JP2003106575A - 氷蓄熱式空気調和装置 - Google Patents

氷蓄熱式空気調和装置

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JP2003106575A
JP2003106575A JP2001299284A JP2001299284A JP2003106575A JP 2003106575 A JP2003106575 A JP 2003106575A JP 2001299284 A JP2001299284 A JP 2001299284A JP 2001299284 A JP2001299284 A JP 2001299284A JP 2003106575 A JP2003106575 A JP 2003106575A
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heat exchanger
indoor
refrigerant liquid
heat storage
refrigerant
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JP2001299284A
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English (en)
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Masao Imanari
正雄 今成
Toshihiko Fukushima
敏彦 福島
Sadao Sekiya
禎夫 関谷
Toshiyuki Hojo
俊幸 北條
Junichiro Tezuka
純一郎 手塚
Toru Matsuda
徹 松田
Katsuaki Nagamatsu
克明 永松
Masahiko Kumagai
雅彦 熊谷
Takashi Yatabe
隆志 矢田部
Takeshi Kishida
健 岸田
Shinji Shato
真二 社頭
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Kansai Electric Power Co Inc
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Tokyo Electric Power Co Inc
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷媒ポンプの入力を増加させることなく、容易
に低負荷時においても電力ピークカット率を大きく維持
でき、初期設備投資を低く抑えることができる氷蓄熱式
空気調和装置を提供する。 【解決手段】圧縮機1及び室外熱交換器2を有する室外
ユニット3と、水を溜めた蓄熱槽4内に蓄熱熱交換器6
を設置した氷蓄熱ユニット5と、室内熱交換器7及び室
内膨張弁8を有する室内ユニット9と、室内ユニット9
の室内熱交換器7に冷媒液を循環させるための冷媒液ポ
ンプ12を備える氷蓄熱式空気調和装置において、前記
冷媒液ポンプ12と室内熱交換器7の入口側と、冷媒液
ポンプ12と室内熱交換器7の出口側との間を、バイパ
ス経路16で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は氷蓄熱式空気調和装
置に係り、例えば、夜間に製氷した氷を凝縮熱源に用い
て冷房する氷蓄熱式空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、昼間の電力ピーク時に冷媒液ポ
ンプを用いて冷房する氷蓄熱式空気調和装置の基本構成
を示す。この氷蓄熱式空気調和装置は、主に圧縮機1と
室外熱交換器2等とをまとめた室外ユニット3と、蓄熱槽
4及び分岐配管等をまとめた蓄熱ユニット5、室内熱交換
器7及び室内膨脹弁8からなる室内ユニット9とから構成
されている。
【0003】昼間の13:00〜16:00のいわゆる電力ピーク
時には、圧縮機1を停止させ、冷媒液ポンプ12を用いて
冷媒を循環させて冷房する。この時の冷凍サイクルは、
冷媒液ポンプ12、室内膨脹弁8、蒸発器である室内熱交
換器7、凝縮器である水熱交換器13を介して冷媒液ポン
プ12に戻るサイクル構成となる。このとき水熱交換器13
には水ポンプ15により、蓄熱槽4からの冷水が供給され
ている。図9はこの冷凍サイクルのp(圧力)-h(エンタ
ルピ)線図の該略図を示す。
【0004】この低負荷時の対応策として、例えば特開
2000-35236号公報に記載のものがある。これは、空調利
