第三配管
へ接続され、前記圧縮機の吸込側と、前記第三開閉弁と
室外熱交換器との間とが第四開閉弁を介して接続されて
なる室外機と、前記第一配管へ複数の第一開閉弁が並列
に接続され、前記第二配管へ複数の第二開閉弁が並列に
接続され、前記複数の第一開閉弁と第二開閉弁とが夫々
並列に接続されて夫々が複数の第四配管へ接続され、前
記第三配管へ複数の第五配管が並列に接続されてなる分
流ユニットと、前記第四配管より室内熱交換器、膨張弁
を経て前記第五配管へ接続されてなる複数の室内機とか
ら構成され、前記第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁
および第四開閉弁を運転モードに応じて開閉制御するこ
とにより、前記複数の室内機毎に冷房と暖房との同時運
転が可能にしてなる多室形空気調和装置において、前記
第二配管と第三配管との間に、第五開閉弁とキャピラリ
管を直列に設けたバイパス回路を設け、前記第五開閉弁
を吐出冷媒の温度に応じて開閉制御する構成となってい
る。
れ、圧縮機の吸込側が第二配管へ接続され、前記圧縮機
の吐出側より第三開閉弁、室外熱交換器を経て第三配管
へ接続され、前記圧縮機の吸込側と、前記第三開閉弁と
室外熱交換器との間とが第四開閉弁を介して接続されて
なる室外機と、前記第一配管へ複数の第一開閉弁が並列
に接続され、前記第二配管へ複数の第二開閉弁が並列に
接続され、前記複数の第一開閉弁と第二開閉弁とが夫々
並列に接続されて夫々が複数の第四配管へ接続され、前
記第三配管へ複数の第五配管が並列に接続されてなる分
流ユニットと、前記第四配管より室内熱交換器、膨張弁
を経て前記第五配管へ接続されてなる複数の室内機とか
ら構成され、前記第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁
および第四開閉弁を運転モードに応じて開閉制御するこ
とにより、前記複数の室内機毎に冷房と暖房との同時運
転が可能にしてなる多室形空気調和装置において、前記
第二配管と第三配管との間に、第五開閉弁とキャピラリ
管を直列に設けたバイパス回路を設け、前記第五開閉弁
を吐出冷媒の温度に応じて開閉制御する構成となってい
る。
【0006】また、前記第五開閉弁とキャピラリ管とか
らなるバイパス回路を、複数並列に設け、前記複数の第
五開閉弁を運転能力に応じて開閉制御する構成となって
いる。
らなるバイパス回路を、複数並列に設け、前記複数の第
五開閉弁を運転能力に応じて開閉制御する構成となって
いる。
【0007】また、前記圧縮機よりの吐出冷媒の温度が
所定温度以上になったとき、前記電子膨張弁を開くよう
にした構成となっている。
所定温度以上になったとき、前記電子膨張弁を開くよう
にした構成となっている。
【0008】また、前記圧縮機よりの吐出冷媒の温度が
所定温度以上になったとき、前記第五開閉弁を開くよう
にした構成となっている。
所定温度以上になったとき、前記第五開閉弁を開くよう
にした構成となっている。
【0009】更に、前記バイパス回路を、前記分流ユニ
ット内に設けるようにした構成となっている。
ット内に設けるようにした構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以上のような構成にて、運転状況
に応じて適切かつ容易に吐出冷媒温度を制御できる多室
形空気調和装置となる。
に応じて適切かつ容易に吐出冷媒温度を制御できる多室
形空気調和装置となる。
【0011】
【実施例】先ず、図1乃至図5にて示す、本発明の第一
の実施例について説明する。1は室外に設置された室外
機で、同室外機1は主に圧縮機5と室外熱交換器9と電
子膨張弁10とで構成され、前記圧縮機5の吐出側6よ
り分岐して、一方が第三開閉弁7を経て第六配管8にて
前記室外熱交換器9へ接続され、他方が第一配管19に
て後記分流ユニット2内に配設された第一開閉弁17へ
接続される。前記室外熱交換器9の他の側に前記電子膨
張弁10が接続され、同電子膨張弁10から第三配管1
1にて後記分流ユニット2内に配設した各室内機3a、
3b、3cへの分岐管へ接続される。前記圧縮機5の吸
込側20より分岐して、一方が第四開閉弁21を備えた