用側の2次側冷媒回路の冷媒量を運転状態に応じて適正
化するものである。このときの過多となった冷媒は未利
用の熱交換器もしくはレシーバなどにため、反対に不足
するときは、ため込まれていた冷媒を回収して流す構成
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電力ピーク時の冷房運
転時間帯に、室内ユニット9の運転台数が減少したり、
室内の温湿度が比較的低いなど冷房熱負荷が低いときに
は、冷媒循環量を負荷に応じて減らすべきである。従来
の氷蓄熱式空気調和装置では、低負荷時には冷媒液ポン
プ12の入力をインバータ制御して冷媒液ポンプ12の吐出
容量を調節したり、もしくは室内熱交換器7の入口に設
けられた室内膨脹弁8を絞ることによって、その室内熱
交換器7に流入する冷媒量を調節していた。このため、
前者の方法では冷媒液ポンプ12用のインバータを設ける
ため高価となり初期の設備投資がかさんでしまう。一
方、後者の方法では冷媒液ポンプ12の出口側の流路を絞
ることになるので、負荷の減少に反して入力が増えてし
まい、昼間の消費電力の深夜電力への移行率(ピークカ
ット率)がかえって小さくなってしまっていた。
【0006】また上記従来技術は、冷媒を未利用の熱交
換器もしくはレシーバなどにため込むことによってサイ
クル内の冷媒量の最適化を図るものであって、これらの
方法以外によって冷媒循環量の調節を図ることについて
は何ら言及されていない。
【0007】本発明の目的は、電力ピーク時に圧縮機を
停止して大幅なピークカットを行う冷媒ポンプ方式の氷
蓄熱式空気調和装置において、低温負荷時や室内機運転
台数変化時に、室内熱交換機への流入冷媒量を調節し、
調節することによって、冷媒ポンプの入力を増加させる
ことなく、容易に低負荷時においても電力ピークカット
率を大きく維持でき、かつ初期設備投資を低く抑えるこ
とができる氷蓄熱式空気調和装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の発明の構成
は、圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニットと、
水を溜めた蓄熱層内に蓄熱熱交換器を設置した氷蓄熱ユ
ニットと、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内ユ
ニットと、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒液を循環
させるための冷媒液ポンプを備える氷蓄熱式空気調和装
置において、前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側
と、冷媒液ポンプと室内熱交換器の出口側との間を、バ
イパス経路で接続するものである。
【0009】詳しくは、前記バイパス経路にバイパス弁
を介在させ、このバイパス弁は、予め設定された開度に
段階的に調節可能なものである。
【0010】また、前記バイパス経路を複数路設け、余
剰冷媒を通過させるバイパス経路の経路数を調節するこ
とによって、室内熱交換器への冷媒循環量を調節するも
のである。
【0011】上記目的を達成するために、本発明に係る
氷蓄熱式空気調和装置の他の発明の構成は、圧縮機及び
室外熱交換器を有する室外ユニットと、水を溜めた蓄熱
層内に蓄熱熱交換器を設置した氷蓄熱ユニットと、室内
熱交換器及び室内膨張弁を有する室内ユニットと、室内
ユニットの室内熱交換器に冷媒液を循環させるための冷
媒液ポンプとを備える氷蓄熱式空気調和装置において、
前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、冷媒液ポ
ンプと室内熱交換器の出口側との間を、バイパス弁が介
在したバイパス経路で接続し、このバイパス弁の開度の
調節と前記冷媒液ポンプの吐出量の調節とを併用して、
室内熱交換器への冷媒循環量を調節するものである。
【0012】上記目的を達成するために、本発明に係る
氷蓄熱式空気調和装置のさらに他の発明の構成は、圧縮
機及び室外熱交換器を有する室外ユニットと、水を溜め
た蓄熱層内に蓄熱熱交換器を設置した氷蓄熱ユニット
と、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内ユニット
と、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒液を循環させる
ための冷媒液ポンプとを備える氷蓄熱式空気調和装置に