第七配管22にて前記第六配管8の第三開閉弁7と室外
熱交換器9との間に接続され、他方が第二配管18にて
後記分流ユニット2内に配設された第二開閉弁16へ接
続されている。2は室内の天井裏等に設置された分流ユ
ニットで、同分流ユニット2は主に前記室外機1からの
第一配管19と第二配管18と第三配管11とから後記
複数の室内機3a、3b、3cへ分岐する分岐管と、前
記第一配管19の分岐管に設けられた第一開閉弁17
と、前記第二配管18の分岐管に設けられた第二開閉弁
16と、前記第二配管18と第三配管11とを接続する
電子膨張弁23を備えたバイパス回路4とで構成され、
前記第一開閉弁17と第二開閉弁16とは並列に接続さ
れ、第四配管15にて後記室内機の室内熱交換器14へ
接続され、前記第三配管11の分岐管から第五配管12
にて後記室内機の電子膨張弁13へ接続されている。3
a、3b、3cは三台の室内機で、同室内機3a、3
b、3cは夫々、主に室内熱交換器14と電子膨張弁1
3とで構成され、前記分流ユニット2からの第四配管1
5が前記室内熱交換器14へ接続され、前記室内熱交換
器14の他の側に前記電子膨張弁13が接続され、同電
子膨張弁13へ前記分流ユニット2からの第五配管12
が接続されている。
の実施例について説明する。1は室外に設置された室外
機で、同室外機1は主に圧縮機5と室外熱交換器9と電
子膨張弁10とで構成され、前記圧縮機5の吐出側6よ
り分岐して、一方が第三開閉弁7を経て第六配管8にて
前記室外熱交換器9へ接続され、他方が第一配管19に
て後記分流ユニット2内に配設された第一開閉弁17へ
接続される。前記室外熱交換器9の他の側に前記電子膨
張弁10が接続され、同電子膨張弁10から第三配管1
1にて後記分流ユニット2内に配設した各室内機3a、
3b、3cへの分岐管へ接続される。前記圧縮機5の吸
込側20より分岐して、一方が第四開閉弁21を備えた
第七配管22にて前記第六配管8の第三開閉弁7と室外
熱交換器9との間に接続され、他方が第二配管18にて
後記分流ユニット2内に配設された第二開閉弁16へ接
続されている。2は室内の天井裏等に設置された分流ユ
ニットで、同分流ユニット2は主に前記室外機1からの
第一配管19と第二配管18と第三配管11とから後記
複数の室内機3a、3b、3cへ分岐する分岐管と、前
記第一配管19の分岐管に設けられた第一開閉弁17
と、前記第二配管18の分岐管に設けられた第二開閉弁
16と、前記第二配管18と第三配管11とを接続する
電子膨張弁23を備えたバイパス回路4とで構成され、
前記第一開閉弁17と第二開閉弁16とは並列に接続さ
れ、第四配管15にて後記室内機の室内熱交換器14へ
接続され、前記第三配管11の分岐管から第五配管12
にて後記室内機の電子膨張弁13へ接続されている。3
a、3b、3cは三台の室内機で、同室内機3a、3
b、3cは夫々、主に室内熱交換器14と電子膨張弁1
3とで構成され、前記分流ユニット2からの第四配管1
5が前記室内熱交換器14へ接続され、前記室内熱交換
器14の他の側に前記電子膨張弁13が接続され、同電
子膨張弁13へ前記分流ユニット2からの第五配管12
が接続されている。
【0012】上記構成において、次に動作について説明
する。先ず、図2にて示す、吐出冷媒温度および室内機
の運転状態に対する前記電子膨張弁23の制御内容につ
いて説明する。前記圧縮機5の吐出側6に吐出冷媒蒸気
の温度を測定するサーミスタ(図示せず)を設け、同サ
ーミスタでの検知温度が図示しない制御部へ送られ、同
制御部にて吐出冷媒蒸気の温度の上限として予め設定さ
れた設定温度と比較される。前記サーミスタでの検知温
度が設定温度未満のときは、前記電子膨張弁23は閉じ
たままとする。前記サーミスタでの検知温度が設定温度
以上となったとき、室内機の運転台数すなわち運転能力
に応じて、前記電子膨張弁23の開度を調整する。例え
ば、図2に示すように、三台とも運転したときは開き大
とし、二台運転時は開き中とし、一台のみのときは開き
小とする。以上のような制御にて、設定温度以上に吐出
冷媒蒸気の温度が上昇したとき、前記電子膨張弁23が
開き、前記バイパス回路4を経由して前記第三配管11
内の冷媒液が前記第二配管18へ流入し、前記圧縮機5
の吸込側20へ液バックすることにより、前記吐出冷媒
蒸気の温度上昇を抑えることができる。また、前記バイ
パス回路4の液バックの流量を、前記電子膨張弁23に
より室内機の運転能力に応じて可変とすることにより、
過不足のない適性な冷却が可能となる。更に、前記バイ
パス回路4を前記分流ユニット2内に設けることによ
り、前記バイパス回路4を製品としてまとまりよく設け
ることができる。なお、上記実施例では、前記サーミス
タは前記圧縮機5の吐出側6の吐出冷媒蒸気中に設けて
いるが、サーミスタを前記圧縮機5自身に設けて、同圧
縮機5の温度を測定しても、同様の効果が得られる。
する。先ず、図2にて示す、吐出冷媒温度および室内機
の運転状態に対する前記電子膨張弁23の制御内容につ
いて説明する。前記圧縮機5の吐出側6に吐出冷媒蒸気
の温度を測定するサーミスタ(図示せず)を設け、同サ
ーミスタでの検知温度が図示しない制御部へ送られ、同
制御部にて吐出冷媒蒸気の温度の上限として予め設定さ
れた設定温度と比較される。前記サーミスタでの検知温
度が設定温度未満のときは、前記電子膨張弁23は閉じ
たままとする。前記サーミスタでの検知温度が設定温度
以上となったとき、室内機の運転台数すなわち運転能力
に応じて、前記電子膨張弁23の開度を調整する。例え
ば、図2に示すように、三台とも運転したときは開き大
とし、二台運転時は開き中とし、一台のみのときは開き
小とする。以上のような制御にて、設定温度以上に吐出
冷媒蒸気の温度が上昇したとき、前記電子膨張弁23が
開き、前記バイパス回路4を経由して前記第三配管11
内の冷媒液が前記第二配管18へ流入し、前記圧縮機5
の吸込側20へ液バックすることにより、前記吐出冷媒
蒸気の温度上昇を抑えることができる。また、前記バイ
パス回路4の液バックの流量を、前記電子膨張弁23に
より室内機の運転能力に応じて可変とすることにより、
過不足のない適性な冷却が可能となる。更に、前記バイ
パス回路4を前記分流ユニット2内に設けることによ
り、前記バイパス回路4を製品としてまとまりよく設け
ることができる。なお、上記実施例では、前記サーミス
タは前記圧縮機5の吐出側6の吐出冷媒蒸気中に設けて
いるが、サーミスタを前記圧縮機5自身に設けて、同圧
縮機5の温度を測定しても、同様の効果が得られる。
【0013】図3に、代表的な運転状態の内容と開閉弁
の動作とについて、まとめて示す。先ず、図3の項番1
と図1にて示す、前記室内機3a、3bが冷房運転で、
前記室内機3cが暖房運転である場合(室内機三台運
転)について説明する。前記室内機3a、3bの第二開
閉弁16と、前記室内機3cの第一開閉弁17と、前記
第三開閉弁7とを開き、前記室内機3a、3bの第一開
閉弁と、前記室内機3cの第二開閉弁16と、前記第四
開閉弁21とを閉じることにより、前記圧縮機5より吐
出した高温高圧の冷媒蒸気は、前記第一配管19を通っ
て前記室内機3cの室内熱交換器14に入るとともに、
前記第六配管8を通って室外熱交換器9にも入り、前記
室内機3cの室内熱交換器14にて室内に放熱して室内
を暖め、前記室外熱交換器9にて室外に放熱し、両熱交
換器にて凝縮した高温高圧の冷媒液は前記第三配管11
を通って前記室内機3a、3bの電子膨張弁13にて膨
張し低温低圧の冷媒液となり、前記室内機3a、3bの
室内熱交換器14にて室内の熱を吸収して室内を冷房す
ることにより、低温低圧の冷媒液が蒸発して低温低圧の
冷媒蒸気となり、前記第二配管18を通って前記圧縮機
5へ吸込まれ、同圧縮機5にて圧縮され高温高圧の冷媒
蒸気となり、一冷凍サイクルとなる。
の動作とについて、まとめて示す。先ず、図3の項番1
と図1にて示す、前記室内機3a、3bが冷房運転で、
前記室内機3cが暖房運転である場合(室内機三台運
転)について説明する。前記室内機3a、3bの第二開
閉弁16と、前記室内機3cの第一開閉弁17と、前記
第三開閉弁7とを開き、前記室内機3a、3bの第一開
閉弁と、前記室内機3cの第二開閉弁16と、前記第四
開閉弁21とを閉じることにより、前記圧縮機5より吐
出した高温高圧の冷媒蒸気は、前記第一配管19を通っ
て前記室内機3cの室内熱交換器14に入るとともに、