おいて、前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、
冷媒液ポンプと室内熱交換器の出口側との間を、バイパ
ス弁が介在したバイパス経路で接続し、このバイパス弁
の開度の調節と前記室内膨張弁の絞り量の調節とを併用
して、室内熱交換器への冷媒循環量を調節するものであ
る。
【0013】上記目的を達成するために、本発明に係る
氷蓄熱式空気調和装置のさらに他の発明の構成は、圧縮
機及び室外熱交換器を有する室外ユニットと、水を溜め
た蓄熱層内に蓄熱熱交換器を設置した氷蓄熱ユニット
と、室内熱交換器及び室内膨張弁を有する室内ユニット
と、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒液を循環させる
ための冷媒液ポンプとを備える氷蓄熱式空気調和装置に
おいて、前記蓄熱層内の水を循環させる回路と、室内熱
交換器を有する室内ユニット及び室内ユニットの室内熱
交換器に冷媒液を循環させるための冷媒液ポンプで構成
される冷媒回路とを熱交換する熱交換器で接続し、前記
冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、冷媒液ポンプ
と室内熱交換器の出口側との間を、バイパス弁が介在し
たバイパス経路で接続するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、本発明に係る氷蓄熱式空気
調和装置の実施例の基本構成図である。本実施例は、電
力ピーク時に圧縮機を停止して冷房の消費電力を大幅に
低減できる冷媒液ポンプサイクルを備えたものである。
すなわち氷蓄熱式空気調和装置は、主に圧縮機1と室外
熱交換器2等とをまとめた室外ユニット3と、蓄熱槽4及
び分岐配管等をまとめた蓄熱ユニット5、室内熱交換器7
及び室内膨脹弁8からなる室内ユニット9とから構成され
ている。
【0015】蓄熱槽4内には、夜間に深夜電力を利用し
て冷凍サイクルを動かして製氷され、この冷熱を昼間の
空調に利用する。蓄熱槽4内に製氷して冷熱を蓄熱する
際は、蓄熱槽4内の蓄熱熱交換器6を冷凍サイクルの蒸発
器とすることにより、蓄熱槽4内に収められている蓄熱
熱交換器6内に低温低圧の冷却用媒体を流して、その表
面に製氷して冷熱を蓄える。即ち、この時の冷凍サイク
ルは、圧縮機1、凝縮器である室外熱交換器2、開度を制
御した蓄熱膨張弁10、蒸発器としての蓄熱槽4内の蓄熱
熱交換器6を通って圧縮機1に戻る基本構成となる。この
時バルブ11b、11cは全閉にしておく。
【0016】蓄熱した冷熱を昼間の電力ピーク時以外の
空調に利用する際は、凝縮器としての室外熱交換器2の
後に、蓄熱熱交換器6に冷媒を流すことによって、蓄熱
熱交換器6を凝縮熱交換の一部及びその後のサブク−ル
のための熱交換器として利用する。この時の冷凍サイク
ルの基本構成は、圧縮機1、凝縮器としての室外熱交換
器2、蓄熱熱交換器6、バルブ11cを介して、室内膨張弁
8、蒸発器としての室内熱交換器7、圧縮機1吸い込み側
に戻る構成となる(バルブ11b、11d、11eは全閉)。
【0017】昼間の13:00〜16:00のいわゆる電力ピーク
時には、圧縮機1を停止させ、冷媒液ポンプ12を用いて
冷媒を循環させて冷房する。この時の冷凍サイクルは、
冷媒液ポンプ12、室内膨脹弁8、蒸発器である室内熱交
換器7、凝縮器である水熱交換器13を介して冷媒液ポン
プ12に戻るサイクル構成となる。このとき水熱交換器13
には水ポンプ15により、蓄熱槽4からの冷水が供給され
ている。
【0018】冷媒液ポンプサイクルは、冷媒液ポンプ1
2、室内熱交換器7、蓄熱槽4内の水と冷媒が熱交換する
ための水熱交換器13、冷媒液ポンプ12出口から室内熱交
換器7入口までの間と、室内熱交換器7出口から水熱交換
器13入口までの間とを接続するバイパス経路16を設けた
構成となっている。室内ユニット9がすべて冷房運転を
している定格運転時の冷媒液ポンプサイクルでは、バイ
パス経路16に介在しているバイパス弁17は全閉となって
おり、冷媒液ポンプ12から吐出された液冷媒は3台の室
内熱交換器7に分配され、これら室内熱交換器7で蒸発す
る。その後、水熱交換器13において蓄熱槽4からの冷水
と熱交換して凝縮し、冷媒液ポンプ12の吸い込み側に戻
される。
【0019】次に、室内ユニット9の運転台数が減るか
もしくは室内温湿度が低くなり、冷房負荷が低下した場
合について説明する。冷房負荷が低下しても冷媒液ポン
プ12の回転数を変えないため、冷媒液ポンプ12の吐出量
は変わらない。このため、運転している室内ユニット9
には過度の冷媒が分配され、冷房能力が不安定もしくは
低下してしまう。このため本実施例では、バイパス経路
16に介在しているバイパス弁17を開けて、余剰冷媒をバ
イパスさせる。これにより、室内ユニット9の運転台数
が変化した場合や冷房負荷が低下した場合においても、
運転中の室内ユニット9には最適な冷媒量が送られるた
め、定格運転時と変わらず安定した冷房運転ができる。
このときのサイクル状態を図2のp-h線図に示す。冷媒液
ポンプ12から吐出された(3)の状態の液冷媒は、一部は
室内ユニット9へ送られて蒸発し、(4)の飽和ガスもしく
は過熱ガスとなり、残りはバイパス経路16を通り(3')の
状態となる。これらが室内ユニット9の出口から水熱交
換器13の間で合流されて、(5)の二相状態となる。水熱
交換器13で完全に凝縮して、冷媒液ポンプ12の入口では
(1)の液冷媒となる。バイパスさせる冷媒量が多けれ
ば、(5)で示される室内ユニット出口での合流状態がよ
り液側(左寄り)になり、バイパスさせる冷媒量が少なけ
ればガス側(右寄り)にずれる。
【0020】このときのバイパス弁17の開度は、室内運
転台数及び運転中の室内ユニット9の室内温湿度を検知
して、必要な冷媒循環量を演算し、冷媒液ポンプ12か
らの吐出量から過剰とされる冷媒量をバイパス経路16
に流せるように、バイパス弁17の開度を制御手段(図
示せず)によって調整する。また、空調負荷がほぼ一定
の複数の部屋を冷房するように、室内ユニット1台あた
りの冷房負荷があまり変化せずに運転台数のみが変化す
るシステムでは、バイパス経路16に介在するバイパス弁
17は、室内ユニット9の運転台数を検知して、運転台数
に応じた冷媒量のみ室内ユニット側に循環するように、
バイパス弁17の開度をステップ上に変化してもよい。
【0021】また、バイパス弁17が介在するバイパス
経路16を複数路並列に設けておき、室内ユニット9の
休止台数に応じて開けるバイパス弁17の数を調節し
て、室内ユニット9への冷媒循環量を調節するものであ
ってもよい。特に、接続されている室内ユニット9の台
数が少ない場合には、全室内負荷が半減したときのみ開
けるような全閉と全開のみのできる開閉弁でもよい。こ
れらバイパス経路への冷媒量を断続的に調節する場合に
は、室内ユニット個々の冷房負荷変化に対する冷媒循環
量の微調整は、室内膨脹弁8の絞り量調節によって制御
するのが好ましい。さらには、バイパス弁17を設定圧
力以上で開いた状態となるリリーフ弁としてもよい。
【0022】上記構成とすることにより、室内負荷が減
った場合に、冷媒液ポンプ12の吐出側が設定圧力もし
くは設定圧力よりわずかに高い圧力となるように絞るこ
とによって、リリーフ弁を作動させて余剰冷媒をバイパ
スさせる。また、このリリーフ弁を用いたバイパス経路
16を複数路並列に設け、それらの作動圧力をわずかづ
つずらしたものとすれば、負荷や室内ユニット9の運転
台数の変化に応じて室内膨脹弁8を絞ることによって、
バイパスさせる冷媒量を僅かな圧力上昇のもとで、より
きめ細かく調節することができる。
【0023】また、上記バイパス経路16への冷媒循環
量の調節法と、液冷媒ポンプ12の回転数を簡易的に調
節して冷媒循環量を調節する方法との組み合わせでもよ
い。液冷媒ポンプ12の回転数を容易に変えるには、以
下のようにして行うことができる。すなわち、誘導電動
機を駆動源としたポンプの回転数Nは、周波数fと極数P
の関数となり、すべりをsとすると、次式で表わせる。
【0024】N=(1−s)120f/P このため、モータの極数を増減する(切り替える)ことに
よって回転数を調節する方法や、電圧と電流の波形(位
相)をずらすことによって、実効値を低下させ回転数を
調節する方法、電圧の振幅を調節して回転数を調節する
方法などで可能である。これらの方法により、回転数を
連続的に変えることはもとより、ステップ状の断続的な
切換法でもなんら差し支えない。
【0025】また、システムに接続されている室内ユニ
ット全てを同時運転することが極めて少ないシステムに
おいて、運転中の室内ユニット9が低負荷のもとで運転
されているときには、休止中の室内ユニット9の室内膨
脹弁8を流量調節弁として利用して、その室内熱交換器
を単なるバイパス経路16の代用とするようにしてもよ
い。
【0026】氷蓄熱式空気調和装置に多数台の室内ユニ
ット9が接続されており、その室内ユニット9の運転台数
が大きく変化した場合、最適冷媒封入量が大きく変化す
る。この場合は必要に応じて、水熱交換器13出口から冷
媒液ポンプ12の入口までの間にレシーバ14を設ける。こ