前記第六配管8を通って室外熱交換器9にも入り、前記
室内機3cの室内熱交換器14にて室内に放熱して室内
を暖め、前記室外熱交換器9にて室外に放熱し、両熱交
換器にて凝縮した高温高圧の冷媒液は前記第三配管11
を通って前記室内機3a、3bの電子膨張弁13にて膨
張し低温低圧の冷媒液となり、前記室内機3a、3bの
室内熱交換器14にて室内の熱を吸収して室内を冷房す
ることにより、低温低圧の冷媒液が蒸発して低温低圧の
冷媒蒸気となり、前記第二配管18を通って前記圧縮機
5へ吸込まれ、同圧縮機5にて圧縮され高温高圧の冷媒
蒸気となり、一冷凍サイクルとなる。
【0014】次に、図3の項番2と図4にて示す、前記
室内機3aが冷房運転で、前記室内機3bが暖房運転で
ある場合(室内機二台運転)について説明する。前記室
内機3aの第二開閉弁16と、前記室内機3bの第一開
閉弁17とを開き、前記室内機3a、3cの第一開閉弁
17と、前記室内機3b、3cの第二開閉弁16と、前
記第三開閉弁7と第四開閉弁21とを閉じ、更に電子膨
張弁10を全閉とすることにより、前記圧縮機5より吐
出した高温高圧の冷媒蒸気は前記第一配管19を通って
前記室内機3bの室内熱交換器14に入り、同室内熱交
換器14にて室内に放熱して室内を暖めることにより、
高温高圧の冷媒蒸気が凝縮して高温高圧の冷媒液とな
り、前記電子膨張弁13で膨張して低温低圧の冷媒液と
なり、前記第三配管11を通って前記室内機3aの室内
熱交換器14に入り、同室内熱交換器14にて室内の熱
を吸収して冷房することにより、低温低圧の冷媒液が蒸
発して低温低圧の冷媒蒸気となり、前記第二配管18を
通って前記圧縮機5へ吸込まれ、同圧縮機5にて圧縮さ
れ高温高圧の冷媒蒸気となり、一冷凍サイクルとなる。
なお、前記第三開閉弁7と第四開閉弁21とを閉じ、更
に電子膨張弁10を全閉とすることにより、前記室外熱
交換器9の方に冷媒や冷凍機油が溜まり、本来のサイク
ルから冷媒や冷凍機油が不足することを防止している。
室内機3aが冷房運転で、前記室内機3bが暖房運転で
ある場合(室内機二台運転)について説明する。前記室
内機3aの第二開閉弁16と、前記室内機3bの第一開
閉弁17とを開き、前記室内機3a、3cの第一開閉弁
17と、前記室内機3b、3cの第二開閉弁16と、前
記第三開閉弁7と第四開閉弁21とを閉じ、更に電子膨
張弁10を全閉とすることにより、前記圧縮機5より吐
出した高温高圧の冷媒蒸気は前記第一配管19を通って
前記室内機3bの室内熱交換器14に入り、同室内熱交
換器14にて室内に放熱して室内を暖めることにより、
高温高圧の冷媒蒸気が凝縮して高温高圧の冷媒液とな
り、前記電子膨張弁13で膨張して低温低圧の冷媒液と
なり、前記第三配管11を通って前記室内機3aの室内
熱交換器14に入り、同室内熱交換器14にて室内の熱
を吸収して冷房することにより、低温低圧の冷媒液が蒸
発して低温低圧の冷媒蒸気となり、前記第二配管18を
通って前記圧縮機5へ吸込まれ、同圧縮機5にて圧縮さ
れ高温高圧の冷媒蒸気となり、一冷凍サイクルとなる。
なお、前記第三開閉弁7と第四開閉弁21とを閉じ、更
に電子膨張弁10を全閉とすることにより、前記室外熱
交換器9の方に冷媒や冷凍機油が溜まり、本来のサイク
ルから冷媒や冷凍機油が不足することを防止している。
【0015】次に、図3の項番3と図5にて示す、前記
室内機3aが暖房運転である場合(室内機一台運転)に
ついて説明する。前記室内機3aの第一開閉弁17と、
第四開閉弁21とを開き、前記室内機3b、3cの第一
開閉弁17と、前記室内機3a、3b、3cの第二開閉
弁16と、第三開閉弁7とを閉じることにより、前記圧
縮機5より吐出した高温高圧の冷媒蒸気は前記第一配管
19を通って前記室内機3aの室内熱交換器14に入
り、同室内熱交換器14にて室内に放熱して室内を暖め
ることにより、高温高圧の冷媒蒸気が凝縮して高温高圧
の冷媒液となり、前記電子膨張弁13で膨張して低温低
圧の冷媒液となり、前記第三配管11を通って前記室外
熱交換器9に入り、同室外熱交換器9にて室外の熱を吸
収して蒸発し、低温低圧の冷媒蒸気となり、前記第六配
管8を通って前記圧縮機5に吸込まれ、同圧縮機5にて
圧縮され高温高圧の冷媒蒸気となり、暖房運転時の一冷