れにより冷媒液ポンプサイクル内の冷媒封入量を自己調
節させることができる。
【0027】図3は、レシーバ14の他の実施例の構成図
である。本実施例では、水熱交換器13からレシーバ14ま
での冷媒配管をレシーバ14流入手前において分岐して、
レシーバ14から冷媒液ポンプ12吸込口までの配管に合流
させた構成となっている。通常のレシーバでは、レシー
バ14内に液面があってレシーバ液取出管23の端部がその
液内にあれば、取出管23の冷媒の組成状態は、その圧力
の飽和液に近い状態となる。しかし、冷媒液ポンプ12の
入口において、冷媒が気液二相状態となることは極力避
けなければならない。そこで冷媒液ポンプ12の吸込口の
冷媒状態をより過冷却度の高い液状態とすることが望ま
しい。
【0028】レシーバ液取出管23からの液量と短絡管24
からの過冷却液量の混合割合調整は、それらの管路途中
に設けた調整弁18a、18bで調整する。すなわち、レシー
バ14内液面高さ及びレシーバ液取出管23と短絡管24から
のそれぞれの過冷却状態から、それぞれの弁開度を加減
して、それぞれの液管からの液量を調整する。もし、レ
シーバ液取出管23からの液量と短絡管24からの液量との
割合を大幅に変える必要がない場合には、調整弁22a、2
2bを単なる抵抗管で代用させてもなんら差し支えない。
【0029】本実施例によれば、冷媒液ポンプ12の吸込
口手前において、レシーバ液取出管23からのほぼ飽和液
に近い液冷媒と水熱交換器13の出口からの過冷却液とを
混合することによって、ある程度の過冷却度をもった液
冷媒を冷媒液ポンプ12の吸込口に供給することができ
る。これにより、冷媒中に気泡が発生することによるキ
ャビテーションを防止して、ポンプ12の入力増加や破損
を防止できる。
【0030】図4は、レシーバのさらに他の実施例の構
成図である。本実施例は、水熱交換器13からレシーバ14
入口までのレシーバ液流入管19の一部とレシーバ14の出
口から冷媒液ポンプ12の吸込口までのレシーバ液取出管
23の一部とが熱交換するための熱交換部20を設けた構成
となっている。本実施例によれば、水熱交換器13からレ
シーバ14入口までの過冷却液とレシーバ14出口から冷媒
液ポンプ12までの冷媒とを熱交換させることができるた
め、冷媒液ポンプ12吸込口の冷媒を過冷却度の高い状態
に保つことができる。
【0031】図5は、レシーバのさらに他の実施例の構
成図である。本実施例は、レシーバ14の出口から冷媒液
ポンプ12の入口までのレシーバ液取出管23の一部を蓄熱
槽6の側壁に接触させた構成となっている。本実施例に
よれば、レシーバ14出口から冷媒液ポンプ12までの冷媒
を冷却することができ、冷媒液ポンプ12吸込口の冷媒の
過冷却度をより高くすることができる。なお本実施例
は、レシーバ14出口から冷媒液ポンプ12までの冷媒を蓄
熱槽6の冷熱を用いて冷却することが意図であるため、
レシーバ14の出口から冷媒液ポンプ12までの吸込口まで
のレシーバ液取出管23の一部を蓄熱槽6内に挿入させた
構成であっても何ら差し支えない。
【0032】図6は、レシーバのさらに他の実施例の構
成図である。本実施例は、レシーバ14及びレシーバ14の
出口から冷媒液ポンプ12の吸込口までのレシーバ液取出
管23の一部を、蓄熱槽6の冷水を水熱交換器13へ循環さ
せるための水ポンプ15の吐出側の冷水の一部を用いて冷
却させる構成となっている。即ち本実施例では、レシー
バ14及びレシーバ液取出管23の一部が水冷ジャケット21
を設けた構造となっており、水ポンプ15吐出側の冷却水
の一部を、水熱交換器13に流入する手前において分岐さ
せて、その中に流入させる構成となっている。なお、必
要に応じて水ポンプ13からレシーバ14の水冷ジャケット
21への冷却水量を調整するための調整弁22を設けておく
ことが好ましい。また図6ではレシーバ14とレシーバ液
取出管23の一部が水冷ジャケット21を設けた構造となっ
ているが、もし必要十分な冷却が可能であれば、それら
のうちのどちらかのみの構造でもなんら差し支えない。
本実施例によれば、レシーバ14内の液冷媒及びレシーバ
液取出管23内の液冷媒を十分冷却することができるた
め、冷媒の液状態をより過冷却度の高い状態とすること
ができ、冷媒液ポンプ12吸込口の液冷媒の過冷却度をよ
り高くすることができる。
【0033】図7は、レシーバのさらに他の実施例の構
成図である。本実施例は、レシーバ14を設ける高さを冷
媒液ポンプ12の吸込口よりも高い位置とし、レシーバ14
出口から冷媒液ポンプ12吸込口までのレシーバ液取出管