凍サイクルとなる。
室内機3aが暖房運転である場合(室内機一台運転)に
ついて説明する。前記室内機3aの第一開閉弁17と、
第四開閉弁21とを開き、前記室内機3b、3cの第一
開閉弁17と、前記室内機3a、3b、3cの第二開閉
弁16と、第三開閉弁7とを閉じることにより、前記圧
縮機5より吐出した高温高圧の冷媒蒸気は前記第一配管
19を通って前記室内機3aの室内熱交換器14に入
り、同室内熱交換器14にて室内に放熱して室内を暖め
ることにより、高温高圧の冷媒蒸気が凝縮して高温高圧
の冷媒液となり、前記電子膨張弁13で膨張して低温低
圧の冷媒液となり、前記第三配管11を通って前記室外
熱交換器9に入り、同室外熱交換器9にて室外の熱を吸
収して蒸発し、低温低圧の冷媒蒸気となり、前記第六配
管8を通って前記圧縮機5に吸込まれ、同圧縮機5にて
圧縮され高温高圧の冷媒蒸気となり、暖房運転時の一冷
凍サイクルとなる。
【0016】次に、図6および図7にて示す、本発明の
第二の実施例について説明する。前記第一の実施例と
は、前記バイパス回路4の構成が異なる。前記バイパス
回路4は、図6に示すように、第五開閉弁24とキャピ
ラリ管25が直列接続されたバイパス流路が、複数(本
実施例では三つ)並列に接続されている。図7にて示
す、吐出冷媒温度および室内機の運転状態に対する前記
第五開閉弁24の制御内容について説明する。前記圧縮
機5の吐出側6に吐出冷媒蒸気の温度を測定するサーミ
スタ(図示せず)を設け、同サーミスタでの検知温度が
図示しない制御部へ送られ、同制御部にて吐出冷媒蒸気
の温度の上限として予め設定された設定温度と比較され
る。前記サーミスタでの検知温度が設定温度未満のとき
は、前記第五開閉弁24は三つとも全て閉じたままとす
る。前記サーミスタでの検知温度が設定温度以上となっ
たとき、室内機の運転台数すなわち運転能力に応じて、
前記第五開閉弁24の開く数を調整する。例えば、図2
に示すように、三台とも運転したときは三つ開き、二台
運転時は二つ開き、一台のみのときは一つ開くようにす
る。前記バイパス回路4の液バックの流量を、前記第五
開閉弁24の開く数により室内機の運転能力に応じて可
変とすることにより、過不足のない適性な冷却が可能と
なる。
第二の実施例について説明する。前記第一の実施例と
は、前記バイパス回路4の構成が異なる。前記バイパス
回路4は、図6に示すように、第五開閉弁24とキャピ
ラリ管25が直列接続されたバイパス流路が、複数(本
実施例では三つ)並列に接続されている。図7にて示
す、吐出冷媒温度および室内機の運転状態に対する前記
第五開閉弁24の制御内容について説明する。前記圧縮
機5の吐出側6に吐出冷媒蒸気の温度を測定するサーミ
スタ(図示せず)を設け、同サーミスタでの検知温度が
図示しない制御部へ送られ、同制御部にて吐出冷媒蒸気
の温度の上限として予め設定された設定温度と比較され
る。前記サーミスタでの検知温度が設定温度未満のとき
は、前記第五開閉弁24は三つとも全て閉じたままとす
る。前記サーミスタでの検知温度が設定温度以上となっ
たとき、室内機の運転台数すなわち運転能力に応じて、
前記第五開閉弁24の開く数を調整する。例えば、図2
に示すように、三台とも運転したときは三つ開き、二台
運転時は二つ開き、一台のみのときは一つ開くようにす
る。前記バイパス回路4の液バックの流量を、前記第五
開閉弁24の開く数により室内機の運転能力に応じて可
変とすることにより、過不足のない適性な冷却が可能と
なる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転状況に応じて適切かつ容易に吐出冷媒温度を制御で
きる多室形空気調和装置となる。
運転状況に応じて適切かつ容易に吐出冷媒温度を制御で
きる多室形空気調和装置となる。
【図1】本発明による多室形空気調和装置の第一の実施
例を示す冷媒回路図で、室内機三台を運転した冷暖同時
運転状態を示す。
例を示す冷媒回路図で、室内機三台を運転した冷暖同時
運転状態を示す。
【図2】本発明による多室形空気調和装置の第一の実施
例において、吐出冷媒温度および室内機の運転状態に対
する電子膨張弁の制御内容を示す説明図である。