23に、落差Hを設けた構成となっている。本実施例によ
れば、レシーバ14内及びレシーバ14出口でほぼ飽和液と
なっていた液冷媒は、落差Hによるヘッド差圧により圧
力が上昇し、相対的に過冷却が増加した状態となる。よ
って冷媒液ポンプ12吸込口の液冷媒の過冷却度を高くす
ることができ、冷媒液ポンプ12の入力を増加させること
なく安定して運転することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
媒液ポンプから室内熱交換器入口と、室内熱交換器から
水熱交換器に至る間をバイパス経路で接続する構成と
し、低負荷時にはポンプから吐出される冷媒循環量のう
ち、冷房負荷から必要とされる冷媒量以外の余剰冷媒を
バイパス経路に通し、室内熱交換器の出口側で、室内熱
交換器にて蒸発した冷媒と再び合流させるもので、この
ような構成とすることにより、低温負荷時や室内機運転
台数変化時に、冷媒ポンプからの吐出量を変えずに、バ
イパス経路に通す冷媒量を変えることによって、室内熱
交換機への流入冷媒量を調節することができ、負荷の変
化に対して冷媒ポンプの入力を増加させることなく、容
易に低負荷時においても電力ピークカット率を大きく維
持でき、かつ初期設備投資を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る氷蓄熱式空気調和装置の実施例の
基本構成図である。
【図2】図1の実施例におけるp-h線図である。
【図3】レシーバの他の実施例の構成図である。
【図4】レシーバのさらに他の実施例の構成図である。
【図5】レシーバのさらに他の実施例の構成図である。
【図6】レシーバのさらに他の実施例の構成図である。
【図7】レシーバのさらに他の実施例の構成図である。
【図8】従来の氷蓄熱式空気調和装置の構成図である。
【図9】従来の氷蓄熱式空気調和装置のp-h線図であ
る。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…室外熱交換器、3…室外ユニット、4…蓄
熱槽、5…蓄熱ユニット、6…蓄熱熱交換器、7…室内熱
交換器、8…室内膨脹弁、9…室内ユニット、10…蓄熱膨
脹弁、11a、11b、11c、11d11e…バルブ、12…冷媒液ポ
ンプ、13…水熱交換器、14…レシーバ、15…水ポンプ、
16…バイパス弁、17…バイパス経路、8a、18b…調整
弁、19…レシーバ液流入管、20…熱交換部、21…水冷ジ
ャケット、22…水調整弁、23…レシーバ液取出管、24…
短絡管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000156938 関西電力株式会社 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 (72)発明者 今成 正雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 福島 敏彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 関谷 禎夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 北條 俊幸 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 手塚 純一郎 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 松田 徹 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社エネルギー応用研 究所内 (72)発明者 永松 克明 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社エネルギー応用研 究所内 (72)発明者 熊谷 雅彦 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 矢田部 隆志 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 岸田 健 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 社頭 真二 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニ
    ットと、水を溜めた蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を設置した
    氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器及び室内膨張弁を有す
    る室内ユニットと、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒
    液を循環させるための冷媒液ポンプを備える氷蓄熱式空
    気調和装置において、 前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、冷媒液ポ
    ンプと室内熱交換器の出口側との間を、バイパス経路で
    接続することを特徴とする氷蓄熱式空気調和装置。
  2. 【請求項2】前記バイパス経路にバイパス弁を介在さ
    せ、このバイパス弁は、予め設定された開度に段階的に
    調節可能なものであることを特徴とする請求項1に記載
    の氷蓄熱式空気調和装置。
  3. 【請求項3】前記バイパス経路を複数路設け、余剰冷媒
    を通過させるバイパス経路の経路数を調節することによ
    って、室内熱交換器への冷媒循環量を調節することを特
    徴とする請求項1に記載の氷蓄熱式空気調和装置。
  4. 【請求項4】圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニ
    ットと、水を溜めた蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を設置した
    氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器及び室内膨張弁を有す
    る室内ユニットと、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒
    液を循環させるための冷媒液ポンプとを備える氷蓄熱式
    空気調和装置において、 前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、冷媒液ポ
    ンプと室内熱交換器の出口側との間を、バイパス弁が介
    在したバイパス経路で接続し、 このバイパス弁の開度の調節と前記冷媒液ポンプの吐出
    量の調節とを併用して、室内熱交換器への冷媒循環量を
    調節することを特徴とする氷蓄熱式空気調和装置。
  5. 【請求項5】圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニ
    ットと、水を溜めた蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を設置した
    氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器及び室内膨張弁を有す
    る室内ユニットと、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒
    液を循環させるための冷媒液ポンプとを備える氷蓄熱式
    空気調和装置において、 前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、冷媒液ポ
    ンプと室内熱交換器の出口側との間を、バイパス弁が介
    在したバイパス経路で接続し、 このバイパス弁の開度の調節と前記室内膨張弁の絞り量
    の調節とを併用して、室内熱交換器への冷媒循環量を調
    節することを特徴とする氷蓄熱式空気調和装置。
  6. 【請求項6】圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニ
    ットと、水を溜めた蓄熱槽内に蓄熱熱交換器を設置した
    氷蓄熱ユニットと、室内熱交換器及び室内膨張弁を有す
    る室内ユニットと、室内ユニットの室内熱交換器に冷媒
    液を循環させるための冷媒液ポンプとを備える氷蓄熱式
    空気調和装置において、 前記蓄熱層内の水を循環させる回路と、室内熱交換器を
    有する室内ユニット及び室内ユニットの室内熱交換器に
    冷媒液を循環させるための冷媒液ポンプで構成される冷
    媒回路とを熱交換する熱交換器で接続し、 前記冷媒液ポンプと室内熱交換器の入口側と、冷媒液ポ
    ンプと室内熱交換器の出口側との間を、バイパス弁が介
    在したバイパス経路で接続することを特徴とする氷蓄熱
    式空気調和装置。
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