例において、吐出冷媒温度および室内機の運転状態に対
する電子膨張弁の制御内容を示す説明図である。
【図3】本発明による多室形空気調和装置において、運
転状態の内容と開閉弁の動作とを示す説明図である。
転状態の内容と開閉弁の動作とを示す説明図である。
【図4】本発明による多室形空気調和装置の第一の実施
例を示す冷媒回路図で、室内機二台を運転した冷暖同時
運転状態を示す。
例を示す冷媒回路図で、室内機二台を運転した冷暖同時
運転状態を示す。
【図5】本発明による多室形空気調和装置の第一の実施
例を示す冷媒回路図で、室内機一台を暖房運転とした状
態を示す。
例を示す冷媒回路図で、室内機一台を暖房運転とした状
態を示す。
【図6】本発明による多室形空気調和装置の第二の実施
例を示す冷媒回路図である。
例を示す冷媒回路図である。
【図7】本発明による多室形空気調和装置の第二の実施
例において、吐出冷媒温度および室内機の運転状態に対
する第五開閉弁の制御内容を示す説明図である。
例において、吐出冷媒温度および室内機の運転状態に対
する第五開閉弁の制御内容を示す説明図である。
【図8】従来の多室形空気調和装置の冷媒回路図であ
る。
る。
1 室外機 2 分流ユニット 3a、3b、3c 室内機 4 バイパス回路 5 圧縮機 6 吐出側 7 第三開閉弁 9 室外熱交換器 11 第三配管 12 第五配管 13 電子膨張弁 14 室内熱交換器 15 第四配管 16 第二開閉弁 17 第一開閉弁 18 第二配管 19 第一配管 20 吸込側 21 第四開閉弁 23 電子膨張弁 24 第五開閉弁 25 キャピラリ管
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮機の吐出側が第一配管へ接続され、
圧縮機の吸込側が第二配管へ接続され、前記圧縮機の吐
出側より第三開閉弁、室外熱交換器を経て第三配管へ接
続され、前記圧縮機の吸込側と、前記第三開閉弁と室外
熱交換器との間とが第四開閉弁を介して接続されてなる
室外機と、前記第一配管へ複数の第一開閉弁が並列に接
続され、前記第二配管へ複数の第二開閉弁が並列に接続
され、前記複数の第一開閉弁と第二開閉弁とが夫々並列
に接続されて夫々が複数の第四配管へ接続され、前記第
三配管へ複数の第五配管が並列に接続されてなる分流ユ
ニットと、前記第四配管より室内熱交換器、膨張弁を経
て前記第五配管へ接続されてなる複数の室内機とから構
成され、前記第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁およ
び第四開閉弁を運転モードに応じて開閉制御することに
より、前記複数の室内機毎に冷房と暖房との同時運転が
可能にしてなる多室形空気調和装置において、 前記第二配管と第三配管との間に、電子膨張弁を備えた
バイパス回路を設け、前記電子膨張弁を吐出冷媒の温度
に応じて開閉制御してなることを特徴とする多室形空気
調和装置。 - 【請求項2】 圧縮機の吐出側が第一配管へ接続され、
圧縮機の吸込側が第二配管へ接続され、前記圧縮機の吐
出側より第三開閉弁、室外熱交換器を経て第三配管へ接
続され、前記圧縮機の吸込側と、前記第三開閉弁と室外
熱交換器との間とが第四開閉弁を介して接続されてなる
室外機と、前記第一配管へ複数の第一開閉弁が並列に接
続され、前記第二配管へ複数の第二開閉弁が並列に接続
され、前記複数の第一開閉弁と第二開閉弁とが夫々並列
に接続されて夫々が複数の第四配管へ接続され、前記第
三配管へ複数の第五配管が並列に接続されてなる分流ユ
ニットと、前記第四配管より室内熱交換器、膨張弁を経
て前記第五配管へ接続されてなる複数の室内機とから構
成され、前記第一開閉弁、第二開閉弁、第三開閉弁およ
び第四開閉弁を運転モードに応じて開閉制御することに
より、前記複数の室内機毎に冷房と暖房との同時運転が
可能にしてなる多室形空気調和装置において、 前記第二配管と第三配管との間に、第五開閉弁とキャピ
ラリ管を直列に設けたバイパス回路を設け、前記第五開
閉弁を吐出冷媒の温度に応じて開閉制御してなることを
特徴とする多室形空気調和装置。 - 【請求項3】 前記第五開閉弁とキャピラリ管とからな
るバイパス回路を、複数並列に設け、前記複数の第五開
閉弁を運転能力に応じて開閉制御してなることを特徴と
する請求項2記載の多室形空気調和装置。 - 【請求項4】 前記圧縮機よりの吐出冷媒の温度が所定
温度以上になったとき、前記電子膨張弁を開くようにし
てなることを特徴とする請求項1記載の多室形空気調和
装置。 - 【請求項5】 前記圧縮機よりの吐出冷媒の温度が所定
温度以上になったとき、前記第五開閉弁を開くようにし
てなることを特徴とする請求項2または請求項3記載の
多室形空気調和装置。 - 【請求項6】 前記バイパス回路を、前記分流ユニット
内に設けるようにしてなることを特徴とする請求項1乃
至請求項5記載の多室形空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304651A JPH11142016A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 多室形空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304651A JPH11142016A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 多室形空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11142016A true JPH11142016A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17935602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9304651A Pending JPH11142016A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 多室形空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11142016A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340436A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Fujitsu General Ltd | 多室形空気調和機 |
JP2003106575A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Hitachi Ltd | 氷蓄熱式空気調和装置 |
KR100903148B1 (ko) | 2003-06-27 | 2009-06-16 | 삼성전자주식회사 | 다실형 공기조화기 및 그 제어방법 |
JP2012207841A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 室内機及び空気調和装置 |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP9304651A patent/JPH11142016A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002340436A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Fujitsu General Ltd | 多室形空気調和機 |
JP2003106575A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Hitachi Ltd | 氷蓄熱式空気調和装置 |
KR100903148B1 (ko) | 2003-06-27 | 2009-06-16 | 삼성전자주식회사 | 다실형 공기조화기 및 그 제어방법 |
JP2012207841A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Mitsubishi Electric Corp | 室内機及び空気調和装置 |
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